「ブラックピット」の版間の差分

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== 概要 ==
== 概要 ==
『新・光神話 パルテナの鏡』5章:パンドーラの罠 にて、パンドーラの持つ"真実の魔鏡"から生まれたピットのコピー。自称「自由の翼」。翼と頭髪、服が黒くなっており、口調もやや粗暴で攻撃的、そして気障ったらしい。ピット達からはブラピと呼ばれている。
『新・光神話 パルテナの鏡』5章:パンドーラの罠 にて、パンドーラの持つ"真実の魔鏡"から生まれたピットのコピー。自称「自由の翼」。翼と頭髪、服が黒くなっており、口調もやや粗暴で攻撃的、そして気障ったらしい。ピット達からはブラピと呼ばれている。


"真実の魔鏡"とは、パンドーラの潜むトラップダンジョンの最奥に置かれている、映した者の心の奥の本質(真実)を映し出し、冥府軍に従順な者としたコピーする巨大な鏡で、これによって冥府軍を量産していた。
"真実の魔鏡"とは、パンドーラの潜むトラップダンジョンの最奥に置かれている、映した者の心の奥の本質(真実)を映し出し、冥府軍に従順な者としたコピーする巨大な鏡で、これによって冥府軍を量産していた。


 
ブラックピットもこれによって生まれたが、完全に生み出される前に"真実の魔鏡"をピットが蹴り割ったことにより、冥府軍ではないがピットの味方でもない半端な状態になって生まれた。ブラックピットという名はコピーした際にパンドーラがそう呼称した。<br />
ブラックピットもこれによって生まれたが、完全に生み出される前に"真実の魔鏡"をピットが蹴り割ったことにより、冥府軍ではないがピットの味方でもない半端な状態になって生まれた。ブラックピットという名はコピーした際にパンドーラがそう呼称した。
この時、パンドーラがブラックピットが攻撃的なのはピットの本質が攻撃的である。との発言しているが、後にピットが「名前からくる暗示に過ぎない」と言っている。<br />
 
生み出されて直ぐにピットと共闘しパンドーラを倒すが、ピットを蹴飛ばし、パンドーラの残存魔力を奪って自力で「飛翔の奇跡」を使用して逃走する。ピットとは異なり、「飛翔の奇跡」の使用制限が存在しない。<br />
この時、パンドーラがブラックピットが攻撃的なのはピットの本質が攻撃的である。との発言しているが、後にピットが「名前からくる暗示に過ぎない」と言っている。
 
 
生み出されて直ぐにピットと共闘しパンドーラを倒すが、ピットを蹴飛ばし、パンドーラの残存魔力を奪って自力で「飛翔の奇跡」を使用して逃走する。ピットとは異なり、「飛翔の奇跡」の使用制限が存在しない。
 
ちなみに、ブラックピットと共闘する際にブラックピットに攻撃すると反撃してくる。
ちなみに、ブラックピットと共闘する際にブラックピットに攻撃すると反撃してくる。


 
次ぐ6章:黒いピット では、逃走したブラックピットを追うことになる。ブラックピットはピットという同一存在がおり、自身がコピーであるという事実から自己存在への疑問から暴走状態になっており、ピットに攻撃を仕掛けてくる。その後、"ザンザ"という雑魚敵に取り憑くという行為を行っているが、これが本人の能力なのか、パンドーラの魔力によるものかは不明。<br />
次ぐ6章:黒いピット では、逃走したブラックピットを追うことになる。ブラックピットはピットという同一存在がおり、自身がコピーであるという事実から自己存在への疑問から暴走状態になっており、ピットに攻撃を仕掛けてくる。(原作会話抜粋:ブラピ「ただ、オレと同じものがいるのが許せないだけだ!!」ピット「そちらの方がコピーだろう!?」ブラピ「なぜオレがコピーだと言える!?  いまオレは、生きているぞ! どうだ!生きているぞ!!」)
 
