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「スマブラXからの変更点」の版間の差分

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(ダッシュ飛び出しとアクションは特に説明すべきものではなくなったのでカット。ほか修正など。)
(全体の整理)
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ここでは主に、ゲーム中の仕様を過去作と比較する。
+
ここでは主に、ゲーム中の仕様を過去作と比較する。[[ファイター]]や[[ゲームモード]]などの変更点については、それぞれのページを、3DS版とWii U版との違いは、「[[大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U#2作の違い]]」参照。
  
[[ファイター]]や[[ゲームモード]]などの変更点については、それぞれのページを参照。
+
<span style="color:red">廃止は赤</span>、<span style="color:blue">新システムは青</span>、<span style="color:green">復活は緑</span>で表記する。
  
==追加・変更された要素==
+
== ファイター全般 ==
<span style="color:red">廃止は赤</span>、<span style="color:blue">新システムは青</span>、<span style="color:green">復活は緑</span>で表記する。
+
[[ファイル:公式 きょうの1枚 2014年01月16日.jpg|サムネイル|マリオと重量級たち。前作よりもサイズの差が大きくなった。]]
 +
全体の傾向として軽量級の火力が下がり、重量級との攻撃力の差が目立つようになった。また重量級との体積差が大きくなり、喰らい判定が分かりやすくなった。<br />
 +
ほとんどは移動速度や急降下の落下速度が速くなり、ゲームスピードは前々作『スマブラDX』と『スマブラX』の中間ほどになった。<br />
 +
今作では連携が繋ぐコンボが比較的出来やすくなった。
 +
 
 +
一方で、投げた相手をさらにつかみで追撃する“投げ連”、着地直前にシールドボタンを押すことで、隙を半減する“着地キャンセル”、{{for|サムス}}の「ミサイル」など直進する飛び道具を使った必殺ワザ使用中に着地して動作をキャンセルしてさらに飛び道具を出す“二連ミサイル”、ふっとび中に特定のワザを出すことでふっとび速度を落とす“ふっとび緩和”などのテクニックが廃止傾向にある。
  
=== ファイター ===
+
なお3DS版のみ、水に入っても[[泳ぎ|泳がなくなった]]。
全体の傾向として軽量級の火力が下がり、重量級との攻撃力の差が目立つようになった。<br />
 
また、着地キャンセル関連などのテクニックが廃止傾向にある。
 
  
 +
=== システム ===
 
==== <span style="color:red">変身の廃止</span> ====
 
==== <span style="color:red">変身の廃止</span> ====
過去作ではいくつかのファイターは決められた別のファイターに変身することができたが、今作では変身は廃止された。そのため、ゼルダ、シーク、サムス、ゼロスーツサムス、リザードンは完全に独立したファイターとなった。
+
過去作ではいくつかのファイターは決められた別のファイターに変身することができたが、今作では変身は廃止された。そのため、{{for|ゼルダ}}と{{for|シーク、{{for|サムス}}と{{for|ゼロスーツサムス}}、[[ポケモントレーナー]]のポケモンの一体だった{{for|リザードン}}は、それぞれ完全に独立したファイターとなった。
 
 
  
 
一人のキャラクターを使い込んでもらうため、オンラインでのラグの原因を無くすため、である。<br>
 
一人のキャラクターを使い込んでもらうため、オンラインでのラグの原因を無くすため、である。<br>
他の理由としては、3DSのメモリー不足により、1人で同時に2人のファイターを動かすことが出来ないため。<br>
+
他の理由としては、3DSのマシンパワー不足により、1人で同時に2人のファイターを動かすことが出来ないため。<br>
このため、同時に2人を動かすのが特徴の[[アイスクライマー]]はWii U版で途中まで政策をすすめられていたが、断念することになった。<br>
+
このため、同時に2人を動かすのが特徴の[[アイスクライマー]]はWii U版で途中まで制作を進められていたが、断念することになった。<br>
 
同じく相棒がいる{{for|オリマー&オリマー}}と{{for|ロゼッタ&チコ}}は、調整が大変だったが何とか入れられたとの事。
 
同じく相棒がいる{{for|オリマー&オリマー}}と{{for|ロゼッタ&チコ}}は、調整が大変だったが何とか入れられたとの事。
  
==== <span style="color:blue">ファイターのカスタマイズ</span> ====
+
=== 変身・強化系最後の切りふだの効果時間の減少 ===
キャラクターの強さの方向性を変えるカスタマイズの要素が搭載され、それを3DSとWii U間で共有できるようになる。<br />
+
ランドマスターやギガクッパなどといった変身・強化系[[最後の切りふだ]]の時間が短くなった。最後の切りふだを有効に使うことが大切。
見た目の変更はキャラクター性が破壊されるので、「カスタマイズ」での変更はなく、鍛えるほど強くなるものも、長くプレイした人が有利になるため無いとのこと<ref name="VOL.432">ゲームについて思うこと VOL.432</ref>。
 
  
詳しくは[[カスタマイズ]]にて。
+
==== 押し合い判定 ====
 +
ファイター同士の押し合い判定が強くなった。このため、めくり(相手の後ろ側に着地するように空中攻撃を出す格闘ゲーム用語)がしにくくなっている。
  
