ルカリオ (SP)/ワザ

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弱攻撃

"はらい" → "つき" → "けりあげ"

左手で振り下ろし → 右手で突き出し → 蹴り上げ。

  • ダメージ: [1段目→2段目→3段目]
    • 2.5% → 2% → 3%
  • 発生: [1段目→2段目→3段目]
    • 5-6F → 5F → 9-10F
  • 全体: [1段目→2段目→3段目]
    • 24F → 26F → 35F
  • 次の段への移行: [2段目→3段目]
    • 10-30F → 8-30F
  • 撃墜%: [3段目]
    • 315%
  • 1段目はダウン連対応ワザ。

  • ルカリオにはコンボ用途の#上強攻撃牽制向けの小技である#下強攻撃が存在するため、このワザを振る機会はあまりない。
  • 弱攻撃全体としては、発生はあまり早くなく、リーチや後隙で劣っている。波導補正があるとはいえ基準値のダメージも控えめなのも短所。
  • しかし1段目はダウン連対応であるため、ダウンした相手への追撃でダメージを伸ばすといった使い方ができる。


ダッシュ攻撃

"とびげり"

走りながら勢いをつけて飛び蹴り。

  • ダメージ: [左脚/右脚][始->持続]
    • 10%/8.5% -> 7%/6%
  • 発生: [始->持続]
    • 7-10F -> 11-15F
  • 全体: 41F
  • 撃墜%: [左脚/右脚][始->持続]
    • 166%/257% -> 246%/302%
  • 攻撃判定は突き出している左脚だけではなく右脚にも発生する。右脚は左脚よりも威力が低い。

  • 発生や移動距離に優れているので、差し込みに使いやすい。高波導状態ではクリーンヒットで撃墜も狙えるので、ステップや空中攻撃などと絡めて強力な奇襲手段になる。
  • ただし、ダッシュ攻撃の例に漏れず後隙が長く、ガードには弱いので注意。


横強攻撃

"しょうだ"

踏み込みつつ前方に波導を伴う掌底を繰り出す。

  • ダメージ: 計10% (4%+6%)
  • 発生: 12-14F , 15-16F
  • 全体: 32F
  • 撃墜%: 174%[1]
  • シフト攻撃対応ワザ。

  • 2段攻撃ゆえにジャストガードされにくい利点がある。後隙も少ないので、ガードには強め。
  • 高波導状態ではラインを詰めた時の撃墜手段に使える[2]
  • 一方で発生は決して早いとは言えず、打ち合いには強くない。
  • 下シフトは崖下の相手にも当てることができる。


上強攻撃

"せんかいしゅう"

上にむけて背中から正面へ半月を描くように波導を伴った蹴りを繰り出す。

  • ダメージ: [かかと/脚]
    • 6% / 5%
  • 発生: 6-13F
  • 全体: 32F
  • 撃墜%: [かかと/脚]
    • 195% / 234%

  • 隙が少なく発生も早いため連射が利く。序盤はお手玉、中盤は空中攻撃への連係に使える。
  • 膠着状態になった際にはローリスクな撃墜手段[3]になるので、覚えておいて損はない。
  • 攻撃判定はルカリオの背中側から発生するので、正面の相手に届くまでが遅い(11-12F)。そのためガード後の反撃でこのワザを出すには不向き。取れるリターンの大きさばかりに目が向かないよう注意。
    • その代わりめくりに対しては強いので、後ろの相手に当てる場面ではとても頼りになる。


下強攻撃

"あしばらい"

しゃがみながら波導を伴った足払いを繰り出す。

  • ダメージ: 5%
  • 発生: 7-10F
  • 全体: 20F
  • 撃墜%: 270%

  • #横強攻撃と比べてダメージが少なくリーチも短いが、ふっとびと隙が小さいため当てた後に追撃しやすい。
  • ルカリオの体から脚まで判定があり、若干だが後ろにも判定がある。後ろに回り込まれた際に当たることもしばしば。
  • 振って損になるような場面はあまりなく、ローリスクさを活かした使い方をすると良い。
    蓄積ダメージによっては#つかみ#弱攻撃#前空中攻撃#ダッシュ攻撃などが繋がる。
  • 低%なら降り(落下しながらの)#通常空中攻撃から繋がるので、そこからダッシュ攻撃やつかみ、弱攻撃などに繋げよう。
  • 後隙が少ないため、投げ読みや回避読みで置いておくのもあり。


