サムス・アラン
ファイターとしてのサムスについては、それぞれ、「サムス (64)」、「サムス (DX)」、「サムス (X)」、「サムス (3DS/Wii U)」、「サムス (SP)」を参照
サムス・アラン | |
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『メトロイド サムスリターンズ』のサムス |
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出典 | メトロイドシリーズ |
デビュー | メトロイド (1986年8月6日/FCD) |
スマブラ への出演 | スマブラ64スマブラDXスマブラXスマブラforスマブラSP |
外部サイト の紹介記事 | サムス・アラン - Wikipedia サムス・アラン - メトペディア - メトロイド Wiki Samus Aran - Metroid Wiki |
サムス・アラン(Samus Aran)は、『メトロイド』シリーズに登場するキャラクター。
概要
『メトロイド』シリーズの主人公。強力なパワードスーツを身にまとい、宇宙にはびこる悪党を狙う賞金稼ぎ(バウンティ・ハンター)。スーツを脱いだその正体の姿は金髪の地球人型女性である。
子供の頃にスペースパイレーツの襲撃に遭って両親を失い、鳥人族に引き取られる。鳥人族は彼女に、惑星ゼーベスの環境に適応させるため鳥人族のDNAを移植し、さらに戦闘技術を習得させ、専用のパワードスーツを与えた上で銀河の守護者としての使命を託した。彼女は一時期銀河連邦軍との関わりを経た後に賞金稼ぎとなり、独自の立場でその使命を遂行している。
彼女が身にまとうパワードスーツは、鳥人族の外骨格を基に、鳥人族の遺伝子を受け継いだサムス専用に改造・改良された鳥人族製のスーツ。装備者と生体的に融合するバイオ金属であり、生命維持装置やエネルギーシールドを備えた鎧、赤外線スコープや酸素供給装置を備えたヘルメット、ビーム・ミサイル装備を打ち分ける右腕部のアームキャノンで構成されている。また、身長の半分程度の大きさの球体に変形する"モーフボール"という機能もある。モーフボール状態のサムスは、明らかに人間の骨格では実現不可能な大きさと動きを見せるが、その原理はこれまで明かされておらず、制作者の坂本賀勇は『メトロイドプライム』シリーズを製作することになった任天堂の開発チームやレトロスタジオのスタッフに対しても「モーフボールの原理は説明しないでほしい」と告げている[1]。ちなみにスペースパイレーツはこのモーフボールを再現しようとしていたようだが、実験体となったスペースパイレーツは全員、全身の骨が悲惨な事になって死んでいるという記録が残っている。
パワードスーツには外見や特性が異なる様々な種類がある。『スマブラ』のサムスが身に着けているのはバリアスーツで、『メトロイドII RETURN OF SAMUS』以降のほとんどの作品のパッケージデザインで使用されている。
性格は男勝りで気が強く、男性口調であるが、優しさや慈しみも持ち合わせている。 『スマブラ』ではまったく喋らないが、『メトロイドプライム』ではダメージを受けたときに声を出したり、一部のシリーズでは会話や独白をしたりしている。『METROID Other M』では、サムスの線密な心理描写や過去のエピソードなどが登場するため、台詞が多い。
大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ
シリーズ1作目の『スマブラ64』から登場。『スマブラDX』には2001年5月16日に『E3 2001』で、『スマブラX』には2006年5月10日に『E3 2006』で、『スマブラfor』には2013年6月11日に放送された『Ninetndo Direct@E3 2013』で、『スマブラSP』には2018年6月13日に放送された『Nintendo Direct: E3 2018』で当作の情報が公開されると同時に参戦することが明らかになった。すべてのシリーズで、最初から選択可能なファイターとして登場している。
デザインは『スマブラ64』から『スマブラX』までは『スーパーメトロイド』の、『スマブラfor』以降は『METROID Other M』におけるオレンジ色のバリアスーツ装着時のもの[2]をベースとしている。一貫してキャラクターボイスに人声はついておらず、サウンドエフェクトでスーツの駆動音のような音が入るのみだが、これはオリジナル製作者の意向からである[3]。
