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{{更新データ|2014.11.18}}
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{{Otheruses ファイター|シュルク}}
 
{{Otheruses ファイター|シュルク}}
 
{{infobox キャラクター
 
{{infobox キャラクター
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== ファイター性能 ==
 
== ファイター性能 ==
非常に長いリーチと「[[#通常必殺ワザ|モナドアーツ]]」による能力変化が特徴のファイター。{{for|リンク}}や{{for|アイク}}と同じ重量級の剣士と位置付けられる性能となっている。
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非常に長いリーチと「[[#通常必殺ワザ|モナドアーツ]]」による能力変化が特徴のファイター。
    
他の剣士にはない特徴のひとつは、神剣モナドによる攻撃範囲の広いワザを多く持つこと。[[#横スマッシュ攻撃]]をはじめ、[[#上強攻撃]]など横にも縦にもリーチの長いワザは回避狩りしやすい。空中でも、円を描く範囲の広さや着地隙が少なく使いやすい[[#ニュートラル空中攻撃]]と[[#空中前攻撃]]、ふっとばし力の強い[[#後空中攻撃|後]]/[[#上空中攻撃|上]]/[[#下空中攻撃|下]]空中攻撃が揃う。
 
他の剣士にはない特徴のひとつは、神剣モナドによる攻撃範囲の広いワザを多く持つこと。[[#横スマッシュ攻撃]]をはじめ、[[#上強攻撃]]など横にも縦にもリーチの長いワザは回避狩りしやすい。空中でも、円を描く範囲の広さや着地隙が少なく使いやすい[[#ニュートラル空中攻撃]]と[[#空中前攻撃]]、ふっとばし力の強い[[#後空中攻撃|後]]/[[#上空中攻撃|上]]/[[#下空中攻撃|下]]空中攻撃が揃う。
   −
自身のステータスを変化させるシュルク固有の「モナドアーツ」は、攻撃のための「斬」および「撃」、復帰・追撃に使える「翔」、スピード型の相手に対抗する「疾」、重量級をも凌ぐ耐久となる「盾」があり、これら5種類のアーツをうまく切り替え、状況に応じて使い分けることで、変幻自在に闘うことができる。
+
もう一つの大きな特徴の「モナドアーツ」は、自身のステータスを変化させることができる。攻撃を強化する「斬」と「撃」、移動を強化する「翔」と「疾」、重量級をも凌ぐ耐久となる「盾」があり、これら5種類のアーツをうまく切り替え、状況に応じて使い分けることで、変幻自在に闘うことができる。
   −
また、[[カウンターワザ]]である「[[#下必殺ワザ|ビジョン]]」も、乱用しなければ他のカウンターワザと比べて非常に受付時間が長く、カウンター倍率も1.3倍と高いため、一発逆転を狙うこともできる。
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また、原作での画期的なシステムだった「未来視(ビジョン)」は強力な[[カウンターワザ]]として「[[#下必殺ワザ]]」に搭載され、乱用しなければ他のカウンターワザと比べて非常に受付時間が長く、攻撃範囲、カウンター倍率、ふっとばし力に優れ、一発逆転を狙うこともできる。
    
反面、「[[#横必殺ワザ|バックスラッシュ]]」は動作中ガケつかまりができない、「[[#上必殺ワザ|エアスラッシュ]]」は横への移動が短いということがあり、素のままでは復帰性能が低い。<br />
 
反面、「[[#横必殺ワザ|バックスラッシュ]]」は動作中ガケつかまりができない、「[[#上必殺ワザ|エアスラッシュ]]」は横への移動が短いということがあり、素のままでは復帰性能が低い。<br />
また、全体的に発生が遅く硬直の長いワザが多く、リーチの長さだけに頼っていると簡単に反撃を受けてしまう。<br />
+
また、全体的に発生が遅く硬直の長いワザが多く、リーチの長さを活かせないと簡単に反撃を受けてしまう。<br />
[[飛び道具]]や[[反射]]・吸収ワザの類もないため、使い勝手のいい飛び道具を持っている相手には不利な戦いを強いられる。<br />
+
「モナドアーツ」は強化だけでなく弱体化の効果も受ける負の側面があり、適切なタイミングで使わないと逆に不利になりかねない。
「モナドアーツ」も強化だけでなく弱体化の効果も受ける負の側面があり、適切なタイミングで使わないと逆に不利になりかねない。
     −
乱闘ではリーチが長いうえ、乱戦だと「バックスラッシュ」の背後当てを狙いやすいことから、ある程度は「モナドアーツ」を使えないと戦えないというほどでもない。一方で1on1では、素のままでは突出した部分が少なく、隙を突かれやすいため厳しい戦いを強いられる。やはり「モナドアーツ」で戦術の幅を広げ臨機応変に対応できてこそのシュルクであるため、しっかりと身に付け最大限活用していきたい。
+
乱闘ではリーチが長いうえ、乱戦だと「バックスラッシュ」の背後当てを狙いやすいことから、ある程度は「モナドアーツ」を使えないと戦えないというほどでもない。一方で1on1では、素のままでは突出した部分が少なく、隙を突かれやすいため厳しい戦いを強いられる。やはり「モナドアーツ」で戦術の幅を広げ臨機応変に対応できてこそのシュルクであるため、しっかりと身に付け最大限活用すべし。
    +
スマッシュ攻撃にパワーとリーチがあるので初心者でも使いやすく、「モナドアーツ」が底知れぬ奥深さを秘めるため技巧派のプレイヤーでも楽しめる、幅広い魅力を持ったファイターである。
    
*長所
 
*長所
**「モナドアーツ」による一時的な能力変化により、一定時間特定の能力を強化することが可能。強化された能力は最強クラスになるものが殆ど。<br>状況に応じて適切なものを選択できれば、立ち回りの幅が広がり、あらゆる面において基本性能以上の実力を発揮することができる。
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**「モナドアーツ」による一時的な能力変化により、一定時間特定の能力を強化することが可能。強化された能力は最強クラスになるものが殆ど。<br>状況に応じて適切なものを選択できれば、立ち回りの幅が広がり、あらゆる面において基本性能以上の実力を発揮することができる。詳細は[[#通常必殺ワザ]]にて。
***「疾」状態では移動速度が速く、差し込みに長ける。ジャンプ力も低くなるので、ショートジャンプからの攻撃もしやすくなる。
  −
***「翔」状態ではジャンプの高さ・速さが強化され、空中横移動もスムーズになるため、復帰力や回避能力が上がる。さらに、この状態での復帰阻止や上空の相手への追撃が強力。<br>ふっとびやすくなるため、コンボ耐性の面でも有利になる。
  −
***「盾」状態では重量級をもはるかに上回る圧倒的な重さが得られる。[[サドンデス]]においても有用で、一撃でやられてしまうケースが激減する。
  −
***「斬」状態ではワザのダメージ量が多い。普通に戦うだけでも大幅にダメージ効率が上がる。<br>ふっとばし能力が下がるため、撃墜には不向きだが、相手の浮きが小さくなり追撃が当てやすくなるため、コンボ・連係には都合がいい。
  −
***「撃」状態ではワザのふっとばし能力が高い。スマッシュ攻撃での早期撃墜が狙えるほか、強攻撃や必殺ワザ、投げによる撃墜も十分に狙えるほど。<br>単に効率良く撃墜数を稼げるようになるだけでなく、劣勢時や時間切れ間際の逆転狙いにも有用。
   
**神剣モナドのリーチが長く、接近戦を主体とするファイターの中でもトップクラスの攻撃範囲の広さを持つ。<br>相手の間合いの外から一方的に攻撃しやすい。
 
**神剣モナドのリーチが長く、接近戦を主体とするファイターの中でもトップクラスの攻撃範囲の広さを持つ。<br>相手の間合いの外から一方的に攻撃しやすい。
**高性能な[[カウンターワザ]](下必殺ワザ)を持っている。連続使用により短くなるとはいえ、受付時間が非常に長く、カウンター倍率やカウンター攻撃のふっとばし能力も高め。特に乱戦において強力な武器となる。
+
**高性能な[[カウンターワザ]](下必殺ワザ)を持っている。連続使用により短くなるとはいえ、受付時間が非常に長く、カウンター倍率やカウンター攻撃のふっとばし能力、攻撃範囲も優れる。特に乱戦において強力な武器となる。
 
*短所
 
*短所
**「モナドアーツ」による能力変化は、強化面に対応した別の能力の弱体化も同時に付加される。<br>弱体化された能力は強化に比例して最弱クラスになるものが殆どであり、選択を誤るとかえって不利になりかねない。
+
**「モナドアーツ」による能力変化は、強化面に対応した別の能力の弱体化も同時に付加される。選択を誤るとかえって不利になりかねない。
**一部のワザを除き、攻撃発生が遅く攻撃後の隙が非常に大きい。特にスマッシュ攻撃はそれが顕著。<br>攻撃を空振りしたりガードされたりした場合、まず反撃される。
+
**多くのワザの前後隙が大きい。特にスマッシュ攻撃はそれが顕著。近距離で攻撃を空振りしたりガードされると反撃を受けること必至。
**直線状に判定が発生する攻撃が多く、攻撃方向へのリーチは長いものの、上下または左右の範囲が狭いワザが多い。特に地上ワザはこの傾向が強い。
+
**多くのワザの攻撃判定が直線状に発生し、それらは攻撃方向へのリーチは長いものの、上下または左右の範囲が狭い。
 +
**素の運動性能がやや低い。
 +
**素の横方向への復帰距離が短い。また、上必殺ワザは頭上からの攻撃に弱く、優秀な下方向への攻撃を持つ相手には復帰阻止をされやすい。
 
**飛び道具を持たない。
 
**飛び道具を持たない。
**頭身が高く喰らい判定が大きい。……が、人型ファイターの中ではやや小さい。
  −
**素の運動性能がやや低い。復帰ワザの上昇量はそれなりあるものの、横方向への移動距離は短い部類。場外追撃を一発もらうだけでもかなり苦しい。
      