横スマッシュ攻撃

"はどうげき"

前方に向けて両手を突き出して波導を撃ち出す。

  • ダメージ: [始->持続]
    • 16-22.4% -> 13-18.2%
  • 発生: [始->持続]
    • 19-20F -> 21-23F
  • ホールド開始: 4F
  • 全体: 54F
  • 撃墜%: [始->持続]
    • 78-47% -> 100-66%
  • 持続で威力が減衰すると共に、リーチが伸びる。

  • 他のファイターの横スマッシュ攻撃と比べ、ダメージが少なく、後隙もやや大きい。しかし、波導補正が高いほどふっとばし力は大きく跳ね上がる。
    • 特に高波導状態(およそ120%以上)で放つと、デデデホムラカズヤをも上回る最強の横スマッシュ攻撃に化け、50%台(崖際では30%台)の相手も撃墜範囲に入る可能性を秘めている。
  • リーチは比較的長いので、判定の先にひっかけて撃墜できることもある。きっちりステップと組み合わせて間合いを調整するか、相手の間合いの外から攻撃する、起き上がり、回避、崖登りなどを読むなどを通して当てていきたい。
  • ただし、先端ヒットでは撃墜の目安が15-20%程下がるので注意。
  • 攻撃開始時は体を少し後ろに反らす。そのため、相手の攻撃に合わせて避けながら繰り出すといった事もできる。


上スマッシュ攻撃

"はどうしょう"

前方の相手を軽く浮かせ、拳を突き上げると同時に波導を撃ち出す。

  • ダメージ: [2段目: 始:拳・波導/体 -> 持続]
    • 【ホールドなし】 計18%[4] (4% + 14%/12% -> 9%)
    • 【ホールド最大】 計25.2%[4] (5.6% + 19.6%/16.8% -> 12.6%)
  • 発生: [2段目: 始->持続]
    • 15-17F , 19-20F -> 21-23F
  • ホールド開始: 12F
  • 全体: 63F
  • 撃墜%: 102-64%[1]

  • 上方向への強いふっとばし力を誇るため、比較的低%から撃墜が可能。
  • 2段目の上方向のリーチが長く、掌の先の波導部分は武器判定なので、ラインさえ合えば地対空はめっぽう強い。
  • 横方向の攻撃範囲は狭いのでダッシュからは使いにくい。


下スマッシュ攻撃

"はどうさい"

波導を伴う掌底を左右同時に繰り出す。

  • ダメージ: 14-19.6%
  • 発生: 16-18F
  • ホールド開始: 5F
  • 全体: 51F
  • 撃墜%: 105-68%

  • 水平にふっとばすので、復帰が弱いファイターへの撃墜手段に。
  • #横スマッシュ攻撃リーチやふっとばし力の陰に隠れがちだが、回避や回り込み、めくりへの対抗手段として取っておくと良いだろう。


通常空中攻撃

"せんくうけん"

空中で両手に波導をまといながら一回転。

  • ダメージ: 計14% (8%+6%)
  • 発生: 10-14F , 18-21F
  • 全体: 42F
  • 着地硬直: 5F
  • 撃墜%: [1段目/2段目]
    • 202% / 265%

  • 他ファイターと比較すると、発生が遅いが、着地隙は短い、横と下への攻撃範囲が広いといった特徴がある。
  • そのまま空中の相手に直接ぶつけることもできるが、ジャンプしてから急降下して真下の敵を狙うように当てる事もできる。後ろの敵を狙うのにも有効。
  • 手の上下に風切りのエフェクトがあるのでそこを目安に当てる形となる。前後の腕で当たる位置が少し異なるため注意。
  • お互いのダメージが低いうちは2段ヒットによるダメージ、高いと2段目はヒットしないがそこそこふっとばせる。このため序盤のコンボ、中盤や終盤の牽制復帰阻止、そして撃墜とあらゆる目的で使う事の出来るオールラウンダーなワザ。
  • 真上やルカリオの腕以外の部分の攻撃判定は一切ないため、特に上に相手がいる場合、位置に応じてワザを変える事や、自ら位置を調節する事。
  • 高低差が同じ相手同士だと出の速さ等で打ち負ける事もある事は注意。どちらかというと思考停止で当てるよりも、相手の動きを見てから、地上の相手や、ジャンプしようとした相手に当てる場面が多い。


前空中攻撃

"くうしゅうきゃく"

