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「キャプテン・オリマー」の版間の差分

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== 概要 ==
 
== 概要 ==
『ピクミン』とその続編『ピクミン2』、『Hey! ピクミン』の主人公。
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ホコタテ星の片田舎にある運送会社・ホコタテ運送で、星から星へ貨物や資源を運ぶ商売を仕事として働くベテラン宇宙航海士。本編の主人公としては『ピクミン1』『2』『Hey! ピクミン』で登場し、毎作トラブルに巻き込まれて[[とある星|ピクミンの住む惑星]]に向かうことになる。
  
ホコタテ星にある会社"ホコタテ運送"に、宇宙船のドライバーとして勤務するホコタテ星人の男性。身長はおよそ3cm。公式サイトによると、「結構名前の知られたベテラン宇宙航海士」らしい。既婚者で、家族は妻と息子、娘、ペットがいる。家族への愛情は強いが、日記や家族からのメールによると、妻には頭は上がらない。
+
『ピクミン1』では休暇で宇宙旅行を満喫する最中、愛機の宇宙船ドルフィン号が隕石に衝突して墜落し、未知の惑星に不時着。その星の空気はオリマーにとって猛毒であり、生命維持装置のバッテリーが切れる30日間までにバラバラに散ったドルフィン号のパーツを集め修理しなければいけない状況に陥ってしまう。そんな中で不思議な生き物[[ピクミン]]と出会い、彼らと協力して惑星中に散らばったドルフィン号のパーツを回収し、惑星からの脱出を図ることになる。
  
オリマーの由来は、“[[マリオ]]”を逆さ読みしたもの。それにならって、『ピクミン2』に登場するもう一人の操作キャラ、ルーイは“[[ルイージ]]”をもじったものと考えられる。
+
ピクミンたちの助けもあり、なんとか故郷のホコタテ星に帰還できたオリマーであったが、『ピクミン2』では彼が遭難していていた間、ホコタテ運送が莫大な借金を抱え倒産寸前の危機に。しかし、彼が息子へのお土産にと持ち帰ってきた物体が高額で売れることがわかり、他にも借金返済のための「お宝」になる物体があの星にあることを知った社長から、初仕事の大失敗で借金を作ってしまった新米社員ルーイとともに行くことを命じられ、今度はお宝探しのためピクミンの住む惑星へと向かった。
  
;『ピクミン』
+
『ピクミン3』では終盤に登場し、ある原生生物に軟禁された彼を救いだす事が[[アルフ]]達の最終目標となる。ビンゴバトルモードでは2P側の操作キャラとして登場し、ミッションモードのDLCステージでも彼を使うことができる他、『デラックス』ではサイドストーリーの主役となっている。
:休暇で宇宙旅行中に隕石に衝突して墜落し、未知の惑星に不時着したオリマー。宇宙船“ドルフィン号”はバラバラ、惑星の大気は猛毒、原生生物は獰猛、さらに背中の生命維持装置は持って30日…という、半ば絶望的な状況で[[ピクミン]]達と出会う。
+
 
:どういうわけかオリマーに従ってくれる彼らと協力して、惑星中に散らばったドルフィン号のパーツを回収し、惑星からの脱出を図るのだった。
+
身長は宇宙服のアンテナも含めると約4センチの2頭身で、大きな鼻に尖った耳をした糸目の顔が特徴。名前の由来は[[マリオ]]の逆さ読みで、赤い配色や大きな鼻が共通点になっている。妻と息子・娘・ペットを擁する一家の父でもあり、家族への愛情は強いが、航海日誌やメモ、家族からのメールによれば妻には頭は上がらないらしい。冒険家になる夢を持っていることもあって惑星の生態系などに対する探求心は強く、原生生物や植物などの名前は彼が名付けたものである。『ピクミン3』『4』では彼が残したメモが宇宙航海士たちの助けとなる。
;『ピクミン2』
 
:なんとか故郷のホコタテ星に帰ってくることができたオリマーだったが、彼の勤めるホコタテ運送は倒産寸前の危機に陥っていた。新米社員ルーイのミスで、莫大な借金を抱えてしまったのだ。借金返済のために何もかもを売りに出したが、売れたのはあの必死に修理したドルフィン号のみ。
 
:会社の存続が絶望的になったなか、彼が息子へのお土産にと持ち帰ってきた物が高額で売れることが判明し、最後に残ったオンボロ宇宙船“ドルフィン初号機”で再び未知の惑星へ向かう。惑星に散らばる"お宝"を回収し、借金を返済するために。
 
;『ピクミン3』
 
:ストーリー中には、彼が残したと思われるレポートが出てくる。終盤ではある生命体に軟禁され、彼を救いだす事が[[アルフ]]達の最終目標となる。
 
:ビンゴバトルモードではルーイと共に2P側の操作キャラとして登場。ミッションモードのDLCステージでも彼を使うことができる他、『デラックス』ではサイドストーリーの主役となっている。
 
  
 
== 大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ ==
 
== 大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ ==
『[[スマブラDX]]』では鑑賞用[[フィギュア]]として登場。ただし「同じメモリーカードに『ピクミン』のセーブデータがある」という特典的な条件でのみ獲得できる。
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『[[スマブラDX]]』では鑑賞用[[フィギュア]]として登場し、同じメモリーカードに『ピクミン』のセーブデータがあるという条件で獲得することができた。
  
