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デザインは一貫して『F-ZERO X』までのものがベースになっている。
 
デザインは一貫して『F-ZERO X』までのものがベースになっている。
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声の担当は堀川りょうが務める。原作のアメリカンコミックテイストな作風に合わせて英語で喋り、『[[スマブラfor]]』まで『[[初代スマブラ]]』の時に収録された音声が使われている。<br />
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声の担当は堀川りょうが務める。原作のアメリカンコミックテイストな作風に合わせて英語で喋り、『[[スマブラfor]]』まで『[[スマブラ64]]』の時に収録された音声が使われている。<br />
『初代』は初めてファルコンに声が当てられた作品である。[[カービィ]]などスマブラで初めて声が当てられたキャラクターの多くは、後に逆輸入として原作シリーズでも同じ声優が担当するが、ファルコンは後の作品では別の声優が担当し、堀川りょうはスマブラでのみの担当となっている。  
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『スマブラ64』は初めてファルコンに声が当てられた作品である。[[カービィ]]などスマブラで初めて声が当てられたキャラクターの多くは、後に逆輸入として原作シリーズでも同じ声優が担当するが、ファルコンは後の作品では別の声優が担当し、堀川りょうはスマブラでのみの担当となっている。  
    
『F-ZERO X』までは一度もマシンから降りたことのない彼だが、初代『F-ZERO』マニュアルのマンガでは格闘しているので肉弾戦もいける、という解釈の下<ref>[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/PostReturn043.html アンケート集計拳!!]</ref>、愛機ブルーファルコンからは対戦開始前の登場演出で飛び降り、肉弾戦メインの100%スマブラオリジナルの要素<ref>[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/PostReturn142.html アンケート集計拳!!]</ref>で戦う。最速クラスの[[走行]]速度(『[[スマブラDX]]』までは走行速度一位、『[[スマブラX]]』からは[[ソニック]]にその座を明け渡し二位)を持ち、F-ZEROマシンのような速さで駆け抜ける。腰に装備した銃は一切触れず、筋骨隆々としたボディから破壊力のあるワザを繰り出す。それでいて空中でも柔軟性を感じさせるしなやかなポーズで上に横に速く飛び、地空共に高い移動力を持つ。
 
『F-ZERO X』までは一度もマシンから降りたことのない彼だが、初代『F-ZERO』マニュアルのマンガでは格闘しているので肉弾戦もいける、という解釈の下<ref>[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/PostReturn043.html アンケート集計拳!!]</ref>、愛機ブルーファルコンからは対戦開始前の登場演出で飛び降り、肉弾戦メインの100%スマブラオリジナルの要素<ref>[http://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nalj/smash/PostReturn142.html アンケート集計拳!!]</ref>で戦う。最速クラスの[[走行]]速度(『[[スマブラDX]]』までは走行速度一位、『[[スマブラX]]』からは[[ソニック]]にその座を明け渡し二位)を持ち、F-ZEROマシンのような速さで駆け抜ける。腰に装備した銃は一切触れず、筋骨隆々としたボディから破壊力のあるワザを繰り出す。それでいて空中でも柔軟性を感じさせるしなやかなポーズで上に横に速く飛び、地空共に高い移動力を持つ。
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[[最後の切りふだ]]の「ブルーファルコン」は、呼び寄せた愛機ブルーファルコンにヒットした対戦相手を謎のF-ZEROコースに引きずりこみ、ブルーファルコンで轢いて吹っ飛ばす大胆なワザ。「ファルコンがブルーファルコンに乗る」という点で、ファルコンで唯一原作要素が表れているワザである。
 
