ミュウツー (3DS/Wii U)
ミュウツー | |
---|---|
|
|
出典 | ポケットモンスターシリーズ |
他のスマブラ への参戦 | スマブラDXスマブラSP |
種類 | 追加コンテンツ |
ミュウツー(Mewtwo)は、『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』に登場するファイター。
2014年10月24日に放送された『大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii Uがスゴい50の理由』で『スマブラfor』両バージョン購入者特典として制作されることが明らかにされた。その後、『Nintendo Direct 2015.4.2』で配信日が発表され、2015年4月15日に両バージョン購入者特典として無料で、4月28日からは有料の追加コンテンツ第1弾として配信が開始された(早期購入者向け配信は同年9月30日で終了)。
ワザ目次 | |
---|---|
弱攻撃 |
つかみ |
ファイター性能
強力な超能力を持つエスパータイプの伝説ポケモン。『スマブラ』では高水準の運動性能と扱いやすい上に強力なワザを多数持つが、非常にふっとびやすいという極端なスペックとなっている。
暗黒の炎をまとった手による攻撃は判定とダメージに優れ、尻尾を使った体術はリーチに優れる。
近距離では超能力キャラのお約束通り吹っ飛ばし能力が優れ、140%程から撃墜圏内に入る#後投げや#上投げを持ち、遠距離ではファイターが扱う飛び道具としては破格のふっとばし力を誇る「シャドーボール」が使え、空中では隙の少なさと威力の性能が特に高い#前空中攻撃を筆頭とした、あらゆる距離で撃墜を狙える実用的かつ強力なワザを習得している。
しかし、常に浮いているからという理由[1]で体重が極めて軽く設定されており、プリンに次いでワースト2位。また体が大きいために攻撃を受けやすく、空中ジャンプの初速が遅いため連係から逃げにくいという、大きな長所に見合った大きな弱点を抱え常に立ち回りを意識しないとうまく活躍させることができない。
また、尖った性能のワザが特徴ではあるが、全体としては動きが緩やかで、コンボこそしやすいが、脱出もされやすい欠点がある。空中攻撃は通常空中攻撃以外持続が短いものもあり、空対空の打ち合いには負けやすい。
自らが攻める時は高い総合力で恐ろしいほど優位に立てるが、逆に攻められるとかなり脆いハイリスク・ハイリターンなファイターである。“伝説のポケモン”らしく圧倒的な力を見せつけるプレイングができるかが勝負の分かれ目となる。
- 長所
- あらゆる距離で撃墜を狙えるワザを多数持つ。
- 地上ワザは威力・ふっとばし力・判定・リーチ共に優れた物が多い。
- 空中攻撃の着地隙が全体的に小さい。カービィ同様、どれも着地隙は20Fを下回っている。
- 低難易度ながら大きなダメージを稼げ、上記の撃墜ワザに繋げられるコンボが多い。
- 飛び道具を反射する#横必殺ワザ「ねんりき」を持つ。連射にはきつい面があるが牽制としてなら十分な役割を果たせる。また、目の前の相手を回転させるつかみワザでもある。
- 地上・空中の移動速度が速く、復帰の#上必殺ワザ「テレポート」も妨害を受けにくく、総合的な運動性能が優れている。
- 緊急回避の総合的な性能が高い。特に空中回避は、無敵発生最速・全体F最小・ふっとび直後に使っても横移動可能(大半のファイターはふっとび直後に空中回避をするとその間は横移動できない)とトップクラス。
- 短所
- 体重がプリンに次ぐ軽さと露骨なまでに軽く、重い一撃にすこぶる弱い。
- 体が大きく、攻撃を受けやすい。
- 攻められると状況を覆しにくい。空中ジャンプの初速が遅くて逃げにくく、最も発生の早いワザでも6Fと遅くて暴れにくいため。乱戦でもふっとびの大きい広範囲攻撃を持たない。
これらの短所のため、防御面においては非常に弱い。
運動技能
歩きとダッシュは地に足を付けずに浮きながら移動する独特の挙動を見せる。空中ジャンプはネス同様にふわりとした緩やかな上昇で初速は遅い。
ジャンプ回数 | 2 |
---|---|
カベジャンプ | ○ |
