大乱闘スマッシュブラザーズWikiで記事を編集するにはアカウントの作成ログインが必要です。編集方法や方針などについては、大乱闘スマッシュブラザーズWiki:編集ガイドライン‎をご覧ください。

「相殺」の版間の差分

提供: 大乱闘スマッシュブラザーズWiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
 
(10人の利用者による、間の37版が非表示)
1行目: 1行目:
[[ファイル:相殺1.jpg|thumb|地上攻撃同士が接触すると相殺が発生し、お互いのワザが中断され、のけぞる。]]
+
[[ファイル:スマブラSP 相殺 (1).jpg|300px|サムネイル|地上攻撃同士が接触すると、お互いのワザが相殺・中断され、のけぞる。]]
[[ファイル:相殺2.jpg|thumb|ダメージの差が大きいと、ダメージの低いほうだけ相殺が発生し、ワザを中断することに。]]
+
'''{{PAGENAME}}'''は、[[スマブラシリーズ]]の全てに存在する、[[攻撃判定]]同士が接触すると、両者、または一方の攻撃判定が消失する[[システム]]。攻撃判定の消失は相殺を起こした相手に対してのみで、他の相手には攻撃をヒットさせることができる。また、[[飛び道具]]へ相殺を起こした場合は、攻撃判定を消失するのはその飛び道具に対してのみで、飛び道具の使用者へ攻撃をヒットさせることはできる。なお多くの場合、相殺が起きるとすぐさま[[#相殺モーション]]に移行して攻撃が中断される。
攻撃には地上攻撃や飛び道具といったいくつかの種類があるが、その中の特定の組み合わせの攻撃が接触したとき、お互いの攻撃に[[#相殺判定]]と呼ばれるものが設定されていた場合、両者、または一方に'''相殺'''が発生し、攻撃が打ち消される。
+
 
 +
相殺の本来の意味は「互いに損得なしにすること」であるが、『スマブラ』ではどちらか一方だけに相殺が起きることがある。
  
 
== 相殺の条件 ==
 
== 相殺の条件 ==
*「自分:地上攻撃、相手:地上攻撃」または「自分:飛び道具、相手:地上or空中攻撃」の組み合わせである
+
相殺の発生条件には次のルールがあり、以下3つの条件をすべて満たさない限り相殺は起こり得ない。
*両方の攻撃に[[#相殺判定]]がついている
+
*地上攻撃同士、またはどちらかが飛び道具であること(「地上攻撃-地上攻撃」「飛び道具-地上攻撃」「飛び道具-空中攻撃」「飛び道具-飛び道具」の組み合わせ)。
*自分の攻撃のダメージ%が、相手の攻撃より9%以上高くない
+
**直接攻撃の必殺ワザの場合、必殺ワザを出しているファイターが地上にいる時には地上攻撃、空中にいる時は空中攻撃と同じ扱いになる。
攻撃判定が接触した時に上記の条件をすべて満たしていれば、自分の攻撃に相殺が発生する。ただし例外として、[[#特殊な相殺判定]]を持つ攻撃は条件を満たさなくても相殺する。
+
*互いのワザが両方とも[[#相殺判定]]が有効であること。
 +
*自分のワザで与えるダメージが相手の攻撃を大きく下回っていないこと。威力差が小さければ互いに相殺し合うが、そうでない場合は、与ダメージが低い方にのみ相殺が起き、大きい方は攻撃が続行されて一方的に打ち勝つ。
 +
**『[[ニンテンドウオールスター! 大乱闘スマッシュブラザーズ|64]]』では10%未満。『[[大乱闘スマッシュブラザーズDX|DX]]』以降は9%未満の差であれば互いに相殺される。
  
接触した攻撃のダメージ差が9%未満であればお互いに相殺が発生する。9%以上の場合はダメージの小さいほうのみ相殺し、ダメージの大きいほうは相殺しない(一方的に攻撃できる)。
+
ただし、[[#特殊な相殺判定]]を持つ攻撃は上記のルールに関係なく相殺が起こり得る。
  
直接攻撃の必殺ワザの場合、必殺ワザを出しているキャラが地上にいる時には地上攻撃、空中にいる時は空中攻撃と同じ扱いになる。
+
== 相殺判定 ==
 +
全ての攻撃判定には相殺を起こすかどうかのOn/Offが設定されている。Offになっているワザは、お互いのワザに相殺を発生させない。相殺パラメータがOnであることを「相殺判定が有る」、Offであることを「相殺判定が無い」というのが一般的である。
  
