大乱闘スマッシュブラザーズWikiで記事を編集するにはアカウントの作成ログインが必要です。編集方法や方針などについては、大乱闘スマッシュブラザーズWiki:編集ガイドライン‎をご覧ください。

差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
4,334 バイト追加 、 2018年6月14日 (木) 21:56
1版 をインポートしました: 今度こそ
1行目: 1行目:  
{{Main2|[[大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U]]のファイターとしての{{PAGENAME}}については、「[[{{PAGENAME}} (3DS/Wii U)]]」を}}
 
{{Main2|[[大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U]]のファイターとしての{{PAGENAME}}については、「[[{{PAGENAME}} (3DS/Wii U)]]」を}}
 
{{infobox キャラクター
 
{{infobox キャラクター
|キャラ=
+
|キャラ=ピカチュウ
 
|見出し背景色=
 
|見出し背景色=
 
|見出し文字色=
 
|見出し文字色=
 
|画像=
 
|画像=
 
|デビュー=ポケットモンスター 赤・緑(1996年2月27日/GB)
 
|デビュー=ポケットモンスター 赤・緑(1996年2月27日/GB)
|出演1=初代
+
|出演64=1
|出演2=DX
+
|出演DX=1
|出演3=X
+
|出演X=1
|出演4=4
+
|出演for=1
 +
|出演SP=1
 
}}
 
}}
   16行目: 17行目:  
== 概要 ==
 
== 概要 ==
 
『ポケットモンスター』シリーズに登場する“ねずみポケモン”。<br />
 
『ポケットモンスター』シリーズに登場する“ねずみポケモン”。<br />
でんきタイプのポケモンで、ほっぺの赤い丸は電気を溜めるための“でんきぶくろ”。おそらく、世界的に最も有名なポケモン。<br />
+
でんきタイプのポケモンで、ほっぺの赤い丸は電気を溜めるための“でんきぶくろ”。<br />
初代『赤・緑』の頃は、数あるポケモンの中の1匹に過ぎなかったのだが、アニメ版の主人公"サトシ"の相棒として抜擢され、アニメ放映開始とともに爆発的に人気を上げた。
+
第1作『ポケットモンスター 赤・緑』の頃は、数あるポケモンの中の1匹に過ぎなかったのだが、アニメ版の主人公"サトシ"の相棒として抜擢され、アニメ放映開始とともに爆発的に人気を上げた。ポケモンを象徴するキャラクターとしてスピンオフ作品や関連グッズなどでメインを張っていることも多い。
   −
アニメ化された際に、初期の3ポケモンのどれかを相棒にすると、3つの中から選ばせる意味が薄れる(みんなそれにしてしまうだろうと考えた)ため、<br />
+
1997年にアニメ化された際に、ゲームで選ぶ最初の3匹のポケモン(フシギダネ・ヒトカゲ・[[ゼニガメ]])のどれかを相棒にすると、3つの中から選ばせる意味が薄れる(みんなそれにしてしまうだろうと考えた)ため、<br />
 