カベ張りつき | × |
しゃがみ歩き | × |
各種運動性能の詳細についてはカテゴリ:パラメータの各ページを参照のこと。 他にもアクションから各種ページにてより詳しくご覧いただけます。
前々作からの変更点
全体として強みである総合力を強化する変化が多い。特に、大した使いどころがなかった「ねんりき」と「かなしばり」はそれぞれ、反射した飛び道具の所有権が自分になり他の反射ワザと同じように機能するようになったり、ふらふらになる時間が増加したことで撃墜の起点にしやすくなる改善を受けた。
今作のミュウツーの体重はプリンの次に軽いワースト2位で、既に存在しない“絶”など移動に関するテクニックの変更は、現在でもその弱点をフォローできるが、当時とは使い勝手は異なる。
更新履歴
用語の解説・全ファイター共通の変更点は各更新データのページを参照
Ver.1.1.3で突如として、そしてVer1.1.5でも影響量では歴代トップクラスに入るほどの強化を獲得。走行速度は最初は1.696(現Verの場合は23位でWii Fit トレーナーと同じ)だったのが今では2.05(7位)でシークよりも速くなった。空中攻撃は着地隙が少なくなり特に前空中攻撃は元から強かっただけに強化を得た後は全前空中攻撃の中でも最上クラスといえる代物に。判定に難のあった通常空中攻撃は強化され押し付けても強いものに。最大の弱点である体重も増加。弱みを和らげ強みを大幅に伸ばす調整で、目立つ強化はVer.1.1.3とVer.1.1.5の2回のみながら、アイクやマルスなどと並んで強化によって最初とはまるで別人のようになったファイターである。
ワザ
- 『スマブラfor』での通常ワザの名称は公式に明かされていない。当WIKIでは、『スマブラDX』とモーションに大きな変化がないワザは同じものと判断して名称を『スマブラDX』の公式攻略本から引用し、新規で追加された百裂フィニッシュのワザ名は未記述とする。
弱攻撃
手のひらを突き出し暗黒の光を放つ → その手を振り続けて暗黒を出し続け、振り上げてフィニッシュ。
- ダメージ: 4%→1%*n+2% [1段目→2段目(百裂攻撃)]
- 発生: 6F → ?F → 6F [1段目→2段目(百裂攻撃)→百裂フィニッシュ]
- 1段目の動作の短さ、コンビネーション受付時間の短さが優秀で、2段目の百裂攻撃だけでなく、強攻撃やつかみ、下必殺ワザにも繋げやすい。
- 1段目の先端当ては浮きが弱いため、百裂攻撃までに相手のふっとび硬直が終わりシールドが間に合ってしまう場合がある。
- 百裂攻撃の攻撃範囲は広いが外すと隙が大きいので注意。
ダッシュ攻撃
滑り込みながらてのひらから出した暗黒で攻撃する。
- ダメージ: 9%/10% -> 6% [始:根本/先端 -> 持続]
- 発生: 10F-11F -> 12F-20F [始->持続]
- 全体: 38F
- ダッシュ攻撃の中では出が早いほうではないが、攻撃判定が大きいので当てやすく、また相手の空中攻撃などを潰しやすい。
- 終わり際を当てると、前空中攻撃で追撃がしやすい。
横強攻撃
尻尾を前に振って攻撃。
- ダメージ: 10%/9%/8% [根本/中間/先端]
- 発生: 10F-11F
- 全体: 35F
- シフト攻撃対応ワザ。
- 先端部分に喰らい判定はない。
- 横へのリーチが長い攻撃。同程度のリーチがある下強攻撃と比べるとやや隙が大きいが、ダメージはこちらのほうが高い。横強攻撃なので走行反転から繰り出せるため、こちらは動いて間合いを調整しながら使うのに向いている。
-
下シフト
-
シフトなし
-
上シフト
-
下シフトはガケつかまりに当たる。
-
ただし当たる範囲は狭い。
上強攻撃
宙返りしながら尻尾を振って攻撃。
- ダメージ: 6%/5%/4.5% / 4.5% -> 5%/4%/3% [始->持続] [尻尾: 根本/中間/先端 / 下部(出始めのみ)]
- 発生: 8F -> 9F-13F [始->持続]
- 全体: 29F
- 先端部分に喰らい判定はない。
- ミュウツーの前から上、後ろへと広くカバーする攻撃範囲。ダメージは小さ目。
- 前に比べると後ろは当たり判定が小さく、当てにくい。
