クラウド・ストライフ
ファイターとしてのクラウドについては、それぞれ、「クラウド (3DS/Wii U)」、「クラウド (SP)」を参照
クラウド・ストライフ | |
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PSP版『ディシディア ファイナルファンタジー』のクラウド |
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出典 | ファイナルファンタジーシリーズ |
デビュー | ファイナルファンタジーVII (1997年1月31日/PS) |
スマブラ への出演 | スマブラforスマブラSP |
外部サイト の紹介記事 | クラウド・ストライフ - Wikipedia キャラクター/【クラウド・ストライフ】/FF7 - ファイナルファンタジー用語辞典 Wiki* Cloud Strife - Final Fantasy Wiki |
クラウド・ストライフ(Cloud Strife)は、スクウェア・エニックスの『ファイナルファンタジーVII』及びその関連作品群“COMPILATION of FINAL FANTASY VII”に登場するキャラクター。
概要
『ファイナルファンタジーVII』の主人公。金髪のツンツン頭と、身の丈ほどの大剣・バスターソードを軽々と振るうのが印象的。
本編では元ソルジャー・クラス1stを自称する21歳の青年であり「なんでも屋」を営んでいる。幼馴染のティファの伝手でアバランチに雇われて神羅カンパニーと戦っていたが、あるきっかけでスラムの花売りであるエアリスと出会ったことから、かつて憧れた神羅の英雄であり、後に仇敵になるセフィロスたちと星の命運を賭けた戦いへと導かれる。その運命を通して彼は自らの心、そしてかつて手放した本当の過去へと向き合うことになる。
口癖である「興味ないね」や、クールで無関心な感じに見える性格だが、これは彼が過去、超大手企業・神羅カンパニーのもとで戦っていた頃の事件に端を発する仮初の人格に過ぎない。
本来の彼は内向的な性分で、長らくそんな脆弱な精神を誤魔化して孤独のままに生きてきた。この弱点は今に至っても非常に根深いようで、本編以外でもセフィロスにそれを突かれて窮地に追い込まれる場面が幾度となくある。
本編終了後の2年後を描いた映像作品『ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン』ではデリバリーサービスを営んでいるが、彼自身は仲間を失った心傷や星痕症候群なる死病に侵され、他人と離れて暮らしていた。しかしある日、ある男からの襲撃をきっかけに、彼や彼らが守りたいもののため、新たに合体剣を用いて戦いに舞い戻ることとなる。
その他の『FFVII』関連作品でも少なからず出番がある他、『ディシディア ファイナルファンタジー』『シアトリズム ファイナルファンタジー』シリーズにも皆勤。さらには『FF』の枠を超えて『キングダム ハーツ』シリーズや『エアガイツ』などにも登場しており、シリーズで最も知名度の高いキャラクターとして人気を誇る存在でもある。
ちなみに『FFVII』作中では女装や変装をする場面があり、特に女装については公式からもネタにされている(『DFF』での装備など)。そんなイベントの節々で見せる、FFシリーズ恒例ともいえる破天荒でおちゃめな姿も人気の理由の一つかもしれない。もちろん女装するのも変装するのも訳があってのことだが、なにせ表向きの口癖に反して言動がノリノリなので、外部作品で見せる言動とのギャップが激しい。
バスターソード
クラウドが愛用している大剣であり、彼を象徴する武器である。元々の持ち主はソルジャー・クラス1stであり親友でもあったザックス。
物語開始前に起きたある実験により廃人状態となったクラウドを連れ出したザックスが神羅兵に銃殺された際、その亡骸の側から持っていったもの[1]。この事件は物語前半におけるクラウドの人格が形成される一因となった。
『FFVII AC』ではザックスの墓標として立てられている。
合体剣
『FFVII AC』で使用する合体剣はファースト剣をベースに3本の長剣と2本の短剣が組み合わさった武器で、状況に応じた使い分けができる。6本全てが合体した状態はバスターソードに似た形状になる。
普段はクラウドが乗るバイク「フェンリル」に格納されている。
大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ
シリーズ4・5作目の『スマブラfor』から登場。『スマブラfor』には発売後の2015年11月13日に放送された『Nintendo Direct 2015.11.13』で追加コンテンツ第5弾のファイターとして参戦が発表され、2015年12月16日に配信が開始された。『スマブラSP』には2018年6月13日に放送された『Nintendo Direct: E3 2018』で当作の情報が公開されると同時に参戦することが明らかになった。
『ファイナルファンタジー』シリーズの参戦希望は多々あれど、断トツの人気を誇るキャラであるとして参戦が決まった[2][3]。
出演作品を追うごとにリアルなグラフィックで描写されるクラウドであるが、『スマブラ』ではほかのファイターと並べても違和感のないようにPSP版『ディシディア ファイナルファンタジー』を参考にしたデザインで描かれている[4]。また、色変えとして『ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン』のコスチュームがある。こちらは星痕を袖で隠している状態と隠していない状態の二種類がある。
声は、『キングダム ハーツ』以降の作品で担当する櫻井孝宏が務める。『スマブラSP』では『スマブラfor』で収録された音声が流用されている[5]。なお、海外版でも日本語の同じボイスで喋る。
身の丈ほどもあるバスターソードを軽々と扱いながら、『スマブラ』ならではの体術の要素を織り込んでいる[2]。原作の戦闘システム「リミットブレイク」は運動性能の上昇や必殺ワザの強化という形で再現され、どれも撃墜につながる強力なものになる。
クラウドの個性を成立させようとすると、高い攻撃力と走行速度を併せ持ち、リーチも長い、強さを完璧に備えた性能でバランスブレイカーになりかねないので、剣技は斬撃が高速だが振りぬき重視の溜め動作で発生または後隙が遅い、通常状態の復帰力は低いといった短所も持たせてバランスを取っている[6]。
アートワーク
-
『スマブラfor』
『FFVII』オリジナルコスチューム -
『スマブラfor』
『FFVII AC』コスチューム -
『スマブラSP』
『FFVII』オリジナルコスチューム -
『スマブラSP』
『FFVII AC』コスチューム
ゲーム中の解説
- [3Uフィギュア名鑑] クラウド
- 『ファイナルファンタジーVII』から参戦。巨大な片刃剣バスターソードはザックスの形見でありクラウドの愛剣。神羅カンパニーの元ソルジャーとして、傭兵稼業で暮らしていた。神羅に対抗するレジスタンス、アバランチから魔晄炉爆破の依頼を請け負ったことがきっかけとなり、クラウド自身の運命が大きく動き出した。
- ファイナルファンタジーVII (1997/01)
- [3Uフィギュア名鑑] クラウド(EX)
- リミットゲージが最大までたまると、クラウドが青いオーラをまとってリミットブレイク状態となり各種必殺ワザの性能が一回だけ強化される。下必殺ワザは「画竜点睛」に変化し、剣を大きく振り上げて、前後に竜巻を巻き起こす。与えるダメージは1だがふっとばし力は高く、蓄積ダメージが低いうちから撃墜を狙いやすい。
- ファイナルファンタジーVII (1997/01)
- [WiiUフィギュア名鑑] 超究武神覇斬
- 究極の黒魔法メテオにより巨大な隕石を星に落とそうとするセフィロスと、それを阻止したいクラウド達。この星の命運をかけた最終決戦の一騎打ちで、クラウドが放った究極リミット技。素早い斬撃で乱舞し、大きく振りかぶった渾身の一撃でセフィロスを倒した。『スマブラ』では、最後の一撃で周囲を巻き込んでふっとばす。
使用ワザの名称一覧
- 『スマブラSP』の通常攻撃のワザ名は公式攻略本より引用。
- つかみのワザ名は全ファイター「つかみ」で統一。
スマブラfor | スマブラSP | |
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弱攻撃 | (未公表) | キック → コンビーネーションキック → サイドスイング |
ダッシュ攻撃 | (未公表) | バーティカルブレード |
横強攻撃 | (未公表) | サイドスラッシュ |
上強攻撃 | (未公表) | トップスラッシュ |
下強攻撃 | (未公表) | スライディング |
横スマッシュ攻撃 | (未公表) | トリプルバスター |
上スマッシュ攻撃 | (未公表) | アッパースイング |
下スマッシュ攻撃 | (未公表) | ダブルスラスト |
通常空中攻撃 | (未公表) | サークルスイング |
前空中攻撃 | (未公表) | メテオスラッシュ |
後空中攻撃 | (未公表) | バックアッパー |