シリーズ3作目の『[[スマブラX]]』からは[[ファイター]]として登場し、[[ピクミン]]と共に'''ピクミン&オリマー'''<ref>海外版での名前はオリマー(アルフ)で、ピクミンは入らない</ref>として参戦する。『スマブラX』には2008年1月9日に、『[[スマブラfor]]』には2013年7月13日に、公式サイトで参戦が発表された。『[[スマブラSP]]』には2018年6月13日に放送された『[https://www.youtube.com/watch?v=r59XHhxFMhU Nintendo Direct: E3 2018]』で当作の情報が公開されると同時に参戦することが明らかになった。『スマブラfor』までの作品においては最初から選択可能な[[ファイター]]として、『スマブラSP』では[[隠しキャラクター]]として登場している。
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シリーズ3作目の『[[スマブラX]]』からは[[ファイター]]として登場し、[[ピクミン]]と共に'''ピクミン&オリマー'''として参戦。『スマブラX』には2008年1月9日に、『[[スマブラfor]]』には2013年7月13日に、公式サイトで参戦が発表された。『[[スマブラSP]]』には2018年6月13日に放送された『[https://www.youtube.com/watch?v=r59XHhxFMhU Nintendo Direct: E3 2018]』で当作の情報が公開されると同時に参戦することが明らかになった。『スマブラfor』までの作品においては最初から選択可能な[[ファイター]]として、『スマブラSP』では[[隠しキャラクター]]として登場している。
  
 
また、『スマブラfor』と『スマブラSP』では、色変えとして『ピクミン3』の主人公[[アルフ]]を操作キャラにした'''ピクミン&アルフ'''が選べるようになっている。
 
また、『スマブラfor』と『スマブラSP』では、色変えとして『ピクミン3』の主人公[[アルフ]]を操作キャラにした'''ピクミン&アルフ'''が選べるようになっている。
  
原作ではオリマーの宇宙服は何の装飾も無い極めて簡素なデザインだが、『スマブラX』ではポケットやボタンなどを加えている。『ピクミン3』ではそのスマブラのデザインをある程度踏襲している。『スマブラfor』ではデザインが『ピクミン3』準拠となり、ヘルメットにホイッスルが取り付けられた。<br />
+
原作のオリマーの宇宙服は何の装飾も無い極めて簡素なデザインだが、『スマブラ』では縫い目などが細かく描画され、胸部にボタンやメーター付きの装置類、両腕にはホコタテ運送のワッペンが加えられている。『スマブラfor』からは『ピクミン3』の要素が取り入れられ、ヘルメットにホイッスルが取り付けられたりボタンの一部が赤から青へと変更されている。なお、参戦ファイターの原作設定では最もサイズの小さいキャラクターであるが、『スマブラ』はノンスケールということで[[サムス]]の半分程度の身長になっている。
なお、オリマー(アルフ)の身長は原作では3cm、[[ピクミン]]はそれ未満だが、『スマブラ』はノンスケールということで、[[サムス]]の半分程度の身長になっている。それでもファイターの中では小さい。
 
  
ピクミンを地面から引っこ抜き、それをお供に連れて行動する特殊な性質を持ったファイター。本体はオリマーであり、ピクミンはいくら倒されても点数には関係無いし、いくらでも新たに引っこ抜ける。一度に連れ歩けるピクミンの数は『スマブラX』では6体、『スマブラfor』では3体が上限。<br />
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ピクミンを地面から引っこ抜き、それをお供に連れて行動する特殊な性質を持ったファイター。本体はオリマーであり、ピクミンがいくら倒されても点数には関係しない。一度に連れ歩けるピクミンの数は『スマブラX』では6体、『スマブラfor』からは3体が上限。<br />
『スマブラX』では引っこ抜くピクミンの色はランダムで、その確率は引っこ抜く場所によって異なる。『スマブラfor』では赤→青→黄色→紫→白の順番で引っこ抜くようになっており、また上必殺ワザを使用したときに羽ピクミンが一時的に登場する。
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『スマブラX』では引っこ抜くピクミンの色はランダムで、その確率は引っこ抜く場所によって異なる。『スマブラfor』では赤→青→黄色→紫→白の順番で引っこ抜くようになっており、また上必殺ワザを使用した時に羽ピクミンが一時的に登場する。
  
各色は原作での性質をおおよそ再現しつつ、赤は空中攻撃が強い、青は投げが強い、といった独自の長所も加えられている。ピクミンに攻撃させるため攻撃リーチが長く、各色の長所を上手く引き出せば極めて高い攻撃性能を発揮する。しかしピクミンがいなければオリマー本人にほとんど力は無く、また『スマブラX』では上必殺ワザの「ピクミンつながり」が復帰に使おうにも崖に誰かが捕まっているとほとんど役に立たないという性質上、復帰力が極めて低く、ピクミンのようにあっけなくやられてしまうことも。
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各色は特定の属性攻撃に対する耐性など原作での性質をおおよそ再現しつつ、黄は攻撃判定が大きい、青は投げが強い、といった独自の長所も加えられている。ピクミンに攻撃させるため攻撃リーチが長く、各色の長所を上手く引き出せば高い攻撃性能を発揮する。しかし原作同様オリマー自身に力は無く、ピクミンがいなければほとんどのワザが空振りになってしまうため、常にピクミンを維持するための戦略性が求められる。
  
『スマブラfor』では上必殺ワザが「羽ピクミン」に変わり、羽ピクミンに持ち上げてもらうワザになった。崖奪いの導入もあり、復帰力は格段に改善された。
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また『スマブラX』では上必殺ワザの「ピクミンつながり」が復帰に使おうにも崖に誰かが捕まっているとほとんど役に立たないという性質上、復帰力が極めて低く、ピクミンのようにあっけなくやられてしまうことも。『スマブラfor』では上必殺ワザが「羽ピクミン」に変わり、羽ピクミンに持ち上げてもらうワザになった。[[崖奪い]]の導入もあり、復帰力は格段に改善された。
  
 
=== アートワーク ===
 
=== アートワーク ===
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=== [[亜空の使者]]における役割 ===
 