『スマブラ』では「チャージショット」などの遠距離攻撃はもちろん、アクロバティックな格闘技も使いこなして戦う。『メトロイド』シリーズのフワリとした独特の操作感と、「ジャンプ中に任意の高さで攻撃をすることが多い」というゲーム性の体現[4][5][6]によって、ジャンプ力が高めで落下速度が遅く、空中制動力に優れ、相手と横または縦の軸を合わせて繰り出した時に真価を発揮する攻撃が多くなっている。通常必殺ワザの「チャージショット」は最大まで溜めると直進系飛び道具の中で最強クラスの威力を誇り、『スマブラ』サムスを象徴するワザにして立ち回りの中核を担う主力となっている。また、動きの軽さに反して重量は上位クラス[7]であり、『スマブラDX』からはボムジャンプや空中ワイヤーの実装により高い復帰力を獲得したため、しぶとく戦える。
『スマブラDX』ではすぐに発射できてそれなりのダメージを持つ「ミサイル」を獲得、『スマブラX』では空中ワイヤー「グラップリングビーム」に固有の着地隙が無く、低リスクで長いリーチの強力な攻撃ワザとなるなど、作品が進むごとに遠距離での強みが増した一方、『スマブラX』では遠距離でのふっとばし力に陰りが見られ、どちらかといえば長期戦向けのファイターとなっている。その撃墜力の乏しさは、最後の切りふだ「ゼロレーザー」によって切り替えとなるゼロスーツサムスで補う方針だったと見られる。
必殺ワザで任意に選ぶことができるゼルダとシーク、ポケモントレーナーとは違い、最後の切りふだ「ゼロレーザー」「パワードスーツ装着」でキャラ切り替えを行うサムスも、『スマブラfor』ではキャラ切り替えを廃止する方針によってお互いに独立したファイターとして扱われるようになり、「ゼロレーザー」でパワードスーツが壊れることはなくなった。
アートワーク
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『スマブラ64』
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『スマブラDX』
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『スマブラX』
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『スマブラfor』
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『スマブラSP』
亜空の使者における役割
「ゼロスーツサムス」も参照
研究施設の道中で発電機にされていたピカチュウを助け出して共に行動し、亜空軍に奪われたパワードスーツを取り返した。
パワードスーツを奪還した際の警報で現れたロボット軍団を蹴散らしたサムスは、進んだ先でリドリーの強襲を受けるが、ピカチュウに助けられ、共に戦い撃破。施設からエインシャント遺跡に抜け出した。
遺跡の中で亜空間爆弾が運ばれるところを見たサムスとピカチュウは亜空間爆弾工場に突入。キャプテン・ファルコンらと合流した後は亜空軍やメタリドリーを撃破、爆発する工場から脱出した。
ゲーム中の解説
- [64キャラクター紹介] サムス
- フルネームは、サムスアラン。宇宙きってのバウンティ・ハンターである。鳥人族のテクノロジーを秘めたパワードスーツを身にまとい、アクロバティックなアクションを颯爽とこなす。ターゲットの「浮遊生命体・メトロイド」とは因縁めいた関係をもつ。ちなみに女性である。
- メトロイド (86.8/FCD)
- メトロイドII (92.1/GB)
- スーパーメトロイド (94.3/SFC)
- [DXフィギュア名鑑] サムス
- 本名サムス・アラン。宇宙をまたにかけるバウンティ・ハンター。鳥人族のテクノロジーを備えたパワードスーツを身にまとい、卓越した戦闘能力と運動センスで、惑星ゼーベスを単身攻略。彼女は、出生、経歴ともに謎が多いが、鳥人族文明の唯一の継承者とされている。
- メトロイド (FCD)
- スーパーメトロイド (SFC)
- [DXフィギュア名鑑] サムス(SMASH)
- フワリとした挙動が独特。飛び道具が豊富なため、距離をとった戦いが得意。最大”チャージショット”は最強の飛び道具だが、反射されないように注意。”ミサイル”は、誘導弾になっているが、スマッシュしながら発射することで、破壊力が高く、直進するミサイルを使える。
