8行目: |
8行目: |
| |シンボル=[[ファイル:シンボル マリオ.png|50px|link=マリオシリーズ]] | | |シンボル=[[ファイル:シンボル マリオ.png|50px|link=マリオシリーズ]] |
| |出典=[[マリオシリーズ]] | | |出典=[[マリオシリーズ]] |
− | |デビュー=ドンキーコング(1981年7月9日/AC) | + | |デビュー=ドンキーコング<br>(1981年7月9日/AC) |
| |出演64=1 | | |出演64=1 |
| |出演DX=1 | | |出演DX=1 |
14行目: |
14行目: |
| |出演for=1 | | |出演for=1 |
| |出演SP=1 | | |出演SP=1 |
− | |紹介記事=[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%82%AA_(%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%A9%E3%82%AF%E3%82%BF%E3%83%BC) マリオ (ゲームキャラクター) - Wikipedia]<br />[https://www.mariowiki.com/Mario Mario - Super Mario Wiki, the Mario encyclopedia] | + | |紹介記事=[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%82%AA_(%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%A9%E3%82%AF%E3%82%BF%E3%83%BC) マリオ (ゲームキャラクター) - Wikipedia]<br>[https://www.mariowiki.com/Mario Mario - Super Mario Wiki, the Mario encyclopedia] |
| }} | | }} |
| '''マリオ'''(Mario)は、任天堂を代表する『マリオ』シリーズに登場するキャラクター。 | | '''マリオ'''(Mario)は、任天堂を代表する『マリオ』シリーズに登場するキャラクター。 |
23行目: |
23行目: |
| | | |
| 身長155cm、矮躯で小太りの体型をしており、団子鼻で鼻の下に立派なヒゲを蓄えている。茶髪で、瞳の色は青もしくは水色である。通常は赤いシャツに青いオーバーオールを着て、正面に「M」と書かれた赤い帽子と白い軍手、茶色い“どた靴”などを身につけている。ただし、作品の内容や場面によっては普段のそれとは違う服装を身につけていることもある。年齢については現在も正式に決められてはいないが、生みの親の宮本茂によると「大体24~25歳」<ref>[http://www.nintendo.co.jp/nom/0510/interv/index.html 2.宮本 茂ロングインタビュー マリオの生みの親からのメッセージ]</ref>、『[[スマブラDX]]』のマリオのフィギュアの説明では26歳前後と書かれている。<br /> | | 身長155cm、矮躯で小太りの体型をしており、団子鼻で鼻の下に立派なヒゲを蓄えている。茶髪で、瞳の色は青もしくは水色である。通常は赤いシャツに青いオーバーオールを着て、正面に「M」と書かれた赤い帽子と白い軍手、茶色い“どた靴”などを身につけている。ただし、作品の内容や場面によっては普段のそれとは違う服装を身につけていることもある。年齢については現在も正式に決められてはいないが、生みの親の宮本茂によると「大体24~25歳」<ref>[http://www.nintendo.co.jp/nom/0510/interv/index.html 2.宮本 茂ロングインタビュー マリオの生みの親からのメッセージ]</ref>、『[[スマブラDX]]』のマリオのフィギュアの説明では26歳前後と書かれている。<br /> |
− | 家族には双子の弟[[ルイージ]]がいる。共に冒険をしたり、マリオとは別の冒険に出かけることがある。作品によっては同居しており、マリオの冒険中は彼が留守番することもある。職業は配管工ということで広く知られているが、これはハリウッドの劇場版で与えられた設定であり、初期は大工という設定が与えられていた<ref>[http://www.nintendo.co.jp/nom/9908/profile/index.html プロフィール ~マリオ誕生にまつわるエピソード~]</ref>。その後にさまざまなスピンオフ作品でレーサーやスポーツ選手、果ては医者や芸術家を経験しており、何が彼の本業なのかは明確ではない。『スーパーマリオ 3Dワールド』のオープニングでは土管の修理をしていたが、これは彼がゲーム中で見せた配管工らしい仕事としては初めてである。 | + | 家族には双子の弟[[ルイージ]]がいる。共に冒険をしたり、マリオとは別の冒険に出かけることがある。作品によっては同居しており、マリオの冒険中は彼が留守番することもある。 |
| + | |
| + | 職業は配管工ということで広く知られているが、様々なスピンオフ作品にてレーサーやスポーツ選手、果ては[[ドクターマリオ|医者]]や芸術家など幅広い経験をしている。ちなみに、配管工という設定は1993年にハリウッドで公開された実写映画『スーパーマリオ 魔界帝国の女神』が初出の設定であり、初期は大工という設定が与えられていた<ref>[http://www.nintendo.co.jp/nom/9908/profile/index.html プロフィール ~マリオ誕生にまつわるエピソード~]</ref>。彼がゲーム中で見せた配管工らしい仕事をしたのは、『スーパーマリオ 3Dワールド』のオープニングが初めてである。 |
| | | |
| 身体能力は非常に高く、その中でもジャンプアクションを最も得意とする。自身の身長の数倍分の高低差に届くほどの跳躍力を誇り、三段跳び、宙返り、壁キックといった常人には真似できないアクションも軽々とこなす。<br /> | | 身体能力は非常に高く、その中でもジャンプアクションを最も得意とする。自身の身長の数倍分の高低差に届くほどの跳躍力を誇り、三段跳び、宙返り、壁キックといった常人には真似できないアクションも軽々とこなす。<br /> |
− | キャラクターごとに能力の差異があるゲームに出演した場合には、「平均的な能力を持つ初心者向きのプレイヤーキャラクター」となっていることが多く、本来の彼の長所である「抜群の身体能力」は、そのようなゲームの中では長所と言えるほど突出したものではなくなっているが、それはマリオの身体能力が本編よりも落ちているからではなく、マリオよりも低い身体能力を持つキャラクターとおよそ同じ数だけ、マリオよりも高い身体能力を持つキャラクターがいるがゆえに平均的となる、と見るのが正しい。ただし、数少ない例外の一つとして『マリオゴルフ』シリーズが挙げられ、シリーズを通して怪力である、ワリオ以上の飛距離を叩き出すトップクラスのパワータイプとして調整されている。また、アイテムの力でさまざまな特殊能力を一時的に得ることができ、その際には服の色が変わったり、かぶり物をかぶるなどして姿が変わることが多い。