=== 運動技能 ===
 
=== 運動技能 ===
空中横移動速度がやや遅いが、他はごく平凡でランキングでは中位を保っている。しかし、動きの重いワザや復帰力の低さから重量級と位置付けられるのは変わらない。
+
空中横移動速度と加速がやや遅いが、他はごく平凡。
    
{{運動技能
 
{{運動技能
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[[ファイル:ファイター解説 シュルク 弱攻撃 (3).JPG|200px|サムネイル]]
 
[[ファイル:ファイター解説 シュルク 弱攻撃 (3).JPG|200px|サムネイル]]
 
パンチ → キック → 神剣モナドで斬り上げる3段攻撃。
 
パンチ → キック → 神剣モナドで斬り上げる3段攻撃。
*'''ダメージ:''' 3.5%→3.5%→5% [1段目→2段目→3段目]
+
*'''ダメージ:''' 3.5%→3.5%→5.3% [1段目→2段目→3段目]
 
*'''発生:''' 1段目: 5F
 
*'''発生:''' 1段目: 5F
 
*誰にもあたっていない場合、ボタンを押しっぱなしで1段目を連発できる。
 
*誰にもあたっていない場合、ボタンを押しっぱなしで1段目を連発できる。
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*{{for|カービィ}}のような軽い相手には、最後の斬り上げが当たらないことがある。
 
*{{for|カービィ}}のような軽い相手には、最後の斬り上げが当たらないことがある。
**ほぼ間断なく正面に攻撃を出し続けられるため、弱めの飛び道具を[[相殺]]で打ち消すのに利用できる。
   
*他の3段系弱攻撃同様、2段目で止めて別の攻撃を繰り出したり、1・2→1・2…と繰り返したりするのも悪くない。
 
*他の3段系弱攻撃同様、2段目で止めて別の攻撃を繰り出したり、1・2→1・2…と繰り返したりするのも悪くない。
*3段目はそこそこふっとばす。高%かつステージ端近くにいる相手なら撃墜できることも。ある程度重い相手には、モナドアーツ「撃」状態で放つか、素直に別の攻撃でふっとばそう。
+
*3段目はそこそこふっとばす。モナドアーツ「撃」と組み合わせることで、ステージ端近くにいる130%程度の相手をローリスクに撃墜できるワザになる。
 
{{-}}
 
{{-}}
   86行目: 80行目:  
[[ファイル:ファイター解説 シュルク ダッシュ攻撃.JPG|250px|サムネイル]]
 
[[ファイル:ファイター解説 シュルク ダッシュ攻撃.JPG|250px|サムネイル]]
 
剣を真横に振りながら踏み込む。
 
剣を真横に振りながら踏み込む。
*'''ダメージ:''' 11%
+
*'''ダメージ:''' 11.5%
 
*'''発生:''' 15F
 
*'''発生:''' 15F
 
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*踏み込むぶんリーチは長いが、持続も短く後隙も多い。
+
*踏み込むぶんリーチは長いが、持続が短く後隙も多い。
*着地狩りやモナドアーツ「盾」で不意打ちのように使える。
+
*このワザの前進速度はモナドアーツによる移動速度の変化の影響を受けないので、「盾」でゆっくり動いているときにこのワザを使うと、移動速度が急激に上昇するので相手の意表を突ける。
**走行速度が遅くなる「盾」でも攻撃時の踏み込みの速度は変わらないため、相対的に踏み込み速度が上がる形になる。
   
*撃墜にもそれなりに使うことができ、モナドアーツ「撃」状態ならかなりふっとばせる。
 
*撃墜にもそれなりに使うことができ、モナドアーツ「撃」状態ならかなりふっとばせる。
 
{{-}}
 
{{-}}
99行目: 92行目:  
[[ファイル:ファイター解説 シュルク 横強.JPG|250px|サムネイル]]
 
[[ファイル:ファイター解説 シュルク 横強.JPG|250px|サムネイル]]
 
剣を真横に振る。
 
剣を真横に振る。
*'''ダメージ:''' 11.5%/13% [先端/根元]  
+
*'''ダメージ:''' 12%/13.5% [先端/根元]  
 
*'''発生:''' 12F
 
*'''発生:''' 12F
 
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*リーチはそれなりにあるが、発生が早いとは言えず後隙も多い。
 
*リーチはそれなりにあるが、発生が早いとは言えず後隙も多い。
*蓄積ダメージが多ければ相手を撃墜できるため、意外と頼りになる。
+
*ふっとばし力はなかなか高めで対高%の相手では意外と頼りになる。モナドアーツ「撃」状態だと一般的な横スマッシュ攻撃と同等レベルに。
 
{{-}}
 
{{-}}
   110行目: 103行目:  
[[ファイル:ファイター解説 シュルク 上強.JPG|250px|サムネイル]]
 
[[ファイル:ファイター解説 シュルク 上強.JPG|250px|サムネイル]]
 
前方4時方向から後方11時方向へ斬り払う。
 
前方4時方向から後方11時方向へ斬り払う。
*'''ダメージ:''' 8%/7% [出始め(?)/先端(?)]
+
*'''ダメージ:''' 8.5%/8.5%->7.5% [根元/先端] [始->持続]
 
*'''発生:''' 11F
 
*'''発生:''' 11F
 
-----
 
-----
*上方向のリーチに非常に優れており、お手玉にもってこい。
+
*上方向のリーチに非常に優れる。横への範囲も上方ならば結構広め。ジャンプなどで自分の頭上を越えていこうとする相手でも捉えやすい。一方で低高度の横へのリーチは狭い。
 +
*低%の相手には連続してヒットさせやすい。
 
*上投げからの読み合いに使うこともできる。緊急回避やずらしで避けられることも多いが、モナドアーツ「斬」ならつながりやすさが上がる。
 
*上投げからの読み合いに使うこともできる。緊急回避やずらしで避けられることも多いが、モナドアーツ「斬」ならつながりやすさが上がる。
*復帰などで自分の頭上を越えていく相手に対し、かすめるように当てることもできる。
+
*ふっとばし力はなかなか高め。モナドアーツ「撃」状態だと一般的な上スマッシュ攻撃と同等レベルに。
 +
 
 
{{-}}
 
{{-}}
   122行目: 117行目:  
[[ファイル:ファイター解説 シュルク 下強.JPG|250px|サムネイル]]
 
[[ファイル:ファイター解説 シュルク 下強.JPG|250px|サムネイル]]
 
足元を薙ぎ払う。
 
足元を薙ぎ払う。
*'''ダメージ:''' 7%/9% [先端/根元]
+
*'''ダメージ:''' 7.5%/9.5% [先端/根元]
 
*'''発生:''' 10F
 
*'''発生:''' 10F
*後隙は他の行動でキャンセルできる。
+
*モーションはかなり長いが、早い段階からキャンセルできる。向き反転ではキャンセルできない([[スキ#後隙終了後のモーション]]に解説あり)。
 
-----
 
-----
*シュルクのワザの中では出が早く、かつリーチも長い。後隙も短い。
+
*シュルクのワザの中では出が早く、かつリーチも長い。後隙も短い。地上戦になった場合は重宝する。
*当たれば相手を浮かせられるため、地上戦になった場合は重宝する。
+
*当たれば相手を浮かせられ、状況が良くなりやすい。
 
*ふっとばし力は弱く、撃墜には向かない。サドンデスでならば十分撃墜できるだけの威力はあるため、発生の早さから、他の攻撃よりも優先できる。
 
*ふっとばし力は弱く、撃墜には向かない。サドンデスでならば十分撃墜できるだけの威力はあるため、発生の早さから、他の攻撃よりも優先できる。
 
{{-}}
 
{{-}}
136行目: 131行目:  
[[ファイル:ファイター解説 シュルク 横スマッシュ (2).JPG|200px|サムネイル]]
 
[[ファイル:ファイター解説 シュルク 横スマッシュ (2).JPG|200px|サムネイル]]
 
閉じた剣先で突き、勢いよく光の刃を突き出す。
 
閉じた剣先で突き、勢いよく光の刃を突き出す。
*'''ダメージ''' [1段目 , 2段目:先端/根元]
+
*'''ダメージ'''
**【ホールドなし】 5.5% , 11.5%/13%
+
**1段目: 5.5%-11.5%/13%-13% [1段目-2段目] [先端/根元]
**【ホールド最大】
   
*'''発生:''' 1段目: 14F , 2段目:23F
 
*'''発生:''' 1段目: 14F , 2段目:23F
 
*[[シフト]]対応。上シフトはふっとばし力が上がり、下シフトはガケつかまり中の相手に当たる。
 
*[[シフト]]対応。上シフトはふっとばし力が上がり、下シフトはガケつかまり中の相手に当たる。
 
-----
 
-----
*そこそこ早い発生と、異常なまでのリーチを誇る。
+
*1段目はそこそこ早い発生だがシュルクのワザの中ではリーチが短く、2段目は出るのが遅いが極めて長いリーチが長い。
*リーチは長くてもガードされたら反確なため、しっかり当てたい。
+
*リーチは長くてもガードされたら反確なため、使いどころを見極めてしっかり当てるべき。後隙の長さ以外は他のファイターの横スマッシュ攻撃と比較すると高水準。
 +
*混戦だと長いリーチのおかげで一度に複数をふっとばしやすく頼りになる。
 
<gallery>
 
<gallery>
 
ファイター解説 シュルク 横スマッシュ (3).JPG|下シフト
 
ファイター解説 シュルク 横スマッシュ (3).JPG|下シフト
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[[ファイル:ファイター解説 シュルク 上スマッシュ (2).JPG|200px|サムネイル]]
 
[[ファイル:ファイター解説 シュルク 上スマッシュ (2).JPG|200px|サムネイル]]
 
モナドを上方向に突き立て、光の刃を展開する。
 
モナドを上方向に突き立て、光の刃を展開する。
*'''ダメージ'''
+
*'''ダメージ''': 4.5%-13.5% [1段目-2段目]
**【ホールドなし】 5%+13%、計18%
  −
**【ホールド最大】
   