- B:チャージショット
- 横+B:ミサイル
- [DXフィギュア名鑑] サムス(SMASH)
- 飛び道具が強力とは言えどそれを跳ね返す手段も多いので、油断はできない。”グラップリングビーム”は空中で壁に撃つことが可能。”スクリューアタック”は回転上昇しながら相手に連続打撃を与える。迎撃と復帰ワザをかねる。”ボム”は、ボムジャンプができるようになった。
- 上+B:スクリューアタック
- 下+B:ボム
- [Xフィギュア名鑑] サムス
- 本名、サムス・アラン。銀河をまたにかけて活動を行うバウンティハンター。幼いころに両親を失い、鳥人族に引き取られ育てられた。身に纏ったパワードスーツは鳥人族の技術で作られたもの。類稀なる戦闘センスと運動神経を兼ね備え、右腕に装備されたアームキャノンで幾多の任務を遂行してきた。
- (FCD) メトロイド
- (SFC) スーパーメトロイド
- [Xフィギュア名鑑] ゼロレーザー
- アームキャノンから放たれるそのビームの威力は凄ざまじく、相手に大ダメージを与えられる。ビームは遅いながらも上下に動かすことができる。しかし、その反動でサムスの体を包むパワードスーツはボロボロと崩れ落ちていき、ゼロスーツサムスへと変貌。落ちた装甲はアイテムとして持て、投げることもできる。
- (Wii) 大乱闘スマッシュブラザーズX
- [3Uフィギュア名鑑] サムス
- 『メトロイド』シリーズで、様々な惑星を舞台に、戦いを繰り広げる女性。名前はサムス・アラン。超人族の技術により作られたパワードスーツを着用しており、その戦闘機動力は計り知れない。『スマブラ』でも、ビームやミサイルなど、複数の遠距離攻撃を駆使する。「チャージショット」は、最大までためた場合のふっとばし力が強烈だ。
- (FC) メトロイド (1986/08)
- (SFC) スーパーメトロイド (1994/03)
- [3Uフィギュア名鑑] サムス(EX)
- サムスの上スマッシュ攻撃「ヘルファイア」は、頭上に火炎を放射するワザ。攻撃範囲が広く、対空ワザとして優秀。1発目が当たると最大で5発ヒットする。「ミサイル」は横に入れたまま必殺ワザボタンを押すと誘導ミサイルに。横を素早く入力し、すぐに必殺ワザボタンを押せば、直進する威力の高いスーパーミサイルになる。
- (FC) メトロイド (1986/08)
- (SFC) スーパーメトロイド (1994/03)
- [WiiUフィギュア名鑑] ゼロレーザー
- サムスがアームキャノンからレーザーを放つ、最後の切りふだ。レーザーは巨大なうえに、遠くの相手に簡単に届くほど、長さがある。また、相手を中心に引き寄せる効果があり、中心に近いほどダメージが高くなる。ゆっくりだが、上下に向きを変えることができ、ヒット中の相手を上下に誘導することも可能。
使用ワザの名称一覧
- 通常攻撃のワザ名はスマブラ拳!! (64)および公式攻略本より引用。
- 『スマブラDX』までのつかみのワザ名は「グラップリングビーム」で、『スマブラX』からは全ファイター「つかみ」で統一。
スマブラ64 | スマブラDX | スマブラX | スマブラfor | スマブラSP | |||
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弱攻撃 | ストレート → ガンポッドハンマー | ストレート→ アームキャノンハンマー[8] | ジャブ[8]→ アームキャノンハンマー | ストレート[8] → アームキャノンハンマー | |||
ダッシュ攻撃 | ショルダータックル | ||||||
横強攻撃 | スピンキック | ||||||
上強攻撃 | ヒールキック | ||||||
下強攻撃 | ローキック | アースブラスター | |||||
横スマッシュ攻撃 | ガンポッドナックル | アームキャノンナックル[8] | |||||
上スマッシュ攻撃 | ヘルファイア | ||||||
下スマッシュ攻撃 | スピニングローキック | ||||||
通常空中攻撃 | サムスキック | ターニングキック | |||||
前空中攻撃 | エアリアルヘルファイア | ||||||
後空中攻撃 | ソバット | ||||||
上空中攻撃 | ドリルキック | ||||||
下空中攻撃 | メテオナックル | メテオドロップ[8] | |||||
