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| |シンボル=[[ファイル:シンボル ファイアーエムブレム.png|50px|link=ファイアーエムブレムシリーズ]] | | |シンボル=[[ファイル:シンボル ファイアーエムブレム.png|50px|link=ファイアーエムブレムシリーズ]] |
| |出典=[[ファイアーエムブレムシリーズ]] | | |出典=[[ファイアーエムブレムシリーズ]] |
− | |デビュー=ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡(2005年4月20日/GC) | + | |デビュー=ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡<br>(2005年4月20日/GC) |
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| + | |紹介記事=[https://fireemblemwiki.org/wiki/Zelgius Zelgius - Fire Emblem Wiki] |
| }} | | }} |
| '''{{PAGENAME}}'''(Black Knight)は、『ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡』とその続編『ファイアーエムブレム 暁の女神』に登場するキャラクター。 | | '''{{PAGENAME}}'''(Black Knight)は、『ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡』とその続編『ファイアーエムブレム 暁の女神』に登場するキャラクター。 |
− | __TOC__
| + | {{TOC limit|3}} |
| {{-}} | | {{-}} |
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| == 大乱闘スマッシュブラザーズX == | | == 大乱闘スマッシュブラザーズX == |
− | [[フィギュア]]と[[シール]]が収録されている。 | + | [[フィギュア]]と[[シール]]が収録されている。また、本作から漆黒の騎士のテーマ曲「Against the Dark Knight」が収録されている。 |
| === フィギュア === | | === フィギュア === |
− | ;{{PAGENAME}} | + | ;[{{有無|X}} フィギュア名鑑] {{PAGENAME}} |
− | :(説明) | + | :デイン王国の“四駿”の一人。神剣“エタルド”を操る。アイクの父、グレイルの元弟子。だが、グレイルと敵対することになり、結局殺害してしまう。その後、神剣“ラグネル”を携えたアイクとの戦いで敗北し、死亡したと思われていたが存命。デイン王国を復興させるべく、義賊“暁の団”に所属するミカヤの手助けをする。 |
− | :*(代表) | + | :*(GC) ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡 |
| + | :*(Wii) ファイアーエムブレム 暁の女神 |
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| == 大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U == | | == 大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U == |
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| === フィギュア === | | === フィギュア === |
| 『スマブラWii U』に収録されている。 | | 『スマブラWii U』に収録されている。 |
− | ;{{PAGENAME}} | + | ;[{{有無|WiiU}} フィギュア名鑑] {{PAGENAME}} |
− | :(説明) | + | :漆黒の騎士自身が属しているデイン軍にさえ、彼の素性をする者はいないといわれている。『蒼炎の軌跡』の主人公アイクの仇敵であり、その関係は次作『暁の女神』に引き継がれる。奥義「月光」などを操り、その強さはケタはずれ。彼を倒せばこの世界に平和が戻ると錯覚……。つまり、ラスボスとカン違いするほど強いのだ。 |
− | :*(代表作) | + | :*(GC) ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡 (2005/04) |
| + | :*(Wii) ファイアーエムブレム 暁の女神 (2007/02) |
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| === Miiファイターコスチューム === | | === Miiファイターコスチューム === |
