大乱闘スマッシュブラザーズWikiで記事を編集するにはアカウントの作成ログインが必要です。編集方法や方針などについては、大乱闘スマッシュブラザーズWiki:編集ガイドライン‎をご覧ください。

差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
大事な説明なので一番上に…
1行目: 1行目:  
{{Stub}}
 
{{Stub}}
[[大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U]]から[[大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL]]になって変更されたもの掲載している。
+
ここでは主に、『[[スマブラfor]]』から『[[スマブラSP]]』になって変更されたゲーム中の仕様について比較する。細部まで比較するとキリが無いので、目立つもののみとする。なお、ファイターの変更点については各ページの「スマブラfor Ver.1.1.7 からの変更点」を参照。
   −
以下の変更点は、公式トレーラーや[[E3 2018]]などのプレイ映像から確認されたものであり、製品版や今後の試遊版では変更されている可能性があることに注意。
+
なお、以下の変更点は、公式トレーラーや[[E3 2018]]などのプレイ映像から確認されたものであり、製品版や今後の試遊版では変更されている可能性があることを留意してほしい。
 +
 
 +
== ゲームプレイ ==
 +
=== 今作のゲーム環境 ===
 +
本作は『スマブラfor』からシステムを発展させ、「不慣れな方でも許容できる範囲内で少しテンポアップさせる」ことが企画意図であることが製作者から語られている<ref>桜井政博のゲームについて思うこと VOL.557</ref>。
 +
 
 +
具体的には、[[最後の切りふだ]]の演出短縮、空中攻撃の着地隙減少などがあるが、特に1on1限定で相手に与えるダメージが増加する[[1on1ダメージ]]システムが導入されたことが大きい。公式ではこれまで4人対戦がメインであり、1on1対戦は数あるプレイヤールールの一つとして扱うことがほとんどであったが、『[[スマブラSP]]』では1on1にも目を向けた新システムや変更を多数取り入れている。
 +
 
 +
そして、本作ではファイターの性能変更以外にも、大会などのe-Sportの側面を意識した要素、特にプレイヤーではない観客に見せる演出の増加・強調が前面に出ているのも特徴である。<br/>
 +
世界大会などでは、運営側に指定された[[終点]]や[[戦場]]を含む幾つかのギミックの少ないステージから選手が選ぶ仕組みをとっているケースがよくあり、それを取り入れたのが[[低ギミック化]](仮称)と言える。また相手のファイターが苦手なステージを選ぶのも戦略となっており、それをステージをファイターより先に選ぶ仕様にすることによりステージに合わせたファイター選びをするという流れを作っている。<br/>
 +
対戦前の対戦カード表示や1on1での得点表示の演出、プレイヤーネームの強調はプレイヤー達には必要ではない表示だが、観客には誰と誰が戦うのかや戦況がどう動いているのかが分かりやすくなる。また、ルーペ状態周りの表示もスマブラに詳しくない観客にも画面外の状況を見て分かるようにするものである。そして大技やトドメや切りふだなどの盛り上がるべきシーンが強調されるのも、見るエンターテイメントらしい演出である。
   −
== 変更点 ==
   
=== ファイター全般の変更点 ===
 
=== ファイター全般の変更点 ===
==== ゲーム性・演出 ====
+
==== システム ====
*1on1では、3人以上での対戦よりも攻撃のダメージが(約1.2倍)増加するようになった。
+
*[[1on1ダメージ]]が導入された。1対1の対戦では、攻撃のダメージが増加するようになった(約1.2倍)
 
*ふっとび方が大きく変わった。ふっとびの初速が速くなり、ある程度の距離から急激にブレーキがかかるようになった。「バトミントンのシャトルの飛び方」、「風船を叩いたときの飛び方」などと形容されている。
 
*ふっとび方が大きく変わった。ふっとびの初速が速くなり、ある程度の距離から急激にブレーキがかかるようになった。「バトミントンのシャトルの飛び方」、「風船を叩いたときの飛び方」などと形容されている。
*攻撃を受けたとき、そのとき向いていた方向のままふっとぶようになった。過去作では{{for|シュルク#バックスラッシュ}}のような極一部を除いて、攻撃を受けると必ずふっとび方向とは逆を向くようになっていた。
+
*攻撃を受けたとき、そのとき向いていた方向のままふっとぶようになった。過去作では{{for|シュルク#横必殺ワザ}}のような極一部を除いて、攻撃を受けると必ずふっとび方向とは逆を向くようになっていた。
 
*[[KO|手前やられ]]の演出時間が、星KOよりも短くなった。
 
*[[KO|手前やられ]]の演出時間が、星KOよりも短くなった。
 
*[[KO|星やられ]]の演出が少し変わり、画面奥へ飛んで行って星になるようになった。
 
*[[KO|星やられ]]の演出が少し変わり、画面奥へ飛んで行って星になるようになった。
26行目: 35行目:     
*ワザ
 
*ワザ
 +
**多くの空中攻撃の着地隙が減少した。
 
**[[スマッシュホールド]]を過去作より遥かに長く続けられるようになった。威力の上昇具合については不明。
 
**[[スマッシュホールド]]を過去作より遥かに長く続けられるようになった。威力の上昇具合については不明。
**ジャンプボタンと攻撃ボタンですぐに[[空中攻撃]]を出せるようになった。
+
**ジャンプボタンと攻撃ボタンですぐに[[空中攻撃]]を出せるようになり、[[小ジャンプ]]攻撃がしやすくなった。
 