=== [[亜空の使者]]における役割 ===
{{節スタブ}}
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ピクミンとともにエインシャント遺跡外部で巨大ロボットアタッカーと戦うも、回転するロボットアームで大半のピクミンが命を散らしてしまう。そこに現れた[[キャプテン・ファルコン]]がロボットアタッカーを倒すも、その際にピクミンを巻き込んでしまい、1匹を残して全滅してしまうのであった。
ピクミンとともにエインシャント遺跡外部で巨大ロボットアタッカーと戦うも、回転するロボットアームで大半のピクミンが命を散らしてしまう。そこに現れたキャプテン・ファルコンがロボットアタッカーを倒すも、その際にピクミンを踏んでしまい、再び命を散らしてしまうのだった。その後ファルコンとともに行動し、フィギュア化されていたドンキーコングを救出、そのまま亜空間爆弾工場に突入。工場ではエインシャント卿の真実を目撃し、ファルコンフライヤーで脱出時にメカリドリーと激闘した。ファイター合流後、オリマーはドルフィン初号機を操縦して亜空間に突入した。
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その後はファルコンとともに行動。フィギュア化されていた[[ドンキーコング]]を救出し、そのまま亜空間爆弾工場に突入。工場では[[エインシャント卿]]の真実を目撃し、[[ファルコン・フライヤー]]で脱出時に猛追する[[メタリドリー]]を退けた。ファイターたちと合流し亜空間に向かう際にはドルフィン初号機を操縦して突入した。
  
 
=== ゲーム中の解説 ===
 
=== ゲーム中の解説 ===
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== 動作などの元ネタ ==
 
== 動作などの元ネタ ==
 
=== ワザ ===
 
=== ワザ ===
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*弱攻撃:頭突き → 反転頭突き {{有無|X}}
 +
**原作でオリマーが頭突きをする場面はないが、一部を除くピクミンが頭突きで攻撃することに由来していると思われる。
 +
 
*弱攻撃:オリマーパンチ → オリマー連続パンチ {{有無|for}}以降
 
*弱攻撃:オリマーパンチ → オリマー連続パンチ {{有無|for}}以降
**全ての『ピクミン』シリーズで、ピクミンを引き連れていないときは操作キャラクターがパンチできる。ダメージはあまりない。
+
**隊列にピクミンがいない時は、操作キャラ自らがパンチで攻撃することができる。しかし、その威力はピクミン1匹程度の微弱なものであり、一人だけで太刀打ちできるものではない。
 +
**『スマブラ』での動作は後述のロケットパンチ使用可能と同時に出せるようになる連続パンチが基になっている(繰り出す腕の順序は逆)。
 +
 
 
*横強攻撃:オリマー突き {{有無|for}}以降
 
*横強攻撃:オリマー突き {{有無|for}}以降
**『ピクミン2』で、お宝「鉄人のコブシ」を回収することで使用可能になるロケットパンチが元。強化前は片手でパンチを繰り返すが強化後は右→左→ロケットパンチとなるため、正確には弱→弱連→横強で一連の動作を再現していることになる。
+
**『ピクミン2』でお宝「鉄人のコブシ」を回収することで使用可能になるロケットパンチが元。3連打できるようになり、最後のパンチは腕が巨大化して威力・リーチが増す。
 +
 
 
*上強攻撃:竜巻ジャンプ
 
*上強攻撃:竜巻ジャンプ
**初代『ピクミン』で、全パーツを集めた後にオリマーが喜んで回転しながらジャンプする動作に似ている。
+
**『ピクミン1』で最初と最後のパーツを回収した際に回転ジャンプで喜ぶ仕草に似ている。
 +
 
 
*通常必殺ワザ:ピクミン引っこ抜き
 
*通常必殺ワザ:ピクミン引っこ抜き
**原作ではピクミンが埋まっているところからしか引っこ抜けない。また、引っこ抜き速度はもっと遅く、ボタンを連打することによって少し速くなる程度。
+
**地面に埋まったピクミンを引っこ抜くアクション。ピクミンの母体であるオニヨンに[[ペレット]]や倒した原生生物を運ぶと、ピクミンの種を吹かして数を増やし、最大100匹まで出すことができる。
 +
**『ピクミン1』『2』のオニヨンは色ごとに個体が存在し、それぞれの色に対応したピクミンを繁殖させることになる。白・紫ピクミンは地下にあるポンガシグサという植物にピクミンを投げ入れることで繁殖させることができる。
 +
***{{有無|X}} 『スマブラX』において白・紫ピクミンが他より出現確率が低いのは、この地下でしか数を増やせないことに所以している。
 
*横必殺ワザ:ピクミン投げ
 
*横必殺ワザ:ピクミン投げ
**投げ方は殆ど同じ。助走をつけると飛距離が2倍になったりする。
+
**ピクミンが隊列にいる時に出せるアクション。ピクミンに指示を出すためのアクションであり、投げられた先にある対象に応じた行動を取らせることができる。原生生物と戦う以外にも、物を運んだり、障害物を壊したりどかしたりして道を開くなどの作業もこなせる。
**『スマブラ』では黄ピクミンは山なりに飛ぶが、原作ではより高く飛ぶ。白ピクミンはよく飛ぶが、原作では普通である。
+
**黄ピクミンは投げると高く飛ぶという特徴があるが、『スマブラ』では原作より控えめ。
*上必殺ワザ:羽ピクミン {{有無|for}}以降
+
**『スマブラ』の白・紫ピクミンは他より性能差が大きいが、これは地面を掘る早さ・移動速度の遅さといった特徴を『スマブラ』流に落とし込むために表現されたものであり、原作ではどの色も飛距離に違いはない。
 +
**{{有無|WiiU}}{{有無|SP}} ピクミンの戻り際にアイテムを運んでくれる性質も再現されている。『スマブラ』では軽いアイテムだけに限られるが、原作では複数のピクミンが協力することで大きな物体も運べる。
 +
 
 +
*上必殺ワザ:ピクミンつながり {{有無|X}}
 +
**『ピクミン1』『2』でピクミンの隊列を動かせるアクションに因んでいる。ピクミンをまとめて動かして、近くにモノがあるとそれに応じた行動をする。
 +
**後の2014年に配信された『PIKMIN Short Movies』第2話「ビンの中のお宝」では、ビンに閉じ込められた赤ピクミンを助けるために思いついた方法で、群れで繋がって助け出すというシーンがある。
 +
 