相殺の本来の意味は「互いに損得なしにすること」であるが、スマブラでは「ダメージを与えていないのに攻撃が相手にヒットした扱いになること」を相殺と呼んでいる。どちらか一方にだけ相殺が起こる、という表現は本来の意味だとおかしいが、ここでは問題ない。
+
相殺判定があっても、[[#相殺の条件]]をすべて満たさなければ相殺は発生しない。例えばある空中攻撃が相殺判定を持っていたとしても、それが飛び道具以外のワザとぶつかった場合は相殺しない。相殺判定が無い地上攻撃は、ワザが重なった時に空中攻撃のようなふるまいをするというイメージである。<br/>
 +
一方、空中攻撃はそもそも相殺がほぼ全く起きないため(飛び道具や[[#特殊な相殺判定]]を持つワザとぶつからない限りは)、相殺判定の有無でワザの性質はあまり変わらない。
  
=== 特殊な相殺判定 ===
+
相殺判定が無いワザは、場合によっては相手の攻撃を一方的に潰せることがあるが、その逆もまた然りである。そしてこれらは相手の飛び道具を消せないという大きなデメリットを持つ。
これが設定されている技は、'''相殺判定を持つ攻撃に触れただけで'''相殺する。
 
*「自分:地上攻撃、相手:空中攻撃」のような、本来相殺が起こらない組み合わせでも相殺が起こる。
 
*相手の攻撃をダメージで9%以上上回っていても相殺する。
 
該当する技の多く(見つかっているもの全て)は、攻撃に使う物とファイターが別物扱いである。この場合、相手の攻撃は相殺後も自分のファイター本体への攻撃判定を失わない。技がかち合った時には特殊相殺判定側が一方的に攻撃を食らうことになる。
 
  
'''特殊な相殺判定のワザ一覧'''
+
相殺判定の有る無しは見た目では判断できず、ゲームプレイでは攻撃同士を接触させて相殺が発生したかどうかで確認するしかない。<br/>
*フォックス、ファルコ
+
地上・空中共に大多数のワザには相殺判定が有る。相殺判定が無いワザは、魔法、光線、衝撃波といった非物理的な攻撃に多い傾向がある。<br/>
**横必殺技
+
一つのワザでも、部位によって相殺判定が有る箇所、無い箇所とで分かれているものや、[[連続ヒットワザ]]の段によって相殺判定の有無が異なるものもある。
*ネス
 
**上スマッシュ攻撃・下スマッシュ攻撃
 
*ピクミン&オリマー
 
**ピクミンを使った全ての通常攻撃
 
*むらびと
 
**下必殺ワザの木
 
*カムイ
 
**横スマッシュ攻撃(溜め部分除く)、通常必殺技(噛み付き)、横必殺技(槍部分)
 
*ベヨネッタ
 
**各種スマッシュ攻撃
 
  
'''例'''
+
たとえば、『[[大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U|3DS/Wii U]]』の{{for|マリオ}}の横スマッシュ攻撃は、手の部分には相殺判定が有り、炎の部分には無い。<br/>
*ゼロスーツサムスの弱攻撃(1%) 対 むらびとの伐採された木(25%)<br />→相殺発生 ゼロスーツサムスにダメージ無し ゼロスーツサムスは[[#相殺モーション]]
+
『3DS/Wii U』の{{for|ネス}}の前空中攻撃は、最終段には相殺判定があるが、それ以外の段には無い。
*ゼロスーツサムスの前空中攻撃(5%) 対 むらびとの伐採された木(25%)<br />→相殺発生 ゼロスーツサムスにダメージ無し 空中攻撃なので相殺モーションには移行せず
 
*ガノンドロフの振り向き魔人拳(37%) 対 むらびとの伐採された木(25%)<br />→木にだけ相殺発生 ガノンドロフにダメージ無し ガノンドロフは相殺モーションに移行せず
 
  
== 相殺判定 ==
+
== 相殺モーション ==
全ての攻撃判定には相殺パラメータのOn/Offが設定されてあり、これがOnになっているワザは相殺を発生させ得るし、Offになっているワザは相殺を発生させない。相殺パラメータがOnであることを「相殺判定が有る」、Offであることを「相殺判定が無い」というのが一般的である。
+
[[#相殺判定]]を持つワザは、さらに相殺モーションを持つものと持たないものに分けられる。相殺モーションを持つワザは、相殺発生後、のけぞるような'''相殺モーション'''に移行し、その後に[[待機]]状態に戻る。相殺モーションの長さはワザのダメージが大きいほど長くなる(動作がゆっくりになる)。相殺モーションが無いワザが相殺を起こした場合、ワザの動作は止まらずに通常通り進行する。
  
相殺判定を持っていても、[[#相殺条件]]をすべて満たさなければ相殺は発生しない。例えばある空中攻撃が相殺判定を持っていたとしても、それが飛び道具以外のワザとぶつかった場合は相殺しない。
+
地上攻撃の大半は相殺モーションを持つワザであり、一方で空中攻撃や飛び道具には相殺モーションが無い<ref>内部データ上は空中攻撃や飛び道具にも相殺モーション有りと記述されていることが多いが、ゲーム内でモーションを取ることは無い。</ref>。相殺モーションが無いワザは、相手の飛び道具を相殺したついでに相手に攻撃、ということがしやすいという長所があるが、一方で相手まで攻撃が届かなかった場合には、ワザの隙を最後まで晒してしまうという短所がある。
  