その後、"ザンザ"という雑魚敵に取り憑くという行為を行っているが、これが本人の能力なのか、パンドーラの魔力によるものかは不明。
 
ブラックピットは神殿の廃墟に逃げこむ。神殿の廃墟には4つの分かれ道があり、そのいずれかにランダムで出現し、ホンキ度に応じた回数だけ戦う。それの山方面に出現した際に山頂から狙撃してくるが、その時に使用したのがスマブラの最後の切りふだでも使用する「ブラピの狙杖」である。そして、最後に神殿の中央に浮かぶ円盤状のものの上で戦う時には「神弓シルバーリップ」を携えている。倒すと空の彼方へと逃げ出す。
ブラックピットは神殿の廃墟に逃げこむ。神殿の廃墟には4つの分かれ道があり、そのいずれかにランダムで出現し、ホンキ度に応じた回数だけ戦う。それの山方面に出現した際に山頂から狙撃してくるが、その時に使用したのがスマブラの最後の切りふだでも使用する「ブラピの狙杖」である。そして、最後に神殿の中央に浮かぶ円盤状のものの上で戦う時には「神弓シルバーリップ」を携えている。倒すと空の彼方へと逃げ出す。


9章:決戦!メデューサ では、ピットが"メデューサ"を倒すために冥府界に降りると、そこにブラックピットが現れる。本人曰く、たまたまヤツら(冥府軍)を無性に叩きたくなったから。その後、ピットが冥府の城に攻め込もうと最後の守りである"冥界ガーディアン"に苦戦していると、ブラックピットが弱点に文字どうりの飛び蹴りを当て撃破すると、ピットが先に進むのを促した。
9章:決戦!メデューサ では、ピットが"メデューサ"を倒すために冥府界に降りると、そこにブラックピットが現れる。本人曰く、たまたまヤツら(冥府軍)を無性に叩きたくなったから。その後、ピットが冥府の城に攻め込もうと最後の守りである"冥界ガーディアン"に苦戦していると、ブラックピットが弱点に文字どうりの飛び蹴りを当て撃破すると、ピットが先に進むのを促した。


20章:女神の魂 では"混沌の遣い"という魔物に[[パルテナ]]が魂を奪われ、混沌の遣いが逃げこんだ"混沌の狭間"への時空の裂け目が閉じようとしているのを"光の戦車"という光に迫るほどの速度の戦車(チャリオット)を使って無理やり体を張ってこじ開け、パルテナを助ける意思を見せた。
20章:女神の魂 では"混沌の遣い"という魔物に[[パルテナ]]が魂を奪われ、混沌の遣いが逃げこんだ"混沌の狭間"への時空の裂け目が閉じようとしているのを"光の戦車"という光に迫るほどの速度の戦車(チャリオット)を使って無理やり体を張ってこじ開け、パルテナを助ける意思を見せた。
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そして22章:焼け落ちた翼 では、ブラックピットを操作してピットを元に戻すために"巻き戻しの泉"へと向かう。巻き戻しの泉に着くと、パンドーラの残存魔力が抜け出し泉へ入りパンドーラが復活。それによりブラックピットは自力で「飛翔の奇跡」を使うことができなくなった。パンドーラを倒しピットを復活させた後、そのまま「飛翔の奇跡」で飛ぼうとして落下。パルテナ軍と協力状態であった自然の女神ナチュレの率いる自然軍に引き取られることとなった。
そして22章:焼け落ちた翼 では、ブラックピットを操作してピットを元に戻すために"巻き戻しの泉"へと向かう。巻き戻しの泉に着くと、パンドーラの残存魔力が抜け出し泉へ入りパンドーラが復活。それによりブラックピットは自力で「飛翔の奇跡」を使うことができなくなった。パンドーラを倒しピットを復活させた後、そのまま「飛翔の奇跡」で飛ぼうとして落下。パルテナ軍と協力状態であった自然の女神ナチュレの率いる自然軍に引き取られることとなった。