上空中攻撃 | (未公表) | リフトアップ |
下空中攻撃 | (未公表) | アンダースタッブ |
つかみ攻撃 | (未公表) | つかみひざ蹴り |
前投げ | (未公表) | ロケットキック |
後投げ | (未公表) | リバースキック |
上投げ | (未公表) | ダブルスピンキック |
下投げ | (未公表) | バッシュダウン |
通常必殺ワザ | 破晄撃 | |
横必殺ワザ | 凶斬り | |
上必殺ワザ | クライムハザード | |
下必殺ワザ | リミットチャージ / 画竜点睛 | |
最後の切りふだ | 超究武神覇斬 | 超究武神覇斬 超究武神覇斬ver.5[7] |
動作などの元ネタ
ワザ
- リミットゲージ / リミットブレイク
- 『FFVII』を象徴する戦闘システム。リミットは攻撃を受けると溜まり、これがMAXになることでリミットブレイク状態になり、「たたかう」コマンドが「リミット」になって強力な必殺ワザが使用できるようになる。
- 使用するか倒されてしまうとリミットゲージは0に戻るのも原作と同じだが、『スマブラ』のようにこちらの攻撃や後述の「リミットチャージ」のように自力で溜める手段は存在しないかわり、複数のバトルをまたいで持ち越すことが出来る。
- リミットブレイク状態で移動速度が少し上がるのは、ブレイクした際にATBゲージ(行動可能になるまでの待ち時間)の溜まりが1回だけ飛躍的に速くなる仕様を意識したもの。
- リミットブレイク時の効果音は原作の行動可能時や、リミットブレイク発生時に鳴るものと同じ。
- 弱攻撃:キック → コンビネーションキック
- 1-2段目のキック攻撃は、『エアガイツ』に登場した時の技に似ている。
- 横強攻撃:サイドスラッシュ
- 『FFVII』での「たたかう」で斬りつける動作に似ている。
- 下強攻撃:スライディング
- 『エアガイツ』では各キャラ共通の基本技でスライディング攻撃ができる。
- 上スマッシュ攻撃:アッパースイング
- 後述の「超究武神覇斬」(『ディシディア ファイナルファンタジー』版)におけるコマンド失敗時の攻撃に似ている。
- 前空中攻撃:メテオスラッシュ
- 原作で使えるレベル3リミット技「メテオレイン」使用時においてクラウドが高く跳び上がって剣を振り下ろす動作がもとになっている。原作ではこの動作の後に名称通りに隕石の雨を降らせ、攻撃対象がランダムで分散する6回攻撃を繰り出す。
- 『DFF』で使用する「スラッシュブロウ」の3段目の攻撃にもよく似ている。
- 上空中攻撃:リフトアップ
- 『FFVII』での「超究武神覇斬」発動時にとるポーズに似ている。『スマブラ』の最後の切りふだの発動時にも見ることができる。『DFF』では、リミットブレイク時に同様のポーズをとる。
- 『DFF』で使用する「月牙天昇」にもよく似ている。
- 下空中攻撃:アンダースタップ
- 空中で下に剣を突き立てるという点において、セフィロスの「獄門」と共通している。
- クラウド自身が使用する『キングダム ハーツ』の「クライムハザード」やPSP版『DFF』の同技の締めは下突き攻撃であり、後者は急降下しない点も共通している。
- 前投げ:ロケットキック / 上投げ:ダブルスピンキック / 下投げ:バッシュダウン
- クラウドではなく仲間の一人のティファが使うリミット技に似ている。それぞれ「サマーソルト」、「水面蹴り」、「メテオストライク」の簡略版といったイメージ。
- 通常必殺ワザ:破晄撃
- 対象以外の他の敵にもダメージを与えることが出来るレベル2リミット技。原作や『DFF』等では上から下への振り下ろしで衝撃波を放つ技で、斬り上げる動作はオリジナルのもの。
- 原作では敵が複数体いた場合に、最初にヒットさせた敵のところから衝撃波が分散し、残りの敵へと攻撃することができた。
- 衝撃波は通常時(緑)は原作、リミット時(青)は『FFVII AC』のワンシーンを意識していると思われる。
- 対象以外の他の敵にもダメージを与えることが出来るレベル2リミット技。原作や『DFF』等では上から下への振り下ろしで衝撃波を放つ技で、斬り上げる動作はオリジナルのもの。
- 横必殺ワザ:凶斬り
- ゲーム途中で追加されるレベル1リミット技。原作では「ブレイバー」よりも威力が高く、確率でマヒ状態にすることができる単体攻撃。
- 原作や『DFF』では3回、一部の作品では4回、剣を振って「凶」の字を書きあげる技になっている。『スマブラ』のように5回振って正しい書き順で「凶」の字を書き上げるのは『エアガイツ』ぐらい。
