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「ジョーカー」の版間の差分

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(元ネタあれこれとアートワーク追加。ペルソナシリーズ関連はひとまず区切りにできるところまで。次は前から知っているシリーズじゃないと様式準備だけになるかも…)
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|紹介記事=[https://dic.pixiv.net/a/%E4%B8%BB%E4%BA%BA%E5%85%AC%28%E3%83%9A%E3%83%AB%E3%82%BD%E3%83%8A5%29 主人公(ペルソナ5) - ピクシブ百科事典]<br />[https://megamitensei.fandom.com/wiki/Protagonist_(Persona_5) Protagonist (Persona 5) - Megami Tensei Wiki]
 
|紹介記事=[https://dic.pixiv.net/a/%E4%B8%BB%E4%BA%BA%E5%85%AC%28%E3%83%9A%E3%83%AB%E3%82%BD%E3%83%8A5%29 主人公(ペルソナ5) - ピクシブ百科事典]<br />[https://megamitensei.fandom.com/wiki/Protagonist_(Persona_5) Protagonist (Persona 5) - Megami Tensei Wiki]
 
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'''{{PAGENAME}}'''(Joker)は、アトラスの『ペルソナ5』に登場するキャラクターで、怪盗としての姿の時のコードネーム。
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'''{{PAGENAME}}'''(Joker)は、アトラスの『ペルソナ5』に登場するキャラクターで、怪盗としてのコードネーム。
  
本名はプレイヤーがつけることができ、デフォルトネームはない。コミカライズ版では'''来栖 暁'''(くるす あきら、Kurusu Akira)、テレビアニメ版以降のメディアミックス作品では'''雨宮 蓮'''(あまみや れん、Ren Amamiya)という名前が付けられている。
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本名はプレイヤーがつけることができ、デフォルトネームはない。コミカライズ版では'''来栖暁'''(くるす あきら、Kurusu Akira)、テレビアニメ版以降のメディアミックス作品では'''雨宮蓮'''(あまみや れん、Ren Amamiya)という名前が付けられている。
 
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『ペルソナ5』の主人公。悪人を改心させるべく動く“心の怪盗団”のリーダーで、理不尽な事件により傷害の罪で保護観察処分を受け、東京へ上京、秀尽学園に転入された高校2年生の少年。
 
『ペルソナ5』の主人公。悪人を改心させるべく動く“心の怪盗団”のリーダーで、理不尽な事件により傷害の罪で保護観察処分を受け、東京へ上京、秀尽学園に転入された高校2年生の少年。
  
転入された最初の登校日にいつの間にかスマホに入っていた謎のアプリ「イセカイナビ」により、同級生の坂本竜司と共に認知の異世界"パレス"に迷い込む。その世界において王と名乗る鴨志田卓に竜司を殺されかけるが、反逆の意志「ペルソナ」の力に目覚め、窮地を脱する。
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転入された最初の登校日にいつの間にかスマホに入っていた謎のアプリ「イセカイナビ」により、同級生の[[坂本竜司]]と共に認知の異世界"パレス"に迷い込む。その世界において王と名乗る鴨志田卓に竜司を殺されかけるが、反逆の意志「ペルソナ」の力に目覚め、窮地を脱する。
  
その後、現実で体育教師の鴨志田が生徒にいじめを行っていると知り、怪盗として潜入を繰り返すことに。"パレス"のことを知る謎の生物モルガナ、「ペルソナ」に覚醒した竜司と主人公と同じクラスメイトの高巻杏との協力を得て、鴨志田の欲望の象徴「オタカラ」を盗み出すことで、鴨志田を改心。自ら罪を自白させることに成功した。
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その後、現実で体育教師の鴨志田が生徒にいじめを行っていると知り、怪盗として潜入を繰り返すことに。"パレス"のことを知る謎の生物[[モルガナ]]、「ペルソナ」に覚醒した竜司と主人公と同じクラスメイトの[[高巻杏]]との協力を得て、鴨志田の欲望の象徴「オタカラ」を盗み出すことで、鴨志田を改心。自ら罪を自白させることに成功した。
  
この成功を機に、竜司たち仲間からの提案で怪盗団のリーダーとなる。鴨志田のような悪い大人を改心させるため、昼は学生、夜は怪盗として生活を送ることになる。
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この成功を機に、竜司たち仲間からの提案で怪盗団のリーダーとなる。鴨志田のような悪い大人を改心させて世直しするため、そして"ベルベッドルーム"の主イゴールから告げられた自らに迫る破滅的未来から回避する“更生”を果たすため、昼は学生、夜は怪盗として生活を送ることになる。
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*ペルソナ能力
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**ペルソナシリーズに登場する特殊能力の総称。細かい設定はシリーズごとに異なるが、心の底に潜むもう一人の自分が実体化したもので、神話に登場した者や歴史上の偉人が元になった存在である。
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**『ペルソナ5』におけるペルソナとは、認知世界で具現化した反逆の魂の象徴とされている。覚醒の際にはペルソナから契約を持ちかけられ、皮膚もろともひっぺがすかのごとく目の周りを流血させながら仮面を外す。覚醒後は召喚時に仮面が自動で燃えて発現させる。ペルソナを戻すと仮面も復活する。
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**ジョーカーは特殊な素質「ワイルド」を持つため、本来は一人に一体持ちのところを複数のペルソナを使用できる。アルセーヌ以外のペルソナは、認知世界の敵シャドウとの会話交渉でシャドウに真名を思い出させることでペルソナにし獲得できる。
 
