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− | + | なお、先に崖つかまりをした側がまだ[[強制崖つかまり時間]]を終えていない場合には、一時的に複数のファイターが1つの崖につかまっている状態になり、それが終えた後に崖奪いが起きる。強制崖つかまり時間とは、崖つかまりをしてから行動可能になるまでの硬直時間で、『3DS/Wii U』と『SP』では19F或いは20Fとなっている。 | |
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− | + | 崖奪いをされると、崖から弾き出されるように後ろへ小さく跳ねる。このとき、28Fの間は操作が効かず、無防備になる。崖奪いをした側は、この硬直中に追撃することが出来る。 | |
− | + | 攻撃を受けたときと異なり、この後に[[崖つかまり]]をすると、連続での崖つかまりとみなされ、無敵はつかない。 | |
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− | + | 『SP』では、崖を奪われた直後から左右への移動が効くようになった。ステージ側へ方向入力していれば、そのまま着地することもできる。そのため、崖を奪われても、素早く反応して左右移動をすれば、追撃を受けにくくすることができる。 | |
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+ | 崖奪いが発生した場合、崖奪いをした側は、崖奪いをされた側が硬直している間に、「崖離し→空中ジャンプ→攻撃」で追撃することができる。この追撃は、崖つかまりのタイミングや追撃に使う攻撃によっては確定で決まることがある。[[ロックマン]]など、発生と範囲に優れる後空中攻撃を持っているファイターは追撃がしやすい。 | ||
− | + | 崖奪いをされる側・する側の崖つかまりをした時間が近いほど追撃がしやすい。なぜなら、後から崖に掴まった側にも強制崖つかまり時間([[#崖奪いが起きるタイミング]])が生じるためである。よって、崖奪いが起きるまでの時間で自分の強制崖つかまり時間をなるべく消化しておくほど、崖奪い後の追撃がしやすくなる。しかし、両者の崖つかまりをした時間が近いほど、先に崖を掴んだ側は後から崖を掴まれたのを確認してから崖奪いを回避するための入力をする猶予が伸びることにもなる。 | |
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+ | 崖奪い関連の駆け引きは、崖奪いからの確定追撃を決める事だけではない。崖奪いをされたファイターがそのまま再度崖を掴んだ場合は、連続での崖つかまりと判定され、無敵はつかない。よって、崖奪いをしたあとにすぐさま崖登りをして、読みやすくなった相手の復帰ルートを狩るといった手段もある。他には、崖奪いを警戒してすぐに崖登りをすることを予測し、崖を奪うフリを見せて相手が焦って崖登りをしたところの隙を突く、というものもある。 | ||
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+ | 『3DS/Wii U』では、一部のファイターは、ステージの崖の形状によっては、崖奪いをされるときに後ろに方向入力をしていると、崖奪いが発生した瞬間に[[カベジャンプ]]をすることができる。カベジャンプ後はすぐに行動可能なので、崖奪いからの追撃を防げるだけでなく、返り討ちまで狙える。 [https://www.youtube.com/watch?list=PL6BPj6LYE4vogxSf6CeYZjTGtMG_dG3yZ&v=P7yrX-2HzTE 参考動画] | ||
== 備考 == | == 備考 == | ||
− | * | + | *英語では「Ledge trumping」。 |
+ | *崖奪いによって撃墜権は移動しない。 | ||
== 関連項目 == | == 関連項目 == | ||
− | *[[ | + | *[[崖つかまり]] |
+ | *[[崖つかまり阻止]] | ||