 +
*上必殺ワザ:羽ピクミン {{有無|for}}以降
 
**『ピクミン3』から登場する羽ピクミンが果実などの自分の身体より大きい物体を飛行しながら複数体で協力して運搬する行動が基になっている。
 
**『ピクミン3』から登場する羽ピクミンが果実などの自分の身体より大きい物体を飛行しながら複数体で協力して運搬する行動が基になっている。
**『Hey! ピクミン』での羽ピクミンはオリマーを持ち上げて空中移動することが出来るが、『スマブラ』とは違い、背中の装置ではなくヘルメットを掴んで持ち上げる。
+
**『Hey! ピクミン』での羽ピクミンはオリマーを持ち上げて空中移動することができるが、『スマブラ』とは違い背中の生命維持装置ではなくヘルメットを掴んで持ち上げる。
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*下必殺ワザ:ピクミン整列
 
*下必殺ワザ:ピクミン整列
**カーソルで指定した一定範囲のピクミンのみ戻ってくる。
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**笛を吹いて周囲にいるピクミンを集合させるアクション。作業を中断させて隊列に戻す時やパニックになったピクミンを助ける時にも使える。
**『ピクミン2』ではお宝「真空波動スピーカー」を回収することで笛の音の届く範囲が広くなり、「やかましメカ」を回収することで笛の範囲内に埋まっているピクミンを一瞬で引き抜くようになる。
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*最後の切りふだ:一日の終わり
 
*最後の切りふだ:一日の終わり
**『ピクミン』シリーズでは、ピクミンの住む星は夜になると原生生物が徘徊するので、それまでにかならず宇宙船に帰り、夜が明けるまでは上空に避難していなければならない。「一日の終わり」は、それを『スマブラ』風に解釈したワザ<ref>[http://www.smashbros.com/wii/jp/characters/pikmin.html スマブラ拳!! (X):ピクミン&オリマー]<br />“キャプテン・オリマーが探索した星では、夕暮れまでにかならず宇宙船に帰らなければなりません。それはなぜか?それは、夜にはコワーイ原住生物が徘徊するから。夜は地上から離れることで、やりすごすわけです。それを『スマブラ』風に解釈すると、どうなるの……?”</ref>。
+
**ピクミンの住む星では夜になると原生生物が日中より活発化してより危険な環境になる。そのため一日の活動は日没までに限られ、それまでに宇宙船やオニヨンに帰り、夜が明けるまでの間は宇宙に一時退避しなければならない。「一日の終わり」は、それを『スマブラ』風に解釈したワザとなっている<ref>[https://www.smashbros.com/wii/jp/characters/pikmin.html スマブラ拳!! (X):ピクミン&オリマー]<br />“キャプテン・オリマーが探索した星では、夕暮れまでにかならず宇宙船に帰らなければなりません。それはなぜか?それは、夜にはコワーイ原住生物が徘徊するから。夜は地上から離れることで、やりすごすわけです。それを『スマブラ』風に解釈すると、どうなるの……?”</ref>。
***原作ではオニヨンまたは宇宙船に乗り込まなかったピクミンは原生生物に食べられてしまうが、「一日の終わり」ではピクミンたちはステージ上で何事もなくじっとしている。
+
**『スマブラ』で乗り込むのは、『ピクミン2』から登場するドルフィン初号機。借金のカタに取られたオリマーの愛機ドルフィン号の代わりとして乗ることになり、ホコタテ運送の創業から長く使われボロボロの宇宙船だが、お宝の鑑定センサーや人工知能を有している。人工知能はゲームのヒントを教えてくれる他、ウィットなジョークをよく言う。
**宇宙船は、『ピクミン2』のドルフィン初号機。借金のカタに取られたオリマーの愛機ドルフィン号の代わりの宇宙船。先端にはプロペラがついている他、先端部だけを切り離して探査ポットとしてパイロットに同行させる事も可能。アイテム回収の光は探査ポットの下部から発される。錆びが浮いているが、宇宙飛行はワープ含めて問題なく可能。お宝の価値の鑑定も可能だったりと、ハイテク。
+
**このワザで登場する原生生物は[[チャッピー]]の群れ。ピクミンは地上に取り残されると原生生物に食べ尽くされてしまうので、隊列やオニヨンに戻して安全を確保する必要がある。なお『スマブラ』で退避するのはオリマーだけだが、自分のピクミンには影響せず生き残る。
***また、人工知能を有しており、喋る。ウィットも備えており冗談をよく言う。
+
**最後に墜落するのは『ピクミン1』での探検のきっかけが事故による墜落であることに因んでいる他、30日以内にドルフィン号を修理できずゲームオーバーになる際のムービーで離陸失敗で墜落してしまうことにも関連している。
**原作で墜落シーンがあるのは『ピクミン』に登場したオリマーの愛機「ドルフィン号」のみ。物語の始まりのほか、とあるエンディングを迎えると墜落シーンを見ることができる。
 
**原生生物は、ステージ"[[とある星]]"や「[[フィールドスマッシュ]]」にも登場する敵キャラのチャッピー。ピクミンやオリマーと共に『ピクミン』シリ-ズを代表するキャラクターである。
 
  
 
