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{{PAGENAME}}は、ソラ、バンダイナムコスタジオ開発、任天堂発売のニンテンドー3DS専用ゲームソフト『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS』およびWii U専用ゲームソフト『大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U』の総称である。略称は『スマブラ4』『スマブラfor』『スマブラ3DS/Wii U』など。
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[[ファイル:大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS Wii Uタイトルロゴ.jpg|サムネイル|ロゴ。]]
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{{PAGENAME}}は、ニンテンドー3DS専用ゲームソフト『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS』およびWii U専用ゲームソフト『大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U』の総称である。略称は『スマブラfor』『スマブラ4』『スマブラ3DS/Wii U』など。発売は任天堂、開発はソラ、バンダイナムコスタジオ。他にも数多くの企業が部分的に開発を担当したり人材を派遣するなどして開発に関与している<ref group="注釈">[[スタッフロール]]の"Development Cooperation"が開発に関与した企業。</ref>。
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[[マリオ]]や[[ピカチュウ]]などの様々なゲームキャラクターが多人数で入り乱れて戦う対戦アクションゲーム『[[大乱闘スマッシュブラザーズ]]』シリーズの第4作目と第5作目で、シリーズ初の携帯型ゲーム機用タイトル、HDゲーム機用タイトルである。また、初の3DSとWii Uのマルチプラットフォーム作品、[[amiibo]]対応作品でもある。2作同時開発でありながら[[ファイター]]や[[ゲームモード]]などは2作とも前作を上回る量が収録されている。
    
