差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
15行目:
15行目:
− +
− +
− 登場当初はピカチュウ、ピッピと共に可愛いポケモンの代表格として扱われており、実際アニメ版では準レギュラーとして頻繁に登場していたり、かなり目立っていた。+
− しかしピカチュウが不動の人気になり、アニメ版でも第2シリーズの『アドバンスジェネレーション』に移ってからは準レギュラーから降板したためかつてほど目立たなくなり、現在では可愛いポケモンの1種類ぐらいの扱いに落ち着いている(ただし近年でも、『ポケモン+ノブナガの野望』のヒロインの手持ちであったりと、地味なところで目立ってはいる)。
− +
− +
− 声の担当はアニメ版『ポケットモンスター』で準レギュラーとして登場した野生のプリンと同じくかないみかが務め、『スマブラfor』まで『初代スマブラ』で収録されたものを使用し続けている。+
− 上記の理由から、『初代スマブラ』では意図的に弱いキャラクターとして作られており、最も吹っ飛ばされやすいうえ、シールドブレイクすると即バーストになったりといったハンデを抱えている。しかし、下必殺技「ねむる」による一発逆転や高い空中移動性能を秘めているなど、やりこめばその強みを引き出せるキャラクターになっている。『スマブラDX』では最弱の座を公式に[[ピチュー]]に明け渡したためか、空中での性能が大幅に上がり<ref>[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/flash/1225/index.html 速報スマブラ拳!! : プリン]</ref>、「地上では動きが鈍いが空中では全キャラ中ばつぐんの機動力」という空中戦特化ファイターとして、他にはない個性を持つキャラクターになった。+
− 『初代スマブラ』から参戦している縁からか、なんだかんだで皆勤賞であり、原作では影が薄くなってもスマブラでは依然として存在感を放ち続けている。+
− いまではスマブラには欠かせないキャラクターの1人として、確固たる地位を築いている。
101行目:
99行目:
− {{節スタブ}}+
− +
− *:
−
− *横必殺ワザ:はたく(DX-for)
−
− +
− **:スマブラのプリンがこのワザを使うのは、これに影響されたものと思われる。
− +
− +
− +
− +
+
+
+
編集の要約なし
== 概要 ==
== 概要 ==
『ポケットモンスター』シリーズに登場する“ふうせんポケモン”。
『ポケットモンスター』シリーズに登場する“ふうせんポケモン”。<br />
大きな瞳で相手を誘い込んで、歌をうたい相手を眠らせるのが得意技。
大きな瞳で相手を誘い込んで、歌をうたい相手を眠らせるのが得意技。<br />
第1作の『ポケットモンスター 赤・緑』から登場しており、当時はノーマルタイプのみだったが、『ポケットモンスター X・Y』よりフェアリータイプも追加された。
第1作の『ポケットモンスター 赤・緑』から登場しており、当時はノーマルタイプのみだったが、『ポケットモンスター X・Y』よりフェアリータイプも追加された。
登場当初はピカチュウ、ピッピと共に可愛いポケモンの代表格として扱われており、実際アニメ版では準レギュラーとして頻繁に登場していたり、かなり目立っていた。しかしピカチュウが不動の人気になり、アニメ版でも第2シリーズの『アドバンスジェネレーション』に移ってからは準レギュラーから降板したためかつてほど目立たなくなり、現在では可愛いポケモンの1種類ぐらいの扱いに落ち着いている(ただし近年でも、『ポケモン+ノブナガの野望』のヒロインの手持ちであったりと、地味なところで目立ってはいる)。
初期のころは目がかなり大きかったが『ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン』からは目が少し小さくなっている。
初期のころは目がかなり大きかったが『ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン』からは目が少し小さくなっている。
進化すると“プクリン”になり、進化前は『ポケットモンスター 金・銀』より登場の“ププリン”である。
進化すると“プクリン”になり、進化前は『ポケットモンスター 金・銀』より登場の“ププリン”である。<br />
