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− なお、よく勘違いされるが、タイトル名の“[[ゼルダ]]”はゲーム中に登場するお姫様の名前であり、主人公はこのリンクである。+
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− 各作品ごとに容姿や服装等のデザインは異なるが、緑色のとんがり帽子とチュニック(ワンピース状の一見スカートに見える服装)姿で、金髪とハイリア人特有の長い耳(エルフ耳)を持つ。手の甲には、“勇気のトライフォース”と呼ばれる紋章の力が宿っている。<br />+
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− ほとんどのゼルダシリーズのリンクは子供であり、スマブラシリーズでの基本となっている青年のリンク像は、むしろ少数である。年齢は『リンクの冒険』・『時のオカリナ』・『トワイライトプリンセス』では概ね16~17歳。ちなみに、風のタクトの“[[トゥーンリンク]]”は12歳である。+
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− スマブラシリーズでは、豊富な飛び道具と、リーチとパワーのある剣技を持ち、原作さながらの臨機応変な戦いをする。一方でその重装備ゆえに、運動性能は悪い傾向にある。+
− 『初代スマブラ』では、唯一の“剣士”として登場。隙が大きいが長いリーチ・パワーを備えた剣技と使い勝手のいい飛び道具を持ち、またコンボがしやすかったため、初心者の間では強いとされることがよくあった。そのために、後に発売された海外版では弱体化されている<ref>[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/PostReturn051.html アンケート集計拳!!]</ref>。<br />+
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|デビュー=ゼルダの伝説(1986年2月21日/FCD)
|デビュー=ゼルダの伝説<br>(1986年2月21日/FCD)
|出演1=初代
|出演1=初代
|出演2=DX
|出演2=DX
== 概要 ==
== 概要 ==
『ゼルダの伝説』シリーズの主人公。神に選ばれし勇者で、「勇気のトライフォース」の所持者、またはそれに選ばれる運命にあるハイリア人。<br />
『ゼルダの伝説』シリーズの主人公。神に選ばれし勇者で、「勇気のトライフォース」の所持者、またはそれに選ばれる運命にあるハイリア人。<br />
なお、よく勘違いされるが、タイトル名の"[[ゼルダ]]"はゲーム中に登場するお姫様の名前であり、主人公はこのリンクである。
ゼルダシリーズの各作品における主人公であるリンクは、服装や容貌は似通っているものの、基本的にはそれぞれの作品で別人である。<br />
ゼルダシリーズの各作品における主人公であるリンクは、服装や容貌は似通っているものの、基本的にはそれぞれの作品で別人である。<br />
また、同じ時代のリンクがそのまま主役を務めている作品もあり、いくつかの作品のリンクは同一人物である。
また、同じ時代のリンクがそのまま主役を務めている作品もあり、いくつかの作品のリンクは同一人物である。
各作品ごとに容姿や服装等のデザインは異なるが、緑色のとんがり帽子とチュニック(ワンピース状の一見スカートに見える服装)姿で、金髪とハイリア人特有の長い耳(エルフ耳)を持つ。手の甲には、"勇気のトライフォース"と呼ばれる紋章の力が宿っている。<br />
利き腕は大半の作品で左利きで、Wiiリモコンを振るとリンクが剣を振るう仕様がある作品だけ右利きになっている。<br />
利き腕は大半の作品で左利きで、Wiiリモコンを振るとリンクが剣を振るう仕様がある作品だけ右利きになっている。<br />
プレイヤーの分身という意味合いが強いため、際立った性格などの細かい設定はなく、アクションで掛け声を発する以外ではほとんど喋らない。
プレイヤーの分身という意味合いが強いため、際立った性格などの細かい設定はなく、アクションで掛け声を発する以外ではほとんど喋らない。
どのリンクもとても器用で、弓、爆弾、ブーメランなど、さらには楽器や魔力を使う道具まで自在に使いこなす。これらと伝説の退魔剣「マスターソード」を駆使し、あらゆる難関を乗り越えていく。
どのリンクもとても器用で、弓、爆弾、ブーメランなど、さらには楽器や魔力を使う道具まで自在に使いこなす。これらと伝説の退魔剣「マスターソード」を駆使し、あらゆる難関を乗り越えていく。
ほとんどのゼルダシリーズのリンクは子供であり、スマブラシリーズでの基本となっている青年のリンク像は、むしろ少数である。年齢は『リンクの冒険』・『時のオカリナ』・『トワイライトプリンセス』では概ね16~17歳。ちなみに、風のタクトの"[[トゥーンリンク]]"は12歳である。
== 大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ ==
== 大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ ==