つかみ攻撃 | つかみチョップ | ||||||
前投げ | グラップリングスルー | グラップリングスルーフロント[8] | |||||
後投げ | グラップリングバックスルー | グラップリングスルーバック[8] | |||||
上投げ | グラップリングスルーアップ | グラップリングキャノン | |||||
下投げ | グラップリングスルーダウン | ||||||
通常必殺ワザ (1) | チャージショット | ||||||
通常必殺ワザ2 | パワーチャージショット | ||||||
通常必殺ワザ3 | 零距離チャージショット | ||||||
横必殺ワザ (1) | ミサイル | ||||||
横必殺ワザ2 | 低速ミサイル | ||||||
横必殺ワザ3 | 急加速ミサイル | ||||||
上必殺ワザ (1) | スクリューアタック | ||||||
上必殺ワザ2 | 突撃スクリューアタック | ||||||
上必殺ワザ3 | 強力スクリューアタック | ||||||
下必殺ワザ (1) | ボム | ||||||
下必殺ワザ2 | スリップボム | ||||||
下必殺ワザ3 | ビックボム | ||||||
最後の切りふだ | ゼロレーザー |
動作などの元ネタ
ワザ
- 弱攻撃(2段目):アームキャノンハンマー
- アームキャノンで直接攻撃をするのは『スマブラ』が初。原作シリーズでサムスがこのようなアクションを能動的に行うのは『サムスリターンズ』以降の「メレーカウンター」が事実上唯一である。
- 「メレーカウンター」は基本的にアームキャノンを振り上げるなどの打撃で、特定の相手の攻撃を弾き返してスキを作るためのアクション。成功すると相手を怯ませて大きな隙を作り、即座にチャージビームを放てるようになったり、一定時間ビーム・ミサイルの追加攻撃が可能になることがある。
- 超小型の群体敵や一部の状況においては直接攻撃としても活用でき、『ドレッド』ではその発展として移動しながら繰り出す「ダッシュメレー」で敵に微弱なダメージを与えてひるませることができるようになった。
- アームキャノンで直接攻撃をするのは『スマブラ』が初。原作シリーズでサムスがこのようなアクションを能動的に行うのは『サムスリターンズ』以降の「メレーカウンター」が事実上唯一である。
- ダッシュ攻撃:ショルダータックル
- 性質は異なるものの、モーションは『スーパー』などの「シャインスパーク」を再現している。
- 「シャインスパーク」とは、「スピードブースター」能力から発動できる、サムスが光り輝きながら高速で一直線にショルダータックルで突き進む隠しテクニック。ボス以外の大半の敵を粉砕して突き抜ける他、スピードブースターと同じく一部の地形を破壊することができる。
- なお、フィールドスマッシュの持ち込みアイテムとしてもシャインスパークが登場しているが、そちらの性質はどちらかといえばスピードブースターに近い。
- SP タックルにエフェクト、終わり際にブレーキモーションが追加され、より原作のシャインスパークに近くなった。
▲『スーパーメトロイド』に限り、体力を削る諸刃の技だった |
- 上スマッシュ攻撃:ヘルファイア
- 『メトロイドII』のCM後半の、上方向に向けて弧を描くようにビームを撃つ演出に似ている。
- 火炎放射は初代『スマブラ』時点で原作で使ったことがなかったが、『メトロイドプライム』では「フレイムスローワー」という装備が登場し、火炎放射を行った。
- つかみ / 空中ワイヤー:グラップリングビーム
- 『スーパー』から登場している、磁気を帯びたビームを放ち特定の物体を掴む装備。特定の物体や敵に撃ち込んでぶら下がったり、引っ張ったりすることができる。
- 『プライム3』及びWii用の『プライム1』『プライム2』に限り、左手の甲から放つ(Wiiリモコンヌンチャクでの操作に合わせたため)。
- 上投げ:グラップリングキャノン SP
- サムスのポーズは異なるが、アームキャノンを突き上げて零距離でショットを浴びせるという行動は、『Other M』におけるリドリーへのリーサルストライクと同じ。
- 通常必殺ワザ:チャージショット
- 『スーパー』以降の全シリーズで登場する「チャージビーム」能力が元ネタと思われる。原作では空中や移動しながらでもチャージ開始が可能。
