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|出典=[[ファイアーエムブレムシリーズ]]
 
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|デビュー=ファイアーエムブレム 覚醒(2012年4月19日/3DS)
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|デビュー=ファイアーエムブレム 覚醒<br>(2012年4月19日/3DS)
 
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|紹介記事=[https://fireemblemwiki.org/wiki/Robin Robin - Fire Emblem Wiki]
 
|紹介記事=[https://fireemblemwiki.org/wiki/Robin Robin - Fire Emblem Wiki]
 
}}
 
}}
'''ルフレ'''(Robin)は、『ファイアーエムブレム 覚醒』に登場するマイユニット(アバターキャラクター)。また、そのデフォルトの名前。
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'''ルフレ'''(Robin)は、『ファイアーエムブレム 覚醒』に登場するキャラクター。また、そのデフォルトの名前。
 
__TOC__
 
__TOC__
 
{{-}}
 
{{-}}
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[ファイル:ルフレ・女性 (ファイアーエムブレム 覚醒).png|150px|サムネイル|左|女性ルフレの2Dグラフィック(初期設定)]]
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[[ファイル:ルフレ・女性 (ファイアーエムブレム 覚醒).png|200x200px|サムネイル|女性ルフレの2Dグラフィック(初期設定)]]
『ファイアーエムブレム 覚醒』の主人公の一人。<br />
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『ファイアーエムブレム 覚醒』の主人公の一人の主人公で、プレイヤーの分身となるマイユニット。'''ルフレ'''はデフォルトネームであり、原作では性別・顔・体格・髪型・髪色・喋り方・名前・ステータス傾向を設定できる。海外では北米・豪州や欧州の英・伊版などが'''Robin'''、欧州の独・仏・西版などが'''Daraen'''となっている。
"ルフレ"は「マイユニット」のデフォルトネームであり、原作では性別・顔・体格・髪型・髪色・喋り方・名前・ステータス傾向を設定できる。海外では北米・豪州や欧州の英・伊版などが"Robin"、欧州の独・仏・西版などが"Daraen"となっている。
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『覚醒』は、ロードクラスユニットである[[クロム]]とマイユニットの2人が主人公となる。<br/>
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『覚醒』は、ロードクラスユニットである[[クロム]]とマイユニットの2人が主人公となる。最初にルフレは記憶をほぼ失った状態で倒れており、それを偶然見つけたイーリス聖王国の王子クロムと、彼の率いる自警団に助けられることによってストーリーが始まり、ルフレは軍師としてクロムの戦いをサポートする。
最初にルフレは記憶をほぼ失った状態で倒れており、それを偶然見つけたイーリス聖王国の王子"[[クロム]]"と、彼の率いる自警団に助けられることによってストーリーが始まり、ルフレは軍師としてクロムの戦いをサポートする。
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プリレンダムービーではルフレ視点のシーンが多く、ルフレの選択をプレイヤーが決めるシーンもある。<br />
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プリレンダムービーではルフレ視点のシーンが多く、ルフレの選択をプレイヤーが決めるシーンもある。そのムービーも見た目が変更できることを考慮し、フードを深く被って言葉を発しないため、デフォルト姿でしっかりと登場したのは『[[スマブラfor]]』の[[参戦ムービー]]が初である。
そのムービーも見た目が変更できることを考慮し、フードを深く被って言葉を発しないため、デフォルト姿でしっかりと登場したのは『[[スマブラfor]]』の参戦ムービーが初である(ちなみに、参戦ムービー冒頭部は、『覚醒』のムービーと同じアニメーション制作会社アニマが担当)。
     −
このようにプレイヤーの分身・アバターキャラクターであることが徹底された存在ではあるものの、'''彼はストーリーの根幹に関わる設定を秘めている'''。ルフレは「自身が絶望の未来をもたらす存在となる」という運命に抗うため、戦場に命を賭けるのだ。
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このようにプレイヤーの分身・アバターキャラクターであることが徹底された存在ではあるものの、'''彼はストーリーの根幹に関わる設定を秘めている'''。<br>
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実はルフレは敵勢力であるギムレー教団の教主・ファウダーの実子として、邪竜を世界に蘇らせる「ギムレーの器」なる切りふだ的存在として生みだされていたため、「'''自身が絶望の未来を世界にもたらす'''」という運命を課されている。
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そのことはストーリー随所において様々な形で暗示され、''主人公としてのルフレ''はその邪竜の運命に抗うため、クロムたちの戦場に命を賭けることとなる。
      −
ユニットとしては、「戦術師」という固有のクラス(クラスアップで「神軍師」)を持つうえに、特定のユニットや性別専用のものを例外とした全てのクラスにクラスチェンジすることができる。<br />
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ユニットとしては、前作にあたる『新・紋章の謎』のマイユニットの万能性を色濃く引き継いだキャラとして「戦術師」→「神軍師」という固有のクラス系統を持つうえに、特定のユニットや性別専用のものを例外とした全てのクラスにクラスチェンジすることができる。<br />
戦術師とは剣と魔道書の両方が使用できるクラスであり、ルフレがスマブラなど他の作品に客演するときのデザインはこれに準拠している。<br />
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剣と魔道書の両方が使用できるクラスであり、ルフレが『スマブラ』以降も他の作品に客演するときのデザインは基本的にこれに準拠している。<br />
 