*'''発生:''' 1段目: 18F , 2段目: 30F
 
*'''発生:''' 1段目: 18F , 2段目: 30F
 
*地上で1段目の突き立て攻撃を当てると相手を浮かせ、2段目が入る。
 
*地上で1段目の突き立て攻撃を当てると相手を浮かせ、2段目が入る。
164行目: 157行目:  
-----
 
-----
 
*モナドアーツ「疾」でダッシュジャンプキャンセルから使うとかなり滑る。
 
*モナドアーツ「疾」でダッシュジャンプキャンセルから使うとかなり滑る。
*持続もそこそこあるので、相手の崖上り行動に合わせるのも有効。
+
*持続がそこそこあるので、相手の崖上り行動に合わせやすい。
 
{{-}}
 
{{-}}
   172行目: 165行目:  
モナドを足元で3回転させる。
 
モナドを足元で3回転させる。
 
*'''ダメージ'''  
 
*'''ダメージ'''  
**【ホールドなし】 前方 先端: 11-8-4% 根元: 14-10-6% [--] / 後方 先端: 10-6% 根元: 12-8% [-]
+
**前方: 11-8-4%/14-10-6% [1段目-2段目-3段目][先端/根元]
**【ホールド最大】
+
**後方: 10-6%/12-8% [1段目-2段目] [先端/根元]
 
*'''発生:''' 前方1段目:18F
 
*'''発生:''' 前方1段目:18F
 
*1回転目が最も威力と吹っ飛ばしが強く、少しずつ弱くなっていく。
 
*1回転目が最も威力と吹っ飛ばしが強く、少しずつ弱くなっていく。
 
*3回転目は前後ともに若干リーチが伸び、打点も僅かに低くなる。
 
*3回転目は前後ともに若干リーチが伸び、打点も僅かに低くなる。
 
-----
 
-----
*その場・前後回避狩りとして優秀な攻撃の持続。断続的に判定が発生するためタイミングをしっかり合わされると回避→シールドが間に合うが、それは稀。
+
*複数回攻撃判定が出、更に範囲が広いのでその場・前後回避狩りに長ける。混戦時に周囲の相手をまとめてふっとばすこともしやすい。ただし全体Fがかなり長く、空振りすると手痛い反撃を貰いやすい。特に強力な空中攻撃を持っている相手には要注意。
*「斬」状態で崖際の相手に1段目と2段目をガードさせると、高確率でシールドブレイクすることができる。
+
*ブレーキ力が高い相手が密着しているときにこのワザの1段目をガードさせると、2段目も強制的にガードさせることができ、シールドを大幅に削ることができる。「斬」状態だと更に大きく削ることができ、僅かでも相手のシールドが減っていたならば[[シールドブレイク]]させられる。
 
{{-}}
 
{{-}}
   187行目: 180行目:  
[[ファイル:ファイター解説 シュルク N空中 (2).JPG|200px|サムネイル]]
 
[[ファイル:ファイター解説 シュルク N空中 (2).JPG|200px|サムネイル]]
 
モナドをほぼ一回転するように下から振り上げる。
 
モナドをほぼ一回転するように下から振り上げる。
*'''ダメージ:''' 8%/7% [先端/根元]
+
*'''ダメージ:''' 8.5%/7% .5[先端/根元]
 
*'''発生:''' 13F
 
*'''発生:''' 13F
 +
*'''着地隙:''' 10F
 
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-----
*範囲が広く、着地隙も少なめで、シュルクの主力ワザの1つである。
+
*範囲が広く、着地隙が少なめで汎用性が高い。シュルクの主力ワザの1つである。
*蓄積が少ない相手にはこのワザを急降下しながら当て、弱攻撃に繋げられる。
+
*前進しながら着地際に当てることで連携の起点になる。モナドアーツ「翔」「疾」だと追撃の幅が広がる。
*普通に使えばガード安定なため、このワザを使うと見せかけて急降下→つかみなどを狙うなど、読みが大事。
+
*リターンが大きいので前進しながら当てたいところだが、それだとガードされると反撃を受けやすい。このワザを使うと見せかけて何もせず着地→つかみを狙う等していき、ガードを崩したり、攻めを単調にしないことで行動を読まれにくくすることも大事。
*持続が長いため、置きワザとしても優秀。しかし、そのモーションの長さゆえに、ワザ終了後は使用位置より大きく落下してしまうので、ガケ外では復帰が届かずに落ちていく危険が高い。
+
*持続が長いため、置きワザとしても優秀。間合いを取って低空でこれを置くだけで、ダッシュ攻撃も横回避も追い払える。ただし置きで当てた場合は追撃がしにくくリターンが少ない。また、ローリスクだからと無暗に連発しているとタイミングを掴まれて着地隙を突かれたり、ダッシュガードで詰め寄られたりされやすくなる。
*モナドアーツ「翔」「疾」で横移動しながら使うとめくりやすい。
+
*モナドアーツ「翔」「疾」の強化された空中横移動ならばめくりやすく、前進しながら出してガードされても反撃を受けにくい。
 +
*そのモーションの長さゆえに、ワザ終了後は使用位置より大きく落下してしまうので、ガケ外で出してしまうと復帰できない位置まで落ちていくこともあり危険。
 +
 
 
{{-}}
 
{{-}}
   201行目: 197行目:  
[[ファイル:ファイター解説 シュルク 前空中.JPG|250px|サムネイル]]
 
[[ファイル:ファイター解説 シュルク 前空中.JPG|250px|サムネイル]]
 
モナドを真上から振り下ろす。
 
モナドを真上から振り下ろす。
*'''ダメージ:''' 6%/7% [先端/根元]
+
*'''ダメージ:''' 6.5%/8% [先端/根元]
 
*'''発生:''' 14F
 
*'''発生:''' 14F
 +
*'''着地隙:''' 16F
 
*背面までモナドを振るが、判定は真下当たりまで。
 
*背面までモナドを振るが、判定は真下当たりまで。
 
-----
 
-----
 
*範囲・リーチともに優秀で、シュルクの主力ワザの1つである。
 
*範囲・リーチともに優秀で、シュルクの主力ワザの1つである。
*ニュートラル空中攻撃と違いこちらは持続が短いが、動作が速い。復帰阻止や運びといった場面でも使える。
+
*ニュートラル空中攻撃と違いこちらは持続が短いが、動作が速い。このワザからこのワザへ繋げて相手を運んでいくことも可能。場外では復帰阻止に使いやすい。
 +
 
 
{{-}}
 
{{-}}
   213行目: 211行目:  
[[ファイル:ファイター解説 シュルク 後空中.JPG|250px|サムネイル]]
 
[[ファイル:ファイター解説 シュルク 後空中.JPG|250px|サムネイル]]
 
モナドを後ろに突き出し、光の刃を展開。
 
モナドを後ろに突き出し、光の刃を展開。
*'''ダメージ:''' 8%/12% [先端/根元]
+
*'''ダメージ:''' 8.5%/12.5% [先端/根元]
 
*'''発生:''' 18F
 
*'''発生:''' 18F
 +
*'''着地隙:''' 19F
 
-----
 
-----
*リーチが異常なほど長く、シュルクの主力ワザの1つである。このワザを上回るリーチの空中ワザは、{{for|むらびと}}のパチンコなど、数えるほどしかない。
+
*リーチが極めて長い。直接攻撃の通常攻撃の中で、最大の横方向への攻撃判定の長さを誇る。シュルクの主力ワザの1つ。
*先端をガードされてもまず反撃を受けない。着地狩りのダッシュ攻撃などにお見舞いすることも。
+
*着地際で出せば先端をガードされてもまず反撃を受けない。中間でも反撃できるファイターはあまりいない。
*出が遅いので、判定が出る前に着地してしまうこともある。<br />「モナドアーツ」によって地上の相手に当てられるタイミングが変わるため、慣れが必要。
+
*下・前方にも短いが攻撃判定がある。このおかげで前隙中に回り込んできた相手にも当たる。
 +
*出が遅いので、慣れていないと低空で出そうとして判定が出る前に着地してしまいやすい。要練習。「モナドアーツ」でジャンプの性能が変わっても安定して低空で出すことができるようになれば心強い。
 
*動作の終盤は他の行動によってキャンセルできる。<br />大ジャンプと同時に出した際、そのままだと着地隙が発生するが、空中ジャンプなどにより回避・軽減が可能。
 
*動作の終盤は他の行動によってキャンセルできる。<br />大ジャンプと同時に出した際、そのままだと着地隙が発生するが、空中ジャンプなどにより回避・軽減が可能。
 
{{-}}
 
{{-}}
227行目: 227行目:  
[[ファイル:ファイター解説 シュルク 上空中 (2).JPG|200px|サムネイル]]
 
[[ファイル:ファイター解説 シュルク 上空中 (2).JPG|200px|サムネイル]]
 
モナドを上方向に突き出し、光の刃を展開。
 
モナドを上方向に突き出し、光の刃を展開。
*'''ダメージ:''' 5% , 7.5%/10% [1段目 , 2段目:先端/根元]
+
*'''ダメージ:''' 5.5%-7.5%/10% [1段目-2段目] [先端/根元]
 
*'''発生:''' 1段目: 14F , 2段目: 24F
 
*'''発生:''' 1段目: 14F , 2段目: 24F
 +
*'''着地隙:''' 15F
 
-----
 
-----
*2段攻撃のため緊急回避を狩りやすいが、持続が短い。
+
*リーチが長い。根元だとそこそこ強いふっとばし力がある。
*根元の撃墜力はそれなりに高いため、真上にいる相手には狙ってみてもいいかもしれない。
+
*2段目の出が遅く、横に大きく移動しながらだと1段目をヒットさせても2段目が出るころには相手を大きく通り過ぎてヒットしないことも。しかしその遅い出のおかげで緊急回避を狩りやすい。
*浮島型の終点化ステージの崖際など、足場の下から不意打ち気味に当てることもできる。
+
*多少分厚い台でも、その下から上にいる相手に向けて繰り出し不意打ち気味に当てることもできる。垂直ガケ以外のステージならば、復帰中にガケの下からガケの上にいる相手に攻撃することも。
 
{{-}}
 
{{-}}
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[[ファイル:ファイター解説 シュルク 下空中 (2).JPG|200px|サムネイル]]
 