相殺判定の有る無しは見た目では判断できず、ゲームプレイでは攻撃同士を接触させて相殺が発生したかどうかで確認するしかない。大多数のワザには相殺判定が有り、相殺判定が無いワザには、魔法、光線、衝撃波の類が多い。<br />一つのワザでも、部位によって相殺判定が有る箇所、無い箇所とで分かれているもの(たとえば、[[マリオ (3DS/Wii U)|マリオ]]の横スマッシュ攻撃は、手の部分には相殺判定が有り、炎の部分には無い)や、段によって相殺判定の有無が異なる[[連続ヒットワザ]]など(たとえば、[[ネス (3DS/Wii U)|ネス]]の前空中攻撃は最終段には相殺判定があるが、それ以外の段には無い)もある。
+
なおここでは相殺時の動作を相殺モーションとしているが、これは公式名称ではない。公式名称は不明で、相殺モーションのほかには、相殺動作、相殺硬直、相殺反動などと呼ばれることがある。
  
== 相殺モーション ==
+
=== 相殺後の攻撃判定の復活 ===
[[#相殺判定]]を持つワザは、さらに相殺モーションを持つものと持たないものに分けられる。相殺モーションを持つ技は、相殺発生後に反動でのけぞるような'''相殺モーション'''に移行する。地上攻撃の大半が相殺モーションを持つワザである。一方、空中攻撃や飛び道具には相殺モーションが無い。<ref>データ上は空中攻撃や飛び道具にも相殺モーション有りと記述されていることが多いが、ゲーム内ではモーションは無い。</ref>
+
相殺モーションが無いワザは、相殺後に攻撃判定が復活することがある。
  
地上攻撃の相殺モーションは反動でのけぞるような動作をとり、その後に待機状態に戻る。相殺モーションの長さはワザのダメージが大きいほど長くなる(動作がゆっくりになる)。ダメージが双方で異なる場合、より大きいほうのダメージによって相殺モーションの長さが決まる。相殺発生時のヒットストップの長さも同様である。
+
一つは、相殺モーションが無い[[多段攻撃]]が相殺した場合。多段攻撃の空中攻撃や飛び道具などが該当する。これらは相殺を起こして攻撃判定を失っても、次の段に移行すれば攻撃判定が復活する。
  
また相殺モーションの無いワザは、相殺時のヒットストップが発生しない。相殺モーションが有るワザと無いワザがお互いに相殺した場合、相殺モーションが無い側にだけヒットストップが発生し、無い側は元のワザの動きが止まらずに進行する。
+
もう一つは、相殺モーションが無い地上攻撃が相殺した場合。『[[大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL|SP]]』の{{SP|プリン}}のダッシュ攻撃などが該当する。これらは相殺後に攻撃判定が切り替わる、すなわち攻撃がカス当たりに移行すると、カス当たり判定でもう1回だけ相殺を起こすか、相手にヒットのどちらかがきる。なお例外的に、[[ロックマン]]の下空中攻撃は地上攻撃ではないがこの現象が起きる。
  
なおここでは相殺時の動作を相殺モーションとしているが、これは公式名称ではない。公式名称は不明で、相殺モーションのほかには、相殺動作、相殺硬直、相殺反動などと呼ばれることがある。
+
== 特殊な相殺判定 ==
 +
『[[大乱闘スマッシュブラザーズX|X]]』以降にある判定。[[ネス]]の上スマッシュ攻撃などのごく一部のワザは、次のような特殊な相殺ルールを持っている。
 +
*相殺判定のあるワザになら何でも相殺される。
 +
**地上ワザが特殊相殺判定を持つ場合、飛び道具を相殺可能な空中攻撃にも相殺される。
 +
**この判定は威力がどれだけ高くても、一方的に続行することなく相殺で止められてしまう。
 +
**相手の地上攻撃のみ、通常通り、ダメージが9〜10%([[#相殺の条件]]参照)以上であれば相殺されずに続行される。
 +
***空中攻撃はすべて相殺モーションがないため、ダメージに関わらず続行される。
 +
*相手が特殊相殺判定を相殺した際、そのままファイターに攻撃を当てられる。
  