- 出始めの攻撃判定下部はふっとばし力が弱く、ミュウツー側へ引き寄せるベクトルになっており、この部分が当たれば上スマッシュ攻撃などに繋ぐことができる。
- ゲッコウガには特定のダメージ帯であれば、この部分を当てた後に再度すぐに上強攻撃を繰り出すことで再びこの部分を当てることができ、それによるループコンボができる。
下強攻撃
尻尾を地面スレスレに回転させて攻撃する。
- ダメージ: 5%/4.5%/4% [根本/中間/先端]
- 発生: 6F-7F
- 全体: 20F
- 先端部分に喰らい判定はない。
- 前後隙が大きい攻撃がほとんどのミュウツーだが、この攻撃は隙がほとんどなく弱攻撃のような感覚で連打できる。地上戦の牽制に。
- 横強攻撃とほぼ同等の横方向へのリーチがある。相手の体型、体勢によってどちらがより遠くの相手にまでヒットするかというのは異なるが、地上にいる相手には大体こちらの方が遠くにいる相手にヒットしやすい。
横スマッシュ攻撃
両手を突き出して暗黒を撃ち出す掌底。
- ダメージ [根本/先端]
- 【ホールドなし】 16%/19%
- 【ホールド最大】 22.4%/26.6%
- 発生: 19F-21F
- 全体: 52F
- ミュウツーのワザの中でも高いふっ飛ばし力を持つ、フィニッシュ技。その分、やや隙が大きい。
- 地上ねんりきが当たった際、相手が受け身を取らないか空中ジャンプをしなかった場合このワザが当たる圏内に。
- リーチは横強攻撃よりもほんの僅かに短い。
上スマッシュ攻撃
掲げた手のひらの先から銀河のような見た目をした暗黒を作り出して攻撃する。
- ダメージ (合計ダメージは全7段がヒットした時)
- 【ホールドなし】 1%*6+10%、計16%
- 【ホールド最大】 1.4%*6+14%、計22.4%
- 発生: 9F-11F , 14F-15F , 18F-19F , 22F-23F , 26F-27F , 30F-31F , 34F-35F
- 全体: 68F
- 発生の早さの割に強いふっとばし力がある、頼れる撃墜ワザ。
- 上寄りの広い攻撃範囲と長い持続があり、対空技として高い安定性がある。頭上から降ってくる相手の攻撃の多くに打ち勝つことができ、更に空中回避で避けられても着地したところに残っている持続がヒットしやすい。
- ミュウツーのブレーキ力が低いので、ダッシュから滑りながら繰り出せる。
- 攻撃判定の位置が高いため、地上にいる背の低い相手には当たりにくい。出始めの攻撃判定は他よりもサイズが大きく低い位置にまで及んでいるので、地上の相手にはなるべく密着してからワザを放つようにすると当たりやすい。
- 全体動作が長く、当たらなかった場合は反撃を受けやすいので注意。
下スマッシュ攻撃
地面を指さして、暗黒を炸裂させる。
- ダメージ:
- 【ホールドなし】 15%
- 【ホールド最大】 21%
- 発生: 21F-22F
- 全体: 43F
- 下スマッシュにしては珍しく、前方にしか攻撃判定がない。
- 出は遅いが後隙が短く、出し切ってしまえば反撃を受けにくい。
- ガケつかまりに対しては、姿勢が極端に低いファイターを除けば概ねヒットする。
ただし、当たるファイターであっても難易度に差はある。
-
残念ながら全てのファイターのガケつかまりに対して当たるわけではない。
-
姿勢が極端に低くない限りは概ね当たる。
通常空中攻撃
全身を電撃で纏って攻撃する。
- ダメージ: 1%*8+4%、全9段ヒットで計12%
- 発生: 7F-8F , 11F-12F , 15F-16F , 19F-20F , 23F-24F , 27F-28F , 31F-32F , 35F-36F , 39F-40F
- 全体: 45F
- 着地硬直: 13F
- 最終段以外はヒットした相手をミュウツーの方へ引き込むようにふっばすため、大きく動きながらでも最後までヒットさせやすい。
- 最終段を出した後はすぐに動けるようになるため、ふっとばした相手に向かってすぐに空中ジャンプで追いかければ連係がしやすい。しかし相手が前後どちらに飛ぶのかの事前の見極めが難しく、ふっとんだのを確認してからでは間に合いにくい。ミュウツーの前方でヒットすれば前、後方でヒットすれば後ろへふっとぶのだが、連続ヒット中は相手が激しく動く上、ヒットストップずらしもあるので、最終的にどの位置でヒットするのかがわかりにくい。