ステータスの偏りがほぼ最初に選択した得意・不得意以外にないうえ、ほぼ全てのクラスにチェンジできるという特性のおかげでスキル習得の幅は最も広く、プレイヤー次第でどんな役割をも持たせることができる。<br />
 
ステータスの偏りがほぼ最初に選択した得意・不得意以外にないうえ、ほぼ全てのクラスにチェンジできるという特性のおかげでスキル習得の幅は最も広く、プレイヤー次第でどんな役割をも持たせることができる。<br />
 
また『覚醒』には結婚のシステムも存在し、マイユニットはほぼすべての異性ユニットと結婚することができるため、女性であればクロムの妻(この場合[[ルキナ]]の母)、男性であればルキナの夫(この場合クロムの娘婿であり相棒)になることも可能。
 
また『覚醒』には結婚のシステムも存在し、マイユニットはほぼすべての異性ユニットと結婚することができるため、女性であればクロムの妻(この場合[[ルキナ]]の母)、男性であればルキナの夫(この場合クロムの娘婿であり相棒)になることも可能。
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『ファイアーエムブレム 覚醒』の中から出すファイターとして他に[[クロム]]も候補にあったが、性能がマルスとアイクの中間になって他のファイターと比べての明確な特色が出しにくいとされて見送られた一方で、ルフレは剣と魔法によって他のファイターには無い特徴を持たせられるとの判断で参戦が決まった<ref>桜井政博のゲームについて思うこと VOL.457<br />『ファイアーエムブレム 覚醒』を最後までプレイし、その豊かなキャラクターの中から誰を出そうかと考えたとき、もちろんクロムでも考えてみました。しかしこれが、苦戦しまして。どう考えても、マルスとアイクの中間のような、フツーの剣士キャラにしかならないんですよね。遊んだときに、ほかのファイターと比べて明快な特色が出ません。その反面、ルフレで考えたところ、スラスラとイメージを出すことができました。(中略)ほかのファイターにはない特徴を持たせ、かつ『ファイアーエムブレム』シリーズらしい構成にできる勝算が生まれました。</ref>。
 
