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| リーチや攻撃力はその体格に見合っただけのものがあり、体重も重量級とまではいかないが比較的重い部類。機動力に関しても、全ファイター中でも上位の方に位置する走行速度、2回まで可能な空中ジャンプ、移動距離に長けた2種の復帰ワザと、及第点かそれ以上のものが一通り揃っているため、地上・空中の移動や復帰距離自体に、不自由さやストレスを感じる事はそう無いだろう。 | | リーチや攻撃力はその体格に見合っただけのものがあり、体重も重量級とまではいかないが比較的重い部類。機動力に関しても、全ファイター中でも上位の方に位置する走行速度、2回まで可能な空中ジャンプ、移動距離に長けた2種の復帰ワザと、及第点かそれ以上のものが一通り揃っているため、地上・空中の移動や復帰距離自体に、不自由さやストレスを感じる事はそう無いだろう。 |
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− | 難点はその並外れた体格からくる[[判定#やられ判定|喰らい判定]]の大きさに集約され、特にコンボや復帰阻止への耐性に関しては、あまりに看過できかねる問題を抱えている。相手のコンボから一切抜け出せないまま、試合開始早々に被撃墜となる危険性が高く、端的にまとめるなら、体重こそ準重量級に匹敵するが、攻撃の喰らいやすさと相手の攻めに対する切り返し力の欠乏振りを考慮すると、総合的な耐久力は標準より高いとはいえない。<br /> | + | 難点はその並外れた体格からくる[[判定#やられ判定|喰らい判定]]の大きさに集約され、特にコンボや復帰阻止への耐性に関しては、あまりに看過できかねる問題を抱えている。相手のコンボから一切抜け出せないまま、試合開始早々に被撃墜となる危険性が高い。端的にまとめるなら、体重こそ準重量級に匹敵するが、攻撃の喰らいやすさと相手の攻めに対する切り返し力の欠乏振りを考慮すると、総合的な耐久力は標準より高いとはいえない。<br /> |
| 加えてパワーとスピードこそ不足ないものの、ワザは大振りで隙が目立つものも少なくないため、適切に回避されると反撃に転じられやすい。 | | 加えてパワーとスピードこそ不足ないものの、ワザは大振りで隙が目立つものも少なくないため、適切に回避されると反撃に転じられやすい。 |
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| *長所 | | *長所 |
− | **全体的なワザの単発ダメージが高く、重量級・最重量級にも迫る勢い。比較的少ない手数で相手を撃墜圏内まで追い込める。 | + | **全体的なワザの単発ダメージが高く、攻撃性では重量級・最重量級にも迫る勢い。比較的少ない手数で相手を撃墜圏内まで追い込める。 |
− | ***運用が極めて難しい分、上手く当てれば単発で50%ものダメージを与える下必殺ワザ「デススタッブ」による、ダメージレースの一発逆転も狙える。 | + | ***運用が極めて難しい分、上手く当てれば単発で50%もの大ダメージを与える下必殺ワザ「デススタッブ」による、ダメージレースの一発逆転も狙える。 |
| **準重量級に値する標準以上の体重を持つ。{{SP|サムス}}より僅かに軽いぐらいの重さなので、やられ判定の大きさを考えると些か不足感は否めないが、後述の復帰力のおかげで、機転次第では比較的粘り強く戦える。 | | **準重量級に値する標準以上の体重を持つ。{{SP|サムス}}より僅かに軽いぐらいの重さなので、やられ判定の大きさを考えると些か不足感は否めないが、後述の復帰力のおかげで、機転次第では比較的粘り強く戦える。 |
| **走行速度が速い。準重量級の中ではもとより、全ファイターの中でも10本の指に入るほどの速さ。 | | **走行速度が速い。準重量級の中ではもとより、全ファイターの中でも10本の指に入るほどの速さ。 |
− | **空中ジャンプが2回まで可能なため、空中ジャンプ潰しや着地狩りに多少なりとも耐性があり、抗えうる。 | + | **空中ジャンプが2回まで可能なため、空中ジャンプ潰しや着地狩りには若干耐性がある。 |
| **重量級の割に、小回りが利きやすいワザを持つ。 | | **重量級の割に、小回りが利きやすいワザを持つ。 |
| ***特に地上戦では下強攻撃、空中戦ではニュートラル空中攻撃で隙の少ない攻撃を仕掛けることができる。 | | ***特に地上戦では下強攻撃、空中戦ではニュートラル空中攻撃で隙の少ない攻撃を仕掛けることができる。 |
| **リーチや範囲に優れているワザを持ち、持ち前の機動力・多段ジャンプと合わせて着地狩りや復帰阻止などで真価を発揮しやすい。 | | **リーチや範囲に優れているワザを持ち、持ち前の機動力・多段ジャンプと合わせて着地狩りや復帰阻止などで真価を発揮しやすい。 |
| **高火力で反射に強く、復帰阻止にも長けた優秀な飛び道具(通常必殺ワザ「リドリーブレス」)を持つ。復帰が苦手なファイターに対しては、相手の復帰中にこれを崖上から放つだけでも苦戦を強いることが出来る。 | | **高火力で反射に強く、復帰阻止にも長けた優秀な飛び道具(通常必殺ワザ「リドリーブレス」)を持つ。復帰が苦手なファイターに対しては、相手の復帰中にこれを崖上から放つだけでも苦戦を強いることが出来る。 |