空中で前方に向かって蹴り上げを繰り出す。

  • ダメージ: 6%
  • 発生: 7-8F
  • 全体: 27F
  • 着地硬直: 9F
  • 撃墜%: 269%

  • 発生が早いうえに隙が少なく、なおかつふっとび少なめで硬直はかなり長いという、コンボにぴったりなワザ。このワザだけでも数回ほど入れられる。
  • ルカリオから見て下~面の角度70°程の相手にヒットする。ルカリオのワザの中では出が速いため、位置やタイミングが合っていれば相手のジャンプなどに差し込む事もできる。
  • ガードキャンセルを拒否しつつ空中ダッシュの前パーツにしたり、ジャンプ読みに置いたりなどと、さまざまな場面で利用できる。
  • 身長が低いファイターのしゃがみ状態でもなければ、ジャンプ最速から出すことで地上の相手にも当てられる。暴れにも使いやすい。


後空中攻撃

"ひねりつき"

空中で後方に向かって突きを繰り出すと共に波導を放つ。

  • ダメージ: [波導/腕]
    • 14% / 13%
  • 発生
    • 波導: 13-14F
    • 腕: 13-16F
  • 全体: 49F
  • 着地硬直: 14F
  • 撃墜%: [波導/腕]
    • 108% / 117%

  • 見かけに依らず、判定も腕と拳辺りと小さく持続も短め。なおかつ出も少し遅い。……が、それらの短所を帳消しにするほどの高い威力を持つ。
  • さすがに波導補正がかかっていないと威力がやや地味になるが、撃墜を狙えるだけの威力はある。相手のダメージは十分に溜められたが先に撃墜されてしまった、という時にはこれが頼りになることも。
    • ダメージが120%程溜まっていると、キャプテン・ファルコン横スマッシュ攻撃並の威力になる。波導補正が最大まで溜まれば「ファルコンパンチ」にも引けを取らない程の威力になる。
    • お互い85%を超えたあたりから撃墜が狙える。この時点ではスマッシュ攻撃にやや近い威力になる。
    • ルカリオの蓄積ダメージが150%を超えるくらいになると、50%弱の相手を撃墜するほどにまで威力が上昇する。
  • モーションはこじんまりとしているなので、予備動作を見切られにくい。
  • 当てるには慣れが必要だが、崖外追撃に用いたり、ジャンプ読みで当てたり、空中から地上のファイターに当てたりと狙える場面は多い。精度が上がるにつれてストック差をつけやすくなるだろう。
  • 小ジャンプから最速で出すと着地隙が出ないが、その場合は地上にいる多くの相手に当たらない。
  • 急降下と組み合わせることで、下への判定を少し伸ばすことができる。バックジャンプからめくるように当てたり、それを嫌った相手に「零距離はっけい」をしたり、回避先に攻撃したりするのも良い。


上空中攻撃

"ちょくじょうしゅう"

空中で上方向に向かって蹴りを繰り出す。

  • ダメージ: [始->持続]
    • 11% -> 6%
  • 発生: [始->持続]
    • 10-11F -> 12-13F
  • 全体: 38F
  • 着地硬直: 13F
  • 撃墜%: [始->持続]
    • 132% -> 226%

  • 低%帯では#上投げから繋がるため、序盤の重要なダメージソースとなる。
  • 身体全体に判定があり、地面スレスレで繰り出せば地上の相手にも当てられる。
  • 発生が早くふっとばしが上方向で、クリーンヒット時のふっとばしが一級品なため、撃墜用のワザとしても有用である。
  • このワザ自体は攻撃範囲が狭く、撃墜%帯では特に警戒されやすい。相手のジャンプ先への置き、空中回避の後隙狩り、「はどうだん」のチャージ経由からの連係など、相手の隙に合わせるように狙うのがベター。


下空中攻撃

"れんとうきゃく"

空中で下方向に二段踏みつけを繰り出す。

  • ダメージ: 計11% (5%+6%)
  • 発生: 4-5F , 11-12F
  • 全体: 30F
  • 着地硬直: 12F
  • 撃墜%: 185% [2段目]
  • 使用すると横への慣性がなくなり、攻撃後は真下に落下する。自分が吹っ飛んだ直後に出した場合、慣性は完全には消えない。

