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『ポケットモンスター』シリーズに登場するエスパータイプの“いでんしポケモン”。
 
『ポケットモンスター』シリーズに登場するエスパータイプの“いでんしポケモン”。
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ある一人の科学者によって、幻のポケモンミュウの遺伝子をベースにして造り出されたポケモン。ミュウとは遺伝子の大部分が共通するが、極限まで戦闘力が高められており、ミュウとは見た目も性格も大きくかけ離れている。ポケモンで一番凶暴な心を持つと言われており、敵を倒すこと以外は考えず、戦いが無いときは少しも動かず力を蓄えている。『赤・緑』の「ポケモン屋敷」で読むことができる研究日誌によると、誕生日は2月6日。
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ある一人の科学者によって、幻のポケモン"[[モンスターボール#ミュウ|ミュウ]]"の遺伝子をベースにして造り出されたポケモン。ミュウとは遺伝子の大部分が共通するが、極限まで戦闘力が高められており、ミュウとは見た目も性格も大きくかけ離れている。ポケモンで一番凶暴な心を持つと言われており、敵を倒すこと以外は考えず、戦いが無いときは少しも動かず力を蓄えている。『赤・緑』の"ポケモン屋敷"で読むことができる研究日誌によると、誕生日は2月6日。
    
桁外れの能力を持つ、いわゆる伝説のポケモン。後の作品の伝説のポケモンが古代に神として崇められたりする文字通りの「伝説」なのに対し、こちらは純粋に現代の科学力で秘密裏に作り出したという異色の経歴を持っている。  
 
桁外れの能力を持つ、いわゆる伝説のポケモン。後の作品の伝説のポケモンが古代に神として崇められたりする文字通りの「伝説」なのに対し、こちらは純粋に現代の科学力で秘密裏に作り出したという異色の経歴を持っている。  
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『赤・緑』では殿堂入り後に行けるようになる場所「ハナダのどうくつ」の最深部に1匹のみ生息している。レベルは70で、作中に出てくるポケモンの中で最もレベルが高い。
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『赤・緑』では殿堂入り後に行けるようになる"ハナダのどうくつ"の最深部に1匹のみ生息している。レベルは70で、作中に出てくるポケモンの中で最もレベルが高い。
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『金・銀・クリスタル』では野生では登場しないが、その名残か、かつての「ハナダのどうくつ」付近の水中には「はかいのいでんし」という道具が落ちている。
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『金・銀・クリスタル』では野生では登場しないが、その名残か、かつての"ハナダのどうくつ"付近の水中には"はかいのいでんし"という道具が落ちている。
    
『ブラック・ホワイト』では新たに「サイコブレイク」という専用技をレベル100で使える様になった。
 
『ブラック・ホワイト』では新たに「サイコブレイク」という専用技をレベル100で使える様になった。
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『X・Y』では「メガミュウツーX」、「メガミュウツーY」へとメガシンカを遂げる。殿堂入り後、ポケモンの村の奥にある「ななしの洞窟」でひっそりと佇んでいる。レベルは70。捕獲すると『X』なら「ミュウツナイトX」、『Y』なら「ミュウツナイトY」が入手できる。ウルップによると強すぎる力ゆえに周囲に馴染めずポケモンの村に来たとのこと。
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『X・Y』では「メガミュウツーX」、「メガミュウツーY」へとメガシンカを遂げる。殿堂入り後、ポケモンの村の奥にある"ななしの洞窟"でひっそりと佇んでいる。レベルは70。捕獲すると『X』なら「ミュウツナイトX」、『Y』なら「ミュウツナイトY」が入手できる。ウルップによると強すぎる力ゆえに周囲に馴染めずポケモンの村に来たとのこと。
    
== 大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ ==
 
== 大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ ==
シリーズ2作目から登場。『[[スマブラDX]]』では隠しキャラクターとして参戦した。『[[スマブラX]]』と『[[スマブラfor]]』では鑑賞用フィギュアのみの登場だったが、『スマブラfor』には2014年10月24日に放送された『大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii Uがスゴい50の理由(現在は削除されている)』で追加コンテンツのファイターとして参戦が明らかにされた。その後、『Nintendo Direct 2015.4.2』で配信日が発表され、2015年4月15日に『スマブラfor』両バージョン購入者特典として無料で、4月28日から有料の追加コンテンツが一般販売された。
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シリーズ2作目から登場。『[[スマブラDX]]』では隠しキャラクターとして参戦した。『[[スマブラX]]』と『[[スマブラfor]]』では鑑賞用フィギュアのみの登場だったが、『for』には2014年10月24日に放送された『大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii Uがスゴい50の理由(現在は非公開)』で[[追加コンテンツ]]の[[ファイター]]として参戦が明らかにされた。その後、『Nintendo Direct 2015.4.2』で配信日が発表され、2015年4月15日に『for』両バージョン購入者特典として無料で、4月28日から有料の追加コンテンツが一般販売が開始された。
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声は『スマブラDX』では『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』で特別出演で担当した市村正親が、『スマブラfor』では新たに藤原啓治が務める。両者ともに『ミュウツーの逆襲』に登場したものを意識した台詞を喋り、海外版でも同じ声が使われているが、台詞が削除されている。
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声は『DX』では『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』に特別出演として担当した市村正親が、『for』では新たに藤原啓治が務める。両者ともに『ミュウツーの逆襲』に登場した者を意識した台詞を喋り、海外版でも同じ声が使われているが、台詞が削除されている。
    