弱めのポケモンの中から相棒に相応しいキャラであり、なおかつポケモンの顔になれる可愛いポケモンとして選考された。<br />
 
弱めのポケモンの中から相棒に相応しいキャラであり、なおかつポケモンの顔になれる可愛いポケモンとして選考された。<br />
 
さらにピカチュウは電撃を使い、主人公に必要な派手な演出ができたという理由で、ピカチュウに軍配が上がったようだ。<br />
 
さらにピカチュウは電撃を使い、主人公に必要な派手な演出ができたという理由で、ピカチュウに軍配が上がったようだ。<br />
   −
ちなみに、初代のころのデザインはもっとふっくらしていたが、アニメが進むにつれてスリムになり、ゲームでのデザインもアニメ版のデザインが取り入れられるようになった。
+
ちなみに、初期のころのデザインはもっとふっくらしていたが、アニメが進むにつれてスリムになり、ゲームでのデザインもアニメ版のデザインが取り入れられるようになった。
      −
"ピチュー"の進化後で、「かみなりのいし」で"ライチュウ"に進化する。<br />
+
"[[ピチュー]]"の進化後で、"かみなりのいし"を使うことで"ライチュウ"に進化する。<br />
基本的にポケモンは進化させたほうが強くなるのだが、持たせるとこうげき・とくこうが2倍になるピカチュウ専用のアイテム「でんきだま」があり、「ピカチュウのまま使いたい」というトレーナーへの救済策も用意されている。<br />
+
基本的にポケモンは進化させたほうが強くなるのだが、持たせるとこうげき・とくこうが2倍になるピカチュウ専用のアイテム"でんきだま"があり、「ピカチュウのまま使いたい」というトレーナーへの救済策も用意されている。<br />
 
ただし素の戦闘能力はすばやさ以外かなり低く、でんきだま以外の道具を持たせてバトルに出しても足手まといになってしまう、やや使いづらさのあるポケモンなのである。<br />
 
ただし素の戦闘能力はすばやさ以外かなり低く、でんきだま以外の道具を持たせてバトルに出しても足手まといになってしまう、やや使いづらさのあるポケモンなのである。<br />
 
ピカチュウ=電撃攻撃のイメージのためあまり知られていないが、実は特殊攻撃力より物理攻撃力のほうが高い。
 
ピカチュウ=電撃攻撃のイメージのためあまり知られていないが、実は特殊攻撃力より物理攻撃力のほうが高い。
 +
 +
『ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア』では「おきがえピカチュウ」という特殊個体のピカチュウが登場。5種類の衣装に応じた特別なわざを一つ覚えられる。
    
== 大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ ==
 
== 大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ ==
シリーズ1作目から登場。<br />
+
シリーズ1作目から登場。『[[スマブラDX]]』には2001年5月16日に『E3 2001』で、『[[スマブラX]]』には2006年5月10日に『E3 2006』で、『[[スマブラfor]]』には2013年6月11日に放送された『Ninetndo Direct@E3 2013』で参戦が明らかにされた。4作全てに最初から選択可能な[[ファイター]]として登場している。
[[スマブラDX]]』には2001年5月16日に『E3 2001』で、『[[スマブラX]]』には2006年5月10日に『E3 2006』で、『[[スマブラfor]]』には2013年6月11日に放送された『Ninetndo Direct@E3 2013』で参戦が明らかにされた。4作全てに最初から選択可能なファイターとして登場している。
      
デザインは、原作での変化に合わせて作品が進むごとに徐々に体型が細く、手足が長く、胴がくびれたデザインになっている。
 
デザインは、原作での変化に合わせて作品が進むごとに徐々に体型が細く、手足が長く、胴がくびれたデザインになっている。
   −
声はアニメ版の主人公サトシのピカチュウと同じく大谷育江が担当している。
+
声は、「必殺技を撃つときに、あのゲームボーイ版ポケモンの「キャキャキャ」という鳴き声じゃ、ちょっとねえ。」<ref>[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/PostCD.html スマブラ発売1周年記念&スマブラCD発売記念!! 新春特別対談]</ref>ということで、アニメ版『ポケットモンスター』の主人公サトシのピカチュウと同じく大谷育江が務める。サトシのピカチュウとは別物とされており<ref>[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/PostReturn116.html アンケート集計拳!!]<br />(ピカチュウは、サトシのピカチュウですか?)“モンスターボールから出てくるのでちがうと思われます”</ref>、対戦開始時にモンスターボールから出てくる<ref>サトシのピカチュウはモンスターボールに入るのが大嫌いで、モンスターボールに入ったことはアニメシリーズの初期にほんの一時的にしかない。</ref>。声以外の動作等もアニメは意識せずゲームを元に設計されている<ref>[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/flash/0925/index.html 速報スマブラ拳!! : ピカチュウ]</ref>。<br />
 +
『スマブラDX』では全てのボイスが新規収録になり、この音声が以降の作品でも使われ続けている。『スマブラX』ではボイスの構成<ref>ボイスの追加や差し替えが行われる。</ref>が変化し、『スマブラfor』では『スマブラX』と同じ構成になっている。
   −
機動力が高く地空共に軽快に動ける。体術はパワーに欠けるが追撃しやすく、電気を帯びた一撃は隙が大きいが破壊力がある。
+
機動力が高く地空共に軽快に動ける。体術はパワーとリーチに欠けるが追撃しやすく、電気を帯びた一撃は隙が大きいが破壊力と攻撃範囲がある。ポケモンのメインのユーザー層である低年齢のプレイヤーでも、電気攻撃を連発しているだけで活躍しやすく、初心者にもうってつけのファイターとされているが<ref>スマブラ拳秘伝ビデオ ピカチュウの解説場面</ref>、復帰時にシビアな操作が求められることがあり、初心者同士の戦いであっても常に優位に立てるようにはなっていない。
    
