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'''{{PAGENAME}}'''は[[ファイター]]が相手を[[つかみ|掴んでいるとき]]に方向入力をすると繰り出す[[ワザ]]。入力した方向によって、'''前投げ'''、'''後投げ'''、'''上投げ'''、'''下投げ'''と使い分けることができる。
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[[ファイル:公式 スクリーンショット SP アイク4.jpg|サムネイル|[[アイク]]の後投げ。相手を後ろに蹴り飛ばす。]]
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'''{{PAGENAME}}'''は[[ファイター]]が相手を[[つかみ|掴んでいるとき]]に方向入力をすると繰り出す[[ワザ]]。入力した方向によって、'''前投げ'''、'''後投げ'''<ref>『スマブラSP』では「後ろ投げ」表記。</ref>、'''上投げ'''、'''下投げ'''と使い分けることができる。
  
 
== 前投げ ==
 
== 前投げ ==
 
対戦相手をつかんでいるときに前に方向入力すると繰り出すワザ。
 
対戦相手をつかんでいるときに前に方向入力すると繰り出すワザ。
  
殆どの前投げは、相手を前方に投げ飛ばす。[[ドンキーコング]]のものだけは、相手を担いで移動する特殊なものになっている。傾向としては、威力は後投げと比べると控え目で、かといって下投げ程コンボに使われてもいない。しかし、相手を前にふっとばすという性質上、相手を端に追い詰めたときなど、その有利状況の継続のために使用されやすく、多くのファイターに使われる機会がある投げである。
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殆どの前投げは、相手を前方に投げ飛ばす。[[ドンキーコング]]のものだけは、相手を担いで移動する特殊なものになっている。傾向としては、威力は後投げと比べると控え目で、かといって下投げ程[[コンボ]]に使われてもいない。しかし、相手を前にふっとばすという性質上、相手を端に追い詰めたときなど、その有利状況の継続のために使用されやすく、多くのファイターに使われる機会がある投げである。
  
 
== 後投げ ==
 
== 後投げ ==
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対戦相手をつかんでいるときに上に方向入力をすると繰り出すワザ。
 
対戦相手をつかんでいるときに上に方向入力をすると繰り出すワザ。
  
全ての上投げは、相手を高めの角度で投げ飛ばす。ワザによっては、微妙に前や後ろに寄ったベクトルになっている。下投げほどではないが、投げてから追撃できるものが多く、後投げほどではないが、撃墜に向いたものも多い。上の[[バーストライン]]に近い位置まで足場があるステージでは、早期撃墜が狙える投げとして活躍することがある。
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全ての上投げは、相手を高めの角度で投げ飛ばす。ワザによっては、微妙に前や後ろに寄った[[ベクトル]]になっている。下投げほどではないが、投げてから追撃できるものが多く、後投げほどではないが、撃墜に向いたものも多い。上の[[バーストライン]]に近い位置まで足場があるステージでは、早期撃墜が狙える投げとして活躍することがある。
  
 
== 下投げ ==
 
== 下投げ ==
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== 打撃投げ ==
 
== 打撃投げ ==
[[ファイル:打撃投げ 1.JPG|サムネイル|300px|周囲の相手ごとふっとばすマリオの後投げ(『スマブラWii U』)。]]
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[[ファイル:マリオ (SP) 後投げ (2).gif|サムネイル|300px|周囲の相手ごとふっとばす[[マリオ]]の後投げ。<br>この場合でクッパやワリオが撃墜された場合、2点ともマリオのもの。]]
投げる際に対象に打撃を加える投げを'''打撃投げ'''と言う。ほとんどは打撃を加えてから投げる、または投げてから打撃を加える2回攻撃で、[[トレーニング]]モードだと連続ヒットのカウンターが2以上になる。
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投げる際に対象に打撃を加える投げを'''打撃投げ'''と言う。ほとんどは打撃を加えてから投げる、または投げてから打撃を加える2回攻撃で、[[トレーニングモード]]だと連続ヒットのカウンターが2以上になる。
  