エスパータイプらしさを全面に出しており、多くの動作に超能力を使う。移動では地に足をつけて歩いたりすることはなく、超能力で浮いて移動する。攻撃も超能力を使ったものが中心で打撃は少ない。拾ったアイテムは手に触れず超能力で操る。<br />
 
エスパータイプらしさを全面に出しており、多くの動作に超能力を使う。移動では地に足をつけて歩いたりすることはなく、超能力で浮いて移動する。攻撃も超能力を使ったものが中心で打撃は少ない。拾ったアイテムは手に触れず超能力で操る。<br />
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=== 動作などの元ネタ ===
 
=== 動作などの元ネタ ===
 
==== ワザ ====
 
==== ワザ ====
*通常必殺ワザ:シャドーボール(DX,for)
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*通常必殺ワザ:シャドーボール (DX・for)
 
**ゴーストタイプの特殊わざで、多くのゴーストタイプのポケモンが覚える。原作では、2割の確率で相手の特防を1段階下げる効果がある。<br />『ミュウツーの逆襲』で使っていたわざの一つで、溜め撃ちの動作が似ている。小刻みに波打つような軌道で飛んでいくのはスマブラオリジナル。
 
**ゴーストタイプの特殊わざで、多くのゴーストタイプのポケモンが覚える。原作では、2割の確率で相手の特防を1段階下げる効果がある。<br />『ミュウツーの逆襲』で使っていたわざの一つで、溜め撃ちの動作が似ている。小刻みに波打つような軌道で飛んでいくのはスマブラオリジナル。
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*横必殺ワザ:ねんりき(DX,for)
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*横必殺ワザ:ねんりき (DX・for)
**エスパータイプの特殊わざでエスパータイプのポケモンが序盤に覚える。原作では、1割の確率で相手を「こんらん」状態にする効果がある。<br />これも『ミュウツーの逆襲』で使っていたわざの一つで、作中では相手を浮かばせたり、ミュウツー自身も浮かばしていた。スマブラでの、常時ねんりきによって浮いている設定はこれによるもの。<br />現在のアニメシリーズにおいては、相手を浮かばることのみ上位わざの「サイコキネシス」が使われている場合が多い。
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**エスパータイプの特殊わざでエスパータイプのポケモンが序盤に覚える。原作では、1割の確率で相手を「こんらん」状態にする効果がある。<br />これも『ミュウツーの逆襲』で使っていたわざの一つで、作中では相手や物、ミュウツー自身を浮かばしていた。スマブラでの、常時ねんりきによって浮いている設定はこれによるもの。<br />現在のアニメシリーズにおいては、相手を浮かばることのみ上位わざの「サイコキネシス」が使われている場合が多い。
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*上必殺ワザ:テレポート(DX,for)
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*上必殺ワザ:テレポート (DX・for)
 
**エスパータイプの特殊わざ。原作では、戦闘中で使用すると野生ポケモンとの戦闘から離脱する。トレーナーとの対戦では効果がない。フィールド上(屋外)で使用すると、最後に利用したポケモンセンターに移動できる。
 
**エスパータイプの特殊わざ。原作では、戦闘中で使用すると野生ポケモンとの戦闘から離脱する。トレーナーとの対戦では効果がない。フィールド上(屋外)で使用すると、最後に利用したポケモンセンターに移動できる。
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*下必殺ワザ:かなしばり(DX,for)
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*下必殺ワザ:かなしばり (DX・for)
 
**ノーマルタイプ。原作では、相手の技を数ターンの間使えなくさせる。命中率はシリーズによって異なる。『ポケモン不思議のダンジョン』シリーズでは「まひ」にする効果がある。
 
**ノーマルタイプ。原作では、相手の技を数ターンの間使えなくさせる。命中率はシリーズによって異なる。『ポケモン不思議のダンジョン』シリーズでは「まひ」にする効果がある。
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*最後の切りふだ:サイコブレイク(for)
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*最後の切りふだ:サイコブレイク (for)
 
