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| == ファイター性能 == | | == ファイター性能 == |
− | 原作『ロックマン』シリーズで使える武器はほとんどが飛び道具である。その事に倣い、豊富な[[飛び道具]]で遠距離からダメージを稼ぐタイプの、いわゆる”射撃型”のキャラクターとなっている。飛び道具への依存度は他の追随を許さず、ほとんどのワザが何かしらの”弾(タマ)”を発射する。 | + | 原作『ロックマン』シリーズで使える武器はほとんどが飛び道具である。その事に倣い、豊富な[[飛び道具]]で遠距離からダメージを稼ぐタイプの、いわゆる”射撃型”のキャラクターとなっている。<br /> |
| + | 飛び道具への依存度は他の追随を許さず、ほとんどのワザが何かしらの”弾(タマ)”を発射する。<br /> |
| + | 具体的には、原作のように歩いたりジャンプしたりしながら撃てる「ロックバスター」や飛距離が長い「チャージショット」を放つ横スマッシュ攻撃、押し出し効果が強い竜巻を発射する上空中攻撃、[[メテオワザ]]の中では恐るべきリーチを持つ下空中攻撃から、8方向に撃ち分けて相手を貫通する通常必殺ワザ「メタルブレード」、時限式で相手の行動を拘束できる横必殺ワザ「クラッシュボム」、バリアの役目も兼ね揃えた下必殺ワザ「リーフブレード」と、あらゆる場面で使える飛び道具が揃う。 |
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− | 具体的には、原作のように歩いたりジャンプしたりしながら撃てる「ロックバスター」や飛距離が長い「チャージショット」を放つ横スマッシュ攻撃、押し出し効果が強い竜巻を発射する上空中攻撃、[[メテオワザ]]の中では恐るべきリーチを持つ下空中攻撃から、8方向に撃ち分けて相手を貫通する通常必殺ワザ「メタルブレード」、時限式で相手の行動を拘束できる横必殺ワザ「クラッシュボム」、バリアの役目も兼ね揃えた下必殺ワザ「リーフブレード」と、あらゆる場面で使える飛び道具が揃う。
| + | ロックマンの立ち回りにおいて特筆すべき点として「ロックバスター」には最大3連射可能という特徴がある。これにより威力の弱い飛び道具を1発目で相殺し、2,3発目で牽制することができる。<br /> |
| + | 同様に飛び道具主体キャラの天敵である[[反射]]ワザに対しても相殺で反射リスクを緩和できるため、こと遠距離においては多くのファイターを相手に有利に戦いを進めることが出来る。<br /> |
| + | 加えて威力の高い「チャージショット」や、投擲アイテムとしても利用できる「メタルブレード」を駆使すれば、飛び道具による牽制からそのまま撃墜にまで至ることも可能である。<br /> |
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| このように飛び道具の性能は概ね良好だが、その分接近戦での行動の選択肢が狭く、正面からの殴り合いを続けていると弱点が露呈してしまう。<br /> | | このように飛び道具の性能は概ね良好だが、その分接近戦での行動の選択肢が狭く、正面からの殴り合いを続けていると弱点が露呈してしまう。<br /> |
− | 相手を寄せ付けないように遠距離で立ち回るのがメインとなるが、接近戦で頼れるワザが少ないという点を考え、相手を遠くに追い払う手段がパターン化しないように注意を払うべきである。[[ガードキャンセル]]投げや[[小ジャンプ]]戦法をしっかりマスターしておきたい。<br> | + | 相手を寄せ付けないように遠距離で立ち回るのがメインとなるが、接近戦で頼れるワザが少ないという点を考え、相手を遠くに追い払う手段がパターン化しないように注意を払うべきである。<br /> |
− | もちろん、[[反射]]・[[吸収]]ワザ持ちの相手にはより神経質に立ち回ることが必要だろう。<br />
| + | また、撃墜向けのワザは隙が多く、前空中攻撃以外は後隙も多大。しかも、前述のとおり相手に接近すること自体がリスキーなため、撃墜するには工夫が必要である。<br /> |
− | また、撃墜向けのワザは隙が多く、前空中攻撃以外は後隙も多大。しかも、前述のとおり相手に接近すること自体がリスキーなため、撃墜するには工夫が必要である。
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− | ゲスト参戦のキャラクターらしく、他のファイターでは通用しない立ち回りを要求される。スマブラの操作に慣れていない間は使用してもまともに戦えない可能性が高いが、逆に操作に慣れさえしてしまえば他のファイターでは得られない楽しみがあるキャラクターだ。
| + | ゲスト参戦のキャラクターらしく、他のファイターでは通用しない立ち回りを要求される。<br /> |
| + | スマブラの操作に慣れていない間は使用してもまともに戦えない可能性が高いが、逆に操作に慣れさえしてしまえば他のファイターでは得られない楽しみがあるキャラクターだ。 |
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| *長所 | | *長所 |
| **[[飛び道具]]が豊富で、遠距離戦が得意。上下左右を飛び道具でカバーできるため、相手を接近させない戦い方ができる。 | | **[[飛び道具]]が豊富で、遠距離戦が得意。上下左右を飛び道具でカバーできるため、相手を接近させない戦い方ができる。 |
| + | ***優れた連射性と相殺判定を持つ「ロックバスター」により飛び道具の応酬にも比較的強く、反射ワザやアイテムの投擲にも対応しやすい。 |
| **フィニッシュに使える撃墜ワザはふっとばし力が高く、重量級にも引けを取らない。弱っている相手には一気に間合いをつめて、狙いを澄ました一撃を決めると爽快である。 | | **フィニッシュに使える撃墜ワザはふっとばし力が高く、重量級にも引けを取らない。弱っている相手には一気に間合いをつめて、狙いを澄ました一撃を決めると爽快である。 |
| **空中攻撃を利用した牽制、フィニッシュを狙いやすい。[[小ジャンプ]]前空中攻撃や[[反転ジャンプ]]後空中攻撃は牽制・撃墜の両方に役立つ。 | | **空中攻撃を利用した牽制、フィニッシュを狙いやすい。[[小ジャンプ]]前空中攻撃や[[反転ジャンプ]]後空中攻撃は牽制・撃墜の両方に役立つ。 |
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| **接近戦で気軽に振れるワザが少ない。一度接近された相手を追い払って自分の得意な間合いを取り戻すのが難しい。 | | **接近戦で気軽に振れるワザが少ない。一度接近された相手を追い払って自分の得意な間合いを取り戻すのが難しい。 |
| **フィニッシュに使えるワザは後隙が大きいものがほとんど。しかも、接近しないと当てづらいワザが多い。 | | **フィニッシュに使えるワザは後隙が大きいものがほとんど。しかも、接近しないと当てづらいワザが多い。 |
− | **主力ワザのほとんどが飛び道具なため、[[反射]]・[[吸収]]ワザに弱い。 | + | **主力ワザのほとんどが飛び道具なため、威力の高い飛び道具を牽制に使う場合は[[反射]]・[[吸収]]ワザに注意が必要。 |
| **横に移動できる手段を持たない。復帰の軌道が単純なため、[[復帰阻止]]を受けやすい。 | | **横に移動できる手段を持たない。復帰の軌道が単純なため、[[復帰阻止]]を受けやすい。 |
| **他ファイターと比べて異質な性能のワザが多く、操作慣れや立ち回りが難しい。 | | **他ファイターと比べて異質な性能のワザが多く、操作慣れや立ち回りが難しい。 |