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| |画像= | | |画像= |
| |デビュー= メトロイド<br />(1986年8月6日/FCD) | | |デビュー= メトロイド<br />(1986年8月6日/FCD) |
− | |出演1=初代 | + | |出演64=1 |
− | |出演2=DX | + | |出演DX=1 |
− | |出演3=X | + | |出演X=1 |
− | |出演4=4 | + | |出演for=1 |
| + | |出演SP=1 |
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| 子供の頃にスペースパイレーツの襲撃に遭って両親を失い、鳥人族に引き取られる。鳥人族は彼女に、惑星ゼーベスの環境に適応させるため鳥人族のDNAを移植し、さらに戦闘技術を習得させ、専用のパワードスーツを与えた上で銀河の守護者としての使命を託した。彼女が賞金稼ぎをするのもそのためである。 | | 子供の頃にスペースパイレーツの襲撃に遭って両親を失い、鳥人族に引き取られる。鳥人族は彼女に、惑星ゼーベスの環境に適応させるため鳥人族のDNAを移植し、さらに戦闘技術を習得させ、専用のパワードスーツを与えた上で銀河の守護者としての使命を託した。彼女が賞金稼ぎをするのもそのためである。 |
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− | 彼女が身にまとうパワードスーツは、鳥人族の外骨格を基に、鳥人族の遺伝子を受け継いだサムス専用に改造・改良された鳥人族製のスーツ。装備者と生体的に融合するバイオ金属であり、生命維持装置やエネルギーシールドを備えた鎧、赤外線スコープや酸素供給装置を備えたヘルメット、ビーム・ミサイル能力を打ち分ける右腕部のアームキャノンで構成されている。また、身長の半分程度の大きさの球体に変形する"モーフボール"という機能もある。モーフボール状態のサムスは、明らかに人間の骨格では実現不可能な大きさと動きを見せるが、その原理はこれまで明かされておらず、作者の坂本賀勇は『メトロイドプライム』シリーズを製作することになった任天堂の開発チームやレトロスタジオのスタッフに対して、「モーフボールの原理は説明しないでほしい」と告げている<ref>[http://www.nintendo.co.jp/wii/interview/rm3j/vol1/index5.html 社長が訊く『メトロイドプライム3 コラプション』</ref>。 | + | 彼女が身にまとうパワードスーツは、鳥人族の外骨格を基に、鳥人族の遺伝子を受け継いだサムス専用に改造・改良された鳥人族製のスーツ。装備者と生体的に融合するバイオ金属であり、生命維持装置やエネルギーシールドを備えた鎧、赤外線スコープや酸素供給装置を備えたヘルメット、ビーム・ミサイル能力を打ち分ける右腕部のアームキャノンで構成されている。また、身長の半分程度の大きさの球体に変形する"モーフボール"という機能もある。モーフボール状態のサムスは、明らかに人間の骨格では実現不可能な大きさと動きを見せるが、その原理はこれまで明かされておらず、作者の坂本賀勇は『メトロイドプライム』シリーズを製作することになった任天堂の開発チームやレトロスタジオのスタッフに対して、「モーフボールの原理は説明しないでほしい」と告げている<ref>[http://www.nintendo.co.jp/wii/interview/rm3j/vol1/index5.html 社長が訊く『メトロイドプライム3 コラプション』</ref>。ちなみにスペースパイレーツはこのモーフボールを再現しようとしたが、実験体となったスペースパイレーツは全員、全身の骨が悲惨な事になって死んでいる。 |
| パワードスーツには外見や特性が異なる様々な種類がある。スマブラのデフォルトカラーのサムスが身に着けているのはバリアスーツで、『メトロイド2 RETURN OF SAMUS』以降のほとんどの作品のパッケージデザインで使用されている。 | | パワードスーツには外見や特性が異なる様々な種類がある。スマブラのデフォルトカラーのサムスが身に着けているのはバリアスーツで、『メトロイド2 RETURN OF SAMUS』以降のほとんどの作品のパッケージデザインで使用されている。 |
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| スマブラではチャージショットなどの遠距離攻撃は勿論、アクロバティックな格闘技も使いこなして戦う。一貫してキャラクターボイスに人声はついておらず、サウンドエフェクトでスーツの駆動音のような音が入るのみだが、これはオリジナル製作者の意向からである<ref>[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/PostReturn020.html アンケート集計拳!!]</ref>。 | | スマブラではチャージショットなどの遠距離攻撃は勿論、アクロバティックな格闘技も使いこなして戦う。一貫してキャラクターボイスに人声はついておらず、サウンドエフェクトでスーツの駆動音のような音が入るのみだが、これはオリジナル製作者の意向からである<ref>[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/PostReturn020.html アンケート集計拳!!]</ref>。 |