**『ブラック・ホワイト』からレベル100で覚えるミュウツー専用のエスパーわざ。原作では、特殊わざだが相手の特防ではなく、防御の数値で与えるダメージを決める。
 
**『ブラック・ホワイト』からレベル100で覚えるミュウツー専用のエスパーわざ。原作では、特殊わざだが相手の特防ではなく、防御の数値で与えるダメージを決める。
**メガミュウツーYは、ミュウツナイトYを持ったがミュウツーがメガシンカした姿。メガシンカは、それぞれのポケモンに対応する"メガストーン"と呼ばれる道具を持ったポケモンが、戦闘中に一時的に変身をして能力を急上昇させる『X・Y』から登場した要素。原作・アニメでメガシンカするにはそのポケモンに対応した専用のメガストーンとポケモントレーナーが所持する"キーストーン"が付いている道具が必要だが、『劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ 神速のゲノセクト ミュウツー覚醒』に登場した別個体のミュウツーは自力でメガシンカしている。しかし、これがどういったメカニズムによるものかは不明<ref>映画公開当時はメガシンカのシステムが未公表であり、パンフレット等では"覚醒したミュウツー"という呼称が用いられていた</ref>。なお、このミュウツーはアニメシリーズで初めて「サイコブレイク」を使ったポケモンである<ref>『神速のゲノセクト』の前日譚『ミュウツー 〜覚醒への序章(プロローグ)〜』より</ref>。
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**メガミュウツーYは、ミュウツナイトYを持ったミュウツーがメガシンカした姿。メガシンカは、それぞれのポケモンに対応する"メガストーン"と呼ばれる道具を持ったポケモンが、戦闘中に一時的に変身をして能力を急上昇させる『X・Y』から登場した要素。原作・アニメでメガシンカするにはそのポケモンに対応した専用のメガストーンとポケモントレーナーが所持する"キーストーン"が付いている道具が必要だが、『劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ 神速のゲノセクト ミュウツー覚醒』に登場した別個体のミュウツーは自力でメガシンカしている。しかし、これがどういったメカニズムによるものかは不明<ref>映画公開当時はメガシンカのシステムが未公表であり、パンフレット等では"覚醒したミュウツー"という呼称が用いられていた</ref>。なお、このミュウツーはアニメシリーズで初めて「サイコブレイク」を使ったポケモンである<ref>『神速のゲノセクト』の前日譚『ミュウツー 〜覚醒への序章(プロローグ)〜』より</ref>。
    
=== その他 ===
 
=== その他 ===
*ミュウツーの性格(DX,for)
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*ミュウツーの性格
**『ミュウツーの逆襲』およびその関連エピソードに登場するミュウツーは、知的で高度な悩みを抱え自問自答し続ける、どこか哀愁があり虚無的なポケモンとして描かれている。人工のポケモンとして生まれた故に、存在意義を見出せずに答えなき自問自答に苦しんでいた。勝利演出・右(『スマブラfor』での操作)で言う「私はなぜここにいるのか…」はそれに近い台詞が『ミュウツーの逆襲』作中序盤にある。<br />スマブラのミュウツーも自身の存在意義を求めて戦っているのかもしれない。
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**『ミュウツーの逆襲』およびその関連エピソードに登場するミュウツーは、知的で高度な悩みを抱え自問自答し続ける、どこか哀愁があり虚無的なポケモンとして描かれている。人工のポケモンとして生まれた故に、存在意義を見出せずに答えなき自問自答に苦しんでいた。勝利演出・右(『for』での操作)で言う「私はなぜここにいるのか…」はそれに近い台詞が『ミュウツーの逆襲』作中序盤にある。<br />スマブラのミュウツーも自身の存在意義を求めて戦っているのかもしれない。
    
== 主な登場作品 ==
 
== 主な登場作品 ==
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*『スマブラDX』のオープニングムービーでは、「シャドーボール」と思われる攻撃を受ける[[ドンキーコング]]のシーンがある。
 
*『スマブラDX』のオープニングムービーでは、「シャドーボール」と思われる攻撃を受ける[[ドンキーコング]]のシーンがある。
 
*『スマブラX』の内部データには、ミュウツーの名前が入った空のファイルがある<ref>[https://tcrf.net/Super_Smash_Bros._Brawl#Removed_Characters Super Smash Bros. Brawl - The Cutting Room Floor]</ref>。
 
*『スマブラX』の内部データには、ミュウツーの名前が入った空のファイルがある<ref>[https://tcrf.net/Super_Smash_Bros._Brawl#Removed_Characters Super Smash Bros. Brawl - The Cutting Room Floor]</ref>。
*『for』でミュウツーの制作決定が発表される1年以上前の2013年6月11日に、[[桜井政博]]、株式会社ポケモン社長の石原恒和、記者の間でミュウツーの参戦についての小さなやりとりがあった<ref>[http://www.famitsu.com/news/201306/12034846.html 『ポケットモンスター X・Y』はこれまでの集大成! デベロッパーズディスカッションで気になる謎が続々と判明【E3 2013】 - ファミ通.com]<br /></ref>。
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*『スマブラfor』でミュウツーの制作決定が発表される1年以上前の2013年6月11日に、[[桜井政博]]、株式会社ポケモン社長の石原恒和、記者の間でミュウツーの参戦についての小さなやりとりがあった<ref>[http://www.famitsu.com/news/201306/12034846.html 『ポケットモンスター X・Y』はこれまでの集大成! デベロッパーズディスカッションで気になる謎が続々と判明【E3 2013】 - ファミ通.com]<br /></ref>。
    
==脚注==
 
==脚注==
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