=== その他 ===
 
=== その他 ===
*[[上アピール]]
+
*[[上アピール]]:2回飛び跳ねる
 
**『ピクミン2』のオリマーとルーイが、待機モーションとして1回跳ねる時の動作に似ている。
 
**『ピクミン2』のオリマーとルーイが、待機モーションとして1回跳ねる時の動作に似ている。
*[[横アピール]]
+
 
**『スマブラ』の動作にはあまり似ていないが、『ピクミン』1・2において、特定の操作をすると仰向けに寝ることができる。
+
*[[登場演出]]:ドルフィン初号機から降りてきて登場し、ピクミンを3匹引っこ抜く
*[[登場演出]]
+
**1日の始まり(ステージ開始時)に流れる活動拠点への着陸ムービーより。原作では最初からピクミンがいるわけではなく、自分からオニヨンにいるピクミンを呼び出す必要がある。しかし、前日に埋まっていたピクミンは原生生物に食べられることなく残っている他、『ピクミン1』『2』では前日でピクミンが全滅しても翌日にはオニヨンから1つずつ種を吹かせるので、『スマブラ』のように最初に引っこ抜いて出すのも間違ってはいない。
**『ピクミン2』より。原作では、1日の開始時にドルフィン初号機から降りるデモが流れるが、『スマブラ』のように自動でピクミンを引っこ抜くことはない。
+
 
***前の日に埋まっていた状態のピクミンに限り、開始時に引っこ抜くことができる。
 
 
*やられ時の目を見開いた表情 / [[手前やられ]]時の表情 {{有無|for}}以降
 
*やられ時の目を見開いた表情 / [[手前やられ]]時の表情 {{有無|for}}以降
**『ピクミン2』で借金を返し終わった後、オリマーが重大な忘れ物に気づいたときの顔。
+
**『ピクミン2』で借金を返し終わった後、オリマーが重大な忘れ物に気づいた時などに見せる驚愕の表情。
*ピクミンの頭の葉が成長し、移動速度が上がる。
+
 
**シリーズに共通してピクミンは埋まった状態で放置すると葉→つぼみ→花と成長し、移動速度が上がっていく。原作では引っこ抜いた状態から自然に成長することはなく、大地のエキスを吸うことで花に成長する。
+
*時間経過でピクミンの頭の葉が成長 {{有無|3DS}}以外
 +
**『スマブラ』では見た目以外の変化はないが、原作では埋まった状態で放置すると葉→つぼみ→花と成長し、移動速度が上がっていく。引っこ抜いた状態から自然に成長することはないが、大地のエキスを吸うことで花に成長する。
  
 
== 主な登場作品 ==
 
== 主な登場作品 ==
*[http://www.nintendo.co.jp/wii/r9ij/index.html ピクミン] (2001/GC)
+
*[https://www.nintendo.co.jp/ngc/gpij/ ピクミン]<ref>[https://www.nintendo.co.jp/switch/a99pa/index.html Switch版『ピクミン1』公式サイト]</ref> (2001/GC)(2023/Switch)
 
**[https://www.nintendo.co.jp/wii/r9ij/ Wiiであそぶピクミン] (2008/Wii)
 
**[https://www.nintendo.co.jp/wii/r9ij/ Wiiであそぶピクミン] (2008/Wii)
*[http://www.nintendo.co.jp/ngc/gpvj/index.html ピクミン2] (2004/GC)
+
*[https://www.nintendo.co.jp/ngc/gpvj/ ピクミン2]<ref>[https://www.nintendo.co.jp/switch/a99qa/index.html Switch版『ピクミン2』公式サイト]</ref> (2004/GC)(2023/Switch)
 
**[https://www.nintendo.co.jp/wii/r92j/index.html Wiiであそぶピクミン2] (2009/Wii)
 
**[https://www.nintendo.co.jp/wii/r92j/index.html Wiiであそぶピクミン2] (2009/Wii)
*[http://www.nintendo.co.jp/wiiu/ac3j/index.html ピクミン3] (2013/Wii U)
+
*[https://www.nintendo.co.jp/wiiu/ac3j/index.html ピクミン3] (2013/Wii U)
 
**[https://www.nintendo.co.jp/switch/ampna/index.html ピクミン3 デラックス] (2020/Switch)
 
**[https://www.nintendo.co.jp/switch/ampna/index.html ピクミン3 デラックス] (2020/Switch)
 
*[https://www.nintendo.co.jp/3ds/brcj/index.html Hey! ピクミン] (2017/3DS)
 
*[https://www.nintendo.co.jp/3ds/brcj/index.html Hey! ピクミン] (2017/3DS)
 
+
*[https://www.nintendo.co.jp/switch/ampya/index.html ピクミン4] (2023/Switch)
== 備考 ==
 
*『スマブラX』では参戦したファイターのシリーズ中では『ピクミン』シリーズが最も新しく(キャラクターでは[[ルカリオ]]が最も新しい)、「[[オールスター]]」モードでは、ピクミン&オリマーが最終戦を務めた。
 
  
 
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
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== 外部リンク ==
 
== 外部リンク ==
*[http://www.smashbros.com/wii/jp/characters/pikmin.html スマブラ拳!! (X):ピクミン&オリマー]
+
*[https://www.smashbros.com/wii/jp/characters/pikmin.html スマブラ拳!! (X):ピクミン&オリマー]
*[http://www.smashbros.com/jp/characters/pikmin.html 大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U:ピクミン&オリマー]
+
*[https://www.smashbros.com/jp/characters/pikmin.html 大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U:ピクミン&オリマー]
 
*[https://www.smashbros.com/ja_JP/fighter/40.html 『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』公式サイト:ピクミン&オリマー]
 
*[https://www.smashbros.com/ja_JP/fighter/40.html 『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』公式サイト:ピクミン&オリマー]
  

2023年10月27日 (金) 05:14時点における最新版

キャプテン・オリマー
キャプテン・オリマー (Hey! ピクミン).jpg
『Hey! ピクミン』のキャプテン・オリマー
シンボル ピクミン.png
出典ピクミンシリーズ
デビューピクミン
(2001年10月26日/GC)
スマブラ
への出演
スマブラDXスマブラXスマブラforスマブラSP
外部サイト
の紹介記事
キャプテン・オリマー - Wikipedia
Captain Olimar - Pikipedia, the Pikmin wiki