その後、『[[スマブラfor]]』Wii U版のステージの"[[エンジェランド]]"のブラックピットを対象とした会話においてそのまま正式に自然軍の幹部になっていることが判明した。
その後、『[[スマブラfor]]』Wii U版のステージの"[[エンジェランド]]"のブラックピットを対象とした会話においてそのまま正式に自然軍の幹部になっていることが判明した。


== 大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ ==
== 大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ ==
『[[スマブラfor]]』で初参戦。2014年6月10日に放送された『Nintendo Digital Event』の最後に公開された[[パルテナ]]の参戦ムービー「光の女神」の最後に登場し、[[リンク]]との戦いを終えた[[パルテナ]]に舞い降りるシーンが描かれているが、このときは参戦のアナウンスがなかった。隠しキャラクターとして登場している。
『[[スマブラfor]]』で初参戦。2014年6月10日に放送された『Nintendo Digital Event』の最後に公開された[[パルテナ]]の参戦ムービー「光の女神」の最後に登場し、[[リンク]]との戦いを終えたパルテナに舞い降りるシーンが描かれているが、このときは参戦のアナウンスがなかった。隠しキャラクターとして登場している。


声は原作同様、[[ピット]]と同じく高山みなみが務める。
日本版での声は原作同様、[[ピット]]と同じく高山みなみが務める。


ピットのコピーという設定からか、モーションを共有するモデル替えキャラクターとなっている。原作で使っていた、または彼に似合った神器で戦い、扱いやすさは変わらないが、半端な状態で生まれた設定の再現のためか、一部の技が弱体化しており、1対1の戦いにおいてはピットよりは不向き。その代わり、横必殺ワザや最後の切りふだはピットより強力で扱いやすくなっており、こちらは乱戦向けに調整されている。
ピットとモーションを共有するモデル替えキャラクターとなっている。原作で使っていた、または彼に似合った神器で戦い、扱いやすさは変わらないが、半端な状態で生まれた設定の再現のためか、一部の技が弱体化しており、1対1の戦いにおいてはピットよりは不向き。その代わり、横必殺ワザや最後の切りふだはピットより強力で扱いやすくなっており、こちらは乱戦向けに調整されている。


「光の女神」や"[[エンジェランド]]"での会話で今作での『パルテナの鏡』参戦[[ファイター]]は、『新・パルテナ』本編終了後の時間軸であることが明かされている。
「光の女神」や"[[エンジェランド]]"での会話で今作での『パルテナの鏡』参戦[[ファイター]]は、『新・光神話』本編終了後の時間軸であることが明かされている。


=== 公式イラスト ===
=== 公式イラスト ===
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=== 動作などの元ネタ ===
=== 動作などの元ネタ ===
==== ワザ ====
==== ワザ ====
ピットのコピーであるがゆえ、アピールと最後の切りふだ、リザルト画面のポーズ以外は全てピットと同じモーションである。ワザについては[[ピット]]も参照。
{{see also|ピット}}


*通常必殺ワザ:神弓シルバーリップ
*通常必殺ワザ:神弓シルバーリップ
**:ピットの持つ"パルテナの神弓"の試作版ではあるが、その性能は他の神器と比べても遜色のないものである。先述の通り、『新・パルテナ』9章の最終戦にて所持している。後に登場する際もこれを装備している。神弓の中で唯一相手が近い方が強いという性質を持つ。(基本的に神弓は逆の性質である)また、原作では射撃の色は緑と黄色である。
**ピットの持つ"パルテナの神弓"の試作版ではあるが、その性能は他の神器と比べても遜色のないものである。先述の通り、『新・パルテナ』9章の最終戦にて所持している。後に登場する際もこれを装備している。神弓の中で唯一相手が近い方が強いという性質を持つ。(基本的に神弓は逆の性質である)また、原作では射撃の色は緑と黄色である。