=== 公式イラスト ===
 
=== 公式イラスト ===
 
<gallery>
 
<gallery>
ファイル:公式絵 初代 ピカチュウ.gif|初代スマブラ
+
ファイル:公式絵 初代 ピカチュウ.gif|スマブラ64
 
ファイル:公式絵 DX ピカチュウ.jpg|スマブラDX
 
ファイル:公式絵 DX ピカチュウ.jpg|スマブラDX
 
ファイル:公式絵 X ピカチュウ.jpg|スマブラX
 
ファイル:公式絵 X ピカチュウ.jpg|スマブラX
53行目: 56行目:     
=== ゲーム中の解説 ===
 
=== ゲーム中の解説 ===
==== キャラクター紹介(初代) ====
+
;[64 キャラクター紹介]
ピカチュウ
+
:ピカチュウ
ねずみポケモン
+
:ねずみポケモン
たかさ0.4m
+
:たかさ0.4m
おもさ6.0kg
+
:おもさ6.0kg
ほっぺたの りょうがわに ちいさい でんきぶくろを もつ。 ピンチのときに ほうでんする。(ポケモン図鑑より)
+
:ほっぺたの りょうがわに ちいさい でんきぶくろを もつ。 ピンチのときに ほうでんする。(ポケモン図鑑より)
*ポケットモンスター(96.2/GB)
+
:*ポケットモンスター (96.2/GB)
   −
=== フィギュア名鑑(DX) ===
+
;[DX フィギュア名鑑] ピカチュウ
===== ピカチュウ =====
+
:ねずみポケモン。もっとも有名で人気のあるポケモンと言っていいだろう。ほっぺたの両側に小さい電気袋を持ち、ピンチのときに放電する。ピカチュウが進化するとライチュウになるが、あえて進化させない人も多い。
ねずみポケモン。もっとも有名で人気のあるポケモンと言っていいだろう。ほっぺたの両側に小さい電気袋を持ち、ピンチのときに放電する。ピカチュウが進化するとライチュウになるが、あえて進化させない人も多い。
+
:*ポケットモンスター赤緑 (GB)
*ポケットモンスター赤緑 (GB)
+
:*ポケットモンスター金銀 (GB)
*ポケットモンスター金銀 (GB)
     −
===== ピカチュウ(SMASH) =====
+
;[DX フィギュア名鑑] ピカチュウ(SMASH)
電気を帯びた一撃は破壊力があるが、実際には走り回りチャンスを狙うのが有効。動きはすばやい。"でんげき"は、地面をはって移動する飛び道具。"ロケットずつき"はボタンを押してためるとパワーが倍増する。相手がためはじめたら、頭上を取るようにしたい。
+
:電気を帯びた一撃は破壊力があるが、実際には走り回りチャンスを狙うのが有効。動きはすばやい。"でんげき"は、地面をはって移動する飛び道具。"ロケットずつき"はボタンを押してためるとパワーが倍増する。相手がためはじめたら、頭上を取るようにしたい。
*B:でんげき
+
:*B:でんげき
*横+B:ロケットずつき
+
:*横+B:ロケットずつき
   −
===== ピカチュウ(SMASH) =====
+
;[DX フィギュア名鑑] ピカチュウ(SMASH)
"でんこうせっか"は、方向をスティックで決めるとその方向に高速で移動する。移動中に相手を攻撃することもできる。また、移動中にスティック角度を変えると、向きを変えつつ二発めを出すことができる。"かみなり"は工夫しだいでさまざまな攻撃に使える。天井の位置には注意。
+