=== <span style="color:blue">スマッシュボール消滅までの時間、変身・強化系最後の切りふだの効果時間の減少</span> ===
+
==== ガケつかまり ====
スマッシュボールが画面外に去っていく時間とワリオマン、ギガクッパ、ランドマスターなどといった変身・強化系[[最後の切りふだ]]の時間が短くなった。なるべく早くとることと最後の切りふだを有効に使うことが大切。
+
これまでのスマブラでは崖に掴まることができるのは同時に一人までであり、既に[[ガケつかまり]]をしているファイターがいる崖に他のファイターがガケつかまりをすることはできなかったが、<br />
 +
今作では先にガケつかまりをしているファイターから、後から来たファイターが崖を「奪い取って」崖に掴むことができる<ref name="MiiverseAYMHAAACAADMUKlh09kRGg">[https://miiverse.nintendo.net/posts/AYMHAAACAADMUKlh09kRGg Miiverse Sakuraiさんの投稿] 2014/1/22</ref>。
  
=== アクション ===
+
また、ガケつかまり時の無敵時間が滞空時間と蓄積ダメージで決まるようになり、崖登り行動が蓄積ダメージ100%以上で遅くならなくなった<ref name="MiiverseAYMHAAACAADMUKlh09kRGg" />。
==== <span style="color:blue">百裂攻撃にフィニッシュ</span> ====
 
弱攻撃百裂(ボタンを連打・押し続ける限り攻撃が出続けるワザ)に、フィニッシュワザが追加された<ref>[https://miiverse.nintendo.net/posts/AYMHAAACAADMUKlmDAn6ig Miiverse Sakuraiさんの投稿] 2014/2/26</ref>。
 
  
 +
ワイヤー復帰はワイヤーの長さが伸び、さらに複数人で同じ崖に捕まることができるが、その後は上記のガケつかまりと同じ奪い合いのルールになる。
 
<gallery heights="72px">
 
<gallery heights="72px">
公式 きょうの1枚 2014年02月26日.jpg|フォックスの百裂攻撃フィニッシュワザ。
+
公式 きょうの1枚 2014年01月22日.jpg|マリオのガケつかまりをリンクが奪っているところ。
大乱闘スマッシュブラザーズ Direct 2014.4.9 22分34秒a.jpg|カービィの百裂攻撃フィニッシュワザ。
+
公式 きょうの1枚 2014年04月29日.jpg|2人でワイヤー復帰。
 
</gallery>
 
</gallery>
  
 
==== <span style="color:red">ランダム転倒の廃止</span> ====
 
==== <span style="color:red">ランダム転倒の廃止</span> ====
前作『スマブラX』にあった、ステップや走行反転をしたときにランダムでファイターが尻もちを付く、[[転倒]]の仕様は、今作では搭載されないことになった<ref>「[http://kotaku.com/no-more-tripping-in-the-new-smash-bros-513187770 No More Tripping In The New Smash Bros]」</ref>
+
前作『スマブラX』にあった、ステップや走行反転をしたときにランダムでファイターが尻もちを付く仕様は、今作では搭載されないことになった<ref>「[http://kotaku.com/no-more-tripping-in-the-new-smash-bros-513187770 No More Tripping In The New Smash Bros]」</ref>
 
<ref>「[http://www.inside-games.jp/article/2013/06/14/67464.html 【E3 2013】『大乱闘スマッシュブラザーズfor Wii U/3DS』ではキャラの転倒は無し!ディレクターの桜井氏が明かす]」(国内メディア記事(さわりのみ))</ref>。
 
<ref>「[http://www.inside-games.jp/article/2013/06/14/67464.html 【E3 2013】『大乱闘スマッシュブラザーズfor Wii U/3DS』ではキャラの転倒は無し!ディレクターの桜井氏が明かす]」(国内メディア記事(さわりのみ))</ref>。
  
なお、バナナのかわや特定の攻撃による転倒などは今作にもある。
+
なお、バナナのかわや特定の攻撃による[[転倒]]などは今作にもある。
  
==== ガケつかまり ====
+
==== <span style="color:red">巻き込みの廃止</span> ====
これまでのスマブラでは崖に掴まることができるのは同時に一人までであり、既にガケつかまりをしているファイターがいる崖に他のファイターが崖掴まりをすることはできなかったが、<br />
+
前作ではふっとばした相手に別の相手を巻き込んで攻撃することができたが、今作では廃止された。
今作では先に崖掴まりをしているファイターから、後から来たファイターが崖を「奪い取って」崖に掴むことができる<ref name="MiiverseAYMHAAACAADMUKlh09kRGg">[https://miiverse.nintendo.net/posts/AYMHAAACAADMUKlh09kRGg Miiverse Sakuraiさんの投稿] 2014/1/22</ref>
 
  
また、崖掴まり時の無敵時間が滞空時間と蓄積ダメージで決まるようになり、崖登り行動が蓄積ダメージの量で変化しなくなった<ref name="MiiverseAYMHAAACAADMUKlh09kRGg" />。
+
なお、[[フィールドスマッシュ]]では撃破した敵キャラが"弾丸化"となり、ほかの敵を巻き込む仕様がある。
  
ワイヤー復帰はワイヤーの長さが伸び、さらに複数人で同じ崖に捕まることができるが、その後は上記の崖捕まりと同じ奪い合いのルールになる。
+
==== <span style="color:blue">ピンチエフェクトとほかほか補正</span> ====
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+
蓄積ダメージが100%を超えると、ファイターが赤く点滅し、煙が出るエフェクトが出るようになった。蓄積ダメージが高いほど、このエフェクトは目立つようになっていく。
公式 きょうの1枚 2014年01月22日.jpg|マリオのガケつかまりをリンクが奪っているところ。
 