打撃は、投げ対象以外にも当たればダメージを与えることができる。ヒットストップが発生するが、投げられているキャラクターはヒットストップずらしはできない。打撃により周囲に攻撃をすることができるので、混戦時でも使いやすい。打撃投げには、投げる対象の重さに関係なく、一定の速度で投げるものが多い。
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打撃は、投げ対象以外にも当たればダメージを与えることができる。[[ヒットストップ]]が発生するが、投げられているファイターは[[ヒットストップずらし]]はできない。打撃により周囲に攻撃をすることができるので、混戦時でも使いやすい。打撃投げには、投げる対象の重さに関係なく、一定の速度で投げるものが多い。
  
投げる際に対象に打撃をせずただ投げるものの名称は、特にこれと決まったものはない。それらは投げ対象とそれ以外に共通してダメージを与える攻撃判定は持たないが、[[マリオ]]の後投げなど、投げ動作中に投げられているファイターが武器となり、それに触れた対戦相手にダメージを与えるものがある。これも周囲に打撃を加えることから打撃投げと呼ぶことがある。この攻撃判定は投げをしているファイターのもので、これに当たって撃墜できたら、ポイントは投げをしていたキャラクターのものになる。
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投げる際に対象に打撃をせずただ投げるものの名称は、特にこれと決まったものはない。それらは投げ対象とそれ以外に共通してダメージを与える攻撃判定は持たないが、[[マリオ]]の後投げなど、投げ動作中に投げられているファイターが武器となり、それに触れた対戦相手にダメージを与えるものがある。これも周囲に打撃を加えることから打撃投げと呼ぶことがある。この攻撃判定は投げをしているファイターのもので、これに当たって撃墜できたら、ポイントは投げをしていたファイターのものになる。
  
 
== その他の投げ ==
 
== その他の投げ ==
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== 投げによる撃墜 ==
 
== 投げによる撃墜 ==
 
前述したように、投げの中にはふっとばし力が強く、撃墜に有効な手段となるものもある。このような投げはユーザー間では「投げバースト」、さらに略して「投げバ」と呼ばれることもある。
 
前述したように、投げの中にはふっとばし力が強く、撃墜に有効な手段となるものもある。このような投げはユーザー間では「投げバースト」、さらに略して「投げバ」と呼ばれることもある。
 
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以下の表は、『スマブラSP』において投げで撃墜するのに必要な蓄積ダメージ。
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以下の表は、『[[スマブラSP]]』の[[Ver.2.0.0]]時点における投げで撃墜するのに必要な蓄積ダメージ。
  
 
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<div style="text-align:center; background:#FFFF; color:#000>'''全ファイターの投げで撃墜するのに必要な蓄積ダメージ([[Ver.2.0.0]])'''</div>
 
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*ステージは"[[終点]]"、相手は無抵抗の[[マリオ]]
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*ステージは[[終点]]、相手は無抵抗の[[マリオ]]で測定。[[ベクトル変更]]などふっとびを緩和する行動はしていない。
 
*[[1on1ダメージ|アイテムなし1on1補正]]や[[ほかほか補正]]、[[OP相殺]]は除外している。
 
*[[1on1ダメージ|アイテムなし1on1補正]]や[[ほかほか補正]]、[[OP相殺]]は除外している。
 
*「/」(スラッシュ)があるものはベクトルが横向きで横バーストが狙える投げを終点中央と崖際で計ったもの。「中央/崖際」。
 
*「/」(スラッシュ)があるものはベクトルが横向きで横バーストが狙える投げを終点中央と崖際で計ったもの。「中央/崖際」。
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*'''太字'''は撃墜を現実的に狙えると思われるもの(ある程度編集者の主観あり)。
 
*'''太字'''は撃墜を現実的に狙えると思われるもの(ある程度編集者の主観あり)。
 
*「不」は999%でも撃墜不可能の意。
 
*「不」は999%でも撃墜不可能の意。
*[[ドンキーコング]]の「J:」はジャンプの頂点から投げた時の記録。どちらも上バースト。
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*ドンキーコングの「J:」はジャンプの頂点から投げた時の記録。どちらも上バースト。
*[[ピクミン&オリマー]]はピクミンが3体揃っている時の記録。ピクミンの数によっては1~2%程度変動する。
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*ピクミン&オリマーはピクミンが3体揃っている時の記録。ピクミンの数によっては1~2%程度変動する。
*当然、相手のふっとびずらしや体重によってはもっと前に撃墜できたり全然撃墜できなかったりするので、あくまで目安程度に。
 