*横必殺ワザ:豪腕デンションカー
*横必殺ワザ:豪腕デンションカー
**:原作では豪腕デンションカーどころか、一切の豪腕をブラックピットが使う描写は無い。豪腕は接近戦に特化した神器で、打撃だけでなく、近距離での射撃も強い。"豪腕デンションカー"は相手を電気によって痺れによる麻痺効果がある。
**原作では豪腕デンションカーどころか、一切の豪腕をブラックピットが使う描写は無い。豪腕は接近戦に特化した神器で、打撃だけでなく、近距離での射撃も強い。"豪腕デンションカー"は相手を電気によって痺れによる麻痺効果がある。


*上必殺ワザ:飛翔の奇跡
*上必殺ワザ:飛翔の奇跡
**:[[ピット]]も参照。
**[[ピット]]も参照。
**:上記の[[#概要]]で述べたパンドーラの残存魔力による自力のものだったが、22章以降は使えなくなっている。<br />
**上記の[[#概要]]で述べたパンドーラの残存魔力による自力のものだったが、22章以降は使えなくなっている。
**:『for』に登場するブラックピット達は原作終了後の時間軸のため、なんらかの形で再び使えるようになったと思われる。
**『スマブラfor』に登場するブラックピット達は原作の本編終了後の時間軸のため、なんらかの形で再び使えるようになったと思われる。


*最後の切りふだ:ブラピの狙杖
*最後の切りふだ:ブラピの狙杖
**:9章で登場。これは「ブラピが山の上からの狙撃に用いた狙杖」とだけ原作で表記されておりブラックピットをモチーフにしたり、専用のものというわけではないと思われる。(他のキャラクター名を含む神器は、説明文に「モチーフにした」等の文が含まれている。)性能はため射撃による狙撃に特化している。
**9章で登場。これは「ブラピが山の上からの狙撃に用いた狙杖」とだけ原作で表記されておりブラックピットをモチーフにしたり、専用のものというわけではないと思われる(他のキャラクター名を含む神器は、説明文に「モチーフにした」等の文が含まれている)。性能はため射撃による狙撃に特化している。
**:ちなみにデザインがやや異なり、原作にあった球形のワイヤーフレームホログラムのようなものがスマブラではなくなっている。
**ちなみにデザインがやや異なり、原作にあった球形のワイヤーフレームホログラムのようなものがスマブラではなくなっている。


==== その他 ====
==== その他 ====
*声援:「ブラピ!」
*声援:「ブラピ!」
**:上述の[[#概要]]のとおり、プラックピットが呼ばれている略称。なお、海外版ではピット2号「Pit too」の略で「Pittoo」と呼ばれている。
**上述の[[#概要]]のとおり、プラックピットが呼ばれている略称。なお、海外版ではピット2号「Pit too」の略で「Pittoo」と呼ばれている。


==== 台詞 ====
==== 台詞 ====
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*下アピール:「死にたいやつは前に出ろ」
*下アピール:「死にたいやつは前に出ろ」
**:21章でピットとともに言い放った名乗り口上の一部。この後にピットが「神の祝福を嫌という程浴びせてやる!」と続ける。この口上を言うことを提案したのはブラックピットである。
**21章でピットとともに言い放った名乗り口上の一部。この後にピットが「神の祝福を嫌という程浴びせてやる!」と続ける。この口上を言うことを提案したのはブラックピットである。


*勝利演出・上:「オレはまだ生きているぞ!」
*勝利演出・上:「オレはまだ生きているぞ!」
**:9章の「いまオレは、生きているぞ!」を基にしたもの。
**9章の「いまオレは、生きているぞ!」を基にしたもの。


*勝利演出・左:「貴様らに舞い降りる翼はない」
*勝利演出・左:「貴様らに舞い降りる翼はない」
**:こちらも、9章でのピットを倒すように命令してきたメデューサに対しての台詞「他人の剣(つるぎ)をふりかざそうとするヤツに舞い降りる翼はない」を基にしたもの。
**こちらも、9章でのピットを倒すように命令してきたメデューサに対しての台詞「他人の剣(つるぎ)をふりかざそうとするヤツに舞い降りる翼はない」を基にしたもの。