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− | 強力な遠距離攻撃とアクロバティックな体術が特徴。原作のフワリとした独特の操作感と、「ジャンプ中に任意の高さで攻撃をすることが多い」というゲーム性の体現<ref>[http://game.watch.impress.co.jp/docs/20080224/gdc_sma.htm Game Developers Conference 2008現地レポート]</ref><ref>桜井政博のゲームについて思うことDX 7ページ</ref><ref>[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/flash/syukeiken/return541.html 速報スマブラ拳!! : アンケート集計拳!!]<br />“たとえば『メトロイド』のジャンプがふわふわしているのは、特定の高さの敵を撃ちやすいゲームデザインにしているからだと予想しています。”</ref>によって、ジャンプ力が高めで落下速度が遅く、空中制動力に優れ、相手と横または縦の軸を合わせて繰り出した時に真価を発揮する攻撃が多くなっている。通常必殺ワザの「チャージショット」は直進系飛び道具では最強クラスの威力を誇り、スマブラのサムスの代表ワザと言える存在。『スマブラDX』ではすぐに発射できてそれなりのダメージを持つ"ミサイル"を獲得、『スマブラX』では空中ワイヤー「グラップリングビーム」に固有の着地隙が無く、低リスクで長いリーチの強力な攻撃ワザとなる等、作品が進むごとに遠距離での強みが増している。また、動きの軽さに反して[[重量]]は『スマブラ64』に参戦したファイターの中では[[ドンキーコング]]に次に重い。更に『スマブラDX』からはボムジャンプや[[空中攻撃#空中ワイヤー|空中ワイヤー]]の実装によりかなり高い復帰力を獲得したため、しぶとく戦える。しかし『スマブラDX』を除いては全体的にふっとばし力が低く決め手に欠ける。特に『スマブラX』ではそれが顕著である。『スマブラDX』ではふっとばし力はどちらかというと高く、決め手が豊富で隙のないファイターである。 | + | 強力な遠距離攻撃とアクロバティックな体術が特徴。原作のフワリとした独特の操作感と、「ジャンプ中に任意の高さで攻撃をすることが多い」というゲーム性の体現<ref>[http://game.watch.impress.co.jp/docs/20080224/gdc_sma.htm Game Developers Conference 2008現地レポート]</ref><ref>桜井政博のゲームについて思うことDX 7ページ</ref><ref>[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/flash/syukeiken/return541.html 速報スマブラ拳!! : アンケート集計拳!!]<br />“たとえば『メトロイド』のジャンプがふわふわしているのは、特定の高さの敵を撃ちやすいゲームデザインにしているからだと予想しています。”</ref>によって、ジャンプ力が高めで落下速度が遅く、空中制動力に優れ、相手と横または縦の軸を合わせて繰り出した時に真価を発揮する攻撃が多くなっている。通常必殺ワザの「チャージショット」は直進系飛び道具では最強クラスの威力を誇り、スマブラのサムスの代表ワザと言える存在。『スマブラDX』ではすぐに発射できてそれなりのダメージを持つ"ミサイル"を獲得、『スマブラX』では空中ワイヤー「グラップリングビーム」に固有の着地隙が無く、低リスクで長いリーチの強力な攻撃ワザとなる等、作品が進むごとに遠距離での強みが増している。また、動きの軽さに反して[[重量]]は『スマブラ64』に参戦したファイターの中では[[ドンキーコング]]の次に重い。更に『スマブラDX』からはボムジャンプや[[空中攻撃#空中ワイヤー|空中ワイヤー]]の実装によりかなり高い復帰力を獲得したため、しぶとく戦える。しかし『スマブラDX』を除いては全体的にふっとばし力が低く決め手に欠ける。特に『スマブラX』ではそれが顕著である。『スマブラDX』ではふっとばし力はどちらかというと高く、決め手が豊富で隙のないファイターである。 |
