参戦ムービーの一覧 (3DS/Wii U)
発売前後に公開された参戦ムービー
以下のムービーは、『スマブラWii U』のムービーモードでも見ることができる。また、ロックマンとWii Fit トレーナーのタイトルは、動画では「○○参戦!」だったが、ムービーモードでは他ファイターと同様に独自のタイトルが付けられている。
パルテナとルフレ・ルキナのムービーパートは、原作でムービー制作を担当していた制作会社によって手掛けられている。
以下の一覧ではメインとなるファイターとそのタイトルを記載しているが、一部のムービーではそれ以外にも初登場したファイターもいる。
むらびと:【スマブラ3DS・WiiU】 初登場映像
- 動画:【スマブラ3DS・WiiU】 初登場映像
- ムービーパート制作:デジタル・メディア・ラボ
2013年6月11日に放送された『Ninetndo Direct@E3 2013』で初公開された『スマブラfor』最初の映像。
『どうぶつの森』のとある村。家から出てきた男の子はポストに入っていた手紙(封書)を見ると、どこかへととびだしていった。その落ちた手紙の封蝋には『スマブラ』のマークがあり……
ここから、いくつかのゲームロゴとキャラが素早く流れる。ハテナブロックをジャンプで叩く『スーパーマリオ』、城の前の崖で剣を掲げる『ゼルダの伝説』のリンク、砲撃を放つ『メトロイド』のサムス、海のようなところで寝ている『カービィ』、宇宙空間をアーウィンで駆ける『スターフォックス』のリーダー・フォックス、空を飛翔する『パルテナの鏡』のピットに、ジャングルを走り抜ける『ドンキーコング』、そしてスタジアムで手を振る『ポケモン』ピカチュウ。
水彩画のような空間で描かれたマリオは、リンク・ピカチュウ・カービィ・ドンキーコングと共に2画面の中へ。
(ゲーム映像)3DSの画面で乱闘する映像が流れる。クッパもここで登場。さらに、謎のフィールドを大ジャンプで飛びぬけるマリオ。
(ムービーパート)そのマリオのグラフィックがはがれるように変化。さっきとは違う"戦場"に降り立ったマリオたちが走る。
(ゲーム映像)今度はHDグラフィックのゲーム映像が流れる。サムスが最後の切りふだを発動するシーンも。リングのステージで対決するマリオとクッパ。
(ムービーパート)ふっとばさながらも体勢を立て直すマリオ。最初に登場した男の子の網に捕まった! 『どうぶつの森』から"むらびと"参戦!! 笑顔のまま目がキラーンと光る!
(ゲーム映像)いろいろな暮らしの道具で戦うむらびと。笑顔でボウリング球を落としたり、オノで木を切って相手にぶつけるなど、見た目とは裏腹にやることはけっこう衝撃的。
(ムービーパート)ファイターたちの立ち絵が画面を詰めるように表示され、挿入される『大乱闘スマッシュブラザーズ』のロゴ。それが2つに分かれて『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS』と『大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U』になり、2機種で発売することが発表された。
元ネタ・備考
- 冒頭の『どうぶつの森』パートで登場した住人は、ブーケ・しずえ・サリー・たぬきちの4人。
- "スカイロフト"でリンクがドンキーコングにダッシュ攻撃を仕掛けるするカットでは、『スマブラX』でのダッシュ攻撃「追い斬り」を出している。
- このムービーの公開時点では"特設リング"の詳細は明かされていない。詳しくはリトル・マックの節にて。
- "特設リング"でクッパがマリオの攻撃をジャストガードで防いだ時の効果音は、『スマブラX』の物が使用されていた。
- 『Ninetndo Direct』の放送では2014年発売であることも発表され、そのままロックマンの参戦ムービーへと続いた。
- 『スマブラWii U』でのタイトルは、「大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U」。
ロックマン:スーパーロボット参戦
- 動画:【スマブラ3DS・WiiU】 ロックマン参戦!
- ムービーパート制作:デジタル・フロンティア
『Ninetndo Direct@E3 2013』で、初登場映像に続けて公開された。
突如現れる「NEW CHALLENGER APPROACHING!」の表示と鳴り響くサイレン。振り向くマリオ、リンクとドンキーコングとカービィ。その先には頂上に立つ人影が。静かに立っていた人影は髪がヘルメットに覆われる。ヘルメットの窓が光り、遅れてブラウン管のモニターが立ち上がるように目が表示され、全身がはっきりと見えた。
『ロックマン2』の「GAME START」の音楽が流れ始めてワープ。『ロックマン2』ゲームスタート演出の場面に転換し、"ロックマン"参戦!!
(ゲーム映像)ステージに降り立つロックマン。「ロックバスター」「スライディング」「ロックアッパー」に「ラッシュ」と、ファミコン時代のロックマンを表現していることを見せる。
しかし、他ファイターに圧倒されはじめて苦戦。ドンキーのメテオ攻撃でやられる時には、原作おなじみの爆散エフェクトが。
(ムービーパート)全身から火花と煙を上げながらうなだれるロックマン。顔を上げるロックマンの電子頭脳のマイクロモニターに急アップ。電源が入ると映されるメタルマンのシルエット。ヴァリアブルウェポンシステムを起動させたのである。そして、バスターの腕を変形させて2枚の「メタルブレード」を放つ! すんでのところでかわすマリオ、盾で防ぐが浅く削られて怯むリンク。
(ここからマイクロモニターの表示とそれに概要する武器アクションのパートが交互に切り替わる)
「クラッシュボム」「リーフシールド」「ハードナックル」「フレイムソード」「スラッシュクロー」「スパークショック」「スーパーアーム」を繰り出すロックマン。
(ムービーパート)ジャンプ攻撃を仕掛けるマリオたち。マイクロモニターに映るフレイムマン。ロックマンは両腕をバスターに変形してすばやく片膝をつけ、火柱を放つ「フレイムブラスト」でまとめて吹っ飛ばした!!
(ゲーム映像)そして、ワイリー基地で黄色いブロック状のパーツが積み上がりあのロボットの姿が現れ……
元ネタ・備考
- 冒頭の警告表示とサイレンが鳴る演出は、『ロックマンX』シリーズでボス部屋に入った時の演出を彷彿とさせる。
- 高いところに立っていたロックマンがヘルメットを被ってワープするのは『ロックマン2 Dr.ワイリーの謎』のタイトル画面を意識している。
- ヴァリアブルウェポンシステムを起動させるシーンでは、『ロックマン2』の音楽「GET A WEAPON」が静かに流れている。
- マイクロモニターに映るワイリーナンバーズのロボットのシルエットはいずれも、原作でのイラストを利用した物である。また、画面上下の帯色はそれぞれワイリーナンバーズのイメージカラーに合わせている。
- マイクロモニターのデザインは、初期の『ロックマン』シリーズが発売されていた頃の1980年代のブラウン管型テレビがモチーフになっている。
- ムービー内で『スマブラ』ロックマンが使う特殊武器の中で紹介されていないものは、エアーマンの「エアシューター」(上空中攻撃)とギャラクシーマンの「ギャラクシーボム」(最後の切りふだ)の2つ(カスタマイズ必殺ワザを除く)。
- 「メタルブレード」を2つ同時に投擲するのはムービー用の演出となっている。ちなみに、ゲーム内ではロックマン同士が対戦しているときでないとメタルブレードが2つある状況を見ることができない(各ファイター一つずつしかメタルブレードを出せない仕様のため)。
Wii Fit トレーナー:いっしょにやってみましょう
- 動画:【スマブラ3DS・WiiU】 Wii Fit トレーナー参戦!