『ファイアーエムブレム 覚醒』の中から出すファイターとして他に[[クロム]]も候補にあったが、性能がマルスとアイクの中間になって他のファイターと比べての明確な特色が出しにくいとされて見送られた一方で、ルフレは剣と魔法によって他のファイターには無い特徴を持たせられるとの判断で参戦が決まった<ref>桜井政博のゲームについて思うこと VOL.457<br />『ファイアーエムブレム 覚醒』を最後までプレイし、その豊かなキャラクターの中から誰を出そうかと考えたとき、もちろんクロムでも考えてみました。しかしこれが、苦戦しまして。どう考えても、マルスとアイクの中間のような、フツーの剣士キャラにしかならないんですよね。遊んだときに、ほかのファイターと比べて明快な特色が出ません。その反面、ルフレで考えたところ、スラスラとイメージを出すことができました。(中略)ほかのファイターにはない特徴を持たせ、かつ『ファイアーエムブレム』シリーズらしい構成にできる勝算が生まれました。</ref>。
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戦術師の'''ルフレ'''としての参戦。顔のデザインは初期設定の物に準じている。デフォルトカラーは男性だが、色変えで女性のルフレを選ぶことも出来る。
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顔のデザインは初期設定の物に準じている。デフォルトカラーは男性だが、[[色変え]]で女性のルフレを選ぶことも出来る。
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日本版での声は原作同様、[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%B0%E8%B0%B7%E4%BD%B3%E6%AD%A3 細谷佳正](男性) / [https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B2%A2%E5%9F%8E%E3%81%BF%E3%82%86%E3%81%8D 沢城みゆき](女性)が務め、口調は男性が「僕1」、女性が「私1」を基にしたものとなっている。『スマブラSP』では『スマブラfor』で収録された音声が使用されている。
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日本版での声は原作同様、[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B4%B0%E8%B0%B7%E4%BD%B3%E6%AD%A3 細谷佳正](男性) / [https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B2%A2%E5%9F%8E%E3%81%BF%E3%82%86%E3%81%8D 沢城みゆき](女性)が務め、口調は男性が「僕1」、女性が「私1」を基にしたものとなっている。『スマブラSP』では『スマブラfor』で収録された音声が流用されている。
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他の『ファイアーエムブレム』シリーズからのファイターが剣のみで戦うのに対し、ルフレは2種類の剣と4つの魔導書を使用する。強力なワザが多いが、原作さながらの使用回数の制限がある。また、運動能力が最低クラスに低く、あまり機敏なアクションはできない。
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他の『ファイアーエムブレム』シリーズからのファイターが剣のみで戦うのに対し、ルフレは2種類の剣と4つの魔導書を使用する。斬撃と魔法2種類のワザを多く用いる、スマブラでも非常に珍しいファイターでもある。
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強力なワザが多いが、原作さながらの使用回数の制限がある。また、運動能力が最低クラスに低く、あまり機敏なアクションはできない。
    
アクションだけでなく計画性も求められる、『スマブラ』と『ファイアーエムブレム』のゲーム性が合わさったようなファイターになっている。
 
アクションだけでなく計画性も求められる、『スマブラ』と『ファイアーエムブレム』のゲーム性が合わさったようなファイターになっている。
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=== アートワーク ===
 
=== アートワーク ===
 
<gallery>
 
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:『ファイアーエムブレム 覚醒』で2人が敵1人に同時攻撃する「ダブル」。『スマブラ』におけるルフレの切りふだも原作同様、2人で同時に攻撃をする。加勢するのはイーリス聖王国の王子クロム。まず最初にクロムがダッシュし、1人にでもヒットすると同時攻撃を仕掛ける。複数の相手を同時に巻き込むことも可能だ。
 
:『ファイアーエムブレム 覚醒』で2人が敵1人に同時攻撃する「ダブル」。『スマブラ』におけるルフレの切りふだも原作同様、2人で同時に攻撃をする。加勢するのはイーリス聖王国の王子クロム。まず最初にクロムがダッシュし、1人にでもヒットすると同時攻撃を仕掛ける。複数の相手を同時に巻き込むことも可能だ。
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== 使用ワザの名称一覧 ==
 
