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293 バイト追加 、 2019年6月23日 (日) 10:52
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== 大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ ==
 
== 大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ ==
シリーズ1作目の『[[スマブラ64]]』から登場。『[[スマブラDX]]』には2001年5月16日に『E3 2001』で、『[[スマブラX]]』には2006年5月10日に『E3 2006』で、『[[スマブラfor]]』には2013年6月11日に放送された『Ninetndo Direct@E3 2013』、『[[スマブラSP]]』には、2018年6月13日に放送された『[https://www.nintendo.co.jp/e3/index.html Nintendo Direct: E3 2018]』で当作の情報が公開されると同時に参戦することが明らかになった。すべてのシリーズで、最初から選択可能な[[ファイター]]として登場している。
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シリーズ1作目の『[[スマブラ64]]』から登場。『[[スマブラDX]]』には2001年5月16日に『E3 2001』で、『[[スマブラX]]』には2006年5月10日に『E3 2006』で、『[[スマブラfor]]』には2013年6月11日に放送された『Ninetndo Direct@E3 2013』、『[[スマブラSP]]』には、2018年6月13日に放送された『[https://www.nintendo.co.jp/e3/index.html Nintendo Direct: E3 2018]』で当作の情報が公開されると同時に参戦することが明らかになった。すべてのシリーズで、最初から選択可能な[[ファイター]]として登場している。<br />
 
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『スマブラ』はマリオが主役のゲームというわけではないが、説明書やムービーなど、多くのゲーム内外で最も多くその姿を見ることができるキャラクターである。
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『スマブラ』はマリオが主役のゲームというわけではないが、説明書やムービーなど、多くのゲーム内外で最も多くその姿を見ることができるキャラクターである。<br />
 
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デザインは『スマブラ64』では『スーパーマリオ64』のものをベースにしている。このときには攻撃時やダメージを受けたときに目が「> <」のようになったりと、『スマブラDX』以降では見られないかわいらしい一面があった。体型は『スーパーマリオ64』よりも頭身が低く、これはモデル制作スタッフのミスによるものだったが、このほうが可愛いからという理由で製品版でもそのままになった<ref>[http://www.1101.com/nintendo/nin4/nin4-3.htm ほぼ日刊イトイ新聞 - 樹の上の秘密基地]<br />“「マリオ64」は3Dの画面を斜め上から見てるから。おれ、ゲームの画面みながら作ったから、自然と下半身がつまってて頭でっかちになってるんですよ。うわぁ、どうしよっかなあって。でも、ま、こっちのほうが可愛いからいっかな、って思ってそのまま使ってるんです。このくらいはいいかなって。”</ref>。なお、海外版では『スーパーマリオ64』に近い体型になっている。『スマブラDX』以降は、初代『スマブラ』のようなコミカルな要素はほぼ見られなくなっている。また、服装などが細部まで描き込まれ、デニムの縫い目など元のデザインにないリアル志向の要素が加わっている。<br />
デザインは『スマブラ64』では『スーパーマリオ64』のものをベースにしている。このときには攻撃時やダメージを受けたときに目が「> <」のようになったりと、『スマブラDX』以降では見られないかわいらしい一面があった。体型は『スーパーマリオ64』よりも頭身が低く、これはモデル制作スタッフのミスによるものだったが、このほうが可愛いからという理由で製品版でもそのままになった<ref>[http://www.1101.com/nintendo/nin4/nin4-3.htm ほぼ日刊イトイ新聞 - 樹の上の秘密基地]<br />“「マリオ64」は3Dの画面を斜め上から見てるから。おれ、ゲームの画面みながら作ったから、自然と下半身がつまってて頭でっかちになってるんですよ。うわぁ、どうしよっかなあって。でも、ま、こっちのほうが可愛いからいっかな、って思ってそのまま使ってるんです。このくらいはいいかなって。”</ref>。なお、海外版では『スーパーマリオ64』に近い体型になっている。
   
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『スマブラDX』からは上のようなコミカルな要素はほぼなくなって服装などが細部まで描き込まれ、デニムの縫い目など元のデザインにないリアル志向の要素が加わっている。
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声は原作同様、[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%8D%E3%83%BC チャールズ・マーティネー]([https://www.mariowiki.com/Charles_Martinet Charles Martinet])が務める。<br />
 
声は原作同様、[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%8D%E3%83%BC チャールズ・マーティネー]([https://www.mariowiki.com/Charles_Martinet Charles Martinet])が務める。<br />
『スマブラ64』と『スマブラDX』では『スーパーマリオ64』で収録された音声を使用している。『スマブラX』では新たに収録されたボイスが使われ、以降の作品でもその音声が使われ続けている。
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『スマブラ64』と『スマブラDX』では『スーパーマリオ64』で収録された音声を使用している。『スマブラX』では新たに収録されたボイスが使われ、以降の作品でもその音声が使われ続けている。<br />
 
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『スーパーマリオ』シリーズお馴染みの「ファイアボール」やブロックを叩くときのジャンプアッパーカット、『スーパーマリオ64』で披露したパンチやキック、『スマブラDX』からは『スーパーマリオワールド』の「スーパーマント」、『スマブラX』以降は『スーパーマリオサンシャイン』の「ポンプ」…というように、『スーパーマリオ』シリーズで登場した要素を続々と駆使して戦う。<br />『スーパーマリオブラザーズ3』『スーパーマリオUSA』など、マリオに継承されていない要素は他の『マリオ』シリーズから参戦したファイターや、関連するステージ・アイテムといった要素として登場している場合も多い。
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『スーパーマリオ』シリーズお馴染みの「ファイアボール」やブロックを叩くときのジャンプアッパーカット、『スーパーマリオ64』で披露したパンチやキック、『スマブラDX』からは『スーパーマリオワールド』の「スーパーマント」、『スマブラX』以降は『スーパーマリオサンシャイン』の「ポンプ」…というように、『スーパーマリオ』シリーズで登場した要素を続々と駆使して戦う。『スーパーマリオブラザーズ3』『スーパーマリオUSA』など、マリオに継承されていない要素は他の『マリオ』シリーズから参戦したファイターや、関連するステージ・アイテムといった要素として登場している場合も多い。<br />
 