- ムービーパート制作:デジタル・メディア・ラボ
2013年6月11日に放送された『Ninetndo Direct@E3 2013』の数時間後、任天堂ブース内で初公開された。
『Wii Fit』のゲーム映像からカメラが引いていくと、モニターの前でマリオ・カービィ・リンクがヨガの立ち木のポーズをとっていた。キツそうなながらも精いっぱい姿勢を保つ3人。ちなみにマリオとカービィは体型のせいで両手が付けられない。
そんなマリオの肩を叩く手が現れ、彼らが振り返ると女性のトレーナーが。そして不意に「英雄のポーズ」でふっとばした!
衝撃でズレたモニターがもモニターからは「その調子!」
(ゲーム映像)「元気に体を動かしましょう! 1、2、3!」カウントに合わせてスマッシュ攻撃3連続。「ウエストが引き締まるのを感じて」腕立て伏せ。「一緒にやってもましょう」滑り込み栓抜きのポーズやフラフープで飛翔。「運動強度を少し上げましょう」華麗に二段ジャンプ。「真っ直ぐ伸ばしましょう」最後の切りふだでシルエットを拡散させる。
(CGムービー)カメラが接写の状態で足元から上り、トレーナーは上半身を左右に回してカメラが上ってきたタイミングでカメラ目線でサムズアップし、"Wii Fit トレーナー"参戦!!
その後ろでウィーボがピョンピョンはねている。
元ネタ・備考
- 参戦カットが最後に出る構成が取られたのはWii Fit トレーナーのみ。
ロゼッタ&チコ:ほうき星の使者
- 動画:【スマブラ3DS・WiiU】 ほうき星の使者
- ムービーパート制作:デジタル・フロンティア
2013年12月18日に放送された『Nintendo Direct 2013.12.18』の中で公開された。
広い宇宙をワープスターで飛ぶカービィが向かった先はレインボーロード。カートを駆りレースを繰り広げるマリオ・ドンキーコング・ルイージ・クッパ・ピーチ。トップの座をかけて先頭を走るマリオとドンキーコングの間に割って追い抜き、カービィが一番乗り!
ところ変わって別の宇宙。スターリングを通り抜けた光が飛んでいく。ものすごいスピードで横切られたカービィはその勢いで姿勢を乱して制御不能に。コースに激突して放り出されてしまう。光が2つに分かれて登場したのは星の子"チコ"。“大丈夫?”と手を当ててカービィを起こす。遅れてやってきたマリオたち。ドンキーはカービィに指つんつん。
もう一つの光もコースに現れ、チコが向かっていく。チコを抱いたその女性は"ロゼッタ"だった。ロゼッタの瞳が星々が光るように煌めく。
(ゲーム映像)チコと協力して戦うロゼッタ、2人の活躍を見せ遠隔操作でチコを動かせることをアピール。
(ムービーパート)ラストは、ステッキを振るロゼッタに合わせて踊るチコとカービィがハイタッチ!
元ネタ・備考
- 冒頭で使用された音楽は、『カービィのエアライド』のオープニング。
- カービィのワープスターの乗り方は『カービィのエアライド』やアニメ版での乗り方と同じ。
- レインボーロードは、このムービー用に新規で制作されたオリジナルの物である。ムービー冒頭ではコースの全景を見ることができる。
- マリオたちが乗っているカートは、『マリオカート7』のスタンダードカート+ノーマルタイヤ。
- ロゼッタには"ほうき星の魔女"という通称がある。
- 『Nintendo Direct』では「来年(2014年)発売予定のタイトルの続報」という振りで公開され、ムービー導入部の演出はなかった。この参戦ムービーの後には、『マリオカート8』の映像も公開された。
リトル・マック:リングの王者
- 動画:【スマブラ3DS・WiiU】 リングの王者
- ムービーパート制作:デジタル・メディア・ラボ
2014年2月14日に放送された『Nintendo Direct 2014.2.14』で公開された。
廃ジムでピンクのスウェットを着た青年とそのトレーナーのドック・ルイスがトレーニングをしている様子がアメコミ調に描かれる。
さかさまの姿勢から上体起こしを繰り返すマックにドックは檄を飛ばす。「……99、100、101! まだまだだ! お前の身体をイジメぬけ!」
「もっと行くぞ! ペースを上げろ!」高速縄跳びで勢いをつけて飛び上がる。
シャドーボクシング。「ジャブ、ジャブ! ワン・ツー! ラッシュ、ラッシュ! 打て、打ちまくれ! まだまだ行けるぞ! もっと本気を見せろ! ぶっ放せ!」
「仕上げに決めてやれ!」渾身の右アッパーをサンドバッグに打ち込み、窓の外まで吹っ飛ばす!!
過酷なトレーニングを終え、スウェットを脱ぎ捨てる青年。その名は"リトル・マック"だ!!
彼の背後にいるサムスは背くらべする。だが、それはマックにとってコンプレックスの様子。K.O.ゲージが最大に達し、怒りの「K.O.アッパーカット」を喰らわせた!!
(ゲーム映像)特設リングに上がるマック。「お前の出番だマック! 目にもの見せてやれ!」
「ワン・ツー! もっと行くぞ! ジャブ、ジャブ! ラッシュ、ラッシュ! アッパーカット! ボディブロー!」
「装甲なんかぶち破れ!」サムスとロックマンにも拳をぶつける。
「怯むなマック! ストレートで決めろ!」攻撃を受けても怯まずに繰り出す。
「カウンターだ!」身をひるがえして反撃。
「よぉし、叩き割れ!」「パンチは剣よりも強しだ!」
さっきまでとは違い大振りの空中パンチと、復帰力の低さという欠点を見せる。「おっと、空中戦は苦手だろ? 空中では無理すんな、大乱闘は甘くないぞ!」
「眠る野生を爆発させろ!」最後の切りふだで野人のようなギガ・マックに変身。
「K.O.ゲージを溜めるんだ! 今だ、ぶっ放せ!」K.O.ゲージのシステムを紹介、「K.O.アッパーカット」が炸裂!!
「世界の舞台が待ってるぜぇ!!」リングの王者となるべく、男たちの戦いが始まる!!