公式 きょうの1枚 2014年04月29日.jpg|2人でワイヤー復帰。
 
</gallery>
 
  
==== <span style="color:red">手動ずらしの廃止</span> ====
+
さらに、蓄積ダメージの高さに応じてふっとばし力が上がるシステムが追加された。詳しくは「ほかほか補正」にて。
前作までは連続攻撃を受けている時にスティックを入れることで、少しずつ任意でずらして抜け出せたが、今作では手動では行えず、前作までにもあったある程度の自動ずらしのみになった。
 
  
==== <span style="color:blue">メテオバウンド</span> ====
+
=== アクション ===
メテオでふっ飛んでいるキャラが地面に衝突した場合、前作までは縦方向のふっ飛びの勢いは完全に停止したが、今作ではふっ飛ぶ勢いに比例した高さまでバウンドするようになった。
 
 
 
==== <span style="color:red">泳ぎの廃止(3DS版のみ)</span> ====
 
前作では、ファイターが水に入ると泳ぎのアクションを行うようになっていたが、今作では水に入っても泳がない仕様に戻った。
 
 
 
<font color="green">※3DS版でのみ廃止。Wii U版では前作と同じように泳げる。</font>
 
  
 
==== <span style="color:red">滑空の廃止</span> ====
 
==== <span style="color:red">滑空の廃止</span> ====
 
前作でピット、メタナイト、リザードンが行うことができた空中ジャンプ後にボタンを押しっぱなしで翼を広げて横に移動する「滑空」は、今作では廃止された。
 
前作でピット、メタナイト、リザードンが行うことができた空中ジャンプ後にボタンを押しっぱなしで翼を広げて横に移動する「滑空」は、今作では廃止された。
  
==== <span style="color:red">巻き込みの廃止</span> ====
+
==== <span style="color:blue">百裂攻撃にフィニッシュ</span> ====
前作ではふっとばした相手に別の相手を巻き込んで攻撃することができたが、今作では廃止された。
+
弱攻撃百裂(ボタンを連打・押し続ける限り攻撃が出続けるワザ)に、フィニッシュワザが追加された<ref>[https://miiverse.nintendo.net/posts/AYMHAAACAADMUKlmDAn6ig Miiverse Sakuraiさんの投稿] 2014/2/26</ref>。
  
なお、[[フィールドスマッシュ]]では撃破した敵キャラが"弾丸化"となり、ほかの敵を巻き込む仕様がある。
+
<gallery heights="72px">
 +
公式 きょうの1枚 2014年02月26日.jpg|フォックスの百裂攻撃フィニッシュ。
 +
大乱闘スマッシュブラザーズ Direct 2014.4.9 22分34秒a.jpg|カービィの百裂攻撃フィニッシュ。
 +
</gallery>
  
==== <span style="color:blue">つかみ解除後1秒間は無敵に</span> ====
+
==== <span style="color:blue">メテオバウンド</span> ====
つかみ状態が解除されてから約1秒間は掴まれなくなった。これはつかむ必殺ワザも含まれる。前作までにあった“投げ連”のテクニックはこれで不可能になった。
+
メテオでふっ飛んでいるキャラが地面に衝突した場合、前作までは縦方向のふっ飛びの勢いは完全に停止したが、今作ではふっ飛ぶ勢いに比例した高さまでバウンドするようになった。
  
==== <span style="color:blue">空中回避の着地隙</span> ====
+
==== <span style="color:blue">メテオスマッシュの効果音</span> ====
空中回避中に着地すると、固有の着地隙が発生するようになった。
+
[[メテオスマッシュ]]を決めると、特殊なヒット音が鳴るようになった<ref>[https://miiverse.nintendo.net/posts/AYMHAAABAADMUKlaY65Cng Miiverse Sakuraiさんの投稿] 2013/10/21</ref>。
  
 
==== <span style="color:blue">走行反転中の攻撃</span> ====
 
==== <span style="color:blue">走行反転中の攻撃</span> ====
走行反転中に可能な行動に、横強と横必殺技が追加された。
+
走行反転中に可能な行動に、横強攻撃と横必殺ワザが追加された。
  
====押し合い判定====
+
==== <span style="color:blue">つかみ解除後役1秒間は無敵に</span> ====
ファイター同士の押し合い判定が強くなった。
+
つかみ状態が解除されてから(投げた後も含む)約1秒間は掴まれなくなった。これはつかむ必殺ワザも含まれる。前作までにあった“投げ連”のテクニックはこれで不可能になった。
  
このため、めくりがしにくくなっている。
+
==== <span style="color:blue">空中回避の着地隙</span> ====
 +
空中回避中に着地すると、固有の[[スキ|着地隙]]が発生するようになった。
  
====シールドの耐久====
+
==== シールドの耐久 ====
 
時間経過によるシールド耐久値の減少量が減っている。攻撃でシールド耐久値が減りやすくなっている。
 
時間経過によるシールド耐久値の減少量が減っている。攻撃でシールド耐久値が減りやすくなっている。
  
=== 視覚表現 ===
+
== 視覚表現 ==
  
==== <span style="color:blue">キャラクターの反転</span> ====
+
=== <span style="color:blue">キャラクターの反転</span> ===
一部のキャラクター(マリオ、クッパ、カービィ、ゲッコウガ、ロックマンなど)は、左右に向いたときに手足の位置などが左右逆転する。<br />
+
マリオ、クッパ、カービィ、ゲッコウガ、ロックマンなどの一部ファイターは、左右に向いたときに手足の位置などが左右逆転する。<br />
 +
手間がかかる処理だが、キャラクターの良いところをより良く見せるためとのこと。
  