:"でんこうせっか"は、方向をスティックで決めるとその方向に高速で移動する。移動中に相手を攻撃することもできる。また、移動中にスティック角度を変えると、向きを変えつつ二発めを出すことができる。"かみなり"は工夫しだいでさまざまな攻撃に使える。天井の位置には注意。
*上+B:でんこうせっか
+
:*上+B:でんこうせっか
*下+B:かみなり
+
:*下+B:かみなり
   −
=== フィギュア名鑑(X) ===
+
;[X フィギュア名鑑] ピカチュウ
===== ピカチュウ =====
+
:ねずみポケモン。ぎざぎざのしっぽとまんまるのほっぺがトレードマーク。自分に危険が押し迫ってくると、ほっぺの裏側にある小さな電気袋を使って放電する。おもいっきり放電した場合は、雷に匹敵する強さを誇る。寝ている間に充電するらしい。"かみなりのいし"を使うことでライチュウへと進化する。
ねずみポケモン。ぎざぎざのしっぽとまんまるのほっぺがトレードマーク。自分に危険が押し迫ってくると、ほっぺの裏側にある小さな電気袋を使って放電する。おもいっきり放電した場合は、雷に匹敵する強さを誇る。寝ている間に充電するらしい。"かみなりのいし"を使うことでライチュウへと進化する。
+
:*(GB) ポケットモンスター 赤・緑
*(GB) ポケットモンスター 赤・緑
+
:*(NDS) ポケットモンスター ダイヤモンド・パール
*(NDS) ポケットモンスター ダイヤモンド・パール
     −
=== フィギュア名鑑(for) ===
+
;[X フィギュア名鑑] ボルテッカー
===== ピカチュウ =====
+
:高圧電流を発して光の球と化し、体当たり攻撃が可能に。空も飛べるので、ジャンプで逃げた相手を追うこともできる。攻撃ボタンを押すことで、瞬間的にスパークが強くなる。ただし、慣性力が強いために空中での制御にはコツがいる。調子に乗って空中にい続けると、効果時間の終了とともに自滅、なんてことがあるので注意。
「でんげき」や「かみなり」を使うでんきタイプのねずみポケモン。ポケモンの象徴的な存在で、世界的な人気者。ほっぺに電気をためている。<br/>
+
:*(Wii) 大乱闘スマッシュブラザーズX
『スマブラ』では、身軽なスピードがありながら、パワフルな電撃ワザを持つオールラウンダー。「でんこうせっか」は方向を追加入力することでもう一度だけ移動できるので、復帰に便利だ。
  −
*(GB) ポケットモンスター 赤・緑 (1996/02)
  −
*(GB) ポケットモンスター ピカチュウ (1998/09)
     −
===== ピカチュウ(EX) =====
+
;[for フィギュア名鑑] ピカチュウ
「でんげき」は電気玉を斜め下に撃ち出すワザ。地面に沿って電気が走り、時間が経つにつれて威力がだんだん弱くなる。空中で撃ち出す玉の状態で当てるとダメージ、ふっとばし力が高い。<br/>
+
:「でんげき」や「かみなり」を使うでんきタイプのねずみポケモン。ポケモンの象徴的な存在で、世界的な人気者。ほっぺに電気をためている。『スマブラ』では、身軽なスピードがありながら、パワフルな電撃ワザを持つオールラウンダー。「でんこうせっか」は方向を追加入力することでもう一度だけ移動できるので、復帰に便利だ。
「かみなり」は頭上に雷雲を呼んで、雷を落とす下必殺ワザ。落雷がピカチュウに当たった瞬間、少しだけ無敵になり、強力な電気を周囲に放つ。
+
:*(GB) ポケットモンスター 赤・緑 (1996/02)
 +
:*(GB) ポケットモンスター ピカチュウ (1998/09)
 +
 