[[ファイル:ファイター解説 シュルク 下空中 (2).JPG|200px|サムネイル]]
 
モナドを下方向に突き出し、光の刃を展開。
 
モナドを下方向に突き出し、光の刃を展開。
*'''ダメージ:''' 7%/5% , 10%/11% [1段目:先端/根元 , 2段目:先端/根元]  
+
*'''ダメージ:''' 6%/7.5%-10%/11.5% [1段目-2段目] [先端/根元]
 
*'''発生:''' 1段目: 14F , 2段目: 23F
 
*'''発生:''' 1段目: 14F , 2段目: 23F
*2段目の出始めは[[メテオ]]効果あり。
+
*'''着地隙:''' 23F
 +
*2段目の根元は空中にいる相手に当てると[[メテオ]]になる。
 
-----
 
-----
 
*持続は微妙だが、リーチはそこそこ。
 
*持続は微妙だが、リーチはそこそこ。
*2段目の出始めにメテオ判定があるので、復帰阻止と合わせて狙っていきたい。
+
*[[メテオ]]部分は当てるのは難しいが、場外戦で相手がこちらの前空中攻撃を避けようとして空中回避をしたところや、[[ガケつかまり#ガケ吸い寄せ|ガケつかまり直後の無防備時間]]など、狙える場面は多い。
*着地隙がかなり大きいため、地上ではできるだけ振らないようにしたい。
+
*着地隙がかなり大きいため、地上ではできるだけ振らないようにすべき。
 
*1段目はヒットした相手をシュルク側に少し引き寄せる。
 
*1段目はヒットした相手をシュルク側に少し引き寄せる。
 
**崖際の相手に崖外から1段目をヒットさせることで、無理やり崖外に引きずり出して2段目を当てることもできる。
 
**崖際の相手に崖外から1段目をヒットさせることで、無理やり崖外に引きずり出して2段目を当てることもできる。
 +
*上空中攻撃同様、大きく横に移動しながらだと1段目がヒットしても2段目が空ぶりやすい。
 
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*標準性能のつかみ。[[ガードキャンセル]]の択でもある。
 
*標準性能のつかみ。[[ガードキャンセル]]の択でもある。
*ニュートラル空中攻撃を透かして投げたり、ニュートラル空中攻撃と見せかけてつかんだりと、用途はそれなり。
+
*ニュートラル空中攻撃を透かしてつかんだり、ニュートラル空中攻撃と見せかけてつかんだりと、用途はそれなり。
*モナドアーツ「疾」でダッシュつかみを行ってもほとんど滑らない。<br>しかし、振り向きつかみを行うとかなり滑る。
+
*ダッシュつかみはダッシュ攻撃と同様にモナドアーツ「疾」でも「盾」でも前進速度は変わらない。一方、振り向きつかみは大きく影響を受ける。
 
*投げはいずれも周囲を巻き込むため、混戦には重宝する。ただし、周囲に爆発物があるときや、{{for|アイテム|コッコ}}や{{for|アイテム|ハチのす}}など攻撃に反応するモノの側にいるときなどには、それがアダとなることも。
 
*投げはいずれも周囲を巻き込むため、混戦には重宝する。ただし、周囲に爆発物があるときや、{{for|アイテム|コッコ}}や{{for|アイテム|ハチのす}}など攻撃に反応するモノの側にいるときなどには、それがアダとなることも。
 
<gallery>
 
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*[[打撃投げ]]。
 
*[[打撃投げ]]。
 
-----
 
-----
*モナドアーツ「撃」でガケを向いている場合、この投げで撃墜を狙える。ガードを固められているときに狙いたい。
+
*この投げが最も前方へふっとばせる。ふっとばし力は後投げと似ている。
 +
*ステージ端近くにいる相手が打撃での撃墜を拒否しようとガードを固めている場合にはこれを狙うといい。
 
{{-}}
 
{{-}}
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==== 仕様 ====
 
==== 仕様 ====
 
''より詳細なデータについては、[http://www30.atwiki.jp/ssb4_kensyou/pages/19.html#id_fd739f4e  スマブラfor 3DS/WiiU 検証wiki - シュルク]を参照。''
 
''より詳細なデータについては、[http://www30.atwiki.jp/ssb4_kensyou/pages/19.html#id_fd739f4e  スマブラfor 3DS/WiiU 検証wiki - シュルク]を参照。''
*入力すると、シュルクの頭上にそのアーツを表した漢字が大きく表示される。ボタンを押すごとにアーツを切り替え、少しの間必殺ワザボタンを押さなければ、そのアーツに決定される。<br />決定する際に何も行動していなければ、それぞれ固有のモーションを取る。何かしらの行動でキャンセル可能。
+
*'''無敵:''' 1F~14F
*決定モーション中には無敵時間があり、着地時に使えば飛び道具を回避することもできる。
+
*入力すると、シュルクの頭上にそのアーツを表した漢字が大きく表示される。ボタンを押すごとにアーツを切り替え、少しの間必殺ワザボタンを押さなければ、そのアーツに決定される。<br />決定の際に何も行動していなければ、それぞれ固有のモーションを取る。何かしらの行動でキャンセル可能。
*切り替え中は自由に動けるが、他の必殺ワザを出すことはできない。
+
*決定モーション中には無敵時間がある。キャンセルすると直ちに無敵は切れる。
 +
*切り替え中でも自由に動けるが、他の必殺ワザを出すことはできない。
 
*アーツ使用状態で発動すると、灰色のアーツの文字が表示される。「ボタン長押し」または「3連打」でアーツ解除になる。
 
*アーツ使用状態で発動すると、灰色のアーツの文字が表示される。「ボタン長押し」または「3連打」でアーツ解除になる。
*使用したアーツは15秒で解除され、そのアーツは10秒間使用することができなくなる。<br />撃墜されると使用時間はリセットされる。
+
*アーツは決定してから15秒で自動で解除される。上記の手動でのアーツ解除も含め、解除してから10秒間はそのアーツを使用することができなくなる。<br />撃墜されると使用時間はリセットされる。
 +
*アーツを解除しないと他のアーツの選択はできない。
 
*Wii U版のみ、選択中のアーツの文字が、蓄積ダメージのところに表示される。これにより、ルーペ状態でもアーツ切り替えを行いやすくなっている。<br />また、効果終了間際に文字が点滅するようになっているため、効果が切れるタイミングを把握しやすくもなっている。
 
*Wii U版のみ、選択中のアーツの文字が、蓄積ダメージのところに表示される。これにより、ルーペ状態でもアーツ切り替えを行いやすくなっている。<br />また、効果終了間際に文字が点滅するようになっているため、効果が切れるタイミングを把握しやすくもなっている。
 +
*ワザの動作中にアーツが決定された場合、そのワザにはまだアーツの効果が適用されない。
 +
*着地隙中でもアーツの切り替えを始めることができる。
 +
*走行中はアーツの切り替えを始めることはできない。切り替え自体は可能。
 +
*その他、[[#モナドキャンセル]]など数多くのユニークな仕様があり、[[#テクニック・小ネタ]]の[[#モナドアーツ関連]]の節に纏めてある。
 +
 
{| class="wikitable"
 
{| class="wikitable"
 
|+各アーツの性質
 
|+各アーツの性質
 
|-
 
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! モナドアーツ !! 能力変化 !! 発動時のポーズ
+
!style="width:7em;"| モナドアーツ !! 能力変化 !! 発動時のポーズ
 
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|-
| 翔(ジャンプ) || *'''ジャンプ力アップ / 空中横速度速度が1.5倍増加 / 落下速度が1.22倍増加 / エアスラッシュの上昇距離増加'''<br />*'''受けるダメージが1.22倍増加'''<br /><br />高空や崖外への追撃にも使える。機動力が上がるため、立ち回りに組み込んでいきたい。<br />相手に大きくふっとばされたときは、すぐにこれに切り替えて復帰するとよい。<br /><br />自分の蓄積ダメージが増えたときに、「盾」で耐えるかわりにこちらで逃げ回ることも考えられる。また、スマッシュボールをはじめとする強力なアイテムを相手が獲得した場合、退避目的としても使える。
+
| 翔(ジャンプ) ||  
 +
*'''ジャンプ力アップ / 空中横速度速度 1.5倍 / 落下速度 1.22倍 / エアスラッシュの上昇距離アップ'''
 +
*'''受けるダメージ 1.22倍'''
 +
 
 +
空中での運動性能が大幅に強化される。ジャンプ力と空中横移動速度に至っては他のどの素の状態のファイターをも上回る。更にエアスラッシュの上昇距離も増加で、復帰力が大幅に向上する。相手に大きくふっとばされたときは、すぐにこれに切り替えて復帰するとよい。上空の相手への追撃や、空中攻撃を絡めたコンボがしやすくもなり、攻撃的な使い方も可能。しかし空中での小回りは更に効かなくなり、慣れないと振り回されて思うように動けない。
 +
 
 +
移動目的でも、地形が複雑なステージならば「疾」よりもこちらの方がはやく目的地へ辿りつきやすい。宙を飛びまわるスマッシュボールを追いかけるのにもこのモナドアーツだと楽。逃げ回るのにも適しており、スマッシュボールをはじめとする強力なアイテムを相手が獲得した場合、「盾」で耐えよりもこちらで逃げ回る方がいいことも。
 +
 
 +
受けるダメージが増加するデメリットは痛いが、ふっとびやすくなるおかげでコンボを通常より僅かながら受けにくくなったり、空中移動が強化されるおかげで不利な状況から脱出しやすくなり相手の攻めが継続しにくくなったりと、完全に防御面が落ちるわけではない。
 +
 
