「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL」の版間の差分
細編集の要約なし |
(→ファイター) タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集 |
||
60行目: | 60行目: | ||
|-style="vertical-align:bottom" | |-style="vertical-align:bottom" | ||
|colspan=2|[[ファイル:公式絵 SP ゼルダ.png|100x100px|link=ゼルダ (SP)]]<br />'''17'''<br />[[ファイル:シンボル ゼルダの伝説.png|20px|link=ゼルダの伝説シリーズ]]<br />{{SP|ゼルダ}} | |colspan=2|[[ファイル:公式絵 SP ゼルダ.png|100x100px|link=ゼルダ (SP)]]<br />'''17'''<br />[[ファイル:シンボル ゼルダの伝説.png|20px|link=ゼルダの伝説シリーズ]]<br />{{SP|ゼルダ}} | ||
|colspan=2|[[ファイル:公式絵 SP ドクターマリオ.png|100x100px|link= ドクターマリオ(SP)]]<br />'''18'''<br />[[ファイル:シンボル マリオ.png|20px|link=マリオシリーズ]]<br />{{SP|ドクターマリオ}} | |colspan=2|[[ファイル:公式絵 SP ドクターマリオ.png|100x100px|link= ドクターマリオ (SP)]]<br />'''18'''<br />[[ファイル:シンボル マリオ.png|20px|link=マリオシリーズ]]<br />{{SP|ドクターマリオ}} | ||
|colspan=2|[[ファイル:公式絵 SP ピチュー.png|100x100px|link=ピチュー (SP)]]<br />'''19'''<br />[[ファイル:シンボル ポケットモンスター.png|20px|link=ポケットモンスターシリーズ]]<br />{{SP|ピチュー}} | |colspan=2|[[ファイル:公式絵 SP ピチュー.png|100x100px|link=ピチュー (SP)]]<br />'''19'''<br />[[ファイル:シンボル ポケットモンスター.png|20px|link=ポケットモンスターシリーズ]]<br />{{SP|ピチュー}} | ||
|colspan=2|[[ファイル:公式絵 SP ファルコ.png|100x100px|link=ファルコ (SP)]]<br />'''20'''<br />[[ファイル:シンボル スターフォックス.png|20px|link=スターフォックスシリーズ]]<br />{{SP|ファルコ}} | |colspan=2|[[ファイル:公式絵 SP ファルコ.png|100x100px|link=ファルコ (SP)]]<br />'''20'''<br />[[ファイル:シンボル スターフォックス.png|20px|link=スターフォックスシリーズ]]<br />{{SP|ファルコ}} |
2019年10月6日 (日) 17:55時点における版
『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』(英題: Super Smash Bros. Ultimate)は、2018年12月7日にNintendo Switchで発売された、大乱闘スマッシュブラザーズシリーズの6作目[1]。公式の略称は『スマブラSP』。海外での略称は『SSBU』。発売は任天堂。開発はソラ、バンダイナムコスタジオ。他にも数多くの企業が部分的に開発を担当したり人材を派遣するなどして開発に関与している[2]。
本作では、ファイター・ステージ・アイテム・サウンドが「スマブラ史上最大規模」を謳っており、ファイターはこれまでの『スマブラ』に登場した65体が「全員参戦」し、名立たるシリーズが一堂に会する、ゲーム業界では最大のコラボ作品だとされ[3]、まさにSPECIALの名にふさわしい物量となっている。
ファイター
これまで登場した65体のファイターが全て参戦することに加えて、新規ファイター11体が登場し、計76体のファイターが参戦した。さらに、追加ファイターが順次配信されている。
本作では公式によりファイターにスマブラへの参戦順から成る番号が割り振られている。参戦した作品が同じファイター間の番号の優先順位は明らかではないが、次のものと一致している。
- 1番から12番までに割り当てられている、『スマブラ64』から参戦したファイターは、基本ファイターはキャラクターセレクト画面の並び順(=作品登場順)で、隠しファイターはルイージを始めとし、残りは解放条件の優先度順と一致している。
- 13番から26番までに割り当てられている、『スマブラDX』から参戦した基本ファイターは、E3 2001で紹介されたムービー(これは諸事情により製品版のオープニングムービーとは異なる)での登場順、隠しファイターは『スマブラDX』で出現させるための対戦回数が少ない順と一致している。
- 27番から44番までに割り当てられている、『スマブラX』から参戦したファイターは、「E3 2006ムービー」での登場順及びスマブラ拳!!での紹介順と一致している。
- 45番から63番までに割り当てられている、『スマブラfor』から参戦したファイターは、本作で「ダッシュファイター」として扱われたものを除き参戦ムービーが公開された順番と一致している。