*勝利演出・右:「ふん!しゃらくさい」・「どうだ、女神のフンめ」(ピットが対戦相手にいる場合)
*勝利演出・右:「ふん!しゃらくさい」 / 「どうだ、女神のフンめ」(ピットが対戦相手にいる場合)
**:これも同じく、9章の地上戦にてブラックピットの台詞が基になっていると思われる。ただし、「しゃらくさい」のみ。
**これも同じく、9章の地上戦にてブラックピットの台詞が基になっていると思われる。ただし、「しゃらくさい」のみ。
**:ピットに勝利した時の「どうだ、女神のフンめ」は、9章の最終戦の開始時に言う「来いよ! 女神のフンめ!!」を基にしたセリフ。金魚のフンの意味。
**:ピットに勝利した時のセリフは、9章の最終戦の開始時に言う「来いよ! 女神のフンめ!!」を基にしたもの。金魚のフンの意味。


== 主な登場作品 ==
== 主な登場作品 ==
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== 外部リンク ==
== 外部リンク ==
*[http://www.smashbros.com/sp/jp/characters/secret04.html 大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U : ブラックピット]
*[http://www.smashbros.com/sp/jp/characters/secret04.html 大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U : ブラックピット]
*[https://www.youtube.com/watch?v=rS5CJMAQ-TM 【スマブラ3DS・WiiU】 光の女神]


{{テンプレート:ファイター-統合}}
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2015年9月29日 (火) 14:38時点における版

ブラックピット
デビュー新・光神話 パルテナの鏡 (2012年3月22日/3DS)

ブラックピット(Dark Pit)は、『新・光神話 パルテナの鏡』に登場するキャラクター。

概要

『新・光神話 パルテナの鏡』5章:パンドーラの罠 にて、パンドーラの持つ"真実の魔鏡"から生まれたピットのコピー。自称「自由の翼」。翼と頭髪、服が黒くなっており、口調もやや粗暴で攻撃的、そして気障ったらしい。ピット達からはブラピと呼ばれている。

"真実の魔鏡"とは、パンドーラの潜むトラップダンジョンの最奥に置かれている、映した者の心の奥の本質(真実)を映し出し、冥府軍に従順な者としたコピーする巨大な鏡で、これによって冥府軍を量産していた。

ブラックピットもこれによって生まれたが、完全に生み出される前に"真実の魔鏡"をピットが蹴り割ったことにより、冥府軍ではないがピットの味方でもない半端な状態になって生まれた。ブラックピットという名はコピーした際にパンドーラがそう呼称した。
この時、パンドーラがブラックピットが攻撃的なのはピットの本質が攻撃的である。との発言しているが、後にピットが「名前からくる暗示に過ぎない」と言っている。
生み出されて直ぐにピットと共闘しパンドーラを倒すが、ピットを蹴飛ばし、パンドーラの残存魔力を奪って自力で「飛翔の奇跡」を使用して逃走する。ピットとは異なり、「飛翔の奇跡」の使用制限が存在しない。
ちなみに、ブラックピットと共闘する際にブラックピットに攻撃すると反撃してくる。

次ぐ6章:黒いピット では、逃走したブラックピットを追うことになる。ブラックピットはピットという同一存在がおり、自身がコピーであるという事実から自己存在への疑問から暴走状態になっており、ピットに攻撃を仕掛けてくる。その後、"ザンザ"という雑魚敵に取り憑くという行為を行っているが、これが本人の能力なのか、パンドーラの魔力によるものかは不明。
ブラックピットは神殿の廃墟に逃げこむ。神殿の廃墟には4つの分かれ道があり、そのいずれかにランダムで出現し、ホンキ度に応じた回数だけ戦う。それの山方面に出現した際に山頂から狙撃してくるが、その時に使用したのがスマブラの最後の切りふだでも使用する「ブラピの狙杖」である。そして、最後に神殿の中央に浮かぶ円盤状のものの上で戦う時には「神弓シルバーリップ」を携えている。倒すと空の彼方へと逃げ出す。