== 相殺の発生 ==
+
要は'''何にでも相殺されてしまうワザ'''が登場するようになり、それらはワザのぶつかり合いに非常に弱い仕様になっている。<br/>
[[ファイル:相殺3.jpg|thumb|写真は[[ドクターマリオ (3DS/Wii U)|ドクターマリオ]]の空中上必殺ワザと[[パックマン (3DS/Wii U)|パックマン]]の下必殺ワザの相殺。空中攻撃は相殺が発生しても動作が中断されないので、消火栓と相殺した後にそのまま上にいたパックマンに攻撃できた。]]
+
更にこの判定を持つワザは、見た目が直接攻撃であっても、飛び道具のように攻撃部分と使用者本体が別の喰らい判定を持つ仕様である。つまり、飛び道具を相殺した攻撃で飛び道具の使用者を攻撃することができるように、相手は相殺されやすいワザを相殺しながら一方的に攻撃することができる。
[[ファイル:相殺4.jpg|thumb|[[Mr.ゲーム&ウォッチ (3DS/Wii U)|Mr.ゲーム&ウォッチ]]の前空中攻撃と[[ゲッコウガ (3DS/Wii U)|ゲッコウガ]]の通常必殺ワザ最大ための相殺。相殺モーションの無い連続ヒットワザは一つの段が相殺されても次の段で攻撃できるのでぶつかり合いに強い。]]
 
相殺が発生するとまず[[ヒットストップ]]が発生し、攻撃が接触した部分に透明で小さな円のエフェクトが表示される。これは当たり判定有り[[無敵]]状態の相手に攻撃したときに出るエフェクトと同じである。なお、相殺時のヒットストップは飛び道具側と相殺モーションの無い地上攻撃側にだけは発生しない。
 
  
そして、'''ダメージを与えていないのにもかかわらず攻撃が相手にヒットした扱いになる'''。その後、ワザが相殺モーションを持っていればそれに移行し、持っていなければモーションが続行される。
+
この性質を持つネスの上スマッシュ攻撃で説明すると、ヨーヨーが相手の空中攻撃とぶつかった場合、ヨーヨーと相手の空中攻撃で相殺が起こり、直後に相手の空中攻撃がそのままネスへヒットするという結果になる。
  
以下ではワザを4つに大きく分類し、それぞれの相殺発生後の挙動を解説した。
+
{| class="wikitable"
 +
|+ 特殊な相殺判定の一覧
 +
! ファイター !! ワザ !! ゲーム
 +
|-
 +
| [[フォックス]] || 横B || {{有無|X}}{{有無|for}}{{有無|SP}}
 +
|-
 +
| [[ネス]] || 上スマ・下スマ || {{有無|X}}{{有無|for}}{{有無|SP}}
 +
|-
 +
| [[ファルコ]] || 横B || {{有無|X}}{{有無|for}}{{有無|SP}}
 +
|-
 +
| [[メタナイト]] || DA・滑空攻撃・NB・横B・転倒起き上がり攻撃 || {{有無|X}}
 +
|-
 +
| [[ゼロスーツサムス]] || 横S(根本以外)・上S・空N・上B || {{有無|X}}
 +
|-
 +
| rowspan="2" | [[ピクミン&オリマー]] || 全てのスマッシュ || {{有無|X}}{{有無|for}}{{有無|SP}}
 +
|-
 +
|| 前空・後空・上空・下空 || {{有無|X}}{{有無|for}}
 +
|-
 +
| [[むらびと]] || 下Bの木 || {{有無|X}}{{有無|for}}{{有無|SP}}
 +
|-
 +
| [[ロゼッタ&チコ]] || チコの全ての通常攻撃 || {{有無|for}}{{有無|SP}}
 +
|-
 +
| [[カムイ]] || 横S(溜め部分除く)・B(噛み付き)・横B(槍部分) || {{有無|for}}{{有無|SP}}
 +
|-
 +
| [[ベヨネッタ]] || 全てのスマッシュ || {{有無|for}}{{有無|SP}}
 +
|}
 +
※チコは他の特殊相殺判定と違い、相手の攻撃より9%上回っている場合は相殺されない。
  
;相殺モーションのある攻撃
+
=== 特殊な相殺判定の多段攻撃 ===
:相殺モーションに移行するのみ。
+
上述の通り、基本的には脆いのが特殊相殺判定だが、[[#相殺モーション]]が無く、且つ多段ヒットするものだと、一転して極めて強力なものとなる。
:このページの上部にあるマリオとリンクの攻撃の画像がこのパターンの相殺である。
 