キャプテン・オリマー(Captain Olimar)は、『ピクミン』シリーズに登場するキャラクター。


概要

ホコタテ星の片田舎にある運送会社・ホコタテ運送で、星から星へ貨物や資源を運ぶ商売を仕事として働くベテラン宇宙航海士。本編の主人公としては『ピクミン1』『2』『Hey! ピクミン』で登場し、毎作トラブルに巻き込まれてピクミンの住む惑星に向かうことになる。

『ピクミン1』では休暇で宇宙旅行を満喫する最中、愛機の宇宙船ドルフィン号が隕石に衝突して墜落し、未知の惑星に不時着。その星の空気はオリマーにとって猛毒であり、生命維持装置のバッテリーが切れる30日間までにバラバラに散ったドルフィン号のパーツを集め修理しなければいけない状況に陥ってしまう。そんな中で不思議な生き物ピクミンと出会い、彼らと協力して惑星中に散らばったドルフィン号のパーツを回収し、惑星からの脱出を図ることになる。

ピクミンたちの助けもあり、なんとか故郷のホコタテ星に帰還できたオリマーであったが、『ピクミン2』では彼が遭難していていた間、ホコタテ運送が莫大な借金を抱え倒産寸前の危機に。しかし、彼が息子へのお土産にと持ち帰ってきた物体が高額で売れることがわかり、他にも借金返済のための「お宝」になる物体があの星にあることを知った社長から、初仕事の大失敗で借金を作ってしまった新米社員ルーイとともに行くことを命じられ、今度はお宝探しのためピクミンの住む惑星へと向かった。

『ピクミン3』では終盤に登場し、ある原生生物に軟禁された彼を救いだす事がアルフ達の最終目標となる。ビンゴバトルモードでは2P側の操作キャラとして登場し、ミッションモードのDLCステージでも彼を使うことができる他、『デラックス』ではサイドストーリーの主役となっている。

身長は宇宙服のアンテナも含めると約4センチの2頭身で、大きな鼻に尖った耳をした糸目の顔が特徴。名前の由来はマリオの逆さ読みで、赤い配色や大きな鼻が共通点になっている。妻と息子・娘・ペットを擁する一家の父でもあり、家族への愛情は強いが、航海日誌やメモ、家族からのメールによれば妻には頭は上がらないらしい。冒険家になる夢を持っていることもあって惑星の生態系などに対する探求心は強く、原生生物や植物などの名前は彼が名付けたものである。『ピクミン3』『4』では彼が残したメモが宇宙航海士たちの助けとなる。

大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ

スマブラDX』では鑑賞用フィギュアとして登場し、同じメモリーカードに『ピクミン』のセーブデータがあるという条件で獲得することができた。

シリーズ3作目の『スマブラX』からはファイターとして登場し、ピクミンと共にピクミン&オリマーとして参戦。『スマブラX』には2008年1月9日に、『スマブラfor』には2013年7月13日に、公式サイトで参戦が発表された。『スマブラSP』には2018年6月13日に放送された『Nintendo Direct: E3 2018』で当作の情報が公開されると同時に参戦することが明らかになった。『スマブラfor』までの作品においては最初から選択可能なファイターとして、『スマブラSP』では隠しキャラクターとして登場している。

また、『スマブラfor』と『スマブラSP』では、色変えとして『ピクミン3』の主人公アルフを操作キャラにしたピクミン&アルフが選べるようになっている。

原作のオリマーの宇宙服は何の装飾も無い極めて簡素なデザインだが、『スマブラ』では縫い目などが細かく描画され、胸部にボタンやメーター付きの装置類、両腕にはホコタテ運送のワッペンが加えられている。『スマブラfor』からは『ピクミン3』の要素が取り入れられ、ヘルメットにホイッスルが取り付けられたりボタンの一部が赤から青へと変更されている。なお、参戦ファイターの原作設定では最もサイズの小さいキャラクターであるが、『スマブラ』はノンスケールということでサムスの半分程度の身長になっている。

ピクミンを地面から引っこ抜き、それをお供に連れて行動する特殊な性質を持ったファイター。本体はオリマーであり、ピクミンがいくら倒されても点数には関係しない。一度に連れ歩けるピクミンの数は『スマブラX』では6体、『スマブラfor』からは3体が上限。
『スマブラX』では引っこ抜くピクミンの色はランダムで、その確率は引っこ抜く場所によって異なる。『スマブラfor』では赤→青→黄色→紫→白の順番で引っこ抜くようになっており、また上必殺ワザを使用した時に羽ピクミンが一時的に登場する。

各色は特定の属性攻撃に対する耐性など原作での性質をおおよそ再現しつつ、黄は攻撃判定が大きい、青は投げが強い、といった独自の長所も加えられている。ピクミンに攻撃させるため攻撃リーチが長く、各色の長所を上手く引き出せば高い攻撃性能を発揮する。しかし原作同様オリマー自身に力は無く、ピクミンがいなければほとんどのワザが空振りになってしまうため、常にピクミンを維持するための戦略性が求められる。

また『スマブラX』では上必殺ワザの「ピクミンつながり」が復帰に使おうにも崖に誰かが捕まっているとほとんど役に立たないという性質上、復帰力が極めて低く、ピクミンのようにあっけなくやられてしまうことも。『スマブラfor』では上必殺ワザが「羽ピクミン」に変わり、羽ピクミンに持ち上げてもらうワザになった。崖奪いの導入もあり、復帰力は格段に改善された。

アートワーク

亜空の使者における役割

ピクミンとともにエインシャント遺跡外部で巨大ロボットアタッカーと戦うも、回転するロボットアームで大半のピクミンが命を散らしてしまう。そこに現れたキャプテン・ファルコンがロボットアタッカーを倒すも、その際にピクミンを巻き込んでしまい、1匹を残して全滅してしまうのであった。

その後はファルコンとともに行動。フィギュア化されていたドンキーコングを救出し、そのまま亜空間爆弾工場に突入。工場ではエインシャント卿の真実を目撃し、ファルコン・フライヤーで脱出時に猛追するメタリドリーを退けた。ファイターたちと合流し亜空間に向かう際にはドルフィン初号機を操縦して突入した。

