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| == 概要 == | | == 概要 == |
| [[ファイル:ステージ解説 マジカント やくもの (4).JPG|サムネイル|ステージ下側では「ダンジョンおとこ」が縦断してくることがあり、縦断しているときは下側の小さな足場が一時的に消える。]] | | [[ファイル:ステージ解説 マジカント やくもの (4).JPG|サムネイル|ステージ下側では「ダンジョンおとこ」が縦断してくることがあり、縦断しているときは下側の小さな足場が一時的に消える。]] |
− | 『MOTHER』および『MOTHER2 ギーグの逆襲』に登場する幻想世界。多くの不思議なやくものやフライングマン、更に原作の1シーンが空に映る、ファンにはたまらない演出が特徴。 | + | 『MOTHER』および『MOTHER2 ギーグの逆襲』に登場する幻想世界。多くの不思議なオブジェクトや、ステージ右側の足場に登場する強力なヘルパーキャラの[[フライングマン]]、更に原作の1シーンが空に映る、ファンにはたまらない演出が特徴。 |
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− | 雲の足場は、いずれも下から上の一方通行ですり抜けることができ、空中にいる相手を[[メテオスマッシュ]]すると下にすり抜けてしまうすり抜け床のような性質を持つ。
| + | 雲の足場は、いずれも下から上の一方通行ですり抜けることができ、空中で[[メテオスマッシュ]]を決めると、下にすり抜けて落とせる性質を持つ。 |
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− | ステージ上には右側の足場に登場する強力なアシストキャラ・[[フライングマン]]以外にも、「ダンジョンおとこ」や、左側や中央の足場には以下の[[やくもの]]が登場する。
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| === フライングマン === | | === フライングマン === |
| [[ファイル:ステージ解説 マジカント フライングマン (1).JPG|サムネイル|◇あなたの ちからになる。]] | | [[ファイル:ステージ解説 マジカント フライングマン (1).JPG|サムネイル|◇あなたの ちからになる。]] |
− | ある程度時間が経過すると、ステージ右上の建物に[[フライングマン]]が現れる。フライングマンに触れるか攻撃を当てることで味方となり、2種の攻撃で支援してくれる。画面外に吹っ飛ばされるか、一定ダメージを与えるとフライングマンは撃墜される。 | + | ある程度時間が経過すると、ステージ右上の建物に[[フライングマン]]が現れる。フライングマンに触れるか攻撃を当てることで味方となり、2種の攻撃で支援してくれる。相手は画面外に吹っ飛ばして撃墜するかHPをゼロにすることで倒せる。 |
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| 撃墜後は時間経過で別のフライングマンが登場するが、5人倒すとそれ以降は登場しなくなる。 | | 撃墜後は時間経過で別のフライングマンが登場するが、5人倒すとそれ以降は登場しなくなる。 |
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− | ちなみに、『スマブラ3DS』では援護ファイターが決定していない状態で攻撃を与えることができる。『スマブラSP』では援護ファイターが決定するまではダメージを受けなくなった。
| + | 『スマブラ3DS』では支援するファイターが決定していない状態でも攻撃を与えることができる。『スマブラSP』では支援ファイターが決定するまではダメージを受けなくなった。 |
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| === 背景に映るシーン === | | === 背景に映るシーン === |
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− | ファイル:ステージ解説 マジカント 背景 (5).JPG|『1』の主人公の家。飼い犬のミックは地下室の鍵を首輪に掛けている。 | + | ファイル:ステージ解説 マジカント 背景 (5).JPG|『1』の主人公(ニンテン)の家。飼い犬のミックは地下室の鍵を首輪に掛けている。 |