:[[#相殺モーション]]にも解説有り。
 
  
;相殺モーションの無い単発攻撃
+
多段攻撃は[[#相殺後の攻撃判定の復活]]でも解説した通り、相殺を起こしても次の段に移行すれば攻撃判定が復活して相手を攻撃するということが可能になる。その仕組みと、あらゆる攻撃と相殺を起こす特殊相殺判定が組み合わさると、あらゆる攻撃を相殺しつつ、次の段で攻撃判定を復活させて相手を攻撃するという強力な判定が出来上がる。この攻撃を真っ向から潰せる可能性のある攻撃は、「この攻撃よりもダメージが9%以上ある地上攻撃または飛び道具」、「この攻撃よりも早い間隔で切り替わる相殺モーションが無い多段攻撃」、「相殺判定の無い攻撃」しかない。
:相殺を起こしてもモーションが続行される。しかし相殺は「ダメージを与えていないのに攻撃が相手にヒットした扱いになる」という仕様なので、一度ヒットした単発攻撃がそのモーション中は同じ相手に再ヒットすることが無いように、相殺が発生した攻撃は相殺を起こした相手にはいくら接触させてもヒットすることない。相殺に関係していない相手には通常通りにヒットさせることができる。飛び道具は使用者とは別物扱いなので、飛び道具を相殺したその攻撃で使用者を攻撃することができる。武器は大半は持ち主と同じ物の扱いだが、[[#特殊な相殺判定]]の武器だけは持ち主とは別物になっている。
 
:全ての空中攻撃は相殺モーションの無い攻撃である。
 
  
:;相殺モーションの無い単発地上攻撃
+
この性質を持つワザには、『[[大乱闘スマッシュブラザーズX|X]]』の{{X|メタナイト}}の「マッハトルネイド」空中版や{{X|ピクミン&オリマー}}の上空中攻撃、『[[大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U|3DS/Wii U]]』の{{for|ロゼッタ&チコ}}の百裂攻撃などがあり、いずれも強判定で優秀なワザとして名高い。その中でも『X』の「マッハトルネイド」は群を抜いた優秀さで、
::地上攻撃だけ仕様が異なり、下記の「相殺モーションの無い多段攻撃」に近い。「ヒットした扱いになる」のは相殺したフレームに出ていた攻撃判定のみで、それ以降に攻撃判定が変化すれば、すなわちカス当たりに移行すれば、それは再ヒットするようになる。
+
*「この攻撃よりも早い間隔で切り替わる相殺モーションが無い多段攻撃」が存在しない。[[ヒットストップ]]が無いうえに段の切り替わりが早く、そもそも''[[ヒットストップずらし|ずらす]]こと自体が不可能''。
::相殺発生時、この攻撃側にだけは[[ヒットストップ]]が発生しない。
+
*使用中に高速で動けるために、「マッハトルネイド」を真っ向から潰せるほどの威力を持った地上攻撃または飛び道具(得てして大振りのワザ)を重ねることが難しい。
::この種類の攻撃には{{for|アイク}}{{for|プリン}}、{{for|パルテナ}}、{{for|リトル・マック}}のダッシュ攻撃、{{for|パックマン}}の上・下スマッシュ攻撃などがある。リトル・マックのダッシュ攻撃は攻撃判定が切り替わらないので相殺後に再ヒットすることはないが、他は切り替わりがあるので再ヒットすることがある。
+
*空中攻撃では真っ向からの対抗は不可。頭上に判定の隙間はあれども、使用中は高速で動けるのでそこを狙うのは難しい。
 
+
という強力さを持つ、『スマブラ』シリーズ屈指の高性能ワザであった。
;相殺モーションの無い多段攻撃
 
:相殺モーションの無い単発攻撃と同じくモーションが続行される。「ヒットした扱いになる」のは相殺が発生した段のみであり、次の段からは通常通りヒットする。相手は相殺モーションに移行するか、ヒットした扱いとなった攻撃のモーションを継続中でほぼ無防備なため、そこへ一方的に攻撃することができる。よって、相殺モーションの無い多段攻撃は攻撃のぶつかり合いに強い。
 
:空中攻撃以外の相殺モーションの無い多段攻撃には{{for|ネス}}の下スマッシュ攻撃や{{for|ゲッコウガ}}の「みずしゅりけん」最大ためなどがある。
 
  
 