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=== アルセーヌ ===
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怪盗"アルセーヌ・ルパン"を由来とするペルソナ。契約時に初めて現れる時は尊大な口調で喋る。ジョーカーの初期ペルソナであり、他作品にジョーカーが出演する時には彼のペルソナを代表して共に登場することが多い。
  
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しかしながら、原作では初期ペルソナである都合上性能が弱く、ペルソナ合体のチュートリアルで処刑(ペルソナ合体の素材に)されてしまい、序盤で早々に退場してしまう。ただ、処刑前に主人公に「お前の運命が定まるその時…またお会いしよう」と告げ、その言葉通りに終盤のある場面で再び姿を現す。
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ちなみに、ペルソナ合体された後もお金を払えば再度取得でき、合体でアルセーヌを強化することもできる。
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== 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL ==
 
== 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL ==
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[[ファイター]]として初参戦。2018年の日本時間12月7日にアメリカ・ロサンゼルスで開催された『The Game Awards 2018』で発表されたムービー『[https://www.youtube.com/watch?v=gB03qvkoIhU 心の怪盗団、オタカラをいただく]』で、[[追加コンテンツの一覧 (SP)|追加コンテンツ]]第1弾として参戦することが発表された。2019年4月18日より配信開始。
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[[ファイター]]として初参戦。2018年の日本時間12月7日にアメリカ・ロサンゼルスで開催された『The Game Awards 2018』で発表されたムービー『[https://www.youtube.com/watch?v=gB03qvkoIhU 心の怪盗団、オタカラをいただく]』で、[[追加コンテンツの一覧 (SP)|追加コンテンツ]]第1弾として参戦することが発表された。その後、2019年4月17日に公開された[https://www.youtube.com/watch?v=zKhnQ7ZYgQI Ver.3.0 アップデート 紹介映像]で配信時期が発表され、翌18日に配信が開始された。
  
 
日本版での声は原作同様、[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A6%8F%E5%B1%B1%E6%BD%A4 福山潤]が務める。
 
日本版での声は原作同様、[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A6%8F%E5%B1%B1%E6%BD%A4 福山潤]が務める。
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原作と同じようにナイフとハンドガンを使い、ペルソナ能力では攻撃を受けるなどで溜まる「[[反逆ゲージ]]」が最大になると召喚するアルセーヌと一体になって共に攻撃する。最後の切りふだやアピールでは心の怪盗団のメンバーが登場し、勝利すると原作を忠実に再現した特別な勝利演出も見られる、こだわりをもって仕上げられたファイターとなっている。
  
 
=== アートワーク ===
 
=== アートワーク ===
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ファイル:公式絵 SP ジョーカー.png|『スマブラSP』<br/>ジョーカー(怪盗)
 
ファイル:公式絵 SP ジョーカー.png|『スマブラSP』<br/>ジョーカー(怪盗)
 
ファイル:カラバリ SP ジョーカー 07.png|『スマブラSP』<br/>ジョーカー(学生)
 
ファイル:カラバリ SP ジョーカー 07.png|『スマブラSP』<br/>ジョーカー(学生)
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公式絵 SP ジョーカー+アルセーヌ (怪盗).png|『スマブラSP』<br/>ジョーカー+アルセーヌ(怪盗)
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公式絵 SP ジョーカー+アルセーヌ (学生).png|『スマブラSP』<br/>ジョーカー+アルセーヌ(学生)
 
スマブラカウントダウン ペルソナ5.jpg‎|『スマブラSP』への参戦が発表された当日に[https://twitter.com/p_kouhou/status/1070936000212267008 『ペルソナ』公式広報ツイッター]で公開された発売記念イラスト。原作のキャラクターデザイナーであるアトラスの[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%89%AF%E5%B3%B6%E6%88%90%E8%A8%98 副島成記]が手掛けた。
 
スマブラカウントダウン ペルソナ5.jpg‎|『スマブラSP』への参戦が発表された当日に[https://twitter.com/p_kouhou/status/1070936000212267008 『ペルソナ』公式広報ツイッター]で公開された発売記念イラスト。原作のキャラクターデザイナーであるアトラスの[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%89%AF%E5%B3%B6%E6%88%90%E8%A8%98 副島成記]が手掛けた。
 