(ムービーパート)廃ジムで黙々とチョコバーを食べるマックとドック。マックの顔には絆創膏が。
元ネタ・備考
- 廃ジムには『パンチアウト!!』のアーケード筐体が置かれており、冒頭のカットで確認できる。
- 参戦カットのポーズは、Wii版『PUNCH-OUT!!』のイラストの一つと同じ。
- サムスがマックと背比べするシーンは、過去にも『スマブラX』公式サイトのアシストフィギュアの紹介ページで、サムスを使って背くらべされたことがある。
- このムービーでリトル・マックの参戦が発表されるまで、"特設リング"が『パンチアウト!!』出典のステージであることは隠されていた。それまで、参戦ムービーや公開されたスクリーンショットでは『スマブラ』版の物だけが写されていた。
ゲッコウガ/リザードン:忍ぶもの
- 動画:【スマブラ3DS・WiiU】 忍ぶもの
- ムービーパート制作:デジタル・フロンティア
2014年4月9日に放送された『大乱闘スマッシュブラザーズ Direct 2014.4.9』の最後に公開された。
渓谷に投げ込まれる無数のモンスターボール! 並び立つポケモンたち、その崖の上にはピカチュウ、そして"リザ―ドン"が咆哮を上げる!!
「そらをとぶ」で飛び立ち雲の上から急降下、マリオに戦いを挑む! 後転してかわすマリオ、その先にはピクミン&オリマー・サムス・カービィ・リンク。
この様子を見た何者かは印を結び両手に水の力を込める。
ダッシュするマリオ、他のファイターたちは「ピクミン投げ」「ミサイル」「スターロッド」「疾風のブーメラン」で援護射撃! ピクミンは勢い足りず地面を転がる。リザードンは飛ぶ道具をかわし、口から炎を噴かせ迫る!
一方、何者かが込める水の力は勢いを増し手裏剣のような形に。
右の拳に炎をまとうマリオ。両者の炎と炎が激突する……その時、間を割って飛んできた「みずしゅりけん」が!
飛んできた方向を2体が振り向く。渓谷の木の枝で逆立っていた者が直立し、その姿を見せる。しのびポケモン"ゲッコウガ"、見参。そして、「ハイドロポンプ」で瞬時に姿を消す。
(ゲーム映像)ゲッコウガの紹介。素早い身のこなしや忍者を思わせるアクションを見せる。リザードンのシーンもあり、新ワザ「フレアドライブ」を見せる。終盤にはメガシンカしたメガルカリオ、目がリザードンXが登場、そしてゲッコウガが「しのびのひおうぎ」を繰り出す!! 最後の一撃が放たれようとする瞬間にタイトルロゴ挿入でムービーは幕を閉じる。
元ネタ・備考
- 冒頭に登場したポケモンたちはすべて、モンスターボールから登場するヘルパーキャラ。このムービーで初めて『スマブラfor』に登場したポケモンも一部いる。
- 既存のファイターの参戦発表で、参戦ムービー内で参戦が明かされたのはリザードンのみ(追加ファイターを除く)。
パルテナ/ブラックピット:光の女神
- 動画:【スマブラ3DS・WiiU】 光の女神
- ムービーパート制作:シャフト(『新・光神話 パルテナの鏡』短編アニメーション『おいかけて』『おいかけられて』アニメーション制作)
2014年6月10日に放送された『Nintendo Digital Event』の最後に公開された。
「さすがはハイラル随一の剣士。手強いですわね」
女神が投影された映像を見るその先では、天空界でピットとリンクが一騎打ちの決闘をしていた。
「なんの! だてに死線は越えてませんよ!」神弓で斬りつけるピットを、リンクは盾で防ぎつつ、剣を振るう。
飛翔するピットに矢を数発放つリンク、ピットもかわしながら弓を射る。「クローショット」に足を捉えられるも鎖を斬るピット。再び地上戦になり、リンクの攻撃をかわしていく。剣をぶつけるリンクは胴に蹴りを入れて吹き飛ばし、隙を晒したピットめがけて「疾風のブーメラン」を投げる。
迫るブーメランに目をつむるピット。しかし、それは先ほどの女性の「反射盤」によって弾かれる。
「パルテナさま!?」
「助けたのではありませんよ」
彼女がピットに与えた「飛翔の奇跡」を操り、ピットは退場させられる。
光の女神"パルテナ"が降臨した!!
「ちょっとおもしろそうだなって、思っただけです」笑顔を見せるパルテナ、立ちふさがるリンク。
(ゲーム映像)「え? パルテナさまって戦えるんですか?」
「あら、ピットとも手合わせしたことがありますよね?」
「いや、あの時は混沌の遣いがパルテナさまを操っていたからで……」
「天使にできて女神にできないことなどありません。かつてはピットを護った数々の奇跡、お見せしましょう!」
原作ではピットに与えてきた「奇跡」の力をパルテナ自らが使う。12の必殺ワザや、「ブラックホール」で捉え「波動ビーム」を放つ最後の切りふだでファイターたちを撃破していく!
「パ、パルテナさま、恐るべし……」
この様子を見たナチュレは「これは天使もタジタジよのう」とコメント。
「ここには歴戦のファイターが集まっていると聞きます。ほんの少しだけ、ホンキを出してもいいですよね?」
(ムービーパート)一息つくパルテナ。その背後にはピットに似た黒い翼の天使が舞い降り……
「あら、ご無沙汰してましたね」
「まぁな」
元ネタ・備考
- このムービーでのピットとパルテナの掛け合いにより、『新・光神話 パルテナの鏡』本編終了後の時間軸であることが明かされている。
- ゲーム映像のパートで2人が最初に話していたことは、20章の「女神の魂」での話。
- 最後に登場したブラックピットは、3DS版が発売されるまでファイターとして参戦することが明かされていなかった。
パックマン:赤、青、黄色
- 動画:【スマブラ3DS・WiiU】 赤、青、黄色
- ムービーパート制作:デジタル・メディア・ラボ
2014年6月10日にE3 2014の会場で開催された記者向けのイベント『大乱闘スマッシュブラザーズ for 3DS / Wii U E3 2014 ラウンドテーブル』で公開された。
戦うマリオの姿。帽子にズームアップして赤いラインになる。次にソニック、ゲッコウガに攻撃するロックマンの姿が映されヘルメットにズームアップ、青いラインに。
その中央に黄色いサインが入り、画面が黄色一色に広がった後、丸になり……ピザ欠けのように口が開いて"パックマン"になった!!