- 原作ではボタンを長押しすることで、通常よりも威力が倍増したビームを放つことができる。さらに2D版ではミサイルしか効かなかった敵にもダメージを与えられるなど、戦闘において重要な効果を持つ。
- SP 原作同様に空中チャージが可能となった。溜め中の構えなども変更され、見た目は『Other M』の射撃モーションにかなり近い。
- 横必殺ワザ:ミサイル / スーパーミサイル DX以降
- 「ミサイル」は初代『メトロイド』から登場しているサブウェポン。弾数制限がある代わりに、ビームが通用しない敵や物質に効率よくダメージを与えることが可能。連射性能については『スーパー』以降の2D版とそれ以外とで大幅に異なり、概ね2D版が連射が利いてチャージビームよりも総合威力が高め。
- ミサイルに追尾機能がついたのは『プライム』から。ちなみにあちらのスーパーミサイルは、パワービームのチャージショットと組み合わせた「チャージコンボ」として、消費ミサイルを共有する別個の能力アイテムになっている。
- 外見は主に『スーパー』に登場するミサイルから。
- 弾き入力版の性能は『スーパー』から登場した「スーパーミサイル」が元ネタと見られる。作品によって弾種が個別か共通かなど設定が多少異なるものの、ミサイルの数倍の威力を持つ。
- X以降 弾き入力版の外見も『スーパー』の「スーパーミサイル」準拠になった。
- SP ミサイル発射時にバイザーなどの発光色が変わっているが、これは初代『メトロイド』の仕様の再現。同作ではビームとミサイルの発射の切り替えを、色の違いで表現していた。
- なお『II』以降の作品では、ビームとミサイルの切り替えはアームキャノンの展開によって表現されている。
▲デザインは『スーパーメトロイド』。スーパーミサイルは弾速が凄く速い |
- 上必殺ワザ:スクリューアタック
- 初代『メトロイド』以降の多くの作品で登場する能力。
- 2Dシリーズでは回転ジャンプ時に自動で発動する攻撃で、『サムスリターンズ』を除き、ほぼすべてのザコ敵を一撃で粉砕するうえにそれらのザコの攻撃には無敵になるという攻防ともに強力な装備。ただし回転ジャンプは真上にはできないので、『スマブラ』のように地面と垂直に上昇することは難しい。
- 『メトロイド』はマリオと違って横からの体当たりで敵を倒せるというコンセプトが含まれており、その経緯からスクリューアタックのアイコンがメトロイド全体のアイコンとして扱われている。
- 『プライム2』『プライム3』では2D作品での「スペースジャンプ」と統合され、平行方向に移動するための位置づけが強くなった。前方に直進するので2D作品のものほど使いやすいわけではないが、やはりボス以外に対して無敵の必殺攻撃となるので強力な武器にもなる。
- 『DX』以降はアイテムとしても登場している。詳しくはスクリューアタックの項にて。
▲この状態で破壊できるブロックもある。 |
- 下必殺ワザ:ボム / 地上前後回避:モーフボール
- 初代『メトロイド』から登場しているおなじみの装備。球状に変形する「モーフボール」の能力と、モーフボールから時限爆弾を設置する「ボム」の能力。
- 壁、床、天井などに仕掛けられている特定のブロックを壊したり、『スーパー』以降の2D作品ではそれらをどの武器で破壊できるか判別する機能を持つので、隠し通路を見つけるためには重要な装備。
- DX以降 モーフボール状態でボムの爆風を受けるとボムジャンプができるのも原作同様。
- モーフボールはサムスの身長の半分・ブロックちょうど1マス分ほどのサイズで、直径約1mとされている。これを考えると『スマブラ』でのモーフボールはかなり小さい。
▲ボムとモーフボール。 |
- 最後の切りふだ:ゼロレーザー
- 日本での発売は『スマブラX』の方が先だが、『プライム3』に登場する変身能力を持つバウンティハンター「ガンドレイダ」が、サムスに変身した際に行うビーム攻撃に少し似ている。
その他
- ジャンプ
- 原作のジャンプモーションには、垂直ジャンプと移動しながらの回転ジャンプの2種類がある。回転ジャンプのモーションは空中ジャンプとして使用されている。
- 『スマブラ』の方が先ではあるが、背中のブースターを使うジャンプは『プライム』のデモシーンで使用した。
- 走行 64DXX
- 『スーパー』で走る時のモーション。
- 走行 3U以降
- 『Other M』で走る時のモーション。
- しゃがみ
- 『スーパー』でしゃがんだ時のポーズ。
- しゃがみ状態でさらに十字ボタンを下に押すとモーフボールに変形できる。