| + | キャラクターごとに能力の差異があるゲームに出演した場合には、「平均的な能力を持つ初心者向きのプレイヤーキャラクター」となっていることが多く、本来の彼の長所である「抜群の身体能力」は、そのようなゲームの中では長所と言えるほど突出したものではなくなっているが、それはマリオの身体能力が本編よりも落ちているからではなく、マリオよりも低い身体能力を持つキャラクターとおよそ同じ数だけ、マリオよりも高い身体能力を持つキャラクターがいるがゆえに平均的となる、と見るのが正しい。ただし、数少ない例外の一つとして『マリオゴルフ』シリーズが挙げられ、シリーズを通して怪力である、[[ワリオ]]以上の飛距離を叩き出すトップクラスのパワータイプとして調整されている。また、アイテムの力でさまざまな特殊能力を一時的に得ることができ、その際には服の色が変わったり、かぶり物をかぶるなどして姿が変わることが多い。 |
| | | |
| マリオはプレイヤーの分身という役割がほとんどであるため、明確な人物設定はなく、声は出しても何らかの掛け声や簡単に喜怒哀楽を表現する短い台詞であることが多い。世界観を含め、設定が詳細に決められていないのは、一度決めてしまった設定が新しいシリーズを作る際の足かせにならないようにするためである。ただし、「陽気で明るい性格」や「[[ピーチ]]姫のことが好き」、「ジャンプで有名な世界的スーパーヒーロー」という設定は概ね共通しており、少なくともキノコ王国の住人達にとっては、マリオは英雄として扱われているであろうことは汲み取れるようになっている。 | | マリオはプレイヤーの分身という役割がほとんどであるため、明確な人物設定はなく、声は出しても何らかの掛け声や簡単に喜怒哀楽を表現する短い台詞であることが多い。世界観を含め、設定が詳細に決められていないのは、一度決めてしまった設定が新しいシリーズを作る際の足かせにならないようにするためである。ただし、「陽気で明るい性格」や「[[ピーチ]]姫のことが好き」、「ジャンプで有名な世界的スーパーヒーロー」という設定は概ね共通しており、少なくともキノコ王国の住人達にとっては、マリオは英雄として扱われているであろうことは汲み取れるようになっている。 |
37行目: |
39行目: |
| | | |
| | | |
− | デザインは『スマブラ64』では『スーパーマリオ64』のものをベースにしている。このときには攻撃時やダメージを受けたときに目が「><」の形になったりと、『スマブラDX』以降では見られない表情があった。体型は『スーパーマリオ64』よりも頭身が低く、これはモデル制作スタッフのミスによるものだったが、このほうが可愛いからという理由で製品版でもそのままになった<ref>[http://www.1101.com/nintendo/nin4/nin4-3.htm ほぼ日刊イトイ新聞 - 樹の上の秘密基地]<br />“「マリオ64」は3Dの画面を斜め上から見てるから。おれ、ゲームの画面みながら作ったから、自然と下半身がつまってて頭でっかちになってるんですよ。うわぁ、どうしよっかなあって。でも、ま、こっちのほうが可愛いからいっかな、って思ってそのまま使ってるんです。このくらいはいいかなって。”</ref>。なお、海外版では『スーパーマリオ64』に近い体型になっている。『スマブラDX』以降は、『スマブラ64』のようなコミカルな要素はほぼ見られなくなると同時に、服装などが細部まで描き込まれ、デニムの縫い目など元のデザインにないリアル志向の要素が加わっている。
| + | 『スマブラ64』でのデザインは、『スーパーマリオ64』のものをベースにしている。このときのマリオは攻撃やダメージを受けた時に目が「><」になったりと、『スマブラDX』以降にはないコミカルな表情が見られた。なお、頭身はモデル制作スタッフのミスで『スーパーマリオ64』よりも低くなっているが、このほうが可愛いからという理由で製品版でもそのままになった<ref>[http://www.1101.com/nintendo/nin4/nin4-3.htm ほぼ日刊イトイ新聞 - 樹の上の秘密基地]<br />“「マリオ64」は3Dの画面を斜め上から見てるから。おれ、ゲームの画面みながら作ったから、自然と下半身がつまってて頭でっかちになってるんですよ。うわぁ、どうしよっかなあって。でも、ま、こっちのほうが可愛いからいっかな、って思ってそのまま使ってるんです。このくらいはいいかなって。”</ref><ref>海外版では『スーパーマリオ64』と同じ頭身に修正されている。</ref>。 |
| + | |
| + | 『スマブラDX』と『スマブラX』では『スマブラ64』のようなコミカルな要素はほぼ見られなくなると同時に元のデザインにないリアル志向の要素が加わっており、デニムの縫い目など服装が細部まで描き込まれているほか、原作よりも渋めの色彩でデザインされている。 |
| + | |
| + | 『スマブラfor』以降は明るめの彩色でデニムの縫い目が控えめになり、近作の『マリオ』シリーズに寄せたものとなっている。 |
| + | |
| | | |
| 声は原作同様、[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%8D%E3%83%BC チャールズ・マーティネー]([https://www.mariowiki.com/Charles_Martinet Charles Martinet])が務める。『スマブラ64』と『スマブラDX』では『スーパーマリオ64』で収録された音声が使用されていた。『スマブラX』では専用のボイスが新たに収録され、以降の作品でもその音声が使われ続けている。 | | 声は原作同様、[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%8D%E3%83%BC チャールズ・マーティネー]([https://www.mariowiki.com/Charles_Martinet Charles Martinet])が務める。『スマブラ64』と『スマブラDX』では『スーパーマリオ64』で収録された音声が使用されていた。『スマブラX』では専用のボイスが新たに収録され、以降の作品でもその音声が使われ続けている。 |
| | | |
− | | + | 『マリオ』シリーズを知る者にとってはお馴染みの、ブロックを叩く時のジャンプアッパーカットや「ファイアボール」、『スーパーマリオ64』で披露したパンチやキック、『スーパーマリオワールド』の「スーパーマント」(『スマブラDX』以降)、『スーパーマリオサンシャイン』の「ポンプ」(『スマブラX』以降)など、歴代の『マリオ』シリーズの要素を幅広く戦闘に取り入れている。 |
