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[[ファイル:メタリドリー (メトロイドプライム).png|200x200px|サムネイル|『メトロイドプライム』のメタリドリー]]
 
[[ファイル:メタリドリー (メトロイドプライム).png|200x200px|サムネイル|『メトロイドプライム』のメタリドリー]]
 
『メトロイド』シリーズに登場する敵キャラクターで、[[サムス・アラン]]の宿敵。「銀河連邦」と対立する反政府組織「スペースパイレーツ」の司令官を務める、翼竜やドラゴンのような姿をした爬虫類型エイリアン。<br>
 
『メトロイド』シリーズに登場する敵キャラクターで、[[サムス・アラン]]の宿敵。「銀河連邦」と対立する反政府組織「スペースパイレーツ」の司令官を務める、翼竜やドラゴンのような姿をした爬虫類型エイリアン。<br>
鋭い爪と牙、長く伸びた尻尾は殺傷性が高く、背中の翼は飛翔の能力に長ける。発する鳴き声にはほかのクリーチャーを刺激し、凶暴化させる特殊な波長が含まれる。恐ろしげな外観通り好戦的かつ残虐で、略奪や破壊、殺戮を好む。一方で知能は外観に反して高く、(漫画版に限るが)人語で皮肉やブラックジョークを発する描写が見られる程。そのためか、時に“狡猾の死神”、“宇宙の悪夢”の異名を取ることもある。その危険性は[[メトロイド]]と同等のものとして、「銀河連邦」にも認識されている。<br>
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鋭い爪と牙、長く伸びた尻尾は殺傷性が高く、背中の翼は飛翔の能力に長ける。発する鳴き声にはほかのクリーチャーを刺激し、凶暴化させる特殊な波長が含まれる。恐ろしげな外観通り好戦的かつ残虐で、略奪や破壊、殺戮を好む。一方で平時の知能は外観や戦闘時の獰猛さに反して高く、『Other M』のクローンは成長当初から度々咆哮で他の生物を扇動したり、死んだふりで脱走したり気に食わない飼育員を不意打ちで食い殺したりなどといった狡猾さを見せており、漫画版に至っては人語で皮肉やブラックジョークを発する描写が見られる程。そのためか、時に“狡猾の死神”、“宇宙の悪夢”の異名を取ることもある。その危険性は[[メトロイド]]と同等のものとして、「銀河連邦」にも認識されている。<br>
 
設定上の体長は約12フィート(約3.7m)、翼を広げた状態では約18フィートとされているが、ゲーム中でのサイズは(ともすれば解像度などの都合もあって)、作品によって少なからぬばらつきがある。FCD版初代『メトロイド』では、サムスより若干背丈が高いだけでそれほど体格差はなかったが、『スーパーメトロイド』からはサムスよりおよそ一、二回り巨大化しており、『Other M』ではそれをも上回るスケールで描かれている。
 
設定上の体長は約12フィート(約3.7m)、翼を広げた状態では約18フィートとされているが、ゲーム中でのサイズは(ともすれば解像度などの都合もあって)、作品によって少なからぬばらつきがある。FCD版初代『メトロイド』では、サムスより若干背丈が高いだけでそれほど体格差はなかったが、『スーパーメトロイド』からはサムスよりおよそ一、二回り巨大化しており、『Other M』ではそれをも上回るスケールで描かれている。
    
サムスが幼い頃に、彼女の両親を殺害した仇敵であり、『メトロイド』シリーズの多くの作品に形を変えながら登場し、幾度もサムスと対峙している。リドリーとして登場する作品は『メトロイド』およびそのリメイクである『メトロイド ゼロミッション』、そして『スーパーメトロイド』『METROID Other M』のみであり(『Other M』ではクローン)、『メトロイドプライム』『メトロイドプライム3』では、スペースパイレーツのクローン技術と機械工学技術で生み出されたメタリドリーや、その複製体がフェイゾン汚染により強化されたオメガリドリー、『メトロイドフュージョン』では寄生生命体「X」が擬態したネオリドリー、『ゼロミッション』の第二部では、リドリーが自らの力を誇示するために石像感覚で作らせた巨大兵器、メカリドリーなどが登場する。
 