シリーズ1作目から登場。『[[スマブラDX]]』には2001年5月16日に『E3 2001』で、『[[スマブラX]]』には2006年5月10日に『E3 2006』で、『[[スマブラfor]]』には2013年6月11日に放送された『Ninetndo Direct@E3 2013』で参戦が明らかにされた。4作全てに最初から選択可能なファイターとして登場している。
シリーズ1作目から登場。『[[スマブラDX]]』には2001年5月16日に『E3 2001』で、『[[スマブラX]]』には2006年5月10日に『E3 2006』で、『[[スマブラfor]]』には2013年6月11日に放送された『Ninetndo Direct@E3 2013』で参戦が明らかにされた。4作全てに最初から選択可能なファイターとして登場している。
デザインは『[[初代スマブラ]]』と『スマブラDX』では『時のオカリナ』のものを、『スマブラX』と『スマブラfor』では『トワイライトプリンセス』のものをベースにしている。
デザインは『[[初代スマブラ]]』と『スマブラDX』では『時のオカリナ』のものを、『スマブラX』と『スマブラfor』では『トワイライトプリンセス』のものをベースとして、マスターソードとハイリアの盾を装備している。
声は『初代スマブラ』と『スマブラDX』では『時のオカリナ』と同じ檜山修之が、『スマブラX』と『スマブラfor』では『トワイライトプリンセス』と同じ笹沼尭羅が担当する。それぞれ、原作で使用された音源がスマブラでも使われている。
マスターソードによる攻撃を主な攻撃手段とし、必殺ワザには爆弾、ブーメラン、弓と、ほとんどの『ゼルダの伝説』シリーズで登場する道具を使用する。スマブラのリンクの動作は歴代リンクの総合的な解釈に基づき構成されており<ref>[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/flash/0918/index.html 速報スマブラ拳!! : リンク]</ref>、外見は『時のオカリナ』や『トワイライトプリンセス』のリンクでも、「上突き」など他の作品のリンク特有のワザなども使う。
マスターソードによる攻撃を主な攻撃手段とし、必殺ワザには爆弾、ブーメラン、弓と、ほとんどの『ゼルダの伝説』シリーズで登場する道具を使用する。スマブラのリンクの動作は歴代リンクの総合的な解釈に基づき構成されており<ref>[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/flash/0918/index.html 速報スマブラ拳!! : リンク]</ref>、外見は『時のオカリナ』や『トワイライトプリンセス』のリンクでも、「上突き」など他の作品のリンク特有のワザなども使う。
スマブラでは、豊富な飛び道具と、リーチとパワーのある剣技を持ち、原作さながらの臨機応変な戦いをする。一方でその重装備ゆえに、運動性能は悪い傾向にある。
『初代スマブラ』では、唯一の"剣士"として登場。隙が大きいが長いリーチ・パワーを備えた剣技と使い勝手のいい飛び道具を持ち、またコンボがしやすかったため、初心者の間では強いとされることがよくあった。そのために、後に発売された海外版では弱体化されている<ref>[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/PostReturn051.html アンケート集計拳!!]</ref>。<br />
重装備ゆえに運動性能は悪い。特に空中ジャンプ・上必殺ワザはともに上昇量が低く、落下速度が速いために復帰は大の苦手。歴代のファイターの中でも上・横ともに最低クラスの復帰距離であり、低%の内から[[落下]]の危険がつきまとう。
重装備ゆえに運動性能は悪い。特に空中ジャンプ・上必殺ワザはともに上昇量が低く、落下速度が速いために復帰は大の苦手。歴代のファイターの中でも上・横ともに最低クラスの復帰距離であり、低%の内から[[落下]]の危険がつきまとう。
地上回転斬りは芯に当たったときは斜め上に強くふっ飛ばし、先端のカス当たりなら復帰の難しい斜め下に大きくふっ飛ばし、低%からでも撃墜を見込める。原作同様、囲まれたときに使うと相手を一掃できる強力なワザで、[[桜井政博]]に「もうちょっと弱く調整したかった」と言わしめた<ref>桜井政博のゲームについておもうこと2 118ページ</ref>。
地上回転斬りは芯に当たったときは斜め上に強くふっ飛ばし、先端のカス当たりなら復帰の難しい斜め下に大きくふっ飛ばし、低%からでも撃墜を見込める。原作同様、囲まれたときに使うと相手を一掃できる強力なワザで、[[桜井政博]]に「もうちょっと弱く調整したかった」と言わしめた<ref>桜井政博のゲームについておもうこと2 118ページ</ref>。
また、空中で緊急回避中にAボタンを押すことにより空中で「フックショット」を発射できるようになり([[ワイヤー復帰]])、これを壁に突き刺すことによって復帰の助けとすることが可能になった。<nr /
また、空中で緊急回避中にAボタンを押すことにより空中で「フックショット」を発射できるようになり([[ワイヤー復帰]])、これを壁に突き刺すことによって復帰の助けとすることが可能になった。<br />