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== ゲームプレイ ==
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3DS版、Wii U版ともに使用できる[[ファイター]]やその性能は同じだが、対戦ステージ・ゲームモードなどはそれぞれ独自のものが含まれる。<br />
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また、2つのハード間で連動できる要素がある。
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{{Main|3DS/Wii U 連動}}
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== 大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS ==
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[[ファイル:パッケージ 大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS.jpg|サムネイル]]
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スマブラシリーズで初の携帯型ゲーム機用タイトル。小さな画面でも各キャラクターが見やすいようにキャラクターの輪郭が濃く描かれる(設定で濃い/薄い/なしに切り替え可)など、携帯機に合わせたゲームデザインが施されている。<br />
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対戦時のプレイヤー情報(使用キャラクター、蓄積%、“おなまえ”など)は、下画面に表示される。また、それぞれのプレイヤーのパネルをタッチすることで、上画面でそのキャラクターにターゲットが表示され強調される。
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ステージBGMは1ステージにつき表・裏の2曲の『スマブラDX』と同じスタイル。
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ゲーム中の全てで立体視に対応。フレームレートは一部の[[アシストフィギュア]]や[[モンスターボール|ポケモン]]などは秒間30フレームで動くが、[[ファイター]]は基本的に秒間60フレームで動く。スマブラほどの規模のゲームでこれほどの処理を安定させるのは製作者によると「かなり凄いこと」<ref>大乱闘スマッシュブラザーズ Direct 2014.4.9</ref>だという。3DS/3DS LLではその性能を限界まで使用しておりマシンパワーの余力が無いため、ただし、New3DS/New3DS LLなら同時起動可能である。
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New3DS/New3DS LLでプレイした場合、Cスティックでスマッシュ攻撃が出せる。 なお、3DS/3DS LLの拡張スライドパッドには対応していないが、これは3DS/3DS LLではその性能を限界まで使用しておりマシンパワーの余力が無いためである<ref>桜井政博のゲームについて思うこと VOL.462<br />“拡張スライドパッドに対応させるには、CPUに処理負荷がかかるのです。(中略)ニンテンドー3DSの性能すべてをカツカツに使い切っている『新・パルテナ』および『スマブラ3DS』では越えようがないカベで、断念せざるを得ませんでした。”</ref>。3DS/3DS LLではゲームプレイ中に「インターネットブラウザー」および「Miiverse」を同時に起動することができないが、この理由も同様のものだと思われる。
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代表的な3DS版のみのゲームモードは「[[フィールドスマッシュ]]」や「[[すれちがい大乱闘]]」など。
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国内では歴代で最も販売数の多いスマブラである。
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== 概要 ==
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2014年9月10日よりニンテンドーeショップにて体験版の配信開始。体験版ではマリオ、リンク、ピカチュウ、むらびと、ロックマンの5キャラクターが使用でき、ステージは戦場1つのみ("終点化"は選択できる)。ルールは大乱闘(個人戦)、タイム制(2分)の固定。ただし製品版への引継ぎ要素は一切ない。2014年10月31日をもって体験版の配信を終了。
新旧のさまざまな任天堂のゲームに登場したキャラクター達が共演する対戦アクションゲーム『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズの第4作目で、シリーズ初の携帯型ゲーム機向けタイトル、HDゲーム機向けタイトルである。また、初の3DSとWii Uのマルチプラットフォーム作品、[[amiibo]]対応作品でもある。
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3DS版、Wii U版ともに基本的に同じ内容だが、対戦ステージ・ゲームモードなどそれぞれ独自のものが含まれる。<br />
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== 大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U ==
また、2つのハード間で連動できる要素がある。
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[[ファイル:大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U パッケージ.jpg|サムネイル]]
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シリーズ初のHD画質に対応。解像度やハード性能の向上により巨大なステージや最大8人での大乱闘や各モードの多人数プレイを実現している。
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『スマブラX』の「オレ曲セレクト」が引き続き搭載。複数のステージBGMが用意され、それぞれのBGMの流れる確率をプレイヤー側から設定できる。
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ほかにも、スペシャル乱闘やコイン制乱闘、[[シンプル]]・[[オールスター]]クリア後のムービーなど、3DS版ではカットされていた過去作の要素が搭載されている。
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代表的なWii U版のみのゲームモードは「[[オーダー]]」や「[[ワールドスマッシュ]]」など。
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{{Main|3DS/Wii U 連動}}
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== 2作の違い ==