ステータスとしては進化前なだけあり、HPが高い以外他の能力はかなり低く、あまり強力とは言えない。しかし、『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』で登場した隠れ特性「フレンドガード」という特性を手に入れた際には、ダブルバトルにおいて進化系であるプクリンよりも対戦で活躍した(プクリンに進化すると特性が「おみとおし」に変化する)。そのため、進化前でありながら対戦の実用に耐えうる、数少ないポケモンの1種になっている。
ステータスとしては進化前なだけあり、HPが高い以外他の能力はかなり低く、あまり強力とは言えない。しかし、『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』で登場した隠れ特性「フレンドガード」という特性を手に入れた際には、ダブルバトルにおいて進化系であるプクリンよりも対戦で活躍した(プクリンに進化すると特性が「おみとおし」に変化する)。そのため、進化前でありながら対戦の実用に耐えうる、数少ないポケモンの1種になっている。
== 大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ ==
== 大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ ==
シリーズ1作目から登場。『[[スマブラDX]]』では2001年12月25日に、『[[スマブラX]]』には2008年3月25日に、『[[スマブラfor]]』には2014年11月6日に公式サイトで発表された。『[[初代スマブラ]]』から『[[スマブラfor]]』3DS版まで全作品で隠しキャラとして、Wii U版では最初から選択可能なキャラクターとして登場している。
シリーズ1作目から登場。『[[スマブラDX]]』では2001年12月25日に、『[[スマブラX]]』には2008年3月25日に、『[[スマブラfor]]』には2014年11月6日に公式サイトで発表された。『[[初代スマブラ]]』から『[[スマブラfor]]』3DS版までの作品で隠しキャラとして、Wii U版では最初から選択可能なキャラクターとして登場している。
デザインは『初代スマブラ』から『スマブラX』までは『ポケットモンスター ルビー・サファイア』以前のデザイン、『スマブラfor』では『ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン』以降の目が小さくなったデザインに準じている。
デザインは『初代スマブラ』から『スマブラX』までは『ポケットモンスター ルビー・サファイア』以前のデザイン、『スマブラfor』では『ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン』以降の目が小さくなったデザインに準じている。
声の担当はアニメ版『ポケットモンスター』で準レギュラーとして登場した野生のプリンと同じくかないみかが務め、『スマブラfor』まで『初代スマブラ』で収録された音声を使用し続けている。
『初代スマブラ』において他の参戦キャラクター全てが各シリーズの主役級キャラクターなのに対してプリンの参戦は結構浮いており、なぜ参戦できたかの理由として、大人気のポケモンからはもう1体出したいということで既に制作されたピカチュウ以外の人気ポケモン(当時のポケモン総数は151匹)でなおかつ、制作時間の都合上で既存キャラの骨格を流用できるという条件に当てはまったため、カービィの骨格の流用<ref> 『スマブラDX』以降はカービィの流用ではなく、専用の骨格が作られている。</ref>でプリンが制作され、参戦を果たした。
『初代スマブラ』において他の参戦キャラクター全てが各シリーズの主役級キャラクターなのに対してプリンの参戦は結構浮いており、なぜ参戦できたかの理由として、大人気のポケモンからはもう1体出したいということで既に制作されたピカチュウ以外の人気ポケモン(当時のポケモン総数は151匹)でなおかつ、制作時間の都合上で既存キャラの骨格を流用できるという条件に当てはまったため、カービィの骨格の流用<ref> 『スマブラDX』以降はカービィの流用ではなく、専用の骨格が作られている。</ref>でプリンが制作され、参戦を果たした。
なお、プリンではなくピッピ参戦の案もあったが、プリンのほうがやられ役っぽいということから、プリンが優先された<ref> The 64DREAM 1999年5月号 桜井政博インタビューより。</ref>。
なお、プリンではなくピッピ参戦の案もあったが、プリンのほうがやられ役っぽいということから、プリンが優先された<ref> The 64DREAM 1999年5月号 桜井政博インタビューより。</ref>。
