「ピーチ (3DS/Wii U)」の版間の差分
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== テクニック == | == テクニック == |
2018年11月24日 (土) 19:05時点における版
ピーチ | |
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種類 | 基本キャラクター |
ピーチ(Peach)は、『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』で最初から使えるファイター。
ワザ目次 | |
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弱攻撃 |
つかみ |
ファイター性能
キノコ王国のお姫様。家来を従えてはいるものの、王女なのか君主なのかそのあたりの事情は定かではない。
女性のファイターとはいえ、か弱さはあまり感じられず、パラソル、テニスラケット、ゴルフクラブやフライパンを用いた攻撃や、王冠やハイヒールによる打撃ワザはそれなりにパワフル。
ピーチ固有の特殊技能として「空中浮遊」を持ち、これを活かした空中戦が最大の特徴。
浮遊中は移動と攻撃が可能で、それを利用し、相手の攻撃を誘い攻撃をすかしたところにカウンターを決めていくのが基本戦法。それから、移動しながらワザを出すことで、ガードに対しても比較的ローリスクで強気に攻撃を被せていくことができる。入力方法によっては、地上スレスレの低空で浮遊することもでき、地上戦にも応用が利く。他のファイターには真似のできない独特な立ち回りを展開することが可能。
また、浮遊は復帰にも貢献し、さらに復帰ワザの移動性能も高いため、横方向への復帰力は非常に高い。一発の攻撃で倒されない限りほぼ確実に復帰できるほど。
浮遊による空中での機動力とは対照的に、地上での運動能力は芳しいものではないが、ワザの発生が全般的に早いため、地に足をつけた地上戦も水準以上にこなせる。
しかし、ややパワー不足で決定力はイマイチ。ふっとばしに関しては不得意と言わざるを得ない。…とはいえ、ふっとばしの弱さはコンボには有利に働く。ダメージを蓄積するうえでは特に困らない。蓄積能力も加味すると、なかなかの火力を持っている。
通常ワザの使い勝手の良さに加え、上下左右に投げ分けられるアイテムを出す「野菜引っこ抜き」やカウンターワザの「キノピオガード」も実装しており、さらに全ファイターの中でもトップクラスの横方向への復帰力を誇る。
マリオと同様に弱点が少ないバランスの良いファイターで、浮遊を使わずともそれなりに戦えるだけの力はある。ただ、体重が軽く決定力もやや低いことから、普通に戦っているだけでは他のファイターに競り負けやすい。
やはりピーチならではの長所である浮遊をいかに使いこなし、リードを拡大できるかがポイントになる。立ち回りにおける工夫の余地が大きいテクニカルなキャラと言える。
- 長所
- 空中浮遊による独特の機動性を持つ。任意の高度を維持したまま移動と攻撃ができ、地上でも空中でも差し合いの能力が高い。
- 地上・空中ともにワザの発生が全体的に早い。魔法や道具を使った攻撃の判定は強めに設定されており、割り込みは得意分野。
- 相手を適度に浮かせるワザが多く、攻撃の繋ぎがしやすい。強攻撃や空中攻撃を主体としたラッシュが強力。
- 復帰力が高く、空中浮遊と#上必殺ワザ「ピーチパラソル」とを合わせた横方向の復帰距離はトップクラス。
- 短所
- 地上での機動力が低く、歩行・走行速度が遅い部類。空中においても純粋な機動力は全体的に難があり、落下速度に至ってはワースト2位。対地攻撃もあまり強いほうではないため、いったん空中に打ち上げられてしまうとなかなか着地させてもらえず、一方的な展開になることも。