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3DS版、Wii U版で使用できる[[ファイター]]は同じで、その性能もほぼ同じ<ref group="注釈"">{{for|ピクミン&オリマー}}のみ、Wii U版限定でピクミンが勝手に落ちているアイテムを拾ってくるという性能の違いがある。また、過去の幾つかの[[更新データ|バージョン]]では一部のファイターの性能が2作で異なることがあった。</ref>だが、収録されているステージやゲームモードなどは異なる。
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=== 開発、発売までの経緯 ===
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*3DS版の対戦モードでは指定したプレイヤーの使うキャラクターを強調表示して見失いにくくすることができる。
前作のWii『スマブラX』が発売された少し後の2008年7月に、桜井政博が岩田聡から任天堂社外の人間としては初めて3DSの試作型を見せられ(当時はハード仕様も決定しておらず、立体映像に対応するかも検討段階だったという)、そのハード用ゲームタイトルの開発としてスマブラを依頼された。このとき、スマブラの開発を連続で要求するのは良いことなのかという思いが岩田聡の中にあったこともあって、結果的に、2作目に『スマブラ』を作ることを視野に入れつつ、1作目に『新・光神話パルテナの鏡』を作る企画になった<ref>[http://www.project-sora.co.jp/interview2/index.html 株式会社プロジェクトソラ - 特別対談 vol.2:はじめに 〜 1 『スマブラ』を2作同時に開発する]</ref><ref>[http://www.nintendo.co.jp/n10/e3_2010/iwataasks/index.html#kid_icarus 任天堂E3 2010情報 社長が訊く E3特別編 『新・光神話 パルテナの鏡』]</ref>。<br />『新・光神話 パルテナの鏡』を制作しながら『スマブラ』新作のあり方を考えていた桜井政博は、携帯型機『スマブラ』の制作は、今までにない、収集や育成など個人で遊ぶことへの追求ができると考えていた一方で、『スマブラ』の本来の楽しさ、場を大勢で共有して楽しむことにはハンデになるとも考えていた。そんななか、岩田聡から任天堂が新しい据置型機(Wii U)を制作していることを知らされたとき、3DS、Wii Uの2つのプラットフォームで並行して作ることを即答したのだという<ref>[http://www.project-sora.co.jp/interview2/03.html 株式会社プロジェクトソラ - 特別対談 vol.2:3 野心的なチャレンジ]</ref>。
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*[[ゲームモード]]は、どちらかにしか収録されていないものや、同名でも機能が異なるものが幾つかある。詳細は[[ゲームモード]]にて。
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2011年6月のE3 2011にて、ニンテンドー3DSとWii Uの各ハードにおける続編の開発、および両ハード作品で連動要素を持たせるという構想が発表され、2012年6月22日にバンダイナムコゲームスとバンダイナムコスタジオを中心とした体制で開発が進められていることが公表された<ref>[http://www.bandainamcogames.co.jp/corporate/press/release/58/pdf/20120622.pdf バンダイナムコゲームスとバンダイナムコスタジオ、 任天堂『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズ最新作の開発に参加]</ref>。<br />当初、開発スタッフはプロジェクトソラなどでの募集によって集める予定だったが、少しでも早く本作を発売するために、大規模なソフト開発経験が豊富で、さまざまなキャラクターゲームの開発に慣れているバンダイナムコゲームスを開発体制の中心とすることになった。
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*どちらかにしか収録されていない[[ステージ]]が多数ある。3DS版には携帯機で出たゲームがテーマのステージが多く、Wii U版には据え置き機で出たゲームがテーマのステージが多い。両方に収録されているステージでも、背景のデザインや[[画面外]]の位置など細かな違いがあることがある。
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*Wii U版にしか収録されていないものが[[音楽]]が多数ある。3DS版限定の曲も僅かにあるが、全てスマブラオリジナルの曲である。<br />ステージで流れる音楽は3DS版では表・裏の2曲の『スマブラDX』と同じスタイル。Wii U版では数多くある中から選択される確率を設定できる「オレ曲セレクト」を『スマブラX』から引き続き搭載。
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3DS版とWii U版で発売日に空きがあるが、これは2作を同時に発売する場合にはデバッグも同時にすることになり、そのときに必要なスタッフの数が膨大になるため、それを避けるためである<ref>[[大乱闘スマッシュブラザーズ for 3DS / Wii U E3 2014 ラウンドテーブル]]</ref>
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*3DS版よりもWii U版の方が[[トレーニング]]で同時に出せる[[アイテム]]の数が多い。<br />[[大乱闘]]のアイテムの出現率の設定は3DS版では「でない」「でる」の2段階のみで、Wii U版は「でない」「すくない」「ふつう」「おおい」の4段階に設定できる。<br />収録されているアイテムは特定のステージ限定で出てくるものを除いては2作とも同じ。
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== 大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS ==
+
*フレームレートは、ゲームが正常に動作している間、3DS版はファイターは60fps、一部のアイテムなどは30fpsで動作する。Wii U版は全てが60fpsで動く。
{{テンプレート:infobox
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|見出し背景色=
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|見出し文字色=
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|タイトル=大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS
  −
|画像=[[ファイル:パッケージ 大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS.jpg|200px|中央]]
  −
|1-1=ジャンル
  −
|1-2=アクション
  −
|2-1=対応機種
  −
|2-2=ニンテンドー3DS
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|3-1=発売日
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|3-2=[[ファイル:Flag of Japan.svg|25px]]2014年9月13日<br />[[ファイル:Flag of the United States.svg|25px]][[ファイル:Flag of Europe.svg|25px]]2014年10月3日<br />[[ファイル:Flag of Australia.svg|25px]]2014年10月4日