(ゲーム映像)オールドスタイルのパックマンが登場、マリオ・ソニック・ロックマンと夢の対決。懐かしの1980年代の『パックマン』やナムコ作品の要素を紹介。途中、ピザ欠け姿でパクパク進むパックマンの口に画面が入り、3DSの場面になりパックメイズも紹介。
“ナムコうらない”をするアピール、妖精のママがいるステージ、スペシャルフラッグを掲げるファイターたち、追いかけられるパックマンが平面姿になって逆に追いかけるシーン。最後は笑顔でジャンプする姿にズームしてタイトルロゴ挿入。
(ムービーパート)ウィンク&サムズアップで“よろしく!”とアピール。そこにピコピコと歩いてきたMr.ゲーム&ウォッチ。2人の頭上には「1980」と書かれ、その前に頭だけ出たマリオとドンキーコングの上に「1981」と書かれ、2人は最古参のゲームから参戦するファイターであることが紹介された。
元ネタ・備考
- 最後に登場したMr.ゲーム&ウォッチは、3DS版が発売されるまで参戦は明かされなかった。
ルフレ/ルキナ:剣と魔法と炎の紋章
- 動画:【スマブラ3DS・WiiU】 剣と魔法と炎の紋章
- ムービーパート制作:アニマ(『ファイアーエムブレム 覚醒』プリレンダリングムービー制作)
2014年7月14日公開。発表前、任天堂から「新ファイター参戦映像」を放送することが告知されていた。
「これが……異界の戦士の力……!」
何かに弾かれ大きく後ずさりする女性、"ルキナ"は剣を構え直す。
フェリア闘技場に立つ彼女の視線の先には、キャプテン・ファルコンが現れ不敵な笑みを浮かべる。
「ぐっ……」倒れているクロム。彼の姿を見て再びファルコンに挑む。「お父様は……私が守ります!」
突撃するルキナ。ファルコンは身体を軽く反らしてかわし、パンチを打つ。ルキナは重い一撃をかすめるようによけ、反撃するも、渾身の一撃は難なく弾かれ、足蹴りに怯んでしまう。
「ファルコンパンチ」が放たれようとしたその瞬間。風の刃が宙から撃たれる。アクロバティックに後転してかわしたファルコンが見上げるとローブをまとった少年の姿が。
魔導書を閉じ、降り立った少年はルキナに声をかける。「痛くなかったかい?」
フードを脱ぎ、顔を見せた少年、戦術師"ルフレ"は宣言する。「僕が戦局を変える!」
(ゲーム映像)「ルフレさん!」
「確かに大乱闘は強敵揃いだ。だけど……僕はただの剣士ではないぞ!」
雷魔法の「サンダー」から上級魔法「トロン」、「ギガファイアー」、「エルウィンド」、「リザイア」と、多彩な魔法を見せる。
「すごい、魔導書をこんなに使えるなんて」
「回数に限りはあるけどね」
「そして……サンダーソード!」サンダーソードによる強力な攻撃も繰り出すルフレ。
「これは休んでいられませんね…… 私も参戦します!」祖先譲りの剣術で参戦するルキナ。
「あれは、伝説の英雄王!?」
「そして蒼炎の勇者か…… 相手にとって不足はない!」
異界の戦士たちへ、2人が挑む!!
(ムービーパート)……一方、熱戦の背後で忘れられていたクロムは……
「俺の出番は、ないのか……」
ついでに、女性のルフレも使えることが紹介された。
元ネタ・備考
- このムービーに関するクロムの一連のネタについては、「なくはないです。 (なくはないです)とは【ピクシブ百科事典】」が詳しい。
- このムービーのプロットを見た『ファイアーエムブレム』シリーズの開発元のインテリジェントシステムズは「クロムのいじり方をよくわかっていらっしゃる」と喜んでいたことが語られている[1]。
- このムービーで、キャプテン・ファルコンの参戦が明かされた。
- ルフレは原作のプリレンダムービーではアバターキャラクターという特性上、フードを脱いだことはなく、ムービーではっきりと顔を見せたのはこれが初めて。
- 英語版ではクロムの嘆きとその答えのやり取りは、「I suppose I'll get my chance... another day(俺の出番は、次のようだ…)」「No, you'll get it today.(いいえ、今です。)」となっている。
シュルク:穏やかじゃないですね
- 動画:【スマブラ3DS・WiiU】 穏やかじゃないですね
- ムービーパート制作:デジタル・メディア・ラボ
2014年8月29日に放送された『Nintendo 3DS Direct 2014.8.29』の冒頭で公開された。
ガウル平原を走り咆えるクッパ。ひらひらと飛んでいる蝶を目で追う。茂みに隠れている誰かが変わった形の剣の機構を変形させ光の刃を展開する。蝶に気を取られて背中を見せたクッパに「バックスラッシュ」で背後に一撃を浴びせてふっとばす。
神剣モナドを扱う少年"シュルク"は「だんだんノってきたよ!」とテンション上々。
突然シュルクの脳裏に「ビジョン」が浮かぶ。それは、自分がマルスとリンクに倒される未来―――
未来を察知したシュルク。直後、マルスとリンクが奇襲を仕掛けてきた。これをかわしたシュルクは、「穏やかじゃないですね……」と「モナドアーツ」を発動、「撃」モードに変え自らの力を高める。
「モナドの力よ!」
(ゲーム映像)モナドを振るうシュルク。「モナドアーツ」で身体能力を変化させるシーンを中心に、アーツを使うさまを見せる。リキも登場。ジャンプをするカットでは3度目で水着姿に。
「ダンバンさん! リキ!」旅仲間とともに連携攻撃「チェインアタック」を決める!!
(ムービーパート)背後に現れる巨大な機神兵の影。シュルクは険しい表情でモナドを構える―――
「また会えて嬉しいぜ、シュルクさんよォ……」
元ネタ・備考
- 黒いフェイスが『スマブラ』本編でどのように登場するかについては、公開から約2ヶ月後の大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii Uがスゴい50の理由で発表された。
クッパJr.:未来の大王
- 動画:【スマブラ3DS・WiiU】 未来の大王
- ムービーパート制作:デジタル・フロンティア
3DS版発売後の2014年10月24日に放送された『大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii Uがスゴい50の理由』終盤で公開された。
月夜の荒野を進む乗り物を駆る影。顔の付いた可愛らしい乗り物は、物騒にも口から砲弾を飛ばす。炸裂する砲弾に吹き飛ばされるサムス・マリオ・リンク・カービィ。後ろにはロゼッタ&チコとロックマンの姿も。
乗り物は次は鉄球を出して襲い掛かる。ダッシュで駆け寄るマリオ。今度は両腕からドリルを展開。驚いたマリオはシールドで身を守るもこれを粉砕。
そしてカートに変形し、倒れたマリオ、ロックマンを蹴散らしていく。
ヤツは大魔王クッパの息子"クッパJr."だ!!
(ゲーム映像)クッパクラウンを操り様々な武器を取り出し戦う。最後の切りふだではニセマリオに変身しラクガキで攻撃。
(ムービーパート)崖に打ち付けられ倒れるマリオ、傷ついたファイターたち。顔を上げたマリオは目を大きく見開く。高笑いするクッパJr.の後ろにはクッパ7人衆がそろって現れる。対峙するファイターたち。クッパ軍団の進軍が始まる!