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== 動作などの元ネタ ==
 
== 動作などの元ネタ ==
 
=== ワザ ===
 
=== ワザ ===
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*反逆ゲージ
 +
**原作においてペルソナのスキルは、SP(物理/銃撃属性攻撃系の場合はHP)を消費することで使用でき、それと『ペルソナ5』におけるペルソナ能力の覚醒条件である反逆の意思を基に着想されたと思われる。
 +
**反逆ゲージを溜めている時のゲージの色が紫、消費している時の色が水色なのは、それぞれ原作の戦闘画面で表示されるパーティキャラのSPとHPの色と同じ。
 +
*アルセーヌの攻撃
 +
**横強攻撃でジョーカーの突きにまとわせる光のエフェクトは、アルセーヌが使える物理攻撃スキル「夢見針」に似ている。
 +
**ジョーカーのナイフに電撃をまとわせる上強攻撃では、電撃属性の「ジオ」系の魔法スキルを使っているのかもしれない。
 +
**なお、『スマブラ』でアルセーヌが使う「ジオ」系を含む一部のスキルは、原作ではレベルアップで覚えず、ペルソナ合体で習得できる。
 
*各種通常攻撃:ナイフ
 
*各種通常攻撃:ナイフ
**ジョーカーの固有近接武器である。『スマブラ』で使用しているのは初期装備であるアタックナイフ。
+
**ジョーカーが通常攻撃で使う固有近接武器。『スマブラ』で使用しているのは初期装備である「アタックナイフ」。
 +
**下スマッシュ攻撃は、原作の戦闘画面で攻撃する時の3段斬りの初段に似ている。
 
*下強攻撃
 
*下強攻撃
**スライディング。原作では一部のパレスで赤外線レーザーの監視網をくぐる時に使用していた。
+
**一部のパレスで赤外線レーザーの監視網をくぐる時のマップアクションでスライディングが使える。
*通常時上必殺ワザ:ワイヤーアクション
+
*上空中攻撃
**装備としては使用しないが、パレス内の設備であるワイヤーを用いる事があった。ただしその際にワイヤーで移動したのはモルガナである。また、実はメニュー画面でも使用している。
+
**原作のオープニングムービーに、頭を逆さにして回転落下するジョーカーのカットがある。
**『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』のPVでは、ジョーカーが本編中でワイヤーを使うシーンがある。
 
 
*各種投げ
 
*各種投げ
**風のエフェクトを出しながら軽やかに投げ飛ばす。エフェクトは疾風属性のスキル「ガル」に似ている。
+
**風のエフェクトを出しながら軽やかに投げ飛ばす。エフェクトは疾風属性のスキル「ガル」系に似ている。
*アルセーヌ召喚時上必殺ワザ:反逆の翼
 
**原作では能力として使用する描写はないが、デザイナーによるとジョーカーの「自由への意志」を暗示したものだという。
 
 
*通常必殺ワザ:ガン / ガンスペシャル
 
*通常必殺ワザ:ガン / ガンスペシャル
**ジョーカーの固有遠距離武器であるハンドガンを使用した銃撃。原作では弾数制限があり、特殊なアイテム以外では回復出来ない。銃属性が弱点の敵なら一発でダウンさせられる。本来はモデルガンであり、パレスやメメントス等の認知世界でのみ殺傷力を有するようになる。
+
**戦闘コマンドの一つである銃を使っての射撃攻撃。一定回数攻撃でき、ターゲットを切り替えながら射撃も可能。銃属性が弱点の敵なら一発でダウンさせられる。弾数制限があり、特殊なアイテム以外では現実世界に戻るまで回復できない。銃をはじめとする装備品は、ミリタリーショップ『アンタッチャブル』で購入する。
**ガンスペシャルは塔の織田信也とのコープを最大まで深めた時に取得出来る「織田スペシャル」が元ネタと思われる。相手の銃に対する耐性を無視出来るようになる能力。
+
**本来はモデルガンであり、認知世界でのみ実弾と同じ殺傷力を有するようになる。モルガナ曰く、“相手が本物だと認知する”ことで起こる原理とのこと。
 +
**『スマブラ』でジョーカーが使う遠隔武器であるハンドガンは、ナイフと同じく初期装備の「トカチェフ」。実在するハンドガン「トカレフ TT-33」がモデルに、名称はロシアの姓から取った物と思われる。
 +
**回避やジャンプしながら射撃ができる、「ガンスペシャル」の一度の射撃が3連射なのは、コープキャラクター(協力者)の一人、織田信也とのコープを最大まで深めた時に取得できる「織田スペシャル」の戦闘アニメーションが基になっているかもしれない。「織田スペシャル」はアクロバティックに動きながら銃撃する。
 
*横必殺ワザ:エイハ / エイガオン
 
*横必殺ワザ:エイハ / エイガオン
 
**呪怨属性の単体魔法攻撃スキル。エイハは下級、エイガオンは上級のもの。なおアルセーヌがエイガオンを使えるのは、プロローグのある場面の戦闘で現れた時のみ。この時はまだアルセーヌはシルエットで隠された状態で、本編中とは使えるスキルが一部異なっていた。本編中ではレベルアップで覚えず、取得させるには合体などで強化する必要がある。ちなみに『ペルソナQ2』では自力で習得可能。
 
**呪怨属性の単体魔法攻撃スキル。エイハは下級、エイガオンは上級のもの。なおアルセーヌがエイガオンを使えるのは、プロローグのある場面の戦闘で現れた時のみ。この時はまだアルセーヌはシルエットで隠された状態で、本編中とは使えるスキルが一部異なっていた。本編中ではレベルアップで覚えず、取得させるには合体などで強化する必要がある。ちなみに『ペルソナQ2』では自力で習得可能。
 