− | 『マリオ』シリーズを知る者にとってはお馴染みの、ブロックを叩く時のジャンプアッパーカットや「ファイアーボール」、『スーパーマリオ64』で披露したパンチやキック、『スーパーマリオワールド』の「スーパーマント」(『スマブラDX』以降)、『スーパーマリオサンシャイン』の「ポンプ」(『スマブラX』以降)など、歴代の『マリオ』シリーズの要素を幅広く戦闘に取り入れている。
| |
| | | |
| ファイターとしては、マリオの名を冠するスポーツゲーム(『マリオゴルフ』は除く)などと同じように、平均的な運動性能とパワーを持ったバランスの良い性能であり、その上で“ほとんどの通常ワザの発生が早く隙が少ない”という特徴を持つため、初心者でもスムーズにアクションを繰り出しやすい。<br> | | ファイターとしては、マリオの名を冠するスポーツゲーム(『マリオゴルフ』は除く)などと同じように、平均的な運動性能とパワーを持ったバランスの良い性能であり、その上で“ほとんどの通常ワザの発生が早く隙が少ない”という特徴を持つため、初心者でもスムーズにアクションを繰り出しやすい。<br> |
− | 一通り何でもこなせはするものの、扱うためにはある程度のワザの知識が必要になるほか、シリーズを経るごとに癖のあるワザ構成が増えていく割に決定力を発揮しやすい尖った個性が少ないため、初心者にはやや難しいファイターでもある。しかし、『スマブラ』に用意された[[テクニック]]要素の大半が使用可能という長所があり、『スマブラ64』の時点で引き出しは広範囲に渡っていた。
| + | 一通り何でもこなせはするものの、扱うためにはある程度のワザの知識が必要になるほか、シリーズを経るごとに癖のあるワザ構成が増えていくわりには、決定力を発揮するための尖った個性が少ないため、初心者にはやや難しいファイターでもある。しかし、『スマブラ』に用意された[[テクニック]]要素の大半が使用可能という長所があり、『スマブラ64』の時点で引き出しは広範囲に渡っていた。 |
| | | |
| 『スマブラDX』では、[[メテオワザ]]の前空中攻撃「メテオナックル」と[[反射ワザ]]の横必殺ワザ「スーパーマント」を獲得。新しい横スマッシュ攻撃の「ファイア掌底」は、“突きだした手の部分は低威力、その先から出す炎の部分は高威力”という、部位による威力の違いが視覚的にわかりやすくなっているワザで、前空中攻撃のような「当てた距離/部位によって威力の異なるワザ」の存在をはっきりと示唆している。また、一部ファイター限定の新しいアクションである[[カベジャンプ]]をすることも可能。 | | 『スマブラDX』では、[[メテオワザ]]の前空中攻撃「メテオナックル」と[[反射ワザ]]の横必殺ワザ「スーパーマント」を獲得。新しい横スマッシュ攻撃の「ファイア掌底」は、“突きだした手の部分は低威力、その先から出す炎の部分は高威力”という、部位による威力の違いが視覚的にわかりやすくなっているワザで、前空中攻撃のような「当てた距離/部位によって威力の異なるワザ」の存在をはっきりと示唆している。また、一部ファイター限定の新しいアクションである[[カベジャンプ]]をすることも可能。 |
51行目: |
57行目: |
| 『スマブラX』では下空中攻撃が「マリオトルネード」に置き換えられると同時に、新たに下必殺ワザとして「ポンプ」が採用され、[[風|ダメージを与えずに相手を押し出す]]ワザと、チャージ・保持ができる[[溜めワザ]]を一挙に獲得した。 | | 『スマブラX』では下空中攻撃が「マリオトルネード」に置き換えられると同時に、新たに下必殺ワザとして「ポンプ」が採用され、[[風|ダメージを与えずに相手を押し出す]]ワザと、チャージ・保持ができる[[溜めワザ]]を一挙に獲得した。 |
| | | |
− | 上記のことからもわかるように、シリーズが進むにつれて、マリオは『スマブラ』の学習教材的な性質が強められていくことになる。そのため、同じ初心者向けのファイターであるカービィを“入門者向け”とするならば、マリオは“登竜門”的な存在であると言える。<br/>
| + | 上記のことからもわかるように、シリーズが進むにつれて、マリオは『スマブラ』における「学習教材的職人キャラ」という性質が強められていくことになる。そのため、同じ初心者向けのファイターであるカービィを“入門者向け”とするならば、マリオは“登竜門”的な存在であると言える。<br/> |
| ただ「基本的な共通点から外れた通常ワザが比較的多め」「多くのワザの射程が全ファイターの平均を下回る」「通常攻撃の前後の隙が少なく、コンボ・連繋で相手を圧倒するスピード系ファイターに近いプレイスタイルを持つ」「復帰距離が短めで生存率は高くない」といった個性が、作品が進みファイターが増えるにつれ少しずつ目立ってきている。 | | ただ「基本的な共通点から外れた通常ワザが比較的多め」「多くのワザの射程が全ファイターの平均を下回る」「通常攻撃の前後の隙が少なく、コンボ・連繋で相手を圧倒するスピード系ファイターに近いプレイスタイルを持つ」「復帰距離が短めで生存率は高くない」といった個性が、作品が進みファイターが増えるにつれ少しずつ目立ってきている。 |
| | | |
245行目: |
251行目: |
| == 動作などの元ネタ == | | == 動作などの元ネタ == |
| === ワザ === | | === ワザ === |
− | *弱攻撃 : 左パンチ / フック / ジャブ → 右パンチ / ストレート → 蹴りあげ / けりあげ | + | *弱攻撃:左パンチ / フック / ジャブ → 右パンチ / ストレート → 蹴りあげ / けりあげ |
| **『スーパーマリオ64』の通常攻撃アクション「(右手で)パンチ→(左手で)パンチ→(右足で)キック」とほぼ同じ。 | | **『スーパーマリオ64』の通常攻撃アクション「(右手で)パンチ→(左手で)パンチ→(右足で)キック」とほぼ同じ。 |
| **元ゲームでは、ジャンプで敵を踏みつけるという従来の行為が3Dアクションゲームでは難しいという危惧で実装された経緯がある。 | | **元ゲームでは、ジャンプで敵を踏みつけるという従来の行為が3Dアクションゲームでは難しいという危惧で実装された経緯がある。 |
254行目: |
260行目: |
| |色=008000 | | |色=008000 |
| }} | | }} |
− | *ダッシュ攻撃 : スライディング | + | *ダッシュ攻撃:スライディング |
| **『スーパーマリオ64』のアクション「スライディングキック」に近い。 | | **『スーパーマリオ64』のアクション「スライディングキック」に近い。 |
| **わずかに跳ねつつ長い距離を滑る。勢いがなくなるまで滑り続けることができるので、下り坂ならいつまでも滑っていられる。 | | **わずかに跳ねつつ長い距離を滑る。勢いがなくなるまで滑り続けることができるので、下り坂ならいつまでも滑っていられる。 |