- ワザのふっとばし能力は全体的に低め。決定力不足が悩みの種。
- 体重が軽くふっとびやすく、さらに頭身も高く当たり判定が大きいため、コンボを受けやすい体質。
- 優秀な横方向の復帰力に比べ、縦方向の復帰力は平凡以下。メテオワザにはやや弱い。
運動技能
ジャンプ回数 | 2 |
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カベジャンプ | × |
カベ張りつき | × |
しゃがみ歩き | × |
各種運動性能の詳細についてはカテゴリ:パラメータの各ページを参照のこと。 他にもアクションから各種ページにてより詳しくご覧いただけます。
空中浮遊
一定時間、空中で落下せずに左右に自由に動くことができるピーチ固有の専用アクション。
横方向の復帰で大活躍するだけでなく、相手を翻弄し隙をついて攻撃といったお姫様らしい優雅な戦い方ができる立ち回りでの重要な要素。
浮遊する方法は3つ。スティックを上倒しっぱなしにする、ジャンプボタンを押しっぱなしする、スティックを下に倒しながらジャンプボタン押しっぱなしで可能。
推奨は”スティックを下に倒しながらジャンプボタン押しっぱなし”。この方法だと浮遊を発動する高度を自由に決められたり、ピーチを扱ううえで重要テクニックの#超低空浮遊ができる。
空中浮遊はスティック上倒しまたはジャンプボタンを離すことで解除できる。また、3秒ほど続けると解除される。一度浮遊をすると、着地するまで浮遊の再使用はできない。
浮遊しながらでも空中攻撃の使用が可能。緊急回避とアイテムキャッチ・アイテム手放しはできない。空中攻撃を出している最中でも浮遊を解除して降りながら戦うことができる。
前作からの変更点
用語の解説はこちらのページを参照
全体的にワザの攻撃範囲が見直されており、特に空中攻撃の攻撃範囲が狭くなったため、以前よりも対地攻撃が苦手になったのが代表的な弱体化といえる。一方で、投げによる撃墜が再び可能になったことや、空中ジャンプの高度が『スマブラDX』並に戻り、高い位置への追撃や縦復帰がしやすくなったことは嬉しい強化点。変更はそれなりに多いとはいえ、総合力という点ではほぼ据え置きの調整といえる。課題である決定力不足は依然解消されていないものの、ほとんど前作と同じように戦っていける。
更新履歴
下記の更新のほかに、3DS版の発売当初のオンライン対戦で「野菜引っこ抜き」を使うと不正判定されることがある現象がVer.1.0.2で修正された。
用語の解説・全ファイター共通の変更点は各更新データのページを参照
ワザ
弱攻撃
左手で平手打ち→右手で平手打ち。
- ダメージ: 2%→3% [1段目→2段目]
- 発生: 2F-3F (1・2段目)
- ボタン押しっぱなしでも2段目を出せる。
- 威力は低いが発生がとても早く、驚異の割り込み性能を持つ。ふっとばし力は弱いため相手との距離はあまり離れないが、追撃するには好都合。
ダッシュ攻撃
両手を前に突き出し、振り払って追撃。
- ダメージ: 4%+6%、計10%
- 発生: 6F-9F , 17F-19F
- 前進距離は短いが、光のエフェクトにも攻撃判定があるため、リーチは長く、離れた位置にいる相手にもヒットしやすい。さらにダッシュ攻撃にしてはふっとばし力が高く、150%程度から撃墜ができる優れもの。
横強攻撃
優雅かつ大胆な蹴り上げ。
- ダメージ: 7%/8%/6% [出始め、中間の足 / 中間のつま先 / 終わり際]
- 発生: 7F -> 8F-9F -> 10-15F [始->中->終]
- 攻撃範囲が横に縦に広い。また、つま先には喰らい判定が無いため相手の攻撃に打ち勝ちやすい。