  • 2段目にヒットするとルカリオから見て外側の横方向にふっとばす。前の位置でヒットすれば前横方向、後ろなら後ろの横方向へと相手は吹っ飛ぶ。
  • 着地狩りのタイミングをずらす、ガケ下から復帰してくるファイターに当てて復帰阻止をする、突っ込んできた相手に対しジャンプから繰り出して止める、回避やガケ上がりなどの硬直に重ねる、ガードキャンセルからの反撃、溜め中の「はどうだん」が当たった際に狙う、フォックスなど攻撃を伴う復帰ワザに対して使うなど、多くの場面で利用できるワザ。
  • 発生が早く浮きの軌道も不規則になり、波導部分の判定が強いのもあるため、暴れに使いやすい。コンボを受けている最中はとりあえず出しておくと脱出しやすい。
  • 相手のワザにもよるが、基本的にガードキャンセルからの反撃はこれになる。
    裏に回られても若干離れていても調整が可能なので、ガーキャン空下は練習しておいて損は無いだろう。
  • 攻撃し始めた瞬間だけ、空中にとどまり、それから落下し始める。ただし着地するまでに連続で使うと、その効果が薄れていき、4回目以降は効果がなくなる。
    ちなみに、ふっとばされた状態からジャンプと同時に出すと、上昇したまま出すことができるため、攻撃しつつ距離を開けることもできる。
  • ルカリオのスマッシュ攻撃は崖に掴まっている相手には一切当たらない。
    ジャンプからのこの攻撃や、#横強攻撃(下シフト)、#下強攻撃を主に当てることになる。これらの中ではこのワザが最も高威力なので、下強攻撃からの追撃が望めない場合はこのワザを狙っていきたい。
  • 相手がこのワザに対してガードキャンセルからの反撃を狙っているのが読めた場合は、着地して#つかみや「零距離はっけい」を出すと通りやすい。


つかみ

"つかみ"

腕を伸ばして相手を掴みかかる。

  • 発生
    • 立ちつかみ: 7-8F
    • ダッシュつかみ: 10-11F
    • 振り向きつかみ: 11-12F
  • 全体
    • 立ちつかみ: 39F
    • ダッシュつかみ: 46F
    • 振り向きつかみ: 42F

  • 他のファイターと比べるとリーチ自体は見た目よりは長いが、後隙も少し長めなので注意する事。


つかみ攻撃

"つかみはどう"

掴んだ相手に波導を送り込む。

  • ダメージ: 1.3%
    • 1秒毎のダメージ効率: 4.105%
  • 発生: 1F
  • 全体: 6F

  • 高波導状態だと大きなダメージソースになる。欲張らない程度にこのワザを入れていこう。


前投げ

"たんだ"

掴んだ相手を波導の力で前方に押し出す。

  • ダメージ: 計8% (5%+3%)
  • 撃墜%: 291%
  • 5.1%部分は周囲の相手にもヒットする打撃投げ

  • ダメージは若干少なめだが、かなり素早く投げられるため乱闘向きな投げである。


後投げ

"たいおとし"

掴んだ相手を後方の地面に叩きつける。

  • ダメージ: 10%
  • 撃墜%: 237%

  • 投げワザの中で一番ふっとばし力があり、150%前後から撃墜できる。
  • お互いの蓄積ダメージにもよるが、相手が受け身に失敗した場合、#ダッシュ攻撃や「はどうだん」、「はっけい」などで追撃できる。


上投げ

"おしあげ"
  • ダメージ: 計11% (5%+6%)
  • 撃墜%: 250%
  • 5%部分は周囲の相手にもヒットする打撃投げ

  • 投げの中では一番ダメージが高い。
  • 真上に投げ、相手の蓄積ダメージが溜まってもあまり位置が変わらないのでコンボになりやすいが、相手のベクトル変更次第で前方へも後方へも飛ぶ。
    主に通常//上空中攻撃へ繋ぐと良い。低%時なら、ここから前空中攻撃だけで数発繋げられる。


下投げ

"たたきつけ"

掴んだ相手を前方の地面に叩きつける。

  • ダメージ: 7%
  • 撃墜%: 468%

  • ダメージは低く、投げるまでの動作が長い。
  • 相手のベクトル変更にかかわらず、斜め前方向へ浮く。
  • 互いに低%のときならば#前空中攻撃が数発入るものの、少しダメージが蓄積するだけで回避されてしまう。
    ダメージが溜まってきたら上投げへ切り替えよう。


通常必殺ワザ

"はどうだん"