(ゲーム映像)クッパ7人衆の紹介。連携して攻撃するシーンや、特訓を思わせるシーンも。最後はクッパJr.と7人衆のカットが一度に映され、クッパJr.にズーム。このカメが“未来の大王”になる日はそう遠くないの話……なのかもしれない。
元ネタ・備考
- 序盤で放った砲弾(通常必殺ワザ)が爆発するのは、ムービー用の演出となっている。実際のゲームではカスタマイズ必殺ワザを含めてそのようなことが起こるワザではない。
ダックハント:一匹、一羽と一丁と
- 動画:【スマブラ3DS・WiiU】 一匹、一羽と一丁と
- ムービーパート制作:デジタル・メディア・ラボ
3DS版発売後の2014年11月6日に放送された『Nintendo Direct 2014.11.6』の中で公開された。
『ダックハント』のゲーム画面が映されてゲームスタート。カモを一羽撃ち落とすが、もう一羽は撃ち損ない、イヌがあざ笑う。
イヌにズームアップ。イヌは目をパチクリ。右に目を向けると、ドット絵のマリオ・リンク・ピット・サムス・ドンキーコング・クッパが出てくる。マリオは手をクイクイと上げてイヌを誘う。
マリオがジャンプするとグラフィックが進化。茂みから飛び出てきたイヌ。さっきのカモがイヌの背に乗り、"ダックハント"参戦!! のカットに撃たれた!!
(ゲーム映像)イヌの嘲笑から始まり、音楽に合わせてリズミカルに展開。「ワイルドガンマン」を呼び出すダックハント。ディディーコングとの対戦では画面が引きモニターが映される画に。“何者か”が光線銃でディディーに3連射して撃墜。
“何者か”の射撃によるスマッシュ攻撃、『ホーガンズアレイ』のカン、クレーを飛ばして撃つワザや、ダックハントステージを紹介。ラストは『光線銃』シリーズの要素が集結した最後の切りふだで締めくくり。
(ムービーパート)イヌとカモがハイタッチし、画面が引いて“何者か”も映される。これは異色のコンビ、いや、トリオ結成?
元ネタ・備考
- このムービーで、ダックハントのスマッシュ攻撃や横必殺ワザの原理が説明されている。
- ムービー内で“何者か”が持っている光線銃は、海外のファミコン専用光線銃「Zapper」。
- ムービー後半のカモとピクミンのカットは、カモを『ピクミン』シリーズの敵キャラのヘビガラスに見立てたもの。
追加ファイターの参戦ムービー
追加ファイターの参戦ムービーは、ゲーム映像のみを使用しての制作となっている(カムイは原作のムービーの流用)。海外での動画タイトルは、参戦カットのキャッチコピーと同じ。
ミュウツー
![](/images/thumb/8/86/%E3%80%90%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%96%E3%83%A93DS%E3%83%BBWiiU%E3%80%91_%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%82%A6%E3%83%84%E3%83%BC%E5%8F%82%E6%88%A6%21%21.png/250px-%E3%80%90%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%96%E3%83%A93DS%E3%83%BBWiiU%E3%80%91_%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%82%A6%E3%83%84%E3%83%BC%E5%8F%82%E6%88%A6%21%21.png)
2015年4月2日に放送された『Nintendo Direct 2015.4.2』冒頭で公開された。なお、ミュウツーの制作自体はその前から発表されている。
黒い背景に目が浮かび上がる。震える映像、速まる鼓動の音と共に"ミュウツー"がその姿を現せた。
超能力を駆使したワザを中心に紹介。ゲノセクトやミュウと邂逅するシーンもある。そして、メガミュウツーYにメガシンカし「サイコブレイク」を放つ。正面に手を突きつけ放つ光に画面は覆われ―――
元ネタ・備考
- ミュウツーとゲノセクトのカットは、両者ともに人造のポケモンで、『劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ 神速のゲノセクト ミュウツー覚醒』で共演したという繋がりがある。
- ミュウツーの背後にマスターボールを持って忍び寄るネスのカットは、ポケモントレーナーの目的の一つであるポケモンを捕まえるという、シリーズ全般であることが元になっている。
- 最後のカットでは、後ろ歩きで寄ってくるピカチュウも見られる。
リュカ
![](/images/thumb/4/42/%E3%80%90%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%96%E3%83%A93DS%E3%83%BBWiiU%E3%80%91_%E3%83%AA%E3%83%A5%E3%82%AB%E5%8F%82%E6%88%A6%21%21.png/250px-%E3%80%90%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%96%E3%83%A93DS%E3%83%BBWiiU%E3%80%91_%E3%83%AA%E3%83%A5%E3%82%AB%E5%8F%82%E6%88%A6%21%21.png)
2015年4月2日に放送された『Nintendo Direct 2015.4.2』冒頭で公開された。
切ない音楽とともに、マリオ、リトル・マック、マルス、むらびと、ルフレ、ドンキーコングにやられ続けるネス。力なく倒れるネスをクッパが襲う……
その時、「PKファイヤー」がクッパをふっとばす。ネスのピンチを救ったのは、"リュカ"だった!!
この後はリュカのワザに織り交ぜて、色々なカットを紹介。中にはかめんのおとこやリュカの家族をオマージュしたシーンも。
元ネタ・備考
- クッパに襲われるネスを助けて登場するリュカのシーンは、『スマブラX』の「亜空の使者」でキングのぞうからリュカを救うネスという展開をオマージュしたもの。
- かめんのおとこがシャツにプリントされた色違いリュカと、倒れているリュカがフランクリンバッヂを着けているカットは、原作のかめんのおとことの最後の対決シーンが基になっている。
- 終盤の色違いダックハント、リュカ、色違いリュカの3体のカットはそれぞれ、リュカの愛犬ボニーと双子の兄クラウスを見立てたもの。また、ダックハントが「ワイルドガンマン」を出せることを考えると、父フリントも入るオマージュとなっている。
ロイ
![](/images/thumb/e/e3/%E3%80%90%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%96%E3%83%A93DS%E3%83%BBWiiU%E3%80%91_%E3%83%AD%E3%82%A4%E5%8F%82%E6%88%A6%21%21.png/250px-%E3%80%90%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%96%E3%83%A93DS%E3%83%BBWiiU%E3%80%91_%E3%83%AD%E3%82%A4%E5%8F%82%E6%88%A6%21%21.png)
2015年6月14日に放送された『【スマブラ3DS・WiiU】 2015年6月 新要素のお知らせ』冒頭で公開された。
闘技場で乱闘を繰り広げる紋章の英雄達。
「僕を忘れないでほしいな!」
「遂に帰ってきたぞ!」
烈火を斬り裂き、若き獅子"ロイ"が帰ってきた!!