 
*投げるファイターの位置によって致命エフェクトが出るかどうかも変わるので、ダッシュファイターの1%~2%程度の違いは誤差の可能性がある。
 
*投げるファイターの位置によって致命エフェクトが出るかどうかも変わるので、ダッシュファイターの1%~2%程度の違いは誤差の可能性がある。
 
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== 備考 ==
 
== 備考 ==
*『スマブラX』と『スマブラ3DS/Wii U』の投げの中には、その動作の長さが投げる対象の[[重量]]に比例するものもある。対象を投げ飛ばした後の[[隙]]にも影響するので、重いファイターほど投げからの追撃を受けにくい。
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*英語では、「Throw」。
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*『[[スマブラX]]』と『[[スマブラ3DS/Wii U]]』の投げの中には、その動作の長さが投げる対象の[[重量]]に比例するものもある。対象を投げ飛ばした後の[[隙]]にも影響するので、重いファイターほど投げからの追撃を受けにくい。
 
*『スマブラ3DS/Wii U』以降、投げが始まると投げている側は一時的に無敵になる。無敵が終わった後に攻撃を受けると[[つかみ#つかみはずし|つかみはずし]]が起きる。このつかみはずしは[[つかみ]]中に発生したものと異なり、相手に3%のダメージを与える。『スマブラ3DS/Wii U』の[[ピクミン&オリマー]]だけは投げ中に無敵にならないが、オリマーが攻撃を受けてもつかみはずしは起きずに投げが継続される。
 
*『スマブラ3DS/Wii U』以降、投げが始まると投げている側は一時的に無敵になる。無敵が終わった後に攻撃を受けると[[つかみ#つかみはずし|つかみはずし]]が起きる。このつかみはずしは[[つかみ]]中に発生したものと異なり、相手に3%のダメージを与える。『スマブラ3DS/Wii U』の[[ピクミン&オリマー]]だけは投げ中に無敵にならないが、オリマーが攻撃を受けてもつかみはずしは起きずに投げが継続される。
*[[ネス]]など、超能力を使って投げるキャラクターは強力な[[ふっとばし力]]を持った投げを持っていることが多い。
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*[[ネス]]や[[ゼルダ]]など、超能力や魔法といった非接触の投げを使うキャラクターは強力な[[ふっとばし力]]を持った投げワザを持っていることが多い。
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== 脚注 ==
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== 外部リンク ==
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*[https://www.ssbwiki.com/Throw Throw - SmashWiki, the Super Smash Bros. wiki]
  
 
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2020年12月8日 (火) 21:06時点における最新版

アイクの後投げ。相手を後ろに蹴り飛ばす。

投げファイターが相手を掴んでいるときに方向入力をすると繰り出すワザ。入力した方向によって、前投げ後投げ[1]上投げ下投げと使い分けることができる。

前投げ

対戦相手をつかんでいるときに前に方向入力すると繰り出すワザ。

殆どの前投げは、相手を前方に投げ飛ばす。ドンキーコングのものだけは、相手を担いで移動する特殊なものになっている。傾向としては、威力は後投げと比べると控え目で、かといって下投げ程コンボに使われてもいない。しかし、相手を前にふっとばすという性質上、相手を端に追い詰めたときなど、その有利状況の継続のために使用されやすく、多くのファイターに使われる機会がある投げである。

後投げ

対戦相手をつかんでいるときに後ろに方向入力をすると繰り出すワザ。

全ての後投げは、相手を後方に投げ飛ばす。投げの中で後投げがもっとも威力が高い、というファイターは多い。それらにとっては、ステージ端においての横撃墜の有効な選択肢の一つになっていることがある。ステージ端に追い詰められたときの形勢逆転を狙える他、ステージ端で後投げを決めたいがために、あえてステージ端へ身を置くケースもみられる。