9章:決戦!メデューサ では、ピットが"メデューサ"を倒すために冥府界に降りると、そこにブラックピットが現れる。本人曰く、たまたまヤツら(冥府軍)を無性に叩きたくなったから。その後、ピットが冥府の城に攻め込もうと最後の守りである"冥界ガーディアン"に苦戦していると、ブラックピットが弱点に文字どうりの飛び蹴りを当て撃破すると、ピットが先に進むのを促した。

20章:女神の魂 では"混沌の遣い"という魔物にパルテナが魂を奪われ、混沌の遣いが逃げこんだ"混沌の狭間"への時空の裂け目が閉じようとしているのを"光の戦車"という光に迫るほどの速度の戦車(チャリオット)を使って無理やり体を張ってこじ開け、パルテナを助ける意思を見せた。

続く21章:時空の狭間 でもピットと共闘し、混沌の遣いを撃破し灰にした。が、倒したはずの混沌の遣いの灰が動き出し、ブラックピットをさらい、混沌の海に逃げ出したが、ピットの捨て身の行動により、ブラックピットは助かるが、その代わりにピットが再起不能となってしまう。

そして22章:焼け落ちた翼 では、ブラックピットを操作してピットを元に戻すために"巻き戻しの泉"へと向かう。巻き戻しの泉に着くと、パンドーラの残存魔力が抜け出し泉へ入りパンドーラが復活。それによりブラックピットは自力で「飛翔の奇跡」を使うことができなくなった。パンドーラを倒しピットを復活させた後、そのまま「飛翔の奇跡」で飛ぼうとして落下。パルテナ軍と協力状態であった自然の女神ナチュレの率いる自然軍に引き取られることとなった。


その後、『スマブラfor』Wii U版のステージの"エンジェランド"のブラックピットを対象とした会話においてそのまま正式に自然軍の幹部になっていることが判明した。

大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ

スマブラfor』で初参戦。2014年6月10日に放送された『Nintendo Digital Event』の最後に公開されたパルテナの参戦ムービー「光の女神」の最後に登場し、リンクとの戦いを終えたパルテナに舞い降りるシーンが描かれているが、このときは参戦のアナウンスがなかった。隠しキャラクターとして登場している。

日本版での声は原作同様、ピットと同じく高山みなみが務める。

ピットとモーションを共有するモデル替えキャラクターとなっている。原作で使っていた、または彼に似合った神器で戦い、扱いやすさは変わらないが、半端な状態で生まれた設定の再現のためか、一部の技が弱体化しており、1対1の戦いにおいてはピットよりは不向き。その代わり、横必殺ワザや最後の切りふだはピットより強力で扱いやすくなっており、こちらは乱戦向けに調整されている。

「光の女神」や"エンジェランド"での会話で今作での『パルテナの鏡』参戦ファイターは、『新・光神話』本編終了後の時間軸であることが明かされている。

公式イラスト

ゲーム中の解説

[for フィギュア名鑑] ブラックピット
黒い翼で舞い降りる、ピットと瓜二つの天使。
好戦的な性格をした謎の存在。通称、ブラピ。
どの軍勢にも属さず、最初に姿を現した時は、冥府軍やピットに攻撃的な一面を見せていた。
『スマブラ』では、ピットと似たワザを使用する。
手に持っている弓は「神弓シルバーリップ」で、それ以外にもピットとは違う神器を使って戦う。
[for フィギュア名鑑] ブラックピット(EX)
下必殺ワザの「衛星ガーディアンズ」は、宙に浮く衛星を出し、左右に大きな光の盾を作る。
攻撃を防ぎ、飛び道具を反射する性質を持つ。
光の盾は相手の攻撃を何度も食らっていると、壊れてしまうことがある。その時はしばらく待っていれば再び使用できる。盾は左右だが、上下からの攻撃もある程度防ぐことが可能だ。