自分と同じ名前のカメを斬り、復活を宣言する!!
ゲーム映像では、公式による「究極のカレー」の再現(下記参照)や、ロイとリンのカット、8人のロイが「エクスプロージョン」を放ち溜めによる威力の違いを紹介し、最後には「必殺の一撃」を披露した。
元ネタ・備考
- ロイと激辛カレーライスのカットは、『スマブラDX』発売時に週刊ファミ通誌上で開催していたカメラモードコンテストで優秀賞を受賞した作品[2]が基になっている[3]。
- ロイとリンは、原作が同じ世界であることに由縁がある。リンとは『ファイアーエムブレム 烈火の剣』でルートによってはロイの母になるという関係にある。
- 英語版では、ロイのボイスは日本語で、ムービーでは英語字幕が付けられる形となっている。
リュウ
![](/images/thumb/5/50/%E3%80%90%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%96%E3%83%A93DS%E3%83%BBWiiU%E3%80%91_%E3%83%AA%E3%83%A5%E3%82%A6%E5%8F%82%E6%88%A6%21%21.png/250px-%E3%80%90%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%96%E3%83%A93DS%E3%83%BBWiiU%E3%80%91_%E3%83%AA%E3%83%A5%E3%82%A6%E5%8F%82%E6%88%A6%21%21.png)
2015年6月14日に放送された『【スマブラ3DS・WiiU】 2015年6月 新要素のお知らせ』で公開された。
暗闇で構える男の影。雷がかすかに彼の姿を照らす。“俺より強いやつに会いに行く”男は「波動拳」を放つ。
『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』×『ストリートファイター』
その画面を「昇竜拳」で壊し、さらなる挑戦者"リュウ"が現れた!!
「ここが大乱闘の舞台か…… かかってこい!」
格闘ゲームさながらのアクションを見せるリュウ。「波動拳」「竜巻旋風脚」「昇竜拳」と格闘ゲームを代表するワザを披露、「セービングアタック」で崩れる相手に追撃を決める。さらにリュウのホームステージ"朱雀城"が登場。そして、「真空波動拳」と「真・昇竜拳」二つの最後の切りふだが炸裂する!!
「昇龍拳を破らぬ限り、お前に勝ち目はない」
最後は、大乱闘の舞台で再び相見える平八(のMii)とリュウが激突する!
元ネタ・備考
- 冒頭の演出は『スーパーストリートファイターII』のイントロダクションのオマージュで、“俺より強いやつに会いに行く”は『ストリートファイター』シリーズのキャッチコピーである。
- マリオの「ポンプ」放水を受けながらワザを出すカットは、スーパーファミコン版『ストリートファイターII』のリュウエンディングで滝に向かって「昇竜拳」の修行をしているカットを基にしたもの。
- リュウが言う「昇龍拳を破らぬ限り、お前に勝ち目はない」は、『ストリートファイターII』でリュウが勝利した時の台詞。
- 最後に平八(のMii)と激突するのは、『ストリートファイター X 鉄拳』を意識したもの。
クラウド
![](/images/thumb/e/e1/%E3%80%90%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%96%E3%83%A93DS%E3%83%BBWiiU%E3%80%91_%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%83%89%E5%8F%82%E6%88%A6%21%21.png/250px-%E3%80%90%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%96%E3%83%A93DS%E3%83%BBWiiU%E3%80%91_%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%83%89%E5%8F%82%E6%88%A6%21%21.png)
2015年11月13日に放送された『Nintendo Direct 2015.11.13』で公開された。
映される宇宙のカット。静かに挿入される『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』と『ファイナルファンタジーVII』のロゴ。
魔晄都市ミッドガルに立つ"クラウド・ストライフ"は呟いた。「こんな日が来るとは、思わなかったな」
バスターソードを構えると原作の戦闘画面への遷移を思わせる演出が入る。
「かかってこい」ゲーム映像では振り抜いて瞬撃する剣術を見せ、『ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン』コスチュームのクラウドも登場。
「限界を超える」続いて、「リミットブレイク」で強化された必殺ワザを紹介。ミッドガルではオーディン、リヴァイアサン、ラムウ、イフリート、バハムート零式と、召喚獣らがステージに及ぼす強大な影響のさまを見せる。そして、クラウドは究極リミット技「超究武神覇斬」を放ち―――
『ファイナルファンタジー』おなじみの勝利ファンファーレと共にタイトルロゴ挿入。
「なんだか、チョコボ臭いな……」振り向いた先には、はしゃぎまわっているチョコボのぼうしをかぶったMiiファイターたちが。
動画では最後に、権利表記のクレジットにスクウェア・エニックスが追加される演出が入った。
元ネタ・備考
- ムービーでは原作『ファイナルファンタジーVII』のシーン・要素を再現したカットが多くある。
- 冒頭の宇宙空間のカット:ゲームスタート時のイントロムービーの再現で、音楽も「オープニング~爆破ミッション」が使用された。
- ファイターたちと対決する時の画面が遷移する演出:原作の戦闘画面への遷移演出と同じ。
- "カロスポケモンリーグ"で倒れているクラウドと、リップステッキを持って座っているゼルダと花が咲いたピクミン:クラウドとエアリスの最初の出会い。
- "海賊船"で赤獅子の王の船に乗って気絶するクラウド:彼が乗り物酔いをしやすい体質を表現したもの。
- ワリオバイクを奪い取るクラウド:バイクの運転技術が高いという設定に応えたもの。『ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン』ではフェンリルという自分のバイクを持っている。ちなみに、本人曰く「自分で運転中は酔わずに済む」とのこと。
- 魔法を使うアピールをするクラウドとカエルに変身するサブレ王国の王子:敵・味方をカエル(という状態異常)にしたり戻したりする魔法「トード」を意識したもの。
- アイクに「超究武神覇斬」を放つシーン:セフィロスとの最後の戦いの再現。
- "ガウル平原"でチョコボのぼうしをかぶったMiiファイターたち:チョコボファームの再現。また、クラウドが言っていた「チョコボ臭い」とはシリーズで主にでぶチョコボを召喚する際に必要なアイテムであるギサールの野菜を選択すると出てくるセリフが元。
- "ミッドガル"の紹介で、対峙するように立つシュルクとのカットは、『ゼノ』シリーズの1作目『ゼノギアス』の開発元がスクウェアであることに遠縁があることを示唆したものと思われる。
- 『Ninetndo Direct』の放送では導入部の演出はなかった。
- 英語版では、クラウドのボイスは日本語で、ムービーでは英語字幕が付けられる形となっている。
カムイ
![](/images/thumb/0/04/%E3%80%90%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%96%E3%83%A93DS%E3%83%BBWiiU%E3%80%91_%E3%82%AB%E3%83%A0%E3%82%A4%E5%8F%82%E6%88%A6%21%21.png/250px-%E3%80%90%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%96%E3%83%A93DS%E3%83%BBWiiU%E3%80%91_%E3%82%AB%E3%83%A0%E3%82%A4%E5%8F%82%E6%88%A6%21%21.png)
2015年12月16日に放送された『【スマブラ3DS・WiiU】 最後の特別番組』冒頭で公開された。
「こっちだ!」「に、兄様……」
白夜王国の皇子で主人公の実の長兄リョウマが手を伸ばして引き戻そうとする。末子の王女サクラも心配そうに見つめる。
「おにいちゃん……」「戻ってこい……!」
しかし、振り返ると白夜王国と敵対する暗夜王国の末っ子のエリーゼと長兄のマークスも主人公を呼び戻そうとする。
「みんな……ぼ、僕は……」
実の兄弟達がいる白夜王国と、暗夜王国で共に育った兄弟達が見つめる中、主人公は決断を迫られていた。“ミコト女王やリョウマ達のため、白夜軍の防衛に協力”するか、“ガロン王やマークス達のため、暗夜軍の侵略に協力”するか、それとも“どちらにも協力しない”道を往くか……。その時、“第四の道”が現れ―――
「大乱闘に参戦する!!」
"カムイ"は大乱闘に参戦する道を選んだ!!