- 途中で着地した場合は相手との距離が殆ど離れず、なおかつ数フレームの有利がつくので、そこからつかみワザor強攻撃などでの択攻めができる。
- 判定はあまり強くなく、相手の攻撃と接触すると一方的に負ける事も。飛び道具の相殺すらし損ねることが多い。
前空中攻撃
暗黒の炎を纏った手で目の前をひっかく。
- ダメージ: 13%
- 発生: 6F-8F
- 全体: 37F
- 着地硬直: 14F
- 攻撃範囲は狭いが発生、吹っ飛ばしが非常に優秀。下投げ、下強攻撃などで浮いた相手に繋げやすい。着地隙も短い方で、リスクがあまり無い。
後空中攻撃
尻尾を勢いよく振り上げて背後を攻撃する。
- ダメージ: 13%/11%/9% [根本/中間/先端]
- 発生: 13F-17F
- 全体: 39F
- 着地硬直: 17F
- 先端部分に喰らい判定はない。
- 浮いた相手へのお手玉などに。
- 出がやや遅く、地上にいる相手には当てにくい。
上空中攻撃
宙返りしながら尻尾を振って攻撃する。
- ダメージ: 11%/10%/9% [根本/中間/先端]
- 発生: 10F-14F
- 全体: 39F
- 着地硬直: 13F
- 先端部分に喰らい判定はない。
- 浮いた相手へのお手玉などに。
- ダメージが十分に溜まった相手に対しては撃墜手段としても有効。
下空中攻撃
真下に暗黒をまとった強烈なキックを放つ。
- ダメージ: 15%/14% [足の中心(対空限定)/足の周囲]
- 発生: 15F-18F
- 全体: 45F
- 着地硬直: 18F
- 15%部分はメテオスマッシュ。
- メテオワザの中でも使いやすく、復帰しようとしている相手に勢いよく飛びこんで当てやすい。ミュウツーは復帰力が高いので、急降下しながら繰り出しても空中ジャンプを残していれば復帰可能。
- 地上の相手に当ててもそれなりに吹っ飛ぶのでダメージがたまっていれば十分撃墜できる。ミュウツーの空中制動力が高いため、めくりや置きにも使えたりする。
- ショートジャンプから最速で出せば着地隙を発生させずに攻撃できる。
つかみ
腕を伸ばして超能力で相手を拘束する。
- 発生: つかみ: 7F-8F / ダッシュつかみ: 9F-10F / 振り向きつかみ: 10F-11F
- 全体: つかみ: 35F / ダッシュつかみ: 42F / 振り向きつかみ: 40F
- 出や隙は普通だが、範囲は特別広くはない。
- 掴める打点は高め。ダッシュ攻撃中のマリオや着地時につぶれたカービィなどはつかみ損ねてしまう。
-
(通常)つかみ
-
ダッシュつかみ
-
振り向きつかみ
つかみ攻撃
つかんでいる相手に電撃を送り込んで攻撃する。
- ダメージ: 2%
- 1発3%未満のつかみ攻撃としては連打が遅く、結果的に時間火力が非常に低い。相手のつかみ外しの速さにもよるが、1発入れたらさっさと投げるべきだろう。
前投げ
超能力で相手を前に投げ、すかさず小さい「シャドーボール」を5発連射して追い打ちする。
- ダメージ: 投げ: 3%, 弾: 2%*5 全弾命中で計13%
- 弾はエネルギー系の飛び道具。
- フォックスの投げのように、投げた相手を飛び道具で追撃する。弾数が多く、かつ貫通性があるので混戦時では多数を巻き込みやすい。
- ベクトル変更をされると弾が何発か当たらなくなるので、ダメージは安定しない。
- 相手がフランクリンバッヂを装備していると反射で跳ね返されされてしまう。フォックス、ファルコにも言えることだが、反射持ちの相手がいる場合は使わないのが無難。ミュウツーの場合は、第三者にも反射される可能性がある。
- ヨッシー相手には封印推奨。投げてから追撃するまでに空中ジャンプが間に合い、空中ジャンプ時のスーパーアーマーにより簡単に抜け出せてしまう。
後投げ
超能力で相手を後ろに投げ飛ばす。
- ダメージ: 10%
- 投げの中ではそこそこ強いふっとばし力を持つ。撃墜手段としては優秀な上投げの影に隠れがちだが、崖を背にした状態では十分に撃墜が狙える。
上投げ
超能力で相手を上に投げ飛ばす。
