バンジョー&カズーイ (SP)

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曖昧さ回避 この項目では、『スマブラSP』のファイターとしてのバンジョー&カズーイについて説明しています。このキャラクターの原作での活躍、アクションの元ネタなどについては「バンジョー&カズーイ」をご覧ください。
バンジョー&カズーイ

出典バンジョーとカズーイの大冒険シリーズ
種類追加コンテンツ
参戦ナンバー73

バンジョー&カズーイ(Banjo & Kazooie)は、『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』に登場するファイター。参戦ナンバーは73。

2019年6月12日に放送された『Nintendo Direct | E3 2019』の終盤で公開されたムービー『仲間たち』で、追加コンテンツ第3弾として参戦することが発表された。その後、9月5日に放送された『Nintendo Direct 2019.9.5』で即日配信されることが発表され、放送後に配信が開始された。また、紹介動画『バンジョー&カズーイのつかいかた』も放送後に公開された。

ファイター性能

クマのバンジョーとメス鳥のカズーイが協力しあって戦うデコボココンビ。
原作同様、操作のメインとなるのはバンジョーだが、ダッシュや空中ジャンプ時、一部通常攻撃・必殺ワザではカズーイが手助けをする。
二人組ではあるものの基本的にカズーイには喰らい判定がない。アイスクライマーのナナのようなオプション扱いではないので被弾を気にせず動くことができる。

基本性能として2回空中ジャンプが可能である。また、前述の通りカズーイには喰らい判定が存在しないという点は各種攻撃ワザでも同様で、実質的に武器持ちファイターに次ぐ非常に硬い攻撃判定・攻撃範囲・リーチを有する。
体格が平均よりわずかに小さめなのに反し、クマというだけあってか前空中攻撃などの素手攻撃やスマッシュ攻撃など、高い決定力を持つ打撃ワザも持ち、正統派のパワー系ファイターとして申し分ない通常攻撃の構成となっている。

必殺ワザも多彩なかつ強力なワザが揃う。長く判定の残る「タマゴミサイル」や「おケツタマゴ」を使って弾幕を張ることができるため、中遠距離の牽制はお手の物。また「おケツタマゴ」は投擲アイテムとしても利用できるため、使いこなせば動きの幅も広がる。これらの飛び道具は重力の影響を受けるため崖の上から放つことで安全に復帰阻止を狙うこともでき、崖際のセットプレイにおいても大いに役立つ。突進ワザの「ワンダーウイング」は突進を出してしまえば終わり際まで長い無敵と強力な攻撃判定が付与される。1ストックごとに使用回数の制限があるものの、それを補ってあまりある屈指の強力な突進攻撃と化しており、無敵を利用して飛び道具をかき消しつつ差し込んだり、威力の強大さを生かして荒らしたりすることができる。「ショックジャンプ」はソニックの「スプリングジャンプ」のように上昇後に様々な行動でキャンセルすることができる。このため多段ジャンプと合わせて縦の復帰力はなかなか。相応のテクニックは要するものの、「おケツタマゴ」による自爆と組み合わせて行動をキャンセルすればさらに移動距離を伸ばすこともできる。

このように様々な用途に使えるワザがバランス良く揃っており、立ち回りの対応力が高く器用なファイターである一方、弱点も非常にわかりやすい。
まず立ち回りの要である飛び道具ワザはかなりクセが強く、上手く使いこなすのに苦労する。また弾自体の威力が低かったりキャッチが可能なので、相殺されやすく、逆に投擲アイテムとして利用される恐れがある。より威力の高い飛び道具をあわせられると一方的にかき消されるため、遠距離戦ではそのリスクにも注意が必要である。
攻撃判定も優秀とは言えあくまで素手のファイターとして見た場合の話。剣士系など中近距離の牽制能力に長けたファイターと戦うとなるとさすがにリーチ差が如実に響いてくる。ワザの隙が全般的にやや大振りで連携向きではなく、コンボによるダメージ蓄積性能も乏しい点もダメージレースでは不利な要素である。

多段ジャンプを持つものの落下速度が早い上に空中横移動速度がワーストクラスに遅い点もネック。空中ジャンプの上昇量も低いので空中挙動の自由度に反して空中戦はさほど得意とは言えない。なにより復帰時の移動ルートが予測されやすく、復帰ワザはバンジョー自身には攻撃判定が存在しないため、復帰阻止耐性が乏しいことは防御面の最大の弱点と言える。撃墜面に関しても復帰阻止が通りづらい相手にはスマッシュ攻撃や使用回数に制限のあるワンダーウイングなどの大技に頼る必要がある。相手を埋める効果のある下投げも存在するが埋め時間が短く、下投げからのコンボを確定させるまでには他の埋めワザに比べかなり多めのダメージ蓄積を要する。これらの特徴ゆえ警戒されると粘られやすく、撃墜性能はあまり優秀とは言い難い。