誰も考え得なかった道を往くことを決断したカムイに、兄弟たちは驚き困惑。
「何をやっているんだ、カムイ!」
「ごめんみんな! 僕は戦わずにはいられないんだ!」
「どちらにもつかないばかりか、未知の軍団と一戦交えるとは……!」
「しかしあの方達、強そうですよ?」
「おにいちゃんなら、全然へーきだもん!」
「夜刀神が、見たことのない形になっているな」
カムイが持つ剣は、『第三の道』で最終進化を遂げる「夜刀神・終夜」。
「ちょっと痛そう……」
身体の一部・全身を竜の姿に変え攻撃する「竜穿」を使うカムイ。
「あれは、竜穿!」
「神祖竜の力か!」
「完全に使いこなせているみたいですね!」
「さっすがー!」
闘技場に現れるマルス、ロイ、アイク、ルフレ、ルキナ。
「あれは異界の英雄達か!」
「負ける訳にはいかないね!」
さらに女性のカムイが登場。
「行きますよ!」
「兄様が……姉様になってしまわれました!?」
「おねえちゃん、かっこいー!」
「僕は選んだ! 大乱闘で、歴戦のファイター達と戦う道を!!」
スマッシュボールの力を得て放つ「激流咆」がファイター達を巻き込む!!
最後は、パックマンに追いかけられた後、キャリアーつき箱を刺して追いかけるカムイ。
元ネタ・備考
- 冒頭のムービーは、原作の『ファイアーエムブレムif』の物を使用している。
- 参戦カットやタイトルロゴの背景で白黒になっているのは、原作のコンセプトアートなどのデザインに通じたもの。
ベヨネッタ
![](/images/thumb/7/76/%E3%80%90%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%96%E3%83%A93DS%E3%83%BBWiiU%E3%80%91_%E3%83%99%E3%83%A8%E3%83%8D%E3%83%83%E3%82%BF%E5%8F%82%E6%88%A6%21%21.png/250px-%E3%80%90%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%96%E3%83%A93DS%E3%83%BBWiiU%E3%80%91_%E3%83%99%E3%83%A8%E3%83%8D%E3%83%83%E3%82%BF%E5%8F%82%E6%88%A6%21%21.png)
2015年12月16日に放送された『【スマブラ3DS・WiiU】 最後の特別番組』で公開された。
「剛腕ダッシュアッパー」でクッパとサムスを撃墜するピット。
「一丁上がり!」
「ピット、油断しないで! 誰かが急速に迫ってきてます!」
「えっ?」
「あーら珍しい。まだ天使が残っていたとはね」
満月を背にコウモリが収束、1人の魔女が現れる。
「私と一緒に、踊ってみない?」
アンブラの魔女"ベヨネッタ"が妖艶に舞う。
ここからはパルテナがベヨネッタのワザを解説し、ピットとやり取りをしていく。
「パルテナさま、あれは!?」
「アンブラの魔女です。絶滅したと思ってましたが……」
「あら、随分ね。滅ぶべきは、あんた達じゃないの?」
「四丁の拳銃を使う、バレットアーツに注意なさい」
「追い撃ちですか!?」
「簡単には許してあげないわよ!」
「うおっ、でかい!」
「魔人の手足を召喚する攻撃は、ウィケッドウィーブといいます」
「まだまだね」
「時間の流れが!?」
「ウィッチタイムですね。魔女は時間をも支配します」
「If you need to learn how to talk to a lady, ask your mum.」
英語で喋る“記憶を失った魔女”コスチュームのベヨネッタが登場。『ベヨネッタ』世界の天使達が登場するアンブラの時計塔も紹介。
「まだ遊び足りないわ!」
「これは手強い……!」
「ぼやぼやするな、ピット!」
ピットを圧倒するベヨネッタ。ブラックピットも加勢に入るが……
スマッシュボールが現れ、クライマックスを迎える。
「さあ、お楽しみはこれからよ!」
「あれはゴモラ!? 大魔獣召喚まで使えるなんて……!」
ピットとブラックピットを劇はしたベヨネッタは、次なるターゲットに宣戦布告。散ったバラが舞う―――
「さあ、次は女神さまの番かしら? 首を洗って、待ってなさい!」
元ネタ・備考
- 月を背にベヨネッタが登場するカットは、原作の数多くのコンセプトアートで使用されている構図を意識したもの。
- ピットとパルテナとの会話のやり取りは、原作『ベヨネッタ』シリーズの世界観に沿っている。魔女と神に仕える天使は敵対関係で、パルテナが絶滅したと思っていたのは『ベヨネッタ1』のプロローグでアンブラの魔女は魔女狩りにより絶滅したとされたことが説明されたことが元ネタ。
- ワンワンを従えるように飛ばすベヨネッタのカットは、『ベヨネッタ2』でワンワンを武器として使えることが元ネタ。
- 最後にパルテナに宣戦布告するベヨネッタは、『ベヨネッタ1』『ベヨネッタ2』ともにラスボスが神(の力を得た存在)であることを意識したもの。
- タイトルロゴへ遷移する時の散ったバラが舞う演出は、原作でゲームオーバーになった時のコンティニュー画面への遷移と同じ。
その他の参戦発表
ソニック
![](/images/thumb/b/b9/%E3%80%90%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%96%E3%83%A93DS%E3%83%BBWiiU%E3%80%91_%E3%82%BD%E3%83%8B%E3%83%83%E3%82%AF%E5%8F%82%E6%88%A6%21.png/250px-%E3%80%90%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%96%E3%83%A93DS%E3%83%BBWiiU%E3%80%91_%E3%82%BD%E3%83%8B%E3%83%83%E3%82%AF%E5%8F%82%E6%88%A6%21.png)
2013年10月1日に放送された『Nintendo Direct 2013.10.1』で、『ソニック』関連の情報の一つとして公開されたショートムービー。他の参戦ムービーとは少し趣が異なり、ゲーム内映像のみで制作された告知映像となっている。
ムービーの内容としては、マリオとロックマンの戦いに割って登場し、"ウィンディヒル"ステージも確認された。最後にソニックが画面外へ走り去っていく演出は、『スマブラX』の参戦映像と似ている。
Miiファイター
詳細は「E3 2014」を参照
E3 2014で放送された『Nintendo Digital Event』で、Miiファイターとamiiboに関するプロモーション映像と紹介が行われた。
海外での参戦カットシーンのキャッチフレーズ
ファイター | キャッチフレーズ | 和訳(意訳) | 備考 |
---|---|---|---|