上強攻撃
真上に手を掲げてハート型の魔法を発生させる。
- ダメージ: 10%/8% [腕/ハート]
- 発生: 9F-13F
- 上方向への範囲が広く、ハート部分には相殺判定がないため、ほとんどの真上からくる攻撃には一方的に勝てる。判定の強さを優先するならこのワザ。
- 横方向への範囲はあまり広くないので、対空として使う際には、きちんと相手の真下を取る必要がある。
下強攻撃
しゃがんで地面すれすれを手で払う。
- ダメージ: 7%
- 発生: 13F-14F
- 無敵: 9F-14F (腕部)
- 地上にいる相手に当てた場合のみメテオになり、上に浮かせる。空中で当てた時のふっとびはイマイチ。
- やや出が遅いが後隙は短め。意外と横のリーチが長い。
- 硬直時間が大きい性質を持つ地上メテオのワザ。地上にいる相手にヒットさせると低%からでもほどよく浮かし、追撃しやすいが、受け身を取られる可能性もある。
横スマッシュ攻撃
3種類の道具いずれかを取り出して大きくスイング。
- ダメージ [テニスラケット/ゴルフクラブ/フライパン]
- 【ホールドなし】 13%/15%/18%
- 【ホールド最大】 18.2%/21%/25.2%
- 発生: 15F-17F (道具の種類に関わらず共通) / ホールド開始: 10F
- ワザを出すたびにテニスラケット→ゴルフクラブ→フライパン→テニスラケット…の順番で道具を取り出す。ミスした後でも順番は変わらない。
テニスラケット
ダメージは3種の中で最も低いが、吹っ飛ぶベクトルも最も低く、この後復帰阻止に出たり、復帰力の低い相手に対する決め手になる。
上スマッシュ攻撃
腕を真上に突き上げる。ピーチの周りをリボンが回る。
- ダメージ [始・手先/始・体/始・リボン -> 終・体/終・手先]
- 【ホールドなし】17%/15%/12% -> 10%/12%
- 【ホールド最大】23.8%/21%/16.8% -> 14%/16.8%
- 発生: 14F-16F -> 17F-20F [始->終] / ホールド開始: 10F
- 無敵: 14F-20F (頭部と腕部)
- 指先はピーチのワザの中で最高のふっとばし能力を持つ。当てるのは難しいが、うまく決まれば早期撃墜が狙える。
下スマッシュ攻撃
その場でグルグル回転してドレスで攻撃。
- ダメージ
- 【ホールドなし】2%+3%+2%+3%+3%、全5段ヒットで計13%
- 【ホールド最大】2.8%+4.2%+2.8%+4.2%+4.2%、全5段ヒットで計18.2%
- 発生: 6F-7F , 11F-12F , 16F-17F , 21F-22F , 26F-27F / ホールド開始: 3F
- 前後を攻撃する性質上、背後にいる相手への攻撃や、囲まれた状況で威力を発揮する。持続がそこそこあるため、その場回避に対してもそれなりに有効。
- 発生が早いので、ガードからの反撃手段としても使える。
ニュートラル空中攻撃
両腕を伸ばして横回転。
- ダメージ: 13%->6%/5% [始->持続:腕/持続:腰]
- 発生: 5F-8F -> 9F-19F [始->持続]
- 着地硬直: 11F
- 発生が早く威力も高め。割り込みや追撃に重宝する。クセがなく扱いやすい攻撃で、用途を選ばずに使える主力技。
ガードキャンセルジャンプとほぼ同時に出すことで反撃手段としても有用。特に、相手の空中攻撃に対して反撃する際に使いやすい。 - このワザに限った話ではないが、下入力中にジャンプ入力をすると即、超低空浮遊へ移行できることを利用し、地上攻撃の代用としても使っていける。
弱攻撃や強攻撃よりもダメージ量が多く、技後の硬直も短い、浮遊によりヒット(orシールド)後の前進・後退も自由自在……と、メリットが多い。