- 待機 64DXX3U
- 『メトロイドII』や『スーパー』における待機時の姿勢が基になっている。
- 待機 SP
- 『Other M』における待機時の姿勢が基になっている。
- ガケつかまり
- 原作では『フュージョン』からガケつかまりを行えるようになった。
- 『スマブラ』のように片手で掴まるのは、『ゼロミッション』の「パワーグリップ」能力によるものが初。これ以降の作品では、特殊能力に関係なくガケつかまりが可能なことも多い。
- カベジャンプ
- 『スーパー』などで行える「キッククライム」の再現。壁を蹴ってジャンプする隠しテクニックである。
- キッククライムは回転ジャンプ中でのみ可能だが、『スマブラ』では回転しない。
- ふらふら
- ふらふら中パワードスーツの維持が不安定になるのは、原作の「サムスの強い精神力に乱れが生じると、パワードスーツとの融合状態が解除されてしまう」という設定の再現。
- 不安定さを表す演出は『スマブラfor』のものが判りやすい。
- ふらふら中パワードスーツの維持が不安定になるのは、原作の「サムスの強い精神力に乱れが生じると、パワードスーツとの融合状態が解除されてしまう」という設定の再現。
- 登場演出:セーブステーションの内部からステージ上へと出る 64,X以降
- 「セーブステーション」とは、原作に登場するゲームデータのセーブをするためのデバイス。所謂セーブポイントである。
- 『スマブラSP』に登場するセーブステーションのデザインは、『スーパー』のカプセル型のものに近い。
- 勝利演出・上 DX以降
- 『サムスリターンズ』に、〆のポーズと同じ構図のアートワークがあるほか、初代『メトロイド』の説明書にも、同じポーズをとるサムスのイラストが載っている。
- 『スマブラSP』では前半部分の演出がそれまでの爆炎を放つものから、「パワービーム」のようなビームを連射するものに変更されている。また「灯火の星」のオープニングムービーでも同様のビームを放っている。
- 「パワービーム」とは、『プライム』シリーズから登場したサムスのノーマルショットの名称。初期装備ということもあって威力は低めだが、弾数制限がなく高い連射性能を持っている。
- オープニングムービーのカットイン・キャラクターセレクト画面のアイコン 64
- 『スーパーメトロイド』の立ち絵に似ている。
主な登場作品
- メトロイド (1986/FCD[9])
- メトロイドII RETURN OF SAMUS (1992/GB[10])
- メトロイド サムスリターンズ (2017/3DS)
- スーパーメトロイド (1994/SFC[11])
- メトロイドプライム (2003/GC)
- メトロイドプライム リマスタード (2023/Switch)
- メトロイドフュージョン (2003/GBA[12])
- メトロイドゼロミッション (2004/GBA[12])
- メトロイドプライム2 ダークエコーズ (2005/GC・2009/Wii)
- メトロイドプライム ハンターズ (2006/DS[13])
- メトロイドプライム3 コラプション (2008/Wii)
- METROID Other M (2010/Wii)
- メトロイド ドレッド (2021/Switch)
など
備考
- 『スマブラ64』は、サムスがニンテンドウ64に登場した唯一のゲームである。
- 『スマブラ64』では唯一の、女性と明言されているファイターである。
- 『スマブラ64』ではファイターが電撃属性の攻撃を受けると体が透けて骨格が浮かび上がるが、サムスの場合は骨格ではなく、バリアスーツの中の生身のシルエットが見られる。
- 2014年6月11日に『E3 2014』で開催された『スマブラfor』の公式大会『SUPER SMASH BROS. INVITATIONAL』で、現時点で最もバランスモニターチームの間で勝率の高いファイターだと桜井政博は述べていた。
脚注
- ↑ 社長が訊く『メトロイドプライム3 コラプション』
- ↑ 大乱闘スマッシュブラザーズ 3DS / Wii U 2013 Developer Direct@E3 1分50秒付近~
“サムスは今まで『スーパーメトロイド』版をベースにしたデザインだったんですが、今回は大幅リニューアルして『Other M』版のデザインに近づけています。” - ↑ スマブラ拳!! (64):アンケート集計拳!!