| [[ファイル:スマブラfor 追加コンテンツ {{PAGENAME}}セット.jpg|250px|サムネイル|『スマブラfor』の{{PAGENAME}}のコスチューム。]] | | [[ファイル:スマブラfor 追加コンテンツ {{PAGENAME}}セット.jpg|250px|サムネイル|『スマブラfor』の{{PAGENAME}}のコスチューム。]] |
| {{main|Miiファイターコスチューム}} | | {{main|Miiファイターコスチューム}} |
− | {{for|Mii 剣術タイプ}}用の{{PAGENAME}}の帽子と服が[[追加コンテンツの一覧 (3DS/Wii U)|追加コンテンツ]]になっている。 | + | {{for|Mii 剣術タイプ}}用の{{PAGENAME}}の帽子と服が[[追加コンテンツの一覧 (3DS/Wii U)|追加コンテンツ]]として2015年7月31日から販売が開始された。次作の『スマブラSP』では本編内に収録されている。 |
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| [[ファイル:公式絵 SP {{PAGENAME}}.png|200px|サムネイル]] | | [[ファイル:公式絵 SP {{PAGENAME}}.png|200px|サムネイル]] |
| [[アシストフィギュア]]として登場する。日本版での声は、[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%96%93%E5%B3%B6%E6%B7%B3%E5%8F%B8 間島淳司]による『ファイアーエムブレム ヒーローズ』で収録された音声が使用されている。 | | [[アシストフィギュア]]として登場する。日本版での声は、[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%96%93%E5%B3%B6%E6%B7%B3%E5%8F%B8 間島淳司]による『ファイアーエムブレム ヒーローズ』で収録された音声が使用されている。 |
| + | |
| + | ゆっくり歩きながらファイターに近づき、神剣エタルドによる強烈な剣技をお見舞いする。その一撃はまさしく[[必殺ズーム演出|必殺]]。特に二連撃は、アシストフィギュアでは最も高い45%もの絶大な威力を持つ。ちなみに連撃の1段目は[[メテオ]]効果付き。空中では振り上げで攻撃する。 |
| + | |
| + | 幸い見た目通りの重い鎧を着こんでいるため、動きはとても遅い……と思いきや、攻撃していない時間が長いとワープしていきなり襲い掛かることもあるので油断大敵。ワープ自体はアシストフィギュアの共通仕様であるが、漆黒の騎士は移動の遅さ故にワープを使う機会が他よりも多い。 |
| + | |
| + | 常時スマッシュ攻撃以下の威力を耐える[[スーパーアーマー]]が付いている上に体力がかなり高く、さらに[[つかみ]]も効かないため、小細工などは一切通用しない。 |
| + | |
| + | 総じて攻撃力と耐久力が非常に高く、原作同様に苦戦は免れない。撃墜するには、剣技を見切れるようにしておかなければならない。 |
| + | |
| + | また、ファイター同様にダッシュですり抜けることができない。これは呼び出したファイター自身でも同じ。 |
| + | |
| + | [[移動空中回避]]で相手の攻撃を避ける能力を持つアシストフィギュアの一体。 |
| + | |
| + | ===== データ ===== |
| + | *'''HP:''' 70 |
| + | *'''ダメージ:''' 振り下ろし: 30% / 振り上げ: 26% / 二連撃: 計45.0% (12%+33%) |
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| === スピリット === | | === スピリット === |
− | [[アタッカースピリット]]として登場している。ゼルギウスを[[超化]]させることで入手可能。超化前のゼルギウスとは[[スピリッツバトル]]ができる。<br> | + | {{main2|対戦データについては「[[ファイアーエムブレムシリーズのスピリットの一覧/対戦データ#ゼルギウス]]」を}} |
− | [[灯火の星]]にはいないスピリットなので[[スピリッツボード]]で探す等をしないといけない。アーマーナイトはアタッカーでは彼の専用スキルである。 | + | [[アタッカースピリット]]として登場している。彼の正体であるゼルギウスを[[超化]]させることで入手可能。超化前のゼルギウスは[[ショップ]]や「[[スピリッツボード]]」で入手できる。 |
| {| class="wikitable" style="text-align: center;" | | {| class="wikitable" style="text-align: center;" |