- 『スマブラSP』では「凶」のエフェクトがAC・PS4版『DFF』のものを基にした斬撃らしい線の細いものになった。
- ゲーム途中で追加されるレベル1リミット技。原作では「ブレイバー」よりも威力が高く、確率でマヒ状態にすることができる単体攻撃。
- 上必殺ワザ:クライムハザード
- レベル2リミット技。原作通り、最初に突きを放ってそのまま飛び上がりながら斬る。
- 追加入力の斬り下ろしは『スマブラ』独自に追加されたものだが、この部分は「ブレイバー」(クラウドが最初から使えるレベル1リミット技)を意識しているのかもしれない。
- 「ブレイバー」とは動作がジャンプしてからの斬り下ろしという点が共通している他、斬り下ろし直前の姿勢は原作における同技の使用時のものとほぼ同じものになっている。
- 『DFF』等では最初に突進、追加入力で斬り上げ、さらに上空へ連れた相手を斬り飛ばして下に激突させる技になっている。急降下はしない。
- 『キングダム ハーツ』では急降下しながら下突きを繰り出す技になっている。
- 追加入力の斬り下ろしは『スマブラ』独自に追加されたものだが、この部分は「ブレイバー」(クラウドが最初から使えるレベル1リミット技)を意識しているのかもしれない。
- レベル2リミット技。原作通り、最初に突きを放ってそのまま飛び上がりながら斬る。
- 下必殺ワザ:リミットチャージ / 画竜点睛
- 「リミットチャージ」は『スマブラ』オリジナルのコマンドであり、原作では自力でリミットゲージを溜める手段はない。ただ、PSP版『DFF』においては、後述の「超究武神覇斬」 はEXバースト発動時にボタン連打でリミットゲージを溜めることで繰り出せるようになっており、こちらの仕様が基になっているのかもしれない。
- また、同『DFF』ではガブラスが使う特技に「EXチャージ」という物がある。ガブラスはEXモード(パワーアップ)になってから本領発揮する前提の性能であるが、自力でゲージを溜めると言う点で共通する物がある。
- ゲージが待機時間で溜まっていくという点では「ATBゲージ」を髣髴とさせる。
- チャージ中の剣の構えは、PSP版『DFF』で「超究武神覇斬」を使う際にリミットゲージを溜める動作が基になっており、空中での構えが特に近い。
- チャージ完了時の台詞「限界を超える」は、PSP版『DFF』で「超究武神覇斬」を使う際にリミットゲージがMAXになった時からの引用。
- 「画竜点睛」はレベル3リミット技で、竜巻を飛ばして敵を戦闘画面外に吹き飛ばすという形で即死を付与する。ダメージ1%でふっとばしが強いというのはこれを意識している。ただし、原作では即死付与に失敗しても「ブレイバー」と同量の大ダメージを与える効果もある。
- 「リミットチャージ」は『スマブラ』オリジナルのコマンドであり、原作では自力でリミットゲージを溜める手段はない。ただ、PSP版『DFF』においては、後述の「超究武神覇斬」 はEXバースト発動時にボタン連打でリミットゲージを溜めることで繰り出せるようになっており、こちらの仕様が基になっているのかもしれない。
- 最後の切りふだ:超究武神覇斬
- クラウドの代名詞と言えるレベル4リミット技。原作では全段強制クリティカルの15回連続攻撃になるが、敵が複数いると攻撃対象は一定回毎にランダムで分散する。
- 通常は他のすべてのリミット技を修得した上で同名のアイテムを使用するという条件で使用できるようになるのだが、プレイ内容にかかわらず、ラスボス戦後のセフィロスとの一騎打ちイベントでは強制的にこのワザ(またはセフィロスの攻撃に対して確定発動するカウンター)で引導を渡すことになる。
- 使用した時に技名ウィンドウが表示される演出付き。原作シリーズでは『FFIV』からの伝統。
- 斬り下ろしからそのまま着地し爆発でふっとばす動作は『スマブラ』独自のもの。
- 『DFF』や『DDFF』でもEXバースト(いわゆるフィニッシュ用超必殺技)で使用することができる。あちらではボタン連打でリミットゲージを溜めることで、ダメージを増加させられる。あちらも入力成功時は最後の斬り下ろしで爆発させるのだが、EXバースト特有の空間内なので着地せずその場で爆発させる。
- クラウドの代名詞と言えるレベル4リミット技。原作では全段強制クリティカルの15回連続攻撃になるが、敵が複数いると攻撃対象は一定回毎にランダムで分散する。
- 偶数カラー時の最後の切りふだ:超究武神覇斬ver.5 SP
- 『FFVII AC』のクライマックスシーンでセフィロスを下した技。演出は完全版である『FFVII AC コンプリート』のものを基にしている。分離した合体剣を持ち換えながら高速で斬撃し、最後は上から急降下して斬りつける。