上記の理由から、『初代スマブラ』では意図的に弱いキャラクターとして作られており、最も吹っ飛ばされやすいうえ、“ふうせんポケモン”である為かシールドブレイクすると即バーストになったりといったハンデを抱えている。しかし、下必殺ワザ「ねむる」による一発逆転や高い空中移動性能を秘めているなど、やりこめばその強みを引き出せるキャラクターになっている。『スマブラDX』では最弱の座を公式に[[ピチュー]]に明け渡したためか、空中での性能が大幅に上がり<ref>[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/flash/1225/index.html 速報スマブラ拳!! : プリン]</ref>、「地上では動きが鈍いが空中では全キャラ中ばつぐんの機動力」という空中戦特化ファイターとして、他にはない個性を持つキャラクターになった。
『初代スマブラ』から参戦している縁からか、なんだかんだで皆勤賞であり、原作では影が薄くなってもスマブラでは依然として存在感を放ち続けている。いまではスマブラには欠かせないキャラクターの1人として、確固たる地位を築いている。
=== 動作などの元ネタ ===
=== 動作などの元ネタ ===
==== ワザ ====
==== ワザ ====
*通常必殺ワザ:ころがる(DX-for)/横必殺ワザ<ref>『初代スマブラ』では通常必殺ワザ</ref>:はたく(初代-for)
*通常必殺ワザ:ころがる(初代-for)
*:どちらも原作中で序盤に覚えるわざ。
*:
*上必殺ワザ1・3:うたう(初代-for)
*上必殺ワザ1・3:うたう(初代-for)
**:相手を「ねむり」状態にするノーマルタイプのわざ。しかし、命中率は低い。<br>アニメ版に登場したプリンは、歌が得意で相手に聞かせるのが好きだが、その効果ゆえに付近の人やポケモン達は全員寝てしまい、その事に不満を抱き、マイク型油性マジックペンで顔に落書きをして去っていく、という話のオチが登場したほとんどの回である。<br />
**:相手を「ねむり」状態にするノーマルタイプのわざ。しかし、命中率は低い。<br>アニメ版に登場したプリンは、歌が得意で相手に聞かせるのが好きだが、その効果ゆえに付近の人やポケモン達は全員寝てしまい、その事に不満を抱き、マイク型油性マジックペンで顔に落書きをして去っていく、という話のオチが登場したほとんどの回である。<br />スマブラのプリンがこのワザを使うのは、これに影響されたものと思われる。
*上必殺ワザ2:ハイパーボイス(for)
*上必殺ワザ2:ハイパーボイス(for)
*:
*:相手全体を攻撃できるノーマルタイプの特殊わざ。
*下必殺ワザ:ねむる(初代-for)
*下必殺ワザ:ねむる(初代-for)
**:2ターンの間「ねむり」の状態になるかわりに自分のHP、状態異常を全回復するエスパータイプのわざ。<br />
**:2ターンの間「ねむり」状態になるかわりに自分のHP、状態異常を全回復するエスパータイプのわざ。<br />
**:原作のままこのわざが再現されると、とんでもなく強いワザになってしまうためか、「眠る瞬間にプリンの中心からものすごいエネルギーが出る」というスマブラ独自の設定に変更されている<ref>『スマブラX』のステージ"ショドーモセス島"での[[アピール|スマッシュアピール]]による[[ソリッド・スネーク|スネーク]]の通信</ref>。<br />
**:原作のまま再現されると、とんでもなく強いワザになってしまうためか、「眠る瞬間にプリンの中心からものすごいエネルギーが出る」というスマブラ独自の設定に変更されている<ref>『スマブラX』のステージ"シャドーモセス島"での[[アピール|スマッシュアピール]]による[[ソリッド・スネーク|スネーク]]の通信より</ref>。<br />
**:スマブラでの爆発的な攻撃はしないが、「ねむり」状態である場合に限り、覚えている技の中から一つがランダムで使用される「ねごと」というわざを使って、攻撃技を出させることは出来る。
**:スマブラでの爆発的な攻撃はしないが、「ねむり」状態である場合に限り、覚えている技の中から一つがランダムで使用される「ねごと」というわざを使って、攻撃技を出させることは出来る。
*最後の切りふだ:おおきくなる(X-for)
*最後の切りふだ:おおきくなる(X-for)
**:原作には存在しないスマブラオリジナルのワザ。逆に、縮こまって自身の回避率を上げる「ちいさくなる」というわざは存在する。
**:原作には存在しないスマブラオリジナルのワザ。余談だが逆に、縮こまって自身の回避率を上げる「ちいさくなる」というわざは存在する。
*下アピール(X-for)
**:『ポケモンスタジアム』シリーズで戦闘不能になった時の動作。
== 主な登場作品 ==
== 主な登場作品 ==