解放条件ファイター性能
クッパに次ぐ全ファイター中第2位の体重と、その重さに見合った体格を持つその姿は、スーパーヘビー級と呼ぶに相応しい。巨体を活かした攻撃はもちろんのこと、2種の飛び道具とカウンターワザ、飛行距離の高い上必殺ワザと、重量級らしからぬ様々な場面で使える必殺ワザを詰め込んでいる。
攻撃面では「おなかのスーパーアーマー」を使った攻防一体のワザを多く持ち、発生の遅さを気にせず強引に攻撃が通せる。投げワザも、16%もの大ダメージを与えられる上投げ、相手を埋めて追撃で撃墜ができる下投げなど、どれもとっても強力である。
弱点はワザの鈍重さと喰らい判定の大きさ。発生は重量級全体で見ても平均的だが、後隙は非常に大きく、特に空中攻撃は使う位置によっては自滅しかねないほど甚大。他にもコンボ耐性の低さなどが問題となる。
大きな体は乱闘でも狙われやすく、1on1・乱闘問わずその粘り強さを生かせるような慎重な動きが求められるだろう。特にクルールはアーマーと甚大な後隙の関係で「相手の動きを読んで合わせる」ことが非常に重要になる。
長所と短所
- 長所
- ワザの威力がかなり高い。通常ワザの一部には「おなかのスーパーアーマー」(腹部アーマー)が付いており、攻撃の打ち合いにとても強い。
- 攻撃力と牽制に優れた飛び道具を二つ持つ(通常必殺ワザ「パイレーツキャノン」と横必殺ワザ「クラウンスロー」)。弾速は遅いが、クルールにとって身を守る盾として機能し、飛び越えようとする相手への迎撃などへと展開できる。
- 「パイレーツキャノン」は弾発射後は相手を吸い込むつかみワザに変化する。崖際で置けば弾と併せて復帰阻止にもなる。至近でヒットすれば弾の再発射も可能。
- メテオワザを2つ持っている(後空中攻撃と下空中攻撃)。
- 体重が非常に重い。さらに上必殺ワザ「フライングバックパック」による上昇距離も高いため、生き残りやすく、復帰阻止もしやすい。
- 反射倍率が高いカウンターワザ(下必殺ワザ「ボディカウンター」)を持っている。飛び道具も反射可能。
- つかみのリーチが非常に長い。ダッシュつかみはワイヤーつかみにも匹敵するほど。
- また投げワザは、4つ全てが高火力であり撃墜能力も高い。下投げは、相手の蓄積ダメージが高いほど通常攻撃で撃墜を望める。
- 短所
- 全体的に隙、特に後隙が大きく、立ち回りで振っていけるワザが非常に少ない。空中攻撃は復帰ミスになり得るほど甚大。
- 飛び道具ワザも他と比べて隙が大きく、弾速も遅い。移動性能の高いファイターには使える場面が限られる。
- 前方への攻撃範囲は大きいが、後方をカバーできるワザが少ない。正面では腹部アーマーで押し通せるが、背後に回られると相手の反撃を許してしまう。上下攻撃では腹部アーマーが機能しにくい。
- 腹部アーマーには耐久値がある。限界を超えて破壊されるとアーマーブレイク(シールドブレイク)が起きて隙だらけになってしまう。
- その為、腹部アーマーが付与されたワザは無計画に乱用していると、「いざ本当に必要な場面が来た時には、既にブレイク寸前で選択不可」などといった事態に陥りやすい。耐久値の管理能力と相手ファイターに関する知識、そして相手のどの行動に対して重ねるように繰り出すかを、迅速かつ的確に判断する対応力が求められる。
- 各種必殺ワザは、側面的には間違いなく優秀ではあるが、全体的には欠点も目立つ傾向にある。
- トップクラスの巨体故に喰らい判定も広大な為、攻撃を受けやすい。コンボ耐性もとりわけ低く、高火力なコンボの的になりやすい。
運動技能
重量と落下速度に優れるが、その他性能は速度も加速も下位クラス。
また、この移動速度と巨体では落下速度の早さもデメリットが目立つため、運動性能はかなり低いファイターといえる。
なお、立ち姿勢は直立だが、走行時にはドンキーコングなどと同じく四肢を使って走る動物らしいポーズになる。そのため、喰らい判定が横に伸びる。
各種運動性能の詳細についてはカテゴリ:パラメータの各ページを参照のこと。
他にもアクションから各種ページにてより詳しくご覧いただけます。
更新履歴
Ver.2.0.0で調整されたファイターの中でも特に、クルールは弱体化の影響を受けた。下投げは埋めた相手に追撃が入る%帯が高くなり、高空撃墜で使われていた上必殺ワザは判定と持続時間が短くなり、ヒットが難しくなった。Ver.3.0.0では攻撃判定が改善され、最長クラスの後隙の上空中攻撃と下必殺ワザの隙が減少し、場外で使用するリスクが小さくなった。Ver.6.0.0ではかなりの強化を受け、ニュートラル空中攻撃の着地隙が大幅に減少、「パイレーツキャノン」の発生が高速化し、ふっとばし力も増加するなどの強化を受けた。
