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| |見出し文字色= | | |見出し文字色= |
| |画像=[[ファイル:Mii (似顔絵チャンネル).png|250x250px]] | | |画像=[[ファイル:Mii (似顔絵チャンネル).png|250x250px]] |
− | |キャプション=『似顔絵チャンネル』で作成された{{PAGENAME}} | + | |キャプション=『似顔絵チャンネル』で作成されたデフォルト設定の{{PAGENAME}} |
− | |シンボル=[[ファイル:シンボル Mii.png|50px|link=Miiシリーズ]][[ファイル:シンボル 大乱闘スマッシュブラザーズ.png|50px|link=大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ]] | + | |シンボル=[[ファイル:シンボル Mii.png|50px|link=Miiシリーズ]] |
− | |出典=Mii<br />[[大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ]](Miiファイターとして) | + | |出典=[[Miiシリーズ]] |
− | |デビュー=似顔絵チャンネル<ref>Miiを作成するための本体内蔵ソフト。</ref>(2006年12月2日/Wii)<br />[https://www.nintendo.co.jp/wii/rhaj/ はじめてのWii] / [https://www.nintendo.co.jp/wii/rspj/index.html Wii Sports]<ref>ゲームキャラとしてのデビュー。</ref>(2006年12月2日/Wii) | + | |デビュー=似顔絵チャンネル<ref>Miiを作成するための本体内蔵ソフト。</ref><br>(2006年12月2日/Wii)<br>[https://www.nintendo.co.jp/wii/rhaj/ はじめてのWii] / [https://www.nintendo.co.jp/wii/rspj/index.html Wii Sports]<ref>ゲームキャラとしてのデビュー。</ref><br>(2006年12月2日/Wii) |
| |出演64= | | |出演64= |
| |出演DX= | | |出演DX= |
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| '''Mii'''(ミー)は、任天堂が販売しているゲーム機であるWii以降などで作成・使用できる人間型のアバターキャラクター。 | | '''Mii'''(ミー)は、任天堂が販売しているゲーム機であるWii以降などで作成・使用できる人間型のアバターキャラクター。 |
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− | ここでは、'''Miiファイター'''(Mii Fighter)についても解説する。
| + | ここでは、『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズに登場する'''Miiファイター'''(Mii Fighter)についても解説する。 |
| {{TOC limit|2}} | | {{TOC limit|2}} |
| {{-}} | | {{-}} |
| == 概要 == | | == 概要 == |
− | Miiは、用意されたさまざまなパーツを組み合わせて、家族や友達などに似せて作るアバター機能である。<br/>
| + | Miiは、あらかじめ用意された様々なパーツを組み合わせて、自身や家族、友達などに似せて作るアバター機能である。<br/> |
| Wii本体では『似顔絵チャンネル』、ニンテンドー3DS及びWii U本体では『Miiスタジオ』で作成できる。内蔵ソフトを持たないNintendo Switchでも、本体設定画面にMii作成機能が搭載されている。<br/> | | Wii本体では『似顔絵チャンネル』、ニンテンドー3DS及びWii U本体では『Miiスタジオ』で作成できる。内蔵ソフトを持たないNintendo Switchでも、本体設定画面にMii作成機能が搭載されている。<br/> |
| また、ニンテンドーアカウントではアイコンに使用するためのMiiを、ウェブページ上で作成することができる。 | | また、ニンテンドーアカウントではアイコンに使用するためのMiiを、ウェブページ上で作成することができる。 |
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| === ファイター === | | === ファイター === |
| {{main|Miiファイター (3DS/Wii U)}} | | {{main|Miiファイター (3DS/Wii U)}} |
