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− 続編『ドラキュラⅡ呪いの封印』では、その時負った傷による呪いによって、7年後に命もあとわずかとなったシモンはドラキュラ伯爵復活の危機と呪いを解く方法を知り、散逸したドラキュラの遺骸を封印するために再び戦いに赴く。+
− また、トレバーはシモンから見て祖父に当たり、ドラキュラとなるガブリエル・ベルモンドの手によって吸血鬼化され、アルカードとなった経路がある血族で、一新前の世界とは違う事情になっている。+
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− シリーズが進み、『血の輪廻』でリヒターの頃になると、最初から鎖鞭としてのみ登場する作品も出てきた。『スマブラ』でも鉄球付き鎖の鞭である。<br />+
− 鞭の名前はもともとは無く「聖なる鞭」とか「先祖伝来の鞭」とかだったが、メガドライブのバンパイアキラーで初めて「妖鞭ヴァンパイアキラー」が登場し、後の作品でも鞭の名として使われた。+
− なお作品によってはヴァンパイアキラーはヴァンパイアハンターと同じく職業名としての意味でも使われている。+
− ベルモンド一族に代々伝承されてきた退魔の鞭ヴァンパイアキラーは強力なだけではなく、使い手を選ぶ武器であるといわれており、『悪魔城ドラキュラ ギャラリーオブラビリンス』の設定では、同作の主人公でありベルモンドの傍系であるジョナサン・モリスなどといった直系の血族以外は、ヴァンパイアキラーが記憶している[[リヒター|ベルモンドの幻影]]に打ち勝ち、使い手の資格があることを認めさせねばならず、さらに鞭の真の力を使うと寿命が縮んでしまう副作用があるとされた。+
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→概要
『悪魔城ドラキュラ』で父譲りの不思議な力の鞭"ヴァンパイアキラー"(後の作品で付けられた名称)を携えて単身ドラキュラ城に挑み、城の最奥に潜んでいたドラキュラ伯爵を倒すことに成功する。<br />
『悪魔城ドラキュラ』で父譲りの不思議な力の鞭"ヴァンパイアキラー"(後の作品で付けられた名称)を携えて単身ドラキュラ城に挑み、城の最奥に潜んでいたドラキュラ伯爵を倒すことに成功する。<br />
続編『ドラキュラⅡ呪いの封印』では、その時負った傷による呪いによって残り7年の命になってしまっており、その時が迫りつつある頃にドラキュラ伯爵復活の危機と呪いを解く方法を知ったシモンが、散逸したドラキュラの遺骸を封印するために再び戦いに赴く…という物語になっている。
設定を一新した『ロードオブシャドウ1・2』『宿命の魔鏡』では[[アルカード]]の息子となっている。<br>
設定を一新した『ロードオブシャドウ1・2』『宿命の魔鏡』では[[アルカード]]の息子となっている。<br>
事情がだいぶ違うので軽く説明すると、一新後の世界におけるシモンはトレバー・ベルモンド(海外版におけるラルフ・C・ベルモンドのこと)とサイファ・ヴェルナンデスの息子で、ガブリエル→トレバー(ラルフ)(妻サイファ)→シモンという年代順になっている。<br>
事情がだいぶ違うので軽く説明すると、一新後の世界におけるシモンはトレバー・ベルモンド(海外版におけるラルフ・C・ベルモンドのこと)とサイファ・ヴェルナンデスの息子で、ガブリエル→トレバー(ラルフ)(妻サイファ)→シモンという年代順になっている。<br>
また、トレバーはシモンから見て祖父に当たり、ドラキュラとなるガブリエル・ベルモンドの手によって吸血鬼化され、アルカードとなった経路がある血族で、一新前の世界とはたどった歴史が少々異なっている。