波導の力を集中させ弾にして撃ち出す。波導の高まりとためによってさらに強力に。

  • ダメージ
    • 弾: 6.9%~17.2%
    • 溜め中: 0.6%
  • シールド削り値: -2.3% / -4% [溜めなし/最大溜め]
  • フレーム
    • 発生
      • 弾: 9-65F/9-78F [溜めなし/最大溜め]
      • 溜め中: 9-11F , 14-16F... (3F毎に発生)
    • 溜め開始: 8F
    • 最大溜めに要する時間: 70F
  • 全体
    • 発射: 51F
    • 発射(溜め解除): 43F
    • キャンセル: 4F (空中ジャンプのみ5F)
  • 吸収: ○ (発射中の弾)
  • 撃墜%: 615-145%
  • 入力すると同時に溜め始める溜めワザ中断と保持が可能。溜めるほど弾のサイズが大きくなり威力と弾速が増加する。波導補正が高いと威力に加え、サイズが更に大きくなる。溜めている間の効果音も3種類[5]存在し、波導補正が高いほど派手になる。
    • 最大になっても中断するか撃ち出すまで溜め動作を続けることができる。
  • 溜め中の弾にも攻撃判定があり、連続ヒットしながら相手を押し出す。

  • ルカリオの立ち回りにおいて主軸となるワザ。溜め攻撃を持つファイターの中では、比較的に最大溜めに要する時間が少ない。
  • 威力・サイズともに波導の影響を大きく受ける。低%では小さいが、高%では自身の身体以上の大きさとなる。
    高%時の「はどうだん」はふっとばし力がそこそこ高く、かつ無敵の切れたガケつかまり中のファイターにも当たるほど判定が広がる。
    そのため通常の撃墜用としてだけでなく、復帰阻止兼撃墜用のワザとして使える。
  • 高波導状態での最大溜めで放つ弾の威圧力は素晴らしいが、溜め無しも弾速の遅さを利用して置き牽制に使え、反射吸収のデメリットが少ない、空中ダッシュの邪魔にならないなどの利点がある。
  • 溜め状態の弾にも判定があり、一部の突進ワザや復帰を妨害することもできる。
    • シールド入力によるキャンセルを利用したコンボも可能。代表的なものは、溜め部分を当てながらキャンセル#上スマッシュ攻撃や振り向き#つかみ。前者は撃墜コンボとしても活用できるので強力。
      • なお、シールド入力によるキャンセルは動作フレーム終了まで(入力から3F以内)にボタンを離すと、シールドを展開せずに即行動可能になるので「零距離はっけい」や各種スマッシュ攻撃などのコンボにも繋がる[6]
    • 他にも、相手のずらしや位置次第で空中攻撃が繋がる場合がある。例えば、ジャンプキャンセルを利用して、復帰中の空中の相手に溜め部分を当ててジャンプして空中攻撃という形での復帰阻止としても応用ができる。地上でも同様に、位置次第で各種空中攻撃がヒットする。いずれも#後空中攻撃がヒットできれば撃墜コンボになる事も。
  • チャージ時も発射後も、判定が出たり消えたりしている(5F間隔)ため、ガケのぼり攻撃などに重ねておいても、阻止できたりできなかったりする。
    崖登りに合わせて発射し完全に重なっていても、ジャストガード反射が間に合ってしまうこともある。
  • 空中ダッシュで出せるようになると、戦術の幅がぐんと広がる。ルカリオは空中での移動速度が速く、その効果も高いので、練習しておこう。


横必殺ワザ

"はっけい"

自分の前方に波導を放つ。密着して出せばつかみ攻撃になる。

  • ダメージ
    • 11.8%/5.4% [根本/先端]
    • 零距離はっけい: 13% / 10% [直接攻撃/巻き込み]
  • 発生:
    • つかみ: 9F
    • 通常はっけい: 24-25F
    • 零距離はっけい: 23-24F / 29F [リリース/巻き込み]
  • 全体
    • 通常はっけい: 63F
    • 零距離はっけい: 50F
  • 吸収:
  • 撃墜%
    • 225% / 438% [根本/先端]
    • 零距離はっけい: 122% / 166% [リリース/巻き込み]
  • 使うと前方に向けてエネルギー系飛び道具の波導を放つ。
  • 波導の長さは、波導補正が強いほど長くなる。