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=== 使用ワザの名称一覧 ===
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*通常攻撃のワザ名は公式攻略本より引用。
 
*通常攻撃のワザ名は公式攻略本より引用。
 
{| class="wikitable"
 
{| class="wikitable"
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|| アースノック/アースショッカー<ref name="thunder sword" />
 
|| アースノック/アースショッカー<ref name="thunder sword" />
 
|-
 
|-
| ニュートラル空中攻撃
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| 通常空中攻撃
 
|colspan="2"| ダブルチョップ  
 
|colspan="2"| ダブルチョップ  
 
|-
 
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   −
=== 動作などの元ネタ ===
+
== 動作などの元ネタ ==
==== ワザ ====
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=== ワザ ===
 
*弱・強・空中攻撃:青銅の剣 / 各種スマッシュ攻撃・空中攻撃:サンダーソード
 
*弱・強・空中攻撃:青銅の剣 / 各種スマッシュ攻撃・空中攻撃:サンダーソード
 
**どちらも『覚醒』及びその他シリーズ作品の幾つかに武器として登場する剣。尚、ルフレ自身は専用武器を持っていない。
 
**どちらも『覚醒』及びその他シリーズ作品の幾つかに武器として登場する剣。尚、ルフレ自身は専用武器を持っていない。
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***クラスチェンジを行い使用武器が剣に変わった場合も、最初は青銅くらいしか使えないので、中盤以降でも出番はある。
 
***クラスチェンジを行い使用武器が剣に変わった場合も、最初は青銅くらいしか使えないので、中盤以降でも出番はある。
 
**"サンダーソード"は、雷の魔法剣で『覚醒』に登場する唯一の魔法剣。剣の性質(三すくみ)を持ちながらも、ダメージは「力」「守備」ではなく「魔力」「魔防」に依存する。
 
**"サンダーソード"は、雷の魔法剣で『覚醒』に登場する唯一の魔法剣。剣の性質(三すくみ)を持ちながらも、ダメージは「力」「守備」ではなく「魔力」「魔防」に依存する。
***スマブラでは雷を帯びた剣で直接斬りつけることぐらいしかほとんどしていないが、原作では「剣をかざして1マス離れた敵に雷を落とす」こともできる。
+
***『スマブラ』では雷を帯びた剣で直接斬りつけることぐらいしかほとんどしていないが、原作では「剣をかざして1マス離れた敵に雷を落とす」こともできる。
 
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|画像1=[[ファイル:元ネタ_ルフレ_サンダーソード.jpg|200px]]
 
|画像1=[[ファイル:元ネタ_ルフレ_サンダーソード.jpg|200px]]
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**雷系の魔法は、「命中がやや低いが威力が高めで、必殺(確率で与えるダメージを3倍にする)が出やすい」という性質がある。
 
**雷系の魔法は、「命中がやや低いが威力が高めで、必殺(確率で与えるダメージを3倍にする)が出やすい」という性質がある。
 
**「トロン」を放つ際、発動前に一回転しているが、これは原作で魔道書で連続二回攻撃や必殺を出した時の動きに似ている。
 
**「トロン」を放つ際、発動前に一回転しているが、これは原作で魔道書で連続二回攻撃や必殺を出した時の動きに似ている。
**スマブラでは溜めることで上位の魔法を放つが、原作にはそのようなシステムはなく、それぞれが独立した魔道書アイテムである。
+
**『スマブラ』では溜めることで上位の魔法を放つが、原作にはそのようなシステムはなく、それぞれが独立した魔道書アイテムである。
***しかし原作では上位の魔道書ほど耐久値が低くなるので、溜めるほど耐久値の消耗が激しくなるスマブラの仕様はこれを意識したものだろう。
+
***しかし原作では上位の魔道書ほど耐久値が低くなるので、溜めるほど耐久値の消耗が激しくなる『スマブラ』の仕様はこれを意識したものだろう。
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**ため開始時のSEは『覚醒』での「必殺の一撃」や奥義系スキル発動時のもの。
    