 +
;[for フィギュア名鑑] ピカチュウ(EX)
 +
:「でんげき」は電気玉を斜め下に撃ち出すワザ。地面に沿って電気が走り、時間が経つにつれて威力がだんだん弱くなる。空中で撃ち出す玉の状態で当てるとダメージ、ふっとばし力が高い。「かみなり」は頭上に雷雲を呼んで、雷を落とす下必殺ワザ。落雷がピカチュウに当たった瞬間、少しだけ無敵になり、強力な電気を周囲に放つ。
 +
:*(GB) ポケットモンスター 赤・緑 (1996/02)
 +
:*(GB) ポケットモンスター ピカチュウ (1998/09)
 +
 
 +
;[for フィギュア名鑑]  ボルテッカー
 +
:全身に強力な高圧電流を発して光の球と化し、高速で動き回るピカチュウの最後の切りふだ。体当たりに加え、ボタンでスパークも可能だ。発動中は、ピカチュウ自身の近くに小さな光の球が発生して、その球を追従するように動く。動きはとても素早いが、この小さな光の球を見てコントロールすると、操作しやすいだろう。
    
=== 動作などの元ネタ ===
 
=== 動作などの元ネタ ===
 
==== ワザ ====
 
==== ワザ ====
*上スマッシュ攻撃:しっぽサマーソルト(初代-for)
+
*弱攻撃:ずつき (64-for) / 後投げ:じごくぐるま (64-for) / 横必殺ワザ:ロケットずつき (DX-for)
**『ポケモンスタジアム』シリーズの対戦モードで、ピカチュウがボールから出てきたときに、これによく似たアクションを行う。
+
**ピカチュウはレベルアップでは覚えないが、『赤・緑』でのみ、わざマシンを使えば覚えさせることができた技。「ずつき」に関しては『金・銀』ではわざマシンで、『ハートゴールド・ソウルシルバー』では、ウバメのもりにて人から教えてもらうことが出来る。
*通常必殺ワザ:でんげき(初代-for)
+
**弱攻撃の「ずつき」は『スマブラX』から10%の確率で相手を[[転倒]]させるようになったが、原作でも30%の確率で相手をひるませて1ターン行動不能にさせる追加効果がある。
**ゲーム本編には登場しないが、他のメディアでポケモンのわざとして登場する。ピカチュウなど、でんきタイプのポケモンが使用することが多く、ゲームにおけるでんきショック・10まんボルト・でんげきはなどのでんきタイプの攻撃技のイメージを複合したものとも考えられる。
+
**「じごくぐるま」は地面に自分ごと相手を投げつけて攻撃する格闘タイプの技。与えたダメージの1/4が自分に反動として帰ってくる。
**『ポケットモンスター 金』『ポケットモンスター ルビー』のポケモンずかんのピカチュウの説明文には「でんげき」が出てくる。
+
**「ロケットずつき」は、使用したターンで力を溜め、次のターンで攻撃するノーマルタイプの技。
 +
*上スマッシュ攻撃:しっぽサマーソルト (64-for)
 +
**『ポケモンスタジアム』シリーズの対戦モードで、ピカチュウがボールから出てきた時に、これによく似たアクションを行う。
 +
*つかみ攻撃:つかみでんきショック (64-for) / 通常必殺ワザ3:でんきショック (for)
 +
**多くの電気タイプポケモンが最初から覚えている技。ヒット時に低確率で相手を麻痺させる効果がある。
 +
*通常必殺ワザ:でんげき (64-for)
 +
**ゲーム本編には登場しないが、他のメディアで電気タイプポケモンが使う技として登場する。ゲームにおける「でんきショック」・「10まんボルト」・「でんげきは」などの電気タイプの攻撃技のイメージを複合したものとも考えられる。
 