== 補足 ==
 
== 補足 ==
 
*相殺では[[ワンパターン相殺]]は蓄積しない。
 
*相殺では[[ワンパターン相殺]]は蓄積しない。
*相殺では得点権は移らない。
+
*相殺では撃墜権は移らない。
 
*[[ペナルティ]]が発生するワザは、相殺でモーションが中断されてもペナルティが発生し保持している状態になる。
 
*[[ペナルティ]]が発生するワザは、相殺でモーションが中断されてもペナルティが発生し保持している状態になる。
*衝突した攻撃の力の差が8%より大きくても、攻撃が衝突した瞬間の1フレームだけはダメージの大きいほうの攻撃も当たらない。「ダメージは与えていないがヒットした扱い」の相殺とは異なり、ヒットしていないのと同じ結果になるので、2F目からはヒットするようになる。そのため、たとえば、攻撃判定が1Fしか発生しない攻撃がそれよりもダメージが8%未満の攻撃と衝突した場合、相手にダメージは与えられない。
+
*攻撃判定が2か所以上設定されているワザは、そのうちどこか1か所が相殺すると残りも相手への当たり判定を失う。ただしカムイの横スマッシュ攻撃は例外で、「同じフレームに根本が相殺し、先端がヒットする」という現象が起こる。
*{{for|ロゼッタ&チコ}}のチコは飛び道具と同じ相殺判定をもつ。
+
*『[[大乱闘スマッシュブラザーズX|X]]』以降のみ確認。衝突した攻撃の力の差が9%以上でも、攻撃が衝突した瞬間の1Fだけはダメージの大きいほうの攻撃も当たらない。2F目からはヒットするようになる。この仕組みのため、攻撃判定が1Fしか発生しない攻撃が相手の攻撃と衝突した場合、相手の攻撃のダメージが自分のよりも9%以上低かったとしても、相手に攻撃を当てることが出来ない。
 +
*『[[大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL|SP]]』では、相殺時のSEが2種類用意されている。剣による攻撃同士とそれ以外とで分けられている。
 +
 
 +
== ギャラリー ==
 +
<gallery>
 +
スマブラSP 相殺 (2).jpg|ダメージの差が大きいと、ダメージの低いほうだけワザが相殺され、相手のワザを一方的に食らう。
 +
スマブラSP 相殺 (3).jpg|[[ドクターマリオ]]の上必殺ワザ(空中攻撃)と{{for|パックマン}}の下必殺ワザの相殺。空中攻撃は相殺が発生しても動作が中断されないので、消火栓と相殺した後にそのまま上にいたパックマンに攻撃できた。
 +
相殺4.jpg|『[[大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U|3DS/Wii U]]』での、{{for|Mr.ゲーム&ウォッチ}}の前空中攻撃と{{for|ゲッコウガ}}の通常必殺ワザ最大溜めの相殺。相殺モーションの無い連続ヒットワザは一つの段が相殺されても次の段で攻撃できるのでぶつかり合いに強い。
 +
</gallery>
  
 
== 関連項目 ==
 
== 関連項目 ==
 
*[[判定]]
 
*[[判定]]
 +
 +
== 脚注 ==
 +
<references/>
 +
 +
== 外部リンク ==
 +
*[https://www.ssbwiki.com/Priority Priority - SmashWiki, the Super Smash Bros. wiki]
 +
*[http://ssb64.wiki.fc2.com/wiki/%E3%83%92%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%97%E3%83%BB%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%83%89%E7%A1%AC%E7%9B%B4%E3%83%BB%E7%9B%B8%E6%AE%BA%E7%A1%AC%E7%9B%B4%E3%83%95%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%A0%E8%A1%A8 ヒットストップ・ガード硬直・相殺硬直フレーム表 - ニンテンドウオールスター! 大乱闘スマッシュブラザーズ データベース]
 +
*[http://dx.smashbr0s.com/hitbox-interaction-clang/ 攻撃判定・相殺 スマブラDX 対戦攻略指南]
 +
*[https://www30.atwiki.jp/ssb4_kensyou/pages/150.html 相殺 - スマブラfor 3DS/WiiU 検証wiki]
 +
*[https://www65.atwiki.jp/smashsp_kensyou/pages/73.html 相殺 - スマブラSPECIAL 検証wiki]
  
 
{{デフォルトソート:そうさい}}
 
{{デフォルトソート:そうさい}}
 
[[カテゴリ:システム]]
 
[[カテゴリ:システム]]
 +
[[Category:公式用語]]

2022年2月16日 (水) 20:39時点における最新版

地上攻撃同士が接触すると、お互いのワザが相殺・中断され、のけぞる。

相殺は、スマブラシリーズの全てに存在する、攻撃判定同士が接触すると、両者、または一方の攻撃判定が消失するシステム。攻撃判定の消失は相殺を起こした相手に対してのみで、他の相手には攻撃をヒットさせることができる。また、飛び道具へ相殺を起こした場合は、攻撃判定を消失するのはその飛び道具に対してのみで、飛び道具の使用者へ攻撃をヒットさせることはできる。なお多くの場合、相殺が起きるとすぐさま#相殺モーションに移行して攻撃が中断される。

相殺の本来の意味は「互いに損得なしにすること」であるが、『スマブラ』ではどちらか一方だけに相殺が起きることがある。

相殺の条件

相殺の発生条件には次のルールがあり、以下3つの条件をすべて満たさない限り相殺は起こり得ない。

  • 地上攻撃同士、またはどちらかが飛び道具であること(「地上攻撃-地上攻撃」「飛び道具-地上攻撃」「飛び道具-空中攻撃」「飛び道具-飛び道具」の組み合わせ)。
    • 直接攻撃の必殺ワザの場合、必殺ワザを出しているファイターが地上にいる時には地上攻撃、空中にいる時は空中攻撃と同じ扱いになる。
  • 互いのワザが両方とも#相殺判定が有効であること。
  • 自分のワザで与えるダメージが相手の攻撃を大きく下回っていないこと。威力差が小さければ互いに相殺し合うが、そうでない場合は、与ダメージが低い方にのみ相殺が起き、大きい方は攻撃が続行されて一方的に打ち勝つ。
    • 64』では10%未満。『DX』以降は9%未満の差であれば互いに相殺される。