| ! No. !! 名前 !! ランク !! 属性 !! スキル !! スロット !! 超化 !! 出典シリーズ<br>アートワークの出典 | | ! No. !! 名前 !! ランク !! 属性 !! スキル !! スロット !! 超化 !! 出典シリーズ<br>アートワークの出典 |
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| |- | | |- |
| |} | | |} |
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− | === Miiファイターコスチューム ===
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− | 前作の追加コンテンツだった{{PAGENAME}}の帽子と服が本編内に収録されている。
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| == ギャラリー == | | == ギャラリー == |
| <gallery> | | <gallery> |
| 公式 スクリーンショット SP 漆黒の騎士 1.png|『スマブラSP』 | | 公式 スクリーンショット SP 漆黒の騎士 1.png|『スマブラSP』 |
− | 公式 スクリーンショット SP 漆黒の騎士 2.png|『スマブラSP』 | + | 公式 スクリーンショット SP 漆黒の騎士 2.png |
| + | 公式 トピックス 20181102 漆黒の騎士.jpg |
| </gallery> | | </gallery> |
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| == 原作 == | | == 原作 == |
− | デイン王国軍に所属する、全身を漆黒の鎧で覆った正体不明の謎の騎士。クラスはジェネラル。その剣の冴えは達人級で、デイン軍の4人の実力者、四駿のひとりに数えられるほど。『蒼炎の軌跡』時代は赤いマントを着用している。<br>
| + | 全身を漆黒の鎧で覆った謎の騎士。クラスはジェネラル。『蒼炎の軌跡』時代は赤いマントを着用している。素性が謎のまま実力主義のデイン王アシュナードに取り立てられ、重用されている。デイン王国軍の4人の実力者、四駿のひとりに数えられ、その剣の冴えは達人級。 |
− | その素顔も経歴も一切不明だが、実力主義のデイン王アシュナードに取り立てられ、重用されている。
| + | |
| 転移の粉というあらゆる場所に瞬時に移動できる道具を持つ、神出鬼没な存在。<br> | | 転移の粉というあらゆる場所に瞬時に移動できる道具を持つ、神出鬼没な存在。<br> |
− | アシュナードの命を受け、メダリオンを狙ってアイクの父グレイルと交戦、彼を破りその手にかけた、アイクにとっての仇敵に当たる。<br>
| + | アシュナードの命を受け、メダリオンを狙って[[アイク]]の父グレイルと交戦、彼を破りその手にかけた、アイクにとっての仇敵に当たる。<br> |
− | 着用している鎧は女神の加護を受けた特別な品であり、同じく加護を受けた武器でなければダメージを与えられない。<br>
| + | 着用している鎧は女神の加護を受けた特別な装備であり、同じく加護を受けた武器でなければダメージを与えられない。<br> |
− | 同様に女神の加護を受けた神剣ラグネルとエタルドを所持している。グレイルとの一騎打ちの際、対等な勝負を望んだ漆黒の騎士はラグネルをグレイルに渡し、やがてアイクが用いるに至る。以降漆黒の騎士自身はエタルドを使っている。<br>
| + | その女神の加護を受けた武器として神剣ラグネルとエタルドを所持している。グレイルとの一騎打ちの際、対等な勝負を望んだ漆黒の騎士はラグネルをグレイルに渡し、やがてアイクが用いるに至る。以降漆黒の騎士自身はエタルドを使っている。<br> |
− | やがてナドゥス城での決戦で、成長し実力をつけたアイクに討たれ戦死したと思われていたが…。
| + | 終盤、ナドゥス城での決戦で、成長し実力をつけたアイクに討たれ戦死したと思われていたが…。 |
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| 3年後の『暁の女神』ではデイン再興を目指すミカヤの前に現れ、彼女に助成した。クラスは専用の「漆黒の騎士(ダークナイト)」。本作では裏地が赤の黒いマントを着用し、鎧には前作でアイクにつけられた傷が残っている。<br> | | 3年後の『暁の女神』ではデイン再興を目指すミカヤの前に現れ、彼女に助成した。クラスは専用の「漆黒の騎士(ダークナイト)」。本作では裏地が赤の黒いマントを着用し、鎧には前作でアイクにつけられた傷が残っている。<br> |
| 正式にミカヤ軍に加わるわけではなく、時たま姿を現し力を貸す。しかしその真意を本人が語ることはない。<br> | | 正式にミカヤ軍に加わるわけではなく、時たま姿を現し力を貸す。しかしその真意を本人が語ることはない。<br> |