 +
攻撃性能が変わらない唯一のモナドアーツ。
 
  || [[ファイル:ファイター解説 シュルク NB (2).JPG|200px]] <center>「跳ぶ!」</center><center>手を高く掲げる</center>
 
  || [[ファイル:ファイター解説 シュルク NB (2).JPG|200px]] <center>「跳ぶ!」</center><center>手を高く掲げる</center>
 
|-
 
|-
| 疾(スピード) || *'''地上の移動速度が1.7倍、空中の移動速度1.3倍増加 / ブレーキ力増加'''<br />*'''ジャンプ力ダウン / 与えるダメージが0.8倍ダウン'''<br /><br />「翔」同様に立ち回り強化のアーツ。めくりやダッシュつかみが使いやすくなる。<br>与ダメージは落ちるが動きが速くなるため、結果的に攻撃のチャンスが増えてダメージを稼げる。<br /><br />しかし、ジャンプ力の低下によって上方向への復帰力は「盾」と同等かそれ以上に下がってしまうため、場外追撃をする際や大きく吹っ飛ばされた際は要注意。 || [[ファイル:ファイター解説 シュルク NB (3).JPG|200px]] <center>「走る!」</center><center>体を前に傾けて走行姿勢</center>  
+
| 疾(スピード) ||
 +
*'''地上の移動速度 1.7倍、空中の移動速度 1.3倍 / ブレーキ力アップ'''
 +
*'''ジャンプ力ダウン / 与えるダメージ 0.8倍'''
 +
 
 +
地上での運動性能が大幅に強化される。走行速度は{{for|ソニック}}未満{{for|ファルコン}}以上になり、歩行速度は1位の{{for|マルス}}を遥かに上回る程になる。「翔」程ではないにせよ空中の横移動も強化されるが、ジャンプ力は低下するので、あちらに比べると上空戦は苦手。
 +
 
 +
「翔」同様に移動目的だけでなく立ち回りを有利に運ぶ目的でも大いに役立つ。移動が速くなることで相手に攻撃を当てやすく、相手の攻撃は躱しやすくなるし、めくりをしやすくなって反撃を受けにくくなる。空中攻撃を絡めたコンボがしやすくもなる。ジャンプ力が低下するデメリットは低高度の相手に仕掛けるのにはむしろ好都合。与ダメージが落ちるデメリットがあるが、結果的に攻撃のチャンスが増えてダメージは稼ぎやすくなる。
 +
 
 +
空中の横移動速度が強化されるおかげで横方向の復帰力は伸びるが、ジャンプ力の低下によって上方向への復帰力は「盾」と同等かそれ以上に下がってしまう。場外追撃をする際や大きく吹っ飛ばされた際は要注意。
 +
 
 +
防御性能が変わらない唯一のモナドアーツ。
 +
|| [[ファイル:ファイター解説 シュルク NB (3).JPG|200px]] <center>「走る!」</center><center>体を前に傾けて走行姿勢</center>  
 
|-
 
|-
| 盾(シールド) || *'''体重増加・ふっとばされにくくなる(0.78倍低下) / 受けるダメージが0.67倍低下 / シールド耐久値が1.5倍アップ'''<br />*'''ジャンプ力ダウン / 地上・空中移動速度が0.67倍ダウン / 与えるダメージが0.7倍ダウン'''<br /><br />重量級を超えるふっとびにくさを得られる。ダメージ面では5%しか得をしないので、ふっとび軽減を目的に使うことになる。主に自分がバースト圏内の場合に使う。シールド削りが多めの攻撃も比較的安心してガードできる。<br>反面復帰力が低下するので、場外に飛ばされたらすかさず「翔」に切り替えて復帰したい。
+
| 盾(シールド) ||
 +
*'''ふっとびやすさ 0.78倍 / 受けるダメージ 0.67倍 / シールドが受けるダメージ 0.5倍'''
 +
*'''ジャンプ力ダウン / 地上・空中移動速度 0.67倍 / 与えるダメージ 0.7倍'''
 +
 
 +
{{for|クッパ}}を超えるふっとびにくさを得られる。主に自分のダメージが多く蓄積し撃墜される危険が高いときに使用する。シールド削りが多めの攻撃も比較的安心してガードできる。他、相手が特定の%帯のとき限定で決まる強力なコンボを持っており、尚且つその%帯に自分が入っているとき、「盾」でいることで一時的にふっとびやすさを変えてそのコンボだけはされないようにする、という使い方もある。
 +
 
 +
多人数戦では、開幕から暫くは攻撃を仕掛ける必要も動き回る必要もあまりないため、ダメージ軽減目的でいきなり「盾」を使う戦術もある。サドンデスにおいては、驚異となるダッシュ攻撃や投げ、飛び道具をモノによっては耐えることができるようになり、頼もしい場合も。
 +
 
 +
復帰力が低下するので、場外に飛ばされたらすかさず「盾」以外の状態(できれば「翔」)にして復帰するように。
 
  || [[ファイル:ファイター解説 シュルク NB (4).JPG|200px]] <center>「守る!」</center><center>腕を交差して身を守る</center>  
 
  || [[ファイル:ファイター解説 シュルク NB (4).JPG|200px]] <center>「守る!」</center><center>腕を交差して身を守る</center>  
 
|-
 
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| 斬(バスター) || *'''与えるダメージが1.4倍アップ'''<br />*'''受けるダメージが1.13倍増加 / ふっとばし力が0.68倍ダウン'''<br /><br />攻撃面強化のアーツ。与ダメージが4割増になり、各種攻撃が重量級並みの火力になる。被ダメージも増えるがだいたい1割増程度。<br />復帰阻止やお手玉、1on1で先に撃墜できたときなど、自分がダメージを稼げるときは積極的に使うとよい。逆に、自分が攻撃される場面ではすぐにキャンセルしたい。<br />相手のシールドが減っている状態ならば、横スマッシュ攻撃や下スマッシュ攻撃、横必殺ワザでのシールドブレイクも狙える。 || [[ファイル:ファイター解説 シュルク NB (5).JPG|200px]] <center>「叩く!」</center><center>モナドを構える</center>  
+
| 斬(バスター) ||
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*'''与えるダメージ 1.4倍'''
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*'''受けるダメージ 1.13倍 / ふっとばし力 0.68倍'''
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攻撃面強化のアーツ。与ダメージが4割増になり、各種攻撃がパワーファイター並みの火力になる。被ダメージも増えるが、「翔」よりも少なく、与ダメージの増加と比べると大したことは無い。
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撃墜を狙うにはまだ早い段階でダメージ稼ぎのために積極的に使うとよい。特に相手を打ち上げたときや相手を端に追い詰めたときなどの有利状況や、こちらの蓄積ダメージが高くコンボされにくい状況だと、デメリットを受けにくく、尚且つメリットを活かしやすい。逆に、自分が打ち上げられた時など攻撃を受けやすく攻撃を与えにくい不利な状況ではすぐにキャンセルした方が良い。
 +
 
 +
シールドに与えるダメージも同様に増加するので、相手のシールドが減っている状態ならば、横スマッシュ攻撃や下スマッシュ攻撃、横必殺ワザでのシールドブレイクが狙いやすくなる。
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|| [[ファイル:ファイター解説 シュルク NB (5).JPG|200px]] <center>「叩く!」</center><center>モナドを構える</center>  
 
|-
 
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| 撃(スマッシュ) || *'''ふっとばし力が1.18倍アップ'''<br />*'''与えるダメージが0.5倍ダウン / ふっとばされやすくなる(1.07倍増加)'''<br /><br />攻撃面強化のアーツ。撃墜力が大幅に上がる、フィニッシュ用。ただし、自身もふっとびやすくなるので注意。<br />各種スマッシュのさらなるフィニッシュ力上昇はもちろん、横強や上強、後投げや下投げなどのフィニッシュ力もかなり高められる。<br />被ダメージは増えないため、自分が低%かつ相手が高%のときは遠慮なく使える。 || [[ファイル:ファイター解説 シュルク NB (6).JPG|200px]] <center>「ふっとばす!」</center><center>モナドを高く掲げる</center>  
+
| 撃(スマッシュ) ||
 +
*'''ふっとばし力 1.18倍'''
 +
*'''与えるダメージ 0.5倍 / ふっとびやすさ 1.07倍'''
 +
 
 +
攻撃面強化のアーツ。ふっとばし力が大幅に上がる、撃墜用。ただし、自身もふっとびやすくなるので注意。
 +
 
 +
各種スマッシュ攻撃などの大技の更なるふっとばし力の上昇は勿論、横強攻撃や上強攻撃、後投げや下投げなどのローリスクで当てやすいワザのふっとばし力もかなり高められる。被ダメージは増えないため、自分が低%かつ相手が高%のときは殆どデメリット無しに使える。
 +
|| [[ファイル:ファイター解説 シュルク NB (6).JPG|200px]] <center>「ふっとばす!」</center><center>モナドを高く掲げる</center>  
 
|}
 
|}
 
<gallery>
 
<gallery>
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==== 解説 ====
 
==== 解説 ====
*基礎能力そのものを変化させ、戦術の幅を大きく広げられる。“モナドキャンセル”など固有の[[#テクニック・小ネタ|テクニック]]も多い。
+
*基礎能力そのものを変化させ、戦術の幅を大きく広げられる。“[[#モナドキャンセル]]”など固有のテクニックも多い。
 
*それぞれの能力にはメリットだけでなくデメリットもあり、それをしっかり把握しなければ逆に不利になる可能性がある。使うべき順番とタイミングは熟知しておかないと有利な展開は厳しい。
 
*それぞれの能力にはメリットだけでなくデメリットもあり、それをしっかり把握しなければ逆に不利になる可能性がある。使うべき順番とタイミングは熟知しておかないと有利な展開は厳しい。
 
*一度使用されたアーツは10秒間再使用できないので、不用意にどんどんアーツを切り替えてしまうと、肝心なときに使用できなくなる可能性があるため注意。
 
*一度使用されたアーツは10秒間再使用できないので、不用意にどんどんアーツを切り替えてしまうと、肝心なときに使用できなくなる可能性があるため注意。
*「翔」、「疾」、「盾」はふっとばしが変化しないため、フィニッシュにも十分使える。「撃」ばかりを使っている人はご一考を。
+
*「翔」、「疾」、「盾」はふっとばし力が変化しないため、撃墜狙いにも十分使える。「撃」ばかりを使っている人はご一考を。
 +
*「盾」状態時、{{for|ミュウツー}}の前投げ中に空中回避をすることができ、小さなシャドーボールを避けることができる。
 
{{-}}
 
{{-}}
   406行目: 463行目:  
==== 仕様 ====
 
==== 仕様 ====
 
*'''ダメージ'''
 