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|4-1=希望小売価格
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|4-2=5,200円(税別)
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|5-1=コピーライト<br />表記
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|5-2=© 2014 Nintendo/ Original Game: © Nintendo / HAL Laboratory, Inc. / Pokémon. / Creatures Inc. / GAME FREAK inc. / SHIGESATO ITOI / APE inc.<ref>「SHIGESATO ITOI」「APE inc.」のコピーライトはネス、またはリュカが選択可能になると、タイトル画面、およびスタッフロールに表記されるようになる</ref>/ INTELLIGENT SYSTEMS / SEGA / CAPCOM CO., LTD. / BANDAI NAMCO Games Inc. / MONOLITHSOFT<ref>シュルク参戦の発表時期が遅かったためか、「MONOLITHSOFT」のコピーライト表記がないダウンロードカードがある(シュルク参戦の発表は発売約2週前の2014年8月29日)</ref> / CAPCOM U.S.A., INC.<ref name="rsbj_vol5">リュウが選択可能になると、タイトル画面、およびスタッフロールに表記されるようになる</ref>
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}}
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3DS版では、小さな画面でも各キャラクターが見やすいようにキャラクターの輪郭が濃く描かれる(設定で濃い/薄い/なしに切り替え可)など、携帯機に合わせたゲームデザインが施されている。<br />
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ステージBGMは1ステージにつき表・裏の2曲の『スマブラDX』と同じスタイル。プレイヤーキャラクターは秒間60フレーム、一部の[[アシストフィギュア]]や[[モンスターボール|ポケモン]]などは秒間30フレームで動き、すべてにおいて3D立体視に対応している。
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対戦時、下画面には対戦者のプレイヤー情報(使用キャラ、蓄積%、“おなまえ”など)が表示される。また、大乱闘中のみそれぞれのプレイヤーのパネルをタッチすることで、上画面でそのキャラクターにターゲットが表示され強調される。
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*どちらかにしか収録されていない[[フィギュア]]が幾つかある。<br />Wii U版のみ、フィギュアの題材が登場した原作名と発売日の記載がある。
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[[スマッシュボンバー]]や[[フィギュアラッシュ]]といった新たなゲームモードが登場した他、「[[フィールドスマッシュ]]」や「[[すれちがい大乱闘]]」など3DS版オリジナル要素も盛り込まれている。
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*Wii U版では撮影した[[写真]]の上からペイントできる。
{{-}}
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== 大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U ==
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*Wii U版では[[リプレイ]]をYouTubeに投稿できる。
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|タイトル=大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U
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|1-1=ジャンル
  −
|1-2=アクション
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|2-1=対応機種
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|2-2=Wii U
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|3-1=発売日
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|3-2=[[ファイル:Flag of the United States.svg|25px]]2014年11月21日<br/>[[ファイル:Flag of Europe.svg|25px]]2014年11月28日<br />[[ファイル:Flag of Australia.svg|25px]]2014年11月29日<br/>[[ファイル:Flag of Japan.svg|25px]]2014年12月6日
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|4-1=希望小売価格
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|4-2=通常版:7,200円(税別)<br/>ゲームキューブコントローラー接続タップセット:9,200円(税別)
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|5-1=コピーライト<br />表記
  −
|5-2=© 2014 Nintendo/ Original Game: © Nintendo / HAL Laboratory, Inc. / Pokémon. / Creatures Inc. / GAME FREAK inc. / SHIGESATO ITOI / APE inc. /INTELLIGENT SYSTEMS / SEGA / CAPCOM CO., LTD. / BANDAI NAMCO Games Inc. / MONOLITHSOFT / CAPCOM U.S.A., INC<ref name="rsbj_vol5" />
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Wii U版では、美麗な映像で楽しめるほか、『スマブラX』の「オレ曲セレクト」が引き続き搭載。複数のステージBGMが用意され、それぞれのBGMの流れる確率をプレイヤー側から設定できる。
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ほかにも、スペシャル乱闘やコイン制乱闘、[[シンプル]]・[[オールスター]]クリア後のムービーなど、3DS版でカットされていた要素が復活し、さらに8人対戦、「[[オーダー]]」や「[[ワールドスマッシュ]]」などのWii U版オリジナルの要素なども盛り込まれている。
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== ゲームモード ==
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== 過去作との比較 ==
 