− | ファイル:ステージ解説 マジカント 背景 (3).JPG|ティンクル小学校屋上。シリーズ最初のおともだち「ロイド」は、いじめられないようにゴミ箱に身を隠していた。 | + | ファイル:ステージ解説 マジカント 背景 (3).JPG|ティンクル小学校屋上。ニンテンの最初のおともだち「ロイド」は、いじめられないようにゴミ箱に身を隠していた。 |
− | ファイル:ステージ解説 マジカント 背景 (2).JPG|ゾンビたちに占拠された町「スリーク」。ネスとポーラが町を解放するため奔走する。 | + | ファイル:ステージ解説 マジカント 背景 (2).JPG|『2』よりゾンビたちに占拠された町「スリーク」。ネスと[[ポーラ]]が町を解放するため奔走する。 |
| ファイル:ステージ解説 マジカント 背景 (4).JPG|7つ目のパワースポット「ルミネホール」。洞窟内の壁に繁殖するひかりゴケは、ネスの心の声を映し出した。 | | ファイル:ステージ解説 マジカント 背景 (4).JPG|7つ目のパワースポット「ルミネホール」。洞窟内の壁に繁殖するひかりゴケは、ネスの心の声を映し出した。 |
− | ファイル:ステージ解説 マジカント 背景 (1).JPG|どせいさんたちの集落「サターンバレー」。スペーストンネルで、ギーグの待つ過去の最低国へ向かう。 | + | ファイル:ステージ解説 マジカント 背景 (1).JPG|[[どせいさん]]たちの集落「サターンバレー」。スペーストンネルで、ギーグの待つ過去の最低国へ向かう。 |
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| 『1』では特定の洞窟からか、「めのうのつりばり」を使うことによって行くことができる、ピンク色の雲に覆われたような幻想的な王国。住民たちは外界を知らず、魔法使いのような奇妙な格好をしている。外の世界へ通ずる地下大河には、忘れられた男や眠るドラゴンがいる。1988年のアメリカを舞台とした現実的なフィールドをメインとする本作のなかでは、極めてファンタジーチックな異色のフィールドである。 | | 『1』では特定の洞窟からか、「めのうのつりばり」を使うことによって行くことができる、ピンク色の雲に覆われたような幻想的な王国。住民たちは外界を知らず、魔法使いのような奇妙な格好をしている。外の世界へ通ずる地下大河には、忘れられた男や眠るドラゴンがいる。1988年のアメリカを舞台とした現実的なフィールドをメインとする本作のなかでは、極めてファンタジーチックな異色のフィールドである。 |
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− | 『MOTHER2』にも登場するが、『1』のマジカントとはマップデザインやコンセプトがほぼ異なる。『2』のマジカントは、全てのパワースポットを巡った主人公(ネス)の心が一時的に生み出した夢の中の国であり、ネスのありとあらゆる思い出や感情が物質化して存在している。中心には、宇宙の真理に一瞬だけ触れることのできる「エデンのうみ」が存在し、ネスの「心の中の邪悪」が待ち構えている。前作のマジカントは主人公以外の外界の人間も入ることができたが、『2』のマジカントは完全に「ネスの世界」であるため、ネスしか入ることはできない。 | + | 『MOTHER2』にも登場するが、『1』のマジカントとはマップデザインやコンセプトがほぼ異なる。『2』のマジカントは、全てのパワースポットを巡った主人公([[ネス]])の心が一時的に生み出した夢の中の国であり、ネスのありとあらゆる思い出や感情が物質化して存在している。中心には、宇宙の真理に一瞬だけ触れることのできる「エデンのうみ」が存在し、ネスの「心の中の邪悪」が待ち構えている。前作のマジカントは主人公以外の外界の人間も入ることができたが、『2』のマジカントは完全に「ネスの世界」であるため、ネスしか入ることはできない。 |
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− | 『スマブラ』においては両作のマジカントを総合解釈したものとなっている。デザイン自体は『1』のフィールドをモデルとしているが、背景に『1』『2』の映像が浮かぶほか、てつタコやダンジョンおとこがどこからともなく出現するのは、『2』のマジカントが「あらゆる思い出がある世界」ということに由来するものだと思われる。フライングマンは原作両方のマジカントに登場しているが、スマブラのステージにおいてフライングマンの家、及びフライングマンが撃墜される度に建てられる墓は『2』のデザインに準拠している。{{see also|フライングマン}}