総評としては立ち回りは優秀でやれることは非常に多いものの、防御面・撃墜面に難があり、ともすると器用貧乏にもなりかねない性能と評せる。
堅実な立ち回りを見せつつ、要所で大技を通していく豪胆さが求められるファイターだが、上手く使いこなせば独自の動きで相手を翻弄できるだろう。

長所と短所

  • 長所
    • 2回まで使用可能な空中ジャンプと、使用後もしりもち落下にならない上必殺ワザ「ショックジャンプ」を持つ。
      多段ジャンプと使用後の行動制限のない上必殺ワザを兼ね合わせる唯一のファイターであり、独自の動きができる。
    • カズーイによる攻撃には喰らい判定が存在しない。それらを使った攻撃はリーチや攻撃範囲に優れる傾向があり、判定のかち合いにも強い。
    • 攻撃判定の持続に優れたワザを多く持つため、置きワザによる牽制が強い。
    • スマッシュ攻撃の性能がいずれも高水準。威力が高く隙の少ない横スマッシュ攻撃や、出が早めで強固な攻撃判定を持つ上スマッシュ攻撃などが揃い使いやすい。
    • 通常必殺ワザ「タマゴミサイル / タマゴばきゅーん」と下必殺ワザ「おケツタマゴ」によるトリッキーな立ち回りができる。
      • 弾はどちらも長く残るので弾幕を張ることができ、「おケツタマゴ」は投擲アイテムにもなるので運用の幅が広い。
      • 復帰阻止や崖際のセットプレイにも利用できる。上手く使えれば復帰力の低いファイター相手にアドバンテージが取れる。
    • 強力な突進ワザ(横必殺ワザ「ワンダーウイング」)を持つ。攻撃判定の発生と同時に長い無敵が付与されるため攻撃判定のかち合いには絶対に負けない。
      • 突進の終わり際まで攻撃判定が残る上に威力も非常に高い撃墜ワザ。回数制限付きとは言え破格の性能。
      • 横移動を補う貴重な復帰ワザにもなるため、用途は広い。
    • 投げの性能が優秀。純粋に威力の高い後投げや、相手を埋めて追撃ないし読み合いの狙える下投げなどが揃う。


  • 短所
    • 空中機動力が劣悪。空中移動速度が遅いうえに落下速度が早く、空中ジャンプの上昇量も低い。
      • 多段ジャンプを持つ割には滞空時間が短めで、空中戦の自由度はそこまで高くない。
      • 空中横移動性能が乏しいため、復帰ルートがやや読まれやすい。上必殺ワザには本体に攻撃判定がないため、復帰阻止耐性の乏しさをテクニックで補わなければならない。
    • 空中での暴れに向いたワザを持たない。空中機動力の乏しさも相まってコンボ耐性が低い。
    • 全般的にワザがやや大振り。空振り・ガード時は隙を突かれやすく、連携向きの隙の少ないワザが少ないのでコンボによるダメージ蓄積性能も乏しい。
    • 横必殺ワザは強力だが1ストック5回まで[1]の使用制限がある。使い切ると復帰力・撃墜力とも大きく弱体化するため、使い所を考える必要がある。
    • 撃墜手段が不安定。スマッシュ攻撃や横必殺ワザなどの大技に頼るか、接近のリスクを冒してつかみ・投げを通すなど、撃墜には相応のリスクを要する。
    • 飛び道具を出す通常必殺ワザと下必殺ワザは、2モード切り替えや後ろ向きで弾を生成する特殊な動作であるためかなりクセが強い。弾自体も弾速が遅く、威力が乏しいため相殺されやすい他、下必殺ワザは相手に逆利用されるリスクがある。

運動技能

カズーイは基本的に喰らい判定を持たないが、カズーイダッシュ上強攻撃などカズーイが地に足をつける動作中は喰らい判定が出現する。

ガケつかまりの範囲は通常バンジョーの上半身辺りとなっているが、空中ジャンプでカズーイがバンジョーを引き上げている間はカズーイの頭上辺りがガケつかまりの範囲となる。
そのため、空中ジャンプの終わり際にガケつかまり範囲の位置がカズーイの周囲からバンジョーの上半身へ移るのだが、この際ガケつかまりの範囲が低い位置に一瞬で移るため、状況次第ではガケつかまりの範囲がガケに触れられなくなってしまい、そのまま落下する事がある。

ジャンプ回数 3
カベジャンプ ×
カベ張りつき ×
しゃがみ歩き ×
各種運動性能の詳細についてはカテゴリ:パラメータの各ページを参照のこと。
他にもアクションから各種ページにてより詳しくご覧いただけます。

更新履歴

Ver.6.0.0

変更点確認されず。

Ver.7.0.0

変更点確認されず。

Ver.8.0.0
  • 強化その他
    • 【ガケのぼり攻撃】X判定位置が 2.0 ~ 12.0 から -2.5 ~ 12.0 に変更され、攻撃判定が後方に拡大した。
Ver.9.0.0
  • その他百裂攻撃
    • 【連, 〆】相殺が発生しないように変更された。
Ver.10.1.0

変更点確認されず。

Ver.11.0.0
  • その他基本挙動
    • 【その場倒れ(崩れ)】全体フレームが調整され、全ファイターで共通の値を有するようになった。
Ver.12.0.0
  • 強化上強攻撃
    • KBGが 114 から 119 に増加した。
  • 強化横スマッシュ攻撃
    • KBGが 94 から 97 に増加した。
  • 強化後空中攻撃
    • 【Hit 3】ベクトルが 46° から 41° に変更された。
    • 【Hit 3】KBGが 144 から 136 に減少した。
      • ベクトルの変更に伴い、撃墜力が大幅に上昇しないようにリアクション値が調整された。
Ver.13.0.0

変更点確認されず。

Ver.13.0.1

変更点確認されず。

ワザ

  • 与えるダメージの数値は、以下の倍率補正が適用されていない状態の物を記載する。
  • 撃墜%は、特に説明がない限り、トレーニングモードで"終点"中央のマリオを一撃で撃墜できた時の蓄積ダメージを記載する。
  • 通常攻撃のワザ名は「スマちしき」で判明している物と公式の紹介動画で判明した物、及びそのワザの元とされる技名を引用した便宜上独自の名称を記載している。ゲーム内と紹介動画で表記が異なる物についてはゲーム内の表記を優先して記載している。

アピール

  • 上アピール
    バンジョーが両腕を上に伸ばす。カズーイはリュックから出てあくび。
  • 横アピール
    リュックから出てきたカズーイを見て一緒にアピール。
  • 下アピール
    バンジョーが「ガハ! ガハ!」と2回おじぎ。
上アピール 横アピール 下アピール


待機モーション

  • カズーイが出てきてバンジョーの頭に手を置きながら辺りを見渡す。
  • カズーイが出てきてバンジョーを突っつく。


登場演出

ジグゾーピース型のワームホールから登場し、2回おじぎ。

勝利演出

  • 勝利ファンファーレ:『バンジョーとカズーイの大冒険』ジグソーピース獲得ジングル
    • ポーズ:十字ボタン←
      ジグソーピースを拾い上げて、「ガハ!」とサムズアップ。
    • ポーズ:十字ボタン↑
      元気よく足踏みして、「ガハ! ガハ!」と2回おじぎ。
    • ポーズ:十字ボタン→
      音楽に合わせてふたりが踊りながら楽器のバンジョーと笛を演奏する。
勝利演出・左 勝利演出・上 勝利演出・右

リザルト画面の拍手

ふたり一緒に拍手を送る。

カラーバリエーション

茶色&オレンジ
ピンク&オレンジ バンジョーはマンボ・ジャンボを意識した配色。カズーイは『ガレージ大作戦』でのデザインと同じ配色。
黒&青紫 バンジョーはボトルズを意識した配色。カズーイは『バンカズ2』のマルチプレイヤーモードに色合いは異なるが青色の色変えがある。
茶色&紫 バンジョーは『ディディーコングレーシング』でのコンカーを意識した配色。カズーイは『バンカズ2』のマルチプレイヤーモードに紫色の色変えがある。
白&黒 バンジョーは白熊のボギーに、カズーイは現実におけるペンギン"ジェンツーペンギン"に似た配色。
黄色 バンジョーは『バンカズ2』のマルチプレイヤーモードに黄色の色変えがある。
青&赤 『バンカズ2』に登場するギミックのセパレートパッドのバンジョーとカズーイの色と同じ。バンジョーは『バンカズ2』のマルチプレイヤーモードに青色の色変えがある。
バンジョー、カズーイ共にグランチルダを意識した配色。バンジョーのズボンがストライプ柄なのは、グランチルダのマフラーと同じ。
または『バンカズ』スタッフがその精神的続編として作ったゲーム『Yooka-Laylee』の主人公ユーカとレイリーを意識した可能性もある。

オススメスキル

[icon] この節の加筆が望まれています。

通常ワザは腕やくちばしなど部位が多岐に渡るため、「身体攻撃強化」でまとめて強化するのがオススメ。横必殺ワザを消費せずに復帰できる場面が増えるので、攻撃用に横必殺ワザを温存したい場合はジャンプ力を強化するのも良い。

1人用ゲームモード攻略

勝ちあがり乱闘

ぼくらでこぼこパートナー
ROUND 1
通常戦 クルクルやま バンジョーとカズーイの大冒険:タイトル
ROUND 2
通常戦 コトブキランド おたからザクザクびーち
ROUND 3
通常戦 頂上 フローズンズンやま
ROUND 4
通常戦 いにしえっぽい王国 ゴビバレーさばく
ROUND 5
通常戦 ルイージマンション マッドナイトまんしょん
ROUND 6
通常戦 ジャングルガーデン ドンキーコング リターンズ
BONUS GAME
BOSS &
ボス戦 終点 マスターハンド・クレイジーハンド
元ネタ・備考
  • バンジョー&カズーイがコンビである事になぞらえ、二人一組のファイターや原作でタッグを組んだことのあるファイター達と1対2の対戦を行う。その理由か、ボスもマスター、クレイジー両方が低ホンキ度でも登場し、難易度が高め。
  • ROUND6を除き、各ラウンドは『バンジョーとカズーイの大冒険』の舞台をイメージした対戦ステージが選出されている。
  • 『ブレスオブザワイルド』のリンクは『神々のトライフォース』のゼルダと特に面識が無いことから、ROUND4のリンクは過去作のイメージに近い2Pカラー(息吹の勇者服)で登場する。
  • ROUND6の対戦相手はレア社繋がりでの選出。"ジャングルガーデン"の出典である『ドンキーコング64』もレア社開発のソフトである。BGMは唯一『バンジョーとカズーイの大冒険』シリーズではない楽曲が選出されているが、こちらもレア社開発のソフト『スーパードンキーコング』のタイトルBGMのアレンジ。

組み手

スピリッツバトル出現データ一覧

お供として
No. 名前 ランク
1,338 チューティ HOPE

公式スクリーンショット

脚注

  1. 体力制では初期HPによっては4回以下になる場合がある。

外部リンク


ファイター (SP)
01-12 マリオ - ドンキーコング - リンク - サムスダークサムス - ヨッシー - カービィ - フォックス - ピカチュウ - ルイージ - ネス - キャプテン・ファルコン - プリン
13-26 ピーチデイジー - クッパ - アイスクライマー - シーク - ゼルダ - ドクターマリオ - ピチュー - ファルコ - マルスルキナ - こどもリンク - ガノンドロフ - ミュウツー - ロイクロム - Mr.ゲーム&ウォッチ
27-44 メタナイト - ピットブラックピット - ゼロスーツサムス - ワリオ - スネーク - アイク - ポケモントレーナー (ゼニガメフシギソウリザードン) - ディディーコング - リュカ - ソニック - デデデ - ピクミン&オリマー - ルカリオ - ロボット - トゥーンリンク - ウルフ
45-63 むらびと - ロックマン - Wii Fit トレーナー - ロゼッタ&チコ - リトル・マック - ゲッコウガ - Miiファイター (格闘剣術射撃) - パルテナ - パックマン - ルフレ - シュルク - クッパJr. - ダックハント - リュウケン - クラウド - カムイ - ベヨネッタ
64-69 インクリング - リドリー - シモンリヒター - キングクルール - しずえ - ガオガエン
70-82
(DLC)
パックンフラワー - ジョーカー - 勇者 - バンジョー&カズーイ - テリー - ベレト/ベレス - ミェンミェン - スティーブ/アレックス - セフィロス - ホムラ/ヒカリ - カズヤ - ソラ
バンジョーとカズーイの大冒険シリーズ
ファイター バンジョー&カズーイ:SP
ステージ クルクルやま
音楽 バンジョーとカズーイの大冒険シリーズの音楽の一覧
スピリット バンジョーとカズーイの大冒険シリーズのスピリットの一覧/対戦データ