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== 元ネタ ==
 
== 元ネタ ==
{{see also|フライングマン}}
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『MOTHER』(以降、『1』)および『MOTHER2 ギーグの逆襲』に登場する幻想世界。
『MOTHER』および『MOTHER2 ギーグの逆襲』に登場する幻想世界。<br />
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『MOTHER』では特定の洞窟からか「めのうのつりばり」を使うことによって行くことができる、ピンク色の雲に覆われたような幻想的な王国。住民たちは外界を知らず、魔法使いのような奇妙な格好をしている。外の世界へ通ずる地下大河には、忘れられた男や眠るドラゴンがいる。1988年のアメリカを舞台とした現実的なフィールドをメインとする本作のなかでは、極めてファンタジーチックな異色のフィールドである。<br />
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『MOTHER2』では主人公である[[ネス]](ぼく)の心が一時的に生み出した夢の国。ネスの中のありとあらゆる感情や思い出があり、家族や幼い頃の思い出に関連するもの、幼いネス自身、過去に敵として戦ったことのあるキャラなどが存在している。<br />
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『スマブラ』においては両作のマジカントを総合解釈したものとなっている。デザイン自体は『MOTHER』のフィールドをモデルとしているが、背景に『MOTHER』『MOTHER2』の映像が浮かぶほか、てつタコやダンジョンおとこがどこからともなく出現するのは、『MOTHER2』のマジカントが「あらゆる思い出がある世界」ということに由来するものだと思われる。フライングマンの家も『MOTHER2』のデザインに準拠している。
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『1』では特定の洞窟からか、「めのうのつりばり」を使うことによって行くことができる、ピンク色の雲に覆われたような幻想的な王国。住民たちは外界を知らず、魔法使いのような奇妙な格好をしている。外の世界へ通ずる地下大河には、忘れられた男や眠るドラゴンがいる。1988年のアメリカを舞台とした現実的なフィールドをメインとする本作のなかでは、極めてファンタジーチックな異色のフィールドである。
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時折飛来するスカイウォーカーは『MOTHER2』で活躍したアンドーナッツ博士の開発による空を飛ぶ乗り物。[[ジェフ]]はこの乗り物でフォギーランドからイーグルランドの[[ネス]]たちの元にやって来る。目的地設定はアンドーナッツ博士による手動の他、「呼び手」の意識を感知して決定する機能も備える。ブーメラン方式で2度目のフライトでは出発地点に戻る仕様、もしくはウィンターズのアンドーナッツ博士の研究所まで戻るよう設定されている。テレパシーの探知、無重力飛行など未来的な仕様を見せるがアンドーナッツ博士曰く「ちょっと ふるい」とのこと。そのためか着陸が基本的に墜落であり、目的地へ到着する度に大破する欠陥がある。
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『MOTHER2』にも登場するが、『1』のマジカントとはマップデザインやコンセプトがほぼ異なる。『2』のマジカントは、全てのパワースポットを巡った主人公(ネス)の心が一時的に生み出した夢の中の国であり、ネスのありとあらゆる思い出や感情が物質化して存在している。中心には、宇宙の真理に一瞬だけ触れることのできる「エデンのうみ」が存在し、ネスの「心の中の邪悪」が待ち構えている。前作のマジカントは主人公以外の外界の人間も入ることができたが、『2』のマジカントは完全に「ネスの世界」であるため、ネスしか入ることはできない。
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てつタコは『MOTHER2』に登場するオブジェクトで、一本道を塞いでいる。これはゲーム上の順路を成立させるための存在で、ストーリーをある程度まで進めることで入手出来る「タコけしマシン」で消すことができる。これと同じ役割を果たすものに「こけし」の形をしたものも登場し、こちらは「こけしけしマシン」で消すことが可能。『MOTHER2』の海外版『EARTH BOUND』ではてつタコとこけしは、鉛筆と消しゴムのオブジェクトに変更されているが、スマブラでは海外版もてつタコが採用されている。
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『スマブラ』においては両作のマジカントを総合解釈したものとなっている。デザイン自体は『1』のフィールドをモデルとしているが、背景に『1』『2』の映像が浮かぶほか、てつタコやダンジョンおとこがどこからともなく出現するのは、『2』のマジカントが「あらゆる思い出がある世界」ということに由来するものだと思われる。フライングマンは原作両方のマジカントに登場しているが、スマブラのステージにおいてフライングマンの家、及びフライングマンが撃墜される度に建てられる墓は『2』のデザインに準拠している。{{see also|フライングマン}}
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巨大トマトは『MOTHER2』のマジカントのフィールド内に、巨大なにんじんやトマト等の野菜類が、草原から生えている箇所があるのが元ネタ。
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時折飛来するスカイウォーカーは『2』で活躍したアンドーナッツ博士の開発による空を飛ぶ乗り物。[[ジェフ]]はこの乗り物で、フォギーランドから遠く離れたイーグルランドの[[ネス]]たちの元にまでやって来る。目的地設定はアンドーナッツ博士による手動の他、「呼び手」の意識を感知して決定する機能も備える。ブーメラン方式で2度目のフライトでは出発地点に戻る仕様、もしくはウィンターズのアンドーナッツ博士の研究所まで戻るよう設定されている。テレパシーの探知、無重力飛行など未来的な仕様を見せるがアンドーナッツ博士曰く「ちょっと ふるい」とのこと。そのためか着陸が基本的に墜落であり、目的地へ到着する度に大破する欠陥がある。
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てつタコは『2』に登場するオブジェクトで、原作では一本道を塞いでいる。これはゲーム上の順路を成立させるための存在で、ストーリーをある程度まで進めることで入手出来る「タコけしマシン」で消すことができる。これと同じ役割を果たすものに「こけし」のオブジェクトも登場し、こちらは「こけしけしマシン」で消すことが可能。『MOTHER2』の海外版『EARTH BOUND』では、てつタコが鉛筆、こけしが消しゴムのオブジェクトに変更されているが、スマブラでは海外版もてつタコが採用されている。
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あるくめは、『2』に登場した敵キャラクター。コンセプトは[[あるくキノコ]]にも似ている。戦闘中に種を蒔いて仲間を増やすことがある。その他にサイマグネットなどのPSIも扱えるようになっており、ただ歩くようになっただけの芽ではない。上位互換に白い色をした「つよいあるくめ」がいる。
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巨大トマトは、『2』のマジカントのフィールド内に生えていたもの。原作ではトマトの他に巨大なニンジンも生えている。フィールド上のオブジェクトのため、スマブラとは異なり壊すことはできなかった。
    