| + | 『スマブラ』においては両作のマジカントを総合解釈したものとなっている。デザイン自体は『1』のフィールドをモデルとしているが、背景に『1』『2』の映像が浮かぶほか、てつタコやダンジョンおとこがどこからともなく出現するのは、『2』のマジカントが「あらゆる思い出がある世界」ということに由来するものだと思われる。[[フライングマン]]は原作両方のマジカントに登場しているが、スマブラのステージにおいてフライングマンの家、及びフライングマンが撃墜される度に建てられる墓は『2』のデザインに準拠している。 |
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− | 時折飛来するスカイウォーカーは『2』で活躍したアンドーナッツ博士の開発による空を飛ぶ乗り物。[[ジェフ]]はこの乗り物で、フォギーランドから遠く離れたイーグルランドの[[ネス]]たちの元にまでやって来る。目的地設定はアンドーナッツ博士による手動の他、「呼び手」の意識を感知して決定する機能も備える。ブーメラン方式で2度目のフライトでは出発地点に戻る仕様、もしくはウィンターズのアンドーナッツ博士の研究所まで戻るよう設定されている。テレパシーの探知、無重力飛行など未来的な仕様を見せるがアンドーナッツ博士曰く「ちょっと ふるい」とのこと。そのためか着陸が基本的に墜落であり、目的地へ到着する度に大破する欠陥がある。 | + | 時折飛来するスカイウォーカーは『2』で活躍したアンドーナッツ博士の開発による空を飛ぶ乗り物。[[ジェフ]]はこの乗り物で、フォギーランドから遠く離れたイーグルランドのネスたちの元にまでやって来る。目的地設定はアンドーナッツ博士による手動の他、「呼び手」の意識を感知して決定する機能も備える。ブーメラン方式で2度目のフライトでは出発地点に戻る仕様、もしくはウィンターズのアンドーナッツ博士の研究所まで戻るよう設定されている。テレパシーの探知、無重力飛行など未来的な仕様を見せるがアンドーナッツ博士曰く「ちょっと ふるい」とのこと。そのためか着陸が基本的に墜落であり、目的地へ到着する度に大破する欠陥がある。 |
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| てつタコは『2』に登場するオブジェクトで、原作では一本道を塞いでいる。これはゲーム上の順路を成立させるための存在で、ストーリーをある程度まで進めることで入手出来る「タコけしマシン」で消すことができる。これと同じ役割を果たすものに「こけし」のオブジェクトも登場し、こちらは「こけしけしマシン」で消すことが可能。『MOTHER2』の海外版『EARTH BOUND』では、てつタコが鉛筆、こけしが消しゴムのオブジェクトに変更されているが、スマブラでは海外版もてつタコが採用されている。 | | てつタコは『2』に登場するオブジェクトで、原作では一本道を塞いでいる。これはゲーム上の順路を成立させるための存在で、ストーリーをある程度まで進めることで入手出来る「タコけしマシン」で消すことができる。これと同じ役割を果たすものに「こけし」のオブジェクトも登場し、こちらは「こけしけしマシン」で消すことが可能。『MOTHER2』の海外版『EARTH BOUND』では、てつタコが鉛筆、こけしが消しゴムのオブジェクトに変更されているが、スマブラでは海外版もてつタコが採用されている。 |
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| == 更新履歴 == | | == 更新履歴 == |
| ;{{有無|3DS}}Ver.1.0.5 | | ;{{有無|3DS}}Ver.1.0.5 |
− | *[[トレーニング]]モードでフライングマンを投げている最中にスタートボタンを押すと、すぐに投げが解除されるようになった。このため、フライングマンの挙動がおかしくなる現象(通称フライングマンバグ)が起きなくなった。 | + | *[[トレーニング]]モードでフライングマンを投げている最中にスタートボタンを押すと、すぐに投げが解除されるようになった。このため、フライングマンの挙動がおかしくなる現象が起きなくなった。 |
| **参考: [https://www.youtube.com/watch?v=1wuEdjyxipo Smash Bros. 3DS Glitch that can freeze your game. - YouTube] | | **参考: [https://www.youtube.com/watch?v=1wuEdjyxipo Smash Bros. 3DS Glitch that can freeze your game. - YouTube] |
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