初代『悪魔城ドラキュラ』は複数機種でのリメイクがされてきたため、デザインは一定ではない。単純に絵柄が変わった以外に服装体格や髪色も違いがある。<br />
初代『悪魔城ドラキュラ』は複数機種でのリメイクがされてきたため、デザインは一定ではない。単純に絵柄が変わった以外に服装体格や髪色も違いがある。<br />
=== ヴァンパイアキラー ===
=== ヴァンパイアキラー ===
ゲームによっては最初の作品を踏襲しスタート時は革の鞭で、パワーアップアイテムを取ると鉄球付き鎖鞭に変化してリーチが伸びる。<br />
ゲームによっては最初の作品を踏襲しスタート時は革の鞭で、パワーアップアイテムを取ると鉄球付き鎖鞭に変化してリーチが伸びる。<br />
シリーズが進み、『血の輪廻』でリヒターの頃になると、最初から鎖鞭としてのみ登場する作品も出てきた。『スマブラ』でも一貫して鉄球付き鎖の鞭で登場。<br />
鞭の名前はもともとは無く「聖なる鞭」「先祖伝来の鞭」と呼ばれるのみだったが、メガドライブのバンパイアキラーで初めて「妖鞭ヴァンパイアキラー」として登場し、後の作品にもその設定が採用されていった。
なお作品によっては、「ヴァンパイアキラー」はヴァンパイアハンターと同じ意味を持つ、職業名の意味でも使われている。
シモンは作品によっては鞭以外もメイン武器として使っている。また、武器としてだけでなくフックなどに引っ掛けて移動手段になるゲームもある。
シモンは作品によっては鞭以外もメイン武器として使っている。また、武器としてだけでなくフックなどに引っ掛けて移動手段になるゲームもある。
ベルモンド一族に代々伝承されてきた退魔の鞭ヴァンパイアキラーは強力なだけあってか、使い手を選ぶ特別な武器であるといわれている。<br/>
『悪魔城ドラキュラ ギャラリーオブラビリンス』の設定では、同作の主人公でありベルモンドの傍系であるジョナサン・モリスなどといった直系の血族以外は、ヴァンパイアキラーが記憶している[[リヒター|ベルモンドの幻影]]に打ち勝ち、使い手の資格があることを認めさせねばならず、さらに鞭の真の力を使うと寿命が縮んでしまう副作用があるとされた。
<!--その誕生は長らく設定されていなかったが、『キャッスルヴァニア』(PS2)ではストーリーに取り上げられすべての始まりであるとされた。<br/>
<!--その誕生は長らく設定されていなかったが、『キャッスルヴァニア』(PS2)ではストーリーに取り上げられ、すべての始まりであるとされた。<br/>
そのストーリーではもともとは錬金術師が吸血鬼となった自らの娘を滅ぼすために、錬金術の粋を集めて作り上げたひとつの鞭であり、主人公である騎士団のレオン・ベルモンドが許嫁のサラを救うべく単身で吸血鬼ヴァルターに挑む際に託された。<br/>
そのストーリーではもともとは錬金術師が吸血鬼となった自らの娘を滅ぼすために、錬金術の粋を集めて作り上げたひとつの鞭であり、主人公である騎士団のレオン・ベルモンドが許嫁のサラを救うべく単身で吸血鬼ヴァルターに挑む際に託された。<br/>
ただ、そのゲーム途中までは吸血鬼に決定打を与えられるほどのものではなく、それでもレオンはなんとかサラを救出できたものの、すでに彼女は吸血鬼になりかけてしまっており、サラを救うには一刻も早くヴァルターを完全に倒さねばならず、しかしそのためには血の契約として所有者と最も信頼し合える吸血鬼…つまりサラの魂を捧げねばならなかった。<br/>
ただ、そのゲーム途中までは吸血鬼に決定打を与えられるほどのものではなく、それでもレオンはなんとかサラを救出できたものの、すでに彼女は吸血鬼になりかけてしまっており、サラを救うには一刻も早くヴァルターを完全に倒さねばならず、しかしそのためには血の契約として所有者と最も信頼し合える吸血鬼…つまりサラの魂を捧げねばならなかった。<br/>