サムスが幼い頃に、彼女の両親を殺害した仇敵であり、『メトロイド』シリーズの多くの作品に形を変えながら登場し、幾度もサムスと対峙している。リドリーとして登場する作品は『メトロイド』およびそのリメイクである『メトロイド ゼロミッション』、そして『スーパーメトロイド』『METROID Other M』のみであり(『Other M』ではクローン)、『メトロイドプライム』『メトロイドプライム3』では、スペースパイレーツのクローン技術と機械工学技術で生み出されたメタリドリーや、その複製体がフェイゾン汚染により強化されたオメガリドリー、『メトロイドフュージョン』では寄生生命体「X」が擬態したネオリドリー、『ゼロミッション』の第二部では、リドリーが自らの力を誇示するために石像感覚で作らせた巨大兵器、メカリドリーなどが登場する。
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ゲーム中では口から吐く火炎弾や、鋭利な尻尾で突き刺したり、作品によっては爪による切り裂き攻撃、空中からの押し潰し攻撃なども用いる。2D作品では尻尾以外の全身にダメージを受け付ける代わりに弱点らしい弱点がないことが多く、サムスはビームやミサイルを正攻法で立ち向かう必要がある。ただし、『メトロイドプライム』シリーズでは例外的に弱点しか攻撃が通らない仕様であり、例えばメタリドリーについては、時たま攻撃のために晒す口内が、唯一ダメージを受け付ける弱点となっている。<br>
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ゲーム中では口から吐く火炎弾や、鋭利な尻尾で突き刺したり、作品によっては爪による切り裂き攻撃、空中からの押し潰し攻撃なども用いる。2D作品では尻尾以外の全身にダメージを受け付ける代わりに弱点らしい弱点がないことが多く、サムスはビームの連射だけでなくこれまで手に入れたミサイル系タンクをフルに使ってを正攻法で立ち向かわねばならない。ただし、『メトロイドプライム』シリーズでは例外的に弱点しか攻撃が通らない仕様であり、例えばメタリドリーについては、時たま攻撃のために晒す口内が、唯一ダメージを受け付ける弱点となっている。<br>
 
なお、『Other M』や『サムスリターンズ』で採用された、サムスを壁に押し付けガリガリと擦り付けるつかみ攻撃は、『スマブラX』の「[[亜空の使者]]」にて、登場ムービーで行った攻撃を逆輸入したものである。
 
なお、『Other M』や『サムスリターンズ』で採用された、サムスを壁に押し付けガリガリと擦り付けるつかみ攻撃は、『スマブラX』の「[[亜空の使者]]」にて、登場ムービーで行った攻撃を逆輸入したものである。
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**『プライム1』のメタリドリーや『3』のオメガリドリーが、上空から高速で降下し、地面に勢いよく着地し衝撃波を発生させることがある。ただし、こちらも『スマブラSP』のものとはポーズが異なる。
 
**『プライム1』のメタリドリーや『3』のオメガリドリーが、上空から高速で降下し、地面に勢いよく着地し衝撃波を発生させることがある。ただし、こちらも『スマブラSP』のものとはポーズが異なる。
 
*通常必殺ワザ:リドリーブレス
 
*通常必殺ワザ:リドリーブレス
**初代『メトロイド』から使用している、お馴染みの火炎球を吐く攻撃。口の開き方は『スーパーメトロイド』などのものに近い。
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**初代『メトロイド』から使用している、火炎球を吐く攻撃。口の開き方は『スーパーメトロイド』などのものに近い。
 
**この時に開く口内は『プライム』シリーズに登場するメタリドリーに共通する弱点。『スマブラSP』でもこの設定が「自爆ダメージ」という形で再現されている。
 
**この時に開く口内は『プライム』シリーズに登場するメタリドリーに共通する弱点。『スマブラSP』でもこの設定が「自爆ダメージ」という形で再現されている。
 
*横必殺ワザ:グラビングスクラッチ
 
*横必殺ワザ:グラビングスクラッチ
**相手を鷲掴みにして壁に擦り付ける攻撃は『スマブラX』のムービーが初出。後に原作の『Other M』に逆輸入された。
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**相手を鷲掴みにして壁に擦り付ける攻撃は『スマブラX : 亜空の使者』劇中のムービーが初出。後に原作の『Other M』に逆輸入された。
 
**掴み自体は『スーパーメトロイド』『メトロイド ゼロミッション』でも行うことがある(サムスの頭を腕で掴み上げる)。
 
**掴み自体は『スーパーメトロイド』『メトロイド ゼロミッション』でも行うことがある(サムスの頭を腕で掴み上げる)。
**また、月刊マガジンZ掲載の漫画版『メトロイド』に、齢3歳のサムスの頭をリドリーが片手で鷲掴みにし、過激かつ残忍な台詞を語気荒く吐きかけるシーンがある。
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**また、月刊マガジンZ掲載の漫画版『メトロイド』にも、齢3歳のサムスの頭をリドリーが片手で鷲掴みにし、過激かつ残忍な台詞を語気荒く吐きかけるシーンがある。
 