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性能面はマリオの名を冠するスポーツゲームなどと同じように平均的な運動性能とワザのパワーを持ち、バランスがいい。バランスが良いゆえに、連発するだけである程度戦える強力なワザや、少々の操作ミスでもカバーできる復帰力のような尖ったものは持たないため、勝ち筋の単純明快さと手軽さを好む多くの初心者に好かれるような性能ではない。<br />
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ファイターとしては、マリオの名を冠するスポーツゲームなどと同じように平均的な運動性能とワザのパワーを持ち、バランスが良い性能となっている。バランスが良いゆえに、連発するだけである程度戦える強力なワザや、少々の操作ミスでもカバーできる復帰力のような尖ったものは持たないため、勝ち筋の単純明快さや、使いこなしやすさを好みがちな、多くの初心者に好かれやすい性能ではないかもしれない。しかし、『スマブラ』の重要なテクニック要素の数多くが使用可能であり、『スマブラ64』の時点で飛び道具の必殺ワザに加え、少々変則的だが[[メテオ]]ワザも所持していた。<br />
しかし、スマブラの重要なテクニック要素の数多くが使用可能であり、『スマブラ64』の時点で飛び道具の必殺ワザに加え、少々変則的だが[[メテオ]]ワザも所持していた。
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『スマブラDX』では、それらに加えてメテオワザらしいメテオワザの前空中攻撃「メテオナックル」と[[反射]]ワザの横必殺ワザ「スーパーマント」を獲得。新しい横スマッシュ攻撃の「ファイア掌底」は、“突きだした手の部分は低威力、その先から出す炎の部分は高威力”という、部位による威力の違いが視覚的にわかりやすい性質を持つワザで、初心者プレイヤーに「部位によって威力の異なるワザ」と「先端ギリギリで当てると高威力なワザ」の存在を教えてくれる。また、『スーパーマリオ64』のように、一部キャラクター限定の新しいアクションである「カベジャンプ(『スマブラDX』では三角飛び)」をすることも可能。さらに、『スマブラX』では下必殺ワザが「ポンプ」に変更され、ダメージこそないがチャージ・保持ができる[[ためワザ]]を獲得した(これによって、従来の下必殺ワザのマリオトルネードは下空中攻撃に変更)。<br />
 
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『スマブラDX』ではそれらに加えてメテオワザらしいメテオワザの前空中攻撃「メテオナックル」と[[反射]]ワザの横必殺ワザ「スーパーマント」を獲得。新しい横スマッシュ攻撃の「ファイア掌底」は、「突きだした手の部分は低威力、その先から出す炎の部分は高威力」という部位による威力の違いが視覚的にわかりやすいワザで、初心者プレイヤーに「部位によって威力の異なるワザ」「先端ギリギリで当てると高威力なワザ」の存在を教えてくれる。『マリオ64』通り、一部キャラクター限定の新しいアクションの三角飛びをすることも可能。<br />
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さらに『スマブラX』では下必殺ワザが「ポンプ」に変更され、ダメージこそないがチャージ・保持ができる[[ためワザ]]を獲得した(これによって、従来の下必殺ワザのマリオトルネードは下空中攻撃に変更)。
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このように、作品が進むにつれてマリオは『スマブラ』の学習教材的な存在であることが徹底されるようになっていく。マリオを知れば他の多くのファイターの性質の理解を早めることに繋がる。これは同じ初心者向けキャラにおいて[[カービィ]]を入門向けとするならば、マリオは登竜門的な存在であると言える。そのこともあり『スマブラX』のアドベンチャーモード「亜空の使者」では、カービィと並んで最初に使うことのできるファイターの一人であり、『スマブラSP』のアドベンチャーモード「灯火の星」でも、一番最初に解放することになるファイターとなっている。<br />
 
このように、作品が進むにつれてマリオは『スマブラ』の学習教材的な存在であることが徹底されるようになっていく。マリオを知れば他の多くのファイターの性質の理解を早めることに繋がる。これは同じ初心者向けキャラにおいて[[カービィ]]を入門向けとするならば、マリオは登竜門的な存在であると言える。そのこともあり『スマブラX』のアドベンチャーモード「亜空の使者」では、カービィと並んで最初に使うことのできるファイターの一人であり、『スマブラSP』のアドベンチャーモード「灯火の星」でも、一番最初に解放することになるファイターとなっている。<br />
 
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とはいえ、なんでも平均的というわけではなく、全ファイターを平均して見るとリーチはやや短めで復帰距離も短い。一方でワザの出が早めで、空中攻撃はコンボがしやすくなっている。これらの長短は、作品が進むにつれ少しずつ目立ってきている。
とはいえなんでも平均的というわけではなく、全ファイターを平均して見るとリーチはやや短めで復帰距離も短い。一方でワザの出が早めで、空中攻撃はコンボがしやすくなっている。これらの長短は、作品が進むにつれ少しずつ目立ってきている。
      
=== アートワーク ===
 
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