ある程度安定した操作精度が求められるテクニックとはいえ、使いこなせると便利。
前空中攻撃
頭の王冠を手に持って、大きく振り下ろす。
- ダメージ: 15%
- 発生: 16F-20F
- 着地硬直: 22F
- ピーチの主力撃墜ワザ。横方向へ飛ばすならこれ。腕を使った攻撃ではあるが、先端が王冠であるためか判定の強さはなかなかのもの。
浮遊から出すことが多いが、チャンスと見たらショートジャンプから普通に出して当てに行ってもいい。最速で出せば着地隙も出ない。 - ピーチの空中攻撃の中では着地硬直が長い。なるべく浮遊と組み合わせて出すか、相手の隙を突いて確実にヒットさせるようにすること。
後空中攻撃
お尻を突き出して攻撃。
- ダメージ: 12%->7% [始->持続]
- 発生: 6F-7F -> 8F-13F [始->持続]
- 着地硬直: 18F
- 発生が早くダメージ面でも優秀。とっさの攻撃に使いやすい。ガードキャンセルからの反撃や下投げからの追撃としても便利。
上空中攻撃
左手→右手の順で腕を大きく上に振って虹を描く。
- ダメージ: 4%+6%、計10%
- 発生[1]: 1段目: 10F , 11F , 12F-13F / 2段目: 14F , 15F-16F
- 着地硬直: 12F
- 浮かせた際の追撃や迎撃に使える。持続が長く、判定の強さも悪くない。吹っ飛びもそれなりに強く、高度の高い位置で当てれば撃墜が狙える。
- 上強攻撃や上スマッシュ攻撃よりも横方向の攻撃範囲が広いので、斜め上にいる相手にも効果がある。相手の位置に合わせて使い分けていきたい。
下空中攻撃
下に向けて高速4連踏みつけ。
- ダメージ: 2%+2%+2%+5%、全4段ヒットで計11%
- 発生: 12F-13F , 18F-19F , 24F-25F , 30F-31F
- 着地硬直: 13F
- 連続ヒットワザではあるが、相手を引っ張る効果を持たないため、空中制御しないと連続ヒットにはなりにくい。
- 動きながらヒットさせていると途中で漏らしてしまいやすい。上手く空中制御しながら当てよう。浮遊との相性も抜群。
- 4段出し終えた後の硬直がほとんど無く、相手の蓄積ダメージが低いうちなら容易に追撃ができる。
つかみ
片手を伸ばして掴みかかる。
- 発生: つかみ: 6F-7F / ダッシュつかみ: 8F-9F / 振り向きつかみ: 10F-11F
- 範囲は短い方だが、ダッシュつかみの発生が早い。投げからのコンボ・連係も決まりやすい。
つかみ攻撃
掴んだ相手をカカトで踏みつける。
- ダメージ: 2%
- 発生は早いが動作時間が長め。あまり連打はできない。
前投げ
掴んだ相手を平手打ちで投げ飛ばす。
- ダメージ: 計10% (2%+8%)
- 2%部分は打撃投げ。
- ピーチの投げの中では全体動作が短い。崖近くで掴んだ相手を崖外に放り出したい時などに。
後投げよりも吹っ飛ばし力はやや低いが、相手側とピーチ側の両方が高%かつ崖付近なら、撃墜に使えなくもない。
後投げ
掴んだ相手をお尻で突き飛ばす。
- ダメージ: 計11% (2%+9%)
- 2%部分は打撃投げ。
- 140%ほどで撃墜が狙える。崖を背にして蓄積ダメージの多い相手をつかんだ場合にはこれ。
上投げ
掴んだ相手を持ち上げてトスして打ち上げる。
- ダメージ: 計8% (2%+6%)
- 2%部分は打撃投げ。
- 真上に下必殺ワザのカブを投げた後で運よくつかめたらこれ。それ以外ではあまり用途は無い。
下投げ
掴んだ相手をお尻で押しつぶす。
- ダメージ: 計8% (1%+7%)
- 1%部分は打撃投げ。
- 比較的追撃が狙いやすい投げ。低%時は横強などの地上攻撃、少し浮きが高くなってきたら後空中攻撃や上空中攻撃などが当てやすい。