*'''ダメージ'''
**正面 先端: 9% / 根元: 10%  
+
**正面 9%/10% [先端/根元]
**背面 先端: 14% / 根元: 16%  
+
**背面 14%/16% [先端/根元]
*'''発生:''' 31F
+
**着地攻撃: 正面は降下時と同じ 背面は-1%
*相手のから当てると威力・ふっとばし力が上昇する。背面ヒット時は効果音が変化し、[[ヒットストップ]]が長くなる。
+
*'''発生:''' 22F
**ちなみに、喰らい判定があるものであれば、アイテムやヘルパーキャラ、敵キャラ、何かしらのモノにも背面判定が存在する。
+
*'''着地隙:''' 40F
*空中で使用すると(空中に飛び出すと)、急降下しながら放ち、着地するまで攻撃判定が出続ける。
+
*相手の背面から当てると威力・ふっとばし力が上昇する。また、効果音が変化し、[[ヒットストップ]]が長くなる。
*一旦発動するとキャンセルも軌道修正も一切できず、落下し続ける。ガケをつかむこともできない。
+
**ちなみに、アイテムや[[アシストフィギュア]]のヘルパーキャラ、敵キャラなど非[[ファイター]]以外にも背面判定が存在するモノは多い。
 +
*攻撃判定は着地するまで出続ける。
 +
*着地するまでは能動的にワザを止めることはできず、落下し続ける。
 +
*動作中はガケをつかむことはできない。
 
==== 解説 ====
 
==== 解説 ====
*やや隙が大きく、見てから行動されてもおかしくないが、乱闘では相手の背を取れる機会が多いため背面当てしやすい。1on1ではここぞという時に使いたい。
+
*相手の背面にヒットしたときに威力が増すという他には無い特殊な性質を持ったワザ。
**背面ヒット時の威力ばかりに注目しがちだが、正面からでもそれなりのふっとばし力はある。
+
*やや発生がやや遅いので注意を向けられていると当てにくい。一方でかなり攻撃範囲が広いおかげで混戦では誰かに当たってくれやすい。強力な背面ヒットを狙える機会も多い。
*場外で使用してしまったら、直接足場に乗るか、何らかの攻撃を受けて中断されないかぎりはミス確定。<br>ガケつかみ判定がないため、場外では基本封印と考えてよい。
+
*1on1の状況では回避やガケのぼり、引き行動や着地を狩る際が主な使い時。いずれにしても相手の行動に加えてタイミングも読み切る必要があり、当てるのは容易ではない。
**場内で使用する場合でも、ステージ端からガケ側に向けて誤って使用することで飛び出してしまったり、発動中に不意にステージの足場が変化してしまったりといった事態に注意したい。
+
*背面ヒット時の威力ばかりに注目しがちだが、正面からでもそれなりのふっとばし力はある。
*モーションの長い飛び道具に対してこのワザを空中で出せば、避けつつこちらの攻撃を叩き込むことも可能。
+
*場外で使用してしまったら、直接足場に乗るか、何らかの攻撃を受けて中断されないかぎりはミス確定。場外では基本封印と考えてよい。
 +
**場内で使用する場合でも、ステージ端からガケ側に向けて誤って使用することで飛び出してしまったり、発動中に不意にステージの足場が変化してしまったりといった事態に注意。
 +
*モーションの長い飛び道具に対してこのワザを空中で出せば、避けつつこちらの攻撃を叩き込むことが可能。
 
{{-}}
 
{{-}}
   458行目: 520行目:  
ジャンプしながら相手を斬り上げる。さらにボタンを押すと空中で斬り払う。
 
ジャンプしながら相手を斬り上げる。さらにボタンを押すと空中で斬り払う。
 
==== 仕様 ====
 
==== 仕様 ====
*'''ダメージ:''' 1段目: 6%-5% [始-終] , 2段目: 5.5%
+
*'''ダメージ:''' 1段目: 6%->5% [始->終] , 2段目: 5.5%
 
*'''発生:''' 10F
 
*'''発生:''' 10F
 
**1段目の上昇が頂点に達してから落下し始めるまでの間に、通常ワザ・必殺ワザ・つかみのいずれかに対応するボタンを入力すると、2段目を放つ。
 
**1段目の上昇が頂点に達してから落下し始めるまでの間に、通常ワザ・必殺ワザ・つかみのいずれかに対応するボタンを入力すると、2段目を放つ。
465行目: 527行目:  
*モナドアーツを「翔」にすると上昇高度が上昇する。
 
*モナドアーツを「翔」にすると上昇高度が上昇する。
 
==== 解説 ====
 
==== 解説 ====
*発生がなかなか早く、かなりリーチが長い。
+
*復帰ワザとしては、上昇量はそこそこ大きいものの、横はイマイチ。追加入力の攻撃を行うと、わずかに上昇・前進する。これをすることでギリギリ復帰できる場合も多い。
*ガードキャンセルで使える撃墜ワザとしても優秀。だが、外すと隙だらけ。
+
**復帰の際にはなるべくガケとの横の距離を近づけて使う必要がある。しかし上には攻撃判定が殆ど無く、更に上昇途中ではガケにつかまれないため、ガケから頭を出したところを狙い撃ちされやすい。ガケで待ち構えている相手がいる場合には、うまく高度を調節して上昇の頂点をガケにぴたりと合わせるか、ガケから出来る限り離れてガケ上からの攻撃を受けないようにしつつ追加攻撃で相手を追い払うといい。それでも優秀な下空中攻撃を持つ相手などには復帰阻止をされやすい。
*空中の相手に当てると早期撃墜を狙える。シュルクの素の空中での横移動速度が遅いため、深追いに注意。
+
**追加攻撃の2段目は攻撃判定が出ている間以外はいつでもガケつかまりでキャンセル可能。ガケつかまりが出来る高度に調整して2段目を最速入力することで、1段目のみよりわずかだが早く崖につかまることが出来る。
*追加入力の攻撃を行うと、わずかに上昇・前進する。これをすることでギリギリ復帰できる場合も多い。
+
*攻撃ワザとしては、発生がなかなか早く、かなりリーチが長く、追加攻撃はふっとばし力がなかなか強い。
*上昇途中ではガケにつかまれないため、ガケから頭を出したところを狙い撃ちされる恐れがある。待ち構えている相手がいる場合には、うまく高度を調節し、極力頂点をガケにぴたりと合わせるようにしたい。
+
**ガードキャンセルで使える撃墜ワザとしても優秀。だが、外すと隙だらけ。
**追加攻撃の2段目はガケつかまりでキャンセル可能。ガケつかまりが出来る高度に調整して2段目を最速入力することで、1段目のみよりわずかだが早く崖につかまることが出来る。
+
**復帰阻止でも活躍。主に崖近くで場外を向き、復帰しに来た相手をこのワザで迎撃する。長いリーチのおかげで多くの復帰ワザを潰して当てることができる。
*モナドアーツを「翔」にすると上昇高度が上昇するだけでなく、発動後のしりもち落下時の横移動速度が上がるので、上空から復帰してくる相手に使いやすくなる。
+
*モナドアーツを「翔」にすると上昇高度が上昇する。復帰の強化は勿論のこと、攻撃範囲が広がるので、特に空中戦における攻撃的な使い方もしやすくなる。ただし、その上昇量の増加が仇となり、出始めをヒットさせた場合は相手よりも高く上昇してしまい追加攻撃がヒットしにくくなる。その場合は追加攻撃の入力をやや遅らせるとヒットさせやすくなる。
 
{{-}}
 
{{-}}
   500行目: 562行目:  
{{ワザ名帯|キャラ=シュルク|ワザ名="ビジョン"}}
 
{{ワザ名帯|キャラ=シュルク|ワザ名="ビジョン"}}
 
[[ファイル:ファイター解説 シュルク 下B (1).JPG|250px|サムネイル|構え]]
 
[[ファイル:ファイター解説 シュルク 下B (1).JPG|250px|サムネイル|構え]]
[[ファイル:ファイター解説 シュルク 下B (2).JPG|200px|サムネイル|発動すると2種類の斬りつけで反撃。ちなみに、発動時のセリフはランダムで「未来視(ビジョン)!」「見える!」無言のどれか。]]
+
[[ファイル:ファイター解説 シュルク 下B (2).JPG|200px|サムネイル|発動すると2種類の斬りつけで反撃。]]
 
未来を視て相手の攻撃を予測しカウンター。受付時間は使うほどに短くなる。
 
未来を視て相手の攻撃を予測しカウンター。受付時間は使うほどに短くなる。
 
==== 仕様 ====
 
==== 仕様 ====
 
*'''カウンター倍率:''' 1.3倍
 
*'''カウンター倍率:''' 1.3倍
*'''ダメージ下限:'''
+
*'''ダメージ下限:''' 7% / 10% [先端/それ以外]
*'''ダメージ上限:'''
+
*'''ダメージ上限:''' 50%
 
*'''フレーム:''' ''[http://www30.atwiki.jp/ssb4_kensyou/pages/19.html#id_fd739f4e スマブラfor 3DS/WiiU 検証wiki - シュルク]''を参照
 
*'''フレーム:''' ''[http://www30.atwiki.jp/ssb4_kensyou/pages/19.html#id_fd739f4e スマブラfor 3DS/WiiU 検証wiki - シュルク]''を参照
 
*成功すると攻撃してきた相手の動きがスローになり、前進しながら反撃する[[カウンターワザ]]。
 
*成功すると攻撃してきた相手の動きがスローになり、前進しながら反撃する[[カウンターワザ]]。
**使用を重ねるたびにカウンターを受け付ける時間が減少する。受付時間は時間経過で少しずつ回復し、ミスになるとリセットされる。
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*使用を重ねるたびにカウンターを受け付ける時間が減少する。受付時間は時間経過で少しずつ回復し、ミスになるとリセットされる。
 