  • ルカリオの中距離牽制ワザ。高%時のリーチは終点のステージの3分の1ほどにもなる。なお波導の見た目先端には攻撃判定がない。
  • 前後隙がかなり長いので、相手が中距離にいるからといってぶんぶん振れる技ではない。主に相手の回避読みで出すのが吉。
  • 密着状態で発生する「零距離はっけい」はふっとばし力に非常に長けていて、ガードを崩しつつ撃墜を狙える強力なワザ。
    ルカリオは特にスマッシュ攻撃の発生が遅いので、貴重な撃墜手段になる。
    相手の硬直が長くない場合や少し距離があるときに、ダッシュから硬直に差し込む形で狙っていくことができる。
    ただし、空振りすれば相手のスマッシュ攻撃が確定するほどの隙を晒すことになるので注意。
  • 空中では「零距離はっけい」は出せないが、つかみ判定が出る前の数Fの間に着地すれば、着地隙なく零距離はっけいが発生する。
  • 掴みを読まれてその場/後方回避をされても、撃った波導には当たる。ルカリオの後ろ方面に回避されると危険なため、相手の回避や行動のクセを把握してからこのワザを使うタイミングを考えると良い。
  • 波導はエネルギー系の飛び道具判定なので、反射吸収が有効。
    しかし、パルテナの「反射板」に限っては反射はされつつも貫通するため、両者ともダメージを受ける。


上必殺ワザ

"しんそく"

好きな方向へすばやく突進して攻撃。突進中に進行方向を変えられる。

  • ダメージ
    • 突進(終端): 6%
    • バウンド: 4%
  • 発生
    • 突進(終端): 46-47F
    • バウンド: 1-2F
  • 全体
    • 74F
    • バウンド: 37F
  • 撃墜%
    • 突進(終端): 167%
    • バウンド: 227%
  • 入力すると一瞬留まった後、スティックを倒している方向に高速突進する[8]
    突進中はスティックの角度を変えることで進行方向を曲げることができる。
    • 波導補正が強まると移動距離が大幅に伸びる。
    • 空中での前動作は、縦慣性は停止するが、横慣性は完全には止まらない。
  • 移動の終わり際、または地形に衝突した瞬間には攻撃判定が発生する。
  • 90度に近い角度で地形に衝突すると、ルカリオがバウンドしてそこで突進は終わる。
  • 壁に向けて出すと壁張りつきに移行できる。
    そうした場合、着地するか崖つかまりをするか攻撃を受けるまでの間、このワザの再使用ができなくなる。
  • 地上版は突進に慣性が乗らない分、空中版より移動距離が短い。
  • 使用後はしりもち落下になる。

  • ルカリオの生命線となる復帰ワザだが、波導が強くなるにつれ移動距離やスピードが著しく大きくなり、突進中は強い慣性が働くので、オーバーランや操作ミスによる自滅に注意したい。
  • 終わり際に地上に居れば着地隙が少ない。
    遠くで相手の反射ワザを読んだときに攻撃部分を当てに行ったり、復活土台から降りてきた相手から逃げたりする目的で使うこともできる。
  • 空中版は慣性が保持されるため、純粋な移動距離の1.5倍ほど飛ぶことができる。
    しかし着地隙がかなり大きく(約0.7秒)、反撃をもらいやすい。
    移動中に地上に激突した時は着地隙が非常に短い他、慣性状態やしりもち状態になる前に地上版に移行していたり、壁や地面にぶつかってから地上に降りれば、着地隙を大きく抑えることができる。ぶつかった場合も攻撃判定があり、反撃を受けにくい他、崖掴み判定も広く、復帰ミスは起きにくい。
  • 構えから発進までに約1秒ほどあるうえ、上述の着地隙のために復帰は崖一直線になりがちで、復帰阻止されやすい。別の崖や足場に復帰できる程に移動距離が長いので、工夫して復帰しよう。


下必殺ワザ

"かげぶんしん"

かまえているあいだに攻撃を受けると、姿を消してからの反撃でふっとばす。

  • ダメージ: 12.5%
  • フレーム
    • カウンター受付: 5-24F / 無敵: 4-13F (全身)
    • 反撃: 17-28F / 無敵: 2-29F (全身)
  • 全体: 70F
  • 撃墜%
    • 通常・前入力: 119%
    • 後入力: 112%
  • カウンターワザ。発動すると体が一瞬光り無敵状態になり、その状態で攻撃判定に触れるとルカリオが消え、離れた場所から元いた場所に向かって飛びこみ蹴りで反撃する。
  • 反撃時の飛びこみ蹴りは、相手の背後にワープして後方から攻撃する。
    • カウンター成功時、ルカリオが消える直前までにスティックを前後に前後に倒すと、通常よりも遠い位置から攻撃し、移動距離・スピードが増加する。
      • 前に倒すと、前方からの攻撃になる。
      • 後ろに倒した場合は通常と同じ後方からの攻撃になるが、ふっとびが若干強くなる。
  • 相手との位置が遠い時にカウンターした場合、相手の背後までワープできない。
  • ヒットした相手を斜め上(70゚)にふっとばす。