相手のベクトル変更によっては追撃しにくい。空中回避後に攻撃を合わせたり着地を狙ったりするのも重要。
通常必殺ワザ
通常必殺ワザ1
「キノピオ」を盾がわりにかかげて、攻撃を受けると胞子で反撃する。
仕様
- ダメージ: 2%*9、最大9ヒットで計18%
- フレーム
- カウンター受付: 10F-34F (無敵: 11F-14F)
- 反撃: 1F-26F (ヒット間隔: 3F) , 25F-26F (無敵: 1F-2F)
- キノピオを掲げている間に相手の攻撃を受けると、胞子を飛ばして反撃するカウンターワザ。
- カウンター受け付け中に背後から攻撃を受けると、振り向いてカウンターを発動する。
- カウンター時に放つ胞子はエネルギー系で相手を貫通する飛び道具。
- 空中で使用すると一度だけほんのわずかに上昇する。2回目以降は上昇しないが落下速度が一瞬低減する。
解説
- カウンターワザは相手の攻撃の威力を一定倍数に上げるものが大半だが、それとは異なり威力は一定。そしてカウンターワザでは唯一飛び道具を使った攻撃。
大技を受け止めても相手の攻撃力依存型と比べてうまみが少ない一方で、弱い攻撃を受け止めても全段ヒットで18%は美味しく、弱い攻撃をカウンターしても撃墜になり得る。 - カウンター判定はピーチ本体にもあるため、後ろから攻撃されても胞子攻撃が発動する。その際は迅速に振り向いてからキノピオに胞子を飛ばさせる。
ピーチに攻撃に当たっているように見えるが、ダメージを受けていない以上、キノピオがしっかり守っているということなのだろう。 - 攻撃を受け止めてから胞子攻撃が発生するまでに、少々タイムラグがある。
リーチが長く持続の長い多段攻撃などに対して使うと、胞子攻撃が届く前に、無敵が切れたところを2段目以降の攻撃に潰されることがある。
めくり(裏回り)が狙える空中攻撃や移動距離の長い突進ワザ、飛び道具やアイテム投げとの相性も悪い。 - 胞子の攻撃判定はピーチの正面にしか出ない。空中で使う場合や、相手の空中攻撃に対して使う場合は、相手と自分の位置関係に注意。
硬直が長いため、外すとほぼ間違いなく反撃される。 - 胞子は飛び道具判定であるため、直接攻撃に使える反射ワザを受け止めた場合、胞子を跳ね返されてうまく反撃できないことがある。
通常必殺ワザ2
相手をねむらせる胞子で反撃する。空中の相手はねむらないでふっとぶ。
仕様
- ダメージ: 3%
解説
- 「キノピオガード」に比べカウンター範囲が狭く、時間も短い。後ろからの攻撃には反応しない。
- 眠り状態の効果時間は長め。
通常必殺ワザ3
攻撃を受けずともいきなり胞子をばらまく。いつでも攻撃できるかわりに威力は低い。
仕様
- ダメージ: 2.5%/1.2%-1% [近/遠:始-遠:終]
解説
- 空中で使った際の落下速度低減は無い。
横必殺ワザ
横必殺ワザ1
ハートあふれるヒップアタックで突っ込む。はずすと着地時に大きなスキができる。
仕様
- ダメージ: 10%
- フレーム
- 突進 (攻撃が不発になるまでの猶予): 14F-29F / 20F-44F [地上/空中]
- 攻撃判定の発生: 1F-3F
解説
- 意外と突進の持続が長く、回避しにくく、油断してシールドを解除したり突っ込んできた相手に刺さりやすい。
- 爆発後の後隙はかなり短いので、ふっとばした後に前空中攻撃や下必殺ワザのカブ投げで追撃しやすく、ガードされても反撃を受けにくい。
しかし外すと隙だらけに。空中で使った場合は硬直が長めで復帰に関わることも。 - 動作中は浮いているため、打点の低い攻撃をかわしつつ決められることも。身長が高い相手には狙いやすい。
横必殺ワザ2
華麗なヒップアタックで当てた相手の頭に花を咲かせる華のあるワザ。
仕様