手間がかかる処理だが、キャラクターのよいところをよりよく見せるためとのこと。
 
 
<gallery heights="72px">
 
<gallery heights="72px">
 
公式 きょうの1枚 2014年05月21日a.jpg|従来のマリオは左向きの際に背中を向けていた。
 
公式 きょうの1枚 2014年05月21日a.jpg|従来のマリオは左向きの際に背中を向けていた。
102行目: 98行目:
 
</gallery>
 
</gallery>
  
==== <span style="color:blue">チームでファイターの色の選択が自由に</span> ====
+
=== <span style="color:blue">チーム戦でファイターの色の選択が自由に</span> ===
 
従来のチーム戦では、赤チームは赤、緑チームは緑などキャラクターカラーが固定されていたが、今作ではキャラクターカラーを自由に選べるようになった。<br />
 
従来のチーム戦では、赤チームは赤、緑チームは緑などキャラクターカラーが固定されていたが、今作ではキャラクターカラーを自由に選べるようになった。<br />
  
 
縁取りなどの色で、チームを識別することができる。
 
縁取りなどの色で、チームを識別することができる。
 
  
 
<gallery heights="72px">
 
<gallery heights="72px">
112行目: 107行目:
 
</gallery>
 
</gallery>
  
==== <span style="color:blue">縁取り表現(3DSのみ)</span> ====
+
=== 風切りエフェクト ===
[[ファイル:公式_きょうの1枚_2014年03月25日.jpg|thumb|300px|左が縁取りなし、右が縁取りあり。]]
 
3DS版のみの機能。<br />
 
3DSの小さな画面で、カメラが遠くに引きキャラクターが小さくなっても、見辛くならないようにするために搭載された機能。
 
 
 
外縁にのみ出て、手足の重なりなどには出ない<ref>[https://miiverse.nintendo.net/posts/AYMHAAACAABtUhpuOc3hyQ Miiverse Sakuraiさんの投稿] 2013/11/14</ref>。
 
 
 
この縁取りは薄くしたり、消したりすることも可能で<ref>[https://miiverse.nintendo.net/posts/AYMHAAABAAD4UgHqSI_pGg Miiverse Sakuraiさんの投稿] 2013/8/21</ref>濃い、薄い、なしの3つで設定することが出来る。<br />
 
なお、ファイターのフィギュアにも設定が反映される。
 
<gallery heights="72px">
 
公式 きょうの1枚 2013年08月21日.jpg
 
公式 きょうの1枚 2013年09月16日.jpg
 
公式 きょうの1枚 2013年11月14日.jpg
 
</gallery>
 
{{-}}
 
 
 
==== 風切りエフェクト ====
 
 
今作では剣に限らず、動作の速い攻撃モーションの軌跡をなぞるエフェクトが表示されるようになり、動作がわかりやすくなった。
 
今作では剣に限らず、動作の速い攻撃モーションの軌跡をなぞるエフェクトが表示されるようになり、動作がわかりやすくなった。
 
<gallery heights="72px">
 
<gallery heights="72px">
公式 きょうの1枚 2013年06月27日.jpg
+
公式 きょうの1枚 2013年06月27日.jpg|フォックスの上スマッシュ攻撃。
公式 きょうの1枚 2013年11月12日.jpg|マルスの風切りは、エッジが強調されたスマートなもの。
+
公式 きょうの1枚 2013年11月12日.jpg|マルスの風切りは、エッジが強調されたスマートなもの。先端が強力であることを表わしている。
 
</gallery>
 
</gallery>
  
==== 吹っ飛びエフェクト ====
+
=== 吹っ飛びエフェクト ===
大きくふっ飛んだファイターには、<b>吹っ飛ばした</b>プレイヤーに対応した色のエフェクトが付くようになり、<br />
+
[[公式 きょうの1枚 2013年07月26日.jpg|サムネイル|赤が1P、緑が4P。]]
 +
大きくふっ飛んだファイターには、吹っ飛ばしたプレイヤーに対応した色のエフェクトが付くようになり、<br />
 
これにより、誰の得点になるか見やすくなった<ref>[https://miiverse.nintendo.net/posts/AYMHAAABAABnUV52iWU5KQ Miiverse Sakuraiさんの投稿] 2013/7/26</ref>。
 
これにより、誰の得点になるか見やすくなった<ref>[https://miiverse.nintendo.net/posts/AYMHAAABAABnUV52iWU5KQ Miiverse Sakuraiさんの投稿] 2013/7/26</ref>。
  