− | **つかみ判定、引きずりの威力と強制力、投げのふっとばし、どれをとってもピカイチな横必殺ワザ「グラビングスクラッチ」を持つ。前後隙こそリスキーで心許ないものの、ヒットすれば試合序盤から終盤まで、一貫して中~多量のリターンが見込める。 | + | **つかみ判定、引きずりの威力と強制力、投げのふっとばし、どれをとってもピカイチな横必殺ワザ「グラビングスクラッチ」を持つ。前後隙こそリスキーで心許ないものの、ヒットすれば試合序盤から終盤まで、一貫して中~多量のリターンが見込める主力技となる。 |
| **多段ジャンプ、[[しりもち落下]]に移行せず横の移動距離を稼げる横必殺ワザ、方向指定は限られるが移動距離は割方申し分ない上必殺ワザ「リドリーチャージ」のおかげで、単純な復帰距離自体は全ファイターの中でもそこそこ長く、トップクラスとまではいかずとも秀でている部類。 | | **多段ジャンプ、[[しりもち落下]]に移行せず横の移動距離を稼げる横必殺ワザ、方向指定は限られるが移動距離は割方申し分ない上必殺ワザ「リドリーチャージ」のおかげで、単純な復帰距離自体は全ファイターの中でもそこそこ長く、トップクラスとまではいかずとも秀でている部類。 |
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| *短所 | | *短所 |
− | **全ファイター中、最も喰らい判定が大きい。相手の攻撃を回避しきることが特に不得手。コンボ耐性や復帰阻止耐性は劣悪であり、下層に位置する低さと言わざるを得ない。 | + | **全ファイター中、最も喰らい判定が大きい。相手の攻撃を回避しきることが特に不得手でコンボ耐性や復帰阻止耐性も劣悪であり、下層に位置する低さと言わざるを得ない。 |
| ***加えて暴れや切り返しに優れたワザも少なく、復帰に用いるワザも安定性に欠け妨害にも弱い。 | | ***加えて暴れや切り返しに優れたワザも少なく、復帰に用いるワザも安定性に欠け妨害にも弱い。 |
− | **準重量級にしては、攻撃範囲が直線的で狭小なワザが比較的多いため、死角が生まれやすい。随一級の巨体も相まって一方的な攻めを許してしまいがち。 | + | **準重量級にしては、攻撃範囲が直線的で狭小なワザが比較的多いため、死角が生まれやすい。その割に随一級の巨体も相まって一方的な攻めを許してしまいがち。 |
| ***また乱戦の場合、袋叩きから抜け出すことが非常に難しいため、極力囲まれない立ち回りに他ファイターより一層神経を注ぐ必要がある。 | | ***また乱戦の場合、袋叩きから抜け出すことが非常に難しいため、極力囲まれない立ち回りに他ファイターより一層神経を注ぐ必要がある。 |
| **他の重量級と比べても全体的に隙が大きいワザが多い。とりわけ[[空中攻撃]]の着地硬直が明らかに冗長で、なかにはリターンに見合っているとは思いがたいワザ(下空中攻撃)すら存在する。 | | **他の重量級と比べても全体的に隙が大きいワザが多い。とりわけ[[空中攻撃]]の着地硬直が明らかに冗長で、なかにはリターンに見合っているとは思いがたいワザ(下空中攻撃)すら存在する。 |
| **「リドリーチャージ」は4方向にしか飛べず、他ファイターの類似ワザに比べ、あまり融通が利かない。ワザ自体の発生や速度の遅さも手伝って容易に動きを読まれてしまううえ、こちらも妨害に対し成すすべがないことのほうが多いので、復帰阻止には滅法弱い。 | | **「リドリーチャージ」は4方向にしか飛べず、他ファイターの類似ワザに比べ、あまり融通が利かない。ワザ自体の発生や速度の遅さも手伝って容易に動きを読まれてしまううえ、こちらも妨害に対し成すすべがないことのほうが多いので、復帰阻止には滅法弱い。 |
− | **大型ファイターにしては、実用的な[[スーパーアーマー]]を持つワザや、[[無敵|全身無敵]]を持つワザを持たないため、強引な力押しが出来ない。乱戦では攻撃を中断させられ続けることも珍しくない。 | + | **大型ファイターにしては、実用的な[[スーパーアーマー]]を持つワザや、[[無敵|全身無敵]]を持つワザを持たないため、強引な力押しが出来ない。スピードタイプ相手はともかく、複数人の乱戦となるとワザをろくに出せないまま封殺されることも珍しくない。 |
| **「リドリーブレス」には、'''溜め中に頭部を攻撃されると、最大20%の[[反動ダメージ|自爆ダメージ]]を受ける'''というデメリットがある。溜め時間次第ではダメージ量も甚大なため、相手の実力や使用ファイターにもよるが、迂闊に使用を試みればかえって自分の首を絞めかねない。 | | **「リドリーブレス」には、'''溜め中に頭部を攻撃されると、最大20%の[[反動ダメージ|自爆ダメージ]]を受ける'''というデメリットがある。溜め時間次第ではダメージ量も甚大なため、相手の実力や使用ファイターにもよるが、迂闊に使用を試みればかえって自分の首を絞めかねない。 |
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