== 過去作との比較 ==
 
{{Main|過去作との比較}}
 
{{Main|過去作との比較}}
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== 開発、発売までの経緯 ==
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前作のWii『スマブラX』が発売された少し後の2008年7月に、[[桜井政博]]が[[岩田聡]]から任天堂社外の人間としては初めて3DSの試作型を見せられ(当時はハード仕様も決定しておらず、立体映像に対応するかも検討段階だった)、そのハード用ゲームタイトルの開発としてスマブラを依頼された。このとき、スマブラの開発を連続で要求するのは良いことなのかという思いが岩田聡の中にあったこともあって、結果的に、2作目にスマブラを作ることを視野に入れつつ、1作目に『新・光神話パルテナの鏡』を作る企画になった<ref>[http://www.project-sora.co.jp/interview2/index.html 株式会社プロジェクトソラ - 特別対談 vol.2:はじめに ? 1 『スマブラ』を2作同時に開発する]</ref><ref>[http://www.nintendo.co.jp/n10/e3_2010/iwataasks/index.html#kid_icarus 任天堂E3 2010情報 社長が訊く E3特別編 『新・光神話 パルテナの鏡』]</ref>。
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『新・光神話 パルテナの鏡』を制作しながらスマブラ新作のあり方を考えていた桜井政博は、携帯型機スマブラの制作は、今までにない、収集や育成など個人で遊ぶことへの追求ができると考えていた一方で、スマブラの本来の楽しさ、場を大勢で共有して楽しむことにはハンデになるとも考えていた。そんな中、岩田聡から任天堂が新しい据置型機(Wii U)を制作していることを知らされたとき、3DS、Wii Uの2つのプラットフォームで並行して作ることを決定した<ref>[http://www.project-sora.co.jp/interview2/03.html 株式会社プロジェクトソラ - 特別対談 vol.2:3 野心的なチャレンジ]</ref>。
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2011年6月のE3 2011にて、ニンテンドー3DSとWii Uの各ハードにおける続編の開発、および両ハード作品で連動要素を持たせるという構想が発表され<ref>[https://www.nintendo.co.jp/event/e3_2011/01/index.html 任天堂 E3 2011情報] 51分あたり</ref>、2012年6月22日にバンダイナムコゲームスとバンダイナムコスタジオを中心とした体制で開発が進められていることが公表された<ref>[http://www.bandainamcogames.co.jp/corporate/press/release/58/pdf/20120622.pdf バンダイナムコゲームスとバンダイナムコスタジオ、 任天堂『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズ最新作の開発に参加]</ref>。<br />当初、開発スタッフはプロジェクトソラなどでの募集によって集める予定だったが、少しでも早く本作を発売するために、大規模なソフト開発経験が豊富で、さまざまなキャラクターゲームの開発に慣れているバンダイナムコゲームスを開発体制の中心とすることになった。
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3DS版とWii U版で発売日に空きがあるが、これは2作を同時に発売する場合にはデバッグも同時にすることになり、一度に確保しなければならないスタッフの数が膨大になるため、それを避けるためである<ref>[[大乱闘スマッシュブラザーズ for 3DS / Wii U E3 2014 ラウンドテーブル]]</ref>。
    
== 年表 ==
 
== 年表 ==
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*「E3 2011」の任天堂のプレゼンテーションで、スマブラの最新作の開発を発表。<br />Wii U・3DSの2つのハードでリリースし、両者は何らかの形で連携するという方針が明かされる。<br />なお、この時点では、桜井政博氏は『新・光神話パルテナの鏡』の開発中であり、スマブラの開発は始まっていない。
 
*「E3 2011」の任天堂のプレゼンテーションで、スマブラの最新作の開発を発表。<br />Wii U・3DSの2つのハードでリリースし、両者は何らかの形で連携するという方針が明かされる。<br />なお、この時点では、桜井政博氏は『新・光神話パルテナの鏡』の開発中であり、スマブラの開発は始まっていない。
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==脚注==
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== 注釈 ==
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==出典==
 
<references/>
 
<references/>
    
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[[カテゴリ:大乱闘スマッシュブラザーズ|*]]
 
[[カテゴリ:大乱闘スマッシュブラザーズ|*]]

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