 
<gallery heights="72px">
 
<gallery heights="72px">
公式 きょうの1枚 2013年07月26日.jpg
 
 
公式 きょうの1枚 2013年10月15日.jpg
 
公式 きょうの1枚 2013年10月15日.jpg
 
公式 きょうの1枚 2014年01月13日.jpg
 
公式 きょうの1枚 2014年01月13日.jpg
 
</gallery>
 
</gallery>
  
==== <span style="color:blue">ピンチエフェクト</span> ====
+
=== <span style="color:blue">痛撃エフェクト</span> ===
蓄積が100%を超えると、ファイターが赤く点滅し、煙が出るようになった。
+
画面外まで吹っ飛んでしまう程の攻撃を受けると、赤黒い稲妻のようなエフェクトが発生するようになった<ref>[https://miiverse.nintendo.net/posts/AYMHAAACAADMUKlbeNJtWw Miiverse Sakuraiさんの投稿] 2013/11/29</ref>。
蓄積ダメージに応じて吹っ飛ばし能力が上がる(150%で最大?)。
+
このエフェクトは{{for|マスターハンド}}、[[マジカント|フライングマン]]や[[パイロスフィア|リドリー]]、[[フィールドスマッシュの敵キャラ一覧|チャッピー]]など強力な敵キャラを撃破した時にも発生する。
%が溜まるほど、これらのエフェクトは目立つようになっていく。
 
 
 
==== <span style="color:blue">痛撃エフェクト</span> ====
 
バーストもしくは、バーストラインギリギリまで吹っ飛んでしまう程の攻撃を受けると、赤黒い稲妻のようなエフェクトが発生するようになった<ref>[https://miiverse.nintendo.net/posts/AYMHAAACAADMUKlbeNJtWw Miiverse Sakuraiさんの投稿] 2013/11/29</ref>。
 
このエフェクトはマスターハンド、フライングマンやリドリー、チャッピーなど強力な敵キャラのHPが0になった時にも発生する。
 
 
<gallery heights="72px">
 
<gallery heights="72px">
 
公式 きょうの1枚 2013年11月29日.jpg
 
公式 きょうの1枚 2013年11月29日.jpg
 
</gallery>
 
</gallery>
  
==== 気絶エフェクト ====
+
=== 気絶エフェクト ===
前作まではシールドブレイクなどにより行動不能となると、キャラクターが赤色に点滅し、火花のようなものが周囲で点滅したが、今作では星が頭をくるくる回る古典的なエフェクトとなった<ref>[https://miiverse.nintendo.net/posts/AYMHAAACAADRUqFk2uI0DQ Miiverse Sakuraiさんの投稿] 2013/12/10</ref>。
+
前作まではシールドブレイクなどにより[[状態異常#ふらふら|ふらふら]]状態になると、キャラクターが赤色に点滅し、火花のようなものが周囲で点滅したが、今作では星が頭をくるくる回る古典的なエフェクトとなった<ref>[https://miiverse.nintendo.net/posts/AYMHAAACAADRUqFk2uI0DQ Miiverse Sakuraiさんの投稿] 2013/12/10</ref>。
 
<gallery heights="72px">
 
<gallery heights="72px">
 
公式 きょうの1枚 2013年12月10日.jpg
 
公式 きょうの1枚 2013年12月10日.jpg
164行目: 138行目:
 
</gallery>
 
</gallery>
  
==== <span style="color:blue">撃墜エフェクト</span> ====
+
=== <span style="color:blue">撃墜エフェクト</span> ===
対戦相手を撃墜したファイターに、一瞬足元から湧き立つオーラのようなエフェクトものが表示されるようになった。<br />エフェクトの色はプレイヤーの色に応じたものとなる。Wii U版はさらに、プレイヤー情報のパーセント部分にも同じエフェクトが表示される。
+
対戦相手を撃墜したファイターに、一瞬足元から湧き立つオーラのようなエフェクトものが表示されるようになった。<br />エフェクトの色はプレイヤーの色に応じたものとなる。Wii U版はさらに、[[ダメージメーター]]にも同じエフェクトが表示される。
 +
 
 +
=== <span style="color:blue">時間制限間近で撃墜演出キャンセル</span> ===
 +
上方向の画面外に撃墜すると、これまでの星やられ、手前やられに加え、上以外に撃墜した時と同じく爆発エフェクトが発生し、即KOするようになった。この即KOは時間制限間近で発生しやすくなる。<br />
 +
これまでは、タイム制乱闘で、カウントダウンをしている時に上方にKOすると、前作では演出で撃墜になる前に終わってしまうことがあったが、今作では時間が迫っていると演出が発生しなくなった。
  
==== 復活足場のデザインと仕様の変更 ====
+
なお、一部の[[ステージ]]やゲームモードでは演出は発生せず、即KOのみが発生される。
毎回登場する復活足場(過去作では復活土台)。<br />
 
今作では下部のパーツの色が黄色→赤と変化し、あとどのくらいの時間で消滅するかが視覚化されている。
 
<gallery heights="72px">
 
公式 きょうの1枚 2014年05月26日.jpg|デザインもリニューアル。
 
</gallery>
 
  
== 手前やられの演出変更 ==
+
=== 手前やられの演出変更 ===
 +
[[ファイル:公式 きょうの1枚 2014年07月18日.jpg|サムネイル]]
 
『スマブラDX』から『スマブラX』までの手前にぶつかりながら落ちる演出から、手前に張り付いた後に落ちる演出になった。
 
『スマブラDX』から『スマブラX』までの手前にぶつかりながら落ちる演出から、手前に張り付いた後に落ちる演出になった。
  
==== <span style="color:green">アイテムサイン</span> ====
+
=== 復活足場のデザイン変更 ===
『初代スマブラ』の、アイテムに下向きの三角形が付く機能が復活した。
+
[[公式 きょうの1枚 2014年05月26日.jpg|サムネイル|デザインもリニューアル。]]
 +
毎回登場する[[復活足場]](過去作では復活土台)。<br />
 +
今作では下部のパーツの色が黄色→赤と変化し、あとどのくらいの時間で消滅するかが視覚化されている。
  
