1981年にアーケードゲームとしてリリースされた『ドンキーコング』を原点とする。シリーズ当初の[[ドンキーコング]]は主人公ではなく悪役であり、第1作のプレイアブルキャラクターとしてデビューしたのが後の[[マリオ]]<ref>当初は名前が無く、「ジャンプマン」や「救助マン」と呼称された。「マリオ」と名付けられたのは続編の『ドンキーコングJR.』からとなる。</ref>である。アーケードゲームが全盛だった当時、ゲームに明確なストーリー設定及びキャラクター設定を取り入れるのは先進的な演出であり、プレイヤーからは高い人気を得る作品となった。翌年、マリオに捕らえられたドンキーコングを、その息子が助けに向かう続編『ドンキーコングJR.』が稼働開始。さらに翌年には、ゲーム性を一新した『ドンキーコング3』がリリースされた。いずれもオリジナルはアーケード版であり、3作品とも後になってファミリーコンピュータに移植されている。ファミコンのローンチタイトル3本のうち2本は本シリーズの移植タイトルであった<ref>ファミリーコンピュータ本体と同時発売であったタイトルは『ドンキーコング』『ドンキーコングJR.』『ポパイ』の3本。またファミコンは、『ドンキーコング』をアーケード版に遜色なく家庭でプレイできる性能が開発目標とされたハードである。</ref>。固定画面アクションとしてのドンキーコングシリーズは、1994年にゲームボーイ専用ソフトとしてリリースされた『ドンキーコング』が最終作となる。 | 1981年にアーケードゲームとしてリリースされた『ドンキーコング』を原点とする。シリーズ当初の[[ドンキーコング]]は主人公ではなく悪役であり、第1作のプレイアブルキャラクターとしてデビューしたのが後の[[マリオ]]<ref>当初は名前が無く、「ジャンプマン」や「救助マン」と呼称された。「マリオ」と名付けられたのは続編の『ドンキーコングJR.』からとなる。</ref>である。アーケードゲームが全盛だった当時、ゲームに明確なストーリー設定及びキャラクター設定を取り入れるのは先進的な演出であり、プレイヤーからは高い人気を得る作品となった。翌年、マリオに捕らえられたドンキーコングを、その息子が助けに向かう続編『ドンキーコングJR.』が稼働開始。さらに翌年には、ゲーム性を一新した『ドンキーコング3』がリリースされた。いずれもオリジナルはアーケード版であり、3作品とも後になってファミリーコンピュータに移植されている。ファミコンのローンチタイトル3本のうち2本は本シリーズの移植タイトルであった<ref>ファミリーコンピュータ本体と同時発売であったタイトルは『ドンキーコング』『ドンキーコングJR.』『ポパイ』の3本。またファミコンは、『ドンキーコング』をアーケード版に遜色なく家庭でプレイできる性能が開発目標とされたハードである。</ref>。固定画面アクションとしてのドンキーコングシリーズは、1994年にゲームボーイ専用ソフトとしてリリースされた『ドンキーコング』が最終作となる。 |