- ダメージ: 12%
- 全キャラ中でもトップクラスのふっとばし力を持ち、相手やほかほか補正に前後されるが120%前後から撃墜可能。後ろ投げと違ってどこからでも撃墜できるのが強み。
- 投げるまでの時間や全体動作が長く、打撃判定も無い。混戦時は狙わないほうが無難。
下投げ
相手を地面に押し付け、そこへ勢いよく尻尾を振り下ろす。
- ダメージ: 計9% (4%+5%)
- 4%部分は周囲の相手にもヒットする打撃投げ。
- 相手を軽く斜め上に浮かせるため連係に……と言いたいが、残念ながら硬直が長いのでコンボすることはできない。ただ、相手の動き次第で攻勢に持っていけるかもしれない。
通常必殺ワザ
闇の力を手元にためこみ、弾にして撃ち出す。ためるほど強くなるが反動も強くなっていく。
仕様
- ダメージ: 2%~25%
- シールド削り値: 最大溜めに+3%
- 最大溜めに要する時間: ?F
- 発生: 攻撃: 23F- / 溜め開始: 6F-
- 全体: 48F
- 入力すると同時に溜め始める溜めワザ。中断と保持が可能。最大になっても中断するか撃ち出すまで溜め動作を続けることができる。
- エネルギー系飛び道具の弾は、溜めるほどサイズが大きくなり威力と弾速が増加する。
解説
- 牽制から撃墜まで幅広く使えるミュウツーの生命線となるワザ。弾速は遅いが、小刻みに波打つような軌道で飛んでいくため、ジャストガードしにくい。
- 似た性質と見た目のルカリオの「はどうだん」と比べると、溜め時間が長く溜め中に攻撃判定が出ない分ダメージ・吹っ飛ばしに優れる。最大溜めのダメージは25%で、これはサムスの最大溜め「チャージショット」と同じである。
- 溜めるほど、空中で発射した時の反動による後退の勢いが増す。最大ための反動は強く、復帰中にステージ側へ向けて放つと復帰が難しくなってしまう。逆にステージと反対側へ放てば復帰の助けにすることが可能。ステージ上ではその移動速度を活かして奇襲に利用する手もある。
- そのふっとばし力の強さとミュウツーの体重の軽さが相まって、反射されると場所によっては自身が無傷であっても撃墜されてしまう危険がある。マリオなど反射持ち相手には使用に注意が必要。
- 相手の反射ワザによる弾速補正にもよるが、大きく距離をとっていれば、反射されたところを#横必殺ワザの「ねんりき」で反射しかえすことができる。なお、それを更に反射されると「シャドーボール」のダメージが高まりすぎて「ねんりき」の反射可能限度を超えてしまう。「ねんりき」で反射し返したあとは、更にそれを反射されるのを警戒して緊急回避をしておくと無難。
- 空中ジャンプの頂点付近(ミュウツ―が1回転し終わったくらい)で使用すると、ミュウツーが不自然にフワッと上昇する。
-
ルカリオの「はどうだん」に似ているが、溜め中にダメージ判定は発生しない。
-
最大になるとミュウツーの両手が暗黒のオーラをまとう。
横必殺ワザ
前方の相手を超能力でひっくりかえす。相手の飛び道具を反射することもできる。
仕様
- ダメージ: 9.05% (1.15%*7+1%)
- 反射倍率: 1.4倍
- 発生: 攻撃: 12F-15F / 反射: 12F-35F
- 全体: 44F
- 前方に発生した超能力に相手が触れると小さく真上に倒れふっとびさせる、シールド無効のつかみワザ。
同時に飛び道具を反射するワザでもある。
つかみワザと反射は同時に発生し、両方とも同時に対応できる。 - 空中で使用すると1度だけミュウツーが少し上昇する。
- 空中でヒットした場合は動作が終わるまでミュウツーの位置は固定される。
解説
- ヒットした相手は地形などの影響を受けなければミュウツーよりも5F早く動けるようになる。なお、発生5F以内でミュウツーにまで届く攻撃は無いので、確定反撃の心配はない。
- すりぬけ床の下でヒットさせると、相手が台上に着地する。このとき相手が受け身しなければ、ダウンした隙に#上スマッシュ攻撃で確実に追撃できる。台に着地するタイミングがわかりづらく、受け身を取るのは難しい。
- 飛び道具判定のワザに当てることで反射できる。
- しかし反射ダメージの限度が低く、出も遅いため反射合戦は苦手。「シャドーボール」を反射されたのを反射しかえす、というのは厳しい場面もある。