- ダメージ: 4%
- 突進距離が短くなった。
解説
- 威力がかなり低く、ダメージ量はお花状態のダメージを含めてギリギリ「ピーチボンバー」に並ぶほど。
- しかし発生が速く、うまく連続で当てればシールドを大きく削れる。
横必殺ワザ3
立ちのぼる炎のヒップアタック。相手を燃やしながら大きくふっとばす。
仕様
- ダメージ: 12%
解説
- 最終的にはかなり上昇する。一般的なキャラの地上ジャンプ程度の高さまで届く。
- 当たらなかった場合の隙が非常に大きい。
着地すればその時点で動けるようになるが、落下し続けた場合、空中ジャンプ1回分ほど落下するまで行動不能。発動中は崖には掴めず、復帰ワザとして使う場合は、このワザで地上に戻れなければ復帰はほぼ不可能。
上必殺ワザ
上必殺ワザ1
ジャンプ後にパラソルを開いてゆっくり落下。パラソルは上下方向の入力で開閉する。
仕様
- ダメージ: 上昇: 3%+1%*4、全5段ヒットで計7% / 上昇後にパラソルを開いた瞬間: 4% -> それ以降: 3%
- 発生: 上昇: 7F-9F , 11F-27F (ヒット間隔: 5F) , 31F-32F / パラソル展開: 11F-12F
- 上昇してパラソルを開いた後、落下している間は落下速度が低下し、さらに左右に移動できる。
この状態でスティックを下に倒すとパラソルを閉じてしりもち落下になり、落下速度が上昇する。しりもち落下状態で上に倒すと再びパラソルを開いた状態に戻る。
パラソルの開閉は何度でもできる。 - パラソルを開いている間は背中にガケつかまり判定がないため、背中側でガケに触れてもガケつかまりができない。
パラソルを閉じてしりもち落下状態になれば、背中側にもガケつかまり判定が現れる。 - 発動時の上昇中と、パラソルを開いて落下しているときはパラソルは攻撃判定を持つ。
解説
- 復帰ワザとしては屈指の復帰距離を誇る。
ピーチは空中ジャンプや浮遊だけでも十分に復帰距離を稼ぐことができるが、上方向へ復帰する際にはこのワザの出番。 - 上昇中の攻撃判定は強く、復帰の助けになる。ただし、下方向を攻撃できる飛び道具には弱いので過信は禁物。
判定が強いため、少々リスクは高いものの、対空ワザ・迎撃ワザとしても活用できなくはない。ダメージが溜まった相手なら撃墜できることも。 - パラソルの開閉は、着地タイミングをずらしたり、追撃を避けたりする手段として用いる。
一度ワザを出すと、移動、急降下、パラソルの開閉以外の操作が一切できなくなるため重要。パラソルの先端には攻撃判定がある点もうまく利用したいところ。
上必殺ワザ2
高速ではるか上空までジャンプ。パラソルは開かずにそのまま落下する。
仕様
- ダメージ: なし
解説
- 攻撃はせず、高く飛び上がった後はしりもち落下になる純粋な復帰専用のワザ。その性質と着地隙が長いため、妨害には注意。
- 横方向への復帰力がかなり落ちるが、ピーチの得意ではなかった縦方向への復帰を強化できる。ただし、攻撃判定がないうえに落下速度の調整も出来ないため、復帰阻止に弱い。
上必殺ワザ3
パラソルを開くたびにふわっと浮き上がる。最初のジャンプ力は低い。
- ダメージ: 3%
- 最初のジャンプ中はパラソルを開かず、攻撃判定もない。
- 3回までパラソルを開きなおせる。4回目は開こうとするがすぐ閉じてしりもち落下に移行する。
下必殺ワザ
下必殺ワザ1
地面から野菜やアイテムを引っこ抜く。野菜は表情によって威力が変わる。
仕様
- ダメージ
- 通常・糸目・半目・白目・笑顔: 2%~13.4%
- ウインク: 6%~17.4%
- 目が点: 12%~23.4%
- しわくちゃ: 23%~34.4%
- 地上で立っていて、かつアイテムを手に持っていない時のみ使用可能。