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**『覚醒』と『暁の女神』に登場する炎の魔法。炎魔法はバランスがいいのが特徴だが、取り立てて目立った個性はない。
 
**『覚醒』と『暁の女神』に登場する炎の魔法。炎魔法はバランスがいいのが特徴だが、取り立てて目立った個性はない。
 
**『覚醒』における「ギガ」系魔法は5段階中3段階目の魔法である。
 
**『覚醒』における「ギガ」系魔法は5段階中3段階目の魔法である。
**スマブラのワザ自体はGBAの『ファイアーエムブレム』シリーズでの「魔道士」が「エルファイアー」を使用したときの動作や攻撃が元。
+
**『スマブラ』のワザ自体はGBAの『ファイアーエムブレム』シリーズでの「魔道士」が「エルファイアー」を使用したときの動作や攻撃が元。
    
*上必殺ワザ:エルウインド
 
*上必殺ワザ:エルウインド
 
**『覚醒』やその他シリーズ作品に登場する風魔法。風魔法の特徴として威力は控えめだが命中率が高く、飛行系に対して特効。
 
**『覚醒』やその他シリーズ作品に登場する風魔法。風魔法の特徴として威力は控えめだが命中率が高く、飛行系に対して特効。
 
**『覚醒』における「エル」系魔法は5段階中2段階目の魔法である。
 
**『覚醒』における「エル」系魔法は5段階中2段階目の魔法である。
**風の刃を飛ばすこと自体は原作と同じだが、原作ではスマブラのように下には放たず、他の魔法同様に正面に飛ばしている。
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**風の刃を飛ばすこと自体は原作と同じだが、原作では『スマブラ』のように下には放たず、他の魔法同様に正面に飛ばしている。
 
{{SG
 
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|画像1=[[ファイル:元ネタ_ルフレ_エルウィンド.jpg|200px]]
 
|画像1=[[ファイル:元ネタ_ルフレ_エルウィンド.jpg|200px]]
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*下必殺ワザ1・2:リザイア
 
*下必殺ワザ1・2:リザイア
**『覚醒』やその他シリーズ作品に登場する魔法。スマブラでは相手とのダメージ差に応じて与ダメージ・回復量が変化するが、原作シリーズでは攻撃力は変動せず、回復量は『覚醒』では与ダメージの半分、その他シリーズ作品では与ダメージと等しい量となっている。
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**『覚醒』やその他シリーズ作品に登場する魔法。『スマブラ』では相手とのダメージ差に応じて与ダメージ・回復量が変化するが、原作シリーズでは攻撃力は変動せず、回復量は『覚醒』では与ダメージの半分、その他シリーズ作品では与ダメージと等しい量となっている。
**また、スマブラのように相手を拘束して攻撃するようなものではない他、『ファイアーエムブレム』シリーズでは原則「方向」の概念は存在していないため、背後から当てると効力が増すという性質もまたスマブラオリジナルのものである。
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**また、『スマブラ』のように相手を拘束して攻撃するようなものではない他、『ファイアーエムブレム』シリーズでは原則「方向」の概念は存在していないため、背後から当てると効力が増すという性質もまたオリジナルのものである。
 
**ルフレの固有クラスの戦術師・神軍師では「リザイア」などの闇魔法類は使えないが、「ダークマージ」系にクラスチェンジすれば使用できる。ルフレは習得できないが、ダークマージ系以外でも闇魔法が使えるスキル「暗闇の加護」も存在し、これを所持するユニットを介してこのスキルを得る可能性もある。
 
**ルフレの固有クラスの戦術師・神軍師では「リザイア」などの闇魔法類は使えないが、「ダークマージ」系にクラスチェンジすれば使用できる。ルフレは習得できないが、ダークマージ系以外でも闇魔法が使えるスキル「暗闇の加護」も存在し、これを所持するユニットを介してこのスキルを得る可能性もある。
 