*上必殺ワザ:リドリーチャージ
 
*上必殺ワザ:リドリーチャージ
 
**『プライム3』のオメガリドリーが地上に居る際、暫し間を置き、一直線に猛突進してくることがある。速度や突進時のポーズは異なるが、空中に浮きながら突進する点や、全身から発するエフェクトが紫色である点は似ている。
 
**『プライム3』のオメガリドリーが地上に居る際、暫し間を置き、一直線に猛突進してくることがある。速度や突進時のポーズは異なるが、空中に浮きながら突進する点や、全身から発するエフェクトが紫色である点は似ている。
 
***ただし、『プライム3』のエフェクトは途中から赤色に変わるため、やはり一致度が高いとは言いがたい。
 
***ただし、『プライム3』のエフェクトは途中から赤色に変わるため、やはり一致度が高いとは言いがたい。
 
**『プライム1』のメタリドリーも、地上で素早い突進を仕掛けることがある。ただしこちらも、動作・エフェクトともに『スマブラSP』とは大きく異なる。
 
**『プライム1』のメタリドリーも、地上で素早い突進を仕掛けることがある。ただしこちらも、動作・エフェクトともに『スマブラSP』とは大きく異なる。
**『スーパーメトロイド』のリドリー、『メトロイド サムスリターンズ』のプロテウスリドリーも、滞空しながら間を置き、勢いのついた飛行突進をしてくることがある。ただし例によって、動作は『スマブラSP』のものとは異なる。紫色のエフェクトも発生しない。
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**『スーパーメトロイド』のリドリー、『メトロイド サムスリターンズ』のプロテウスリドリーも、滞空しながら間を置き、勢いのついた飛行突進をしてくることがある。ただし例によって、動作は『スマブラSP』のものとは異なり、エフェクトも発生しない。
 
*最後の切りふだ:デストロイビーム
 
*最後の切りふだ:デストロイビーム
 
**初撃の素早い突進の元ネタは、先に挙げた「リドリーチャージ」のものとほぼ同様。
 
**初撃の素早い突進の元ネタは、先に挙げた「リドリーチャージ」のものとほぼ同様。
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== 主な登場作品 ==
 
== 主な登場作品 ==
*メトロイド [http://www.nintendo.co.jp/wii/vc/vc_me/index.html 【Wii バーチャルコンソール】] (1986/FC)
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*メトロイド (1986/FCD<ref name="VC3+NSO1" />)
*[http://www.nintendo.co.jp/n02/shvc/ri/ スーパーメトロイド][http://www.nintendo.co.jp/wii/vc/vc_sme/index.html 【Wii バーチャルコンソール】] (1994/SFC)
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*[http://www.nintendo.co.jp/n02/shvc/ri/ スーパーメトロイド] (1994/SFC<ref name="VC6+NSO1" />)
 
*[http://metroid.jp/metroid_version1/ メトロイドプライム] (2003/GC)
 
*[http://metroid.jp/metroid_version1/ メトロイドプライム] (2003/GC)
*[http://metroid.jp/metroid_version1/ メトロイドフュージョン] (2003/GBA)
+
**[https://www.nintendo.co.jp/switch/a3sda/ メトロイドプライム リマスタード] (2023/Switch)
*[http://metroid.jp/metroid_version2/ メトロイドゼロミッション] (2004/GBA)
+
*[http://metroid.jp/metroid_version1/ メトロイドフュージョン] (2003/GBA<ref name="VC4+NSO2" />)
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*[http://metroid.jp/metroid_version2/ メトロイドゼロミッション] (2004/GBA<ref name="VC4" />)
 
*[http://metroid.jp/metroid_version5/ メトロイドプライム3 コラプション] (2008/Wii)
 
*[http://metroid.jp/metroid_version5/ メトロイドプライム3 コラプション] (2008/Wii)
 
*[https://www.nintendo.co.jp/wii/r3oj/index.html METROID Other M] (2010/Wii)
 
*[https://www.nintendo.co.jp/wii/r3oj/index.html METROID Other M] (2010/Wii)
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== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
 
<references>
 
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<ref name="VC3+NSO1">Wii/3DS/Wii Uでバーチャルコンソールが配信された他、Switchでは有料オンラインサービス『Nintendo Switch Online』加入者限定ソフトの収録タイトルとして配信された。</ref>
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<ref name="VC4">Wii Uでバーチャルコンソールが配信された。</ref>
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<ref name="VC4+NSO2">Wii Uでバーチャルコンソールが配信された他、Switchでは有料オンラインサービス『Nintendo Switch Online + 追加パック』加入者限定ソフトの収録タイトルとして配信された。</ref>
 +
<ref name="VC6+NSO1">Wii/Wii U/New3DSでバーチャルコンソールが配信された他、Switchでは有料オンラインサービス『Nintendo Switch Online』加入者限定ソフトの収録タイトルとして配信された。</ref>
 
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