- ランダムで8種類の表情の野菜のどれかを引っこ抜く。ダメージが大きいものほど出現率が低い。引っこ抜いた野菜はこのワザの入力で前に投げる。
- 野菜は物理系飛び道具の投擲アイテム。誰でもキャッチして使うことができる。
- 野菜は何かに当たってもすぐ消滅はしない。地面に落ちるまでにアイテムキャッチして使いまわすことができる。5回当たるとそこで消滅する。
- 野菜を手に持っているときに攻撃を受けて落とし、それが地面に落ちると地中に埋まる。近くで攻撃ボタンを押すと拾って再利用できる。
通常 | 糸目 | 半目 | 白目 |
---|---|---|---|
80px | 80px | 80px | 80px |
笑顔 | ウインク | 目が点 | しわくちゃ |
80px | 80px | 80px | 80px |
解説
- 基本的に持っていれば得なので、相手が近くに居ない場合などには常に引っこ抜くようにしよう。用途は他の投擲アイテム同様、牽制、ダメージソース、復帰してくる相手に投げる、など。
- 復帰の妨害に使う際は、相手の復帰コースを読んでその軌道上に投げておくと良い。相手の復帰力が低ければ早期撃墜も狙える。
下必殺ワザ2
投げた野菜がふわふわと飛んでいく。威力が低くアイテムは引っこ抜けない。
仕様
- ダメージ
- 通常・糸目・半目・白目・笑顔: 7.5%
- ウィンク: 10.5%
- 目が点: 15.5%
- しわくちゃ: 25.5%
- ボムへいやどせいさんを引っこ抜くことがなくなった。
解説
- スマッシュ投げでは終点の半分くらいまで届く。
- 射程が長い代わりに野菜の飛んでいく速度は遅く、威力も低め。とはいえ、野菜の表情によっては十分に威力が出る。
下必殺ワザ3
重い野菜を頑張って引っこ抜く。遠くへ投げられないが当たると強力。
仕様
- ダメージ
- 通常・糸目・半目・白目・笑顔: 15%
- ウィンク: 18%
- 目が点: 24%
- しわくちゃ: 37%
- ボムへいやどせいさんを引っこ抜くことがなくなった。
- 野菜を引っこ抜く動作が長くなっている。
解説
- 野菜の飛んでいく速度は速めだが、飛距離はほとんどない。空中から投げてもかなりのスピードで落ちるため、遠距離攻撃としては使えない。
その代わり、崖下から復帰してくる相手にはかなり当てやすいか。
最後の切りふだ
ピーチが踊りだすと、体力を回復する大きなモモが降り注ぐと同時に、ライバルたちが一斉に深い眠りにつく。
仕様
- ダメージ: ピーチとの距離が近い順に、30%/20%/10%
- 発動の瞬間にピーチとの距離に応じたダメージを与えると同時に深い眠りへと誘い、回復アイテムのモモ(20%回復)が3個降り注ぐ。
解説
あおむけおきあがり攻撃
後→前に回し蹴りしながら起き上がる。
- ダメージ: 7%
うつぶせおきあがり攻撃
前→後に回し蹴りしながら起き上がる。
- ダメージ: 7%
転倒おきあがり攻撃
後→前に回し蹴りしながら起き上がる。
- ダメージ: 5%
ガケのぼり攻撃
ガケを登りビンタで攻撃。
- ダメージ: 7%
アピール
- 上アピール
- パラソルを掲げ、広げ回しながら「Sweets?」
- 横アピール
- ドレスの裾を上げ、華麗なステップを刻みながら「Lan la lan la lan lan」。
- 下アピール
- 「Uh-han」と1ターンし、人差し指を立てるウインクをするポーズ。
- 3DS左向きは右手を広げたままポーズをする。
- 「Uh-han」と1ターンし、人差し指を立てるウインクをするポーズ。
上アピール | 横アピール | 下アピール | 下アピール(左向き・3DS版) |
---|---|---|---|
待機モーション
- あくびを伸ばす。
- 髪をいじる。
