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== 概要 ==
 
== 概要 ==
1981年に『ドンキーコング』でデビューしてから今日に至るまで、非常に多くの任天堂関連ゲームソフトに主人公もしくは脇役・ゲストとして出演しており、現在その数は200本以上に及ぶ。なお、マリオという名前は『ドンキーコング』時点では名前がつけられておらず、『ドンキーコングJR.』で初めて与えられた個人名である。
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1981年に『ドンキーコング』でデビューしてから今日に至るまで、非常に多くの任天堂関連ゲームソフトに主人公もしくは脇役・ゲストとして出演しており、現在その数は200本以上に及ぶ。なお、マリオという名前は『ドンキーコング』時点では名前がつけられておらず、『ドンキーコングJR.』で初めて与えられた個人名である。<br />
 
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身長155cm、矮躯で小太りの体型をしており、団子鼻で鼻の下に立派なヒゲを蓄えている。茶髪で、瞳の色は青もしくは水色である。通常は赤いシャツに青いオーバーオールを着て、正面に「M」と書かれた赤い帽子と白い軍手、茶色い“どた靴”などを身につけている。ただし、作品の内容や場面によっては普段のそれとは違う服装を身につけていることもある。
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身長155cm、矮躯で小太りの体型をしており、団子鼻で鼻の下に立派なヒゲを蓄えている。茶髪で、瞳の色は青もしくは水色である。通常は赤いシャツに青いオーバーオールを着て、正面に「M」と書かれた赤い帽子と白い軍手、茶色い“どた靴”などを身につけている。ただし、作品の内容や場面によっては普段のそれとは違う服装を身につけていることもある。年齢については現在も正式に決められてはいないが、生みの親の[[宮本茂]]によると「大体24~25歳」<ref>[http://www.nintendo.co.jp/nom/0510/interv/index.html 2.宮本 茂ロングインタビュー マリオの生みの親からのメッセージ]</ref>、『[[スマブラDX]]』のマリオのフィギュアの説明では26歳前後と書かれている。<br />
 
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家族には双子の弟[[ルイージ]]がいる。共に冒険をしたり、マリオとは別の冒険に出かけることがある。作品によっては同居しており、マリオの冒険中は彼が留守番することもある。職業は配管工ということで広く知られているが、これはハリウッドの劇場版で与えられた設定であり、初期は大工という設定が与えられていた<ref>[http://www.nintendo.co.jp/nom/9908/profile/index.html プロフィール ~マリオ誕生にまつわるエピソード~]</ref>。その後にさまざまなスピンオフ作品でレーサーやスポーツ選手、果ては医者や芸術家を経験しており、何が彼の本業なのかは明確ではない。『スーパーマリオ 3Dワールド』のオープニングでは土管の修理をしていたが、これは彼がゲーム中で見せた配管工らしい仕事としては初めてである。<br />
年齢については現在も正式に決められてはいないが、生みの親の[[宮本茂]]によると「大体24~25歳」<ref>[http://www.nintendo.co.jp/nom/0510/interv/index.html 2.宮本 茂ロングインタビュー マリオの生みの親からのメッセージ]</ref>、『[[スマブラDX]]』のマリオのフィギュアの説明では26歳前後と書かれている。
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家族には双子の弟[[ルイージ]]がいる。共に冒険をしたり、マリオとは別の冒険に出かけることがある。作品によっては同居しており、マリオの冒険中は彼が留守番することもある。
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職業は配管工ということで広く知られているがこれはハリウッドの劇場版で与えられた設定であり、初期は大工という設定が与えられていた<ref>[http://www.nintendo.co.jp/nom/9908/profile/index.html プロフィール ~マリオ誕生にまつわるエピソード~]</ref>。その後にさまざまなスピンオフ作品でレーサーやスポーツ選手、果ては医者や芸術家を経験しており、何が彼の本業なのかは明確ではない。『スーパーマリオ 3Dワールド』のオープニングでは土管の修理をしていたが、これは彼がゲーム中で見せた配管工らしい仕事としては初めてである。
   
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身体能力は非常に高く、その中でもジャンプアクションを最も得意とする。自身の身長の数倍分の高低差に届くほどの跳躍力を誇り、三段跳び、宙返り、壁キックといった常人には真似できないアクションも軽々とこなす。<br />
 