空中回転斬りの上昇量増加とワイヤー復帰の追加により、前作で欠点であった復帰力の低さは大分軽減された。<br/>
空中回転斬りの上昇量増加とワイヤー復帰の追加により、前作で欠点であった復帰力の低さは大分軽減された。<br/>
一方で前作で上位クラスであったパワーは、[[クッパ]]や[[ガノンドロフ]]などのよりパワーのあるファイターが複数出現したことにより、目立たなくなった。
一方で前作で上位クラスであったパワーは、[[クッパ]]や[[ガノンドロフ]]などのよりパワーのあるファイターが複数出現したことにより、目立たなくなった。
**初代『ゼルダの伝説』から登場するアイテム。
**初代『ゼルダの伝説』から登場するアイテム。
**投げて一定距離を進んだのち、手元まで戻ってくる。敵に当てることで動きを一時的に止めたり、弱い敵なら倒すこともできる。
**投げて一定距離を進んだのち、手元まで戻ってくる。敵に当てることで動きを一時的に止めたり、弱い敵なら倒すこともできる。
*横必殺ワザ:疾風のブーメラン(X-4)
*横必殺ワザ:疾風のブーメラン(X-for)
**『トワイライトプリンセス』の森の神殿で手に入る武器。
**『トワイライトプリンセス』の森の神殿で手に入る武器。
**このブーメランに宿る風の精霊の力で、小さな竜巻を作り出す。
**このブーメランに宿る風の精霊の力で、小さな竜巻を作り出す。
*上必殺ワザ:回転斬り(初代-4)
*上必殺ワザ:回転斬り(初代-for)
**初出は『神々のトライフォース』より。以降、殆どのゼルダシリーズでリンクが使用する。
**初出は『神々のトライフォース』より。以降、殆どのゼルダシリーズでリンクが使用する。
**主に、剣のボタンを押しっぱなしにして溜めるか、スティックを素早く一回転させることによって発動する。
**主に、剣のボタンを押しっぱなしにして溜めるか、スティックを素早く一回転させることによって発動する。
**スマブラでは何回転もしているが、基本的に一回転。連続でグルグル回る回転斬りとしての出典は『神々のトライフォース』のCMからか。
**スマブラでは何回転もしているが、基本的に一回転。連続でグルグル回る回転斬りとしての出典は『神々のトライフォース』のCMからか。
*下必殺ワザ:爆弾(初代-4)
*下必殺ワザ:爆弾(初代-for)
**初代『ゼルダの伝説』から登場するアイテム。
**初代『ゼルダの伝説』から登場するアイテム。
**取り出してしばらくすると爆発する。この爆発を利用して敵を攻撃できる他、脆くなった壁などを破壊して、ダンジョンやサブイベントをクリアする。リンクも爆風を触れるとダメージを受ける。
**取り出してしばらくすると爆発する。この爆発を利用して敵を攻撃できる他、脆くなった壁などを破壊して、ダンジョンやサブイベントをクリアする。リンクも爆風を触れるとダメージを受ける。
== 備考 ==
== 備考 ==
*スマブラDXからある盾が飛び道具を防ぐ仕様は、初代スマブラのときには検討されていたが没になった<ref>[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/PostReturn005.html アンケート集計拳!!]</ref>。
*『スマブラDX』からある盾が飛び道具を防ぐ仕様は、『初代スマブラ』のときには検討されていたが没になった<ref>[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/PostReturn005.html アンケート集計拳!!]</ref>。
*スマブラDXからあるリンクのカラーバリエーションの一つであるダークリンクカラーは、初代スマブラのときには検討されていたが没になった<ref>[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/PostReturn045.html アンケート集計拳!!]</ref>。
*『スマブラDX』からあるリンクのカラーバリエーションの一つであるダークリンクカラーは、『初代スマブラ』のときには検討されていたが没になった<ref>[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/PostReturn045.html アンケート集計拳!!]</ref>。
*スマブラXからあるリンクの妖精を出すアピールは、スマブラDXのときには検討されていたが没になった<ref>[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/flash/syukeiken/return538.html 速報スマブラ拳!! : アンケート集計拳!!]</ref>。
*『スマブラX』からあるリンクの妖精を出すアピールは、『スマブラDX』のときには検討されていたが没になった<ref>[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/flash/syukeiken/return538.html 速報スマブラ拳!! : アンケート集計拳!!]</ref>。
== 関連キャラクター ==
== 関連キャラクター ==