**アルセーヌが得意とし取得するのも呪怨属性であるため、多くのメディアではジョーカーごと闇・暗黒系の属性として扱われることが多い。
 
**アルセーヌが得意とし取得するのも呪怨属性であるため、多くのメディアではジョーカーごと闇・暗黒系の属性として扱われることが多い。
*アルセーヌ召喚時下必殺ワザ:テトラカーン / マカラカーン
+
*上必殺ワザ
**味方一体に攻撃を反射するバリアを貼るスキル。テトラカーンは物理攻撃、マカラカーンは魔法攻撃を反射する。こちらもアルセーヌはレベルアップで覚えない。
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**ワイヤーアクション
**『スマブラ』的にわかりやすくしているためか原作とは微妙に効果が違う。ジョーカーのガンやリンクのブーメランなどは実体のある物理属性のため、本来はテトラカーンの領分。
+
***メニュー画面で使用している姿を見ることができる。『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』では、劇中でもワイヤーを使うシーンがある。
 +
***オリジナル版の劇中では、モルガナがパレス内の設備であるワイヤーを使って移動するシーンがある。
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**反逆の翼
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***動作はスマブラオリジナル。コープキャラクター(協力者)のイゴールとのコープランクが1に上がるイベントの中で表示される契約の文言に、「契りは即ち、捉われを破らんとする“'''反逆の翼'''”なり」という物がある。
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*下必殺ワザ
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**反逆ガード
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***構え時の仮面に手を当てるポーズはペルソナのスキル選択中、ガード時の腕を構えるポーズは防御コマンドを選んだ時のポーズに似ている。
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**テトラカーン / マカラカーン
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***味方一体に攻撃を反射するバリアを貼るスキル。テトラカーンは物理攻撃、マカラカーンは魔法攻撃を反射する。アルセーヌはペルソナ合体で習得できる。
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***『スマブラ』的にわかりやすくしているためか原作とは微妙に効果が違う。ジョーカーのガンや[[リンク]]のブーメランなどは実体のある物理属性のため、本来は「テトラカーン」の領分。
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***『スマブラ』の「テトラカーン」がアルセーヌが衝撃波で反撃するのは、原作ゲームでジョーカーがペルソナ能力に覚醒したした時にアルセーヌが敵を吹き飛ばすムービーシーンにちなんでいる。
 
*最後の切りふだ:総攻撃
 
*最後の切りふだ:総攻撃
**シリーズ恒例のシステムで、敵の弱点を突く・クリティカルを発生させるなどして全員をダウンさせると発生させられる全体攻撃。敵が比較的硬いためこれを上手く使用出来るかで難易度が左右される。
+
**敵の弱点を突く・クリティカルを発生させるなどして全員をダウンさせると発生させられる全体攻撃。敵が比較的硬いためこれを上手く使用出来るかで難易度が左右される。『ペルソナ3』から初登場したシステム。
 
**メンバーは「[[坂本竜司|スカル]]&[[高巻杏|パンサー]]&[[モルガナ|モナ]]」「[[喜多川祐介|フォックス]]&[[新島真|クイーン]]&[[奥村春|ノワール]]」の2パターン。怪盗団への加入順となっている。総攻撃時のセリフはモナと[[佐倉双葉|ナビ]]のどちらかがランダムで入るが、原作では加入後にナビで固定となる。
 
**メンバーは「[[坂本竜司|スカル]]&[[高巻杏|パンサー]]&[[モルガナ|モナ]]」「[[喜多川祐介|フォックス]]&[[新島真|クイーン]]&[[奥村春|ノワール]]」の2パターン。怪盗団への加入順となっている。総攻撃時のセリフはモナと[[佐倉双葉|ナビ]]のどちらかがランダムで入るが、原作では加入後にナビで固定となる。
**フィニッシュ時の止め絵は原作では総攻撃で敵が全滅した時の特殊演出。発動させたキャラによって戦闘メンバー全員分のパターンがある。
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**フィニッシュ時の止め絵は原作では総攻撃で敵が全滅させた時の特殊演出。発動させたキャラによって戦闘メンバー全員分のパターンがある。
**フィニッシュ時に敵から上がる血飛沫のシルエットが、レーティングのためか星のエフェクトになっている。
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**フィニッシュ時に敵から上がる血飛沫のシルエットは、レーティング審査を通すか星のエフェクトになっている。
  