身体能力は非常に高く、その中でもジャンプアクションを最も得意とする。自身の身長の数倍分の高低差に届くほどの跳躍力を誇り、三段跳び、宙返り、壁キックといった常人には真似できないアクションも軽々とこなす。<br />
キャラクターごとに能力の差異があるゲームに出演した場合には、「平均的な能力を持つ初心者向きのプレイヤーキャラクター」となっていることが多く、本来の彼の長所である「抜群の身体能力」はそのようなゲームの中では長所と言えるほど突出したものではなくなっているが、それはマリオの身体能力が本編よりも落ちているからではなく、マリオよりも低い身体能力を持つキャラクターとおよそ同じ数だけ、マリオよりも高い身体能力を持つキャラクターがいるがゆえに平均的となる、と見るのが正しい。<br />
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キャラクターごとに能力の差異があるゲームに出演した場合には、「平均的な能力を持つ初心者向きのプレイヤーキャラクター」となっていることが多く、本来の彼の長所である「抜群の身体能力」は、そのようなゲームの中では長所と言えるほど突出したものではなくなっているが、それはマリオの身体能力が本編よりも落ちているからではなく、マリオよりも低い身体能力を持つキャラクターとおよそ同じ数だけ、マリオよりも高い身体能力を持つキャラクターがいるがゆえに平均的となる、と見るのが正しい。ただし、数少ない例外の一つとして『マリオゴルフ』シリーズが挙げられ、シリーズを通して怪力である、ワリオ以上の飛距離叩き出すパワータイプとして調整されている。また、アイテムの力でさまざまな特殊能力を一時的に得ることができ、その際には服の色が変わったり、かぶり物をかぶるなどして姿が変わることが多い。<br />
ただし、数少ない例外の一つとして『マリオゴルフ』シリーズが挙げられ、シリーズを通して怪力である、ワリオ以上の飛距離叩き出すパワータイプとして調整されている。
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マリオはプレイヤーの分身という役割がほとんどであるため、明確な人物設定はなく、声は出しても何らかの掛け声や簡単に喜怒哀楽を表現する短い台詞であることが多い他、ヒゲのため細かい表情は読み取りにくくなっている。世界観を含め、設定が詳細に決められていないのは、一度決めてしまった設定が新しいシリーズを作る際の足かせにならないようにするためである。ただし、唯一「ジャンプで有名な世界的スーパーヒーロー」という設定は全作品で概ね共通しており、少なくともキノコ王国の住人達にとっては、マリオは英雄として扱われているであろうことは汲み取れるようになっている。。<br />
アイテムの力でさまざまな特殊能力を一時的に得ることができ、その際には服の色が変わったり被り物をしたりと姿が変わることが多い。
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一応、原作シリーズ以外も含むのであれば、マリオがたくさん喋る作品もないわけではない。例えば、ドラゴンクエストのキャラと共演する『いただきストリートDS』および『いただきストリートWii』では、スーパースターらしく自信に満ち溢れた性格ながらも、少々ナルシストな部分があると感じられる口調で、原作の姿からは想像がつかない、長台詞を発するマリオを見ることができる。<br />
 
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マリオはプレイヤーの分身という役割がほとんどであるため、明確な人物設定はなく、声は出しても何らかの掛け声や簡単に喜怒哀楽を表現する短いセリフであることが多い他、ヒゲのため細かい表情は読み取りにくくなっている。世界観を含め、設定が詳細に決められていないのは、一度決めてしまった設定が新しいシリーズを作る際の足かせにならないようにするためである。<br />
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生みの親の[[宮本茂]]はマリオがかわいいと思われることを良く思っておらず<ref>[http://www.nintendo.co.jp/nom/9908/suisen/page02.html 推薦状その2 ~マリオ生みの親・宮本茂(任天堂)直筆(!?)推薦文~]</ref><ref name="PostReturn155">[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/PostReturn155.html アンケート集計拳!!]</ref>、ゲームキューブあたりからはマリオのとるポーズや表情に気をつけかわいらしく子供らしいイメージを持たれないように気を付けている。このことは[[桜井政博]]も知るところで<ref name="PostReturn155" />、その意向が汲み取られてか、『[[スマブラDX]]』以降のマリオは特に表情の面でシリアスさが目立つ。『[[スマブラfor]]』では、攻撃時の表情や立ちモーション中に口を開けたり、ふっとんだ際に驚くような顔をしたり、勝利時に笑顔を見せるようになった。『[[スマブラSP]]』では、前作以上に表情豊かになっており、試合中もアピールなどで笑顔を見せるようになった。<br />
唯一「ジャンプで有名な世界的スーパーヒーロー」という設定は全作品で共通しており、少なくともキノコ王国の住人達にとっては、マリオは英雄として扱われているであろうことがわかる。<br />
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一応マリオがたくさん喋る作品はあり、ドラゴンクエストのキャラと共演する『いただきストリートDS』および『いただきストリートWii』ではスーパースターらしく自信に満ち溢れた性格ながらも少々ナルシストな部分がある。<br />
   
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生みの親の[[宮本茂]]はマリオがかわいいと思われることを良く思っておらず<ref>[http://www.nintendo.co.jp/nom/9908/suisen/page02.html 推薦状その2 ~マリオ生みの親・宮本茂(任天堂)直筆(!?)推薦文~]</ref><ref name="PostReturn155">[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/PostReturn155.html アンケート集計拳!!]</ref>、ゲームキューブあたりからはマリオのとるポーズや表情に気をつけかわいらしく子供らしいイメージを持たれないように気を付けている。このことは[[桜井政博]]も知るところで<ref name="PostReturn155" />、その意向が汲み取られてか、『[[スマブラDX]]』以降のマリオは特に表情の面でシリアスさが目立つ。『[[スマブラfor]]』では、攻撃時の表情や立ちモーション中に口を開けたり、ふっとんだ際に驚くような顔をしたり、勝利時に笑顔を見せるようになった。『[[スマブラSP]]』では、前作以上に表情豊かになっており、試合中もアピールなどで笑顔を見せるようになった。
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マリオはゲームだけに限らず、80~90年代では様々な漫画やアニメ放送が世界的に行われていた。漫画は『スーパーマリオくん』が特に有名で、マリオシリーズに多大な影響を与えることがあった<ref>代表的なものは単行本5巻にて、アイスフラワーが登場、後に『スーパーマリオギャラクシー』や『New スーパーマリオブラザーズ Wii』でアイスフラワーが登場した。</ref>。<br />
 
マリオはゲームだけに限らず、80~90年代では様々な漫画やアニメ放送が世界的に行われていた。漫画は『スーパーマリオくん』が特に有名で、マリオシリーズに多大な影響を与えることがあった<ref>代表的なものは単行本5巻にて、アイスフラワーが登場、後に『スーパーマリオギャラクシー』や『New スーパーマリオブラザーズ Wii』でアイスフラワーが登場した。</ref>。<br />
 
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