*シールド無効攻撃。
 
*シールド無効攻撃。
 
*カウンター攻撃には2種類ある。
 
*カウンター攻撃には2種類ある。
**地上で追加の方向入力をしていない時や空中では攻撃してきた相手をスローにして前進しながら薙ぎはらう。吹っ飛ばす方向はシュルクの正面。
+
**地上で追加の方向入力をしていない時や空中では、一旦シュルクが後ろに退いたのち、前進しながら薙ぎはらう。吹っ飛ばす方向はシュルクの正面。
**地上でのみ発動してから前方向にスティックを向けていることですり抜け攻撃を行う。<br>すり抜け攻撃の場合は相手がスローモーションにならず、瞬時に斬りつける。吹っ飛ばす方向が後ろになっており、攻撃の判定も後に長い。
+
**地上でのみ、シュルクが動き出したときに前に方向入力がされている場合、すぐに前進し、相手をすり抜けるようにして攻撃を行う。ふっとばす方向は後ろで、攻撃の判定は後に長い。
 +
*発動時のセリフはランダムで「未来視(ビジョン)!」「見える!」無言のどれか。
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*その他、[[#滑りビジョン]]など幾つかのユニークな現象があり、[[#テクニック・小ネタ]]の節に纏めてある。
 
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ファイター解説 シュルク 下B (6).JPG|攻撃を後退で避け…
 
ファイター解説 シュルク 下B (6).JPG|攻撃を後退で避け…
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==== 解説 ====
 
==== 解説 ====
*受付時間が非常に長いうえ、成功したときのリターンも非常に大きい、シュルクの切り札的なワザ。相手のスマッシュなどを返すと一気に逆転できる場合も。ただし、使えば使うほどカウンター受付時間が短くなるため、ここぞという時に使いたい。
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*カウンター受付時間が非常に長いうえ、成功したときのリターンも非常に大きい、シュルクの切り札的なワザ。相手のスマッシュ攻撃などの強力なワザを返すと一気に逆転できる場合も。ただし、使えば使うほど受付時間が短くなるため、ここぞという時に使いたい。
*上下への判定が弱いため、地対空・空対地の場面で使いづらいのが玉に瑕。
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*横の範囲が広く、混戦では無関係な相手も纏めてふっとばしやすい。一方で上下への判定は狭いため、地対空・空対地の場面で使いづらいのが玉に瑕。
*すり抜け攻撃は攻撃が素早いため、反撃の最中に第三者からの攻撃を受けるリスクが減る。<br />また、切り抜け攻撃ではシュルクの後ろ側から判定が出ており、ダッシュ攻撃などに使う場合はこちらを出すようにしたい。<br />また、相手を後方に吹っ飛ばすのでガケを背負っている時に当てることができれば起死回生の一撃になる。
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*前入力のものは全体Fが短いため、反撃の最中に第三者からの攻撃を受けるリスクが減る。<br />また、一旦退いてから斬る通常版よりも、こちらの方が後ろへの攻撃範囲が広い。よって、シュルクを通り過ぎていくような突進系の攻撃をカウンターした場合はこちらを選択。<br />また、相手を後方にふっとばすので、ガケを背負っている時に当てることができれば起死回生の一撃になる。
*発動時のセリフはランダムで「未来視(ビジョン)!」「見える!」無言のどれか。
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=== モナドアーツ関連 ===
 
=== モナドアーツ関連 ===
 
==== モナドキャンセル ====
 
==== モナドキャンセル ====
空中攻撃や空中回避の着地に[[#通常必殺ワザ]]のモナドアーツ決定モーションのタイミングを合わせることで着地隙を無くすことのできるテクニック。(通称モナキャン。)<br>
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空中攻撃・空中回避の着地隙は[[#通常必殺ワザ]]のモナドアーツ決定モーションで上書きすることができる。モナドキャンセル(通称モナキャン)はそれを利用したテクニック。
<br>
  −
素の状態での立ち回りの強化はもちろんのこと、このテクニックを利用したコンボなども存在する。<br>
  −
ただしタイミングが少々シビアで、ヒットストップの関係上により空中攻撃がヒットした時とヒットしてない時とでタイミングがズレたりするので使いこなすのはなかなか難しい。<br>
  −
<br>
  −
モナキャンのしやすい動作がいくつかあるので、まずはそれらを練習して感覚を覚えると良い。主なモナキャンしやすい動作は以下の通りである。
  −
*小ジャンプ→最速アーツ選択→攻撃or回避
  −
*大ジャンプ→頂点付近でアーツ選択→攻撃or回避
  −
*地上ジャンプ→アーツ選択→空中ジャンプ→アーツ選択(→急降下)→攻撃or回避
  −
<br>
  −
1つ目のやり方は咄嗟にモナキャンを行えるため便利。ただし「翔」以外のアーツで行う場合はあらかじめ地上でアーツ選択を開始しておく必要がある。<br>
  −
2つ目のやり方は「疾」や「盾」でも比較的簡単にモナキャンが行える。ボタン連打に自信があるならば「斬」や「撃」でモナキャンすることも可能。<br>
  −
3つ目のやり方は、地上ジャンプ→「疾」or「盾」まで切り換え→空中ジャンプ→「斬」or「撃」に切り換え→攻撃or回避、といった具合に入力することで、ボタン連打が苦手な人でも「斬」や「撃」でのモナキャンがやりやすくなる方法である。<br>
     −
==== ダッシュモナドキャンセル ====
+
モナドアーツ決定モーションは5F目から好きな行動でキャンセル可能なため、上手く発動できれば着地隙を大幅に減らすことができる。反撃を受けにくくしたり、コンボを繋げやすくしたりと、様々な使い道がある。
これは上記の「モナドキャンセル」と同じ原理を利用したもので、アーツ決定モーションで走行動作をキャンセルするテクニックである。<br>
+
 
<br>
+
ただし着地時にタイミングよくモナドアーツが決定されるようにするのは簡単なことではない。更に空中攻撃がヒットするとヒットストップにより着地のタイミングがズレる。難しく練習を要するテクニックだが、シュルクの可能性を大きく広げるので、シュルクで高みを目指すならば習得しよう。
走行中にアーツを決定すると決定モーションを行うのだが、この時スティックを倒したままにしているとすぐに歩行動作に移行することができる。<br>
+
 
これにより各種強攻撃やスマッシュ攻撃など、通常の走行からではできない行動を行うことができるようになる。
+
モナキャンのしやすい行動パターンがあるので、まずはそれらを練習して感覚を覚えると良い。以下はその一覧。
 +
*[[小ジャンプ]]→最速アーツ選択
 +
**シュルクの立ち回りの要である小ジャンプからのモナキャン。ただしこの手順通りだと「翔」しかできない。他のアーツで行う場合はあらかじめ地上で目当てのアーツの1つ手前まで切り替えておき、ジャンプ直後にもう一度切り替えて目当てのものを選択、という手順を踏む必要がある。
 +
*[[大ジャンプ]]→最速アーツ切り替え→急降下
 +
*大ジャンプ→頂点付近でアーツ切り替え
 +
**ジャンプの頂点付近に達するまでにアーツの切り替えを終えればいいので、「翔」以外のアーツでも選択しやすい。
 +
*大ジャンプ→空中ジャンプ→頂点付近でアーツ切り替え+急降下
 +
 
 +
===== ダッシュモナドキャンセル =====
 +
[[#モナドキャンセル]]は走行をキャンセルすることもできる。
 +
 
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これにより、通常は走行からはできない各種強攻撃やスマッシュ攻撃などの行動を行うことができる。着地狩りなどで役に立つ。
    
==== モナドアーツによる空中ダッシュ ====
 
==== モナドアーツによる空中ダッシュ ====
空中ダッシュについては[[方向転換必殺ワザ]]を参照。<br>
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空中ダッシュについては[[方向転換必殺ワザ]]を参照。
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本来空中ダッシュは必殺技ボタンを入力直後に左スティックを後ろに入力するという操作方法で行う。しかし、シュルクの場合は'''アーツ決定直後'''に左スティックを後ろに入力という、他のファイターとは少し違った操作方法となっている。<br>
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本来空中ダッシュは必殺技ボタンを入力直後に左スティックを後ろに入力するという操作方法で行う。しかし、シュルクの通常必殺ワザの場合は'''アーツ決定直後'''に左スティックを後ろに入力という、他のファイターとは少し違った操作方法となっている。
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モナドアーツによる空中ダッシュに成功するとアーツ決定モーションを取りながら慣性を反転させるのだが、このアーツ決定モーションを空中攻撃でキャンセルすることで擬似的に空中攻撃で空中ダッシュを行うことが可能となる。<br>空中攻撃による空中ダッシュは汎用性が高く、その汎用性と通常とは違った操作方法によりシュルクの空中ダッシュは他のファイターにはない一つのテクニックとして確立している。(通称モナダ。)<br>
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モナドアーツによる空中ダッシュに成功するとアーツ決定モーションを取りながら慣性を反転させるのだが、このアーツ決定モーションを空中攻撃でキャンセルすることで擬似的に空中攻撃で空中ダッシュを行うことが可能となる。<br>空中攻撃による空中ダッシュは汎用性が高く、その汎用性と通常とは違った操作方法によりシュルクの空中ダッシュは他のファイターにはない一つのテクニックとして確立している。(通称モナダ。)
<br>
+
 
 
しかしながらアーツ決定までに時間がかかるため咄嗟に行えないことと、猶予フレームの短さにより使いこなすのが難しい上級者向けのテクニックとなっている。<br>
 
しかしながらアーツ決定までに時間がかかるため咄嗟に行えないことと、猶予フレームの短さにより使いこなすのが難しい上級者向けのテクニックとなっている。<br>
 
特にオンラインでは僅かなラグで入力が遅れたりするため、アーツを選択してから決定するまでのタイミングを体で覚える方がやりやすいと思われる。
 
特にオンラインでは僅かなラグで入力が遅れたりするため、アーツを選択してから決定するまでのタイミングを体で覚える方がやりやすいと思われる。
   −
=== モナドアーツ先行解除 ===
+
==== 先行入力モナドアーツ解除 ====
モナドアーツは必殺ワザボタン3回押し、もしくは1秒間長押しにより解除を行うことが出来るのだが、攻撃や回避動作中に解除操作を行うことでアーツ解除の先行入力を行うことが出来る。<br>
+
[[先行入力]]で必殺ワザボタンを3回入力すると、行っていた動作の終了(モーションを完遂する、着地する、ふっとぶなど)の直後にアーツが解除される。更にそこから[[アクション#移動|移動系のアクション]]以外(ワザなど)を先行入力した場合は解除されない。
そのアーツの先行解除を行った場合、その時行っていた動作が終了すると同時に解除が行われる仕様になっている。<br>
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使用例として、高%の相手に「斬」状態でニュートラル空中攻撃+アーツ先行解除→着地して横スマッシュ攻撃、といった連携が強力。<br>
 