ゲーム中の解説

[DXフィギュア名鑑] キャプテン・オリマー
『ピクミン』の主人公。宇宙旅行中に流れ星と衝突、そのまま遭難し、とある緑豊かな星に墜落する。星から脱出するには、方々に飛散した宇宙船の部品を探し出さねばならないが、オリマーにとってはこの星の空気は猛毒。謎の原住生物”ピクミン”の力を借りて、危険な星を探索する。
  • ピクミン(GC)
[Xフィギュア名鑑] ピクミン&オリマー
運送会社ホコタテ運送に勤めるベテランの宇宙飛行士。謎の星に不時着した際に不思議な生物ピクミンと出会う。従順なピクミンたちに指示を出すことで、宇宙船のパーツを運ばせ、修理をすることに。命からがら会社に戻ってみると今度は倒産の危機が訪れる。借金の返済のために再びピクミンたちがいた星へ向かう。
  • (GC) ピクミン
  • (GC) ピクミン2
[Xフィギュア名鑑] 一日の終わり
強制的に夕暮れが訪れ、ドルフィン初号機が出現。オリマーが操縦席に乗り込み、ピクミンたちを乗せたオニオンとともに空へと飛び去っていく。『ピクミン』では、夜になると原住生物が凶暴化するので夜に地上にいることは危ない。なので、オリマーやオニオンは一時地上を離れるのだ。作品の枠を破るワザである。
  • (Wii) 大乱闘スマッシュブラザーズX
[3Uフィギュア名鑑] ピクミン&オリマー
ホコタテ運送に勤務するベテラン宇宙航海士のキャプテン・オリマーと、とある星に住む不思議な生命体、ピクミンのコンビ。オリマーはピクミンを連れておかないと、まともに攻撃できないため、常に複数のピクミンたちをひっこ抜いておきたい。ピクミン達は色によって能力が異なり、リーチや攻撃力も差があるので、上手く使い分けて戦おう。
  • (GC) ピクミン (2001/10)
  • (GC) ピクミン2 (2004/04)
[3Uフィギュア名鑑] ピクミン&オリマー(EX)
ピクミンは攻撃する以外にも役立つことがある。例えば、箱などのキャリアーアイテムに対してピクミンを投げ飛ばすと、アイテムにくっついて攻撃してくれる。破壊することだってできる。また、相手が突進してくるワザや遠距離攻撃に合わせてピクミンを飛ばすと一部で相殺が可能。ピクミン達が散ってしまったら補充を忘れずに。
  • (GC) ピクミン (2001/10)
  • (GC) ピクミン2 (2004/04)
[3Uフィギュア名鑑] 一日の終わり
オリマー達が探索する星では、夜になると原生生物が凶暴化する。そのため、探索は夕暮れまでに終わらせ、ドルフィン初号機に乗り星を離れなければならない。『スマブラ』で切りふだを使うと、オリマーは初号機で離脱、残されたライバルは原生生物の餌食になる。地上に戻る際は初号機を左右で操作できる。

使用ワザの名称一覧

  • 通常攻撃のワザ名は公式攻略本より引用。
スマブラX スマブラfor スマブラSP
弱攻撃 頭突き → 反転頭突き オリマーパンチ → オリマー連続パンチ
ダッシュ攻撃 側転キック
横強攻撃 低空ドロップキック オリマー突き
上強攻撃 竜巻ジャンプ
下強攻撃 低空頭突き
横スマッシュ攻撃 ピクミンロケット
上スマッシュ攻撃 ピクミンジャンプ
下スマッシュ攻撃 ピクミン左右ダッシュ
通常空中攻撃 竜巻アタック
前空中攻撃 ピクミンはたき
後空中攻撃 ピクミンふりはらい
上空中攻撃 ピクミンスクリュー ピクミントルネード
下空中攻撃 ピクミンメテオ
つかみ攻撃 ピクミンつかみ攻撃 つかみオリマー突き
前投げ ピクミン前投げ
後投げ ピクミン後投げ
上投げ ピクミン上投げ
下投げ ピクミン下投げ
通常必殺ワザ (1) ピクミンひっこ抜き
通常必殺ワザ2 頑丈なピクミンひっこ抜き
通常必殺ワザ3 爆裂抜き
横必殺ワザ (1) ピクミン投げ
横必殺ワザ2 ねんちゃくピクミン投げ
横必殺ワザ3 体当たりピクミン投げ
上必殺ワザ (1) ピクミンつながり 羽ピクミン
上必殺ワザ2 大ジャンプ羽ピクミン
上必殺ワザ3 パワフル羽ピクミン
下必殺ワザ (1) ピクミン整列
下必殺ワザ2 整列タックル
下必殺ワザ3 反転の笛
最後の切りふだ 一日の終わり

