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| == ファイター性能 == | | == ファイター性能 == |
− | 全てのファイターの中で、最大の[[重量]]とそれに裏付けられた強大なパワーを誇る、高い攻撃力と防御力を兼ね備えた重量級パワーファイター。今作では性能が一新され開発者曰く、走りや攻撃など多く手を加えており、なかなか手ごわいキャラクターになっている<ref>Developer Direct@E3 2013</ref>。 | + | 全てのファイターの中で、最大の[[重量]]とそれに裏付けられた強大なパワーを誇る、高い攻撃力と防御力を兼ね備えた重量級パワーファイター。本作では性能が一新され開発者曰く、走りや攻撃など多く手を加えており、なかなか手ごわいキャラクターになっている<ref>Developer Direct@E3 2013</ref>。 |
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| その見た目通りに一発のワザの威力が高く相手をガンガン吹っ飛ばせるものがほとんど。リーチに優れ、[[無敵]]を持つワザが豊富であり、相手のワザに無敵部分を合わせることで一方的に勝てる場合が多い。パワーがあるだけでなく、中距離での牽制に役立つ「[[#通常必殺ワザ|クッパブレス]]」、相手のガードを無視し状況によっては道連れによる仕切り直しが狙える「[[#横必殺ワザ|ダイビングプレス]]」、シールド削り能力が高い「[[#下必殺ワザ|クッパドロップ]]」などの個性的な必殺ワザを持つ。[[Ver.1.1.3]]からは強力な投げからのコンボを獲得し、1on1の状況でも、当てやすいワザから大きなリターンを得られるようになった。 | | その見た目通りに一発のワザの威力が高く相手をガンガン吹っ飛ばせるものがほとんど。リーチに優れ、[[無敵]]を持つワザが豊富であり、相手のワザに無敵部分を合わせることで一方的に勝てる場合が多い。パワーがあるだけでなく、中距離での牽制に役立つ「[[#通常必殺ワザ|クッパブレス]]」、相手のガードを無視し状況によっては道連れによる仕切り直しが狙える「[[#横必殺ワザ|ダイビングプレス]]」、シールド削り能力が高い「[[#下必殺ワザ|クッパドロップ]]」などの個性的な必殺ワザを持つ。[[Ver.1.1.3]]からは強力な投げからのコンボを獲得し、1on1の状況でも、当てやすいワザから大きなリターンを得られるようになった。 |
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| == 前作からの変更点 == | | == 前作からの変更点 == |
− | {{Main2|用語の解説は[[更新データ/バランス調整一気読み#頻出する用語の解説・注意事項|こちらのページ]]を}}
| + | 本作に参戦するファイターの中で最も大きな変化、多くの強化を受けたファイター。モーション面では主に、移動の変化や足を使った攻撃が目立つ。 |
− | 今作に参戦するファイターの中で最も大きな変化、多くの強化を受けたファイター。モーション面では主に、移動の変化や足を使った攻撃が目立つ。
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− | 前作では、比較的一対一の状況で真価を発揮するワザやテクニックが豊富であったこともあり、重量級パワーファイターでは珍しく、早期の撃墜を狙ったり、混戦に突っ込んで撃墜点を総取りしたりすることよりも、ステージ端で構えて対戦相手と一対一で対峙することを得意としていた。今作では走行速度は標準以上、空中ジャンプ高度がまともなものに増加、パワフルな突進ワザの新しいダッシュ攻撃や横スマッシュを獲得し、混戦に突っ込んで複数人をまとめてふっとばすことが得意なキャラに仕上げられている<ref>桜井政博のゲームについて思うこと VOL.444</ref>。
| + | 前作では、比較的一対一の状況で真価を発揮するワザやテクニックが豊富であったこともあり、重量級パワーファイターでは珍しく、早期の撃墜を狙ったり、混戦に突っ込んで撃墜点を総取りしたりすることよりも、ステージ端で構えて対戦相手と一対一で対峙することを得意としていた。本作では走行速度は標準以上、空中ジャンプ高度がまともなものに増加、パワフルな突進ワザの新しいダッシュ攻撃や横スマッシュを獲得し、混戦に突っ込んで複数人をまとめてふっとばすことが得意なキャラに仕上げられている<ref>桜井政博のゲームについて思うこと VOL.444</ref>。 |
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| また、クッパ自身の変化ではないが、[[ワンパターン相殺]]のふっとばし力の低下が緩やかになったことにより、横強攻撃と横必殺ワザがダメージ蓄積用・撃墜用の両方で運用しやすくなったことや、[[ガケつかまり]]のシステム変更によって復帰阻止が少しされにくくなったこと、そして[[ほかほか補正]]といったシステム面での変更・追加も相まって強化を獲得することができた。 | | また、クッパ自身の変化ではないが、[[ワンパターン相殺]]のふっとばし力の低下が緩やかになったことにより、横強攻撃と横必殺ワザがダメージ蓄積用・撃墜用の両方で運用しやすくなったことや、[[ガケつかまり]]のシステム変更によって復帰阻止が少しされにくくなったこと、そして[[ほかほか補正]]といったシステム面での変更・追加も相まって強化を獲得することができた。 |