- ↑ Game Developers Conference 2008現地レポート
- ↑ 桜井政博のゲームについて思うことDX 7ページ
- ↑ 速報スマブラ拳!! : アンケート集計拳!!
“たとえば『メトロイド』のジャンプがふわふわしているのは、特定の高さの敵を撃ちやすいゲームデザインにしているからだと予想しています。” - ↑ 『スマブラ64』では最重量のドンキーコングに次ぐ重量だった。
- ↑ 8.0 8.1 8.2 8.3 8.4 8.5 8.6 ワザ名のみの変更で、モーションに大きな違いはない。
- ↑ Wii/3DS/Wii Uでバーチャルコンソールが配信された他、Switchでは有料オンラインサービス『Nintendo Switch Online』加入者限定ソフトの収録タイトルとして配信された。
- ↑ 3DSでバーチャルコンソールが配信された他、Switchでは有料オンラインサービス『Nintendo Switch Online』加入者限定ソフトの収録タイトルとして配信された。
- ↑ Wii/Wii U/New3DSでバーチャルコンソールが配信された他、Switchでは有料オンラインサービス『Nintendo Switch Online』加入者限定ソフトの収録タイトルとして配信された。
- ↑ 12.0 12.1 Wii Uでバーチャルコンソールが配信された他、Switchでは有料オンラインサービス『Nintendo Switch Online + 追加パック』加入者限定ソフトの収録タイトルとして配信された。
- ↑ Wii Uでバーチャルコンソールが配信された。
外部リンク
- スマブラ拳!! (64):サムス
- 速報スマブラ拳!!:サムス
- スマブラ拳!! (X):サムス
- 大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U:サムス
- 『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』公式サイト:サムス
ファイター | |
64 | マリオ - ドンキーコング - リンク - サムス - ヨッシー - カービィ - フォックス - ピカチュウ - ルイージ - ネス - キャプテン・ファルコン - プリン |
DX | クッパ - ピーチ - アイスクライマー - シーク - ゼルダ - マルス - ピチュー - ガノンドロフ - ドクターマリオ - ファルコ - ミュウツー - ロイ - こどもリンク - Mr.ゲーム&ウォッチ |
X | ピット - ワリオ - ゼロスーツサムス - アイク - ポケモントレーナー (ゼニガメ - フシギソウ - リザードン) - ディディーコング - メタナイト - スネーク - リュカ - ソニック - デデデ - ピクミン&オリマー/アルフ - ルカリオ - ロボット - トゥーンリンク - ウルフ |
3U | むらびと - ロックマン - Wii Fit トレーナー - ロゼッタ&チコ - リトル・マック - ゲッコウガ - Miiファイター - パルテナ - パックマン - ルキナ - ルフレ - シュルク - ブラックピット - クッパJr./クッパ7人衆 - ダックハント - リュウ - クラウド - カムイ - ベヨネッタ |
SP | インクリング - デイジー - リドリー - シモン - リヒター - クロム - ダークサムス - キングクルール - しずえ - ケン - ガオガエン - パックンフラワー - ジョーカー - 勇者 - バンジョー&カズーイ - テリー - ベレト/ベレス - ミェンミェン - スティーブ/アレックス/ゾンビ/エンダーマン - セフィロス - ホムラ/ヒカリ - カズヤ - ソラ |
メトロイドシリーズ | |
