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| ガノンドロフとして初登場した『時のオカリナ』では、ゲルド族の支配では飽きたらずハイラル全土の支配を目論み、リンクがマスターソードを引き抜いた反動で眠りについた隙に聖地へ侵入。触れた者の望みを叶えるトライフォースを手中に収めるべく接触するが、“知恵”か“勇気”のどちらかが欠けるとみなされたためにトライフォースは三つに分裂し、ガノンドロフを最も象徴する要素を司った部位である「“力”のトライフォース」だけが彼に宿りつづけることになる。この一連の出来事は『ゼルダ』シリーズのターニングポイントであり、ここからリンクとガノンドロフの戦いがいかなる結末を迎えるかで三つの並行世界へ分岐していくこととなる。<br> | | ガノンドロフとして初登場した『時のオカリナ』では、ゲルド族の支配では飽きたらずハイラル全土の支配を目論み、リンクがマスターソードを引き抜いた反動で眠りについた隙に聖地へ侵入。触れた者の望みを叶えるトライフォースを手中に収めるべく接触するが、“知恵”か“勇気”のどちらかが欠けるとみなされたためにトライフォースは三つに分裂し、ガノンドロフを最も象徴する要素を司った部位である「“力”のトライフォース」だけが彼に宿りつづけることになる。この一連の出来事は『ゼルダ』シリーズのターニングポイントであり、ここからリンクとガノンドロフの戦いがいかなる結末を迎えるかで三つの並行世界へ分岐していくこととなる。<br> |
− | その後の展開としては、「リンクがガノンドロフを倒した時間軸(『風のタクト』『夢幻の砂時計』『大地の汽笛』)」、「リンクが元の時代に戻り、事前に手を打ったため、[https://www.nintendo.co.jp/clvs/manuals/ja/pdf/CLV-P-VAAEJ.pdf 封印戦争]が起きなかった時間軸(『トワイライトプリンセス』『4つの剣+』)」、「リンクがガノンドロフに敗北した時間軸(『神々のトライフォース』『ふしぎの木の実』『夢をみる島』『神々のトライフォース2』『(初代)ゼルダの伝説』『リンクの冒険』)」の三つの世界線が描かれている。いずれにせよ、ハイラルを完全に手中に収め損じた末の封印や、別の世界への追放などによって野望を阻止され、時を経ては復活し再び力のトライフォース所有者としてハイラルを支配しようとする、といったことを繰り返している。~ | + | その後の展開としては、「リンクがガノンドロフを倒した時間軸(『風のタクト』『夢幻の砂時計』『大地の汽笛』)」、「リンクが元の時代に戻り、事前に手を打ったため、[https://www.nintendo.co.jp/clvs/manuals/ja/pdf/CLV-P-VAAEJ.pdf 封印戦争]が起きなかった時間軸(『トワイライトプリンセス』『4つの剣+』)」、「リンクがガノンドロフに敗北した時間軸(『神々のトライフォース』『ふしぎの木の実』『夢をみる島』『神々のトライフォース2』『(初代)ゼルダの伝説』『リンクの冒険』)」の三つの世界線が描かれている。いずれにせよ、ハイラルを完全に手中に収め損じた末の封印や、別の世界への追放などによって野望を阻止され、時を経ては復活し、再び力のトライフォースの所有者としてハイラルを支配しようとする、といったことを繰り返している。 |
− | ただし「封印戦争が起きなかった時間軸」では『トワイライトプリンセス』においてリンクの手により完全に死亡したのち、数百年後の『4つの剣+』において別個体のガノンドロフが誕生する一方で、「リンクがガノンドロフを倒した時間軸」では『風のタクト』においてハイラルの地もろとも海底へと封印され、以降その時間軸では登場しないなど、リンク勝利後の時間軸では勢力を少なからず衰えさせている。
| + | ちなみに「封印戦争が起きなかった時間軸」では、 『トワイライトプリンセス』においてリンクの手により完全に死亡したのち、数百年後の『4つの剣+』において別個体のガノンドロフが誕生しており、「リンクがガノンドロフを倒した時間軸」では、『風のタクト』においてハイラルの地もろとも海底へと封印され、以降その時間軸では登場しない。 |
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− | 現在のところ、『ゼルダ』シリーズにおいては黒幕や元凶といった、正統派のシリアスな敵役としての登場が全てとなっている。この点は、同じく任天堂の看板タイトルである『マリオ』シリーズの悪役[[クッパ]]が、(パーティー・スポーツゲームなどのお祭り作品以外でも)時折味方として登場するのと対照的である。唯一『風のタクト』では、情感のある一面も見せる。
| + | 『ゼルダ』シリーズにおいては、現在のところ全ての作品で、黒幕や元凶といった正統派のシリアスな敵として登場している。この点は、同じく任天堂の看板タイトルである『マリオ』シリーズの悪役[[クッパ]]が、(スポーツゲームや『マリオパーティ』などのお祭り作品以外でも)時折味方として登場するのと対照的である。唯一『風のタクト』では、情感のある一面も見せる。 |
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| == 大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ == | | == 大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ == |
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| }} | | }} |
| *横スマッシュ攻撃:斬岩 {{有無|SP}} | | *横スマッシュ攻撃:斬岩 {{有無|SP}} |
− | **基本的には[[アイク]]の「{{SPワザ|アイク|横スマッシュ攻撃|叩き割り}}」に近い仕様となっているものの、『任天堂スペースワールド2000』で発表された映像に同じ大剣を縦に振り下ろすシーンがあり、そちらに動作が多少似せられている。 | + | **一見[[アイク]]の「{{SPワザ|アイク|横スマッシュ攻撃|叩き割り}}」に近い動作だが、『任天堂スペースワールド2000』で発表された映像で見せる、大剣を縦に振り下ろす動作にも多少似ている。 |
| ***ただし、映像では片手で振り下ろしている。 | | ***ただし、映像では片手で振り下ろしている。 |
− | **『トワイライトプリンセス』の最終戦で見せる縦斬りにも多少似ている。ただ、剣を構えながらの助走の有無など相違点もある。 | + | **『トワイライトプリンセス』の最終戦で見せる縦斬りにも多少似ている。ただし、剣を構えながらの助走の有無など相違点もある。 |
| ***同作品に登場する敵、「[[タートナック]]」の[https://m.youtube.com/watch?v=kcSnDaD7r1U 縦斬りの動作]にも多少似ている。 | | ***同作品に登場する敵、「[[タートナック]]」の[https://m.youtube.com/watch?v=kcSnDaD7r1U 縦斬りの動作]にも多少似ている。 |
| ****ただし、タートナックは左手が盾で塞がっているため、剣は片手で振る。 | | ****ただし、タートナックは左手が盾で塞がっているため、剣は片手で振る。 |