− | また、3年を経てさらに成長したアイクと再び相まみえ決着を付けることも目的のひとつとしており、終盤には決戦が行われる。<br>
| + | また、3年を経てさらに成長したアイクと再び相まみえ決着を付けることも目的のひとつとしており、終盤には完全なる一騎討ちが行われる。<br> |
− | 前作では不明のままだった彼の正体も明らかになる(漆黒の騎士の正体は上記のスピリットにある通り、ゼルギウスである。彼が歩んだ道は長くなるので割愛する)。
| + | 前作では不明のままだった彼の素顔や経歴も明らかになった。その正体はベグニオン帝国中央軍総司令'''ゼルギウス'''であり、主君の目的のため正体を隠し、間者としてデインに潜入していたのだった。 |
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| 『ファイアーエムブレム 覚醒』にも、いつの間に配信の魔符として登場する。クラスはジェネラル。 | | 『ファイアーエムブレム 覚醒』にも、いつの間に配信の魔符として登場する。クラスはジェネラル。 |
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− | ゲーム上では常に圧倒的な実力を持ち、初登場の蒼炎の軌跡では敵として初めて出てきた際、誰もが漆黒の騎士の能力とスキルに驚愕し、腰を抜かしたはず。<br>
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− | 初登場する章ではなんと'''民家から増援として登場するという前代未聞の登場の仕方をする。'''<br>
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− | しかも登場する条件が「漆黒の騎士が潜んでいる民家に近寄る」か「到着すべき場所に到達せず動き回るボスに戦闘する」という、'''初見殺しにも程があるえげつない条件。しかも漆黒の騎士は本来増援が登場直後に行動しない難易度ノーマルでも容赦なく行動する。'''
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− | 漆黒の騎士はラスボスクラスの実力がある上、女神の加護という、ラグネル以外の武器を一切無効化するスキルがあるので勝てるわけがなく、スキル祈りが無い限り、即死確定なので全てのプレイヤーが唖然としただろう。<br>
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− | ナドゥス城での決戦もスキルを使わないと力がカンストしたアイクでないと攻撃を全部当てなければ倒すことができない。当然漆黒の騎士も反撃するので、例え全能力がカンストしてても撃破には運が強く絡む程の強敵。<br>
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− | その驚愕の内容から「しっこくハウス」という用語が生まれるまでになった。そのしっこくハウスは公式でも『覚醒』の支援会話ネタで使われ、漆黒の騎士の中の人である間島淳司氏もこのしっこくハウスについて「言われたらおかしな現象」と述べている。<br>
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− | 続編『暁の女神』では第一部のみ、プレイヤーが操作できる機会がある。その実力は暁でも健在・・・どころか前作より強くなっていて、操作できる機会では敵は誰一人漆黒を倒すことができない。まさしく漆黒無双がプレイヤーの手で可能。<br>
| + | ゲーム上では常に驚異的なステータスを持つ強敵。『スマブラ』での二連撃は原作で彼が使う奥義「月光」を彷彿とさせる。<br /> |
− | 第三部で再び敵となり、終章にて、漆黒の騎士と決着をつけられるが漆黒の騎士の女神の加護が消滅しているので別にラグネルじゃなくても攻撃できる上、アーマー特効があるのでラグネルよりハンマーで殴ったプレイヤーも少なくない。
| + | 『スマブラ』と原作の戦闘時のモーションは重装キャラクターらしいずっしりとした遅い動きだが、原作ゲームでは移動力の乏しい重装キャラにも関わらず戦闘での「速さ」数値が高い。ムービーでも素早く動くシーンもある。<br /> |
| + | アシストフィギュアの共通仕様であるワープを高頻度で行うのは前途の転移の粉を使って移動できること、あるいは『蒼炎の軌跡』の11章「流れる血の色は」で、通称「しっこくハウス」と呼ばれる名所の出来事を想起させる……のかもしれない。港町トハで何の前兆もなく、しかも民家の中から唐突に現れ、驚異的戦闘性能を持つエタルドで味方を瞬殺する様はプレイヤーを絶望させた。<br /> |
| + | 退場時の「身の程をわきまえよ」は漆黒の騎士を代表する台詞。原作では『暁の女神』第一部9章「闇よりの生還者」で敵将のジェルドに言い放った台詞の一節で、ここでは彼を操作してミカヤを護衛する特別なイベントマップとなっている。 |
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