動作などの元ネタ

ワザ

  • 通常必殺ワザ:神弓シルバーリップ
    • ピットの持つ"パルテナの神弓"の試作版ではあるが、その性能は他の神器と比べても遜色のないものである。先述の通り、『新・パルテナ』9章の最終戦にて所持している。後に登場する際もこれを装備している。神弓の中で唯一相手が近い方が強いという性質を持つ。(基本的に神弓は逆の性質である)また、原作では射撃の色は緑と黄色である。
  • 横必殺ワザ:豪腕デンションカー
    • 原作では豪腕デンションカーどころか、一切の豪腕をブラックピットが使う描写は無い。豪腕は接近戦に特化した神器で、打撃だけでなく、近距離での射撃も強い。"豪腕デンションカー"は相手を電気によって痺れによる麻痺効果がある。
  • 上必殺ワザ:飛翔の奇跡
    • ピットも参照。
    • 上記の#概要で述べたパンドーラの残存魔力による自力のものだったが、22章以降は使えなくなっている。
    • 『スマブラfor』に登場するブラックピット達は原作の本編終了後の時間軸のため、なんらかの形で再び使えるようになったと思われる。
  • 最後の切りふだ:ブラピの狙杖
    • 9章で登場。これは「ブラピが山の上からの狙撃に用いた狙杖」とだけ原作で表記されておりブラックピットをモチーフにしたり、専用のものというわけではないと思われる(他のキャラクター名を含む神器は、説明文に「モチーフにした」等の文が含まれている)。性能はため射撃による狙撃に特化している。
    • ちなみにデザインがやや異なり、原作にあった球形のワイヤーフレームホログラムのようなものがスマブラではなくなっている。

その他

  • 声援:「ブラピ!」
    • 上述の#概要のとおり、プラックピットが呼ばれている略称。なお、海外版ではピット2号「Pit too」の略で「Pittoo」と呼ばれている。

台詞

雑多なものや、説明不要と思われるものは省く。

  • 下アピール:「死にたいやつは前に出ろ」
    • 21章でピットとともに言い放った名乗り口上の一部。この後にピットが「神の祝福を嫌という程浴びせてやる!」と続ける。この口上を言うことを提案したのはブラックピットである。
  • 勝利演出・上:「オレはまだ生きているぞ!」
    • 9章の「いまオレは、生きているぞ!」を基にしたもの。
  • 勝利演出・左:「貴様らに舞い降りる翼はない」
    • こちらも、9章でのピットを倒すように命令してきたメデューサに対しての台詞「他人の剣(つるぎ)をふりかざそうとするヤツに舞い降りる翼はない」を基にしたもの。
  • 勝利演出・右:「ふん!しゃらくさい」 / 「どうだ、女神のフンめ」(ピットが対戦相手にいる場合)
    • これも同じく、9章の地上戦にてブラックピットの台詞が基になっていると思われる。ただし、「しゃらくさい」のみ。
      ピットに勝利した時のセリフは、9章の最終戦の開始時に言う「来いよ! 女神のフンめ!!」を基にしたもの。金魚のフンの意味。

主な登場作品

関連キャラクター

脚注


外部リンク


ファイター
64 マリオ - ドンキーコング - リンク - サムス - ヨッシー - カービィ - フォックス - ピカチュウ - ルイージ - ネス - キャプテン・ファルコン - プリン
DX クッパ - ピーチ - アイスクライマー - シーク - ゼルダ - マルス - ピチュー - ガノンドロフ - ドクターマリオ - ファルコ - ミュウツー - ロイ - こどもリンク - Mr.ゲーム&ウォッチ
X ピット - ワリオ - ゼロスーツサムス - アイク - ポケモントレーナー (ゼニガメ - フシギソウ - リザードン) - ディディーコング - メタナイト - スネーク - リュカ - ソニック - デデデ - ピクミン&オリマー/アルフ - ルカリオ - ロボット - トゥーンリンク - ウルフ
3U むらびと - ロックマン - Wii Fit トレーナー - ロゼッタ&チコ - リトル・マック - ゲッコウガ - Miiファイター - パルテナ - パックマン - ルキナ - ルフレ - シュルク - ブラックピット - クッパJr./クッパ7人衆 - ダックハント - リュウ - クラウド - カムイ - ベヨネッタ
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