上投げ

対戦相手をつかんでいるときに上に方向入力をすると繰り出すワザ。

全ての上投げは、相手を高めの角度で投げ飛ばす。ワザによっては、微妙に前や後ろに寄ったベクトルになっている。下投げほどではないが、投げてから追撃できるものが多く、後投げほどではないが、撃墜に向いたものも多い。上のバーストラインに近い位置まで足場があるステージでは、早期撃墜が狙える投げとして活躍することがある。

下投げ

対戦相手をつかんでいるときにコントロールスティックを下に倒すと繰り出すワザ。

ふっとばす角度には、前、後ろ、高め、低めと様々なものがある。前へ高めの角度でふっとばすものが最も多い。ふっとばし力は弱めで、投げた後の隙が短く、コンボに向いたものが多い。 低%の相手にはこのワザからのコンボが最大リターンというファイターは少なからずいる。一方で、全体モーションが長かったり、打撃判定が小さい、或いは無かったりするものが多く、混戦では妨害されやすくて使い勝手が悪いものが多い。

打撃投げ

周囲の相手ごとふっとばすマリオの後投げ。
この場合でクッパやワリオが撃墜された場合、2点ともマリオのもの。

投げる際に対象に打撃を加える投げを打撃投げと言う。ほとんどは打撃を加えてから投げる、または投げてから打撃を加える2回攻撃で、トレーニングモードだと連続ヒットのカウンターが2以上になる。

打撃は、投げ対象以外にも当たればダメージを与えることができる。ヒットストップが発生するが、投げられているファイターはヒットストップずらしはできない。打撃により周囲に攻撃をすることができるので、混戦時でも使いやすい。打撃投げには、投げる対象の重さに関係なく、一定の速度で投げるものが多い。

投げる際に対象に打撃をせずただ投げるものの名称は、特にこれと決まったものはない。それらは投げ対象とそれ以外に共通してダメージを与える攻撃判定は持たないが、マリオの後投げなど、投げ動作中に投げられているファイターが武器となり、それに触れた対戦相手にダメージを与えるものがある。これも周囲に打撃を加えることから打撃投げと呼ぶことがある。この攻撃判定は投げをしているファイターのもので、これに当たって撃墜できたら、ポイントは投げをしていたファイターのものになる。

その他の投げ

つかみからの投げ以外に、クッパの横必殺ワザ「ダイビングプレス」など、一部の必殺ワザにも投げに似た性質を持つものがある。

投げによる撃墜

前述したように、投げの中にはふっとばし力が強く、撃墜に有効な手段となるものもある。このような投げはユーザー間では「投げバースト」、さらに略して「投げバ」と呼ばれることもある。

備考

  • 英語では、「Throw」。
  • スマブラX』と『スマブラ3DS/Wii U』の投げの中には、その動作の長さが投げる対象の重量に比例するものもある。対象を投げ飛ばした後のにも影響するので、重いファイターほど投げからの追撃を受けにくい。
  • 『スマブラ3DS/Wii U』以降、投げが始まると投げている側は一時的に無敵になる。無敵が終わった後に攻撃を受けるとつかみはずしが起きる。このつかみはずしはつかみ中に発生したものと異なり、相手に3%のダメージを与える。『スマブラ3DS/Wii U』のピクミン&オリマーだけは投げ中に無敵にならないが、オリマーが攻撃を受けてもつかみはずしは起きずに投げが継続される。
  • ネスゼルダなど、超能力や魔法といった非接触の投げを使うキャラクターは強力なふっとばし力を持った投げワザを持っていることが多い。

脚注

  1. 『スマブラSP』では「後ろ投げ」表記。

外部リンク


ワザ
共通 弱攻撃 - ダッシュ攻撃 - 強攻撃 - スマッシュ攻撃 - 空中攻撃 - つかみ - 投げ - 必殺ワザ - 最後の切りふだ - おきあがり攻撃 - ガケのぼり攻撃 - アピール
一部ファイター限定 空中ワイヤー - 滑空攻撃 - コマンド入力ワザ - 特殊ワザ