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| ***撃墜や復帰妨害などがしやすくなった。半面、動作が終わるまで止まれず、ガケつかまりもできないため、場外で使えるワザでなくなった。 | | ***撃墜や復帰妨害などがしやすくなった。半面、動作が終わるまで止まれず、ガケつかまりもできないため、場外で使えるワザでなくなった。 |
| *つかみ | | *つかみ |
− | **{{変更点比較|強化=1}}すべての掴み判定が拡大し、今作ではワイヤー系を除く掴みの中で最もリーチのある掴みの使い手となった。 | + | **{{変更点比較|強化=1}}すべての掴み判定が拡大し、本作ではワイヤー系を除く掴みの中で最もリーチのある掴みの使い手となった。 |
| **{{変更点比較|強化=1}}ダッシュつかみの後隙減少: FAF: 50F ⇒ 48F | | **{{変更点比較|強化=1}}ダッシュつかみの後隙減少: FAF: 50F ⇒ 48F |
| **{{変更点比較|弱体化=1}}振り向きつかみの発生鈍化、後隙増加: 9F/FAF: 40F ⇒ 11F/FAF: 46F [発生/後隙] | | **{{変更点比較|弱体化=1}}振り向きつかみの発生鈍化、後隙増加: 9F/FAF: 40F ⇒ 11F/FAF: 46F [発生/後隙] |
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| *攻撃範囲や投げワザの威力は魅力的だが、{{for|リトル・マック}}の「ギガ・マック変身」と異なり通常時からそれ程攻撃力と吹っ飛ばし性能は上がっておらず、一部の攻撃(下強攻撃、下空中攻撃、後空中攻撃など)においては低下してしまっている。 | | *攻撃範囲や投げワザの威力は魅力的だが、{{for|リトル・マック}}の「ギガ・マック変身」と異なり通常時からそれ程攻撃力と吹っ飛ばし性能は上がっておらず、一部の攻撃(下強攻撃、下空中攻撃、後空中攻撃など)においては低下してしまっている。 |
| *しかし、シールドを削る性能が高く、スマッシュ攻撃ならホールドなしでも一撃でシールドブレイクを狙えてしまう。体格も状態変化の[[巨大化]]をも越える大きさなので、狭いステージでは存分に暴れ回れる。 | | *しかし、シールドを削る性能が高く、スマッシュ攻撃ならホールドなしでも一撃でシールドブレイクを狙えてしまう。体格も状態変化の[[巨大化]]をも越える大きさなので、狭いステージでは存分に暴れ回れる。 |
− | *今作でクッパのモーションは過去作から大きく変わったが、ギガクッパのモーションは変わっていない。<br>過去作ではギガクッパのモーションはクッパと同じものだったので、過去作を知らない人でも、ギガクッパを見ればかつてのクッパの動きを知ることができる。 | + | *本作でクッパのモーションは過去作から大きく変わったが、ギガクッパのモーションは変わっていない。<br>過去作ではギガクッパのモーションはクッパと同じものだったので、過去作を知らない人でも、ギガクッパを見ればかつてのクッパの動きを知ることができる。 |
| {{-}} | | {{-}} |
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| {{Main2|対戦における有効性が未知数なテクニックは[[小ネタ・バグ]]を}} | | {{Main2|対戦における有効性が未知数なテクニックは[[小ネタ・バグ]]を}} |
| === ガーキャンシェル === | | === ガーキャンシェル === |
− | またの名をカウンターシェル。早い話が[[ガードキャンセル]]で出す[[#上必殺ワザ1|スピニングシェル]]。ジャンプ、上スマッシュ、上必殺ワザ、つかみはシールド(ガード)から直接出すことができるが、クッパの場合は上必殺ワザの発生がかなり早いため強力。なお、過去作にあった上必殺ワザの発動時の無敵は今作には無いので、過去作でできた多段攻撃をガード中にこれで割り込むような使い方は難しい。 | + | またの名をカウンターシェル。早い話が[[ガードキャンセル]]で出す[[#上必殺ワザ1|スピニングシェル]]。ジャンプ、上スマッシュ、上必殺ワザ、つかみはシールド(ガード)から直接出すことができるが、クッパの場合は上必殺ワザの発生がかなり早いため強力。なお、過去作にあった上必殺ワザの発動時の無敵は本作には無いので、過去作でできた多段攻撃をガード中にこれで割り込むような使い方は難しい。 |
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| === 硬直キャンセルダイビングプレス === | | === 硬直キャンセルダイビングプレス === |