267行目: |
273行目: |
| *横スマッシュ攻撃:スマッシュパンチ {{有無|64}} | | *横スマッシュ攻撃:スマッシュパンチ {{有無|64}} |
| **手が大きくなりパンチをする姿は、『スーパーマリオRPG』のでかパンチグローブによる攻撃を多少彷彿とさせる。弱攻撃と同じく、『スーパーマリオ64』での「攻撃に使う部分が一瞬巨大化する」点にも通じているのかもしれない。 | | **手が大きくなりパンチをする姿は、『スーパーマリオRPG』のでかパンチグローブによる攻撃を多少彷彿とさせる。弱攻撃と同じく、『スーパーマリオ64』での「攻撃に使う部分が一瞬巨大化する」点にも通じているのかもしれない。 |
− | *横スマッシュ攻撃:ファイア掌底 {{有無|DX}}以降 | + | **パンチを繰り出す前に腕を少し振り回してから放っているが、これは『スーパーマリオRPG』に登場したノコへいが行うパンチの動作とほとんど同じである。 |
| + | *横スマッシュ攻撃:ファイア掌底 {{有無|DX}}以降 |
| **『スマブラ』が先だが、『マリオ&ルイージRPG』に、前方に向けた掌から火の玉のような炎を発生させ、目の前の対象に点火する「ファイアハンド」というアクション (「ファイアボール」のように投げることはしない) があり、多少共通点がある。 | | **『スマブラ』が先だが、『マリオ&ルイージRPG』に、前方に向けた掌から火の玉のような炎を発生させ、目の前の対象に点火する「ファイアハンド」というアクション (「ファイアボール」のように投げることはしない) があり、多少共通点がある。 |
− | *上スマッシュ攻撃 : スマッシュヘッドバット | + | *上スマッシュ攻撃:スマッシュヘッドバット |
| **『マリオ』シリーズおよび派生作品において、頭突きでブロックを操作・破壊する機会はアッパーカットに並んで多い。マリオシリーズやそれに近い関係のファイターの半数以上が『スマブラ』でも強力な頭突き攻撃を持っているのは、彼らの世界における頭突きの重要性の体現かもしれない。 | | **『マリオ』シリーズおよび派生作品において、頭突きでブロックを操作・破壊する機会はアッパーカットに並んで多い。マリオシリーズやそれに近い関係のファイターの半数以上が『スマブラ』でも強力な頭突き攻撃を持っているのは、彼らの世界における頭突きの重要性の体現かもしれない。 |
− | *下スマッシュ攻撃 : ダブルキック {{有無|for}}まで | + | *下スマッシュ攻撃:ダブルキック {{有無|for}}まで |
| **『スーパーマリオ64』のアクション「あしばらい」に近い。この頃はまだ『スマブラ』ほど使い勝手は良くない。 | | **『スーパーマリオ64』のアクション「あしばらい」に近い。この頃はまだ『スマブラ』ほど使い勝手は良くない。 |
| {{SG | | {{SG |
| |画像1=[[ファイル:元ネタ_マリオ_下S.jpg]] | | |画像1=[[ファイル:元ネタ_マリオ_下S.jpg]] |
− | |文=動作が鈍い上に後ろに攻撃判定がない。あまり使わないワザ。 | + | |文=動作が鈍い上に後ろに攻撃判定がない。あまり使われないアクション。 |
| |色=008000 | | |色=008000 |
| }} | | }} |
− | *下スマッシュ攻撃 : ブレイクスピン {{有無|SP}} | + | *下スマッシュ攻撃:ブレイクスピン {{有無|SP}} |
− | **『Dance Dance Revolution with MARIO』のパッケージに描かれているマリオを元ネタとしている。 | + | **上述の「ダブルキック」をブレイクダンスの技「ウィンドミル」の要領でアレンジしたものだが、これはダンスゲーム『Dance Dance Revolution with MARIO』にちなんだネタにもなっている。 |
− | **マリオが踊っているのはブレイクダンスの基本ワザの一つであり、最も有名かつ代表的な動きの「ウィンドミル」である。 | + | **また、モーションの後半は『DDR with MARIO』のパッケージのポーズに似ている。 |
| *後投げ:ジャイアントスイング | | *後投げ:ジャイアントスイング |
| **『スーパーマリオ64』で、[[クッパ]]の尻尾をつかんで振り回し、爆弾目掛けて投げ飛ばすアクション「ふりまわす」とほぼ同じ。 | | **『スーパーマリオ64』で、[[クッパ]]の尻尾をつかんで振り回し、爆弾目掛けて投げ飛ばすアクション「ふりまわす」とほぼ同じ。 |
− | **『スマブラ』ではクッパ以外に使うと、相手ファイターの両足をつかんで投げる。 | + | **『スマブラ』でもクッパに使うと、原作のように尻尾をつかんで投げ飛ばす<ref>似た体型の[[リザードン]]に対しても、尻尾をつかんで投げ飛ばす。</ref>。クッパ以外のファイターに対しては、両足をつかんで投げる動作となっている。 |
| {{SG | | {{SG |
| |画像1=[[ファイル:元ネタ_マリオ_後投げ.jpg]] | | |画像1=[[ファイル:元ネタ_マリオ_後投げ.jpg]] |
289行目: |
296行目: |
| *上投げ:スルーアップ {{有無|SP}} | | *上投げ:スルーアップ {{有無|SP}} |
| **{{有無|for}}以前から動作が変更され、『スーパーマリオ オデッセイ』のアクション「上投げ」に近くなっている。 | | **{{有無|for}}以前から動作が変更され、『スーパーマリオ オデッセイ』のアクション「上投げ」に近くなっている。 |
| + | *通常空中攻撃:マリオキック |
| + | **モーションは異なるが、空中でのキックという点は『スーパーマリオ64』のアクション「ジャンプキック」と共通している。それ以外にも『マリオパーティ』シリーズでは一部のミニゲームで空中からのキックができ、原作でも空中キックは見る機会がそれなりに多い。 |
| *下空中攻撃:ドリルキック {{有無|64}}{{有無|DX}} | | *下空中攻撃:ドリルキック {{有無|64}}{{有無|DX}} |
| **『スーパーマリオワールド』のアクション「スピンジャンプ」に近い。 | | **『スーパーマリオワールド』のアクション「スピンジャンプ」に近い。 |
311行目: |
320行目: |
| **『スーパーマリオワールド』に登場する「マントマリオ」のアクションを元にしている。 | | **『スーパーマリオワールド』に登場する「マントマリオ」のアクションを元にしている。 |
| **『スマブラ』では手に持ってマントを翻すが、原作では背中に羽織った状態で回転して使用する。また、原作では飛び道具は一部だけ打ち消すことができる程度で反射は不可。 | | **『スマブラ』では手に持ってマントを翻すが、原作では背中に羽織った状態で回転して使用する。また、原作では飛び道具は一部だけ打ち消すことができる程度で反射は不可。 |