**なお、『覚醒』をはじめとする携帯機で展開された作品では「闇魔法」として登場しているが、据え置き機で展開された作品やそのリメイク(『新・紋章の謎』など)では、効果はそのままに「光魔法」として登場している。
 
**なお、『覚醒』をはじめとする携帯機で展開された作品では「闇魔法」として登場しているが、据え置き機で展開された作品やそのリメイク(『新・紋章の謎』など)では、効果はそのままに「光魔法」として登場している。
255行目: 254行目:     
*最後の切りふだ:ダブル
 
*最後の切りふだ:ダブル
**[[クロム]]が出てきたりいなくなったりする時の魔法陣は『覚醒』の"レスキュー"の魔法陣に似ている。原作では、遠くにいる味方を近くに呼び寄せる杖である。
+
**[[クロム]]がワープする時の魔法陣は『覚醒』の"レスキュー"の魔法陣に似ている。原作では、遠くにいる味方を近くに呼び寄せる杖である。
 
**出てきたクロムが突っ込むモーションは『覚醒』にてクロムがデュアルアタックを行う際の動き。
 
**出てきたクロムが突っ込むモーションは『覚醒』にてクロムがデュアルアタックを行う際の動き。
 
**クロムの攻撃ヒット時に挿入されるカットインは、原作でクロムが必殺(または特定のスキル)を発動したときに表示されるものと同じものを用いている。
 
**クロムの攻撃ヒット時に挿入されるカットインは、原作でクロムが必殺(または特定のスキル)を発動したときに表示されるものと同じものを用いている。
261行目: 260行目:  
**「ダブル」とは、『覚醒』および『ファイアーエムブレム無双』に存在する、2人のユニットを1つのマスに入れて同行させ、協力して戦うというシステム。
 
**「ダブル」とは、『覚醒』および『ファイアーエムブレム無双』に存在する、2人のユニットを1つのマスに入れて同行させ、協力して戦うというシステム。
 
***2人を一緒にすることで一度に行動できる人数は減ってしまうものの、ステータスが強化され、戦闘を有利に進められるようになる。さらに、同行者が追加攻撃を行ってくれる「デュアルアタック」や、敵の攻撃から庇ってくれる「デュアルガード」が発動することもある。
 
***2人を一緒にすることで一度に行動できる人数は減ってしまうものの、ステータスが強化され、戦闘を有利に進められるようになる。さらに、同行者が追加攻撃を行ってくれる「デュアルアタック」や、敵の攻撃から庇ってくれる「デュアルガード」が発動することもある。
***スマブラではこの「デュアルアタック」を超必殺ワザとして昇華したもの。後に登場した『FE無双』では、2人で通常より強化された超必殺ワザを放つ『デュアル奥義』も存在する。
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***『スマブラ』ではこの「デュアルアタック」を超必殺ワザとして昇華したもの。後に登場した『FE無双』では、2人で通常より強化された超必殺ワザを放つ『デュアル奥義』も存在する。
 
***単純に戦闘力アップを計るだけでなく、ピンチの味方を後衛に入れて安全を確保したり、移動力の低い味方を高い味方に同行させて移動を円滑に進めたりと、攻略の幅を大きく広げるシステムとされる。
 
***単純に戦闘力アップを計るだけでなく、ピンチの味方を後衛に入れて安全を確保したり、移動力の低い味方を高い味方に同行させて移動を円滑に進めたりと、攻略の幅を大きく広げるシステムとされる。
***また、クロムは輸送隊を率いており、クロム及びクロムと隣接したユニットはアイテムを引き出せる。スマブラで切りふだが命中したときに武器の耐久値が回復するのは、このことを再現したものといえる。
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***また、クロムは輸送隊を率いており、クロム及びクロムと隣接したユニットはアイテムを引き出せる。『スマブラ』で切りふだが命中したときに武器の耐久値が回復するのは、このことを再現したものといえる。
 