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| 『スマブラX』では、新規追加となる[[最後の切りふだ]]「ゼロレーザー」を使うことで、パワードスーツが壊れ、[[ゼロスーツサムス]]に変身するようになった。ゼロスーツサムスも最後の切りふだ「パワードスーツ装着」でサムスに変身する。必殺ワザで任意に選ぶことが出来る[[ゼルダ]]と[[シーク]]、[[ポケモントレーナー]]とは異なる特殊な変身キャラクターである。<br /> | | 『スマブラX』では、新規追加となる[[最後の切りふだ]]「ゼロレーザー」を使うことで、パワードスーツが壊れ、[[ゼロスーツサムス]]に変身するようになった。ゼロスーツサムスも最後の切りふだ「パワードスーツ装着」でサムスに変身する。必殺ワザで任意に選ぶことが出来る[[ゼルダ]]と[[シーク]]、[[ポケモントレーナー]]とは異なる特殊な変身キャラクターである。<br /> |
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| ;[64 キャラクター紹介] サムス | | ;[64 キャラクター紹介] サムス |
| :フルネームは、サムスアラン。宇宙きってのバウンティ・ハンターである。鳥人族のテクノロジーを秘めたパワードスーツを身にまとい、アクロバティックなアクションを颯爽とこなす。ターゲットの「浮遊生命体・メトロイド」とは因縁めいた関係をもつ。ちなみに女性である。 | | :フルネームは、サムスアラン。宇宙きってのバウンティ・ハンターである。鳥人族のテクノロジーを秘めたパワードスーツを身にまとい、アクロバティックなアクションを颯爽とこなす。ターゲットの「浮遊生命体・メトロイド」とは因縁めいた関係をもつ。ちなみに女性である。 |
− | :*メトロイド(86.8/FCD) | + | :*メトロイド (86.8/FCD) |
− | :*メトロイドⅡ(92.1/GB) | + | :*メトロイドⅡ (92.1/GB) |
− | :*スーパーメトロイド(94.3/SFC) | + | :*スーパーメトロイド (94.3/SFC) |
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| ;[DX フィギュア名鑑] サムス | | ;[DX フィギュア名鑑] サムス |
| :本名サムス・アラン。宇宙をまたにかけるバウンティ・ハンター。鳥人族のテクノロジーを備えたパワードスーツを身にまとい、卓越した戦闘能力と運動センスで、惑星ゼーベスを単身攻略。彼女は、出生、経歴ともに謎が多いが、鳥人族文明の唯一の継承者とされている。 | | :本名サムス・アラン。宇宙をまたにかけるバウンティ・ハンター。鳥人族のテクノロジーを備えたパワードスーツを身にまとい、卓越した戦闘能力と運動センスで、惑星ゼーベスを単身攻略。彼女は、出生、経歴ともに謎が多いが、鳥人族文明の唯一の継承者とされている。 |
− | :*メトロイド(FCD) | + | :*メトロイド (FCD) |
− | :*スーパーメトロイド(SFC) | + | :*スーパーメトロイド (SFC) |
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| ;[DX フィギュア名鑑] サムス(SMASH) | | ;[DX フィギュア名鑑] サムス(SMASH) |
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| ;[X フィギュア名鑑] サムス | | ;[X フィギュア名鑑] サムス |
| :本名、サムス・アラン。銀河をまたにかけて活動を行うバウンティハンター。幼いころに両親を失い、鳥人族に引き取られ育てられた。身に纏ったパワードスーツは鳥人族の技術で作られたもの。類稀なる戦闘センスと運動神経を兼ね備え、右腕に装備されたアームキャノンで幾多の任務を遂行してきた。 | | :本名、サムス・アラン。銀河をまたにかけて活動を行うバウンティハンター。幼いころに両親を失い、鳥人族に引き取られ育てられた。身に纏ったパワードスーツは鳥人族の技術で作られたもの。類稀なる戦闘センスと運動神経を兼ね備え、右腕に装備されたアームキャノンで幾多の任務を遂行してきた。 |
− | :*(FCD)メトロイド | + | :*(FCD) メトロイド |
− | :*(SFC)スーパーメトロイド | + | :*(SFC) スーパーメトロイド |
| + | |
| + | ;[X フィギュア名鑑] ゼロレーザー |
| + | :アームキャノンから放たれるそのビームの威力は凄ざまじく、相手に大ダメージを与えられる。ビームは遅いながらも上下に動かすことができる。しかし、その反動でサムスの体を包むパワードスーツはボロボロと崩れ落ちていき、ゼロスーツサムスへと変貌。落ちた装甲はアイテムとして持て、投げることもできる。 |
| + | :*(Wii) 大乱闘スマッシュブラザーズX |
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| ;[for フィギュア名鑑] サムス | | ;[for フィギュア名鑑] サムス |