上必殺ワザ
この節の加筆が望まれています。 |
一瞬でワープする移動ワザ。方向入力により出現位置を調節できる。
仕様
解説
- 使用後の隙は少なくないので、相手の着地狩りを避けるのに使うには相手の進行方向の逆方向にワープしたい。
- 地上に出現するとピタッと止まるが、空中だと少し慣性を引き継ぐ。
下必殺ワザ
強烈な眼力で向きあった相手を気絶させる。後ろを向いている相手には効果がない。
仕様
- ダメージ: 1%
- 発生: 16F-22F
- 全体: 47F
- 物理系飛び道具の光線を受けた相手は、少しの間ふらふらになる。既にふらふらの相手は当ててもノーリアクションになる。
空中で受けた相手は微弱な吹っ飛びになる。サドンデスでも撃墜不可。- 光線は相手が背を向けていると当たらない。
- シールドブレイクと異なり、相手の蓄積ダメージが多いほどふらふらの時間が長くなる。
解説
- 高%の相手に上手く当てればほぼ確実にスマッシュ攻撃などで撃墜が狙える。
- ミュウツーの地上で出せるワザの中では最も横方向へのリーチが長い。
- 飛び道具なので、反射されるとミュウツー側がふらふらになってこちらの方が隙を晒してしまうので相手によっては注意。
-
かなしばりの射程距離。
-
後ろを向いている相手には無力。
-
ワザを使うときは少し屈むが、それでも打点高め。
-
ちなみに、発動中は目が紫色から緑色になる。
最後の切りふだ
メガミュウツーYにメガシンカして強力な精神攻撃を仕掛ける。放つ弾は相手を封じ地形を無視して飛んでいく。
仕様
- ダメージ: 30%
解説
- "終点"中央のマリオを52%程から撃墜できる。
- 初撃で吹っ飛ばす広域型の切りふだであるゼルダやシーク、ブラックピットのものと比べると弾速は遅く威力も低いが、当たり判定が大きく横にも長いため甘い緊急回避なら容易く狩れるという利点がある。
- ただし、吹っ飛ばすまで少しだけ時間がかかるために時間切れ寸前だと間に合わないこともあるので注意。
あおむけおきあがり攻撃
尻尾を回転しながら前→後ろに振り、起き上がる。
- ダメージ: 7%
- 発生: 19F/24F [前/後]
- 全体: 45F
- 無敵: 1F-25F
うつぶせおきあがり攻撃
尻尾を回転しながら前→後ろに振り、起き上がる。
- ダメージ: 7%
- 発生: 19F/24F [前/後]
- 全体: 45F
- 無敵: 1F-25F
転倒おきあがり攻撃
暗黒をまとった手で後ろ→前に振りながら起き上がる。
- ダメージ: 5%
- 発生: 19F/31F [後/前]
- 全体: 49F
- 無敵: 1F-7F
ガケのぼり攻撃
ガケから登り、尻尾で振り払う。
- ダメージ: 7%
- 発生: 21F
- 全体: 55F
- 無敵: 1F-18F
アピール
- 上アピール
- 体を回転しながら静かに笑う。
前々作からあるアピール。
- 体を回転しながら静かに笑う。
- 横アピール
- 体の周囲に暗黒のオーラを放つ。
- 下アピール
- 目を一瞬光らせ手を突き出し、そこから暗黒の光を出す。
上アピール | 横アピール | 下アピール |
---|---|---|
待機モーション
- 前に出した片手を握りしめる。
- 両腕を交差し、立ち姿勢に戻す。
登場演出
暗黒の中から登場し、ゆっくりと地に足をつける。
勝利演出
海外版では台詞を言わずに掛け声を出す。
- 勝利ファンファーレ:『ポケットモンスター 赤・緑』メインテーマの1フレーズ
- ポーズ:十字ボタン←
- 手を突き出し、そこから暗黒の光を出す。日本版では「私は負けるわけにはいかない」、海外版では唸り声をあげる。
- ポーズ:十字ボタン↑
- 手を組み、後ろに振り向く。日本版では「私は何故ここにいるのか…」、海外版では「ふぅん…」と何かを考える声を出す。
- ポーズ:十字ボタン→
- 体を一回転し、暗黒のオーラを放つ。日本版では「愚かな!」、海外版では高笑いする。
- ポーズ:十字ボタン←
勝利演出・左 | 勝利演出・上 | 勝利演出・右 |
---|---|---|
リザルト画面の拍手
拍手はせず、腕組みをして目を閉じている。 |
カラーバリエーション