- 肩を見て、スカートをはらう。
- 指輪を見つめる。
登場演出
傘を差して回転すると同時にハートを舞わせ、正面に手を振る。
リザルト演出
- 勝利ファンファーレ:『スーパーマリオブラザーズ』ステージクリアBGM(オーケストラアレンジ)
- ポーズ:十字ボタン←
- 1回転した後、手を振りながら、「Oh did I win?(あら、私勝ったの?)」
- ポーズ:十字ボタン↑
- ハートを散らしながら1回転し、「This is fun!(楽しいわね!)」
- ポーズ:十字ボタン→
- 「Peach!」と、腕を横に伸ばした後、後ろに回す。
- ポーズ:十字ボタン←
勝利演出・左 | 勝利演出・上 | 勝利演出・右 |
---|---|---|
拍手 |
---|
カラーバリエーション
ピンク | ||
---|---|---|
黄色 | デイジーを意識した配色。 | |
赤 | 赤いドレスは、初代『ドンキーコング』のレディ(ポリーン)に通じるものがある。 | |
水色 | 直接の関係性は無いが、『マリオゴルフ64』の色変えに青色のものがある。 | |
緑 | 『マリオオープンゴルフ』のタイトル画面で見られるキャディー姿に似ている。 | |
白 | ウェディングドレスを意識した配色。[2] 『スーパーペーパーマリオ』のオープニングでは実際にウェディングドレスを着たことがある。 | |
白/紅白 | 『スーパーマリオ3Dワールド』においてファイアフラワーを取ると変身するファイアピーチの配色。原作では髪を束ねてポニーテールになる。さらに元を辿れば『スーパーマリオブラザーズ』のグラフィック。 | |
黒 | 直接の関係性は無いが、『ペーパーマリオRPG』で黒いドレスを着たことがある。 |
テクニック
対戦における有効性が未知数なテクニックは小ネタ・バグを参照
浮遊関連
超低空浮遊
地上にいるときに、“スティック下倒しっぱなし+ジャンプボタン押しっぱなし”で浮遊をすると、地面スレスレで浮遊ができる。
空中攻撃を地上攻撃の代わりに使っていくこともでき、地上戦の立ち回りの幅が広がる。小回りが利くため、微妙な間合い管理も難なくこなせる。スピードタイプのファイターの歩行とは似て非なる独特の攻防が可能。後述のアイテムを持ったまま空中攻撃を出すテクニックと併用することも多く、アイテムを持ちながらも打撃ワザによるフォローが利く点は、ピーチ固有の要素。
アイテムを持ったまま空中攻撃
浮遊しながらだと、アイテムを持ったまま空中攻撃を繰り出すことができる。ピーチは#下必殺ワザによってアイテムを生成できるので、おのずと使用機会は多くなる。
また、アイテムキャッチは空中攻撃によっても行うことができる。
- 「空中で野菜をその場に落とし、すぐに野菜をキャッチしつつ空中攻撃」
- 「相手に野菜を当て、跳ね返ってきた野菜をキャッチしつつ空中攻撃」
……というように、野菜と空中攻撃による連携も可能。
浮遊キャンセル急降下
浮遊をした直後に浮遊をキャンセルして急降下を行うテクニック。
方法は、(浮遊ができる状態で)ジャンプボタンを押しっぱなし → スティック下倒しっぱなし → ジャンプボタンを離す。スティックを下に倒してからすぐにジャンプボタンを離さなければならない。
通常の方法でスティック下倒し浮遊をキャンセルして急降下をするためには、スティックを最低でも2回は下に倒さなければならないが、この方法ならばスティック下入力は1回で済む。
公式スクリーンショット
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脚注
- ↑ 攻撃判定が複数存在するが、各段ごとに、ヒットすると以降、その段の他の攻撃判定がヒットしなくなる。
- ↑ 速報スマブラ拳!!:アンケート集計拳!!