ステージ下を横断するダンジョンおとこは、ダンジョン作りに命を懸けるダンジョン職人「ブリック・ロード」がアンドーナッツ博士の知恵によりダンジョンそのものになった姿。周囲から塔と勘違いされるほどの巨体で、グラフィック上でも主人公ら人間に比べ約12倍以上のサイズで描かれる。ブリックロードの意思で歩行が可能であるもののほぼ建造物であり内部は四層で成り立っている。1階には雇われた医者と看護婦がいる他、公衆電話にキャッシュディスペンサー、気力体力を回復できる「おやすみベンチ」といったダンジョンに必要な設備が一通り揃えられている。ブリック・ロードは4階内部の壁に顔のみを出した状態で組み込まれており、『スマブラSP』では忠実に再現されている。
 
ステージ下を横断するダンジョンおとこは、ダンジョン作りに命を懸けるダンジョン職人「ブリック・ロード」がアンドーナッツ博士の知恵によりダンジョンそのものになった姿。周囲から塔と勘違いされるほどの巨体で、グラフィック上でも主人公ら人間に比べ約12倍以上のサイズで描かれる。ブリックロードの意思で歩行が可能であるもののほぼ建造物であり内部は四層で成り立っている。1階には雇われた医者と看護婦がいる他、公衆電話にキャッシュディスペンサー、気力体力を回復できる「おやすみベンチ」といったダンジョンに必要な設備が一通り揃えられている。ブリック・ロードは4階内部の壁に顔のみを出した状態で組み込まれており、『スマブラSP』では忠実に再現されている。
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