ファイターの内、他のファイターを基に作られたものは「ダッシュファイター」とし、番号は元となったファイターの番号に「'」を付記したものとなっている。これらは上記の参戦順ではなく、元となったファイターの次に位置している。
本作で初参戦したサードパーティーからのゲスト出演は、シモンとリヒター、ケン、ジョーカー、勇者、バンジョー&カズーイ、テリーの7体。
- 1番から8番は最初から使えるファイターで、それ以外はゲームを進めることで使用できるアンロックキャラクターとなっている(Miiファイターは最初から作成・使用が可能。ただし、「アドベンチャー」ではアンロックキャラクター)。
- ダッシュファイターは以下の一覧では、参戦が発表された順番で記載する。
歴代参戦ファイター(65体) | |||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
01 マリオ |
02 ドンキーコング |
03 リンク |
04 サムス |
05 ヨッシー |
06 カービィ |
07 フォックス |
08 ピカチュウ | ||||||||
09 ルイージ |
10 ネス |
11 キャプテン・ファルコン |
12 プリン |
13 ピーチ |
14 クッパ |
15 アイスクライマー |
16 シーク | ||||||||
17 ゼルダ |
18 ドクターマリオ |
19 ピチュー |
20 ファルコ |
21 マルス |
22 こどもリンク |
23 ガノンドロフ |
24 ミュウツー | ||||||||
25 ロイ |
26 Mr.ゲーム&ウォッチ |
27 メタナイト |
28 ピット |
29 ゼロスーツサムス |
30 ワリオ |
31 スネーク |
32 アイク | ||||||||
33-35 ポケモントレーナー (ゼニガメ - フシギソウ - リザードン) |
36 ディディーコング |
37 リュカ |
38 ソニック |
39 デデデ | |||||||||||
40 ピクミン&オリマー |
41 ルカリオ |
42 ロボット |
43 トゥーンリンク |
44 ウルフ |
45 むらびと |
46 ロックマン |
47 Wii Fit トレーナー | ||||||||
48 ロゼッタ&チコ |
49 リトル・マック |
50 ゲッコウガ |
51-53 Miiファイター (格闘タイプ - 剣術タイプ - 射撃タイプ) |
54 パルテナ |
55 パックマン | ||||||||||
21' ルキナ |
56 ルフレ |
57 シュルク |
28' ブラックピット |
58 クッパJr. |
59 ダックハント |
||||||||||
60 リュウ |
61 クラウド |
62 カムイ |
63 ベヨネッタ |
||||||||||||
新規参戦ファイター(11体) | |||||||||||||||
64 インクリング |
13' デイジー |
65 リドリー |
66 シモン |
66' リヒター |
25' クロム |
||||||||||
04' ダークサムス |
67 キングクルール |
68 しずえ |
60' ケン |
69 ガオガエン |
|||||||||||
追加ファイター(5体) | |||||||||||||||
70 パックンフラワー |
71 ジョーカー |
72 勇者 |
73 バンジョー&カズーイ |
74 テリー |
スマブラforからの変更点
詳細は「スマブラforからの変更点」を参照
公式サイト
詳細は「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIALの公式サイト」を参照
開発経緯
本作は、『スマブラfor』の追加コンテンツの制作が終盤を迎えていた2015年12月に最初の企画書が完成[4]し、2016年2月頃に開発が本格的に開始された[5]。桜井政博は当初、ゲームシステムを別のものにするか、前作までの延長線上にするかを検討したが、ファイターの全員参戦を実現させるため、後者の案を選ぶことにした[6]。全員参戦の実現には、『スマブラDX』を除き、制作体制を一から構築する必要があった過去作とは違い、前作と同じバンダイナムコスタジオが開発を請け負ったことも背景にある[7]。
様々なコンテンツの応援、宣伝になる側面を持ち、コラボ企画として他コンテンツに与える影響が大きい『スマブラ』は、次回作が出る可能性は常にあり得る。しかし、非常に多くの工程を要し、さらにキャラクターの版元から了承を得る必要もあるファイターの制作は困難であり、全てのファイターが参戦するのは本作が最後になるであろう[8]とされている。その点は将来新たな『スマブラ』が制作される場合に懸念されることを認識[9]しながらも、全員参戦を実現できる最大の機会は今でしかない[10]と、今回の企画に至った。
年表
- 2019/9/12
-
- 『日本ゲーム大賞2019』に本作が大賞およびグローバル賞 日本作品部門、ベストセールス賞、優秀賞を受賞される。また、経済産業大臣賞に本作のプロジェクトチームが受賞される。
- 2019/9/5
-
- 『Nintendo Direct 2019.9.5』及び紹介動画『【スマブラSP】バンジョー&カズーイのつかいかた』にて、バンジョー&カズーイの配信を即日開始、追加コンテンツとして「テリー」の参戦、5体目以降の追加ファイターの制作が発表される。
- 新たにゲームバランスを調整した更新データの「Ver.5.0.0」が配布される。
- 「バンジョー&カズーイ+クルクルやまステージ」などを含む追加コンテンツの配信が開始される。
- 2019/7/30
-