紫 | ||
---|---|---|
オレンジ | 『ポケモンスタジアム』シリーズにおけるカラーバリエーションにオレンジ色のものがある。 | |
青 | 『ポケモンスタジアム』シリーズにおけるカラーバリエーションに青いものがある。 | |
茶 | ||
赤/ピンク | 色違いのルギアに通じるものがある。 | |
黄色 | 『金・銀・クリスタルバージョン』での色違いミュウツーに似た配色。 | |
水色 | 『ルビー・サファイア』以降の色違いのミュウツーに近い配色。 | |
黒/薄紫 | 関連性は薄いが、『ポケモンXD 闇の旋風ダーク・ルギア』に登場するダークルギアに配色が似ている。ちなみに『ポッ拳 POKKÉN TOURNAMENT』には、体の色が漆黒のダークミュウツーが登場している。 |
コンボ
この節の加筆が望まれています。 |
アクションの略称については用語集 (対戦関連)#操作にまつわる略称を参照
- 弱1段目→ 下強 or 上強 or 掴み or 横B or 下B
- 下強→各種攻撃
- 下強でほどよく浮くので任意の攻撃で追撃をする。
- 空N→空J→空後
- 空Nを前進しながら出すと比較的安定する。
- 空N→着地→各種攻撃
- 空N攻撃を着地でキャンセルしての連係。弱や下強、掴み、上強、踏み台ジャンプに繋げられる。
- 下強(根本)→地上J→空中J+空上→空前or空上
- 中%以降で下強の根本を当てた時用。地上J→空中J+空上は最速入力で。
- 空後×n回
- 運びコン。相手のふっ飛び具合などに応じて空中ジャンプや急降下を使い分ける必要がある。
- 足場下から空中で横B→空J→空前
- すり抜け床のあるステージで特に有効。崖掴まり時に崖上の相手に対しても狙える。
- 踏み台ジャンプ→空中J直後に下B
公式スクリーンショット
備考
脚注
外部リンク
- 大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U:ミュウツー
- Mewtwo (SSB4) - SmashWiki, the Super Smash Bros. wiki
- SMASH BOARDS 判定可視化
ファイター (3DS/Wii U) | |||||||
歴戦の勇者 |
| ||||||
新たなる挑戦者 | むらびと - ロックマン - Wii Fit トレーナー - ロゼッタ&チコ - リトル・マック - ゲッコウガ - Miiファイター ( 格闘・剣術・射撃 ) - パルテナ - パックマン - ルキナ - ルフレ - シュルク - ブラックピット - クッパJr. - ダックハント | ||||||
さらなる挑戦者 (DLC) |
ミュウツー - リュカ - ロイ - リュウ - クラウド - カムイ - ベヨネッタ |
ポケットモンスターシリーズ | |
ファイター | ピカチュウ:64/DX/X/for/SP - プリン:64/DX/X/for/SP - ミュウツー:DX/for/SP - ピチュー:DX/SP - ポケモントレーナー:X/SP (ゼニガメ:X/SP - フシギソウ:X/SP - リザードン:X/for/SP) - ルカリオ:X/for/SP - ゲッコウガ:for/SP - ガオガエン:SP |
ステージ | ヤマブキシティ - ポケモンスタジアム - ポケモン亜空間 - ポケモンスタジアム2 - テンガンざん やりのはしら - イッシュポケモンリーグ - プリズムタワー - カロスポケモンリーグ |
ステージギミック | フシギバナ - ヒトカゲ - マルマイン - ラッキー - ポリゴン - ディアルガ - パルキア - クレセリア - レシラム - ゼクロム - ホウオウ - レジスチル - レックウザ - マナフィ |
アイテム | モンスターボール - マスターボール |
ボスキャラ | レックウザ:X |
敵キャラ | ゴース - ドガース - チュリネ - シャンデラ - フリージオ |
その他の出演 | ロケット団 |
音楽 | ポケットモンスターシリーズの音楽の一覧 |
スピリット | ポケットモンスターシリーズのスピリットの一覧/対戦データ |