ただし、#特殊な相殺判定を持つ攻撃は上記のルールに関係なく相殺が起こり得る。

相殺判定

全ての攻撃判定には相殺を起こすかどうかのOn/Offが設定されている。Offになっているワザは、お互いのワザに相殺を発生させない。相殺パラメータがOnであることを「相殺判定が有る」、Offであることを「相殺判定が無い」というのが一般的である。

相殺判定があっても、#相殺の条件をすべて満たさなければ相殺は発生しない。例えばある空中攻撃が相殺判定を持っていたとしても、それが飛び道具以外のワザとぶつかった場合は相殺しない。相殺判定が無い地上攻撃は、ワザが重なった時に空中攻撃のようなふるまいをするというイメージである。
一方、空中攻撃はそもそも相殺がほぼ全く起きないため(飛び道具や#特殊な相殺判定を持つワザとぶつからない限りは)、相殺判定の有無でワザの性質はあまり変わらない。

相殺判定が無いワザは、場合によっては相手の攻撃を一方的に潰せることがあるが、その逆もまた然りである。そしてこれらは相手の飛び道具を消せないという大きなデメリットを持つ。

相殺判定の有る無しは見た目では判断できず、ゲームプレイでは攻撃同士を接触させて相殺が発生したかどうかで確認するしかない。
地上・空中共に大多数のワザには相殺判定が有る。相殺判定が無いワザは、魔法、光線、衝撃波といった非物理的な攻撃に多い傾向がある。
一つのワザでも、部位によって相殺判定が有る箇所、無い箇所とで分かれているものや、連続ヒットワザの段によって相殺判定の有無が異なるものもある。

たとえば、『3DS/Wii U』のマリオの横スマッシュ攻撃は、手の部分には相殺判定が有り、炎の部分には無い。
『3DS/Wii U』のネスの前空中攻撃は、最終段には相殺判定があるが、それ以外の段には無い。

相殺モーション

#相殺判定を持つワザは、さらに相殺モーションを持つものと持たないものに分けられる。相殺モーションを持つワザは、相殺発生後、のけぞるような相殺モーションに移行し、その後に待機状態に戻る。相殺モーションの長さはワザのダメージが大きいほど長くなる(動作がゆっくりになる)。相殺モーションが無いワザが相殺を起こした場合、ワザの動作は止まらずに通常通り進行する。

地上攻撃の大半は相殺モーションを持つワザであり、一方で空中攻撃や飛び道具には相殺モーションが無い[1]。相殺モーションが無いワザは、相手の飛び道具を相殺したついでに相手に攻撃、ということがしやすいという長所があるが、一方で相手まで攻撃が届かなかった場合には、ワザの隙を最後まで晒してしまうという短所がある。

なおここでは相殺時の動作を相殺モーションとしているが、これは公式名称ではない。公式名称は不明で、相殺モーションのほかには、相殺動作、相殺硬直、相殺反動などと呼ばれることがある。

相殺後の攻撃判定の復活

相殺モーションが無いワザは、相殺後に攻撃判定が復活することがある。

一つは、相殺モーションが無い多段攻撃が相殺した場合。多段攻撃の空中攻撃や飛び道具などが該当する。これらは相殺を起こして攻撃判定を失っても、次の段に移行すれば攻撃判定が復活する。

もう一つは、相殺モーションが無い地上攻撃が相殺した場合。『SP』のプリンのダッシュ攻撃などが該当する。これらは相殺後に攻撃判定が切り替わる、すなわち攻撃がカス当たりに移行すると、カス当たり判定でもう1回だけ相殺を起こすか、相手にヒットのどちらかがきる。なお例外的に、ロックマンの下空中攻撃は地上攻撃ではないがこの現象が起きる。

特殊な相殺判定

X』以降にある判定。ネスの上スマッシュ攻撃などのごく一部のワザは、次のような特殊な相殺ルールを持っている。

  • 相殺判定のあるワザになら何でも相殺される。
    • 地上ワザが特殊相殺判定を持つ場合、飛び道具を相殺可能な空中攻撃にも相殺される。
    • この判定は威力がどれだけ高くても、一方的に続行することなく相殺で止められてしまう。
    • 相手の地上攻撃のみ、通常通り、ダメージが9〜10%(#相殺の条件参照)以上であれば相殺されずに続行される。
      • 空中攻撃はすべて相殺モーションがないため、ダメージに関わらず続行される。
  • 相手が特殊相殺判定を相殺した際、そのままファイターに攻撃を当てられる。