ファイター | サムス:64/DX/X/for/SP - ゼロスーツサムス:X/for/SP - リドリー:SP - ダークサムス:SP |
ステージ | 惑星ゼーベス - ブリンスタ - ブリンスタ深部 - ノルフェア - フリゲートオルフェオン - パイロスフィア |
アイテム | スクリューアタック - スクリューアタック改 |
アシストフィギュア | メトロイド - マザーブレイン - ダークサムス |
ボスキャラ | リドリー:X - メタリドリー:X |
敵キャラ | キハンター星人 - ジーマ - メトロイド - リオ |
乗り物 | スターシップ |
音楽 | メトロイドシリーズの音楽の一覧 |
スピリット | メトロイドシリーズのスピリットの一覧/対戦データ |
Miiファイターコスチュームのモデルになったキャラ (3DS/Wii U) | |
格闘タイプ | アキラ - キノピオ - キャプテン・ファルコン - キングクルール - ジャッキー - ナックルズ - フライングマン - 平八 |
剣術タイプ | アシュリー - ギル - クロム - 漆黒の騎士 - ゼロ - 鷹丸 - ダンバン - ナチュレ - ハンター (ハンター装備/レウス装備) - リンク - ロイド |
射撃タイプ | エックス - サムス - しずえ - ジーノ - スプラトゥーン - テイルス - とたけけ - フォックス - ブルース - ロックマン.EXE |
ぼうしのみ | 1UPキノコ - アカこうら - イカ - シーク - スーパーキノコ - ゼルダ姫 - チョコボ - デイジー - トゲゾー - バーバラ - ピーチ - ヘイホー - マリオ - ムジュラの仮面 - メタナイト - ルイージ - ワリオ - ワルイージ - ワンワン |
Miiファイターコスチュームのモデルになったキャラ (SP) | |
格闘タイプ | アオリ - アキラ - キノピオ - キャプテン・ファルコン - キングクルール - クリーパー - 毛糸のヨッシー - シャンティ - ジャッキー - スタルキッド - スプリングマン - ティファ - Toy-Con - ナックルズ - ニア - ニンジャラ - ビルダーマリオ - フライングマン - ブタ - ぶとうか - 平八 - ボンバーマン - 八神庵 - リボンガール - リョウ・サカザキ - ロケット団 |
剣術タイプ | アシュリー - アルタイル - アーサー - イーガ団 - エアリス - 英傑 - ギル - クロム - 古代兵装 - ゴエモン - 自然王ナチュレ - 漆黒の騎士 - ゼロ - 鷹丸 - ダイヤそうび - ダンテ - ダンバン - トラヴィス - ドラゴンボーン - ナコルル - ハンター (ハンター装備/レウス装備) - ビンス先生 - ベロニカ - ペルソナ3主人公 - ペルソナ4主人公 - リップ - リンク - レックス - ロイド - ロト - ロビン |
射撃タイプ | エックス - カップヘッド - サキ・アマミヤ - サムス - サンズ - しずえ - ジーノ - スプラトゥーン - スプラトゥーン2 - ちびロボ - テイルス - とたけけ - ドゥームスレイヤー - バレット - フォックス - ブルース - ホタル - Vaultボーイ - レイMkIII - ロックマン.EXE |
ぼうしのみ | 1UPキノコ - アイルー - イカ - キャッピー - クマ - シーク - ジャッジくん - スライム - スーパーキノコ - ゼルダ姫 - タコゾネス - チョコボ - ディクシーコング - デイジー - トゲゾー - どせいさん - バイト - バーバラ - ピーチ - ヘイホー - マリオ - マルク - ムジュラの仮面 - メタナイト - モルガナ - ラビッツ - ルイージ - ワリオ - ワルイージ - ワンワン |