- Ver.1.1.0
変更点確認されず。
- Ver.1.2.0
変更点確認されず。
- Ver.2.0.0
- 弱体化通常必殺ワザ
- 吸い込みの最大フレームが 300F から 120F に減少した。
- 弱体化上必殺ワザ
- X判定位置が -3.0 ~ 3.0 から -2.0 ~ 2.0 に変更され、攻撃判定が左右内側に縮小した。
- 弱体化下投げ
- 埋め時間の式が 90 + 0.51 * ヒット前の敵蓄積ダメージ から 60 + 0.75 * ヒット前の敵蓄積ダメージ に変更された。
- 蓄積ダメージが125.0%よりも低い場合は以前より埋め時間が減少し、それよりも高い場合は埋め時間が増加した。
- Ver.3.0.0
- 強化横強攻撃
- 先端の本当て部分の攻撃判定の範囲が拡大した(詳細未判明)。
- 強化前空中攻撃
- 攻撃判定の優先度が変更され、先端の本当て部分がヒットしやすくなった。
- 強化上空中攻撃
- 全体フレームが 81F から 71F に減少した。
- その他上投げ
- 弱体化横必殺ワザ
- 強化下必殺ワザ
- 【当身】全体フレームが 67F から 62F に減少した。
- 【カウンター・反射】全体フレームが 47F/53F から 42F/48F に減少した。 [通常/反転]
- Ver.3.1.0
- Ver.4.0.0
変更点確認されず。
- Ver.5.0.0
変更点確認されず。
- Ver.6.0.0
- 強化通常空中攻撃
- 強化前空中攻撃
- 出始めの持続フレームが 3F から 4F に増加し、持続当ての持続フレームが 4F から 3F に減少した。
- 【始】
- ダメージが 14.0% (16.8%)/12.0% (14.4%) から 15.5% (18.6%)/13.5% (16.2%) に増加した。 [本当て/カス当て]
- 【本当て】判定サイズが 5.5 から 6.5 に拡大した。
- 【本当て】Y判定位置が 7.5 > 10.5 から 8.5 > 11.5 に変更された。 [始1 > 始2]
- 強化上空中攻撃
- 出始めの持続フレームが 2F から 7F に増加し、持続当ての持続フレームが 8F から 6F に減少した。
- これにより、攻撃判定が出現しているフレームが 7-8F > 9-16F から 7-13F > 14-19F に変更された。 [始 > 持続]
- 【本当て】KBGが 56 から 60 に増加し、BKBが 85 から 84 に減少した。
- 強化通常必殺ワザ
- 【鉄球】
- 発生フレームが 30F から 25F に高速化した。
- これに伴い、全体フレームが 69F から 64F に減少した。
- 持続フレームが 111F から 121F に増加した。
- 【吸い込み】
- 鉄球の吸い込み判定が前方に拡大するように変更された。
- 【再発射】
- 【前】発生フレームが 35F から 26F に高速化した。
- これに伴い、全体フレームが 55F から 46F に減少した。
- 【上】発生フレームが 34F から 28F に高速化した。
- これに伴い、全体フレームが 61F から 53F に減少した。
- 【後】発生フレームが 40F から 32F に高速化した。
- これに伴い、全体フレームが 67F から 59F に減少した。
- 【鉄球】KBGが 70 から 92 に増加し、BKBが 30 から 18 に減少した。
- 強化下必殺ワザ
- 【当身】
- カウンター判定の判定サイズが 6.0 から 7.8 に増加した。
- カウンター判定のX判定位置が 6.0 から 4.4 に変更され、Y判定位置が 8.6 から 7.4 に変更された。
- 【カウンター・反射後】
- 【通常】全体フレームが 42F/48F から 39F/45F に減少した。 [通常, 反転]
- 【本当て】判定サイズが 10.0 から 12.0 に拡大した。
- 【本当て】X判定位置が 9.0 から 10.5 に変更され、Y判定位置が 11.0 から 12.5 に変更された。
- Ver.7.0.0
- 強化基本挙動
- シールドサイズが従来の 約1.011倍 に拡大した。
- シールドの中心と、シールド中の姿勢の中心位置が合うように変更された。
- Ver.8.0.0
- 強化基本挙動
- おなかアーマーの耐久値が 28.02% から 36.02% に増加した。
- 強化ダッシュ攻撃
- 出始めの持続フレームが 5F から 8F に増加し、持続当ての持続フレームが 14F から 11F に減少した。