[[最後の切りふだ]]の「ブルーファルコン」は、呼び寄せた愛機ブルーファルコンにヒットした対戦相手を謎のF-ZEROコースに引きずりこみ、ブルーファルコンで轢いて吹っ飛ばす大胆なワザ。「ファルコンがブルーファルコンに乗る」という点で、ファルコンで唯一原作要素が表れているワザである。
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ファルコンは真っ当な人間の体型をしておりその動作も人間らしい物ばかりで汎用性が高いためか、[[サムス]]<ref>『初代』の隠しキャラクターは、基本キャラクター8名のうちの誰かと骨格を共有しており、ファルコンの場合はサムスの骨格と同じものを使用している。</ref>、[[ガノンドロフ]]<ref>『DX』以降は独自の骨格。『DX』のガノンドロフはファルコンの骨格を使用している。ただ、『X』以降はモーションを継承しつつも骨格はガノンドロフ独自のものになっている。</ref>、[[リトル・マック]]、『X』まで登場した謎のザコ敵軍団<ref>必殺技は使えないものの、彼らは完全にファルコンと同一のモーション。</ref>など、モーションを部分的にファルコンと共有しているキャラクターは多い。
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ファルコンは真っ当な人間の体型をしておりその動作も人間らしい物ばかりで汎用性が高いためか、[[サムス]]<ref>『スマブラ64』の隠しキャラクターは、基本キャラクター8名のうちの誰かと骨格を共有しており、ファルコンの場合はサムスの骨格と同じものを使用している。</ref>、[[ガノンドロフ]]<ref>『スマブラDX』以降は独自の骨格。『スマブラDX』のガノンドロフはファルコンの骨格を使用している。ただ、『スマブラX』以降はモーションを継承しつつも骨格はガノンドロフ独自のものになっている。</ref>、[[リトル・マック]]、『スマブラX』まで登場した謎のザコ敵軍団<ref>必殺技は使えないものの、彼らは完全にファルコンと同一のモーション。</ref>など、モーションを部分的にファルコンと共有しているキャラクターは多い。
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『初代』では隠しキャラクターとして登場。この頃は『F-ZERO』のステージは無く、アンロック条件を満たして挑戦者として現れたときは、『メトロイド』のステージである"惑星ゼーベス"で戦う。
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『スマブラ64』では隠しキャラクターとして登場。この頃は『F-ZERO』のステージは無く、アンロック条件を満たして挑戦者として現れたときは、『メトロイド』のステージである"惑星ゼーベス"で戦う。
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『DX』では基本キャラクターとして参戦。発売前の2001年5月16日に『E3 2001』で参戦が発表された。<br />新規追加となる横必殺ワザ「ファルコンナックル」を獲得した。
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『スマブラDX』では基本キャラクターとして参戦。発売前の2001年5月16日に『E3 2001』で参戦が発表された。<br />新規追加となる横必殺ワザ「ファルコンナックル」を獲得した。
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『X』では隠しキャラクターとして参戦。発売後の2008年2月22日に公式サイトで紹介された。<br>[[最後の切りふだ]]として、「ブルーファルコン」を獲得した。堀川りょうによる横アピール、最後の切りふだ発動時のボイス「Camon!」は、『初代スマブラ』にも未使用音声として入っている<ref>「Blue Falcon!」のボイスも入っているが、『スマブラX』以降で使われるボイスとは別物。</ref>。<br>勝利ファンファーレは、これまでは『F-ZERO X』のゴールBGMのアレンジから、『F-ZERO GX/AX』のゴールBGM「Finish to Go」のイントロ部分のアレンジへと変更された。  
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『スマブラX』では隠しキャラクターとして参戦。発売後の2008年2月22日に公式サイトで紹介された。<br>[[最後の切りふだ]]として、「ブルーファルコン」を獲得した。堀川りょうによる横アピール、最後の切りふだ発動時のボイス「Camon!」は、『スマブラ64』にも未使用音声として入っている<ref>「Blue Falcon!」のボイスも入っているが、『スマブラX』以降で使われるボイスとは別物。</ref>。<br>勝利ファンファーレは、これまでは『F-ZERO X』のゴールBGMのアレンジから、『F-ZERO GX/AX』のゴールBGM「Finish to Go」のイントロ部分のアレンジへと変更された。  
    
『for』では基本キャラクターとして参戦。2014年7月14日に公開された[[ルフレ]]と[[ルキナ]]の参戦ムービー「剣と魔法と炎の紋章」で参戦が明らかにされた。
 
『for』では基本キャラクターとして参戦。2014年7月14日に公開された[[ルフレ]]と[[ルキナ]]の参戦ムービー「剣と魔法と炎の紋章」で参戦が明らかにされた。
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=== 公式イラスト ===
 
=== 公式イラスト ===
 
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ファイル:公式絵 初代 キャプテン・ファルコン.gif|初代スマブラ
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ファイル:公式絵 初代 キャプテン・ファルコン.gif|スマブラ64
 
ファイル:公式絵 DX キャプテン・ファルコン.jpg|スマブラDX
 
ファイル:公式絵 DX キャプテン・ファルコン.jpg|スマブラDX
 
ファイル:公式絵 X キャプテン・ファルコン.jpg|スマブラX
 
ファイル:公式絵 X キャプテン・ファルコン.jpg|スマブラX
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=== 亜空の使者 ===
 