− | '''Miiファイター'''として参戦。2014年6月11日に放送された『Nintendo Digital Event』で参戦が発表された。<br/> | + | '''Miiファイター'''として初参戦。2014年6月11日に放送された『Nintendo Digital Event』で参戦が発表された。<br/> |
| 扱いとしては最初から選択可能な[[ファイター]]の一人だが、デモ画面を除くランダム選択時に選出されることがなく、[[#謎のMii軍団]]として以外では一人用ゲームの相手として登場することも無い、半ばイレギュラー的な扱いを受けている。 | | 扱いとしては最初から選択可能な[[ファイター]]の一人だが、デモ画面を除くランダム選択時に選出されることがなく、[[#謎のMii軍団]]として以外では一人用ゲームの相手として登場することも無い、半ばイレギュラー的な扱いを受けている。 |
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| 公式は「'''だれでも参戦!!'''」をMiiファイターの合言葉としている<ref> | | 公式は「'''だれでも参戦!!'''」をMiiファイターの合言葉としている<ref> |
− | [[ディレクターズルームの投稿の一覧|ディレクターズルームの投稿]] 2014/6/11</ref>。Miiファイターは高いカスタマイズ性によって、プレイヤーの好みの人物や架空のキャラクターを再現することができ、[[桜井政博]]はこれを彼の元に届くユーザーからの、叶えることができない参戦要望に対する一つの返答としている<ref>[[大乱闘スマッシュブラザーズ for 3DS / Wii U E3 2014 ラウンドテーブル]]<br />「私のもとには毎日のように、あるキャラクターを参戦させてくれ!という強い要望が聞こえました。レジーを参戦させろ! というメッセージがチェーンメールのように私のツイッターに殺到していたことも有り、困ったことも有りました。そんなに参戦させたいのなら、作ればいいじゃないですか。その土壌は用意しました。」</ref>。 | + | [[ディレクターズルームの投稿の一覧|ディレクターズルームの投稿]] 2014/6/11</ref>。Miiファイターは高いカスタマイズ性によって、プレイヤーの好みの人物や架空のキャラクターを再現することができ、[[桜井政博]]はこれを彼の元に届くユーザーからの、叶えることができない参戦要望に対する一つの返答としている<ref>[[大乱闘スマッシュブラザーズ for 3DS / Wii U E3 2014 ラウンドテーブル]]<br />“私のもとには毎日のように、あるキャラクターを参戦させてくれ!という強い要望が聞こえました。レジーを参戦させろ! というメッセージがチェーンメールのように私のツイッターに殺到していたことも有り、困ったことも有りました。そんなに参戦させたいのなら、作ればいいじゃないですか。その土壌は用意しました。”</ref>。 |
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| 『スマブラfor』では「[[インターネット]]」の「だれかと」において選択自体が不可能となっていた。これは「放っておくと版権無法地帯になるし、いじめのようになりかねない」、「知らない人を模したMiiが対戦相手になっても、イマイチおもしろくない」との理由のため<ref>[[大乱闘スマッシュブラザーズ for 3DS / Wii U E3 2014 ラウンドテーブル]]</ref><ref name="vol455" />。 | | 『スマブラfor』では「[[インターネット]]」の「だれかと」において選択自体が不可能となっていた。これは「放っておくと版権無法地帯になるし、いじめのようになりかねない」、「知らない人を模したMiiが対戦相手になっても、イマイチおもしろくない」との理由のため<ref>[[大乱闘スマッシュブラザーズ for 3DS / Wii U E3 2014 ラウンドテーブル]]</ref><ref name="vol455" />。 |
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| 頭身は少し上りデザインも一新、さらに12種類から選べるボイスが付くようになった。また、公式アートワークで使用されている顔も一新されている。 | | 頭身は少し上りデザインも一新、さらに12種類から選べるボイスが付くようになった。また、公式アートワークで使用されている顔も一新されている。 |