  • カウンター時の飛び込みは前進距離が長く、高低差の心配なくヒットできる。多人数戦では複数人を巻き込みやすい。
  • 相手によるが、甘い牽制暴れ、飛び道具に合わせて使えば奇襲にもなり、より相手にプレッシャーをかける事ができる。
  • このカウンターの威力は相手の攻撃に依存しない定数ダメージ。早い段階での撃墜は期待できないが、波導補正が高ければ威力の低い攻撃に対しての反撃でも撃墜まで運ぶ事ができる。
  • 不発した時の隙はとても大きいため、多用はできないが、その分波導補正で攻撃力が変化する事や、反撃の方向を変えられる仕様上ベクトル変更しにくいなど、奇襲としてのリターンはかなり高い。ここぞという場面で使っていこう。



最後の切りふだ

"はどうのあらし"

メガルカリオにメガシンカして飛び上がり、真下に向かって一直線に波導を発射する。

  • ダメージ
    • 飛び上がり: 5.7%
    • 波導: 最大41.9% (0.8%*38+11.5%)
  • 撃墜%: 32%[1]
  • 発動時にどこにいても必ずステージ中央上空に一直線に移動し、画面外まで伸びる巨大な光線を放つ。ステージによって、やや左に寄ったり、上にまだ地形が存在する位置に移動する事もある。
  • スティックの左右入力で、光線の発射角度をずらすことが可能。
    • 波導を発射する前にあらかじめスティックを左右に倒していると、その方向に少し発射角度をずらしてスタートができる。

  • 壁や障害物関係なく波導が伸びるため、相手を逃さず巻き込める。積極的に角度を変えて狙っていくのが重要。
  • この切りふだにも波導補正がかかる。低補正の内は与ダメージは合計30%程度にしかならないが、最大補正だと途中から当てても0%の相手をOHKOできる。他のファイターとは発動すべきタイミングが少し異なるが、自ら攻撃に出たり、おびき寄せたりして、チャンスを作っていこう。
  • 発動時の突進を利用して攻撃もできる。角度次第だが、追撃に対する反撃も可能で、ステージへの復帰にも使える。
  • ステージによっては攻撃位置が変わるため、無駄撃ちを避けるためにもしっかり把握しておきたい。例えばヨースター島であれば右側のクルクルブロックの上になり、ステージ左側にいる相手には当てられず、特設リングならば照明より下になり、攻撃範囲はかなり狭くなる。


おきあがり攻撃

【あおむけおきあがり攻撃】後→前を蹴りながら起き上がる。
【うつぶせおきあがり攻撃】前を蹴り、後ろにパンチしながら起き上がる。
【転倒おきあがり攻撃】前に足を突き出し、後ろを蹴り上げる。

  • ダメージ: [あおむけ/うつぶせ/転倒]
    • 7% / 7% / 5%


ガケのぼり攻撃

ガケを登り、波導をまとった掌底を放つ。

  • ダメージ: 9%


アピール

  • 上アピール
    体の周囲に波導のオーラを放つ。
  • 横アピール
    拳を突き出し、波導を出す。
  • 下アピール
    片脚を上げてポーズ。
上アピール 横アピール 下アピール
     



脚注

  1. 1.0 1.1 1.2 全段ヒット時。
  2. 自身が100%の場合、崖際の相手をおよそ86%から撃墜可能(OPボーナスを含む補正適用時に計測)。
  3. お互いが150%程度になると撃墜可能。
  4. 4.0 4.1 1段目+2段目[始:波導]の合計値。
  5. 1.0倍、1.25倍で変化する。
  6. 着地する直前にジャンプすることでもノーモーションでキャンセル可能。
  7. 波導補正が1.14倍以上の時。
  8. 地上で下に入力している時は、地形に沿って前方向に突進する。

外部リンク

41_ルカリオ - Google スプレッドシート - フレームなどの詳細データ有り。


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