{{SG
 
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|画像1=[[ファイル:元ネタ_ルフレ_最後の切りふだ1.jpg|200px]]
 
|画像1=[[ファイル:元ネタ_ルフレ_最後の切りふだ1.jpg|200px]]
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==== その他 ====
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=== その他 ===
 
*容姿
 
*容姿
**スマブラに登場するのはデフォルト設定のルフレの男と女。外部出演等でルフレと呼ばれる時の姿はこのデフォルトの姿である事が多い。
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**『スマブラ』に登場するのはデフォルト設定のルフレの男と女。外部出演等でルフレと呼ばれる時の姿はこのデフォルトの姿である事が多い。
**服装の袖に描かれている紋章は[https://fireemblemwiki.org/wiki/File:Brand_of_Grima.svg ギムレー教団]のもの。
+
**服装の袖などのモチーフや、極稀に垣間見れる右手の甲にある赤い紋章は実は敵勢力の一つ「[https://fireemblemwiki.org/wiki/File:Brand_of_Grima.svg ギムレー教団]」のもの。
 
{{SG
 
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|画像1=[[ファイル:元ネタ_ルフレ_マイユニット1.jpg|200px]]
 
|画像1=[[ファイル:元ネタ_ルフレ_マイユニット1.jpg|200px]]
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{{SG
 
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|画像1=[[ファイル:元ネタ_ルフレ_作成例1.jpg|200px]]
 
|画像1=[[ファイル:元ネタ_ルフレ_作成例1.jpg|200px]]
|文=マイユニットの作成例 彼もまたルフレである。
+
|文=マイユニットの作成例 彼もまたルフレの宿命を背負う。
 
|色=008000
 
|色=008000
 
}}
 
}}
 
*サンダーソードと魔道書の回数制限
 
*サンダーソードと魔道書の回数制限
 
**『ファイアーエムブレム』シリーズでは、基本的に武器にはそれぞれ耐久値が設定されており、0になると壊れて消滅する。
 
**『ファイアーエムブレム』シリーズでは、基本的に武器にはそれぞれ耐久値が設定されており、0になると壊れて消滅する。
***尚、他の『ファイアーエムブレム』シリーズのファイターは、殆どが耐久値の制限のない専用武器を使用([[ロイ]]の"封印の剣"のみ20回の回数制限有。[[カムイ]]はそもそも原作に耐久値の概念がない)しており、ルフレのみ回数制限が存在するのは不自然ではない。
+
***なお、[[マルス]]・[[クロム]]・[[ルキナ]]の"ファルシオン"とアイクの"ラグネル"は耐久無制限であり、[[カムイ]]だけはそもそも原作に耐久値の概念がない。
 +
***[[ロイ]]の"封印の剣"[[ベレト]]の各武器には、原作ではそれぞれ20回分の耐久力があった。
 
*歩行・ダッシュ
 
*歩行・ダッシュ
 
**原作でのマップ上の歩き方に近い。但し、マップ上のグラフィックでは武器を持っていない等、多少の相違点がある。
 
**原作でのマップ上の歩き方に近い。但し、マップ上のグラフィックでは武器を持っていない等、多少の相違点がある。
301行目: 301行目:  
*[[登場演出]]
 
*[[登場演出]]
 
