勝ちあがり乱闘

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勝ちあがり乱闘(Classic Mode)は、ファイターごとに決められたルートの順番にCPUやボスと戦い、ボーナスゲームを挟みながら全7ラウンドを勝ち抜いていく、『スマブラSP』に収録されているゲームモード。2人プレイに対応している。

過去作にあった「シンプル」に相当するモードだが、今回はファイターの特徴や性格、原作を大きくフィーチャーしている。例えば、しずえなら女性ファイターだけが対戦相手で登場してきたり、リュウは原作が格闘ゲームであることを踏まえた特殊なルールになるなど、多種多様なテーマが用意されており、「アドベンチャー」がこれまでのイベント戦のゲーム性を受け継いだものなのに対し、こちらはシナリオ面を受け継いだモードとなっている。また、「シンプル」恒例の最終ボスのマスターハンドが登場するとは限らないなど、これまでにはない新たな要素も盛り込んだモードとなっている。


ホンキ度

ゲームを始める前にホンキ度(難易度)を決める画面。ファイター総出演の長い壁画は、ホンキ度の高さに応じてスクロールしていき、先を見るのも一つのお楽しみ要素となっている。左は和やかで賑やかな光景で、右に進むほど険しい激闘を繰り広げるファイターたちの姿を見ることができる。

ホンキ度が高いほど敵が強くなり、最終ボスを倒したときのボーナススコアとごほうびの量が大きくなる。ホンキ度画面で表示されているスコアは、そのホンキ度を維持したまま最終ボス戦に勝利した後に加算されるボーナスとなっている。
ただし、スタート時に勝ちあがりチケットを使った場合、ホンキ度が低くてもごほうびアイテムのみは最大量になる。

ホンキ度は0.0から9.9まであるが、最初は5.0までしか上げられない。ボーナスゲーム以外のラウンドをクリアするたびに、プレイ内容に応じて1ラウンドで最小0.2~最大1.2程度まで上げられる。

「(味方含め)受けたダメージが少ない」「経過時間が短い」「元のホンキ度が高め」なほど、勝利時のホンキ度が大きく上がる。
逆に「クリアまでに時間が掛かる」「ダメージを大量に受けた」「味方が撃墜された」「コンティニューをしてしまった」のいずれかに当てはまった場合、ホンキ度はほぼ全く上がらない。

ルール

「勝ちあがり乱闘」の名の通り、ストックは存在せず1ミスで敗北となってしまうが、代わりに今回はコンティニューがステージ再挑戦ではなくその場復活となっている。

コンティニューするには、ゴールド(ホンキ度に比例して50~200G)か勝ちあがりチケットを払う必要がある。ゴールドでコンティニューするとホンキ度が0.7減少されてしまうが、勝ちあがりチケットを使用すればホンキ度を減少せずに続行できる。

コンティニューするとそのラウンドで稼いだスコアを数割失った上で1点が追加される。これはスコアの1桁目がコンティニュー回数を表しているため。
また、一度コンティニューすると、その後のプレイではホンキ度9.9には上げられなくなってしまう。ただし、もしも上手なプレイを前半で繰り返し、落下する前に9.9に上げられた場合は、勝ちあがりチケットを使用することでのみ維持できる。

ちなみに、全ラウンド毎で5分の制限時間があり、時間切れになっても負けとなる。コンティニュー時には制限時間はリセットされる。チーム乱闘では残っている味方も復活し蓄積ダメージが完全回復される。

対戦形式

通常戦

相手ファイター1体か複数人のチームをプレイヤー一人で倒すバトル。ホンキ度が低い場合に限り、相手の数が多いほどこちらがふっとびにくく相手がふっとびやすくなる。

相手が1人の通常戦は、2人プレイ時では同じ相手ファイターがもう一体追加された2on2形式になる(相手が巨大化している場合は追加されない場合がある)。

チーム乱闘

味方が付き、2対1になることもある。しかし、プレイヤーがミスすると、味方が生き残っていても敗北となる。コンティニューすると残っている味方も復活土台に乗りダメージも完全回復される。

2人プレイ時では、1番目の味方が2Pに置き換わる(ベレトの最終ラウンド、スティーブのラウンド2は除く)。

バトルロイヤル

相手どうしも攻撃しあう普通の乱闘。それでもCPはプレイヤーを狙うことが多い。

軍団戦

1ラウンドで4体以上を相手する場合はこの形式に。ホンキ度が低い場合に限るが、相手の数が多い分それなりに吹っ飛ばしやすくなることがある。
相手は1度に3人まで同時に登場する。

ボーナスゲーム

ボス戦

体力制のボスキャラクターとの対決で、ボスのHPゲージをゼロにして撃破することでクリアとなる。大半のファイターは最終ラウンドに配置されている。

ファイターによっては連戦したり、味方と共闘するなど、ルールが変わったルートもある。

ボス戦は主に、マスターハンドが登場する通常ボス戦と、一部のファイターで出現する特殊ボス戦の2パターンに分かれている。

通常ボス戦ではホンキ度7.0以上でマスターハンドとクレイジーハンドが同時出現し、より難易度の高い戦いになる。
ただしファルコケンは、ホンキ度7.0未満ではマスターハンドではなくクレイジーハンドのみが登場する。
アイスクライマーミュウツークロムメタナイトピットディディーコングリュウガオガエンバンジョー&カズーイベレトセフィロスホムラ/ヒカリソラはホンキ度に関係なく両方のハンドと同時に戦うことになる。
ピカチュウポケモントレーナーはクレイジーハンドが登場せず、ミュウツー→マスターハンドの連戦になる。

クッパロックマン勇者は最終ラウンドよりも前に特殊ボス戦が配置されている。
プリンベヨネッタテリースティーブカズヤはボス戦が存在せず、最終ラウンドもファイターが相手の通常戦になる。
セフィロスは、全てのラウンドでボスが登場する構成となっている。

勝ちあがりチケット

開始時に使用すればクリア後のごほうびが増え、コンティニュー時に使用すればホンキ度を落とすこと無くリトライできる専用アイテム。
ただし、ごほうびとしては非常に手に入りにくい。たまにショップに出てくるところを見かけるが、5,000ゴールドとかなり高価。最大99枚まで所有できる。

ごほうびの増加量はどのホンキ度でクリアしてももらえるアイテムがそれぞれの種類で上限まで増加する、という仕組み。それぞれ、スピリットは3体、サポートアイテムおやつは合計8つまでが上限。そのため、ホンキ度が高い場合は相対的に効果が薄い。

ルート一覧

備考

  • このモードではMiiファイターは使用できないが、壁画には描かれている。
  • 1つのラウンドをノーダメージでクリアすると、パーフェクトボーナスとしてさらにスコアが追加される。
    • 2人プレイ時ではそれぞれにパーフェクトボーナスがあり、2人ともノーダメージならボーナスが倍増する。
  • 1ステージの対戦形式が固定になっているのは、『スマブラ64』の「1人用ゲーム」以来。
  • 壁画に描かれているファイターの中で、カムイはデフォルトカラーの男性ではなく、2Pカラーの女性の方が登場している。


ゲームモード (SP)
大乱闘
モードの項目 通常戦 - 団体戦 - トーナメント - スペシャル乱闘 - ボタン
ルール ルール設定
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