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2019年10月4日 (金) 20:56時点における最新版
崖奪いは、『3DS/Wii U』と『SP』に存在するテクニック。誰かが崖つかまりをしている崖に他のファイターが近づいた場合、先に掴まっていた側は弾き出され、後から来た方が新たに崖を掴む、というもの。この仕様があるため、複数のファイターが1つの崖に同時に崖つかまりをし続けることはできない。
過去作では崖を奪うことはできなかったため、相手が崖つかまりをしなければ復帰することができない状況であった場合、先に崖を掴んでおくことで崖つかまりをできない状態にすることが復帰阻止の主な手段の一つだった。『3DS/Wii U』以降は、この崖奪いの登場によって復帰阻止の形が大きく変化した。
崖奪いが起きるタイミング
誰かが崖つかまりをしている崖に他のファイターが後から崖つかまりを行うと、崖奪いが起きる。
なお、先に崖つかまりをした側がまだ強制崖つかまり時間を終えていない場合には、一時的に複数のファイターが1つの崖につかまっている状態になり、それが終えた後に崖奪いが起きる。強制崖つかまり時間とは、崖つかまりをしてから行動可能になるまでの硬直時間で、『3DS/Wii U』と『SP』では19F或いは20Fとなっている。
崖奪いされた側
崖奪いをされると、崖から弾き出されるように後ろへ小さく跳ねる。このとき、28Fの間は操作が効かず、無防備になる。崖奪いをした側は、この硬直中に追撃することが出来る。
攻撃を受けたときと異なり、この後に崖つかまりをすると、連続での崖つかまりとみなされ、無敵はつかない。
『SP』では、崖を奪われた直後から左右への移動が効くようになった。ステージ側へ方向入力していれば、そのまま着地することもできる。そのため、崖を奪われても、素早く反応して左右移動をすれば、追撃を受けにくくすることができる。
崖奪いの回避
先に崖を掴んだ側は、強制崖つかまり時間中に崖登り行動を先行入力しておくと、強制崖つかまり時間の終了後、崖奪いにならずに崖登りをすることができる。なお、『3DS/Wii U』では、その場登りと、上方向入力によるジャンプ登りだけは先行入力が効かず、崖奪いを防ぐことはできない。
崖奪いからの追撃
崖奪いが発生した場合、崖奪いをした側は、崖奪いをされた側が硬直している間に、「崖離し→空中ジャンプ→攻撃」で追撃することができる。この追撃は、崖つかまりのタイミングや追撃に使う攻撃によっては確定で決まることがある。ロックマンなど、発生と範囲に優れる後空中攻撃を持っているファイターは追撃がしやすい。
崖奪いをされる側・する側の崖つかまりをした時間が近いほど追撃がしやすい。なぜなら、後から崖に掴まった側にも強制崖つかまり時間(#崖奪いが起きるタイミング)が生じるためである。よって、崖奪いが起きるまでの時間で自分の強制崖つかまり時間をなるべく消化しておくほど、崖奪い後の追撃がしやすくなる。しかし、両者の崖つかまりをした時間が近いほど、先に崖を掴んだ側は後から崖を掴まれたのを確認してから崖奪いを回避するための入力をする猶予が伸びることにもなる。
最速崖つかまりテクニックを利用すると、狙ったタイミングで崖つかまりがしやすくなる。
崖奪い関連の駆け引きは、崖奪いからの確定追撃を決める事だけではない。崖奪いをされたファイターがそのまま再度崖を掴んだ場合は、連続での崖つかまりと判定され、無敵はつかない。よって、崖奪いをしたあとにすぐさま崖登りをして、読みやすくなった相手の復帰ルートを狩るといった手段もある。他には、崖奪いを警戒してすぐに崖登りをすることを予測し、崖を奪うフリを見せて相手が焦って崖登りをしたところの隙を突く、というものもある。
『3DS/Wii U』では、一部のファイターは、ステージの崖の形状によっては、崖奪いをされるときに後ろに方向入力をしていると、崖奪いが発生した瞬間にカベジャンプをすることができる。カベジャンプ後はすぐに行動可能なので、崖奪いからの追撃を防げるだけでなく、返り討ちまで狙える。 参考動画
備考
- 英語では「Ledge trumping」。
- 崖奪いによって撃墜権は移動しない。