投げ

投げは主にキャラクターが相手を掴んでいるときにコントロールスティックを倒すと繰り出すワザ。コントロールスティックを倒す方向によって、前投げ、後ろ投げ、上投げ、下投げと使い分けることができる。

投げの中には、その動作の長さが投げる対象の重量に比例するものもある。

ピクミン&オリマーを除き、投げが始まると一時的に無敵になる。無敵が終わった後に攻撃を受けるとつかみはずしが起きる。このつかみはずしはつかみ中に発生したものと異なり、相手に3%のダメージを与える。ピクミン&オリマーだけは投げ中に無敵にならないが、オリマーが攻撃を受けてもつかみはずしは起きずに投げが継続される。

前投げ

対戦相手をつかんでいるときにコントロールスティックを前に倒すと繰り出すワザ。

唯一の例外以外は全て斜め前に飛ばすワザで、大抵の場合、後投げより低威力なことや、ベクトルが上寄りであることが多い以外にこれといった特徴はない。

唯一の例外はドンキーコングで、相手を担いで移動できる特殊なものになっている。

後投げ

対戦相手をつかんでいるときにコントロールスティックを後ろに倒すと繰り出すワザ。

前投げより高威力なことや、ベクトルが横寄りであることが多い以外は、前投げの斜め後ろに飛ばす版である以外の特徴はない。
ただ、前投げと違い撃墜可能なものが多いので、こちらは特徴のある投げといえなくもない。

ソニックなど、投げられたキャラが投げたキャラに対し背を向けた状態で飛ぶものもあるが、斜め後ろに飛ばすこと自体に例外はない。

投げの中で後投げがもっとも高威力なキャラは多く、待ちの有利さを上げる原因になっている。

上投げ

対戦相手をつかんでいるときにコントロールスティックを上に倒すと繰り出すワザ。

例外なく相手を上に飛ばす。大抵の場合、撃墜に向くもの、追撃に向くもの、どちらにも向かないものの3つに分かれる。

ちなみに、下投げより追撃に向くものの数は少ないが、追撃に向くものの数自体が少ないわけではない。

下投げ

対戦相手をつかんでいるときにコントロールスティックを下に倒すと繰り出すワザ。

その多くは、上投げから撃墜に向くものという項目が削除されただけだが、斜めに飛ばすなど他の投げよりキャラごとの違いが大きい。

ただ、その多くは下投げ＝追撃の起点というイメージを持っている。

打撃投げ

ファイル:打撃投げ 1.JPG

周囲の相手ごとふっとばすマリオの後投げ。

投げる際に対象に打撃を加える投げを打撃投げと言う。ほとんどは打撃を加えてから投げる、または投げてから打撃を加える2回攻撃で、トレーニングモードだと連続ヒットのカウンターが2以上になる。

打撃は、投げ対象以外にも当たればダメージを与えることができる。ヒットストップが発生するが、投げられているキャラクターはヒットストップずらしはできない。打撃により周囲に攻撃をすることができるので、混戦時でも使いやすい。

打撃投げには、投げる対象の重さに関係なく、一定の速度で投げるものが多い。

投げる際に対象に打撃をせずただ投げるものの名称は、特にこれと決まったものはない（というより、別の言葉が何もつかない、ただの「投げ」が名称と考えてよいと思われる）。それらは投げ対象とそれ以外に共通してダメージを与える攻撃判定は持たないが、マリオの後投げなど、投げ動作中に投げられているファイターが武器となり、それに触れた対戦相手にダメージを与えるものがある（このタイプの投げも、他の相手に打撃（被害という意味で）を与えるので、打撃投げとよばれることが多い）。この攻撃判定は投げをしているファイターが出した攻撃という扱いのため、これで相手を撃墜できたら、ポイントは投げをしていたキャラのものになる。

その他の投げ

詳細は「つかみ#その他のつかみ」を参照

つかみからの投げ以外に、クッパの横必殺ワザ「ダイビングプレス」など、一部の必殺ワザにも投げに似た性質を持つものがある。

備考

• ネスなど、超能力を使って投げるキャラクターは強力な吹っ飛ば力を持っていることが多い。
• 特に上投げと下投げが顕著だが、吹っ飛ばし力の低下が強化として扱われることが多い。これは今作が揶揄されるほどにコンボゲーと化したことが原因である。

ワザ
共通	弱攻撃 - ダッシュ攻撃 - 強攻撃 - スマッシュ攻撃 - 空中攻撃 - つかみ - 投げ - 必殺ワザ - 最後の切りふだ - おきあがり攻撃 - ガケのぼり攻撃 - アピール
一部ファイター限定	空中ワイヤー - 滑空攻撃 - コマンド入力ワザ - 特殊ワザ