**アニメでは主人公サトシのピカチュウが金銀編の途中くらいまで使っていた。
 
**アニメでは主人公サトシのピカチュウが金銀編の途中くらいまで使っていた。
**ポケモンカードゲーム初の商品である『ポケットモンスターカードゲーム 第1弾スターターパック』には、「でんげき」を使えるピカチュウのカードが入っている。
+
**『ポケモンカードゲーム』の初期に収録されたピカチュウは、「でんげき」のワザ(能力)が使える。
*弱攻撃/後投げ/横必殺ワザ:ずつき/じごくぐるま/ロケットずつき(初代-for/初代-for/DX-for)
+
*通常必殺ワザ2:でんじは (for)
**レベルアップでは覚えないが、GB版赤緑でのみ「わざマシン」というアイテムを使えば覚えさせることができるわざ。「ずつき」に関しては『ハートゴールド・ソウルシルバー』で、ウバメのもりにて教えてもらうことが出来る。
+
**相手を麻痺させる変化技で、『スマブラ』のように攻撃効果は持っていない。麻痺になった相手は素早さが下がり、一定の確率で行動不能になるため、自分より早い相手に先手を奪うことができる。
**「ずつき」は、頭を突きだしてまっすぐつっこんで攻撃するノーマルタイプのわざ。30%の確率で相手をひるませて1ターン行動不能にさせる追加効果がある。
+
*横必殺ワザ2:でんげきずつき (for)
***ちなみにスマブラでは10%程度の確率で相手を[[転倒]]させて行動不能にする。
+
**電気をまとって相手にぶつかるという点で、「ワイルドボルト」に通じるものがある。
**「じごくぐるま」は地面に自分ごと相手を投げつけて攻撃するかくとうタイプのわざ。与えたダメージの1/4が自分に反動として帰ってくる。
+
*上必殺ワザ:でんこうせっか (64-for) / 下必殺ワザ:かみなり (64-for)
**「ロケットずつき」は、1ターン目で頭を引っ込めて力を溜め、2ターン目で攻撃するノーマルタイプのわざ。『金・銀』以降は1ターン目に自分の「ぼうぎょ」がアップする追加効果が加わった。
+
**どちらもレベルアップで覚えられる技。
*上必殺ワザ/下必殺ワザ:でんこうせっか/かみなり(初代-for)
+
**「でんこうせっか」は威力は低いが、先制攻撃ができる。
**原作でピカチュウがレベルアップで覚えられるわざ。
+
**「かみなり」は、高い威力を持つ電気タイプの攻撃技。ただし命中が不安定という欠点がある。
**「でんこうせっか」は、目にも留まらぬものすごい速さで相手につっこむノーマルタイプのわざ。威力は低いが、必ず先制攻撃できる。
+
*下必殺ワザ3:じこはつでん (for)
**「かみなり」は、激しい雷を相手に落とす、高い威力を持つでんきタイプの大技。ただし命中率が低い(70%)という欠点がある。
+
**原作にはない技だが、『ポケモンカードゲーム 強化パック ロストリンク』に収録されている[https://wiki.xn--rckteqa2e.com/wiki/%E3%83%91%E3%83%81%E3%83%AA%E3%82%B9_(LL) パチリス]のポケパワーにも同じ名前が使われている。名前が同じであるだけで、直接の関連性はない。
*最後の切り札:ボルテッカー(X-for)
+
*最後の切りふだ:ボルテッカー (X-for)
**『エメラルド』以降で登場した、ピカチュウ系統の専用わざ。もちもの「でんきだま」を持ったピカチュウまたはライチュウが作った卵から孵ったピチューが最初から覚えている。
+
**『エメラルド』以降で登場した、ピカチュウ系統の専用技。もちもの"でんきだま"を持ったピカチュウまたはライチュウが持ってきた卵から孵ったピチューが最初から覚えている。
**このわざの元ネタは、ポケモンの開発元・ゲームフリークがポケモンよりも前に作ったメガドライブ用ソフト『パルスマン』の同名アクション。ゲームやアニメでピカチュウが使うボルテッカーは黄色い電気を帯びた体当たりだが、青い球状の電気を纏って体当たりをするスマブラでの演出は、『パルスマン』のほうに近い。
+
**ゲームやアニメで見る「ボルテッカー」は黄色い電気を帯びた体当たりだが、青い球状の電気を纏って不規則に体当たりをする攻撃方法は、ポケモンの開発元・ゲームフリークがポケモンよりも前に作ったメガドライブ用ソフト『パルスマン』の同名アクションが元になっている。
 