 
=== その他 ===
 
=== その他 ===
*固有能力:アルセーヌ召喚
+
*アルセーヌ召喚時に入ることがあるカットイン
**ペルソナシリーズに登場する特殊能力「ペルソナ能力」を用いたもの。細かい設定はシリーズごとに異なるが、「心の底に潜むもう一人の自分が実体化したもの」という点は共通している。
+
***「ブチッ!」というオノマトペは原作では敵の弱点をついた時のシリーズ恒例の特殊カットイン。ちなみに、海外ではオノマトペは「!!」で表現されている。これも原作と同じ。
**ジョーカーは特殊な素質「ワイルド」を持つため、本来は一人に一体のところをアルセーヌ以外のペルソナも使用出来るがPVで言われている通り今作はアルセーヌのみを使用する。
+
*[[ねむり]]
**覚醒の際には皮膚もろともひっぺがすかのごとく目の周りを流血させながら仮面を外し、覚醒後は召喚時に仮面が自動で燃える(自分で仮面を外しても喚べるが流血はしない)。『スマブラ』でも召喚時に仮面が燃え、戻すと仮面も復活する。
 
**召喚時の「ブチッ!」というオノマトペは原作では敵の弱点をついた時のシリーズ恒例の特殊カットイン。
 
*アルセーヌ
 
**かの有名な怪盗「アルセーヌ・ルパン」を由来とするペルソナ。歴代の主人公ペルソナと比較してもかなり饒舌であり尊大な口調で喋るが、『スマブラ』では残念ながら台詞は無し。ジョーカーの初期ペルソナであり『スマブラ』以外のコラボ作品でも、代表して彼が起用されている事が多い。
 
**初期ペルソナなので性能が弱く手放すプレイヤーが多いが、合体するなどして手持ちから消える時に固有のシーンが入り特殊な扱いを受けている。(合体素材のチュートリアルでは基本的には強制で合体素材として扱われる。また、アニメ版も同様に合体素材として扱われた。)尚、お金を払えば再入手も可能で、終盤のある場面では(手持ちにいない場合は復帰はしないが、)再登場する。
 
*眠り
 
 
**原作でのダウン時などと同じモーション。
 
**原作でのダウン時などと同じモーション。
*勝利モーション
+
*勝利演出
**ジョーカーが走っていく、あるいはモルガナカーに乗り込むモーションは、原作での戦闘勝利画面とギザギザのようなエフェクト含め同じ。
+
**原作の戦闘勝利画面を忠実に再現している。ジョーカーが怪盗団を連れ、次に進むよう走り出す。
**『スマブラ』では仲間はモルガナのみだが、原作では他の仲間も周囲でジョーカーを見守っているなどしている。ボイスが入るのも同様。
+
***十字ボタンを上に押しながら指定した時の演出は、ジョーカー単独時とメメントスで戦闘した後の演出を合わせた物。背景の赤い血管のような物は、メメントス最深部にあった物。
**Aボタンを押してスコアを見ると、「よし」「さて」と短くジョーカーが喋る。これはリザルトを終えてマップに戻った時のボイス。
+
**『スマブラ』で画面内に登場している仲間はモルガナのみだが、原作では他の仲間も周囲でジョーカーを見守っているなどしている。
 +
***勝利時に発する怪盗団のコメントは一部を除き、原作の戦闘勝利時と同じ。
 +
****モルガナのコメントの一つ「相変わらずすげえ乱闘だな、ジョーカー!」は、原作ではシャドウを会話交渉でペルソナにして勝利した時にジョーカーのワイルド能力に感心するセリフ「相変わらずすげえ“'''力'''”だな、ジョーカー!」が基になっている。
 +
****ナビは戦闘に直接参加しないサポートメンバーのため、コメントはすべてオリジナル。原作ではナビはマップに戻った時にのみ喋る。
 +
**原作の方はギザギザの帯が進むとともに獲得した経験値やアイテムなどが表示される。ジョーカーが走り終えるとマップ画面にシームレスに戻る演出となっている。
 +
**『スマブラ』で結果の詳細が表示されるとジョーカーが一言だけ喋るのは、原作ではマップ画面に戻った時に発する。
 +
**総攻撃で勝利するとそのまま戦闘勝利画面になるのも原作と同じ。
  
 
== 主な登場作品 ==
 
== 主な登場作品 ==
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*[https://pq2.jp/ ペルソナQ2 ニュー シネマ ラビリンス] (2018/3DS)
 
*[https://pq2.jp/ ペルソナQ2 ニュー シネマ ラビリンス] (2018/3DS)
 
*[https://p5s.jp/ ペルソナ5スクランブル ザ・ファントムストライカーズ] (発売時期未定/PS4・Switch)
 
*[https://p5s.jp/ ペルソナ5スクランブル ザ・ファントムストライカーズ] (発売時期未定/PS4・Switch)
 +
など
  
 
== 備考 ==
 
== 備考 ==
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*サードパーティ制作のゲームシリーズから参戦するファイターの中では、最も原作の発売日が新しい。
 +
*ジョーカーと[[クラウド]]は、プレイステーションのコンソールでデビューした作品から参戦するファイターである。
 +
**ジョーカーの原作『ペルソナ5』は、任天堂のプラットフォームで発売されたことがない。
 
*海外版でジョーカーの声を担当する声優[http://www.ssbwiki.com/Announcer Xander Mobus]は、『スマブラfor』と『スマブラSP』でナレーション/[[マスターハンド]]を担当している。
 
*海外版でジョーカーの声を担当する声優[http://www.ssbwiki.com/Announcer Xander Mobus]は、『スマブラfor』と『スマブラSP』でナレーション/[[マスターハンド]]を担当している。
 