- KBGが 57 > 48 から 61 > 55 に増加した。 [始 > 持続]
- 強化上スマッシュ攻撃
- 【本当て】ダメージが 15.0% (18.0%) から 17.0% (20.4%) に増加した。
- 【本当て】KBGが 95 から 90 に減少し、BKBが 32 から 31 に減少した。
- ダメージの変更に伴い、撃墜力が大幅に上昇しないようにリアクション値が調整された。
- 非公開強化つかみ攻撃
- 強化後投げ
- 強化横必殺ワザ
- ヘビーアーマーの耐久値が 6.0% (7.2%) から 12.0% (14.4%) に増加した。
- Ver.9.0.0
変更点確認されず。
- Ver.10.1.0
変更点確認されず。
- Ver.11.0.0
変更点確認されず。
- Ver.12.0.0
変更点確認されず。
- Ver.13.0.0
- 強化上強攻撃
- 【本当て】ダメージが 11.5% (13.8%) から 12.5% (15.0%) に増加した。
- 【持続当て】ダメージが 6.8%/8.2% (8.16%/9.84%) から 7.4%/8.9% (8.88%/10.68%) に増加した。
- 強化横スマッシュ攻撃
- 判定が出現しているフレームが 19-20F から 19-21F に変更された。
- 【本当て, 19F目のみ】判定サイズが 5.2 から 5.8 に拡大した。
- 強化前空中攻撃
- 全体フレームが 57F から 54F に減少した。
- 強化上投げ
- Ver.13.0.1
変更点確認されず。
ワザ
- 上アピール
- 連続で噛み付く動き。
- 横アピール
- 得意げにおなかを叩く。
- 動作中に腹部アーマーが発生する: 9F-20F
- 下アピール
- 四股踏みする。
- 太った腹を叩いて見せつけ、舌をベロリと舐め回す。
- 表情をこわばらせ、周囲に噛み付く素振りを見せ、威嚇する。
腕を組んだ直立姿勢で真上から落ちてきて登場。着地時に高笑いする。
- 勝利ファンファーレ:『スーパードンキーコング』「THE PIRATE SHIP」のイントロ
- ポーズ:十字ボタン←
- 目をギョロギョロ動かし、吠える。
- ポーズ:十字ボタン↑
- マントをひるがえし、公式アートワークの指差しポーズ。
- ポーズ:十字ボタン→
- 腹から着地し、得意げに舌を出し腹を叩く。
軽く口を開閉しながら、腕を正面で大きく動かし拍手。
戦術指南
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テクニックコンボキングクルール対策
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オススメスキル
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1人用ゲームモード攻略
勝ちあがり乱闘
元ネタ・備考
- タイトル通り重量級、かつ敵役として登場したことのあるのファイターが登場する。
- ROUND3のステージは、初代『星のカービィ』のデデデ、『ドンキーコング64』のキングクルールがそれぞれリング上で最後の戦いを挑んできたという共通点から。
組み手
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スピリッツバトル出現データ一覧
メインファイターとして
No. |
名前 |
ランク
|
---|
0,047
|
マムー
|
HOPE
|
0,159
|
クリッター
|
NOVICE
|
0,161
|
クラップトラップ
|
HOPE
|
0,162
|
キャプテンクルール
|
LEGEND
|
0,166
|
ロード・フレドリック
|
NOVICE
|
0,229
|
封印されしもの
|
HOPE
|
0,244
|
ボコブリン
|
NOVICE
|
0,281
|
クイーンメトロイド
|
LEGEND
|
0,283
|
クレイド
|
-
|
0,461
|
カビゴン
|
HOPE
|
0,474
|
ソーナンス
|
HOPE
|
0,483
|
バンギラス
|
HOPE
|
0,622
|
ドーガ
|
NOVICE
|
0,716
|
魔神タナトス
|
HOPE
|
0,748
|
シェイキング
|
NOVICE
|
0,812
|
ダイオウデメマダラ
|
ACE
|
0,938
|
ベア・ハッガー
|
HOPE
|
0,943
|
キング・ヒッポー
|
ACE
|
1,267
|
キングナイト
|
NOVICE
|
1,329
|
ケトス
|
ACE
|
お供として
公式スクリーンショット脚注外部リンク