『初代』では赤色だったが、今作では灰色。
+
=== <span style="color:green">アイテムサイン</span> ===
 +
『スマブラ64』のアイテムに下向きの三角形が付く機能が復活した。『64』では赤色だったが、今作では灰色。
  
==== <span style="color:blue">アシストサイン</span> ====
+
=== <span style="color:blue">アシストサイン</span> ===
[[アシストフィギュア]]や、[[モンスターボール]]から登場するポケモンの上に、所有者を表すプレイヤーカーソルが表示されるようになった。
+
[[アシストフィギュア]][[モンスターボール]]から登場するヘルパーキャラの上に、所有者を表すプレイヤーカーソルが表示されるようになった。
 
<gallery heights="72px">
 
<gallery heights="72px">
 
ファイル:公式 きょうの1枚 2014年09月01日.jpg
 
ファイル:公式 きょうの1枚 2014年09月01日.jpg
 
</gallery>
 
</gallery>
  
=== サウンド ===
+
=== <span style="color:blue">縁取り表現(3DSのみ)</span> ===
==== <span style="color:blue">メテオスマッシュの効果音</span> ====
+
[[ファイル:公式_きょうの1枚_2014年03月25日.jpg|thumb|サムネイル|左が縁取りなし、右が縁取りあり。]]
メテオスマッシュを決めると、特殊なヒット音が鳴るようになった<ref>[https://miiverse.nintendo.net/posts/AYMHAAABAADMUKlaY65Cng Miiverse Sakuraiさんの投稿] 2013/10/21</ref>。
+
3DSの小さな画面で、カメラが遠くに引きキャラクターが小さくなっても、見辛くならないようにするために搭載された機能。<br />
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外縁にのみ出て、手足の重なりなどには出ない<ref>[https://miiverse.nintendo.net/posts/AYMHAAACAABtUhpuOc3hyQ Miiverse Sakuraiさんの投稿] 2013/11/14</ref>。
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この縁取りは薄くしたり、消したりすることも可能で<ref>[https://miiverse.nintendo.net/posts/AYMHAAABAAD4UgHqSI_pGg Miiverse Sakuraiさんの投稿] 2013/8/21</ref>濃い、薄い、なしの3つで設定することが出来る。<br />
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なお、ファイターのフィギュアにも設定が反映される。
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=== <span style="color:blue">ファイターをマーキング(3DS版のみ)</span> ===
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[[ファイル:公式 きょうの1枚 2014年05月30日a.jpg|サムネイル|下画面のファイターをタッチ。]]
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[[ファイル:公式 きょうの1枚 2014年05月30日b.jpg|サムネイル|サムスをマーキング。]]
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3DSの下画面に表示されるファイターをタッチすることで、そのファイターをマーキングできる。「シンプル」などの一人用モードではマーキングできない。<br />
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それぞれのプレイヤーが画面を持つ、3DSならではの機能<ref>[https://miiverse.nintendo.net/posts/AYMHAAACAAAYUKlWCuRQSg Miiverse Sakuraiさんの投稿] 2014/5/30</ref>。
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== その他 ==
  
=== その他 ===
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=== <span style="color:blue">ファイターのカスタマイズ</span> ===
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キャラクターの強さの方向性を変えるカスタマイズの要素が搭載され、それを3DSとWii U間で共有できるようになる。<br />
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見た目の変更はキャラクター性が破壊されるので、「カスタマイズ」での変更はなく、鍛えるほど強くなるものも、長くプレイした人が有利になるため無いとのこと<ref name="VOL.432">ゲームについて思うこと VOL.432</ref>。
  
==== <span style="color:blue">時間制限間近で演出キャンセル</span> ====
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詳しくは[[カスタマイズ]]にて。
過去作の星バースト、手前バーストに加え、演出なしで即バーストするようになった。
 
これまでは、時間制限乱闘で、カウントダウンをしている時に上バーストすると、前作では演出で撃墜になる前に終わってしまうことがあったが、今作では時間が迫っていると演出が発生しなくなり、即バーストする。
 
また、一部のモードでは演出は発生せず、即バーストのみが発生される。
 
  
==== <span style="color:blue">終点化</span> ====
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=== <span style="color:blue">終点化</span> ===
ほとんどのステージを終点のように平坦で、ギミックのないステージにすることができる。BGMは終点のものではなく、元々のステージの音楽が使われる。
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全てのステージは終点のように平坦で、ギミックのないステージにすることができる。
  
 
“ガチ部屋”では、この終点化ステージが選ばれる。
 
“ガチ部屋”では、この終点化ステージが選ばれる。
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==== 勝利演出 ====
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=== 勝利演出 ===
『初代スマブラ』にあった勝利演出への切り替え演出が復活した。
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『スマブラ64』にあった勝利演出への切り替え演出が復活した。また、前作に比べて、カメラワークがダイナミックになっている。
また、前作に比べて、カメラワークがダイナミックになっている。
 