== 脚注 ==
 
<references>
 
</references>
 
  
 
== 関連項目 ==
 
== 関連項目 ==
162行目: 195行目:
 
*[https://www.smashbros.com/ja_JP/fighter/71.html 『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』公式サイト:{{PAGENAME}}]
 
*[https://www.smashbros.com/ja_JP/fighter/71.html 『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』公式サイト:{{PAGENAME}}]
 
**[https://www.youtube.com/watch?v=gB03qvkoIhU 【スマブラSP】心の怪盗団、オタカラをいただく]
 
**[https://www.youtube.com/watch?v=gB03qvkoIhU 【スマブラSP】心の怪盗団、オタカラをいただく]
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**[https://www.youtube.com/watch?v=cgZgb8TNy00 【スマブラSP】The Masked Rebel]
  
 
{{テンプレート:ファイター-統合}}
 
{{テンプレート:ファイター-統合}}

2019年4月27日 (土) 19:21時点における版

ジョーカー
ジョーカー (ペルソナ5).png
『ペルソナ5』のジョーカー
シンボル ペルソナ.png
出典ペルソナシリーズ
デビューペルソナ5
(2016年9月15日/PS3・PS4)
スマブラ
への出演
スマブラSP
外部サイト
の紹介記事
主人公(ペルソナ5) - ピクシブ百科事典
Protagonist (Persona 5) - Megami Tensei Wiki

ジョーカー(Joker)は、アトラスの『ペルソナ5』に登場するキャラクターで、怪盗としてのコードネーム。

本名はプレイヤーがつけることができ、デフォルトネームはない。コミカライズ版では来栖暁(くるす あきら、Kurusu Akira)、テレビアニメ版以降のメディアミックス作品では雨宮蓮(あまみや れん、Ren Amamiya)という名前が付けられている。


概要

主人公の学生姿。

『ペルソナ5』の主人公。悪人を改心させるべく動く“心の怪盗団”のリーダーで、理不尽な事件により傷害の罪で保護観察処分を受け、東京へ上京、秀尽学園に転入された高校2年生の少年。

転入された最初の登校日にいつの間にかスマホに入っていた謎のアプリ「イセカイナビ」により、同級生の坂本竜司と共に認知の異世界"パレス"に迷い込む。その世界において王と名乗る鴨志田卓に竜司を殺されかけるが、反逆の意志「ペルソナ」の力に目覚め、窮地を脱する。

その後、現実で体育教師の鴨志田が生徒にいじめを行っていると知り、怪盗として潜入を繰り返すことに。"パレス"のことを知る謎の生物モルガナ、「ペルソナ」に覚醒した竜司と主人公と同じクラスメイトの高巻杏との協力を得て、鴨志田の欲望の象徴「オタカラ」を盗み出すことで、鴨志田を改心。自ら罪を自白させることに成功した。

この成功を機に、竜司たち仲間からの提案で怪盗団のリーダーとなる。鴨志田のような悪い大人を改心させて世直しするため、そして"ベルベッドルーム"の主イゴールから告げられた自らに迫る破滅的未来から回避する“更生”を果たすため、昼は学生、夜は怪盗として生活を送ることになる。

  • ペルソナ能力
    • ペルソナシリーズに登場する特殊能力の総称。細かい設定はシリーズごとに異なるが、心の底に潜むもう一人の自分が実体化したもので、神話に登場した者や歴史上の偉人が元になった存在である。
    • 『ペルソナ5』におけるペルソナとは、認知世界で具現化した反逆の魂の象徴とされている。覚醒の際にはペルソナから契約を持ちかけられ、皮膚もろともひっぺがすかのごとく目の周りを流血させながら仮面を外す。覚醒後は召喚時に仮面が自動で燃えて発現させる。ペルソナを戻すと仮面も復活する。
    • ジョーカーは特殊な素質「ワイルド」を持つため、本来は一人に一体持ちのところを複数のペルソナを使用できる。アルセーヌ以外のペルソナは、認知世界の敵シャドウとの会話交渉でシャドウに真名を思い出させることでペルソナにし獲得できる。


アルセーヌ

『ペルソナ5』のアルセーヌ。

怪盗"アルセーヌ・ルパン"を由来とするペルソナ。契約時に初めて現れる時は尊大な口調で喋る。ジョーカーの初期ペルソナであり、他作品にジョーカーが出演する時には彼のペルソナを代表して共に登場することが多い。

しかしながら、原作では初期ペルソナである都合上性能が弱く、ペルソナ合体のチュートリアルで処刑(ペルソナ合体の素材に)されてしまい、序盤で早々に退場してしまう。ただ、処刑前に主人公に「お前の運命が定まるその時…またお会いしよう」と告げ、その言葉通りに終盤のある場面で再び姿を現す。