**最後の切りふだと同様"レスキュー"による転送。
 
**最後の切りふだと同様"レスキュー"による転送。
***余談だが、原作ではマルス(ルキナ)がワープしてきてクロム達を助けるシーンがある。
+
***余談だが、原作ではマルスに扮するルキナがワープしてきてクロム達を助けるシーンがある。
 
*[[勝利演出]]・左
 
*[[勝利演出]]・左
 
**マップでカーソルを合わせた時の動きに近い。
 
**マップでカーソルを合わせた時の動きに近い。
308行目: 308行目:  
}}
 
}}
 
*勝利演出・右
 
*勝利演出・右
**クロムのポーズは公式イラストから。ルキナと構えが対になっており、([[ルキナ (3DS/Wii U)#勝利・敗北演出|ルキナ]]の勝利演出を参照)これはクロムが娘であるルキナに剣術を教えたため。
+
**クロムのポーズは公式イラストから。ルキナと構えが対になっているが([[ルキナ (3DS/Wii U)#勝利・敗北演出|ルキナ]]の勝利演出を参照)これはクロムが娘であるルキナに剣術を教えたため。
 +
*立ち絵 {{有無|for}}
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**男女共に『ファイアーエムブレム無双』での立ち絵においてポーズが逆輸入されている。
   −
==== 台詞 ====
+
=== 台詞 ===
 
雑多なものや、説明不要と思われるものは省く。台詞の内、左は男性、右は女性のものを表記する。
 
雑多なものや、説明不要と思われるものは省く。台詞の内、左は男性、右は女性のものを表記する。
   332行目: 334行目:  
*[http://www.nintendo.co.jp/3ds/afej/ ファイアーエムブレム 覚醒] (2012/3DS)
 
*[http://www.nintendo.co.jp/3ds/afej/ ファイアーエムブレム 覚醒] (2012/3DS)
 
*[https://www.nintendo.co.jp/3ds/ay6a/ Code Name: S.T.E.A.M. リンカーンVSエイリアン] (2015/3DS) ※amiibo使用で登場
 
*[https://www.nintendo.co.jp/3ds/ay6a/ Code Name: S.T.E.A.M. リンカーンVSエイリアン] (2015/3DS) ※amiibo使用で登場
*[https://www.nintendo.co.jp/3ds/bfwj/ ファイアーエムブレム if] (2015/3DS) ※amiibo使用で登場
+
*[https://www.nintendo.co.jp/3ds/bfwj/ ファイアーエムブレム if]<ref name="amiibo" /> (2015/3DS)
*[https://fire-emblem-heroes.com/ja/ ファイアーエムブレム ヒーローズ] (2017~配信中/スマートフォン)
+
*[https://fire-emblem-heroes.com/ja/ ファイアーエムブレム ヒーローズ] (2017/iOS・Android)
*[https://www.nintendo.co.jp/3ds/ajjj/ ファイアーエムブレム Echoes もうひとりの英雄王] (2017/3DS) ※amiibo使用で幻影兵として登場
+
*[https://www.nintendo.co.jp/3ds/ajjj/ ファイアーエムブレム Echoes もうひとりの英雄王]<ref name="amiibo" /> (2017/3DS)
 
*[https://www.gamecity.ne.jp/fe/index.html ファイアーエムブレム無双] (2017/Switch・New3DS)
 
*[https://www.gamecity.ne.jp/fe/index.html ファイアーエムブレム無双] (2017/Switch・New3DS)
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*[https://www.nintendo.co.jp/switch/ayfna/ ファイアーエムブレム エンゲージ]<ref name="DLC_appearance" /> (2023/Switch)
    
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
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<ref name="namechangeonly">ワザ名のみの変更で、モーションに大きな違いはない。</ref>
 
<ref name="namechangeonly">ワザ名のみの変更で、モーションに大きな違いはない。</ref>
 
<ref name="thunder sword">青銅の剣の場合/サンダーソードの場合</ref>
 
<ref name="thunder sword">青銅の剣の場合/サンダーソードの場合</ref>
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<ref name="amiibo">amiibo使用で登場。</ref>
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<ref name="DLC_appearance">DLCで登場。</ref>
 
</references>
 
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== 関連項目 ==
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*[[スマブラforの参戦ムービー・プロット集]] - ルキナ、ルフレの[[参戦ムービー]]のプロット書き起こしや元ネタなどを解説。
      
== 外部リンク ==
 
== 外部リンク ==

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