{{SG
 
{{SG
 
|画像1=[[ファイル:元ネタ_ピカチュウ_切りふだ1.jpg]]
 
|画像1=[[ファイル:元ネタ_ピカチュウ_切りふだ1.jpg]]
 
|画像2=[[ファイル:元ネタ_ピカチュウ_切りふだ2.jpg]]
 
|画像2=[[ファイル:元ネタ_ピカチュウ_切りふだ2.jpg]]
|文=左:ポケットモンスタープラチナのボルテッカー。右:元ネタであるパルスマンのボルテッカー。スマブラのエフェクトはこちらの方が近い。
+
|文=左:『ポケットモンスター プラチナ』のボルテッカー。右:元ネタである『パルスマン』のボルテッカー。『スマブラ』のエフェクトはこちらの方が近い。
 
|色=008000
 
|色=008000
 
}}
 
}}
*上アピール(X-for)
+
 
 +
==== その他 ====
 +
*上アピール (X-for)
 
**『ポケットモンスター ピカチュウ』の海外版パッケージに似ている。[http://ecx.images-amazon.com/images/I/61PH3G5R9ML._SL500_AA280_.jpg 画像]
 
**『ポケットモンスター ピカチュウ』の海外版パッケージに似ている。[http://ecx.images-amazon.com/images/I/61PH3G5R9ML._SL500_AA280_.jpg 画像]
*横アピール(初代-for)
+
*横アピール (64-for)
 
**『ポケットモンスター ピカチュウ』の日本版パッケージに似ている。[http://ec2.images-amazon.com/images/I/616P8A8MYQL._SL500_AA280_.jpg 画像]
 
**『ポケットモンスター ピカチュウ』の日本版パッケージに似ている。[http://ec2.images-amazon.com/images/I/616P8A8MYQL._SL500_AA280_.jpg 画像]
 
+
*ふらふら時のグルグル目 (for)
==== その他 ====
+
**アニメ版にて、主にポケモンが戦闘不能になったことを表現したものとしてグルグル目になることがある。シリアスなシーンでは普通に目を閉じているといった例外がある。
*ワープスター/ドラグーン搭乗(DX-for/X-for)
+
{{SG
 +
|画像1=[[ファイル:元ネタ_ピカチュウ_ふらふら1.jpg|x150px]]
 +
|画像2=[[ファイル:元ネタ_ピカチュウ_ふらふら2.jpg|x150px]]
 +
|文=右はアニメ。
 +
|色=008000
 +
}}
 +
*ワープスター/ドラグーン搭乗 (DX-for/X-for)
 
**なみのりピカチュウのポーズ。
 
**なみのりピカチュウのポーズ。
 
{{SG
 
{{SG
135行目: 156行目:  
|色=008000
 
|色=008000
 
}}
 
}}
*技名
+
*ジェネシスを撃ち終わった後 (for)
**原作のポケットモンスターシリーズでは漢字の使われた技名は一切無い。それに準拠してスマブラでもすべてひらがなカタカナとなっている。これは他のポケモンシリーズからのファイターのワザも同様。
+
**『ルビー・サファイア』の立ち絵と同じポーズ。
 +
*ワザ名について
 +
**原作の『ポケットモンスター』シリーズでは漢字の使われた技名は一切無い。それに準拠して『スマブラ』でもすべてひらがなカタカナとなっている。これは他のポケモンのワザも同様。
    