  
==== オンライン ====
+
=== オンラインプレイ ===
快適なプレイ環境を目指すために、さまざまな変更がなされた。詳しくは[[インターネット]]にて。
+
快適なプレイ環境を目指すために、さまざまな変更がなされた。
  
== 引き継がれた要素 ==
+
詳しくは[[インターネット]]にて。
  
 
==== ステージBGM ====
 
==== ステージBGM ====

2016年1月4日 (月) 12:19時点における版

ここでは主に、ゲーム中の仕様を過去作と比較する。ファイターゲームモードなどの変更点については、それぞれのページを、3DS版とWii U版との違いは、「大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U#2作の違い」参照。

廃止は赤新システムは青復活は緑で表記する。

ファイター全般

マリオと重量級たち。前作よりもサイズの差が大きくなった。

全体の傾向として軽量級の火力が下がり、重量級との攻撃力の差が目立つようになった。また重量級との体積差が大きくなり、喰らい判定が分かりやすくなった。
ほとんどは移動速度や急降下の落下速度が速くなり、ゲームスピードは前々作『スマブラDX』と『スマブラX』の中間ほどになった。
今作では連携が繋ぐコンボが比較的出来やすくなった。

一方で、投げた相手をさらにつかみで追撃する“投げ連”、着地直前にシールドボタンを押すことで、隙を半減する“着地キャンセル”、サムスの「ミサイル」など直進する飛び道具を使った必殺ワザ使用中に着地して動作をキャンセルしてさらに飛び道具を出す“二連ミサイル”、ふっとび中に特定のワザを出すことでふっとび速度を落とす“ふっとび緩和”などのテクニックが廃止傾向にある。

なお3DS版のみ、水に入っても泳がなくなった

システム

変身の廃止

過去作ではいくつかのファイターは決められた別のファイターに変身することができたが、今作では変身は廃止された。そのため、ゼルダと{{for|シーク、サムスゼロスーツサムスポケモントレーナーのポケモンの一体だったリザードンは、それぞれ完全に独立したファイターとなった。

一人のキャラクターを使い込んでもらうため、オンラインでのラグの原因を無くすため、である。
他の理由としては、3DSのマシンパワー不足により、1人で同時に2人のファイターを動かすことが出来ないため。
このため、同時に2人を動かすのが特徴のアイスクライマーはWii U版で途中まで制作を進められていたが、断念することになった。
同じく相棒がいるオリマー&オリマーロゼッタ&チコは、調整が大変だったが何とか入れられたとの事。

変身・強化系最後の切りふだの効果時間の減少

ランドマスターやギガクッパなどといった変身・強化系最後の切りふだの時間が短くなった。最後の切りふだを有効に使うことが大切。

押し合い判定

ファイター同士の押し合い判定が強くなった。このため、めくり(相手の後ろ側に着地するように空中攻撃を出す格闘ゲーム用語)がしにくくなっている。

ガケつかまり

これまでのスマブラでは崖に掴まることができるのは同時に一人までであり、既にガケつかまりをしているファイターがいる崖に他のファイターがガケつかまりをすることはできなかったが、
今作では先にガケつかまりをしているファイターから、後から来たファイターが崖を「奪い取って」崖に掴むことができる[1]

また、ガケつかまり時の無敵時間が滞空時間と蓄積ダメージで決まるようになり、崖登り行動が蓄積ダメージ100%以上で遅くならなくなった[1]

ワイヤー復帰はワイヤーの長さが伸び、さらに複数人で同じ崖に捕まることができるが、その後は上記のガケつかまりと同じ奪い合いのルールになる。

ランダム転倒の廃止

前作『スマブラX』にあった、ステップや走行反転をしたときにランダムでファイターが尻もちを付く仕様は、今作では搭載されないことになった[2] [3]

なお、バナナのかわや特定の攻撃による転倒などは今作にもある。

巻き込みの廃止

前作ではふっとばした相手に別の相手を巻き込んで攻撃することができたが、今作では廃止された。

なお、フィールドスマッシュでは撃破した敵キャラが"弾丸化"となり、ほかの敵を巻き込む仕様がある。

ピンチエフェクトとほかほか補正

蓄積ダメージが100%を超えると、ファイターが赤く点滅し、煙が出るエフェクトが出るようになった。蓄積ダメージが高いほど、このエフェクトは目立つようになっていく。

さらに、蓄積ダメージの高さに応じてふっとばし力が上がるシステムが追加された。詳しくは「ほかほか補正」にて。

アクション

滑空の廃止

前作でピット、メタナイト、リザードンが行うことができた空中ジャンプ後にボタンを押しっぱなしで翼を広げて横に移動する「滑空」は、今作では廃止された。

百裂攻撃にフィニッシュ

弱攻撃百裂(ボタンを連打・押し続ける限り攻撃が出続けるワザ)に、フィニッシュワザが追加された[4]

メテオバウンド

メテオでふっ飛んでいるキャラが地面に衝突した場合、前作までは縦方向のふっ飛びの勢いは完全に停止したが、今作ではふっ飛ぶ勢いに比例した高さまでバウンドするようになった。

メテオスマッシュの効果音

メテオスマッシュを決めると、特殊なヒット音が鳴るようになった[5]

走行反転中の攻撃

走行反転中に可能な行動に、横強攻撃と横必殺ワザが追加された。

つかみ解除後役1秒間は無敵に

つかみ状態が解除されてから(投げた後も含む)約1秒間は掴まれなくなった。これはつかむ必殺ワザも含まれる。前作までにあった“投げ連”のテクニックはこれで不可能になった。