ちなみに、ペルソナ合体された後もお金を払えば再度取得でき、合体でアルセーヌを強化することもできる。

大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL

カラバリ SP ジョーカー 01.png

ファイターとして初参戦。2018年の日本時間12月7日にアメリカ・ロサンゼルスで開催された『The Game Awards 2018』で発表されたムービー『心の怪盗団、オタカラをいただく』で、追加コンテンツ第1弾として参戦することが発表された。その後、2019年4月17日に公開されたVer.3.0 アップデート 紹介映像で配信時期が発表され、翌18日に配信が開始された。

日本版での声は原作同様、福山潤が務める。

原作と同じようにナイフとハンドガンを使い、ペルソナ能力では攻撃を受けるなどで溜まる「反逆ゲージ」が最大になると召喚するアルセーヌと一体になって共に攻撃する。最後の切りふだやアピールでは心の怪盗団のメンバーが登場し、勝利すると原作を忠実に再現した特別な勝利演出も見られる、こだわりをもって仕上げられたファイターとなっている。

アートワーク


使用ワザの名称一覧

弱攻撃 (未公表)
ダッシュ攻撃 (未公表)
横強攻撃 (未公表)
上強攻撃 (未公表)
下強攻撃 (未公表)
横スマッシュ攻撃 (未公表)
上スマッシュ攻撃 (未公表)
下スマッシュ攻撃 (未公表)
ニュートラル空中攻撃 (未公表)
前空中攻撃 (未公表)
後空中攻撃 (未公表)
上空中攻撃 (未公表)
下空中攻撃 (未公表)
つかみ攻撃 (未公表)
前投げ (未公表)
後投げ (未公表)
上投げ (未公表)
下投げ (未公表)
通常必殺ワザ ガン / ガンスペシャル
横必殺ワザ エイハ / エイガオン
上必殺ワザ ワイヤーアクション / 反逆の翼
下必殺ワザ 反逆ガード / テトラカーン / マカラカーン
最後の切りふだ 総攻撃

動作などの元ネタ

ワザ

  • 反逆ゲージ
    • 原作においてペルソナのスキルは、SP(物理/銃撃属性攻撃系の場合はHP)を消費することで使用でき、それと『ペルソナ5』におけるペルソナ能力の覚醒条件である反逆の意思を基に着想されたと思われる。
    • 反逆ゲージを溜めている時のゲージの色が紫、消費している時の色が水色なのは、それぞれ原作の戦闘画面で表示されるパーティキャラのSPとHPの色と同じ。
  • アルセーヌの攻撃
    • 横強攻撃でジョーカーの突きにまとわせる光のエフェクトは、アルセーヌが使える物理攻撃スキル「夢見針」に似ている。
    • ジョーカーのナイフに電撃をまとわせる上強攻撃では、電撃属性の「ジオ」系の魔法スキルを使っているのかもしれない。
    • なお、『スマブラ』でアルセーヌが使う「ジオ」系を含む一部のスキルは、原作ではレベルアップで覚えず、ペルソナ合体で習得できる。
  • 各種通常攻撃:ナイフ
    • ジョーカーが通常攻撃で使う固有近接武器。『スマブラ』で使用しているのは初期装備である「アタックナイフ」。
    • 下スマッシュ攻撃は、原作の戦闘画面で攻撃する時の3段斬りの初段に似ている。
  • 下強攻撃
    • 一部のパレスで赤外線レーザーの監視網をくぐる時のマップアクションでスライディングが使える。
  • 上空中攻撃
    • 原作のオープニングムービーに、頭を逆さにして回転落下するジョーカーのカットがある。
  • 各種投げ
    • 風のエフェクトを出しながら軽やかに投げ飛ばす。エフェクトは疾風属性のスキル「ガル」系に似ている。
  • 通常必殺ワザ:ガン / ガンスペシャル
    • 戦闘コマンドの一つである銃を使っての射撃攻撃。一定回数攻撃でき、ターゲットを切り替えながら射撃も可能。銃属性が弱点の敵なら一発でダウンさせられる。弾数制限があり、特殊なアイテム以外では現実世界に戻るまで回復できない。銃をはじめとする装備品は、ミリタリーショップ『アンタッチャブル』で購入する。
    • 本来はモデルガンであり、認知世界でのみ実弾と同じ殺傷力を有するようになる。モルガナ曰く、“相手が本物だと認知する”ことで起こる原理とのこと。
    • 『スマブラ』でジョーカーが使う遠隔武器であるハンドガンは、ナイフと同じく初期装備の「トカチェフ」。実在するハンドガン「トカレフ TT-33」がモデルに、名称はロシアの姓から取った物と思われる。
    • 回避やジャンプしながら射撃ができる、「ガンスペシャル」の一度の射撃が3連射なのは、コープキャラクター(協力者)の一人、織田信也とのコープを最大まで深めた時に取得できる「織田スペシャル」の戦闘アニメーションが基になっているかもしれない。「織田スペシャル」はアクロバティックに動きながら銃撃する。
  • 横必殺ワザ:エイハ / エイガオン
    • 呪怨属性の単体魔法攻撃スキル。エイハは下級、エイガオンは上級のもの。なおアルセーヌがエイガオンを使えるのは、プロローグのある場面の戦闘で現れた時のみ。この時はまだアルセーヌはシルエットで隠された状態で、本編中とは使えるスキルが一部異なっていた。本編中ではレベルアップで覚えず、取得させるには合体などで強化する必要がある。ちなみに『ペルソナQ2』では自力で習得可能。
    • アルセーヌが得意とし取得するのも呪怨属性であるため、多くのメディアではジョーカーごと闇・暗黒系の属性として扱われることが多い。
  • 上必殺ワザ
    • ワイヤーアクション
      • メニュー画面で使用している姿を見ることができる。『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』では、劇中でもワイヤーを使うシーンがある。
      • オリジナル版の劇中では、モルガナがパレス内の設備であるワイヤーを使って移動するシーンがある。
    • 反逆の翼
      • 動作はスマブラオリジナル。コープキャラクター(協力者)のイゴールとのコープランクが1に上がるイベントの中で表示される契約の文言に、「契りは即ち、捉われを破らんとする“反逆の翼”なり」という物がある。
  • 下必殺ワザ
    • 反逆ガード
      • 構え時の仮面に手を当てるポーズはペルソナのスキル選択中、ガード時の腕を構えるポーズは防御コマンドを選んだ時のポーズに似ている。
    • テトラカーン / マカラカーン
      • 味方一体に攻撃を反射するバリアを貼るスキル。テトラカーンは物理攻撃、マカラカーンは魔法攻撃を反射する。アルセーヌはペルソナ合体で習得できる。
      • 『スマブラ』的にわかりやすくしているためか原作とは微妙に効果が違う。ジョーカーのガンやリンクのブーメランなどは実体のある物理属性のため、本来は「テトラカーン」の領分。
      • 『スマブラ』の「テトラカーン」がアルセーヌが衝撃波で反撃するのは、原作ゲームでジョーカーがペルソナ能力に覚醒したした時にアルセーヌが敵を吹き飛ばすムービーシーンにちなんでいる。
  • 最後の切りふだ:総攻撃
    • 敵の弱点を突く・クリティカルを発生させるなどして全員をダウンさせると発生させられる全体攻撃。敵が比較的硬いためこれを上手く使用出来るかで難易度が左右される。『ペルソナ3』から初登場したシステム。
    • メンバーは「スカル&パンサー&モナ」「フォックス&クイーン&ノワール」の2パターン。怪盗団への加入順となっている。総攻撃時のセリフはモナとナビのどちらかがランダムで入るが、原作では加入後にナビで固定となる。
    • フィニッシュ時の止め絵は原作では総攻撃で敵が全滅させた時の特殊演出。発動させたキャラによって戦闘メンバー全員分のパターンがある。
    • フィニッシュ時に敵から上がる血飛沫のシルエットは、レーティング審査を通すか星のエフェクトになっている。