動作などの元ネタ

ワザ

  • 弱攻撃:頭突き → 反転頭突き X
    • 原作でオリマーが頭突きをする場面はないが、一部を除くピクミンが頭突きで攻撃することに由来していると思われる。
  • 弱攻撃:オリマーパンチ → オリマー連続パンチ 3U以降
    • 隊列にピクミンがいない時は、操作キャラ自らがパンチで攻撃することができる。しかし、その威力はピクミン1匹程度の微弱なものであり、一人だけで太刀打ちできるものではない。
    • 『スマブラ』での動作は後述のロケットパンチ使用可能と同時に出せるようになる連続パンチが基になっている(繰り出す腕の順序は逆)。
  • 横強攻撃:オリマー突き 3U以降
    • 『ピクミン2』でお宝「鉄人のコブシ」を回収することで使用可能になるロケットパンチが元。3連打できるようになり、最後のパンチは腕が巨大化して威力・リーチが増す。
  • 上強攻撃:竜巻ジャンプ
    • 『ピクミン1』で最初と最後のパーツを回収した際に回転ジャンプで喜ぶ仕草に似ている。
  • 通常必殺ワザ:ピクミン引っこ抜き
    • 地面に埋まったピクミンを引っこ抜くアクション。ピクミンの母体であるオニヨンにペレットや倒した原生生物を運ぶと、ピクミンの種を吹かして数を増やし、最大100匹まで出すことができる。
    • 『ピクミン1』『2』のオニヨンは色ごとに個体が存在し、それぞれの色に対応したピクミンを繁殖させることになる。白・紫ピクミンは地下にあるポンガシグサという植物にピクミンを投げ入れることで繁殖させることができる。
      • X 『スマブラX』において白・紫ピクミンが他より出現確率が低いのは、この地下でしか数を増やせないことに所以している。
  • 横必殺ワザ:ピクミン投げ
    • ピクミンが隊列にいる時に出せるアクション。ピクミンに指示を出すためのアクションであり、投げられた先にある対象に応じた行動を取らせることができる。原生生物と戦う以外にも、物を運んだり、障害物を壊したりどかしたりして道を開くなどの作業もこなせる。
    • 黄ピクミンは投げると高く飛ぶという特徴があるが、『スマブラ』では原作より控えめ。
    • 『スマブラ』の白・紫ピクミンは他より性能差が大きいが、これは地面を掘る早さ・移動速度の遅さといった特徴を『スマブラ』流に落とし込むために表現されたものであり、原作ではどの色も飛距離に違いはない。
    • WiiUSP ピクミンの戻り際にアイテムを運んでくれる性質も再現されている。『スマブラ』では軽いアイテムだけに限られるが、原作では複数のピクミンが協力することで大きな物体も運べる。
  • 上必殺ワザ:ピクミンつながり X
    • 『ピクミン1』『2』でピクミンの隊列を動かせるアクションに因んでいる。ピクミンをまとめて動かして、近くにモノがあるとそれに応じた行動をする。
    • 後の2014年に配信された『PIKMIN Short Movies』第2話「ビンの中のお宝」では、ビンに閉じ込められた赤ピクミンを助けるために思いついた方法で、群れで繋がって助け出すというシーンがある。
  • 上必殺ワザ:羽ピクミン 3U以降
    • 『ピクミン3』から登場する羽ピクミンが果実などの自分の身体より大きい物体を飛行しながら複数体で協力して運搬する行動が基になっている。
    • 『Hey! ピクミン』での羽ピクミンはオリマーを持ち上げて空中移動することができるが、『スマブラ』とは違い背中の生命維持装置ではなくヘルメットを掴んで持ち上げる。
  • 下必殺ワザ:ピクミン整列
    • 笛を吹いて周囲にいるピクミンを集合させるアクション。作業を中断させて隊列に戻す時やパニックになったピクミンを助ける時にも使える。
  • 最後の切りふだ:一日の終わり
    • ピクミンの住む星では夜になると原生生物が日中より活発化してより危険な環境になる。そのため一日の活動は日没までに限られ、それまでに宇宙船やオニヨンに帰り、夜が明けるまでの間は宇宙に一時退避しなければならない。「一日の終わり」は、それを『スマブラ』風に解釈したワザとなっている[1]
    • 『スマブラ』で乗り込むのは、『ピクミン2』から登場するドルフィン初号機。借金のカタに取られたオリマーの愛機ドルフィン号の代わりとして乗ることになり、ホコタテ運送の創業から長く使われボロボロの宇宙船だが、お宝の鑑定センサーや人工知能を有している。人工知能はゲームのヒントを教えてくれる他、ウィットなジョークをよく言う。
    • このワザで登場する原生生物はチャッピーの群れ。ピクミンは地上に取り残されると原生生物に食べ尽くされてしまうので、隊列やオニヨンに戻して安全を確保する必要がある。なお『スマブラ』で退避するのはオリマーだけだが、自分のピクミンには影響せず生き残る。
    • 最後に墜落するのは『ピクミン1』での探検のきっかけが事故による墜落であることに因んでいる他、30日以内にドルフィン号を修理できずゲームオーバーになる際のムービーで離陸失敗で墜落してしまうことにも関連している。

その他

  • 上アピール:2回飛び跳ねる
    • 『ピクミン2』のオリマーとルーイが、待機モーションとして1回跳ねる時の動作に似ている。
  • 登場演出:ドルフィン初号機から降りてきて登場し、ピクミンを3匹引っこ抜く
    • 1日の始まり(ステージ開始時)に流れる活動拠点への着陸ムービーより。原作では最初からピクミンがいるわけではなく、自分からオニヨンにいるピクミンを呼び出す必要がある。しかし、前日に埋まっていたピクミンは原生生物に食べられることなく残っている他、『ピクミン1』『2』では前日でピクミンが全滅しても翌日にはオニヨンから1つずつ種を吹かせるので、『スマブラ』のように最初に引っこ抜いて出すのも間違ってはいない。
  • やられ時の目を見開いた表情 / 手前やられ時の表情 3U以降
    • 『ピクミン2』で借金を返し終わった後、オリマーが重大な忘れ物に気づいた時などに見せる驚愕の表情。
  • 時間経過でピクミンの頭の葉が成長 3DS以外
    • 『スマブラ』では見た目以外の変化はないが、原作では埋まった状態で放置すると葉→つぼみ→花と成長し、移動速度が上がっていく。引っこ抜いた状態から自然に成長することはないが、大地のエキスを吸うことで花に成長する。

主な登場作品

脚注

  1. スマブラ拳!! (X):ピクミン&オリマー
    “キャプテン・オリマーが探索した星では、夕暮れまでにかならず宇宙船に帰らなければなりません。それはなぜか?それは、夜にはコワーイ原住生物が徘徊するから。夜は地上から離れることで、やりすごすわけです。それを『スマブラ』風に解釈すると、どうなるの……?”
  2. Switch版『ピクミン1』公式サイト
  3. Switch版『ピクミン2』公式サイト

外部リンク


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