− | ***当てた相手を反転させる効果は、原作では一部のカメ族の敵 (「[[ノコノコ]]」など) を天地逆さまにひっくり返せる程度であり、反射する性質はほぼ『スマブラ』オリジナルのものである。 | + | ***直接的な関連性はないものの、使い方やその性質は『ドラえもん』におけるひみつ道具の「ひらりマント」に酷似しているため、そちらを参考にした可能性がある。 |
| **{{有無|SP}} 首に巻いたマントを横方向に振るようになり、多少原作に近くなった。 | | **{{有無|SP}} 首に巻いたマントを横方向に振るようになり、多少原作に近くなった。 |
| {{SG | | {{SG |
319行目: |
328行目: |
| }} | | }} |
| *上必殺ワザ:スーパージャンプパンチ | | *上必殺ワザ:スーパージャンプパンチ |
− | **『スーパーマリオブラザーズ』シリーズにおいて、ジャンプでブロックを突き上げ「コイン」を出す姿をモチーフにしたものと思われる。 | + | **『スーパーマリオブラザーズ』シリーズにおいて、ジャンプでブロックを突き上げ「コイン」を出す姿をモチーフにしたものと思われる。ジャンプモーションも初代『スーパーマリオブラザーズ』と『スーパーマリオブラザーズ2』のものが再現されている。 |
| + | **{{有無|SP}} ジャンプモーションがより初代『スーパーマリオブラザーズ』、『スーパーマリオブラザーズ2』のものに近くなった。 |
| **コイン | | **コイン |
− | ***{{有無|X}}まで : 『スーパーマリオ64』のデザインと同じ。 | + | ***{{有無|X}}まで : 『スーパーマリオ64』の「スターコイン」と同じデザイン。効果音は初代『スーパーマリオブラザーズ』及び『スーパーマリオブラザーズ2』のコインの効果音を倍速させたものになっている。 |
| ***{{有無|for}}以降 : 『New スーパーマリオブラザーズ』シリーズの「スターコイン」。効果音は『スーパーマリオカート』のものに近い。 | | ***{{有無|for}}以降 : 『New スーパーマリオブラザーズ』シリーズの「スターコイン」。効果音は『スーパーマリオカート』のものに近い。 |
| ***{{有無|SP}} : 一定の確率で『スーパーマリオ オデッセイ』の"都市の国 ニュードンク・シティ"の「ローカルコイン」になる。その際の効果音も同じ。 | | ***{{有無|SP}} : 一定の確率で『スーパーマリオ オデッセイ』の"都市の国 ニュードンク・シティ"の「ローカルコイン」になる。その際の効果音も同じ。 |
| **帽子 | | **帽子 |
− | ***{{有無|SP}} 「ローカルコイン」が出る際、マリオの帽子が『オデッセイ』の「[[キャッピー]]」に変化する。 | + | ***{{有無|SP}} 「ローカルコイン」が出る場合、マリオの帽子が『オデッセイ』の「[[キャッピー]]」に変化している。 |
| *下必殺ワザ:[[ポンプ]] {{有無|X}}以降 | | *下必殺ワザ:[[ポンプ]] {{有無|X}}以降 |
| **『スーパーマリオサンシャイン』に登場する、人工知能を搭載した多機能な放水機。「オヤ・マーサイエンス社」制作。[[クッパJr.|ニセマリオ]]のラクガキ事件の濡れ衣を着せられたマリオの冒険をサポートする。 | | **『スーパーマリオサンシャイン』に登場する、人工知能を搭載した多機能な放水機。「オヤ・マーサイエンス社」制作。[[クッパJr.|ニセマリオ]]のラクガキ事件の濡れ衣を着せられたマリオの冒険をサポートする。 |
332行目: |
342行目: |
| *最後の切りふだ:マリオファイナル {{有無|X}}以降 | | *最後の切りふだ:マリオファイナル {{有無|X}}以降 |
| **週刊ファミ通 2008年1月18日増刊号の別冊付録「ファミ通スマブラ拳!!『大乱闘スマッシュブラザーズX』開眼の書」では「厳密には正式な元ネタではありませんが、通じるものがある」として、「ウルトラファイア」が紹介されている。「ウルトラファイア」は、『スーパーマリオRPG』でマリオが敵全体に火の玉で連続攻撃するスペシャルわざ。 | | **週刊ファミ通 2008年1月18日増刊号の別冊付録「ファミ通スマブラ拳!!『大乱闘スマッシュブラザーズX』開眼の書」では「厳密には正式な元ネタではありませんが、通じるものがある」として、「ウルトラファイア」が紹介されている。「ウルトラファイア」は、『スーパーマリオRPG』でマリオが敵全体に火の玉で連続攻撃するスペシャルわざ。 |
| + | **その他、マリオは『マリオテニスGC』等のスポーツゲームでスペシャルショットが設定される際には炎を纏う攻撃を使うことが多いため、そのイメージも含まれると推測される。 |
| | | |
| === その他 === | | === その他 === |
− | *(上)アピール:『スーパーマリオブラザーズ』の立ちポーズを取り、巨大化する。 {{有無|for}}まで | + | *(上)[[アピール]]:『スーパーマリオブラザーズ』の立ちポーズを取り、巨大化する。 {{有無|for}}まで |
| **『スーパーマリオブラザーズ』において、「[[スーパーキノコ]]」を取って巨大化した時のSEとモーション。立ち方も原作と同様の、顔だけ横向きで体は正面に向けたものになる。 | | **『スーパーマリオブラザーズ』において、「[[スーパーキノコ]]」を取って巨大化した時のSEとモーション。立ち方も原作と同様の、顔だけ横向きで体は正面に向けたものになる。 |
| *[[上アピール]]:背を向けた姿勢でサムズアップ。 {{有無|SP}} | | *[[上アピール]]:背を向けた姿勢でサムズアップ。 {{有無|SP}} |
369行目: |
380行目: |
| }} | | }} |
| *地上[[ジャンプ#バックジャンプ|後ろジャンプ]] | | *地上[[ジャンプ#バックジャンプ|後ろジャンプ]] |
− | **『ドンキーコングGB』のバック宙か。同モーションは『スーパーマリオ64』『スーパーマリオ オデッセイ』などにも存在する。 | + | **初登場という意味合いでは『ドンキーコング (GB)』の「バック宙返り」が元ネタ。モーションは『スーパーマリオ64』の「うしろちゅうがえり」と同じ。 |
| {{SG | | {{SG |
| |画像1=[[ファイル:元ネタ_マリオ_地上後ろJ.gif]] | | |画像1=[[ファイル:元ネタ_マリオ_地上後ろJ.gif]] |
− | |文=ブレーキ中のバク転ジャンプは操作ごと、3Dアクション作品にも継承された。 | + | |文=ブレーキ中のバック宙返りは、操作ごと3Dアクション作品にも継承された。 |
| |色=008000 | | |色=008000 |