空中回避の着地隙

空中回避中に着地すると、固有の着地隙が発生するようになった。

シールドの耐久

時間経過によるシールド耐久値の減少量が減っている。攻撃でシールド耐久値が減りやすくなっている。

視覚表現

キャラクターの反転

マリオ、クッパ、カービィ、ゲッコウガ、ロックマンなどの一部ファイターは、左右に向いたときに手足の位置などが左右逆転する。
手間がかかる処理だが、キャラクターの良いところをより良く見せるためとのこと。

チーム戦でファイターの色の選択が自由に

従来のチーム戦では、赤チームは赤、緑チームは緑などキャラクターカラーが固定されていたが、今作ではキャラクターカラーを自由に選べるようになった。

縁取りなどの色で、チームを識別することができる。

風切りエフェクト

今作では剣に限らず、動作の速い攻撃モーションの軌跡をなぞるエフェクトが表示されるようになり、動作がわかりやすくなった。

吹っ飛びエフェクト

サムネイル|赤が1P、緑が4P。 大きくふっ飛んだファイターには、吹っ飛ばしたプレイヤーに対応した色のエフェクトが付くようになり、
これにより、誰の得点になるか見やすくなった[6]

痛撃エフェクト

画面外まで吹っ飛んでしまう程の攻撃を受けると、赤黒い稲妻のようなエフェクトが発生するようになった[7]。 このエフェクトはマスターハンドフライングマンリドリーチャッピーなど強力な敵キャラを撃破した時にも発生する。

気絶エフェクト

前作まではシールドブレイクなどによりふらふら状態になると、キャラクターが赤色に点滅し、火花のようなものが周囲で点滅したが、今作では星が頭をくるくる回る古典的なエフェクトとなった[8]

撃墜エフェクト

対戦相手を撃墜したファイターに、一瞬足元から湧き立つオーラのようなエフェクトものが表示されるようになった。
エフェクトの色はプレイヤーの色に応じたものとなる。Wii U版はさらに、ダメージメーターにも同じエフェクトが表示される。

時間制限間近で撃墜演出キャンセル

上方向の画面外に撃墜すると、これまでの星やられ、手前やられに加え、上以外に撃墜した時と同じく爆発エフェクトが発生し、即KOするようになった。この即KOは時間制限間近で発生しやすくなる。
これまでは、タイム制乱闘で、カウントダウンをしている時に上方にKOすると、前作では演出で撃墜になる前に終わってしまうことがあったが、今作では時間が迫っていると演出が発生しなくなった。

なお、一部のステージやゲームモードでは演出は発生せず、即KOのみが発生される。

手前やられの演出変更

公式 きょうの1枚 2014年07月18日.jpg

『スマブラDX』から『スマブラX』までの手前にぶつかりながら落ちる演出から、手前に張り付いた後に落ちる演出になった。

復活足場のデザイン変更

サムネイル|デザインもリニューアル。 毎回登場する復活足場(過去作では復活土台)。
今作では下部のパーツの色が黄色→赤と変化し、あとどのくらいの時間で消滅するかが視覚化されている。

アイテムサイン

『スマブラ64』のアイテムに下向きの三角形が付く機能が復活した。『64』では赤色だったが、今作では灰色。

アシストサイン

アシストフィギュアモンスターボールから登場するヘルパーキャラの上に、所有者を表すプレイヤーカーソルが表示されるようになった。

縁取り表現(3DSのみ)

左が縁取りなし、右が縁取りあり。

3DSの小さな画面で、カメラが遠くに引きキャラクターが小さくなっても、見辛くならないようにするために搭載された機能。
外縁にのみ出て、手足の重なりなどには出ない[9]

この縁取りは薄くしたり、消したりすることも可能で[10]濃い、薄い、なしの3つで設定することが出来る。
なお、ファイターのフィギュアにも設定が反映される。

ファイターをマーキング(3DS版のみ)

下画面のファイターをタッチ。
サムスをマーキング。

3DSの下画面に表示されるファイターをタッチすることで、そのファイターをマーキングできる。「シンプル」などの一人用モードではマーキングできない。
それぞれのプレイヤーが画面を持つ、3DSならではの機能[11]

その他

ファイターのカスタマイズ

キャラクターの強さの方向性を変えるカスタマイズの要素が搭載され、それを3DSとWii U間で共有できるようになる。
見た目の変更はキャラクター性が破壊されるので、「カスタマイズ」での変更はなく、鍛えるほど強くなるものも、長くプレイした人が有利になるため無いとのこと[12]

詳しくはカスタマイズにて。

終点化

全てのステージは終点のように平坦で、ギミックのないステージにすることができる。

“ガチ部屋”では、この終点化ステージが選ばれる。

詳しくは終点化にて。

勝利演出

『スマブラ64』にあった勝利演出への切り替え演出が復活した。また、前作に比べて、カメラワークがダイナミックになっている。

オンラインプレイ

快適なプレイ環境を目指すために、さまざまな変更がなされた。

詳しくはインターネットにて。

ステージBGM

Wii U版ステージでは、前作『スマブラX』にあった選択される曲の確率を決めることができる「オレ曲セレクト」が、3DS版ステージでは、前々作『スマブラDX』の一部のステージにあった、各ステージに「表」と「裏」の2曲が用意される[12]

脚注