=== 亜空の使者 ===
 
[[ピクミン]]を率いる[[キャプテン・オリマー]]と行動を共にする。<br />
 
[[ピクミン]]を率いる[[キャプテン・オリマー]]と行動を共にする。<br />
初登場の際、ブルーファルコンで駆けつけ、飛び出し際にロボットアタッカーを空中からのファルコンパンチで仕留める(なおこれはアニメ『F-ZERO ファルコン伝説』で放たれたものにも近い。また、ファルコンパンチのボイスは『初代』のものを使用している)。<br />
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初登場の際、ブルーファルコンで駆けつけ、飛び出し際にロボットアタッカーを空中からのファルコンパンチで仕留める(なおこれはアニメ『F-ZERO ファルコン伝説』で放たれたものにも近い。また、ファルコンパンチのボイスは『スマブラ64』のものを使用している)。<br />
 
ただ、敵は倒したもののオリマーの引き連れていたピクミンも巻き添えにほぼ全滅させてしまうオチが付いている。
 
ただ、敵は倒したもののオリマーの引き連れていたピクミンも巻き添えにほぼ全滅させてしまうオチが付いている。
    
=== ゲーム中の解説 ===
 
=== ゲーム中の解説 ===
;[初代 キャラクター紹介]
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;[64 キャラクター紹介]
 
:宇宙規模の大レース「F-ZERO」グランプリ常連のパイロットであるとともに、すご腕の賞金かせぎでもある。<br />
 
:宇宙規模の大レース「F-ZERO」グランプリ常連のパイロットであるとともに、すご腕の賞金かせぎでもある。<br />
 
:経歴などは不明な点が多いが、数多くの悪党どもにうらみを買われていることだけは間違いない。愛機「ブルーファルコン」を操り、スピードの限界に挑み続けている。
 
:経歴などは不明な点が多いが、数多くの悪党どもにうらみを買われていることだけは間違いない。愛機「ブルーファルコン」を操り、スピードの限界に挑み続けている。
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=== 動作などの元ネタ ===
 
=== 動作などの元ネタ ===
 
上記の[[#大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ]]の節で述べたように、スマブラオリジナルの要素が強く、元ネタがほとんど存在しない。
 
上記の[[#大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ]]の節で述べたように、スマブラオリジナルの要素が強く、元ネタがほとんど存在しない。
*最後の切りふだ / 画面内登場:ブルーファルコン (初代・X-for / X-for)
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*最後の切りふだ / 画面内登場:ブルーファルコン (64,X-for / X-for)
**初代『F-ZERO』からのファルコンの愛機。 番号は07番。その性能は主人公機らしくバランスの取れたもので、『マリオカート』で言う[[マリオ]]の様な位置付け。<br>デザインは『初代』と『スマブラDX』では『F-ZERO X』のものを、『X』及び『for』では『F-ZERO GX/AX』のもので、登場演出やステージ<ref>『DX』から『F-ZERO X』の"ミュートシティ"と"ビッグブルー"、『X』から『F-ZERO GX』の"[[ポートタウン エアロダイブ]]"、『for』3DS版から初代『F-ZERO』の"[[ミュートシティ]]"。それぞれ出典元のデザインで登場。</ref>での登場を含めて『スマブラ』シリーズ皆勤賞。<br>最後の切りふだでの謎のF-ZEROコースのレールは『GX/AX』のポートタウンのもの。『for』では初代『F-ZERO』のレーススタート時の効果音と走行音が追加された。
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**初代『F-ZERO』からのファルコンの愛機。 番号は07番。その性能は主人公機らしくバランスの取れたもので、『マリオカート』で言う[[マリオ]]の様な位置付け。<br>デザインは『スマブラ64』と『スマブラDX』では『F-ZERO X』のものを、『スマブラX』及び『for』では『F-ZERO GX/AX』のもので、登場演出やステージ<ref>『スマブラDX』から『F-ZERO X』の"ミュートシティ"と"ビッグブルー"、『スマブラX』から『F-ZERO GX』の"[[ポートタウン エアロダイブ]]"、『for』3DS版から初代『F-ZERO』の"[[ミュートシティ]]"。それぞれ出典元のデザインで登場。</ref>での登場を含めて『スマブラ』シリーズ皆勤賞。<br>最後の切りふだでの謎のF-ZEROコースのレールは『GX/AX』のポートタウンのもの。『for』では初代『F-ZERO』のレーススタート時の効果音と走行音が追加された。
    
== 主な登場作品 ==
 
== 主な登場作品 ==