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− | 前作とは異なり1人用のゲームモードで対戦相手としても登場するようになり、「[[勝ちあがり乱闘]]」や「[[スピリッツ]]」において、場面に応じたコスチュームを持つMiiファイターが相手として登場するようになった。<br/>また、{{SP|オンライン}}の「だれかと」でも使用可能になった。[[世界戦闘力]]を含む各戦績はタイプごとに計上される。 | + | 前作とは異なり1人用のゲームモードで対戦相手としても登場するようになり、「[[勝ちあがり乱闘]]」や「[[スピリッツ]]」において、場面に応じたコスチュームを持つMiiファイターが相手として登場するようになった。<br/>なお、1人用ゲームでは[[勝ちあがり乱闘]]のみ使用不可能。 |
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| + | {{SP|オンライン}}の「だれかと」でも使用可能になった。[[世界戦闘力]]を含む各戦績はタイプごとに計上される。 |
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| === アートワーク === | | === アートワーク === |
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| いずれのタイプも『スマブラ』独自のワザで戦うが、その内いくつかは他のファイターと似たワザとなっている。主に格闘タイプは[[マリオ]]、[[キャプテン・ファルコン]]、[[リトル・マック]]に、剣術タイプは[[リンク]]、[[マルス]]、[[アイク]]に、射撃タイプは[[サムス]]、[[フォックス]]、[[ネス]]、[[ゼルダ]]、[[ロックマン]]と性質が似たワザがある。 | | いずれのタイプも『スマブラ』独自のワザで戦うが、その内いくつかは他のファイターと似たワザとなっている。主に格闘タイプは[[マリオ]]、[[キャプテン・ファルコン]]、[[リトル・マック]]に、剣術タイプは[[リンク]]、[[マルス]]、[[アイク]]に、射撃タイプは[[サムス]]、[[フォックス]]、[[ネス]]、[[ゼルダ]]、[[ロックマン]]と性質が似たワザがある。 |
| <!--*格闘タイプ 通常必殺ワザ2:閃光マッハパンチ {{有無|SP}} | | <!--*格闘タイプ 通常必殺ワザ2:閃光マッハパンチ {{有無|SP}} |
− | **直接的な元ネタかどうかは不明だが、パンチ連打で相手をとらえてアッパーカットでトドメという必殺ワザは、対戦格闘ゲーム『龍虎の拳』の主人公リョウ・サカザキなどが用いる「暫烈拳」と似ている。<br />ただし両手で連打するという点は『THE KING OF FIGHTERS XIII』に登場したときのタクマ・サカザキのものが近い。---> | + | **直接的な元ネタかどうかは不明だが、パンチ連打で相手をとらえてアッパーカットでトドメという必殺ワザは、対戦格闘ゲーム『龍虎の拳』の主人公リョウ・サカザキなどが用いる「暫烈拳」と似ている。<br />ただし両手で連打するという点は『THE KING OF FIGHTERS XIII』などに登場したときのタクマ・サカザキのものが近い。---> |
| *格闘タイプ 下必殺ワザ3:カウンター投げ {{有無|SP}} | | *格闘タイプ 下必殺ワザ3:カウンター投げ {{有無|SP}} |
| **『スマブラ』に類似例が全くないワザだが、対戦格闘ゲームにおいては、敵の攻撃をタイミングよく受け止めることで掴み投げを行う[[カウンターワザ]]の元祖として(『[[餓狼伝説]]』のラスボス、[[餓狼伝説シリーズのスピリットの一覧/対戦データ#ギース・ハワード|ギース・ハワード]]が用いる)「当て身投げ」というものが存在する。 | | **『スマブラ』に類似例が全くないワザだが、対戦格闘ゲームにおいては、敵の攻撃をタイミングよく受け止めることで掴み投げを行う[[カウンターワザ]]の元祖として(『[[餓狼伝説]]』のラスボス、[[餓狼伝説シリーズのスピリットの一覧/対戦データ#ギース・ハワード|ギース・ハワード]]が用いる)「当て身投げ」というものが存在する。 |
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| *剣術タイプ 最後の切りふだ:ファイナルエッジ | | *剣術タイプ 最後の切りふだ:ファイナルエッジ |
| **衝撃波は[[リンク]]がダメージを受けていないときに使える「ソードビーム」をモチーフにしていると考えられる。 | | **衝撃波は[[リンク]]がダメージを受けていないときに使える「ソードビーム」をモチーフにしていると考えられる。 |
| + | *射撃タイプ 最後の切りふだ:フルスロットル |
| + | **2つの衛星は『すれちがいシューティング』でスペシャルMiiを使用した際のものがモチーフ。 |
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| === その他 === | | === その他 === |