- クラウドの身体が青い光を帯びるのは『FFVII ACC』と同様。『FFVII AC』では金色の光を帯びていた。
- ゲームでは、PSP版『DFF』で「スラッシュブロウ」の派生技として登場した。
- 原作では空中での最後の一撃を決めると即座に剣を手放し、着地した後に落ちて来た剣をキャッチするというものになっているが、『スマブラ』のゲーム中では手放すことは無く、奇数カラー時の演出に合わせる形で着地すると共に剣を地面に叩きつける。
- 原作での演出はセフィロスの参戦ムービーで再現されている。
- 最後の一撃に使用するファースト剣の刃は開閉式であり、『FFVII ACC』では閉じているが、『スマブラ』では『FFVII AC』と同様に開いている。
- 使用時の背景の渦巻く雲は『FFVII AC』のセフィロス戦を再現したもの。
その他
- 立ち絵 SP / 立ち姿勢 / 勝利演出・右の締めポーズ
- 剣の構え方は原作と同じだが、『スマブラ』では下手向き(プレイヤーから見て左から右を向いた位置)を重視するため、『スマブラSP』での勝利演出・右の締めを除き、姿勢は逆向きになっている[8]。
- 『クライシス コア -ファイナルファンタジーVII-』のザックスや、移動等の一部動作がこの作品のザックスを基にして作られた『DFF』のクラウドも『スマブラ』と同様、原作のクラウドとは姿勢が逆向きである。
- 剣の構え方は原作と同じだが、『スマブラ』では下手向き(プレイヤーから見て左から右を向いた位置)を重視するため、『スマブラSP』での勝利演出・右の締めを除き、姿勢は逆向きになっている[8]。
- 走行
- 『FFVII AC』で地上を走らずに空を飛んでいるようなシーンの表現[9]。ゲームでは、『FFVII』で敵を攻撃する際に移動する時の物に近い。また、『DFF』シリーズでは基本アビリティとして「エアダッシュ」や「グラウンドダッシュ」があり、それらにも似ている。
- ジャンプ
- 『DFF』シリーズに似ている。
- 斬撃ヒット音
- 原作のノイズっぽい効果音を意識したもの[2]。なお、『FFVII』の効果音やBGMはすべてPS本体の内臓音源を利用して鳴らされたものである。
- 登場演出:上から落下して登場し、落ちてきた剣をキャッチする。
- 『FFVII AC』で放った「超究武神覇斬ver.5」の締めに似ている。
- 立ち絵 3U / 上アピール / 勝利演出・左:バスターソードを回して、肩に担ぐ。
- 『FFVII』の立ち絵や勝利アニメーションと同じ。外部出演でもこのポーズを取ったイラストになっていることが多い。
- 『アドベントチルドレン』コスチュームの立ち絵 3U
- PSP版『DFF』のものとポーズが同じ。
- 上アピールの台詞:「興味ないね」
- 原作序盤でのクラウドの口癖。選択肢にも頻繁に出てくるセリフで、ほかのゲームの「いいえ」的な存在である。語尾揺れとして「興味ない」「興味ないな」も。
- 横アピール:剣を背中に収め、両手を前に突き出し、緑色のオーラを発する
- 原作での魔法使用時の演出。
- 勝利演出・左の台詞:「悪く思うな」
- PSP版『DFF』での「超究武神覇斬ver.5」ヒット後のセリフ(着地した場合)。
- 勝利演出・上の台詞:「ついてないな」
- PSP版『DFF』での汎用エンカウントボイスに「あんたもついてないな」というものがある。
- 勝利演出・右の台詞:「お前に俺は倒せない」
- 『DDFF』で勝利した時のリザルトでのセリフ(快勝の場合)。
主な登場作品
- ファイナルファンタジーVII[10] (1997/PS) (2013/PC) (2015/iOS・PS4) (2016/Android) (2019/Switch・Xbox One)
- エアガイツ[11] (1998/AC・PS)
- キングダム ハーツ (2002/PS2)
- キングダム ハーツ チェイン オブ メモリーズ (2004/GBA)
- キングダム ハーツII (2005/PS2)
- クライシス コア -ファイナルファンタジーVII- (2007/PSP)
- クライシス コア -ファイナルファンタジーVII- リユニオン (2022/PS5・PS4・Switch・Xbox Series X/S・Xbox One・PC)
- ディシディア ファイナルファンタジー (2008/PSP)
- ディシディア デュオデシム ファイナルファンタジー (2011/PSP)
- ディシディア ファイナルファンタジー (2015/AC)