その他

  • アルセーヌ召喚時に入ることがあるカットイン
      • 「ブチッ!」というオノマトペは原作では敵の弱点をついた時のシリーズ恒例の特殊カットイン。ちなみに、海外ではオノマトペは「!!」で表現されている。これも原作と同じ。
  • ねむり
    • 原作でのダウン時などと同じモーション。
  • 勝利演出
    • 原作の戦闘勝利画面を忠実に再現している。ジョーカーが怪盗団を連れ、次に進むよう走り出す。
      • 十字ボタンを上に押しながら指定した時の演出は、ジョーカー単独時とメメントスで戦闘した後の演出を合わせた物。背景の赤い血管のような物は、メメントス最深部にあった物。
    • 『スマブラ』で画面内に登場している仲間はモルガナのみだが、原作では他の仲間も周囲でジョーカーを見守っているなどしている。
      • 勝利時に発する怪盗団のコメントは一部を除き、原作の戦闘勝利時と同じ。
        • モルガナのコメントの一つ「相変わらずすげえ乱闘だな、ジョーカー!」は、原作ではシャドウを会話交渉でペルソナにして勝利した時にジョーカーのワイルド能力に感心するセリフ「相変わらずすげえ“”だな、ジョーカー!」が基になっている。
        • ナビは戦闘に直接参加しないサポートメンバーのため、コメントはすべてオリジナル。原作ではナビはマップに戻った時にのみ喋る。
    • 原作の方はギザギザの帯が進むとともに獲得した経験値やアイテムなどが表示される。ジョーカーが走り終えるとマップ画面にシームレスに戻る演出となっている。
    • 『スマブラ』で結果の詳細が表示されるとジョーカーが一言だけ喋るのは、原作ではマップ画面に戻った時に発する。
    • 総攻撃で勝利するとそのまま戦闘勝利画面になるのも原作と同じ。

主な登場作品

など

備考

  • サードパーティ制作のゲームシリーズから参戦するファイターの中では、最も原作の発売日が新しい。
  • ジョーカーとクラウドは、プレイステーションのコンソールでデビューした作品から参戦するファイターである。
    • ジョーカーの原作『ペルソナ5』は、任天堂のプラットフォームで発売されたことがない。
  • 海外版でジョーカーの声を担当する声優Xander Mobusは、『スマブラfor』と『スマブラSP』でナレーション/マスターハンドを担当している。

関連項目

外部リンク


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