| }} | | }} |
| *[[ジャンプ#空中ジャンプ|空中後ろジャンプ]] | | *[[ジャンプ#空中ジャンプ|空中後ろジャンプ]] |
| **『スーパーマリオブラザーズ3』以降の2Dアクションにて、「[[スーパースター]]」を取得した時のジャンプに似たモーション。 | | **『スーパーマリオブラザーズ3』以降の2Dアクションにて、「[[スーパースター]]」を取得した時のジャンプに似たモーション。 |
| + | *[[ガケつかまり]] |
| + | **『スーパーマリオ64』のガケをつかまるアクション「ぶらさがる」と、ガケを登るアクション「よじのぼる」。以降の3Dマリオシリーズにも実装されているアクションである。 |
| + | **つかまり方は『スマブラfor』までは原作と同じ両手で、『スマブラSP』では『スーパーマリオギャラクシー』でガケにつかまった際に一瞬だけ見せた、片手でのつかまり方になっている。 |
| + | **『スマブラX』までに存在した、蓄積ダメージが100%を越えたときに行われる通常の[[ガケのぼり]]は、『スーパーマリオ64』の「よじのぼる」と同じモーションである。 |
| + | **ちなみに、『スーパーマリオギャラクシー』以降の3D作品ではガケのぼりジャンプが可能だが、モーションや飛距離などは『スマブラ』のものとは大きく異なる。 |
| *[[しりもち落下]] | | *[[しりもち落下]] |
| **真横から見ると、『スーパーマリオブラザーズ』『2』『3』にて、敵にぶつかるなどしてミスとなった時のポーズに似ていることがわかる。 | | **真横から見ると、『スーパーマリオブラザーズ』『2』『3』にて、敵にぶつかるなどしてミスとなった時のポーズに似ていることがわかる。 |
386行目: |
402行目: |
| |画像1=[[ファイル:元ネタ_マリオ_眠り.jpg]] | | |画像1=[[ファイル:元ネタ_マリオ_眠り.jpg]] |
| }} | | }} |
− | *[[アイテム#アイテムの分類|「キャリアー(大型)」]]を持ち上げる | + | *「[[アイテム#アイテムの分類|キャリアー (大型)]]」を持ち上げる {{有無|X}}以降 |
− | **『スーパーマリオ64』で「ボムキング」などを持ち上げる時の動作。すごく重たそうに持つ。この状態での移動速度は『スマブラ』と大体同じ。 | + | **『スーパーマリオ64』で「ボムキング」などを持ち上げるときの動作とほとんど同じ。『スマブラX』以前の作品は、この状態での移動速度が大体原作と同じくらいである。 |
| {{SG | | {{SG |
| |画像1=[[ファイル:元ネタ_マリオ_大型アイテム.jpg]] | | |画像1=[[ファイル:元ネタ_マリオ_大型アイテム.jpg]] |
394行目: |
410行目: |
| }} | | }} |
| *[[カベジャンプ]] {{有無|DX}}以降 | | *[[カベジャンプ]] {{有無|DX}}以降 |
− | **『スーパーマリオ64』以降できるようになったアクション「カベキック」。 | + | **『スーパーマリオ64』から実装されたアクション「カベキック」。 |
| *[[空中回避]] | | *[[空中回避]] |
| **『スーパーマリオ64』において、「はねマリオ」が空を飛んでいる時のポーズに近い。 | | **『スーパーマリオ64』において、「はねマリオ」が空を飛んでいる時のポーズに近い。 |
− | *[[登場演出]]:土管からジャンプして登場 {{有無|64}},{{有無|X}}以降 | + | *[[登場演出]]:土管からジャンプして登場 {{有無|64}}{{有無|X}}以降 |
| **『スーパーマリオ64』のオープニングにて、地面からせり出してきた「土管」から、マリオが登場するシーンが元ネタ。土管やマリオの動きもほぼ同じ。 | | **『スーパーマリオ64』のオープニングにて、地面からせり出してきた「土管」から、マリオが登場するシーンが元ネタ。土管やマリオの動きもほぼ同じ。 |
| ***『スマブラX』以降の土管から現れた時のポーズは、『New スーパーマリオブラザーズ』などで使われているマリオのアートワークのものとほぼ同一。 | | ***『スマブラX』以降の土管から現れた時のポーズは、『New スーパーマリオブラザーズ』などで使われているマリオのアートワークのものとほぼ同一。 |
407行目: |
423行目: |
| *ジャンプ時の効果音 {{有無|X}}以降 | | *ジャンプ時の効果音 {{有無|X}}以降 |
| **『スーパーマリオブラザーズ』『2』にて、ジャンプ時に鳴る効果音に非常に近い。 | | **『スーパーマリオブラザーズ』『2』にて、ジャンプ時に鳴る効果音に非常に近い。 |
| + | *[[勝利演出]]・左:右手をぐるぐると振り回したあと、前に向けて勢いよく突き出す。 |
| + | **『スマブラ64』の横スマッシュ攻撃「スマッシュパンチ」と同様、こちらも『スーパーマリオRPG』のノコへいが行うパンチと同じモーションになっている。ただし、腕の回転数はこちらの方が多くなっている。 |
| + | *オープニングムービーのカットイン・キャラクターセレクト画面のアイコン {{有無|64}} |
| + | **[https://www.mariowiki.com/File:Mario_smiling_SM64_artwork.png 『スーパーマリオ64』のアートワークの一つ]に似ている。 |
| | | |
| == 主な登場作品 == | | == 主な登場作品 == |
− | *スーパーマリオブラザーズ (1985/FC)【バーチャルコンソール [https://www.nintendo.co.jp/titles/50010000007239 3DS] / [https://www.nintendo.co.jp/titles/20010000000866 Wii U]】 | + | *スーパーマリオブラザーズ (1985/FC<ref name="VC3+NSO1" />) |
− | *[http://www.nintendo.co.jp/n02/shvc/mw/index.html スーパーマリオワールド] (1990/SFC) 【バーチャルコンソール [https://www.nintendo.co.jp/titles/20010000000843 Wii U] / [https://www.nintendo.co.jp/titles/50010000039695 New3DS]】 | + | *[http://www.nintendo.co.jp/n02/shvc/mw/index.html スーパーマリオワールド] (1990/SFC<ref name="VC6+NSO1" />) |