− | :『メトロイド』シリーズで、様々な惑星を舞台に、戦いを繰り広げる女性。名前はサムス・アラン。超人族の技術により作られたパワードスーツを着用しており、その戦闘機動力は計り知れない。<br/>『スマブラ』でも、ビームやミサイル等、複数の遠距離攻撃を駆使する。「チャージショット」は、最大までためた場合のふっとばし力が強烈だ。 | + | :『メトロイド』シリーズで、様々な惑星を舞台に、戦いを繰り広げる女性。名前はサムス・アラン。超人族の技術により作られたパワードスーツを着用しており、その戦闘機動力は計り知れない。『スマブラ』でも、ビームやミサイル等、複数の遠距離攻撃を駆使する。「チャージショット」は、最大までためた場合のふっとばし力が強烈だ。 |
| :*(FC) メトロイド (1986/08) | | :*(FC) メトロイド (1986/08) |
| :*(SFC) スーパーメトロイド (1994/03) | | :*(SFC) スーパーメトロイド (1994/03) |
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| ;[for フィギュア名鑑] サムス(EX) | | ;[for フィギュア名鑑] サムス(EX) |
− | :サムスの上スマッシュ攻撃「ヘルファイア」は、頭上に火炎を放射するワザ。攻撃範囲が広く、対空ワザとして優秀。1発目が当たると最大で5発ヒットする。<br/>「ミサイル」は横に入れたまま必殺ワザボタンを押すと誘導ミサイルに。横を素早く入力し、すぐに必殺ワザボタンを押せば、直進する威力の高いスーパーミサイルになる。 | + | :サムスの上スマッシュ攻撃「ヘルファイア」は、頭上に火炎を放射するワザ。攻撃範囲が広く、対空ワザとして優秀。1発目が当たると最大で5発ヒットする。「ミサイル」は横に入れたまま必殺ワザボタンを押すと誘導ミサイルに。横を素早く入力し、すぐに必殺ワザボタンを押せば、直進する威力の高いスーパーミサイルになる。 |
| + | :*(FC) メトロイド (1986/08) |
| + | :*(SFC) スーパーメトロイド (1994/03) |
| + | |
| + | ;[for フィギュア名鑑] ゼロレーザー |
| + | :サムスがアームキャノンからレーザーを放つ、最後の切りふだ。レーザーは巨大なうえに、遠くの相手に簡単に届くほど、長さがある。また、相手を中心に引き寄せる効果があり、中心に近いほどダメージが高くなる。ゆっくりだが、上下に向きを変えることができ、ヒット中の相手を上下に誘導することも可能。 |
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| === 動作などの元ネタ === | | === 動作などの元ネタ === |
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| **初代『メトロイド』から登場している、磁気を帯びたビームを放ち、特定の物体を掴む装備。 | | **初代『メトロイド』から登場している、磁気を帯びたビームを放ち、特定の物体を掴む装備。 |
| **特定のブロックや敵に撃ち込んでぶら下がったり、引っ張ったりすることができる。 | | **特定のブロックや敵に撃ち込んでぶら下がったり、引っ張ったりすることができる。 |
− | **『プライム3』に限り左手の甲から放つ(Wiiリモコンヌンチャクでの操作に合わせたため)。 | + | **『プライム3』及び『Wiiであそぶ』シリーズに限り左手の甲から放つ(Wiiリモコンヌンチャクでの操作に合わせたため)。 |
| {{SG | | {{SG |
| |画像1=[[ファイル:元ネタ_サムス_グラップリングビーム.jpg]] | | |画像1=[[ファイル:元ネタ_サムス_グラップリングビーム.jpg]] |
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| == 備考 == | | == 備考 == |
| *『[[スマブラ64]]』は、サムスがニンテンドー64に登場した唯一のゲームである。 | | *『[[スマブラ64]]』は、サムスがニンテンドー64に登場した唯一のゲームである。 |
− | *『スマブラ64』では唯一の女性キャラクターである。なお、ポケモンについては『ポケットモンスター 赤・緑』の時点では性別の概念が存在しない為考慮していない。 | + | *『スマブラ64』では唯一となる、女性と明言されているファイターである。 |
| *2014年6月11日に『E3 2014』で開催された公式大会『SUPER SMASH BROS. INVITATIONAL』で、現時点で最もバランスモニターチームの間で勝率の高い『スマブラfor』のファイターだと[[桜井政博]]は述べていた。 | | *2014年6月11日に『E3 2014』で開催された公式大会『SUPER SMASH BROS. INVITATIONAL』で、現時点で最もバランスモニターチームの間で勝率の高い『スマブラfor』のファイターだと[[桜井政博]]は述べていた。 |
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