むらびと | Comes to Town! | 町にやって来る! | むらびとのデザイン元である『街においでよ どうぶつの森』で村から街に出かけられることを意識したもの。なお海外版のサブタイトルは『Animal Crossing: City Folk』でTownではない。 |
ロックマン | Joins the Battle! | 参戦! | 日本語版と同じ。 |
Wii Fit トレーナー | Weighs In! | 加勢する! | weigh in には「体重計測を受ける」という意味もあり、体重変化を記録できる『Wii Fit』に掛けている。 |
ロゼッタ&チコ | Launch Into Battle! | 戦いに乗り出す! | Launchは宇宙ロケットの発射を表現する際にも使われる動詞で、宇宙つながり。 |
リトル・マック | Punches In! | 殴りこむ! | リトル・マックがボクサーであることに掛けている。また『Punch-Out!』のOutと逆の単語である。 |
リザードン | Fires It Up! | 戦いを煽る! | 「ほのお」タイプに掛けている。 |
ゲッコウガ | Makes a Splash! | あっと言わせる! | splash は「水しぶき」の意味で、「みず」タイプと掛けている。 |
ゼロスーツサムス | Zeroes In! | 照準を合わせる! | 銃を使うことに関係したフレーズであり、ゼロスーツのZeroに掛けている。 |
シーク | Appears on the Scene! | 現れる! | 原作において神出鬼没に現れることを意識したもの。 |
ヨッシー | Rolls into Battle! | 転がり込む! | ヨッシーの横必殺ワザ「ごろごろたまご」に掛けている。 |
パルテナ | Alights! | 舞い降りる! | 降臨に近いニュアンスで、light(光)を内包した語である。 |
パックマン | Hungers for Battle! | 戦いに飢えている! | 原作がエサを食べるゲームであったことに由来している。 |
ルキナ | Wakes Her Blade?! | 刀を構える⁉︎ | 『ファイアーエムブレム 覚醒』の海外版のサブタイトル『Fire Emblem Awakening』に掛けている。 |
ルフレ | Brings the Thunder! | 雷をもたらす! | ルフレの通常必殺ワザ「サンダー」に掛けている。 |
シュルク | Foresees a Fight! | 戦いを予知する! | シュルクの能力「未来視 (ビジョン)」に掛けている。 |
クッパJr. | Clowns the Competition! | 戦いでふざける! | クッパJr. が乗っている「クッパクラウン」に掛けている。 |
ダックハント | Takes Aim! | 狙いを定める! | 『ダックハント』がガンシューティングであるため。 |
ミュウツー | Strikes Back! | 逆襲する! | 『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』の英題と同じ題名。またBackで復活ファイターであることも表現している。 |
リュカ | Comes Out of Nowhere! | どこからともなく現れる! | 「Nowhere」とは、『MOTHER3』の舞台である「ノーウェア島」のこと。 |
ロイ | Seals the Deal! | 勝敗を決定づける! | Sealには封印という意味があり、『ファイアーエムブレム 封印の剣』が由来。韻を踏んだ言い回し。 |
リュウ | Here Comes A New Challenger! (Ryu) | 新しい挑戦者が現れました! | 『ストリートファイター』をはじめとする格闘ゲームでよく使われる英文。対戦相手が現れた時に表示される。唯一先に文言が付く。 |
クラウド | Storms Into Battle! | 戦いに突入する! | 天候つながりで嵐を意味するStorm。『ファイナルファンタジー』の主人公には名前が天候由来の例が複数いる。 |
カムイ | Chooses to Smash! | スマブラを選ぶ!(大乱闘への道を選ぶ!) | 参戦ムービーで表現されたとおり、原作の選択が迫られる部分を意識している。 |
ベヨネッタ | Gets Wicked! | 最高になる! | ウィケッドウィーブにも掛けており、Wickedは本来「邪悪」という意味だが俗な言い回しで「優れた」「最高の」などプラスの言葉になる。 |
『Nintendo Digital Event』のMiiファイター紹介で使用された著名な人物(#備考参照)の参戦カット | |||||
---|---|---|---|---|---|
エイブラハム・リンカーン | Gets Sworn In! | 就任する! | アメリカ大統領であるため。射撃タイプなのは軍を指揮した人物でもあるからだろうか。 | ||
イライジャ・ウッド | Like to Battle! | 好戦的だ! | 剣タイプなのは彼の代表作から。外れた話になるが、彼は『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』で『ワイルドガンマン』が登場するシーンで俳優デビューしている。 | ||
アイス-T | Pours It On! | 全力を出す! | Pourには「吐露する」という意味があり、彼がラッパーであることを意識している。 |
備考
- 初期に発表されたファイターの動画名には"○○参戦!"、追加ファイターの動画名には"○○参戦!!"と「!」が増えている。
- 参戦ムービーの他にも、以下の場面で同じような参戦カットが使用された。
- 『大乱闘スマッシュブラザーズ Direct 2014.4.8』で参戦が発表されたゼロスーツサムス、シーク、ヨッシー。
- 『Nintendo Digital Event』のMiiファイターの紹介で出演した、エイブラハム・リンカーン、イライジャ・ウッド、有野晋哉[4]のMii。なお、有野のシーンは英語版ではアイス-Tに差し替えられている[5]。
- 『スマブラ3DS』のCMで出演した、渡辺麻友、柏木由紀、高橋みなみのMii[6]。
- 【スマブラ3DS・WiiU】 最後の特別番組で紹介されたジーノのMiiコスチューム。
脚注
- ↑ 『桜井政博のゲームを作って思うこと2』p.191
- ↑ 速報スマブラ拳!! : カメラモードコンテスト結果発表!
- ↑ Sora_Sakurai/桜井 政博 Twitter
- ↑ ゲームバラエティ番組『ゲームセンターCX』での呼び名「有野課長」としての出演。
- ↑ Play Nintendo - Nintendo E3 Digital Event - YouTube
- ↑ Super Smash Bros. 3DS, presentación AKB48 - YouTube