− | *[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nsmj/index.html スーパーマリオ64] (1996/N64) 【[https://www.nintendo.co.jp/titles/20010000013027 Wii Uバーチャルコンソール]】 | + | *[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nsmj/index.html スーパーマリオ64] (1996/N64<ref name="VC2+NSO2" />) |
| *[http://www.nintendo.co.jp/ngc/sms/index.html スーパーマリオサンシャイン] (2002/GC) | | *[http://www.nintendo.co.jp/ngc/sms/index.html スーパーマリオサンシャイン] (2002/GC) |
− | *[http://www.nintendo.co.jp/ds/a2dj/index.html New スーパーマリオブラザーズ] (2006/DS) | + | *[http://www.nintendo.co.jp/ds/a2dj/index.html New スーパーマリオブラザーズ] (2006/DS<ref name="VC4" />) |
| *[http://www.nintendo.co.jp/wii/rmgj/ スーパーマリオギャラクシー] (2007/Wii) | | *[http://www.nintendo.co.jp/wii/rmgj/ スーパーマリオギャラクシー] (2007/Wii) |
− | *[http://www.nintendo.co.jp/wii/rwsj/index.html マリオ&ソニック AT 北京オリンピック] (2007・2008/Wii・DS)
| |
| *[http://www.nintendo.co.jp/wii/sb4j/ スーパーマリオギャラクシー 2] (2010/Wii) | | *[http://www.nintendo.co.jp/wii/sb4j/ スーパーマリオギャラクシー 2] (2010/Wii) |
| *[http://www.nintendo.co.jp/3ds/arej/ スーパーマリオ 3Dランド] (2011/3DS) | | *[http://www.nintendo.co.jp/3ds/arej/ スーパーマリオ 3Dランド] (2011/3DS) |
| *[http://www.nintendo.co.jp/wiiu/ardj/ スーパーマリオ 3Dワールド] (2013/Wii U) | | *[http://www.nintendo.co.jp/wiiu/ardj/ スーパーマリオ 3Dワールド] (2013/Wii U) |
| + | **[https://www.nintendo.co.jp/switch/auzpa/ スーパーマリオ3Dワールド+フューリーワールド] (2021/Switch) |
| *[https://www.nintendo.co.jp/wiiu/amaj/index.html スーパーマリオメーカー] (2015/Wii U) | | *[https://www.nintendo.co.jp/wiiu/amaj/index.html スーパーマリオメーカー] (2015/Wii U) |
| **[https://www.nintendo.co.jp/3ds/ajhj/index.html スーパーマリオメーカー for ニンテンドー3DS] (2016/3DS) | | **[https://www.nintendo.co.jp/3ds/ajhj/index.html スーパーマリオメーカー for ニンテンドー3DS] (2016/3DS) |
− | *[https://supermariorun.com/ja/ Super Mario Run] (2016~配信中/スマートフォン) | + | *[https://supermariorun.com/ja/ スーパーマリオ ラン] (2016/iOS・Android) |
| *[https://www.nintendo.co.jp/switch/aaaca/ スーパーマリオ オデッセイ] (2017/Switch) | | *[https://www.nintendo.co.jp/switch/aaaca/ スーパーマリオ オデッセイ] (2017/Switch) |
| + | *[https://www.nintendo.com/jp/switch/aqmxa/index.html スーパーマリオブラザーズ ワンダー] (2023/Switch) |
| 他多数 | | 他多数 |
| | | |
429行目: |
450行目: |
| *『スマブラ』シリーズ全作品の「あそびかた」では、操作を説明する1Pキャラクターとして登場している。 | | *『スマブラ』シリーズ全作品の「あそびかた」では、操作を説明する1Pキャラクターとして登場している。 |
| *『スマブラ64』では「ファイアボール」を使用する際にファイアマリオの服装になる予定だったが、没になった<ref>[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/PostReturn130.html スマブラ拳!! (64):アンケート集計拳!!]</ref>。 | | *『スマブラ64』では「ファイアボール」を使用する際にファイアマリオの服装になる予定だったが、没になった<ref>[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/PostReturn130.html スマブラ拳!! (64):アンケート集計拳!!]</ref>。 |
− | *マリオが使う3つのワザ「ファイアボール」・「スーパージャンプパンチ」・「マリオトルネード」がそれぞれ『[[ストリートファイター]]』の[[リュウ]]が使う「波動拳」・「昇竜拳」・「竜巻旋風脚」に似ているという指摘がよくあるが、これについて[[桜井政博]]は「純粋にマリオや各ゲームでしているアクションを参考にしただけ」「キャラのバランスを考えたら飛び道具、対空攻撃、近接連続攻撃の3つはいい感じ、という考えは共通したのかもしれませんね。回転系は見栄えがいいということも含めて。」と述べている<ref>[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/flash/syukeiken/return584.html 速報スマブラ拳!! : アンケート集計拳!!]</ref>。 | + | *マリオが使う3つのワザ「ファイアボール」・「スーパージャンプパンチ」・「マリオトルネード」がそれぞれ『[[ストリートファイター]]』の[[リュウ]]が使う「波動拳」・「昇龍拳」・「竜巻旋風脚」に似ているという指摘がよくあるが、これについて[[桜井政博]]は「純粋にマリオや各ゲームでしているアクションを参考にしただけ」「キャラのバランスを考えたら飛び道具、対空攻撃、近接連続攻撃の3つはいい感じ、という考えは共通したのかもしれませんね。回転系は見栄えがいいということも含めて。」と述べている<ref>[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/flash/syukeiken/return584.html 速報スマブラ拳!! : アンケート集計拳!!]</ref>。 |