== 主な登場作品 ==
 
== 主な登場作品 ==
158行目: 181行目:  
*ポケットモンスター ダイヤモンド&パール(2006~2010/テレビアニメ)
 
*ポケットモンスター ダイヤモンド&パール(2006~2010/テレビアニメ)
 
*ポケットモンスター ベストウイッシュ(2010~2013/テレビアニメ)
 
*ポケットモンスター ベストウイッシュ(2010~2013/テレビアニメ)
*ポケットモンスター XY(2013~/テレビアニメ)
+
*ポケットモンスター XY(2013~2015/テレビアニメ)
    
他多数
 
他多数
    
== 備考 ==
 
== 備考 ==
*スマブラのピカチュウは登場時にモンスターボールから出てくるため、アニメ版『ポケットモンスター』で活躍する主人公サトシのピカチュウとは別物である<ref>[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/PostReturn116.html アンケート集計拳!!]</ref>。
+
*スマブラでのピカチュウのカラーバリエーションは、どれもピカチュウが帽子などアクセサリーを身に着けるが、ピカチュウ自体の色はあまり変わらない。ポケモンは生き物としての体色が個性としてどれだけの範囲で認められているかということがあらかじめ決められており、充分に異なって見えるカラーバリエーションを作れないため、その対処策として帽子などをつけられているのである<ref>[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/PostReturn051.html アンケート集計拳!!]</ref><ref>[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/PostReturn101.html アンケート集計拳!!]</ref>。
*スマブラでのピカチュウのカラーバーリエーションは、どれもピカチュウが帽子などアクセサリーを身に着けるが、ピカチュウ自体の色はあまり変わらない。ポケモンは生き物としての体色が個性としてどれだけの範囲で認められているかということがあらかじめ決められており、充分に異なって見えるカラーバリエーションを作れないため、その対処策として帽子などをつけられているのである<ref>[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/PostReturn051.html アンケート集計拳!!]</ref><ref>[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/PostReturn101.html アンケート集計拳!!]</ref>。
+
**そのため、制作中は常に処理負荷との戦いであった『[[スマブラ64]]』では、ピカチュウが身につけるアクセサリーに割くポリゴン数を極力減らすため、少ないポリゴン数でも見栄えのいいトンガリぼうしが採用された<ref>[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/flash/syukeiken/return502.html アンケート集計拳!!]</ref>。
**そのため、制作中は常に処理負荷との戦いであった[[初代スマブラ]]では、ピカチュウが身につけるアクセサリーに割くポリゴン数を極力減らすため、少ないポリゴン数でも見栄えのいいトンガリぼうしが採用された<ref>[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/flash/syukeiken/return502.html アンケート集計拳!!]</ref>。
+
*[[スマブラ64]]』の開発途中まではピカチュウの上必殺ワザの名称は「こうそくいどう」であったが、何らかの事情により「でんこうせっか」に変更することになった<ref>[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/PostReturn037.html アンケート集計拳!!]</ref>。その名残が取扱説明書及びゲーム中の紹介に残っており、ピカチュウの上必殺ワザは「こうそくいどう」として紹介されている。
*[[初代スマブラ]]の開発途中まではピカチュウの上必殺ワザの名称は「こうそくいどう」であったが、何らかの事情により「でんこうせっか」に変更することになった<ref>[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/PostReturn037.html アンケート集計拳!!]</ref>。その名残が説明書に残っており、ピカチュウの上必殺ワザは「こうそくいどう」として紹介されている。
      
==脚注==
 
==脚注==

案内メニュー