要は何にでも相殺されてしまうワザが登場するようになり、それらはワザのぶつかり合いに非常に弱い仕様になっている。
更にこの判定を持つワザは、見た目が直接攻撃であっても、飛び道具のように攻撃部分と使用者本体が別の喰らい判定を持つ仕様である。つまり、飛び道具を相殺した攻撃で飛び道具の使用者を攻撃することができるように、相手は相殺されやすいワザを相殺しながら一方的に攻撃することができる。

この性質を持つネスの上スマッシュ攻撃で説明すると、ヨーヨーが相手の空中攻撃とぶつかった場合、ヨーヨーと相手の空中攻撃で相殺が起こり、直後に相手の空中攻撃がそのままネスへヒットするという結果になる。

特殊な相殺判定の一覧
ファイター ワザ ゲーム
フォックス 横B X3USP
ネス 上スマ・下スマ X3USP
ファルコ 横B X3USP
メタナイト DA・滑空攻撃・NB・横B・転倒起き上がり攻撃 X
ゼロスーツサムス 横S(根本以外)・上S・空N・上B X
ピクミン&オリマー 全てのスマッシュ X3USP
前空・後空・上空・下空 X3U
むらびと 下Bの木 X3USP
ロゼッタ&チコ チコの全ての通常攻撃 3USP
カムイ 横S(溜め部分除く)・B(噛み付き)・横B(槍部分) 3USP
ベヨネッタ 全てのスマッシュ 3USP

※チコは他の特殊相殺判定と違い、相手の攻撃より9%上回っている場合は相殺されない。

特殊な相殺判定の多段攻撃

上述の通り、基本的には脆いのが特殊相殺判定だが、#相殺モーションが無く、且つ多段ヒットするものだと、一転して極めて強力なものとなる。

多段攻撃は#相殺後の攻撃判定の復活でも解説した通り、相殺を起こしても次の段に移行すれば攻撃判定が復活して相手を攻撃するということが可能になる。その仕組みと、あらゆる攻撃と相殺を起こす特殊相殺判定が組み合わさると、あらゆる攻撃を相殺しつつ、次の段で攻撃判定を復活させて相手を攻撃するという強力な判定が出来上がる。この攻撃を真っ向から潰せる可能性のある攻撃は、「この攻撃よりもダメージが9%以上ある地上攻撃または飛び道具」、「この攻撃よりも早い間隔で切り替わる相殺モーションが無い多段攻撃」、「相殺判定の無い攻撃」しかない。

この性質を持つワザには、『X』のメタナイトの「マッハトルネイド」空中版やピクミン&オリマーの上空中攻撃、『3DS/Wii U』のロゼッタ&チコの百裂攻撃などがあり、いずれも強判定で優秀なワザとして名高い。その中でも『X』の「マッハトルネイド」は群を抜いた優秀さで、

  • 「この攻撃よりも早い間隔で切り替わる相殺モーションが無い多段攻撃」が存在しない。ヒットストップが無いうえに段の切り替わりが早く、そもそもずらすこと自体が不可能
  • 使用中に高速で動けるために、「マッハトルネイド」を真っ向から潰せるほどの威力を持った地上攻撃または飛び道具(得てして大振りのワザ)を重ねることが難しい。
  • 空中攻撃では真っ向からの対抗は不可。頭上に判定の隙間はあれども、使用中は高速で動けるのでそこを狙うのは難しい。

という強力さを持つ、『スマブラ』シリーズ屈指の高性能ワザであった。

補足

  • 相殺ではワンパターン相殺は蓄積しない。
  • 相殺では撃墜権は移らない。
  • ペナルティが発生するワザは、相殺でモーションが中断されてもペナルティが発生し保持している状態になる。
  • 攻撃判定が2か所以上設定されているワザは、そのうちどこか1か所が相殺すると残りも相手への当たり判定を失う。ただしカムイの横スマッシュ攻撃は例外で、「同じフレームに根本が相殺し、先端がヒットする」という現象が起こる。
  • X』以降のみ確認。衝突した攻撃の力の差が9%以上でも、攻撃が衝突した瞬間の1Fだけはダメージの大きいほうの攻撃も当たらない。2F目からはヒットするようになる。この仕組みのため、攻撃判定が1Fしか発生しない攻撃が相手の攻撃と衝突した場合、相手の攻撃のダメージが自分のよりも9%以上低かったとしても、相手に攻撃を当てることが出来ない。
  • SP』では、相殺時のSEが2種類用意されている。剣による攻撃同士とそれ以外とで分けられている。

ギャラリー

関連項目

脚注

  1. 内部データ上は空中攻撃や飛び道具にも相殺モーション有りと記述されていることが多いが、ゲーム内でモーションを取ることは無い。

外部リンク