- ディシディア ファイナルファンタジー NT (2018/PS4)
- ファイナルファンタジーVII リメイク (2020/PS4)
- ファイナルファンタジーVII リメイク インターグレード (2021/PS5・PC)
- ファイナルファンタジーVII リバース (2024/PS5)
他多数
映像作品
- ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン (2005)
備考
- クラウドとセフィロス、ジョーカー、カズヤ、ソラは、ソニー・PlayStationシリーズのコンソールでデビューした作品から参戦するファイターである。
- クラウドの原作『ファイナルファンタジーVII』はそれまで任天堂プラットフォームで活躍していたスクウェアが本格的にPlayStation系列機種に移行した作品であり、そして『スマブラSP』発売後の2019年まで同作は任天堂プラットフォームで発売されたことがなかった。
- 『FFVII』の前年には任天堂と旧スクウェアソフトの共同開発作品『スーパーマリオRPG』が発売されているが、その間の経緯についてこれらのソフトに直接関係があるわけではない。余談だが旧スクウェアが任天堂ハードに提供した作品は、GBA向けのソフトを除けば『トレジャーハンターG』が最後である。
脚注
- ↑ オリジナル版での描写。『クライシス コア -ファイナルファンタジーVII-』では息絶える直前のザックスから託される。
- ↑ 2.0 2.1 2.2 【スマブラ3DS・WiiU】 最後の特別番組
- ↑ 週刊ファミ通 2016年2月4日号 新春クリエイター対談2016 桜井政博氏×野村哲也氏
“桜井 きっちりとした数ではないのですが、今回『スマブラ』に参戦を希望する『FF』シリーズのキャラクターとして、ファンに寄せられた意見の4分の1から3分の1くらいに“クラウド”の名前が挙がっていたんですよ。” - ↑ 週刊ファミ通 2016年2月4日号 新春クリエイター対談2016 桜井政博氏×野村哲也氏
“野村 じつは、今回のクラウドの衣装は、よく見るとオリジナル版ではなく、プレイステーションポータブル版『ディシディア FF』で使われたものなんです。
桜井 と言っても、ひと目ではわからないと思います。たとえば、ベルトの構造が違うんですよ。自分たちも、一般に販売されているクラウドのフィギュアなどを購入して比較してみて、「あれ、オリジナル版とここのデザインが違うな」などと確認していきました。
野村 クラウドには微妙な変遷があるんです。” - ↑ 後に配信されたVer.10.1.0では、「超究武神覇斬ver.5」用の新たなボイスが充てられた。
- ↑ 週刊ファミ通 2016年2月4日号 新春クリエイター対談2016 桜井政博氏×野村哲也氏
“桜井 性能については、いろいろな人が彼を使うだろうから、わりと扱いやすくしています。ただ、企画段階から自分たちを悩ませることになったのは、クラウドのイメージをちゃんと成立させようとすると、“スピードが速くてリーチが長くてパワーが高い”キャラクターになってしまうんです。それって、ひと言でまとめると”無敵”ですよね?
野村 そうですね(笑)
桜井 大きな剣を持っているから振る動作を重めにする……では成り立ちません。そこで、横スマッシュ攻撃に代表される連撃を主軸にして、剣筋は高速だけどスキも十分にある、というバランス調整を試みています。” - ↑ Ver.10.1.0で偶数カラー用のワザとして追加。
- ↑ 桜井政博のゲームについて思うこと VOL.609
“『FFVI』までは上手側にプレイヤーがいる画面レイアウトのため、それを想定した足運びで作られたのだろうと想像し、『スマブラSP』では逆にさせていただきました。そうすることで体術的にも、下手上手の概念的にも有利に制作できるので、野村哲也さんに意図を含めて説明し、OKをいただいています。” - ↑ ニンテンドードリーム 2016年4月号 スマブラ談!! FOR NINDORI 桜井政博さんインタビュー
- ↑ FFポータルサイト作品紹介ページ
- ↑ PS版で追加キャラとして登場。
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ファイター | クラウド:for/SP - セフィロス:SP |
ステージ | ミッドガル - 北の大空洞 |
その他の出演 | エアリス - チョコボ - ティファ - バレット |
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