使用例として、高%の相手に「斬」状態でニュートラル空中攻撃+アーツ先行解除→着地して横スマッシュ攻撃、といった連携が強力。<br>
 
吹っ飛ばし力の弱い「斬」で程よく浮かせつつ通常状態の吹っ飛ばし力で横スマッシュを当てることが出来る。
 
吹っ飛ばし力の弱い「斬」で程よく浮かせつつ通常状態の吹っ飛ばし力で横スマッシュを当てることが出来る。
   −
=== モナドアーツ先行解除による移動速度の維持 ===
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==== 先行入力モナドアーツ解除タイミングの遅延 ====
「翔」「疾」「盾」の移動速度に影響するアーツは、'''移動中にアーツが解除されると、一時的にアーツ発動状態の速度で移動することが出来る'''、という特徴がある。<br>
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着地隙以外で[[#先行入力モナドアーツ解除]]の入力をしてから、[[先行入力]]で[[アクション#移動|移動系のアクション]]かアイテム取得をした場合、ほんの一瞬だけアーツの解除が遅れる。なお、[[しゃがみ]]をした場合はすぐにしゃがみを解除しないとアーツ解除が起きなくなる。
これは本来ならば時間経過によるアーツ解除でないとできないのだが、上記のモナドアーツ先行解除を使用することで任意のタイミングでこの現象を起こすことができ、これによりアーツを解除しながらアーツ発動状態の移動速度で移動することが可能となる。(アーツ解除と同時にジャンプすることも可能。)<br>
+
 
<br>
+
その一瞬だけでも「翔」ならば大きなジャンプが可能。「疾」ならば急激な加速で地上移動でき、その慣性が乗って少しの間は通常よりも速く動ける。また、「疾」のブレーキ力増加効果は消えているので、「疾」ではできなかった大きく滑りながら繰り出す上スマッシュ攻撃が可能になる。更に与ダメージは通常通り。「盾」に限っては移動速度減少のデメリットしか残らないため実用性はない。
「翔」ならばジャンプ力はそのままに落下速度は通常状態に戻るため、地上ジャンプがより高く、より早く頂点まで到達することができる。<br>
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「疾」ならば通常状態のまま「疾」状態の速度で走行できるため、一時的ではあるが'''事実上デメリット(与ダメ&ジャンプ力減少)のない「疾」'''ということになる。また、ブレーキ力も通常状態に戻るため、ダッシュジャンプキャンセル上スマッシュもかなり滑るようになる。<br>
+
なお、「疾」による[[歩行]]の場合は[[#モナドアーツの運動能力変化の維持]]ができる。
「盾」に限っては移動速度減少のデメリットしか残らないため実用性はない。<br>
+
 
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+
==== モナドアーツの運動能力変化の維持 ====
ただしいつまでも移動を行うことはできず、移動を続けた場合は徐々に元の速度に戻っていく。また、移動中にジャンプなど別の行動を行った場合はその時点で元の速度に戻る。
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運動能力に影響するアーツ(「翔」「疾」「盾」)は、[[歩行]]または[[走行]]中にアーツが解除された場合、そのときとっているアクションを取り続けている間は(走行をやめたりワザを出したりふっとばされたりするまでは)、変化した地上の運動能力が維持される。
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 +
{{for|アイテム|ウサギずぎん}}でも同様の現象が起きる。
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=== 滑りビジョン ===
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特定の条件で[[#下必殺ワザ]]を行った時、通常よりも滑りながらカウンター攻撃を行う。条件は2種類ある。
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*空中攻撃or空中回避後、その全体Fは終了しているが着地隙は発生するタイミングで、着地直前に下必殺ワザ
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*[[振り向き]]後または[[立ちキャン]]後すぐにスティック半倒しで下必殺ワザを入力
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成功すると、構えている間にも左右入力でゆっくりだが移動できるようになり、カウンターが発動するとその間は入力している方向に大きく滑るようになる。カウンター攻撃の途中で滑り始めたり、途中で方向転換することも可能。一旦成功すると、カウンターが発動したかどうかにかかわらず、連続で下必殺ワザを入力している限りは何度でも滑りビジョンが可能。
 +
 
 +
主な使用途としては、弾速の遅い飛び道具や設置系の技に対して中距離から奇襲気味に使ったり、カウンター後に間合いを離して反撃を受けにくくする等々。
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 +
1つ目の条件を簡単に成功させるための方法が幾つかある。どれも素の運動能力状態が前提。
 +
*[[大ジャンプ]]+下空中攻撃→下必殺ワザ
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*[[小ジャンプ]]+空中回避→空中ジャンプ+空中回避→空中回避→下必殺ワザ
 +
*戦場の中央台から、大ジャンプ+上空中攻撃→空中回避→ステージ土台上に着地+下必殺ワザ
 +
 
 +
[https://www.youtube.com/watch?v=xdHS77t44TU& 参考動画]
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=== シャドーアイ ===
 +
空中で[[#下必殺ワザ]]を出してから8F後に着地すると、構えモーションの終了まで全体Fまで無敵時間が延長される。
 +
大J→空上→下B を最速入力すると簡単に確認できる。
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 +
テクニック名は正確には「Shadow I-Frames」。由来は原作に登場したシュルクの通常アーツ「シャドーアイ」。I-Framesとは「Invincibility Frames(無敵フレーム)」のこと。
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[https://youtu.be/hm4U70O56cQ?t=287 参考動画A],[https://www.youtube.com/watch?v=xP63TcoEHMo 参考動画B]
   −
=== その他 ===
+
=== その他の小ネタ ===
==== 連続空ダバックスラッシュ ====
+
*[[#横必殺ワザ]]は他の必殺ワザに比べて[[方向転換必殺ワザ]]の入力受付時間が長い。そのため、横必殺ワザを使用直後に左右に素早く方向入力することで連続で方向転換を行うことが出来る。ただし、頑張っても3回ほどが限界なうえ、普通に方向転換するよりも何か優れる面があるというわけではなく、実用性はない。
[[#横必殺ワザ]]のバックスラッシュは、他ファイターの必殺ワザに比べて[[方向転換必殺ワザ]]の入力受付時間が長い。(モナドを振りかぶって飛び上がっている間くらい。)<br>
+
*[#横必殺ワザ]]の着地モーション中は落下しない。着地モーション中に[[風]]などで台の外へ出されると確認できる。宙に浮いたまま体勢を立て直すので奇妙。
そのため、バックスラッシュを使用直後にスティックを素早く左右に動かすことで連続で空ダを行うことが出来る。<br>
+
*[[#下必殺ワザ1]]の「ビジョン」の空中版のカウンター攻撃の45F目に着地すると、カウンター攻撃の判定がモーション終了まで残り続ける。強力だが狙っての発動は不可能に近い。
<br>
+
**[https://youtu.be/hm4U70O56cQ?t=216 参考動画]
ただし、頑張っても3回ほどが限界なうえ、本来のような空ダの使い方もできないため実用性はほとんどない。
     −
==== 滑り未来視 ====
+
=== 過去Ver限定の小ネタ ===
とある条件下において[[#下必殺ワザ]]の未来視を行った時、滑りながらカウンター攻撃を行うテクニック。<br>
+
<span style="color:red">'''次のものは最新Verでは使用できない。'''</span>
その条件は、「空中攻撃or空中回避後、その全体Fは終了しているが着地隙は発生するタイミングで、着地直前に下必殺ワザ」である。<br>
+
*{{for|ヨッシー}}の通常必殺ワザでタマゴにされている間にモナドアーツが解除されるとシュルクの性能が変化する。
<br>
+
**[https://www.youtube.com/watch?v=igrOLAMYPXw 参考動画]
『通常』or『斬』or『撃』状態で、「地上ジャンプ→下空中攻撃→下必殺ワザ」を最速入力することで簡単に行うことが可能。成功すると下必殺ワザの構え中に左スティックで左右にゆっくり移動できる。<br>
  −
この時にカウンターが発動すると、カウンター中に左スティックを入力した方向に滑るようになる。カウンター攻撃の途中で滑り始めたり、途中で方向転換することも可能。<br>
  −
<br>
  −
主な使用途としては、弾速の遅い飛び道具や設置系の技に対して中距離から奇襲気味に使ったり、カウンター後に間合いを離して反撃を受けにくくする等々。<br>
  −
<br>
  −
また、滑り未来視を行った場合は、連続で下必殺ワザを入力している限り何度でも滑り未来視を行うことができる。(カウンターの成立不成立は問わない)
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=== コンボ ===
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*着地際にニュートラル空中攻撃→下・上スマッシュ攻撃以外の地上攻撃 / 前空中攻撃 / 上必殺ワザ
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**着地際ニュートラル空中攻撃はシュルクの主なコンボの起点。モナドアーツ「翔」「疾」で相手に突っ込みながらヒットさせればコンボの幅が広がる。
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*前空中攻撃→空中ジャンプ+前空中攻撃 or 上必殺ワザ
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**「翔」「疾」だと繋がりやすさが大幅に増す。
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**「翔」「疾」で前空中攻撃→空中ジャンプ+前空中攻撃で場外遠くまで運んでからの上必殺ワザは、低%から相手を撃墜できる強力なコンボ。ただしその後ステージまで復帰することはできない。
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*着地際上空中攻撃→[[#モナドキャンセル]]→ジャンプ→上空中攻撃
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**高%の相手にも決まり撃墜可能。
    
== 公式スクリーンショット ==
 
== 公式スクリーンショット ==
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ファイル:公式 シュルク10.jpg|
 
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==脚注==
 
==脚注==

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