**[[掴み]]を受けたファイターは、それから掴みが解除されて1秒経過するまで全身が点滅するようになった。
 
**[[掴み]]を受けたファイターは、それから掴みが解除されて1秒経過するまで全身が点滅するようになった。
 
**[[掴み]]が互いに同時にヒットすると、僅かなダメージとともに、すぐに[[掴み外し]]が起きるようになった。
 
**[[掴み]]が互いに同時にヒットすると、僅かなダメージとともに、すぐに[[掴み外し]]が起きるようになった。
**[[最後の切りふだ]]の高速化が図られ、全体的に演出や効果時間が低下した。更に変身系は廃止されて既存のモノは全て変更された。
+
**[[最後の切りふだ]]の高速化が図られ、全体的に演出や効果時間が短くなった。更に変身系は廃止されて既存のモノは全て変更された。
**[[アピール]]をキャンセルできるようになった。また、アピールモーションも多くが短縮化されている。
+
**[[アピール]]をキャンセルできるようになった。また、アピール自体も多くが短縮化されている。
 
  −
{{main2|詳細は、[[アイテム]]}}
      
=== アイテム ===
 
=== アイテム ===
*ヘルパー
+
*[[アシストフィギュア]]
**攻撃可能な敵の[[アシストフィギュア]]を倒すと、前作まではその場で消滅だったが、今作では撃墜として退場されるようになった。また、タイム制においては、倒したプレイヤーに得点が入るようになった。
+
**攻撃可能なヘルパーキャラを倒すと、前作まではその場で消滅だったが、今作では撃墜として退場されるようになった。また、タイム制においては、倒したプレイヤーに得点が入るようになった。
    
*既存アイテムの変化
 
*既存アイテムの変化
44行目: 52行目:     
=== グラフィックとサウンドの表現 ===
 
=== グラフィックとサウンドの表現 ===
 +
 
*グラフィックは、『スマブラWii U』をベースに新たに作り直されている。ファイターのデザインは、前作より少し落ち着いた色彩で表現されている。
 
*グラフィックは、『スマブラWii U』をベースに新たに作り直されている。ファイターのデザインは、前作より少し落ち着いた色彩で表現されている。
   67行目: 76行目:  
**1on1のストック戦では、バーストして残りストック数が変化すると、一時的に画面に大きく両者の残りストック数が表示されるスコア機能が表示されるようになった。
 
**1on1のストック戦では、バーストして残りストック数が変化すると、一時的に画面に大きく両者の残りストック数が表示されるスコア機能が表示されるようになった。
   −
*バースト・復帰
+
*撃墜・復帰関連
 
**バースト時の爆発エフェクトに、その場所から紙吹雪が舞うエフェクトが付くようになった。
 
**バースト時の爆発エフェクトに、その場所から紙吹雪が舞うエフェクトが付くようになった。
 
**[[ルーペ]]になったとき、画面の隅にミニマップが表示され、ファイターの位置とバーストラインまでの距離が把握しやすくなった。
 
**[[ルーペ]]になったとき、画面の隅にミニマップが表示され、ファイターの位置とバーストラインまでの距離が把握しやすくなった。
89行目: 98行目:     
*ステージ
 
*ステージ
**前作にあった全てのステージを[[終点]]と同様の地形にする[[終点化]]に加え、[[戦場]]と同じ地形構成にする[[戦場化]]も実装された。
+
**前作にあった全てのステージを[[終点]]と同様の地形にする[[終点化]]に加え、[[戦場]]と同じ地形構成にする[[戦場化]]も実装された。終点化は全ステージが浮島型に統一され、地形による相性の差がなくなった。
 
**ステージの[[やくもの]]のON/OFFができる[[低ギミック化]](仮称)が登場した。例えば[[フリゲートオルフェオン]]ではやくものをOFFにするとステージの回転や停電が起きなくなる。
 
**ステージの[[やくもの]]のON/OFFができる[[低ギミック化]](仮称)が登場した。例えば[[フリゲートオルフェオン]]ではやくものをOFFにするとステージの回転や停電が起きなくなる。
   −
== 1on1をはじめとした真剣勝負環境の整備と観客を意識した演出 ==
+
== 脚注 ==
スマブラではこれまで4人での乱闘がメインであり、1on1対戦は数あるプレイヤールールの一つとして扱うことがほとんどであったが、『SPECIAL』では1on1など向けの新システムや変更を多数取り入れている。
+
<references />
 
  −
対戦に直接かかわる部分では、1on1ダメージや最後の切りふだの短縮などの対戦の高速化をもたらす要素があり、一部ファイターの大人数の対戦でないと当てられないような大技も一対一でも当てる機会が生まれるように振り向き可能になったり高速化する傾向も見られる。
  −
 
  −
そして顕著なのが大会などのe-Sportの側面を意識した要素、特にプレイヤーではない観客に見せる演出の増加である。<br/>スマブラの世界大会などでは、運営側に指定された終点や戦場を含む幾つかのギミックの少ないステージから選手が選ぶ仕組みをとっているケースがよくあり、それを取り入れたのが[[低ギミック化]]と言える。また相手のファイターが苦手なステージを選ぶのも戦略となっており、それをステージをファイターより先に選ぶ仕様にすることによりステージに合わせたファイター選びをするという流れを作っている。<br/>対戦前の対戦カード表示や1on1での得点表示の演出、プレイヤーネームの強調はプレイヤー達には必要ではない表示だが、観客には誰と誰が戦うのかや戦況がどう動いているのかが分かりやすくなる。また、ルーペ状態周りの表示もスマブラに詳しくない観客にも画面外の状況を見て分かるようにするものである。そして大技やトドメや切りふだなどの盛り上がるべきシーンが強調されるのも、見るエンターテイメントらしい演出である。
      
[[カテゴリ:過去作比較]]
 
[[カテゴリ:過去作比較]]

案内メニュー