| *宮本茂は、マリオがかわいいと思われることを良く思っておらず<ref>[http://www.nintendo.co.jp/nom/9908/suisen/page02.html 推薦状その2 ~マリオ生みの親・宮本茂(任天堂)直筆(!?)推薦文~]</ref><ref name="PostReturn155">[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/PostReturn155.html スマブラ拳!! (64):アンケート集計拳!!]</ref>、ゲームキューブ以降は、マリオの取るポーズや表情に気をつけ、かわいらしく子供らしいイメージを持たれないよう意識している。このことは[[桜井政博]]も知るところで<ref name="PostReturn155" />、その意向が汲み取られてか、『スマブラDX』や『スマブラX』のマリオは特に表情の面でシリアスさが目立った。『スマブラfor』からは、攻撃時の表情や立ちモーション中に口を開けたり、ふっとんだ際に驚くような顔をしたり、勝利時に笑顔を見せるなど、柔らかい印象も見受けられるようになっている。 | | *宮本茂は、マリオがかわいいと思われることを良く思っておらず<ref>[http://www.nintendo.co.jp/nom/9908/suisen/page02.html 推薦状その2 ~マリオ生みの親・宮本茂(任天堂)直筆(!?)推薦文~]</ref><ref name="PostReturn155">[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/PostReturn155.html スマブラ拳!! (64):アンケート集計拳!!]</ref>、ゲームキューブ以降は、マリオの取るポーズや表情に気をつけ、かわいらしく子供らしいイメージを持たれないよう意識している。このことは[[桜井政博]]も知るところで<ref name="PostReturn155" />、その意向が汲み取られてか、『スマブラDX』や『スマブラX』のマリオは特に表情の面でシリアスさが目立った。『スマブラfor』からは、攻撃時の表情や立ちモーション中に口を開けたり、ふっとんだ際に驚くような顔をしたり、勝利時に笑顔を見せるなど、柔らかい印象も見受けられるようになっている。 |
| *宮本茂は『スマブラ』の中でマリオが武器を使うことには抵抗があるため、そのことについて[[桜井政博]]に様々な注文をしているという<ref>[https://www.youtube.com/watch?v=WT9vXXgGcsA&feature=youtu.be&t=1136 Interview with Miyamoto: Star Fox Zero]<br />“スマッシュブラザーズの中でマリオとかが武器を使うと凄く抵抗があるので桜井さんにいろいろお願いするんですけど、スターフォックスは幸い格好良くて強くて当たり前なので、結構上手くいってると思うんです。”</ref>。 | | *宮本茂は『スマブラ』の中でマリオが武器を使うことには抵抗があるため、そのことについて[[桜井政博]]に様々な注文をしているという<ref>[https://www.youtube.com/watch?v=WT9vXXgGcsA&feature=youtu.be&t=1136 Interview with Miyamoto: Star Fox Zero]<br />“スマッシュブラザーズの中でマリオとかが武器を使うと凄く抵抗があるので桜井さんにいろいろお願いするんですけど、スターフォックスは幸い格好良くて強くて当たり前なので、結構上手くいってると思うんです。”</ref>。 |
− | *マリオの担当声優のチャールズ・マーティネーは、『スマブラSP』への出演で、単一キャラクターとして100作のゲームに出演した人物としてギネス世界記録に認定された<ref>[https://news.denfaminicogamer.jp/news/181217g マリオ役の声優マーティネー氏、『スマブラSP』でマリオの出演100作目に。ギネス世界記録に認定される - 電ファミニコゲーマー]</ref>。 | + | *2023年に担当声優を引退するまでマリオなどの声を務めたチャールズ・マーティネーは、『スマブラSP』への出演で、単一キャラクターとして100作のゲームに出演した人物としてギネス世界記録に認定された<ref>[https://news.denfaminicogamer.jp/news/181217g マリオ役の声優マーティネー氏、『スマブラSP』でマリオの出演100作目に。ギネス世界記録に認定される - 電ファミニコゲーマー]</ref>。 |
| | | |
| == 脚注 == | | == 脚注 == |
| <references> | | <references> |
| <ref name="namechangeonly">ワザ名のみの変更で、モーションに大きな違いはない。</ref> | | <ref name="namechangeonly">ワザ名のみの変更で、モーションに大きな違いはない。</ref> |
| + | <ref name="VC2+NSO2">Wii/Wii Uでバーチャルコンソールが配信された他、Switchでは有料オンラインサービス『Nintendo Switch Online + 追加パック』加入者限定ソフトの収録タイトルとして配信された。</ref> |
| + | <ref name="VC3+NSO1">Wii/3DS/Wii Uでバーチャルコンソールが配信された他、Switchでは有料オンラインサービス『Nintendo Switch Online』加入者限定ソフトの収録タイトルとして配信された。</ref> |
| + | <ref name="VC4">Wii Uでバーチャルコンソールが配信された。</ref> |
| + | <ref name="VC6+NSO1">Wii/Wii U/New3DSでバーチャルコンソールが配信された他、Switchでは有料オンラインサービス『Nintendo Switch Online』加入者限定ソフトの収録タイトルとして配信された。</ref> |
| </references> | | </references> |
| | | |