- この日の22時に公開された紹介動画『【スマブラSP】勇者のつかいかた』にて、勇者や新たなMiiファイターコスチュームなどを含む更新データの「Ver.4.0.0」を翌日に配信開始することが発表される。
- 2019/6/12
-
- 『Nintendo Direct | E3 2019』にて、追加コンテンツとして「勇者」「バンジョー&カズーイ」の参戦が発表される。
- 2019/5/31
- 2019/4/17
-
- YouTubeの任天堂公式チャンネルの動画で、追加コンテンツ「ジョーカー+メメントスステージ」とMiiファイターコスチューム、新機能を含む「Ver.3.0」アップデートの紹介動画が公開される。
- 2019/4/5
-
- 『ファミ通アワード2018』のゲーム・オブ・ザ・イヤーに本作が受賞される。
- 2019/2/14
-
- 『Nintendo Direct 2019.2.14』にて、春に新機能を含む「Ver.3.0」アップデートと、ジョーカーの配信を4月末までに行うことが告知される。
- 2019/2/1
-
- 「パックンフラワー」の有料販売が開始される。
- 2018/12/7
- 2018/11/1
- 2018/9/14
-
- 『Nintendo Direct 2018.9.14』にて新規ファイター「しずえ」の参戦が発表される。
- 2018/8/8
- 2018/7/13
-
- 日本において本作の予約受付が始まる。
- 2018/6/13
- 2018/3/9
ギャラリー
-
『大乱闘スマッシュブラザーズ(仮称)』時のロゴ。
-
キービジュアル。
-
ファイター全員参戦のパノラマイラスト。任天堂の中野祐輔が手掛けた。
備考
- 岩田聡が制作に直接関わらなかった、初の『スマブラ』(本作の開発前の2015年7月に逝去したため)。
- 本作が発表される前の2017年11月12日、任天堂は『大乱闘スマッシュブラザーズ』を含むいくつかのロゴの商標を提出した[11]。2018年4月18日には、『スマブラ』のシンボルのほか、『スターフォックス』や『F-ZERO』などシリーズに所縁のあるタイトルを含む商標が提出された[12]。
脚注
- ↑ 『スマブラfor』は3DSが4作目、Wii Uが5作目
- ↑ スタッフロールの"Development Cooperation"が開発に関与した企業。
- ↑ Nintendo Direct: E3 2018 - YouTube
- ↑ 桜井政博のゲームについて思うこと VOL.557
- ↑ 週刊ファミ通 2018年12月27日増刊号 「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL 桜井政博氏インタビュー」
―――開発が本格的にスタートしたのはいつごろなのでしょうか?
““本格的に”というなら、『スマブラfor』の追加コンテンツが終わってからと見るべきでしょうね。最後にカムイやベヨネッタが配信されたのが2016年2月なので、そのあたりからだと思います。” - ↑ 桜井政博のゲームについて思うこと VOL.557
“まず最初に、ゲームシステムをガラリと別の物にするか、いままでの延長線上にするかを考えましたが、結果的には後者を選んでいます。でないと、ファイター数は3分の1程度になっていたでしょうね。” - ↑ 桜井政博のゲームについて思うこと VOL.558
“ハル研究所で作っていた初代『スマブラ』→『スマブラDX』以外の過去シリーズは、会社やチームの構築などをイチから始めていました。つまりその準備時間もかかってしまうという。でも今回は引き継ぎなので、アドバンテージがありました。これも、“全員登場”に踏み込めた理由のひとつです。” - ↑ 桜井政博のゲームについて思うこと VOL.558
“「いままでのファイターが全員出る」というのはさすがに最後だと思います。未来はどんな可能性もあるから言い切れませんが、こればかりはないのではないかと。ゲーム制作のコストは上がる一方です。多くの期間、人材、コストがかかります。単なる移植に見えても、その裏ではとんでもない工数がつぎ込まれています。さらに『スマブラ』の場合、ただ作ればよいだけではなく、各版元の監修を受け、了承を得る必要があります。本作のコンセプトと版元の要求が異なる場合、どんなに時間やコストがかかろうともうまくまとめる必要があります。事実、全ファイターの許諾はギリギリで、実現が危ういところもありました。” - ↑ 桜井政博のゲームについて思うこと VOL.559
““全員参戦”はその時点で大きな反響を持って迎え入れられるのだけど、今後のシリーズの可能性をつぶすパンドラの箱なのかもしれません。” - ↑ 桜井政博のゲームについて思うこと VOL.558
“理想と現実の差は大きいですが、現実で物を作る我々が、夢のようなことをするには条件や勝機が必要です。(中略)思い切り手を伸ばせば、夢の“全員参戦”が叶えられるかもしれない。これを実現可能性があるとしたら“いま”だけだ!! ……と考え、今回の企画に至っています。” - ↑ Japanese Nintendo ー Nintendo Switch, 3DS, Wii U and Mobile.
- ↑ 商標速報botさんのツイート
大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ | |
64ニンテンドウオールスター! 大乱闘スマッシュブラザーズ - DX大乱闘スマッシュブラザーズDX - X大乱闘スマッシュブラザーズX - 3U大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U - SP大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL |